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図面 (7)

課題

ユーザ自身の自由選択要素を採り入れつつ、より高い省エネルギー化を図り得る外部温水機器利用給湯装置を提供する。

解決手段

ソーラー温水器で生成される温水給湯器入水側に供給させる。リモコンソーラー温水優先スイッチを設け、ユーザによりON操作されると、給湯器の燃焼系の燃焼作動禁止して停止させ、ソーラー温水器からの温水を加熱せずにそのまま出湯させる(S1でYES、S2)。温水温度設定出湯温度からα(例えば10℃)だけ低温設定温度以下でない限り燃焼禁止を継続する(S4でNO、S2)。設定温度以下になれば、ソーラー温水優先スイッチを強制FFにして、ユーザ自らOFFにした場合と共に通常燃焼制御復帰させて加熱する(S4でYES,S5、S3でYES、S1でNO、S6〜S8)。

概要

背景

従来、外部温水機器利用給湯装置として、ソーラー温水器と、給湯装置とを組み合わせたものが開示されている(例えば、特許第3159074号公報参照)。このものでは、ソーラー温水器と給湯装置との間にソーラー接続ユニット介装し、このソーラー接続ユニットにおいてソーラー温水器で生成された温水に対し水道水を混合することにより給湯装置からの設定出湯温度以下に温調するようになっている。そして、このように予め温調した温水を上記給湯装置に取り込んだ後、給湯装置側の加熱手段により給湯用の設定出湯温度や風呂用設定風呂温度まで加熱するようになっている。

概要

ユーザ自身の自由選択要素を採り入れつつ、より高い省エネルギー化を図り得る外部温水機器利用給湯装置を提供する。

ソーラー温水器で生成される温水を給湯器入水側に供給させる。リモコンソーラー温水優先スイッチを設け、ユーザによりON操作されると、給湯器の燃焼系の燃焼作動禁止して停止させ、ソーラー温水器からの温水を加熱せずにそのまま出湯させる(S1でYES、S2)。温水温度が設定出湯温度からα(例えば10℃)だけ低温設定温度以下でない限り燃焼禁止を継続する(S4でNO、S2)。設定温度以下になれば、ソーラー温水優先スイッチを強制FFにして、ユーザ自らOFFにした場合と共に通常燃焼制御復帰させて加熱する(S4でYES,S5、S3でYES、S1でNO、S6〜S8)。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザ自身の自由選択要素を採り入れつつ、より高い省エネルギー化を図り得る外部温水機器利用給湯装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
6件

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請求項1

外部熱源からの受熱により水を温水に変換する外部温水機器接続可能とされてその外部温水機器により変換される温水を利用するように構成される一方、上記温水の入水経路から出湯経路までの間に加熱手段を備えた外部温水機器利用給湯装置であって、外部熱源優先スイッチと、この外部熱源優先スイッチにより外部熱源優先指令が出力されたとき上記加熱手段を非作動にして上記外部温水機器からの温水を出湯させる制御手段とを備えていることを特徴とする外部温水機器利用給湯装置。

請求項2

外部熱源からの受熱により水を温水に変換する外部温水機器と接続可能とされてその外部温水機器により変換される温水を利用するように構成される一方、上記温水の入水経路から出湯経路までの間に加熱手段を備えた外部温水機器利用給湯装置であって、外部熱源優先スイッチと、この外部熱源優先スイッチにより外部熱源優先指令が出力されたとき、上記外部温水機器からの温水の検出温度設定温度以下になるまで上記加熱手段を非作動とする制御手段とを備えていることを特徴とする外部温水機器利用給湯装置。

請求項3

外部熱源からの受熱により水を温水に変換する外部温水機器と接続可能とされてその外部温水機器により変換される温水を利用するように構成される一方、上記温水の入水経路から出湯経路までの間に加熱手段を備えた外部温水機器利用給湯装置であって、出湯温度を設定するための温度設定手段と、外部熱源優先スイッチと、この外部熱源優先スイッチにより外部熱源優先指令が出力されたとき、上記外部温水機器からの温水の検出温度が設定温度以下になるまで上記加熱手段を非作動とする制御手段と備え、上記設定温度として上記温度設定手段により設定された出湯温度よりも所定温度値だけ低温側の温度値が設定されていることを特徴とする外部温水機器利用給湯装置。

請求項4

請求項3に記載の外部温水機器利用給湯装置であって、設定温度は、温度設定手段により設定された出湯温度から加熱手段の最低加熱能力での昇温分に相当する所定温度値を減じた温度値が設定されている、外部温水機器利用給湯装置。

請求項5

請求項2〜請求項4のいずれかに記載の外部温水機器利用給湯装置であって、制御手段は、温水の検出温度が設定温度以下になれば外部熱源優先スイッチを強制的にOFF切換えるように構成されている、外部温水機器利用給湯装置。

請求項6

請求項1〜請求項5のいずれかに記載の外部温水機器利用給湯装置であって、外部温水機器は、太陽熱集熱媒体燃料電池システムで発生する反応熱、及び、ヒートポンプ高温循環媒体の内の少なくとも1つを外部熱源とし、この外部熱源との熱交換により水を温水に変換させるように構成されている、外部温水機器利用給湯装置。

技術分野

0001

本発明は、外部熱源からの受熱により水を温水に変換する例えばソーラー温水器などの外部温水機器接続可能とされて、その外部温水機器により変換される温水を利用するように構成した外部温水機器利用給湯装置に関する。

背景技術

0002

従来、外部温水機器利用給湯装置として、ソーラー温水器と、給湯装置とを組み合わせたものが開示されている(例えば、特許第3159074号公報参照)。このものでは、ソーラー温水器と給湯装置との間にソーラー接続ユニット介装し、このソーラー接続ユニットにおいてソーラー温水器で生成された温水に対し水道水を混合することにより給湯装置からの設定出湯温度以下に温調するようになっている。そして、このように予め温調した温水を上記給湯装置に取り込んだ後、給湯装置側の加熱手段により給湯用の設定出湯温度や風呂用設定風呂温度まで加熱するようになっている。

発明が解決しようとする課題

0003

ところが、上記従来の外部温水機器利用給湯装置においては、外部温水機器からの温水の熱エネルギーを有効利用して加熱手段による熱エネルギー消費を削減するという省エネルギー化をさらに促進し得る余地が残されている。

0004

すなわち、出湯温度を正確に設定出湯温度にすることを制御目標として追及すると、僅かな温度差でも設定出湯温度にするために加熱手段を作動させる必要が生じ、このための熱エネルギー消費を招くことになる。加熱手段が燃焼バーナ燃焼により加熱するものである場合には、その燃焼作動最低能力にしたとしてもある一定の温度値分は昇温されてしまい、入水される温水が設定出湯温度よりも僅かに下回る温度であると、燃焼作動により設定出湯温度を超えてしまうことになる。このため、上記温水の温度が設定出湯温度よりも低温側のある一定範囲にある場合には、上記ソーラー接続ユニットにおいて水を混合させてある温度以下までわざわざ温調した後に給湯装置側に入水させ、これを上記の燃焼作動により正確に設定出湯温度まで加熱するようにしており、熱エネルギーの消費増大の一因ともなる。

0005

一方、ユーザ自身が例えばリモコン操作等により所望の設定出湯温度の入力設定を行ってはいるものの、現実の出湯温度が上記設定出湯温度よりも若干低めであったとしてもユーザにとっては構わないという場合もあり得る。このような場合においても、上記の如きあくまでも正確な設定出湯温度での出湯を追及すると、熱エネルギーの無駄な消費にも繋がることになる。

0006

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザ自身の自由選択要素を採り入れつつ、より高い省エネルギー化を図り得る外部温水機器利用給湯装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するために、本発明では、外部熱源からの受熱により水を温水に変換する外部温水機器と接続可能とされてその外部温水機器により変換される温水を利用するように構成される一方、上記温水の入水経路から出湯経路までの間に加熱手段を備えた外部温水機器利用給湯装置を対象として、以下のいずれかの解決手段を備えることとした。

0008

すなわち、第1の解決手段としては、外部熱源優先スイッチと、この外部熱源優先スイッチにより外部熱源優先指令が出力されたとき上記加熱手段を非作動にして上記外部温水機器からの温水を出湯させる制御手段とを備えることとした(請求項1)。

0009

この請求項1によれば、外部熱源優先スイッチから外部熱源優先指令が出力されると、加熱手段が制御手段により非作動とされ、外部温水機器からの温水が入水経路及び出湯経路を差通りして出湯されることになる。これにより、加熱手段での熱エネルギー消費(燃料もしくは電力等の消費)が無しとされ省エネルギー化が図られる。

0010

ここで、上記の「外部熱源優先スイッチ」としては、例えば、リモコン等に設けられてユーザの自由選択により直接にON操作される操作スイッチとして構成してもよいし、他のスイッチによるユーザ操作連携して自動的にONされて外部熱源優先指令が出力されるように構成してもよい。前者の場合にはユーザの自由意思に基づく選択により省エネルギー化の促進が図られる。後者の場合、上記の他のスイッチとして例えば省エネルギーモードの選択スイッチを設けておき、その選択スイッチのON操作に基づき例えば外部温水機器で変換された後の温水の温度の如何に応じて自動的に外部熱源優先指令が出力されるようにすればよく、この場合にはユーザの省エネルギー化の意思を尊重しつつ自動処理による利便性の向上を図り得ることになる。なお、上記の加熱手段を非作動にする場合には、入水経路から入水された外部温水機器からの温水を、加熱手段を通さずに出湯経路に直接に出湯させるようにしてもよい。また、「加熱手段」としては液体又は気体の燃料を燃焼させるものや、電気ヒータ等の別を問わない。以上の点については以下の各請求項において同じである。

0011

第2の解決手段としては、外部熱源優先スイッチと、この外部熱源優先スイッチにより外部熱源優先指令が出力されたとき、上記外部温水機器からの温水の検出温度設定温度以下になるまで上記加熱手段を非作動とする制御手段とを備えることとした(請求項2)。

0012

この請求項2によれば、外部熱源優先スイッチから外部熱源優先指令が出力されると、制御手段により外部温水機器からの温水の温度が設定温度以下になるまで、つまり上記温水が設定温度を超える高温側である限り加熱手段が非作動とされ、外部温水機器からの温水が入水経路及び出湯経路を差通りして出湯されることになる。その一方、上記温水が設定温度以下になれば加熱手段により加熱されることになる。これにより、ユーザの省エネルギー化の意思を尊重した省エネルギー化を図りつつも、温水の温度如何に応じて加熱手段の作動が制御されて利便性の向上をも併せて得られることになる。

0013

第3の解決手段としては、出湯温度を設定するための温度設定手段と、外部熱源優先スイッチと、この外部熱源優先スイッチにより外部熱源優先指令が出力されたとき、上記外部温水機器からの温水の検出温度が設定温度以下になるまで上記加熱手段を非作動とする制御手段とを備え、上記設定温度として上記温度設定手段により設定された出湯温度よりも所定温度値だけ低温側の温度値を設定することとした(請求項3)。

0014

この請求項3によれば、外部熱源優先スイッチから外部熱源優先指令が出力されると、請求項2の場合と同様に、制御手段により外部温水機器からの温水の温度が設定温度以下になるまで、つまり上記温水が設定温度を超える高温側である限り加熱手段が非作動とされ、外部温水機器からの温水が入水経路及び出湯経路を差通りして出湯されることになる。その一方、上記温水が設定温度以下になれば加熱手段により加熱されることになる。これにより、請求項2の場合と同様に、ユーザの省エネルギー化の意思を尊重した省エネルギー化を図りつつも、温水の温度如何に応じて加熱手段の作動が制御されて利便性の向上をも併せて得られることになる。しかも、上記設定温度がユーザにより設定された出湯温度よりも所定温度値だけ低温側の温度値が設定されているため、ユーザーの省エネルギー化の意思を尊重しつつも、温水温度がユーザ自身が設定した設定出湯温度よりもあまりにかけ離れた低温である場合には加熱手段により加熱され、これにより、現実の出湯温度が設定出湯温度に比べ過度の低温になることが防止される。このため、利便性の向上も併せて得られることになる。

0015

この請求項3の場合の「設定温度」として、上記温度設定手段により設定された出湯温度から加熱手段の最低加熱能力での昇温分に相当する所定温度値を減じた温度値を設定するようにしてもよい(請求項4)。この場合には、加熱手段により加熱を行う場合であっても、その加熱作動を加熱手段の最低加熱能力により設定出湯温度まで加熱し得るようにすることが可能になり、より省エネルギー化の実現が図られる。ここで、上記の「最低加熱能力での昇温分」としては、例えば燃焼バーナの燃焼熱により加熱する場合であると、流量に最小燃焼号数を乗じて得られる加熱上昇温度のことであり、この加熱上昇温度分を減じるようにすればよい。

0016

以上の請求項2〜請求項4のいずれかにおける制御手段として、温水の検出温度が設定温度以下になれば外部熱源優先スイッチを強制的にOFF切換える構成を追加するようにしてもよい(請求項5)。この場合には請求項2〜請求項4において温水の検出温度が設定温度以下になったときには、加熱手段による加熱が通常通り行われることが明確になり、この加熱による利便性の向上も確実に得られることになる。

0017

以上の請求項1〜請求項5のいずれかにおける外部温水機器としては、太陽熱集熱媒体燃料電池システムで発生する反応熱、及び、ヒートポンプの高温側循環媒体の内の少なくとも1つを外部熱源とし、この外部熱源との熱交換により水を温水に変換させる構成を採用することができる(請求項5)。この場合には本発明における外部温水機器を具体的に特定することができ、いずれかの外部熱源の熱エネルギーの有効活用による省エネルギー化が図られる。

0018

具体的には、外部熱源として太陽熱の集熱媒体を利用する外部温水機器(例えばソーラー温水器)と給湯装置とを接続する場合には、自然の熱エネルギーの有効活用が図られる上に、その外部温水機器により変換される温水がある季節にはかなりの高温となる特性を有しているため、外部熱源優先スイッチによる選択に基づき省エネルギー化の実効が図られる。また、外部熱源として燃料電池システムで発生する反応熱を利用する外部温水機器と上記の給湯装置とを接続する場合には、コージョネレーション(熱・電併給)システムにおける熱供給システムの一つとして好適なものを提供し得る。さらに、外部熱源としてヒートポンプの高温側循環媒体を利用する外部温水機器と上記の給湯装置とを接続する場合には、冷暖房機室外機等に利用されているヒートポンプの廃熱回収によりエネルギーの有効利用が図られる。なお、例えば太陽熱の集熱媒体と、ヒートポンプの高温側循環媒体との2種以上の外部熱源を用い、これらの外部熱源と水とを熱交換させて温水に変換させるようにしてもよい。

発明の効果

0019

以上、説明したように、請求項1〜請求項6のいずれかの外部温水機器利用給湯装置によれば、ユーザ自身の自由意思に基づく省エネルギー化の選択を尊重して、より高い省エネルギー化を図ることができるようになる。

0020

特に、請求項2〜請求項4のいずれかによれば、ユーザの省エネルギー化の意思を尊重した省エネルギー化を図りつつも、温水の温度如何に応じて加熱手段の作動が制御されて利便性の向上をも併せて得ることができるようになる。この際、請求項3によれば、加熱手段による加熱が行われる場合であっても、その加熱作動を加熱手段の最低加熱能力により設定出湯温度まで加熱し得るように調整することができ、より省エネルギー化の実現を図ることができ、請求項4によれば、このような省エネルギー化の実現を図り得る「設定温度」を具体的に特定することができる。

0021

また、請求項5によれば、上記請求項2〜請求項4において温水の検出温度が設定温度以下になったときには、加熱手段による加熱が通常通り行われることを明確にすることができ、この加熱による利便性の向上も確実に得ることができるようになる。

0022

さらに、請求項6によれば、以上の請求項1〜請求項4のいずれかにおける外部温水機器を具体的に特定して、いずれかの外部熱源の熱エネルギーの有効活用により省エネルギー化を図り得る外部温水機器利用給湯装置をより具体化することができる。

発明を実施するための最良の形態

0023

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。

0024

図1は、本発明の実施形態に係る外部温水機器利用給湯装置を示す。本実施形態は、外部温水機器として太陽熱の集熱媒体を外部熱源とするソーラー温水器2を適用し、このソーラー温水器2により生成された温水を給湯のために給湯器1で利用するようにしたものである。なお、図例のものは、給湯器1がいわゆる瞬間式給湯器により構成され、この給湯器1とソーラー温水器2とが途中にソーラー接続ユニット3を介して互いに接続されたものを示している。

0025

上記給湯器1は、1又は2以上の給湯栓11に対し給湯するための給湯回路20と、浴槽12に対し湯張り及び追い焚きを行う風呂回路30と、両回路20,30の熱交換器21,31に対し燃焼バーナ等を備えた燃焼系41からの燃焼熱を付与するための熱交換缶体40とを備えている。

0026

上記給湯回路20は、上記熱交換器21と、この熱交換器21に対しソーラー接続ユニット3を介してソーラー温水器2からの温水を入水させる入水経路としての入水管22と、上記熱交換器21を通過させた加熱後の又は非加熱のままの温水を給湯栓11に出湯させる出湯経路としての出湯管23とを基本要素として備えている。上記入水管22にはポンプ24と、水流スイッチ25と、流量センサ26と、入水温度センサ27とが設けられている。また、上記出湯管23には出湯温度センサ28が設けられている。さらに、上記入水管22と出湯管23との間には、入水管22の途中から分岐され熱交換器21をバイパスして出湯管23に合流されるバイパス管29が設けられ、途中に介装された流量調整部29aの開度調整により給湯栓11への出湯温度が調整可能とされている。このバイパス管29との合流点よりも下流側位置の出湯管23には風呂回路30への注湯管51が分岐接続され、開閉弁52の開作動により給湯回路20からの出湯を浴槽12へ落とし込んで湯張りを行い得るようになっている。

0027

上記風呂回路30は、上記熱交換器31と、循環ポンプ34の作動によりこの熱交換器31に対し浴槽12内の湯水を戻す戻り管33と、上記熱交換器31から加熱後の湯水を上記浴槽12に供給する往き管32とを基本要素として備えている。上記戻り管33には風呂湯温センサ35と、水流スイッチ36とが設けられ、上記往き管32には上記注湯管51からの落とし込み湯水を受けるホッパー受け部53が三方切換弁54を介して合流接続されている。

0028

一方、ソーラー温水器2は、貯湯槽60と、太陽熱交換器61と、貯湯槽60の底部に後述の主給水管65からの水道水を給水するための水供給配管62と、上記貯湯槽60の頂部から温水を導出して上記給湯器1の入水管22の上流端まで供給するための温水供給管63とを備えている。このソーラー温水器2では、上記貯湯槽60内に配設された熱交換コイル等の熱交換器と、上記太陽熱交換器61との間で集熱媒体を循環させ、太陽熱交換器61で集熱した熱エネルギーにより貯湯槽60内の水を熱交換加熱して温水に変換させるようになっている。

0029

また、上記ソーラー接続ユニット3は、上記ソーラー温水器2の温水供給管63の途中に介装されるものであり、混合調整弁64を基本要素として備えている。この混合調整弁64は、通常時には温水供給管63のみが連通状態とされて貯湯槽60からの温水をそのまま入水管22に供給する一方、後述のソーラーコントローラ15からの混水指令を受けたときにのみ、上流端が水道管と接続された主給水管65からの水を上記温水供給管63からの温水に対し所定の混合比で混合させることにより、上記入水管22に供給する温水を事前に温調し得るようになっている。なお、上記主給水管65の途中に上記の水供給配管62の上流端が分岐接続されている。

0030

上記ソーラー接続ユニット3内の温水供給管63の部分には開閉弁66と、上記混合調整弁64に供給される温水の温度を検出する上流側温度センサ67と、混合調整弁64から入水管22に供給される温水の温度を検出する下流側温度センサ69とが設けられている。また、上記主給水管65には上記混合調整弁64に供給される水の温度を検出する水温度センサ65が設けられている。そして、上記開閉弁66を閉作動すれば、給湯器1の入水管22に対してソーラー温水器2からの温水の代わりに、主給水管65からの水を供給することが可能になる。

0031

上記給湯器1による給湯、湯張り及び追い焚きはMPUやメモリー等を備えた主コントローラ14により作動制御され、上記ソーラー接続ユニット3による上記の混水は同様にMPUやメモリー等を備えたソーラー側コントローラ15により作動制御されるようになっている。上記主コントローラ14とソーラー側コントローラ15とは有線又は無線により双方向通信可能に接続され、また、上記主コントローラ14にはユーザによる各種指令の入力設定が行われる温度設定手段としてのリモコン16が接続されている。

0032

上記主コントローラ14は、図2に示すように給湯回路20の作動制御を行う給湯制御部141と、給湯回路20からのお湯を風呂回路30に落とし込んで浴槽12に湯張りする湯張り制御及び浴槽12内の湯水を追い焚き加熱する追い焚き制御の各作動制御を行う風呂制御部142と、リモコン16に装備された外部熱源優先スイッチとしてのソーラー温水優先スイッチ161(図3参照)から出力される外部熱源優先指令としてのソーラー温水優先指令を受けてソーラー温水優先制御を行う制御手段としてのソーラー温水優先制御部143とを備えている。

0033

ここで、上記リモコン16について図3に示す一例を参照しつつ説明すると、このリモコン16にはその表示部に対しソーラー温水優先スイッチ161が表示されるようになっており、その表示された「入」か「切」を選択スイッチ162により選択して設定スイッチ163を押すことにより、上記ソーラー温水優先スイッチ161がONされてソーラー温水優先指令が主コントローラ14に出力されるようになっている。なお、図3中164は運転スイッチ、165は風呂制御部142により自動運転を行わせるための自動運転スイッチ、166は音声出力部である。

0034

上記給湯制御部141は、通常制御時には、ポンプ24の作動によりソーラー温水器2から入水管22に入水させた温水に対し燃焼系41による燃焼作動を必要に応じて行い、リモコン16に対しユーザが入力設定した設定出湯温度の出湯を給湯栓11に対し行うようになっている。この際に、上記燃焼系41の燃焼作動を給湯側の各種センサ25〜28に基づいて制御するようになっている。また、上記風呂制御部142は、まず、開閉弁52の開作動及び三方切換弁54の切換作動を行い給湯回路20からの出湯を風呂回路30側に注湯して浴槽12に対し湯張りし、次いで、循環ポンプ34の作動及び燃焼系41の燃焼作動を行い浴槽12内に湯張りされた湯水をリモコン16に入力設定された沸き上がり温度まで追い焚き循環加熱するようになっている。

0035

次に、上記ソーラー温水優先制御部143による制御について図4フローチャートを参照しつつ説明する。

0036

まず、リモコン16のソーラー温水優先スイッチ161がON操作されてソーラー温水優先指令が出力されたか否かを判定し、出力されていれば燃焼系41の燃焼作動を禁止して燃焼停止させる(ステップS1でYES、ステップS2)。

0037

次に、再度、上記ソーラー温水優先スイッチ161がONされていること、つまりユーザによりOFF操作されていないことを確認した後(ステップS3でNO)、入水温度センサ27により検出されたソーラー温水器2からの温水温度が設定温度(設定温度=設定出湯温度−α)以下ではないことを確認して上記の燃焼作動の禁止を継続する(ステップS4でNO、ステップS2、S3)。ここで、αとしては例えば10℃を設定すればよい。

0038

一方、上記ステップS4で温水温度が上記設定温度以下という設定出湯温度よりもかなり低温であれば、上記ソーラー温水優先スイッチ161を強制的にOFFにしてリターンし(ステップS4でYES、ステップS5)、ステップS1でNOの場合の通常時の給湯制御や風呂制御を行う。また、上記ステップS3でユーザ自らがソーラー温水優先スイッチ161をOFFにした場合(ステップS3でYES)にもリターンして上記のステップS1でNOの場合の通常時の給湯制御や風呂制御を行う。

0039

上記の通常時の給湯制御や風呂制御は、まず、燃焼系41による燃焼加熱が必要か否かを判定し、必要ならば燃焼作動を開始してリターンし(ステップS6でYES、ステップS7)、不要ならば燃焼作動を停止したままにしてリターンする(ステップS6でNO、ステップS8)。

0040

以上によりソーラー温水優先スイッチ161をONした場合には、ソーラー温水器2からの温水温度が上記設定温度以下ではない限り、その温水がそのまま給湯栓11に出湯されたり、浴槽12への湯張りのために出湯されたりすることになる。この際、出湯温度が設定出湯温度よりも多少低くなってもユーザの省エネルギー化の意思に基づくものであるため容認される一方、上記温水が設定出湯温度よりもあまりに低い場合(設定温度以下の場合)にはソーラー温水優先スイッチ161の強制OFFにより通常の燃焼加熱が行われる。

0041

<他の実施形態>なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、外部温水機器としてソーラー温水器2を用いた例に対し外部温水機器からの温水を優先させる制御を適用した場合を示したが、これ以外の外部温水機器と給湯器1とを組み合わせるようにし、これに上記の外部温水機器からの温水を優先させる制御を適用してもよい。

0042

上記実施形態の図4のステップS4における「α」としては、例えば熱交換器21を流れる流量に燃焼系41での最小燃焼号数を乗じて得られる加熱上昇温度を設定するようにしてもよい。

0043

例えば図5にはヒートポンプ7からなる外部温水機器2aと、給湯器1とを組み合わせた形態を例示している。この場合、同図に例示したヒートポンプ7は、循環媒体の循環路71に対し圧縮機72と膨張弁73とが介装されており、圧縮機72により圧縮されて高温・高圧とされた循環媒体が第1熱交換器74において貯湯槽60からポンプ76の作動により循環路77を通して供給される水を熱交換加熱するようになっている。そして、膨張弁73により膨張されて低温・低圧とされた循環媒体が第2熱交換器75において外気との熱交換により吸熱した後に、上記圧縮機72において再度圧縮されて高温・高圧となるようになっている。このヒートポンプ7の運転により、貯湯槽60に対し給水されて充満された水道水が温水に変換されるようになっている。つまり、上記の高温側の循環媒体を外部熱源として温水に変換されるようになっている。

0044

また、図6には燃料電池システム8で発生する反応熱を利用して温水に変換する外部温水機器2bと、給湯器1とを組み合わせた例を示している。上記燃料電池システム8は原料ガス水蒸気改質する改質器81と、水素を主成分とする改質ガス酸素(空気)との供給を受けて発電する燃料電池セル82とを備えたものである。そして、上記改質器81及び燃料電池セル82の各反応により生じる廃熱廃温水等)を個別に取り出して第1及び第2の熱交換器83,84に導き、各熱交換器83,84において貯湯槽60からポンプ85の作動により循環路86を通して供給される水を熱交換加熱するようになっている。これにより、貯湯槽60に対し給水されて充満された水道水が温水に変換されるようになっている。つまり、上記の燃料電池システムで生じる廃熱(反応熱)を外部熱源として温水に変換されるようになっている。

0045

さらに、上記実施形態ではソーラー温水器2と給湯器1とを間にソーラー接続ユニット3を介して互いに接続させた例を示したが、これに限らず、上記のソーラー接続ユニット3を省略してソーラー温水器2の温水供給管63を給湯器1の入水管22に直接接続させるようにしてもよい。

図面の簡単な説明

0046

図1本発明の実施形態を示す模式図である。
図2コントローラの内容を示すブロック図である。
図3リモコンの例を示す正面図である。
図4ソーラー温水優先制御部による制御を示すフローチャートである。
図5ヒートポンプを利用した外部温水機器を給湯器に接続した形態を示す模式図である。
図6燃料電池システムを利用した外部温水機器を給湯器に接続した形態を示す模式図である。

--

0047

1給湯器(給湯装置)
2ソーラー温水器(外部温水機器)
2aヒートポンプを利用した外部温水機器
2b燃料電池システムを利用した外部温水機器
7 ヒートポンプ
8 燃料電池システム
16リモコン(温度設定手段)
22入水管(入水経路)
23出湯管(出湯経路)
41燃焼系(加熱手段)
143ソーラー温水優先制御部(制御手段)
161 ソーラー温水優先スイッチ(外部熱源優先スイッチ)

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