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技術 レトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物、それを用いたピルファープルーフキャップ及びその製造方法

出願人 大和製罐株式会社
発明者 増山忠弘浦本留治
出願日 2001年8月10日 (18年11ヶ月経過) 出願番号 2001-245063
公開日 2003年2月26日 (17年5ヶ月経過) 公開番号 2003-055647
状態 特許登録済
技術分野 容器の蓋 シーリング材組成物 高分子組成物
主要キーワード 密封シーリング 混合組み合わせ 内容物表面 モールディング金型 塩化ビニール系樹脂 飲料品等 ポリエステルエラストマー樹脂 衝撃面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年2月26日)のものです。
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課題

低温(室温)時でも、高温レトルト殺菌時)でも弾性があり、且つ、密封性及び開栓性が良好なレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップライナー組成物の提供。

解決手段

(A)ハード成分芳香族ポリエステルからなり、ソフト成分脂肪族ポリエーテルまたは脂肪族ポリエステルからなるポリエステル系エラストマーにおいて、ビカット軟化点が120〜180℃、表面硬度が38〜52の範囲であり、ハード成分とソフト成分の割合が60:40乃至35:65重量%であるポリエステル系エラストマー100重量部と(B)潤滑剤として、(i)植物性ワックス2〜10重量部、(ii)エチレンビス高級脂肪酸アマイド0.05〜0.2重量部、(iii)高級脂肪酸アマイド0.1〜3重量部を配合してなることを特徴とするレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物。

概要

背景

従来、炭酸飲料ジュース類高温処理不要な茶飲料等の内容物を充填させる容器としてペットボトル(以下PET容器という)等があり、そのPET容器の蓋のライナー材としては、従来、酢酸ビニール系樹脂ポリエチレン系樹脂塩化ビニール系樹脂等の耐熱性のない樹脂ライナー材が用いられてきた。そのため、110〜125℃の高温レトルト殺菌処理の行われる茶飲料やコーヒー等の内容物に使用すると、レトルト殺菌処理中に軟化流動変形し密封シーリング材としての機能を果たさなくなると共に、輸送時の衝撃等に対する密封性漏洩)においても問題があった。

概要

低温(室温)時でも、高温(レトルト殺菌時)でも弾性があり、且つ、密封性及び開栓性が良好なレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップライナー組成物の提供。

(A)ハード成分芳香族ポリエステルからなり、ソフト成分脂肪族ポリエーテルまたは脂肪族ポリエステルからなるポリエステル系エラストマーにおいて、ビカット軟化点が120〜180℃、表面硬度が38〜52の範囲であり、ハード成分とソフト成分の割合が60:40乃至35:65重量%であるポリエステル系エラストマー100重量部と(B)潤滑剤として、(i)植物性ワックス2〜10重量部、(ii)エチレンビス高級脂肪酸アマイド0.05〜0.2重量部、(iii)高級脂肪酸アマイド0.1〜3重量部を配合してなることを特徴とするレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物。

目的

本発明の目的は、上記問題点を解決したレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物、それを用いたレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ及びその製造方法を提供する点にあり、詳しくは、低温(室温)時でも、高温(レトルト殺菌時)でも弾性があり、且つ、密封性及び開栓性が良好なレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物、それを用いたレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ及びその製造方法を提供する点にある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

(A)ハード成分芳香族ポリエステルからなり、ソフト成分脂肪族ポリエーテルまたは脂肪族ポリエステルからなるポリエステル系エラストマーにおいて、ビカット軟化点(JIS K7206)が120〜180℃、表面硬度ASTMD2240)が38〜52の範囲であり、ハード成分とソフト成分の割合が60:40乃至35:65重量%であるポリエステル系エラストマー100重量部と(B)潤滑剤として、(i)植物性ワックス2〜10重量部、(ii)エチレンビス高級脂肪酸アマイド0.05〜0.2重量部、(iii)高級脂肪酸アマイド0.1〜3重量部を配合してなることを特徴とするレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップライナー組成物

請求項2

請求項1記載のレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物の所定量を200〜250℃に加熱した後、キャップ内面の中央部に適用し、これをモールディング金型内で所定の形状に成形することを特徴とするレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップの製造方法。

請求項3

請求項1記載のレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物により形成されたライナーが頂部内面に設けられているピルファープルーフキャップであって、5〜38℃保存1ヶ月後の開栓トルクがD×0.045N・m以下〔ただしDはキャップ径(mm)〕であることを特徴とするレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ。

技術分野

0001

本発明は、レトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップライナ組成物、それを用いたレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ及びその製造方法に関し、更に詳細には本発明は、耐熱性を有し、密封性開栓性及び耐衝撃性に優れたレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物、それを用いたレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ及びその製造方法に関する。

背景技術

0002

従来、炭酸飲料ジュース類高温処理不要な茶飲料等の内容物を充填させる容器としてペットボトル(以下PET容器という)等があり、そのPET容器の蓋のライナー材としては、従来、酢酸ビニール系樹脂ポリエチレン系樹脂塩化ビニール系樹脂等の耐熱性のない樹脂ライナー材が用いられてきた。そのため、110〜125℃の高温レトルト殺菌処理の行われる茶飲料やコーヒー等の内容物に使用すると、レトルト殺菌処理中に軟化流動変形し密封シーリング材としての機能を果たさなくなると共に、輸送時の衝撃等に対する密封性(漏洩)においても問題があった。

発明が解決しようとする課題

0003

本発明の目的は、上記問題点を解決したレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物、それを用いたレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ及びその製造方法を提供する点にあり、詳しくは、低温(室温)時でも、高温(レトルト殺菌時)でも弾性があり、且つ、密封性及び開栓性が良好なレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物、それを用いたレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ及びその製造方法を提供する点にある。

課題を解決するための手段

0004

本発明の第1は、(A)ハード成分芳香族ポリエステルからなり、ソフト成分脂肪族ポリエーテルまたは脂肪族ポリエステルからなるポリエステル系エラストマーにおいて、ビカット軟化点(JIS K7206)が120〜180℃、表面硬度ASTMD2240)が38〜52の範囲であり、ハード成分とソフト成分の割合が60:40乃至35:65重量%であるポリエステル系エラストマー100重量部と(B)潤滑剤として、(i)植物性ワックス2〜10重量部、(ii)エチレンビス高級脂肪酸アマイド0.05〜0.2重量部、(iii)高級脂肪酸アマイド0.1〜3重量部を配合してなることを特徴とするレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物に関する。本発明の第2は、請求項1記載のレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物の所定量を200〜250℃に加熱した後、キャップ内面の中央部に適用し、これをモールディング金型内で所定の形状に成形することを特徴とするレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップの製造方法に関する。本発明の第3は、請求項1記載のレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物により形成されたライナーが頂部内面に設けられているピルファープルーフキャップであって、5〜38℃保存1ヶ月後の開栓トルクがD×0.045N・m以下〔ただしDはキャップ径(mm)〕であることを特徴とするレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップに関する。

0005

本発明に用いられるポリエステル系エラストマーは、ビカット軟化点が120〜180℃、表面硬度(ASTMD2240)が38〜52の樹脂からなり、ハード成分が芳香族ポリエステルとソフト成分が脂肪族ポリエーテルまたは脂肪族ポリエステルでその構成比を60:40乃至35:65重量%にすることが重要である。なお、ソフト成分としては脂肪族ポリエーテルが好ましい。ハード成分が60重量%超、ソフト成分が40重量%未満となるとポリエステル系エラストマーのビカット軟化点が180℃を越えるため、ライナーが硬くなり巻締め時シーリング部への食い込みが悪く、密封性が劣り、耐衝撃性が悪くなる。また、ハード成分が35重量%未満、ソフト成分が65重量%超になるとポリエステル系エラストマーのビカット軟化点が120℃未満となるため、ライナーの耐熱性が劣りレトルト殺菌時に軟化流動変形してシーリング材としての機能をはたさない。

0006

ポリエステル系エラストマーとは、1989年12月22日 日刊工業新聞発行飽和ポリエステル樹脂ハンドブック」476〜495頁に記載されているように、分子内の剛直な成分と柔軟な成分の組み合わせにより、その硬さと柔軟性を調節してなるものであり、商品としては、東洋紡の商品名;ペルプレン−P、ペルプレン−S、東レ−デュポンの商品名;Hytrel、DSMの商品名;Hytrel、GEの商品名;LOMODヘキストセラニーズの商品名;RITEFLEX、アクゾの商品名;グリグラクス、帝人の商品名;ヌーベランなどがある。好ましいものは、ハード成分がポリブチレンテレフタレート、ソフト成分がポリテトラメチレングリコールあるいはポリカプロラクトン(ソフト成分としてはとくにポリテトラメチレングリコールが好ましい)よりなるものである。これらポリエステル系エラストマーの特徴として、(イ)低温から高温までと使用可能な温度範囲が広いこと、(ロ)耐荷重性が大きく、強靭であること、(ハ)反撥弾性に富み、バネ特性が優れること、(ニ)屈曲疲労抵抗が大きいこと、(ホ)耐油耐薬品性に優れること、(ヘ)結晶化速度が大であり、成形性に優れること等が挙げられる。

0007

潤滑剤は、(i)植物性ワックスと(ii)エチレンビス高級脂肪酸アマイドと(iii)高級脂肪酸アマイドの3成分混合物であって、これら1成分の単独乃至2成分の混合組み合わせでは潤滑効果としては充分ではない。

0008

前記潤滑剤の配合割合としては、ポリエステル系エラストマー100重量部に対して、(i)植物性ワックスを2〜10重量部、(ii)エチレンビス高級脂肪酸アマイド0.05〜0.2重量部、(iii)高級脂肪酸アマイド0.1〜3重量部であることが重要である。これらの添加量より少ないと十分な潤滑効果が得られなくなり、また、これらの添加量より多いとライナーの表面にブリードし、内容物を汚染して好ましくない。

0009

前記植物性ワックスの適当な例としては、キャンデリラワックスカルナバワックスライスワックス、木ロウ等の固形ワックスホホバ油などの液体ワックス等が挙げられる。

0010

前記エチレンビス高級脂肪酸アマイドの適当な例としては、エチレンビスベヘン酸アミドエチレンビスオレイン酸アミド、エチレンビスエルカ酸アミド等が挙げられる。

0011

前記高級脂肪酸アマイドの適当な例としては、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、ステアリン酸アミドパルミトアミド等が挙げられる。

0012

前記3成分混合物の潤滑剤の中で、トルク低減にもっとも効果的なものは、ホホバ油、エチレンビスオレイン酸アミド、エルカ酸アミドの組合せである。

0013

この場合の潤滑剤は、ポリエステルエラストマー樹脂100重量部に対して、ホホバ油2〜10重量部、エチレンビスオレイン酸アミド0.05〜0.2重量部、エルカ酸アミド0.1〜3重量部であるが、最適量はホホバ油3〜7重量部、エチレンビスオレイン酸アミド0.1〜0.2重量部、エルカ酸アミド0.3〜1.0重量部である。

0014

本発明に於ける3成分系潤滑剤は、潤滑効果の出にくい樹脂系ライナー、例えばポリプレン樹脂(PP樹脂)系ライナーへの適用も効果的である。

0015

本発明においては、本発明の組成物に植物性ワックス、エチレンビス高級脂肪酸アマイド、高級脂肪酸アマイド以外の潤滑剤を併用しても良い。但し、併用する量に関しては十分注意する必要がある。多すぎると潤滑剤が内容物に落ち込んで好ましくない。併用する潤滑剤の適当な例としては、流動パラフィン、合成パラフィン、高級脂肪酸、シリコーン油トリグリセライドレシチン等が挙げられる。

0016

本発明のレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物には前記潤滑油のほか、顔料をはじめとするキャップ用ライナー組成物に配合されている従来公知の任意の添加剤を配合することができる。

0017

レトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物の所定量(好ましくはφ28キャップで0.4〜0.5重量部)をキャップ内中央部に200〜250℃で適用した後、所定の金型内モールディングすることも重要である。加熱温度が200℃未満だと樹脂の流動性が悪くなり、滑らかなライナー表面が得られず、瓶口とライナーとの間で密封性や欠陥を生じて好ましくない。また、適用する温度、例えば吐出する温度が250℃超だと樹脂の分解老化が生じ、樹脂本来の性能が得られないため、密封不良やフレーバー異常の原因となる。

0018

本発明のライナーに用いられるキャップの材料としては、アルミニウム等の金属類やレトルト殺菌にたえられるプラスチック樹脂なら何れでも良く、一般的にはアルミニウム合金が用いられることが多い。

0019

本発明のレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップと嵌合する相手は、ガラス瓶プラスチック瓶金属缶又は金属瓶の何れを用いても良い。

0020

本発明のレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップにかかる5〜38℃保存1ヶ月後の開栓トルクは、D×0.045N・m以下〔ただしDはキャップ径(mm)〕であることが必要であるが、好ましくはD×0.025N・m〜D×0.035N・mであることがのぞましい。

0021

以下に、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれにより何ら限定されるものではない。

0022

実施例1
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、潤滑剤としてホホバ油5重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、エルカ酸アミド0.3重量部を、顔料として酸化チタン0.6重量部を2軸押し出し機混練してペレットを作成し、これをキャップにモールディングし、後述の試験を行なった。試験結果は下記表1のとおりである。

0023

実施例2
ポリエステル系エラストマーX(ハード成分50%、ソフト成分50%)100重量部を使用する以外は、実施例1と同様の方法でペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表1のとおりである。

0024

実施例3
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスオレイン酸アミド0.2重量部、オレイン酸アミド0.5重量部を使用する以外は実施例1と同様の方法でペレットを造り、各試験を行なった。試験結果は下記表1のとおりである。

0025

実施例4
ポリエステル系エラストマーX(ハード成分50%、ソフト成分50%)100重量部に、ホホバ油10重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、エルカ酸アミド0.3重量部を使用する以外は、実施例1と同様の方法でペレットを造り、各試験を行なった。試験結果は下記表1のとおりである。

0026

実施例5
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油2重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、エルカ酸アミド0.3重量部を使用する以外は、実施例1と同様の方法でペレットを造り、各試験を行なった。試験結果は下記表1のとおりである。

0027

実施例6
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、エルカ酸アミド3重量部を使用する以外は、実施例1と同様の方法でペレットを造り、各試験を行なった。試験結果は下記表1のとおりである。

0028

実施例7
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、エルカ酸アミド0.1重量部を使用する以外は、実施例1と同様の方法でペレットを造り、各試験を行なった。試験結果は下記表1のとおりである。

0029

実施例8
ポリエステル系エラストマーX(ハード成分50%、ソフト成分50%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスオレイン酸アミド0.2重量部、オレイン酸アミド3重量部を使用する以外は、実施例1と同様の方法でペレットを造り、各試験を行なった。試験結果は下記表1のとおりである。

0030

実施例9
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスオレイン酸アミド0.2重量部、オレイン酸アミド0.1重量部を使用する以外は、実施例1と同様の方法でペレットを造り、各試験を行なった。試験結果は下記表1のとおりである。

0031

実施例10
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.05重量部、エルカ酸アミド0.3重量部を使用する以外は、実施例1と同様の方法でペレットを造り、各試験を行なった。試験結果は下記表1のとおりである。

0032

実施例11
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油10重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、エルカ酸アミド3重量部を使用する以外は、実施例1と同様の方法でペレットを造り、各試験を行なった。試験結果は下記表1のとおりである。

0033

実施例12
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油2重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.05重量部、エルカ酸アミド0.1重量部を使用する以外は、実施例1と同様の方法でペレットを造り、各試験を行なった。試験結果は下記表1のとおりである。

0034

比較例1
ポリエステル系エラストマーW(ハード成分30%、ソフト成分70%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エルカ酸アミド0.3重量部、エチレンビスオレイン酸アミド0.2重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0035

比較例2
ポリエステル系エラストマーZ(ハード成分65%、ソフト成分35%)100重量部を使用する以外は、比較例1と同様の方法でペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2のとおりである。

0036

比較例3
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0037

比較例4
ポリエステル系エラストマーX(ハード成分50%、ソフト成分50%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エルカ酸アミド0.5重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0038

比較例5
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、エルカ酸アミド0.5重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0039

比較例6
ポリエステル系エラストマーX(ハード成分50%、ソフト成分50%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、ジメチルポリシロキサン0.5重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0040

比較例7
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、ステアリン酸マグネシウム0.3重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0041

比較例8
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油11重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、エルカ酸アミド0.3重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0042

比較例9
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油1重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、エルカ酸アミド0.3重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0043

比較例10
ポリエステル系エラストマーX(ハード成分50%、ソフト成分50%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、エルカ酸アミド4重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0044

比較例11
ポリエステル系エラストマーX(ハード成分50%、ソフト成分50%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.2重量部、エルカ酸アミド0.05重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0045

比較例12
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスオレイン酸アミド0.2重量部、オレイン酸アミド4重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0046

比較例13
ポリエステル系エラストマーY(ハード成分45%、ソフト成分55%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスオレイン酸アミド0.2重量部、オレイン酸アミド0.05重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0047

比較例14
ポリエステル系エラストマーX(ハード成分50%、ソフト成分50%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.3重量部、エルカ酸アミド0.3重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0048

比較例15
ポリエステル系エラストマーX(ハード成分50%、ソフト成分50%)100重量部に、ホホバ油5重量部、エチレンビスベヘン酸アミド0.03重量部、エルカ酸アミド0.3重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0049

比較例16
PP樹脂〔(株)グランドポリマー製J7020L〕50重量部、SEBSエラストマー〔SEBSエラストマーは、1991年2月15日化学工業日報社「熱可塑性エラストマー」の6〜10頁記載のスチレン系エラストマーの1つで、中間相エチレンブチレンブロック共重合相を、両端にポリスチレンブロックをもつ共重合体であり、実際に使用したのは、三菱化学(株)製ラバロンMJ4300Cである〕50重量部、エルカ酸アミド0.3重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部を2軸押し出し機で混練してペレットを作成し、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0050

比較例17
塩化ビニール樹脂淵化学製PSH983)100重量部、可塑剤(ATBC)55重量部、安定剤(ステアリン酸カルシウム)3重量部、エルカ酸アミド0.3重量部、レシチン0.2重量部、顔料(酸化チタン)2重量部のゾルをキャップにライニング吐出し、200℃で2分間焼き付けたものを試料として、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0051

比較例18
PP樹脂〔(株)グランドポリマー製J7020L〕50重量部、エチレンプロピレンゴムEPR)50重量部、エルカ酸アミド0.3重量部、顔料(酸化チタン)0.6重量部のペレットを造り、各試験を行なった。試験結果は下記表2の通りである。

0052

(1)開栓トルク調査
(a)試験キャップの作成
直径28mmのピルファープルーフキャップの内面に、上記試験ペレット500mgをのせ220℃のオーブンに入れて加熱溶融後所定の金型でモールディングして試験キャップとした。作製したキャップを用いて以下の方法で充填し、ライナー性能評価試験の試料とした。内容量450ccのボトル缶に90℃の温水を440cc充填し、閉栓後の内圧が14.7×104±4.9×104Pa(20℃)になるように液体窒素を充填して、巻締め荷重1176Nで閉栓した。これを125℃で30分間レトルト処理後、冷却したものを試料とした。
(b)評価試験
以下の評価項目については、サンプルとなるピルファープルーフキャップ10個を用いて試験評価を行った結果である。
(i)耐レトルト性
レトルト時の漏洩発生の有無にて評価した。具体的にはすべてのにおいて内圧が所定の圧力のものを○印、1缶でも減圧しているものがあれば×印とした。
(ii)耐衝撃性
落錘試験において、すべての缶で缶内圧に異常が発生しないものを○印、1缶でも減圧したものを×印とした。具体的には衝撃面が10度傾斜した500gの円錐荷重を30cm高さから蓋巻締め部に落下し、この衝撃での缶内圧変化の有無を調査したものである。
(iii)開栓トルク試験(開栓性)
充填した試験ボトルを、5℃及び38℃にし1ヶ月間貯蔵後、トルクメーターで開栓トルクを測定した。下記表中の開栓トルクの評価基準は、すべての缶において1.26N・m以下のデータが得られたものを○印、1缶でも1.26N・m超のデータが得られたものを×印とした。
(iv)潤滑剤の過剰ブルーム
潤滑剤がライナー表面に過剰にブルームし、殺菌時に内表面に落ち込み、内容物表面に油分が浮いてくる。全ての缶において潤滑剤が落ち込まないものを○印、1缶でも落ち込みがあったものを×印とした。

0053

0054

発明の効果

0055

本発明によれば、低温(室温)時でも、高温(レトルト殺菌)時でも弾性があり、且つ密封性および開栓性が良好なレトルト方式の飲料品等容器キャップに適したレトルト殺菌可能なピルファープルーフキャップ用ライナー組成物、それを用いたピルファープルーフキャップ及びその製造方法を提供する。

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