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技術 金属水和物配合樹脂組成物の製造方法

出願人 日立電線株式会社
発明者 柳本武志
出願日 2001年7月23日 (19年5ヶ月経過) 出願番号 2001-221352
公開日 2003年2月4日 (17年10ヶ月経過) 公開番号 2003-033909
状態 未査定
技術分野 高分子物質の処理方法 プラスチック等の成形材料の処理、取扱一般 高分子組成物
主要キーワード エアーノッカー 粘っこい 投入スクリュー 秤量精度 秤量容器 秤量機 バイブレ 難燃性物質
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年2月4日)のものです。
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図面 (3)

課題

秤量機の秤量機ホッパー内へ金属水和物微粉砕状物量、採取したときにはその秤量機ホッパーの内周面への金属水和物微粉砕状物の付着を効果的に防止でき、配合表通りの金属水和物配合樹脂組成物を得ることができる金属水和物配合樹脂組成物の製造方法を提供する。

解決手段

ホッパー下部排出弁を有する秤量機ホッパー内へ樹脂ペレット状物を秤量、採取した後、前記秤量機ホッパー内の樹脂ペレット状物の上部側に金属水和物微粉砕状物を秤量、採取し、次に後前記ホッパー下部排出弁より前記樹脂ペレット状物と前記金属水和物微粉砕状物とを同時にドライブレンド装置内へ排出させ、次に該ドライブレンド装置内で前記樹脂ペレット状物と前記金属水和物微粉砕状物とをドライブレンドし、然る後該ドライブレンド物混練装置投入して混練することにより金属水和物配合樹脂組成物とすること。

概要

背景

近年の工業製品では環境保全性難燃性とが強く要求されるようになってきている。当然、絶縁電線においても環境保全性と難燃性が強く要求されるようになってきている。

さて、絶縁電線の環境保全性は土壌汚染性がなく、且つ水質汚染性がなく、しかも大気汚染性がないことである。つまり環境保全性が優れた絶縁電線としてはその絶縁電線を埋め立て廃棄処分したとしても土壌や水中に有害な重金属ハロゲン元素等の流出がなく、またその絶縁電線が火災遭遇したり或いは焼却処分したりしたとしても有害なガスの発生がないことである。

一方、絶縁材料の難燃性は難燃性物質、例えばハロゲン元素、アンチモン化合物鉛化合物リン化合物等が多く含まれているほど優れている。例えば、分子骨格にハロゲン元素の塩素を含む塩化ビニル合成樹脂は優れた難燃性を有する。これに対して分子骨格にハロゲン元素を全く含まないポリオレフィン、例えばポリエチレンは難燃性が極めて悪い、つまり可燃性が大きい。このポリエチレンを難燃化するには難燃剤、例えばハロゲン化合物、アンチモン化合物、鉛化合物、リン化合物等を多量に配合する。

しかし、ハロゲン化合物、アンチモン化合物、鉛化合物、リン化合物等の難燃性物等を配合して成る難燃性ポリエチレン組成物は、土壌汚染性、水質汚染性、大気汚染性等が高いという難点がある。

さて、ポリオレフィンのようなノンハロゲン樹脂は可燃性が大きいことが知られている。ポリオレフィン、例えばポリエチレンの難燃化にはノンハロゲン難燃剤である金属水和物、例えば水酸化アルミニウム水酸化マグネシウム等を多量に配合するようになってきている。

従来、このようなノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物の製造は次のようにして行なっていた。

図2は従来のノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物の製造方法を示した縦断面説明図である。

図2において1は秤量機ホッパー、2はバイブレーダー、3はエアーノッカー、4はホッパー下部排出弁、6は採取金属水和物微粉砕状物、7は配合剤共通投入スクリューフィーダー、8は共通投入口である。
樹脂ペレット状物の量、採取
まず、ベース合成樹脂ポリエチレンペレット状物を用意する。

次に、図示しない自動秤量機コンピュータ入力装置配合表に記載されているポリエチレンペレット状物の採取量を入力する。

次に、ポリエチレンペレット状物の採取量を入力された自動秤量機は配合剤共通投入スクリューフィーダー7へ稼動命令を出し、それにより採取量の樹脂ペレット状物が共通投入口8より秤量機ホッパー1内へ投入される。

次に、図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へバイブレーダー2へ稼動命令を出し、それにより秤量機ホッパー1は微振動する。

次に、同様に図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へエアーノッカー3の稼動命令を出し、それにより秤量機ホッパー1内は高圧エアー充満する。

次に、同様に図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へホッパー下部排出弁4の開口命令を出し、それによりそのホッパー下部排出弁4より秤量機ホッパー1内の採取樹脂ペレット状物は図示しないドライブレンド装置内へ排出される。
金属水和物微粉砕状物の秤量、採取
まず、金属水和物微粉砕状物を用意する。

次に、図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置に配合表に記載されている金属水和物微粉砕状物の採取量を入力する。

次に、金属水和物微粉砕状物の採取量を入力された自動秤量機は配合剤共通投入スクリューフィーダー7へ稼動命令を出し、それにより採取量の金属水和物微粉砕状物が共通投入口8より秤量機ホッパー1内へ投入される。

図2に示すように秤量機ホッパー1内の下部側に採取金属水和物微粉砕状物6が収納される。ところで秤量機ホッパー1内の上部側は垂直になっているが、秤量機ホッパー1内の下部側は斜面となっており、従って勾配は緩やかである。

一方、金属水和物微粉砕状物は本質的に水酸化物であることから水分との親和性が高く、その結果空気中の微量の水分の影響を受けて粘っこい性質を有している。

このため粘っこい性質を有している金属水和物微粉砕状物は秤量機ホッパー1内の下部側の斜面に粘着し、その結果ホッパー下部排出弁4より排出しにくいという難難点がある。

次に、図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へバイブレーダー2へ稼動命令を出し、それにより秤量機ホッパー1は微振動する。

次に、同様に図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へエアーノッカー3の稼動命令を出し、それにより秤量機ホッパー1内は高圧エアーが充満する。

次に、同様に図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へホッパー下部排出弁4の開口命令を出し、それによりそのホッパー下部排出弁4より秤量機ホッパー1内の金属水和物微粉砕状物が図示しないドライブレンド装置内へ排出されることになる。しかし、前述のように金属水和物微粉砕状物は秤量機ホッパー1内の下部側に粘着し、その結果ホッパー下部排出弁4より金属水和物微粉砕状物の全量を完全に排出することができないという難点がある。

なお、他配合剤も配合するときには上記と同様に秤量、採取し、それからドライブレンド装置内へ自動投入させる。

ここにおいて他配合剤としては、老化防止剤微粉砕状物、着色剤微粉砕状物、架橋剤微粉砕状物、架橋助剤微粉砕状物、充填剤微粉砕状物、軟化剤等がある。
ドライブレンド物の作成
次に、上記のようにドライブレンド装置内へ自動的に投入されポリエチレンペレット状物と金属水和物微粉砕状物とは、そのドライブレンド装置を稼動させることによりノンハロゲン難燃性ポリエチレンドライブレンド物とする。
ノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物の作成
次に、上記で得たノンハロゲン難燃性ポリエチレンドライブレンド物は混練ロールへ投入され、それから混練することによりノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物が作成される。

このようにして得られたノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物は押出機内へ投入し、それからそのノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物を導線上に押し出し被覆することによりノンハロゲン難燃性ポリエチレン絶縁電線が得られる。

概要

秤量機の秤量機ホッパー内へ金属水和物微粉砕状物を秤量、採取したときにはその秤量機ホッパーの内周面への金属水和物微粉砕状物の付着を効果的に防止でき、配合表通りの金属水和物配合樹脂組成物を得ることができる金属水和物配合樹脂組成物の製造方法を提供する。

ホッパー下部排出弁を有する秤量機ホッパー内へ樹脂ペレット状物を秤量、採取した後、前記秤量機ホッパー内の樹脂ペレット状物の上部側に金属水和物微粉砕状物を秤量、採取し、次に後前記ホッパー下部排出弁より前記樹脂ペレット状物と前記金属水和物微粉砕状物とを同時にドライブレンド装置内へ排出させ、次に該ドライブレンド装置内で前記樹脂ペレット状物と前記金属水和物微粉砕状物とをドライブレンドし、然る後該ドライブレンド物を混練装置に投入して混練することにより金属水和物配合樹脂組成物とすること。

目的

本発明はかかる点に立って為されたものであって、その目的とするところは前記した従来技術の欠点を解消し、秤量機の秤量機ホッパー内へ金属水和物微粉砕状物を秤量、採取したときにはその秤量機ホッパーの内周面への金属水和物微粉砕状物の付着を効果的に防止でき、しかもその秤量機ホッパー内へ秤量、採取した金属水和物微粉砕状物をドライブレンド装置内へ投入するときにはその全量を高速度で完全に排出させることができ、それによって配合表通りの金属水和物配合樹脂組成物を得ることができる金属水和物配合樹脂組成物の製造方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

ホッパー下部排出弁を有する秤量機ホッパー内へ樹脂ペレット状物量、採取した後、前記秤量機ホッパー内の樹脂ペレット状物の上部側に金属水和物微粉砕状物を秤量、採取し、次に前記ホッパー下部排出弁より前記樹脂ペレット状物と前記金属水和物微粉砕状物とを同時にドライブレンド装置内へ排出させ、次に該ドライブレンド装置内で前記樹脂ペレット状物と前記金属水和物微粉砕状物とをドライブレンドし、然る後該ドライブレンド物混練装置投入して混練することにより金属水和物配合樹脂組成物とすることを特徴とする金属水和物配合樹脂組成物の製造方法。

請求項2

金属水和物微粉砕状物が、水酸化アルミニウム微粉砕状物、水酸化マグネシウム微粉砕状物のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の金属水和物配合樹脂組成物の製造方法。

請求項3

樹脂ペレット状物が、ノンハロゲン樹脂であることを特徴とする請求項1記載の金属水和物配合樹脂組成物の製造方法。

技術分野

0001

本発明は金属水和物配合樹脂組成物の製造方法に関するものである。

背景技術

0002

近年の工業製品では環境保全性難燃性とが強く要求されるようになってきている。当然、絶縁電線においても環境保全性と難燃性が強く要求されるようになってきている。

0003

さて、絶縁電線の環境保全性は土壌汚染性がなく、且つ水質汚染性がなく、しかも大気汚染性がないことである。つまり環境保全性が優れた絶縁電線としてはその絶縁電線を埋め立て廃棄処分したとしても土壌や水中に有害な重金属ハロゲン元素等の流出がなく、またその絶縁電線が火災遭遇したり或いは焼却処分したりしたとしても有害なガスの発生がないことである。

0004

一方、絶縁材料の難燃性は難燃性物質、例えばハロゲン元素、アンチモン化合物鉛化合物リン化合物等が多く含まれているほど優れている。例えば、分子骨格にハロゲン元素の塩素を含む塩化ビニル合成樹脂は優れた難燃性を有する。これに対して分子骨格にハロゲン元素を全く含まないポリオレフィン、例えばポリエチレンは難燃性が極めて悪い、つまり可燃性が大きい。このポリエチレンを難燃化するには難燃剤、例えばハロゲン化合物、アンチモン化合物、鉛化合物、リン化合物等を多量に配合する。

0005

しかし、ハロゲン化合物、アンチモン化合物、鉛化合物、リン化合物等の難燃性物等を配合して成る難燃性ポリエチレン組成物は、土壌汚染性、水質汚染性、大気汚染性等が高いという難点がある。

0006

さて、ポリオレフィンのようなノンハロゲン樹脂は可燃性が大きいことが知られている。ポリオレフィン、例えばポリエチレンの難燃化にはノンハロゲン難燃剤である金属水和物、例えば水酸化アルミニウム水酸化マグネシウム等を多量に配合するようになってきている。

0007

従来、このようなノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物の製造は次のようにして行なっていた。

0008

図2は従来のノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物の製造方法を示した縦断面説明図である。

0009

図2において1は秤量機ホッパー、2はバイブレーダー、3はエアーノッカー、4はホッパー下部排出弁、6は採取金属水和物微粉砕状物、7は配合剤共通投入スクリューフィーダー、8は共通投入口である。
樹脂ペレット状物の量、採取
まず、ベース合成樹脂ポリエチレンペレット状物を用意する。

0010

次に、図示しない自動秤量機コンピュータ入力装置配合表に記載されているポリエチレンペレット状物の採取量を入力する。

0011

次に、ポリエチレンペレット状物の採取量を入力された自動秤量機は配合剤共通投入スクリューフィーダー7へ稼動命令を出し、それにより採取量の樹脂ペレット状物が共通投入口8より秤量機ホッパー1内へ投入される。

0012

次に、図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へバイブレーダー2へ稼動命令を出し、それにより秤量機ホッパー1は微振動する。

0013

次に、同様に図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へエアーノッカー3の稼動命令を出し、それにより秤量機ホッパー1内は高圧エアー充満する。

0014

次に、同様に図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へホッパー下部排出弁4の開口命令を出し、それによりそのホッパー下部排出弁4より秤量機ホッパー1内の採取樹脂ペレット状物は図示しないドライブレンド装置内へ排出される。
金属水和物微粉砕状物の秤量、採取
まず、金属水和物微粉砕状物を用意する。

0015

次に、図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置に配合表に記載されている金属水和物微粉砕状物の採取量を入力する。

0016

次に、金属水和物微粉砕状物の採取量を入力された自動秤量機は配合剤共通投入スクリューフィーダー7へ稼動命令を出し、それにより採取量の金属水和物微粉砕状物が共通投入口8より秤量機ホッパー1内へ投入される。

0017

図2に示すように秤量機ホッパー1内の下部側に採取金属水和物微粉砕状物6が収納される。ところで秤量機ホッパー1内の上部側は垂直になっているが、秤量機ホッパー1内の下部側は斜面となっており、従って勾配は緩やかである。

0018

一方、金属水和物微粉砕状物は本質的に水酸化物であることから水分との親和性が高く、その結果空気中の微量の水分の影響を受けて粘っこい性質を有している。

0019

このため粘っこい性質を有している金属水和物微粉砕状物は秤量機ホッパー1内の下部側の斜面に粘着し、その結果ホッパー下部排出弁4より排出しにくいという難難点がある。

0020

次に、図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へバイブレーダー2へ稼動命令を出し、それにより秤量機ホッパー1は微振動する。

0021

次に、同様に図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へエアーノッカー3の稼動命令を出し、それにより秤量機ホッパー1内は高圧エアーが充満する。

0022

次に、同様に図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へホッパー下部排出弁4の開口命令を出し、それによりそのホッパー下部排出弁4より秤量機ホッパー1内の金属水和物微粉砕状物が図示しないドライブレンド装置内へ排出されることになる。しかし、前述のように金属水和物微粉砕状物は秤量機ホッパー1内の下部側に粘着し、その結果ホッパー下部排出弁4より金属水和物微粉砕状物の全量を完全に排出することができないという難点がある。

0023

なお、他配合剤も配合するときには上記と同様に秤量、採取し、それからドライブレンド装置内へ自動投入させる。

0024

ここにおいて他配合剤としては、老化防止剤微粉砕状物、着色剤微粉砕状物、架橋剤微粉砕状物、架橋助剤微粉砕状物、充填剤微粉砕状物、軟化剤等がある。
ドライブレンド物の作成
次に、上記のようにドライブレンド装置内へ自動的に投入されポリエチレンペレット状物と金属水和物微粉砕状物とは、そのドライブレンド装置を稼動させることによりノンハロゲン難燃性ポリエチレンドライブレンド物とする。
ノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物の作成
次に、上記で得たノンハロゲン難燃性ポリエチレンドライブレンド物は混練ロールへ投入され、それから混練することによりノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物が作成される。

0025

このようにして得られたノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物は押出機内へ投入し、それからそのノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物を導線上に押し出し被覆することによりノンハロゲン難燃性ポリエチレン絶縁電線が得られる。

発明が解決しようとする課題

0026

上述したように金属水和物微粉砕状物は本質的に水酸化物であることから水分との親和性が高く、その結果空気中の微量の水分の影響を受けて粘っこい性質を有している。

0027

このように粘っこい性質を有している金属水和物の微粉砕状物を自動秤量機の秤量機ホッパー1内へ秤量、採取したときには、その秤量機ホッパー1の内周面に金属水和物の微粉砕状物が粘着したり、こびり付いたりして秤量機ホッパー1から金属水和物微粉砕状物の全量をドライブレンド装置内へ自動投入することが困難となる。このため所定配合表のノンハロゲン難燃性ドポリエチレンライブレンド物を正確に得ることが困難であった。

0028

このため自動秤量機の秤量容器を振動を加えたり、衝撃を与えたり、エアー加圧したりすることを試みたが、金属水和物微粉砕状物の全量を完全にドライブレンド装置内へ自動投入することが困難であった。しかも自動秤量機へ振動を加えたり、衝撃を与えたり、エアー加圧したりするときにはその自動秤量機の秤量精度が低下してしまうという難点があった。

0029

本発明はかかる点に立って為されたものであって、その目的とするところは前記した従来技術の欠点を解消し、秤量機の秤量機ホッパー内へ金属水和物微粉砕状物を秤量、採取したときにはその秤量機ホッパーの内周面への金属水和物微粉砕状物の付着を効果的に防止でき、しかもその秤量機ホッパー内へ秤量、採取した金属水和物微粉砕状物をドライブレンド装置内へ投入するときにはその全量を高速度で完全に排出させることができ、それによって配合表通りの金属水和物配合樹脂組成物を得ることができる金属水和物配合樹脂組成物の製造方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0030

本発明の要旨とするところは、ホッパー下部排出弁を有する秤量機ホッパー内へ樹脂ペレット状物を秤量、採取した後、前記秤量機ホッパー内の樹脂ペレット状物の上部側に金属水和物微粉砕状物を秤量、採取し、次に後前記ホッパー下部排出弁より前記樹脂ペレット状物と前記金属水和物微粉砕状物とを同時にドライブレンド装置内へ排出させ、次に該ドライブレンド装置内で前記樹脂ペレット状物と前記金属水和物微粉砕状物とをドライブレンドし、然る後該ドライブレンド物を混練装置に投入して混練することにより金属水和物配合樹脂組成物とすることを特徴とする金属水和物配合樹脂組成物の製造方法にある。

0031

本発明において金属水和物微粉砕状物としては水酸化アルミニウム微粉砕状物、水酸化マグネシウム微粉砕状物のいずれかであることが好ましい。

0032

本発明において樹脂ペレット状物としてはノンハロゲン樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンである。

発明を実施するための最良の形態

0033

次に、本発明の金属水和物配合樹脂組成物の製造方法の一実施例を図面を用いて説明する。

0034

図1は本発明の金属水和物配合樹脂組成物の製造方法の一実施例を示した縦断面説明図である。

0035

図1において1は秤量機ホッパー、2はバイブレーダー、3はエアーノッカー、4はホッパー下部排出弁、5は採取樹脂ペレット状物、6は採取金属水和物微粉砕状物、10は樹脂投入スクリューフィーダー、11は樹脂投入口、12は金属水和物微粉砕状物投入スクリューフィーダー、13は金属水和物微粉砕状物投入口である。

0036

本発明の金属水和物配合樹脂組成物の製造方法の一実施例では、まず図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置に配合表に記載されている採取量を入力する。

0037

次に、樹脂の採取量を入力された自動秤量機は樹脂投入スクリューフィーダー10へ稼動命令を出し、それにより採取量の樹脂ペレット状物が樹脂投入口11より秤量機ホッパー1内へ投入される。その結果図1に示すように秤量機ホッパー1内の下部には採取樹脂ペレット状物5が収納される。

0038

次に、同様に図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置に金属水和物微粉砕状物の配合表に記載されている採取量を入力する。

0039

次に、金属水和物微粉砕状物の採取量を入力された自動秤量機は金属水和物微粉砕状物投入スクリューフィーダー12へ稼動命令を出し、それにより採取量の金属水和物微粉砕状物が金属水和物微粉砕状物投入口13より秤量機ホッパー1内へ投入される。その結果図1に示すように秤量機ホッパー1内の下部には採取樹脂ペレット状物5、その樹脂ペレット状物5の上に採取金属水和物微粉砕状物6が収納される。

0040

次に、同様に図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へバイブレーダー2稼動命令を出し、それにより秤量機ホッパー1は微振動する。

0041

次に、同様に図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へエアーノッカー3の稼動命令を出し、それにより秤量機ホッパー1内は高圧エアーが充満する。

0042

次に、同様に図示しない自動秤量機のコンピュータ入力装置へホッパー下部排出弁4の開口命令を出し、それによりそのホッパー下部排出弁4より秤量機ホッパー1内の採取樹脂ペレット状物5と採取金属水和物微粉砕状物6とが図示しないドライブレンド装置内へ排出される。

0043

このように本発明の金属水和物配合樹脂組成物の製造方法の一実施例では、まず秤量機ホッパー1内の下部側に樹脂ペレット状物5を収納し、それからその樹脂ペレット状物5の上側に採取金属水和物微粉砕状物6を収納することから、採取金属水和物微粉砕状物6を秤量機ホッパー1の内側面への付着面積が少なくなる。しかも秤量機ホッパー1内の下部側の樹脂ペレット状物5はその樹脂ペレット状物5自身の重みとバイブレーダー2による微振動とエアーノッカー3からの高圧エアーとが相乗的に作用して一気にホッパー下部排出弁4より秤量機ホッパー1の下方に設置されている図示しないドライブレンド装置内へ排出され、その結果その樹脂ペレット状物5の上側にある採取金属水和物微粉砕状物6もホッパー下部排出弁4より秤量機ホッパー1の下方に設置されている図示しないドライブレンド装置内へ一気に、且つ完全に排出されるのである。

0044

このように採取金属水和物微粉砕状物6はホッパー下部排出弁4より秤量機ホッパー1の下方に設置されている図示しないドライブレンド装置内へスムーズに排出することができる。

0045

次に、ドライブレンド装置内へ排出された樹脂ペレット状物5と採取金属水和物微粉砕状物6とは、そのドライブレンド装置内でドライブレンドされる。

0046

次に、このようにしてドライブレンドされたドライブレンド物は図示しない混練装置、例えば混練ロールへ投入され、それから混練することによりノンハロゲン難燃性樹脂組成物が作成される。

0047

なお、このようにして得られたノンハロゲン難燃性樹脂組成物は押出機内へ投入され、それからそのノンハロゲン難燃性樹脂組成物を導線上に押し出し被覆することによりノンハロゲン難燃性樹脂絶縁電線が得られる。

発明の効果

0048

本発明の金属水和物配合樹脂組成物の製造方法によれば、秤量機の秤量機ホッパー内へ金属水和物微粉砕状物を秤量、採取したときにはその秤量機ホッパーの内周面への金属水和物微粉砕状物の付着を効果的に防止でき、しかもその秤量機ホッパー内へ秤量、採取した金属水和物微粉砕状物をドライブレンド装置内へ投入するときにはその全量を高速度で完全に排出させることができるものであり、工業上有用である。

図面の簡単な説明

0049

図1本発明の金属水和物配合樹脂組成物の製造方法の一実施例を示した縦断面説明図である。
図2従来のノンハロゲン難燃性ポリエチレン組成物の製造方法を示した縦断面説明図である。

--

0050

1秤量機ホッパー
2バイブレーダー
3エアーノッカー
4 ホッパー下部排出弁
5採取樹脂ペレット状物
6 採取金属水和物微粉砕状物
7配合剤共通投入スクリューフィーダー
8共通投入口
10樹脂投入スクリューフィーダー
11樹脂投入口
12 金属水和物微粉砕状物投入スクリューフィーダー
13 金属水和物微粉砕状物投入口

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