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図面 (11)

課題

監視映像データ連続記録中に特殊再生を含む再生要求を受け、直ちに所望の映像を再生できる監視映像記録再生装置を提供すること。

解決手段

監視映像データをストリーム記録手段105でストリーム記録媒体109に映像データを連続記録して同時にストリーム記録媒体109に記録している位置を特定するためのインデックス情報インデックス記録手段107により、インデックス記録媒体111に記録する。この映像データを連続記録している最中に記録したばかりの映像データについて再生要求があったとき、記録済みのインデックス情報から要求のあったストリームインデックス読み出し手段108により検索して、検索結果をストリーム読み出し手段106に通知することによって、要求されているストリームを再生する。

概要

背景

従来、CCTV(Closed-circuit television)等の分野においては、建物店舗セキュリティの目的で監視カメラを使用することが多く、単に遠隔から監視を行うだけでなく、映像を記録し、盗難等の事故が発生した場合に備えておくことが多い。この場合の映像を記録再生する装置としては、タイムラプス方式のビデオカセットレコーダ装置(VCR)がある。これは、撮影時に低速度の記録モードで長時間の映像を撮影し、映像の再生時には記録モードよりも早い通常モードで行うものであり、記録した監視映像を短時間で再生することでセキュリティチェック等の作業の効率化を達成できる。

このようなタイムラプス方式のVCRをセキュリティの目的で使用する場合において、監視映像の記録を継続させた状態でログファイルリストアップされた異常時の記録映像を見たいというような要求や、数分前あるいは数時間前に記録した映像について記録動作を止めずにすぐに見たい等の要求がある。しかしながら、前述のタイムラプス方式のVCRを用いる方法では、過去に記録した監視映像を見るために、記録モードを解除してからでないと巻き戻して再生することができなかった。このため、監視映像の記録を継続させた状態で記録映像を見たいという要求は達成できない。よって、記録映像の再生中には重要な記録機会を失う恐れがあった。

このような問題に対処するため、記録中でも連続完了を待たずして寸前の映像を再生する監視映像記録再生装置が提案されている。この種の監視映像記録再生装置は、図10に示すように、CPU1007、メモリ1008及びハードディスク(HDD)1009からなる中央制御部と、映像情報を記録する複数の光ディスクと、この光ディスクを格納する格納部1005、1006と、記録格納する情報連続記録装置1002と、映像記録対象を撮影する監視カメラ1012と、撮影された映像を所定のフォーマットに変換する映像処理部1013と、映像再生、記録等の入出力指示を操作するコントローラ1014と、指示された映像を再生する情報連続再生装置1003と、寸前映像記録再生装置1004とを備え、複数の光ディスクの1台を記録用ディスクとして割り当て、他の光ディスクを再生用として割り当て、それらを順次切り換え連続再生を行うことにより、記録中でも連続完了を待たずして寸前の映像を再生するものであった(特開平10−285504号公報)。また、盗難防止等のセキュリティを目的として所望の設置場所の映像を撮影して記録または格納して、必要に応じて再生を行うものであった。

概要

監視映像データ連続記録中に特殊再生を含む再生要求を受け、直ちに所望の映像を再生できる監視映像記録再生装置を提供すること。

監視映像データをストリーム記録手段105でストリーム記録媒体109に映像データを連続記録して同時にストリーム記録媒体109に記録している位置を特定するためのインデックス情報インデックス記録手段107により、インデックス記録媒体111に記録する。この映像データを連続記録している最中に記録したばかりの映像データについて再生要求があったとき、記録済みのインデックス情報から要求のあったストリームインデックス読み出し手段108により検索して、検索結果をストリーム読み出し手段106に通知することによって、要求されているストリームを再生する。

目的

本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、監視映像データの連続記録中に特殊再生を含む再生要求を受け、直ちに所望の映像を再生できる監視映像記録再生装置を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

監視カメラからの映像を符号化多重して得られたストリームストリーム記録媒体に記録するストリーム記録手段と、前記ストリームの中にあるGOPを単位としてGOP数、ストリーム先頭からのデータサイズ、GOPサイズ、GOP内ピクチャ数を含むインデックス情報を作成するインデックス作成手段と、このインデックス作成手段で作成されたインデックス情報をインデックス記録媒体に記録するインデックス記録手段と、通常再生又は特殊再生を制御するコマンドを入力するユーザインターフェイス制御手段と、前記インデックス記録媒体に記録されているインデックス情報を読み出すインデックス読み出し手段と、このインデックス読み出し手段で読み出されたインデックス情報を参照して前記ストリーム記録媒体に記録されている当該ストリームの再生開始位置を特定し、前記ストリーム記録媒体から当該ストリームを読み出すストリーム読み出し手段と、映像記録中に、前記ユーザインターフェイス制御手段から入力された特殊再生コマンドに従って前記インデックス記録媒体に記録されたインデックス情報を検索し、前記インデックス読み出し手段によって当該インデックス情報を読み出し、当該インデックス情報の示すストリームを前記ストリーム読み出し手段によって前記ストリーム記録媒体から読み出し、当該ストリーム中のGOPの先頭のIピクチャ終わりエンドオブコードを入れてMPE復号化手段に送出するように制御する特殊再生用出力制御手段とを設けたことを特徴とする監視映像記録再生装置

請求項2

監視カメラからの映像を符号化多重して得られたストリームをストリーム記録媒体に記録するストリーム記録手段と、前記ストリームの中にあるGOPを単位としてGOP数、ストリーム先頭からのデータサイズ、GOPサイズ、GOP内のピクチャ数を含むインデックス情報を作成するインデックス作成手段と、このインデックス作成手段で作成されたインデックス情報をインデックス記録媒体に記録するインデックス記録手段と、通常再生又は特殊再生を制御するコマンドを入力するユーザインターフェイス制御手段と、前記インデックス記録媒体に記録されているインデックス情報を読み出すインデックス読み出し手段と、このインデックス読み出し手段で読み出されたインデックス情報を参照して前記ストリーム記録媒体に記録されている当該ストリームの再生開始位置を特定し、前記ストリーム記録媒体から当該ストリームを読み出すストリーム読み出し手段と、映像記録中に、前記ユーザインターフェイス制御手段から入力された特殊再生コマンドに従って前記インデックス記録媒体に記録されたインデックス情報を検索し、前記インデックス読み出し手段によって当該インデックス情報を読み出し、当該インデックス情報の示すストリームを前記ストリーム読み出し手段によって前記ストリーム記録媒体から読み出し、当該ストリーム中のGOPの先頭のIピクチャのみを要求された速度でMPEG復号化手段に送出するように制御する特殊再生用出力制御手段とを設けたことを特徴とする監視映像記録再生装置。

請求項3

前記インデックス読み出し手段に、前記ユーザインターフェイス制御手段からの再生コマンドに対応するインデックス情報を含むファイルのみを展開するための先読みバッファを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の監視映像記録再生装置。

請求項4

前記インデックス読み出し手段に、前記ユーザインターフェイス制御手段からの再生コマンドに対応するインデックス情報を含むファイルと、このファイルの前後のファイルとを同時に展開するための先読みバッファを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の監視映像記録再生装置。

技術分野

0001

本発明は、映像データの連続記録中に再生要求を受けて映像データの送出を行う監視映像記録再生装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、CCTV(Closed-circuit television)等の分野においては、建物店舗セキュリティの目的で監視カメラを使用することが多く、単に遠隔から監視を行うだけでなく、映像を記録し、盗難等の事故が発生した場合に備えておくことが多い。この場合の映像を記録再生する装置としては、タイムラプス方式のビデオカセットレコーダ装置(VCR)がある。これは、撮影時に低速度の記録モードで長時間の映像を撮影し、映像の再生時には記録モードよりも早い通常モードで行うものであり、記録した監視映像を短時間で再生することでセキュリティチェック等の作業の効率化を達成できる。

0003

このようなタイムラプス方式のVCRをセキュリティの目的で使用する場合において、監視映像の記録を継続させた状態でログファイルリストアップされた異常時の記録映像を見たいというような要求や、数分前あるいは数時間前に記録した映像について記録動作を止めずにすぐに見たい等の要求がある。しかしながら、前述のタイムラプス方式のVCRを用いる方法では、過去に記録した監視映像を見るために、記録モードを解除してからでないと巻き戻して再生することができなかった。このため、監視映像の記録を継続させた状態で記録映像を見たいという要求は達成できない。よって、記録映像の再生中には重要な記録機会を失う恐れがあった。

0004

このような問題に対処するため、記録中でも連続完了を待たずして寸前の映像を再生する監視映像記録再生装置が提案されている。この種の監視映像記録再生装置は、図10に示すように、CPU1007、メモリ1008及びハードディスク(HDD)1009からなる中央制御部と、映像情報を記録する複数の光ディスクと、この光ディスクを格納する格納部1005、1006と、記録格納する情報連続記録装置1002と、映像記録対象を撮影する監視カメラ1012と、撮影された映像を所定のフォーマットに変換する映像処理部1013と、映像再生、記録等の入出力指示を操作するコントローラ1014と、指示された映像を再生する情報連続再生装置1003と、寸前映像記録再生装置1004とを備え、複数の光ディスクの1台を記録用ディスクとして割り当て、他の光ディスクを再生用として割り当て、それらを順次切り換え連続再生を行うことにより、記録中でも連続完了を待たずして寸前の映像を再生するものであった(特開平10−285504号公報)。また、盗難防止等のセキュリティを目的として所望の設置場所の映像を撮影して記録または格納して、必要に応じて再生を行うものであった。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、このような従来の監視映像記録再生装置では、情報連続記録装置、情報連続再生装置及び寸前映像記録再生装置をそれぞれ持ち、かつ光ディスクを複数台持つために、大規模な構成となってしまうという問題があった。

0006

本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、監視映像データの連続記録中に特殊再生を含む再生要求を受け、直ちに所望の映像を再生できる監視映像記録再生装置を提供するものである。

課題を解決するための手段

0007

本発明の監視映像記録再生装置は、監視カメラからの映像を符号化多重して得られたストリームストリーム記録媒体に記録するストリーム記録手段と、前記ストリームの中にあるGOPを単位としてGOP数、ストリーム先頭からのデータサイズ、GOPサイズ、GOP内ピクチャ数を含むインデックス情報を作成するインデックス作成手段と、このインデックス作成手段で作成されたインデックス情報をインデックス記録媒体に記録するインデックス記録手段と、通常再生又は特殊再生を制御するコマンドを入力するユーザインターフェイス制御手段と、前記インデックス記録媒体に記録されているインデックス情報を読み出すインデックス読み出し手段と、このインデックス読み出し手段で読み出されたインデックス情報を参照して前記ストリーム記録媒体に記録されている当該ストリームの再生開始位置を特定し、前記ストリーム記録媒体から当該ストリームを読み出すストリーム読み出し手段と、映像記録中に、前記ユーザインターフェイス制御手段から入力された特殊再生コマンドに従って前記インデックス記録媒体に記録されたインデックス情報を検索し、前記インデックス読み出し手段によって当該インデックス情報を読み出し、当該インデックス情報の示すストリームを前記ストリーム読み出し手段によって前記ストリーム記録媒体から読み出し、当該ストリーム中のGOPの先頭のIピクチャ終わりエンドオブコードを入れてMPE復号化手段に送出するように制御する特殊再生用出力制御手段とを設けた構成を有している。この構成により、送出されてくるMPEG符号化されたストリームからリアルタイムにインデックス情報を作成でき、作成されたインデックス情報からすぐに任意の個所早送りや巻き戻し、コマ送り等の特殊再生が可能となる。さらに、再生時にMPEG復号化する際によけいなストリームを複合することなく、所望のIピクチャのみを再生できることとなる。

0008

また、本発明の監視映像記録再生装置は、監視カメラからの映像を符号化多重して得られたストリームをストリーム記録媒体に記録するストリーム記録手段と、前記ストリームの中にあるGOPを単位としてGOP数、ストリーム先頭からのデータサイズ、GOPサイズ、GOP内のピクチャ数を含むインデックス情報を作成するインデックス作成手段と、このインデックス作成手段で作成されたインデックス情報をインデックス記録媒体に記録するインデックス記録手段と、通常再生又は特殊再生を制御するコマンドを入力するユーザインターフェイス制御手段と、前記インデックス記録媒体に記録されているインデックス情報を読み出すインデックス読み出し手段と、このインデックス読み出し手段で読み出されたインデックス情報を参照して前記ストリーム記録媒体に記録されている当該ストリームの再生開始位置を特定し、前記ストリーム記録媒体から当該ストリームを読み出すストリーム読み出し手段と、映像記録中に、前記ユーザインターフェイス制御手段から入力された特殊再生コマンドに従って前記インデックス記録媒体に記録されたインデックス情報を検索し、前記インデックス読み出し手段によって当該インデックス情報を読み出し、当該インデックス情報の示すストリームを前記ストリーム読み出し手段によって前記ストリーム記録媒体から読み出し、当該ストリーム中のGOPの先頭のIピクチャのみを要求された速度でMPEG復号化手段に送出するように制御する特殊再生用出力制御手段とを設けた構成を有している。この構成により、早送りや巻き戻し等の連続した特殊再生要求があった場合に、Iピクチャを送出するタイミングを計って、所望のタイミングで送出するので、ユーザが望む再生速度で再生できることとなる。

0009

また、本発明の監視映像記録再生装置は、前記インデックス読み出し手段に、前記ユーザインターフェイス制御手段からの再生コマンドに対応するインデックス情報を含むファイルのみを展開するための先読みバッファを設けた構成を有している。この構成により、ユーザから要求されているファイルのみを先読みバッファに展開することで、インデックス記録媒体に記録されている膨大な量のファイルのうち、所望のファイルのみを検索対象として高速に所望のインデックス情報を検索できることとなる。

0010

さらに、本発明の監視映像記録再生装置は、前記インデックス読み出し手段に、前記ユーザインターフェイス制御手段からの再生コマンドに対応するインデックス情報を含むファイルと、このファイルの前後のファイルとを同時に展開するための先読みバッファを設けた構成を有している。この構成により、ユーザから要求されているファイルと前後のファイルも同時に先読みバッファに展開することで、再生要求のあったファイルの付近から次のファイルに入っているストリームへのジャンプ再生要求や前のファイルに入っているストリームへのジャンプ再生要求があった場合に、インデックス情報を高速に検索できることとなる。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
[第1の実施の形態]図1に示すように、本発明の第1の実施の形態の監視映像記録再生装置113は、監視カメラ101からの映像を符号化多重して得られたストリームをストリーム記録媒体109に記録するストリーム記録手段105と、前記ストリームの中にあるGOPを単位としてGOP数、ストリーム先頭からのデータサイズ、GOPサイズ、GOP内のピクチャ数を含むインデックス情報を作成するインデックス作成手段104と、このインデックス作成手段104で作成されたインデックス情報をインデックス記録媒体111に記録するインデックス記録手段107と、通常再生又は特殊再生を制御するコマンドを入力するユーザインターフェイス制御手段112と、前記インデックス記録媒体111に記録されているインデックス情報を読み出すインデックス読み出し手段108と、このインデックス読み出し手段108で読み出されたインデックス情報を参照して前記ストリーム記録媒体109に記録されている当該ストリームの再生開始位置を特定し、前記ストリーム記録媒体109から当該ストリームを読み出すストリーム読み出し手段106と、映像記録中に、前記ユーザインターフェイス制御手段112から入力された特殊再生コマンドに従って前記インデックス記録媒体111に記録されたインデックス情報を検索し、前記インデックス読み出し手段106によって当該インデックス情報を読み出し、当該インデックス情報の示すストリームを前記ストリーム読み出し手段106によって前記ストリーム記録媒体109から読み出し、当該ストリーム中のGOPの先頭のIピクチャの終わりにエンドオブコードを入れてMPEG復号化手段114に送出するように制御する特殊再生用出力制御手段110とを設けたものである。この監視映像記録再生装置113は、盗難防止等のセキュリティを目的として所望の設置場所の映像を撮影して記録を行い、必要であれば再生を行うものである。

0012

図1において、カメラ101は監視映像を撮影するものである。MPEG符号化手段102は、カメラ101で撮影された映像をMPEG規格で符号化する。ストリーム受信手段103は、MPEG規格で符号化されたストリームを受信する。ストリーム記録手段105は、受信したストリームをストリーム記録媒体109に記録する。

0013

また、インデックス作成手段104は、受信したストリームからリアルタイムにストリーム中にある、複数のデータ集合であるGOP(group of picture)からGOP数、ストリーム先頭からのデータサイズ、GOPサイズ、GOP内のピクチャ数からなるインデックス情報を作成する。なお、GOPは、少なくとも1枚のIピクチュアを含むピクチュアの集合であり、編集時の単位となるものである。

0014

また、特殊再生用出力制御手段110は、ユーザインターフェイス制御手段112で早送り、巻き戻し、コマ送りなどの特殊再生を指示された場合に、ストリーム読み出し手段106によって読み出されたストリームの再生速度を管理し、MPEG復号化手段114に出力する。モニタ115は、MPEG復号化手段114からの映像データを表示出力する。コントローラ116は、監視映像記録再生装置113の動作を制御し、ユーザインターフェイス制御手段112を介して通常再生又は特殊再生を指示する。

0015

次に、図2を用いて上記インデックス情報の作成方法を説明する。図2は、MPEG方式により符号化された動画像データの構造を示すものである。符号化されたMPEGの動画像データは、階層構造を有し、上位層からシーケンス層201、GOP層202、ピクチャ層203、スライス層204、マクロブロック層205、及びブロック層206から構成されている。シーケンス層からスライス層までの各階層では、32ビットユニークなスタートコードが与えられており、これにより各層が区別されている。

0016

一般に、シーケンス層のストリーム201は、1つのプログラム全体の符号化されたデータであり、ストリーム201は、1個以上のGOP202から構成されている。GOP202は、1以上の画像の集合を示す。GOP202には、独立して符号化されるIピクチャ207が最初の符号化された画像として配置され、その後、所定の数のBピクチャ208及びPピクチャ209が配置される。Bピクチャ208又はPピクチャ209は、Iピクチャ207の差分データで構成され、MPEG復号化手段119は、Bピクチャ208又はPピクチャ209のみでは画像を復号化して再生することはできない。従って、MPEGデータランダムアクセスを行うポイントとして、Iピクチャ207が用いられる。このため、MPEG符号化されたストリーム中からIピクチャを検出することが必要である。

0017

次に、図3を用いてIピクチャの検出及びインデックス作成方法を説明する。図3は、インデックス情報を作成するためのフローチャートである。まず、ストリームが入力され、データ読み出しステップ301によりデータが読み出され、次いでステップ302によりスタートコードであるかを判定し、スタートコードであれば、ステップ304でGOP数のカウンタ、Iピクチャサイズカウンタ、ピクチャカウンタをそれぞれリセットし、次のステップ305でデータカウンタカウントアップする。また、ステップ304にてスタートコードでないと判定されれば、ステップ303でデータカウンタをカウントアップする。

0018

次いで、ステップ306において、Iピクチャ開始であるかを判定する。Iピクチャ開始であると判定されれば、ステップ309でIピクチャカウンタをカウントアップし、次いで、ステップ310でピクチャカウンタをカウントアップする。さらに、ステップ311でIピクチャ終了かどうかを判定し、Iピクチャ終了ではないと判定されれば、再びステップ309に戻る。また、Iピクチャ終了であると判定されれば、ステップ312で次のピクチャ開始であるのかの判定を行う。次のピクチャであると判定されれば、ステップ313でピクチャカウンタをカウントアップする。次のピクチャではないと判定されれば、再び最初のステップ301の処理を行う。

0019

以上のようなフローによってGOP数、ストリーム先頭からのデータサイズ、Iピクチャサイズ、GOP内のピクチャ数からなるインデックス情報を作成する。

0020

次に、図4を用い、作成されたインデックス情報について説明する。図4に示すように、作成されたインデックス情報はGOP毎に一定のサイズでインデックス記録媒体111に格納されている。このインデックス情報を元にコントローラ116から要求されているストリームを記録媒体のどの位置から再生すれば良いのかを検索する。

0021

次に、そのインデックス検索方法について説明する。コントローラ116からの記録媒体に記録されているストリームの再生要求としては、先頭から何時間何分何秒の場所から再生を開始させるといったような要求の仕方を行う。その要求に従って、ユーザインターフェイス制御手段112は、NTSC方式で定められている30フレーム/秒から、先頭からのフレーム数を計算して、そのフレーム数とインデックス情報の最も近いフレーム数が格納されているGOP番号を検索する。検索されたGOP番号のインデックス情報から先頭からのサイズを読み出し、そのサイズをストリーム読み出し手段106に伝え、ストリーム読み出し手段106は、受け取った先頭からのサイズを元に、ストリーム記録媒体109から読み出す。このようにして、ユーザから要求されている場所の映像を再生することができる。

0022

次に、図5を用い、ジョグ等を使ったコマ送り再生等の特殊再生のための画像処理方法を説明する。図5は、ストリーム中のIピクチャの終端にエンドオブコードを埋め込む画像処理方法を示す。本実施形態では、読み出したいストリームの後に図5に示すようなエンドオブコードを付けて送出する。これによって、必要のないストリームを送出せずに所望のIピクチャのみ再生させることができる。

0023

以上のように、本発明の実施の一形態の監視映像記録再生装置113は、監視カメラ101からの映像を符号化多重して得られたストリームをストリーム記録媒体109に記録するストリーム記録手段105と、前記ストリームの中にあるGOPを単位としてGOP数、ストリーム先頭からのデータサイズ、GOPサイズ、GOP内のピクチャ数を含むインデックス情報を作成するインデックス作成手段104と、このインデックス作成手段104で作成されたインデックス情報をインデックス記録媒体111に記録するインデックス記録手段107と、通常再生又は特殊再生を制御するコマンドを入力するユーザインターフェイス制御手段112と、前記インデックス記録媒体111に記録されているインデックス情報を読み出すインデックス読み出し手段108と、このインデックス読み出し手段108で読み出されたインデックス情報を参照して前記ストリーム記録媒体109に記録されている当該ストリームの再生開始位置を特定し、前記ストリーム記録媒体109から当該ストリームを読み出すストリーム読み出し手段106と、映像記録中に、前記ユーザインターフェイス制御手段112から入力された特殊再生コマンドに従って前記インデックス記録媒体111に記録されたインデックス情報を検索し、前記インデックス読み出し手段106によって当該インデックス情報を読み出し、当該インデックス情報の示すストリームを前記ストリーム記録媒体109から読み出し、当該ストリーム中のGOPの先頭のIピクチャの終わりにエンドオブコードを入れてMPEG復号化手段114に送出するように制御する特殊再生用出力制御手段110とを設けているので、ユーザから要求されたコマ送り等の特殊再生において、Iピクチャの後にエンドオブコードを入れて送出することにより、再生時にMPEG復号化する際に余計なストリームを複合することなく、所望のIピクチャのみを再生することができる。

0024

[第2の実施の形態]図6は本発明の第2の実施の形態の特殊再生のための画像処理方法を示す。なお、装置全体の構成は第1の実施の形態と概ね同様であるため、図1を用いるとともに同一構成には同一符号を付与して説明を省略する。本発明の第2の実施の形態は第1の実施の形態とはさらに映像記録中に、ユーザインターフェイス制御手段112から入力された特殊再生コマンドに従ってインデックス記録媒体111に記録されたインデックス情報を検索し、インデックス読み出し手段108によって当該インデックス情報を読み出し、当該インデックス情報の示すストリームをストリーム読み出し手段106によってストリーム記録媒体109から読み出し、当該ストリーム中のGOPの先頭のIピクチャのみを要求された速度でMPEG復号化手段114に送出するように制御する特殊再生用出力制御手段110を設けた点が相違している。この構成によれば、早送りや巻き戻し等の連続した特殊再生要求があった場合に、Iピクチャを送出するタイミングを計って、所望のタイミングで送出するので、ユーザが望む再生速度で再生することができるという効果も得られる。

0025

ここで、図6を用いて早送りや巻き戻し等の特殊再生のための画像処理方法を説明する。早送りや巻き戻し等の連続した特殊再生時には、ストリーム中のIピクチャのみを送出するが、その時にIピクチャを送出するタイミングを特殊再生用出力制御手段110によって、時間を測りながら送出させるものである。例えば、1/2倍速であれば、通常の再生速度の倍の時間をかけて送出するように制御を行うことによって、所望の速度で再生することができる。

0026

[第3の実施の形態]図7は本発明の第3の実施の形態の特殊再生のための画像処理方法を示す。なお、装置全体の構成はバッファ701を除き、第1の実施の形態と概ね同様であるため、図1を用いるとともに同一構成には同一符号を付与して説明を省略する。本発明の第3の実施の形態は第1の実施の形態とはさらにインデックス読み出し手段108に、ユーザインターフェイス制御手段112からの再生コマンドに対応するインデックス情報を含むファイルのみを展開するためのバッファ701を設けた点が相違している。この構成によれば、インデックス記録媒体111に記録されている膨大な量のインデックス情報を検索することなく、所望のファイルのみから検索することによって、高速に所望のインデックス情報を検索することができるという効果も得られる。

0027

ここで、図7を用いてインデックス情報の高速検索を目的としたインデックス情報読み出し方法を説明する。図7は、インデックス記録媒体111とインデックス読み出し手段108との間にバッファ701を持たせたものである。特に、バッファ701に読み出すインデックス情報をある日付や時間単位でまとめて1つのファイルとして管理し、展開することが特徴である。図7の例では、1週間分のインデックス情報をまとめて1つのファイルとしてバッファ701に展開している。このバッファ701に展開するファイルは、再生が要求されているストリームを含むファイルである。ただし、外部コントローラ116は、再生したい時間の映像がどこのファイルに入っているのかを把握している。この操作によって、インデックス記録媒体111に記録されている全てのインデックス情報を検索することなく、再生を要求されているストリームに近いインデックス情報のみをバッファ701に展開するので、より高速に検索を行うことができる。

0028

[第4の実施の形態]図8は本発明の第4の実施の形態の特殊再生のための画像処理方法を示す。なお、装置全体の構成はバッファ801を除き、第1の実施の形態と概ね同様であるため、図1を用いるとともに同一構成には同一符号を付与して説明を省略する。本発明の第4の実施の形態は第1の実施の形態とはさらにインデックス読み出し手段108に、ユーザインターフェイス制御手段112からの再生コマンドに対応するインデックス情報を含むファイルと、このファイルの前後のファイルとを同時に展開するためのバッファ801を設けた点が相違している。この構成によれば、再生要求のあったファイルの付近から次のファイルに入っているストリームへのジャンプ再生要求や前のファイルに入っているストリームへのジャンプ再生要求があった場合に、インデックス情報を高速に検索することができるという効果も得られる。

0029

ここで、図8を用いて特殊再生を行う時のインデックス情報の読み出しの高速化を目的としたインデックス情報の読み出し方法を説明する。図8は、図7と同様にインデックス記録媒体111とインデックス読み出し手段108との間にバッファ801を設けるもので、特に、再生要求されているストリームを含むファイルの前後のファイルも同時に展開することを特徴としている。このようにインデックス情報を展開することによって、再生中であるストリームのインデックスファイル切れ目に差し掛かって、次のファイルあるいは、前のファイルにジャンプするように再生要求があった場合に、あらためて、要求されているストリームを含むファイルをインデックス記録媒体111から読み出すことなく、即座にバッファ801を検索でき、検索したストリームの再生を可能にするものである。

0030

[第5の実施の形態]図9に示すように、本発明の第5の実施の形態のインデックス情報読み出し方法は、同一ファイル内で、インデックス記録手段107で記録するインデックス情報をインデックス記録媒体111に記録し、その時に書き込みを行った書き込み済みインデックス番号と、ユーザインターフェイス制御手段112からの再生要求に従ってストリーム記録媒体109に記録されたストリームを特殊再生する際の読み出しインデックス番号とを管理し、この読み出しインデックス番号が前記書き込み済みインデックス番号に追いついた場合に、インデックス記録媒体111からインデックス情報を読み出すことを禁止するものである。

0031

ここで、図9を用いて記録を行いながら特殊再生を行う時のインデックス情報の読み出し方法を説明する。なお、本実施の形態では、第3、第4の実施の形態に準じてインデックス読み出し手段108にバッファを備え、インデックス記録媒体111に記録されているインデックス情報をある時間や日付単位でまとめた1つのファイルとして管理している。図9は、インデックス情報の読み出し済みインデックス番号と記録済みインデックス番号の両方を管理していることを示す。図9に示すように、記録済みのインデックス番号に再生済みインデックス番号が追いついた場合には、そのGOPで再生を停止させる。特殊再生時には、ストリームの送出は必ずその都度にインデックス情報を検索することになるので、まだ記録していないストリームの読み出しを防ぐことができる。なお、記録済みインデックス番号と再生済みインデックス番号の比較は、前記のある日付や時間単位で管理する同一ファイル内で管理を行うものとする。

0032

以上のように、本発明の第5の実施の形態のインデックス情報読み出し方法は、同一ファイル内で、インデックス記録手段107で記録するインデックス情報をインデックス記録媒体111に記録し、その時に書き込みを行った書き込み済みインデックス番号と、ユーザインターフェイス制御手段112からの再生要求に従ってストリーム記録媒体109に記録されたストリームを特殊再生する際の読み出しインデックス番号とを管理し、この読み出しインデックス番号が前記書き込み済みインデックス番号に追いついた場合に、インデックス記録媒体111からインデックス情報を読み出すことを禁止するので、ストリーム記録媒体109からの再生ストリームの読み出しを停止することができる。

発明の効果

0033

以上説明したように、本発明は映像記録中に、ユーザインターフェイス制御手段から入力された特殊再生コマンドに従ってインデックス記録媒体に記録されたインデックス情報を検索し、インデックス読み出し手段によって当該インデックス情報を読み出し、当該インデックス情報の示すストリームをストリーム記録媒体から読み出し、当該ストリーム中のGOPの先頭のIピクチャの終わりにエンドオブコードを入れてMPEG復号化手段に送出することにより、連続記録完了を待たずして、記録中の映像データであっても、すぐに任意の個所からの再生や、任意の場所からの早送り、巻き戻し、コマ送りのような特殊再生を含む再生を行うことができるという優れた効果を有する監視映像記録再生装置を提供することができるものである。

図面の簡単な説明

0034

図1本発明の第1の実施の形態の監視映像記録再生装置を示す要部ブロック図
図2本発明の第1の実施の形態の監視映像記録再生装置で用いるMPEG方式により符号化された動画像データの構造を示す図
図3本発明の第1の実施の形態のインデックス情報の作成方法を示すフローチャート
図4本発明の第1の実施の形態のインデックス情報を説明する図
図5本発明の第1の実施の形態のストリーム中のIピクチャの終端にエンドオブコードを埋め込む画像処理方法を説明する図
図6本発明の第2の実施の形態の早送りや巻き戻し等の連続した特殊再生のための画像処理方法を説明する図
図7本発明の第3の実施の形態のインデックス情報の高速検索を目的としたインデックス情報読み出し方法を説明する図
図8本発明の第4の実施の形態の特殊再生を行う時のインデックス情報の読み出し方法を説明する図
図9本発明の第5の実施の形態の特殊再生を記録と同時に行う時のインデックス情報の読み出し方法を説明する図
図10従来の監視映像記録再生装置の要部ブロック図

--

0035

101カメラ
102MPEG復号化手段
103ストリーム受信手段
104インデックス作成手段
105ストリーム記録手段
106ストリーム読み出し手段
107インデックス記録手段
108インデックス読み出し手段
109 ストリーム記録媒体
110 特殊再生用出力制御手段
111インデックス記録媒体
112ユーザインターフェイス制御手段
113監視映像記録再生装置
114 MPEG復号化手段
115モニタ
116コントローラ
201シーケンス層(ストリーム)
202 GOP層(ストリーム)
203ピクチャ層(ストリーム)
204スライス層(ストリーム)
205マクロブロック層(ストリーム)
206ブロック層(ストリーム)
301データ読み出しステップ
302スタートコード判定ステップ
303データカウンタステップ
304初期化ステップ
305 データカウンタステップ
306GOPヘッダ判定ステップ
307GOP数カウンタステップ
308 Iピクチャ開始判定ステップ
309 Iピクチャサイズカウンタステップ
310 ピクチャカウンタステップ
311 Iピクチャ終了判定ステップ
312 ピクチャ開始判定ステップ
313 ピクチャカウンタステップ
701、801バッファ(先読みバッファ)
1001 搬送機
1002 情報連続記録装置
1003 情報連続再生装置
1004 寸前映像記録再生装置
1005、1006格納セル
1007 CPU
1008メモリ
1009ハードディスク
1010ドライブコントローラ
1011搬送コントローラ
1012 カメラ
1013映像処理部
1014 コントローラ
1015 光ディスク

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