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技術 折り畳みコンテナの積載構造

出願人 岐阜プラスチック工業株式会社
発明者 村上哲也山口英俊
出願日 2001年6月28日 (19年4ヶ月経過) 出願番号 2001-196148
公開日 2003年1月15日 (17年10ヶ月経過) 公開番号 2003-011975
状態 特許登録済
技術分野 積重ね可能容器 二以上の構成要素からなる剛性容器
主要キーワード 嵌め込み突起 積載構造 中央部部分 中間溝 積載部分 嵌め込み溝 コンテナ同士 流通コスト
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年1月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

大型の折り畳みコンテナを箱状に組み立てた上に簡単且つ確実に小型の折り畳みコンテナを混載できる。

解決手段

底板1aの下面の外周に外周垂下片20aと内周突出部21aを設ける。大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板上端面部に凹所23Aを設ける。4側板を起立させて箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを載置する。小底板1aの下面に設けた外周垂下片20aと内周突出部21aとの間の嵌め込み溝部22aを起立状態の大型の折り畳みコンテナ3Aの側板の上端部にはめ込む。大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板の上端部の凹所23Aに隣接する小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの各外周垂下片20aのコーナ部分をそれぞれ隣接して嵌め込む。

概要

背景

従来から、矩形状の底板の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一対の第1の側板と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた一対の第2の側板とを、一対の第1の側板を倒した上に一対の第2の側板を倒した状態で折り畳み且つ一対の第2の側板を起立させた後に一対の第1の側板を起立させて箱状に組み立てる折り畳みコンテナが知られている。この折り畳みコンテナは空の状態で保管したり、運搬したりする場合には、折り畳みコンテナを折り畳んで嵩を低くした状態で複数積み重ねて保管したり、あるいは運搬したりするようになっている。

ところで、上記の折り畳みコンテナは、底板の大きさの異なるものが複数種類あり、これら底板の大きさが異なるものを箱状に組み立てて保管したり、運搬したり、あるいは折り畳んで保管したり、運搬したりする場合、底板の大きさが同じ大きさの折り畳みコンテナ同士を組み立てた状態で上下に複数積み重ねて保管や運搬したり、あるは折り畳んだ状態で上下に複数積み重ねて保管や運搬したりしており、このため、底板の大きさの異なる折り畳みコンテナを仕分けしてそれぞれ別々に上下に重ねる必要があり、流通コストが高くなるという問題があった。

そこで、本発明に至る過程で、小型の折り畳みコンテナの小底板の一辺を大型の折り畳みコンテナの大底板の短辺と同一長さ又は略同一長さとするとともに小底板の他辺を大底板の長辺の1/N又は略1/Nとし(ここでNは2以上の整数)とすることで、大底板の短辺と同一長さ又は略同一長さとなった小底板の一辺が大底板の短辺と平行となるように位置させた状態で箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナの上に複数の小型の折り畳みコンテナの底板を隣接して載置したり、あるいは折り畳んだ大型の折り畳みコンテナの上に複数の小型の折り畳みコンテナの底板を隣接して載置することを考えた。

そして、大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2Aの上面に図25に示すように上方に向けて突出する複数のずれ防止用突起30を設け、小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの端部に組み立て状態の大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを並べて載置した際にずれ防止用小突起30に嵌め込むための嵌め込み凹部31を形成して、これにより箱状に組み立てた状態の大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aがずれないように載置することを考えた。

しかしながら、箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に小型の折り畳みコンテナ3aを載置するに当たっては、図26のように大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2Aの上面の長手方向の端部上に小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの両側端部を載せた状態で小型の折り畳みコンテナ3aを少し傾斜させた状態で図26矢印のようにスライドさせながら載置していくものであるが、この際、小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1a両側端部が大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2Aの上端面に設けたずれ防止用小突起30に当たって、スライドの支障となるものであって、スムーズにスライドして載置できないという問題がある。

しかも、複数の小型の折り畳みコンテナ3aを箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に載置するに当たり、先に一つの小型の折り畳みコンテナ3aを載置した場合、先に載置した小型の折り畳みコンテナ3aはずれ防止用小突起30に嵌め込み凹部31が嵌め込まれることで大型の折り畳みコンテナ3Aの短辺側の側板と平行な方向においては位置決めされるが、大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2Aと平行な方向においては位置決めされないという問題があり、このため、後で載置しようとする小型の折り畳みコンテナ3aを大型の折り畳みコンテナ3Aに載置する際に正確に載置できないという問題がある。

また、従来において、折り畳み状態の大型の折り畳みコンテナの上に折り畳み状態の小型の折り畳みコンテナを載置しようとした場合、大型の折り畳みコンテナの上の折り畳み状態の側板に小型の折り畳みコンテナが載置されてしまい、載置が不安定で上下に高く積み重ねることができず、しかも側板が損傷しやすく、これらの理由により底板の大きさの異なる折り畳みコンテナを上下に混載することはできなかった。

概要

大型の折り畳みコンテナを箱状に組み立てた上に簡単且つ確実に小型の折り畳みコンテナを混載できる。

小底板1aの下面の外周に外周垂下片20aと内周突出部21aを設ける。大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板の上端面部に凹所23Aを設ける。4側板を起立させて箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを載置する。小底板1aの下面に設けた外周垂下片20aと内周突出部21aとの間の嵌め込み溝部22aを起立状態の大型の折り畳みコンテナ3Aの側板の上端部にはめ込む。大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板の上端部の凹所23Aに隣接する小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの各外周垂下片20aのコーナ部分をそれぞれ隣接して嵌め込む。

目的

本発明は上記の問題点に鑑みて発明したものであり、底板の大きさの異なる大型の折り畳みコンテナと小型の折り畳みコンテナとを安定して混載でき、特に、大型の折り畳みコンテナを箱状に組み立てた上に簡単且つ確実に小型の折り畳みコンテナを混載でき、また、底板の大きさの異なる大型の折り畳みコンテナと小型の折り畳みコンテナとを側板が損傷しないように混載でき、更に、箱状に組み立てた状態における内容量を十分に活用して収納できる折り畳みコンテナの積載構造を提供することを課題とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

長方形状の大底板の対向する長辺にそれぞれ回動自在に取付けた長辺側の側板と、対向する短辺にそれぞれ回動自在に取付けた短辺側の側板とを、長辺側の一対の側板又は短辺側の一対の側板のいずれか一方側を先に倒した後にその上に他方側を倒した状態で折り畳み且つ他方側を起立させた後に一方側を起立させて箱状に組み立てる大型の折り畳みコンテナを形成し、矩形状の小底板の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一対の第1の側板と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた一対の第2の側板とを、一対の第1の側板を倒した上に一対の第2の側板を倒した状態で折り畳み且つ一対の第2の側板を起立させた後に一対の第1の側板を起立させて箱状に組み立てる小型の折り畳みコンテナを形成し、小型の折り畳みコンテナの小底板の一辺を大型の折り畳みコンテナの大底板の短辺と同一長さ又は略同一長さとするとともに小底板の他辺を大底板の長辺の1/N又は略1/Nとし(ここでNは2以上の整数)、小底板の下面の外周に沿って外周垂下片を設けると共に小底板の下面の外周より少し内側に引き込んだ位置に内周突出部を設け、大型の折り畳みコンテナの長辺側の側板の上端面部の長手方向を1/N又は略1/Nする位置に凹所を設け、大底板の短辺と同一長さ又は略同一長さとなった小底板の一辺が大底板の短辺と平行となるように位置させた状態で4側板を起立させて箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナの上に複数の小型の折り畳みコンテナを載置し、小底板の下面に設けた外周垂下片と内周突出部との間の嵌め込み溝部を起立状態の大型の折り畳みコンテナの側板の上端部にはめ込むと共に、大型の折り畳みコンテナの長辺側の側板の上端部の凹所に隣接する小型の折り畳みコンテナの小底板の各外周垂下片のコーナ部分をそれぞれ隣接して嵌め込んで成ることを特徴とする折り畳みコンテナの積載構造

請求項2

大型の折り畳みコンテナの大底板の少なくとも四隅部分及び長辺の両端間に上方に向けて支持突部を突設し、折り畳み状態の大型の折り畳みコンテナの上面に複数の小型の折り畳みコンテナを載置すると共に大底板の少なくとも四隅部分及び長辺の両端間に突設した支持突部に複数の小型の折り畳みコンテナの小底板を載設支持して成ることを特徴とする請求項1記載の折り畳みコンテナの積載構造。

請求項3

大型の折り畳みコンテナの各側板の内面が起立状態で大底板に対して垂直となり且つ小型の折り畳みコンテナの各側板の内面が起立状態で小底板に対して垂直となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の折り畳みコンテナの積載構造。

技術分野

0001

本発明は、大型の折り畳みコンテナと小型の折り畳みコンテナとを積載する折り畳みコンテナの積載構造に関するものである。

背景技術

0002

従来から、矩形状の底板の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一対の第1の側板と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた一対の第2の側板とを、一対の第1の側板を倒した上に一対の第2の側板を倒した状態で折り畳み且つ一対の第2の側板を起立させた後に一対の第1の側板を起立させて箱状に組み立てる折り畳みコンテナが知られている。この折り畳みコンテナは空の状態で保管したり、運搬したりする場合には、折り畳みコンテナを折り畳んで嵩を低くした状態で複数積み重ねて保管したり、あるいは運搬したりするようになっている。

0003

ところで、上記の折り畳みコンテナは、底板の大きさの異なるものが複数種類あり、これら底板の大きさが異なるものを箱状に組み立てて保管したり、運搬したり、あるいは折り畳んで保管したり、運搬したりする場合、底板の大きさが同じ大きさの折り畳みコンテナ同士を組み立てた状態で上下に複数積み重ねて保管や運搬したり、あるは折り畳んだ状態で上下に複数積み重ねて保管や運搬したりしており、このため、底板の大きさの異なる折り畳みコンテナを仕分けしてそれぞれ別々に上下に重ねる必要があり、流通コストが高くなるという問題があった。

0004

そこで、本発明に至る過程で、小型の折り畳みコンテナの小底板の一辺を大型の折り畳みコンテナの大底板の短辺と同一長さ又は略同一長さとするとともに小底板の他辺を大底板の長辺の1/N又は略1/Nとし(ここでNは2以上の整数)とすることで、大底板の短辺と同一長さ又は略同一長さとなった小底板の一辺が大底板の短辺と平行となるように位置させた状態で箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナの上に複数の小型の折り畳みコンテナの底板を隣接して載置したり、あるいは折り畳んだ大型の折り畳みコンテナの上に複数の小型の折り畳みコンテナの底板を隣接して載置することを考えた。

0005

そして、大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2Aの上面に図25に示すように上方に向けて突出する複数のずれ防止用突起30を設け、小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの端部に組み立て状態の大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを並べて載置した際にずれ防止用小突起30に嵌め込むための嵌め込み凹部31を形成して、これにより箱状に組み立てた状態の大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aがずれないように載置することを考えた。

0006

しかしながら、箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に小型の折り畳みコンテナ3aを載置するに当たっては、図26のように大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2Aの上面の長手方向の端部上に小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの両側端部を載せた状態で小型の折り畳みコンテナ3aを少し傾斜させた状態で図26矢印のようにスライドさせながら載置していくものであるが、この際、小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1a両側端部が大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2Aの上端面に設けたずれ防止用小突起30に当たって、スライドの支障となるものであって、スムーズにスライドして載置できないという問題がある。

0007

しかも、複数の小型の折り畳みコンテナ3aを箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に載置するに当たり、先に一つの小型の折り畳みコンテナ3aを載置した場合、先に載置した小型の折り畳みコンテナ3aはずれ防止用小突起30に嵌め込み凹部31が嵌め込まれることで大型の折り畳みコンテナ3Aの短辺側の側板と平行な方向においては位置決めされるが、大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2Aと平行な方向においては位置決めされないという問題があり、このため、後で載置しようとする小型の折り畳みコンテナ3aを大型の折り畳みコンテナ3Aに載置する際に正確に載置できないという問題がある。

0008

また、従来において、折り畳み状態の大型の折り畳みコンテナの上に折り畳み状態の小型の折り畳みコンテナを載置しようとした場合、大型の折り畳みコンテナの上の折り畳み状態の側板に小型の折り畳みコンテナが載置されてしまい、載置が不安定で上下に高く積み重ねることができず、しかも側板が損傷しやすく、これらの理由により底板の大きさの異なる折り畳みコンテナを上下に混載することはできなかった。

発明が解決しようとする課題

0009

本発明は上記の問題点に鑑みて発明したものであり、底板の大きさの異なる大型の折り畳みコンテナと小型の折り畳みコンテナとを安定して混載でき、特に、大型の折り畳みコンテナを箱状に組み立てた上に簡単且つ確実に小型の折り畳みコンテナを混載でき、また、底板の大きさの異なる大型の折り畳みコンテナと小型の折り畳みコンテナとを側板が損傷しないように混載でき、更に、箱状に組み立てた状態における内容量を十分に活用して収納できる折り畳みコンテナの積載構造を提供することを課題とするものである。

課題を解決するための手段

0010

上記課題を達成するため本発明の折り畳みコンテナの積載構造は、長方形状の大底板1Aの対向する長辺にそれぞれ回動自在に取付けた長辺側の側板2Aと、対向する短辺にそれぞれ回動自在に取付けた短辺側の側板2Bとを、長辺側の一対の側板2A又は短辺側の一対の側板2Bのいずれか一方側を先に倒した後にその上に他方側を倒した状態で折り畳み且つ他方側を起立させた後に一方側を起立させて箱状に組み立てる大型の折り畳みコンテナ3Aを形成し、矩形状の小底板1aの対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一対の第1の側板2aと、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた一対の第2の側板2bとを、一対の第1の側板2aを倒した上に一対の第2の側板2bを倒した状態で折り畳み且つ一対の第2の側板2bを起立させた後に一対の第1の側板2aを起立させて箱状に組み立てる小型の折り畳みコンテナ3aを形成し、小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの一辺を大型の折り畳みコンテナ3Aの大底板1Aの短辺と同一長さ又は略同一長さとするとともに小底板1aの他辺を大底板1Aの長辺の1/N又は略1/Nとし(ここでNは2以上の整数)、小底板1aの下面の外周に沿って外周垂下片20aを設けると共に小底板1aの下面の外周より少し内側に引き込んだ位置に内周突出部21aを設け、大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板の上端面部の長手方向を1/N又は略1/Nする位置に凹所23Aを設け、大底板1Aの短辺と同一長さ又は略同一長さとなった小底板1aの一辺が大底板1Aの短辺と平行となるように位置させた状態で4側板を起立させて箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを載置し、小底板1aの下面に設けた外周垂下片20aと内周突出部21aとの間の嵌め込み溝部22aを起立状態の大型の折り畳みコンテナ3Aの側板の上端部にはめ込むと共に、大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板の上端部の凹所23Aに隣接する小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの各外周垂下片20aのコーナ部分をそれぞれ隣接して嵌め込んで成ることを特徴とするものである。

0011

このような構成とすることで、箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを載置して混載ができるものである。しかも箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを載置するに当たって、小型の折り畳みコンテナ3aの底部の両端部を大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2Aの上端面に載せてスライドすることでスムーズに載置できると共に、小底板1aの下面に設けた外周垂下片20aと内周突出部21aとの間の嵌め込み溝部22aを起立状態の大型の折り畳みコンテナ3Aの側板の上端部にはめ込むと共に、大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板の上端部の凹所23Aに隣接する小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの各外周垂下片20aのコーナ部分をそれぞれ隣接して嵌め込むことで、小型の折り畳みコンテナ3aを大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺と平行な方向及び短辺と平行な方向のいずれの方向に対してもずれないように位置決めできるものであり、これにより、箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを横に隣接して載置する際に正確にずれないように位置決めして載設できるものである。また、大型の折り畳みコンテナ3Aは口枠がないため箱状に組み立てた状態で安定して形状を保持する必要があるが、上記のように小底板1aの下面に設けた外周垂下片20aと内周突出部21aとを起立状態の大型の折り畳みコンテナ3Aの側板の上端部の内外にはめ込む内外嵌合であるため、口枠無しの大型の折り畳みコンテナ3Aの組み立て状態がいっそう安定することになる。

0012

また、大型の折り畳みコンテナ3Aの大底板1Aの少なくとも四隅部分及び長辺の両端間に上方に向けて支持突部4Aを突設し、折り畳み状態の大型の折り畳みコンテナ3Aの上面に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを載置すると共に大底板1Aの少なくとも四隅部分及び長辺の両端間に突設した支持突部4Aに複数の小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aを載設支持することが好ましい。このような構成とすることで、折り畳んだ大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを積み重ねるとともに複数の各小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの四隅部分をそれぞれ大型の折り畳みコンテナの支持突部4Aで支持できて、安定して支持して混載ができるものである。

0013

また、大型の折り畳みコンテナ3Aの各側板の内面が起立状態で大底板1Aに対して垂直となり且つ小型の折り畳みコンテナ3aの各側板の内面が起立状態で小底板1aに対して垂直となっていることが好ましい。すなわち、底板と側板とが一体化されたコンテナにおいては金型からの型抜きのために側板に傾斜が設けられていてコンテナ内の内容量を十分に活用することができないが、上記のように各側板を起立状態で底板に対して垂直となるようにすることで、箱状に組み立てた状態における内容量を十分に活用して収納できるものである。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下本発明の実施形態につき説明する。

0015

本発明に使用する大型の折り畳みコンテナ3Aは、図14乃至図19に示すようなもので、長方形状の大底板1Aの対向する長辺にそれぞれ長辺側の側板2Aを回動自在に取付け、対向する短辺にそれぞれ短辺側の側板2Bを回動自在に取付け、長辺側の一対の側板2A又は短辺側の一対の側板2Bのいずれか一方側を先に倒した後にその上に他方側を倒した状態で折り畳み且つ他方側を起立させた後に一方側を起立させて箱状に組み立てるように構成してある。添付図面に示す実施形態では長辺側の一対の側板2Aを倒した後に短辺側の一対の側板2Bをその上に倒すことで折り畳み、短辺側の一対の側板2Bを起立させた後に長辺側の一対の側板2Aを起立させることで箱状に組み立てるようになっている。もちろん、短辺側の一対の側板2Bを倒した後に長辺側の一対の側板2Aをその上に倒すことで折り畳み、長辺側の一対の側板2Aを起立させた後に短辺側の一対の側板2Bを起立させることで箱状に組み立てるようなものであってもよい。

0016

長方形状の大底板1Aの四隅部と長辺の両端間には上方に向けて支持突部4Aが突設してある。添付図面に示す実施形態においては大型の折り畳みコンテナ3Aの上に小型の折り畳みコンテナ3aを2つ載設する例を示しているので、この場合には長方形状の大底板1Aの長辺の両端間を2等分する位置に支持突部4Aを設けるものであり、大型の折り畳みコンテナ3Aの上に小型の折り畳みコンテナ3aを3つ載設する場合には長方形状の大底板1Aの長辺の両端間を3等分する位置に支持突起4Aを設けるものである。同様に大型の折り畳みコンテナ3Aの上に小型の折り畳みコンテナ3aを4つ載設する場合には長方形状の大底板1Aの長辺の両端間を4等分する位置に支持突起4Aを設けるものである。

0017

この支持突部4Aの上端は図14に示すように大型の折り畳みコンテナ3Aを折り畳んだ状態で上段の側板(図14においては短辺側の側板2B)よりも上に突出している。また、支持突部4Aのうち大底板1Aの四隅部に位置する支持突部4A1は上端面部の内外方向の略中間部分には平面視L字状をした嵌め込み突起6A1が突設してある。また、支持突部4Aのうち大底板1Aの長辺に突設した支持突部4A2は上端部両側に嵌め込み突起6A2が形成してあり、両嵌め込み突起6A2間が隙間6A3となっている。

0018

図19に示すように長方形状の大底板1Aの下面部には下面の全外周に沿って環状をした外周垂下片20Aを設けると共に大底板1Aの下面の外周より少し内側に引き込んだ位置に内周突出部21Aを設けてあって、外周垂下片20Aと内周突出部21Aとに囲まれた部分が大底板1Aの全外周にわたる環状をした嵌め込み溝部22Aとなっていている。ここで添付図面に示す実施形態においては、大底板1Aの下面の嵌め込み溝部22Aに囲まれた部分が下方に突出した突出底部13Aとなっていてこの突出底部13Aの周縁部が上記内周突出部21Aを構成している。

0019

大底板1Aの下面部の対向する両短辺間に短辺と平行に中間溝部11が形成してあり(添付図面に示す実施形態では両短辺の中間部分に1つの中間溝部11が形成してある)り、中間溝部11は嵌め込み溝部22Aと連続しており、また、中間溝部11の幅は嵌め込み溝部22Aの幅の2倍の幅となっている。そして、前記突出底部13Aは中間溝部11により長手方向に複数に分離してあり、複数に分離された突出底部13Aの各4隅部が載置部5Aを構成している。

0020

折り畳んだ状態の大型の折り畳みコンテナ3A同士を上下に重ねた場合、下段の大型の折り畳みコンテナ3Aの四隅部と長辺に位置する上方に向けて支持突部4Aの上面に突設した嵌め込み突起6A1と嵌め込み突起6A2とにそれぞれ上段の大型の折り畳みコンテナ3Aの下面部の外周に形成した環状をした嵌め込み溝部22Aが嵌め込まれて横ずれを防止し、また、下段の大型の折り畳みコンテナ3Aの四隅部と長辺に位置する上方に向けて支持突部4Aの上面の内側の部分に、上段の大型の折り畳みコンテナ3Aの大底板1Aの複数に分割された突出底部13Aの各4隅部の載置部5Aがそれぞれ載置されて荷重支えるようになっている。

0021

大型の折り畳みコンテナ3Aの一対の長辺側の側板2Aと一対の短辺側の側板2Bとを起立させて箱状に組み立てた状態で、隣接する長辺側の側板2Aの端部と短辺側の側板2Bの端部とは任意の接合手段により係脱自在に連結されて箱状に組み立てた状態を保持することができるようになっている。また、長辺側の側板2Aの上面部の全長及び短辺側の側板2Bの上面部の略全長にはそれぞれ上面部の内面側に片寄って上方に向けて突条7A、7Bが突設してある。上記短辺側の側板2Bの上面部に設けた突条7Bの両端部は平面視L状をしている。そして、起立状態で長辺側の側板2Aの上端面部に設けた突条7Aの両端部が短辺側の側板2Bの上端面部に設けた突条7Bの端部のL状の先端部に当接して突条7A、7Bが平面視で箱状の大型の折り畳みコンテナ3Aのコーナ部分においてL状に連続するようになっている。

0022

また、長辺側の側板2Aの上端部には長手方向を1/N又は略1/N(ここでNは2以上の整数)する位置において上記突条7Aを切欠して凹所23Aを設けてある(ここで、大型の折り畳みコンテナ3Aの上に小型の折り畳みコンテナ3aを2つ載設する場合には上記Nが2、3つ載設する場合にはNが3……となる)。

0023

大型の折り畳みコンテナ3Aを箱状に組み立てた状態で上下に積み重ねた場合、下段の大型の折り畳みコンテナ3Aの上開口部に上段の大型の折り畳みコンテナ3Aが載置されるのであるが、この場合、上段の大型の折り畳みコンテナ3Aの大底板1Aの外周部に形成された環状をした嵌め込み溝部22Aがはめ込まれて横ずれしないようになっている。

0024

小型の折り畳みコンテナ3aは、図20乃至図24に示すようなもので、矩形状の小底板1aの対向する一対の辺にそれぞれ一対の第1の側板2aを回動自在に取付け、対向する他の一対の辺に一対の第2の側板2bを回動自在に取付け、一対の第1の側板2aを倒した上に一対の第2の側板2bを倒した状態で折り畳み且つ一対の第2の側板2bを起立させた後に一対の第1の側板2aを起立させて箱状に組み立てるように構成してある。小型の折り畳みコンテナ3aの一対の第1の側板2aと一対の第2の側板2bとを起立させて箱状に組み立てた状態で、隣接する第1の側板2aの端部と第2の側板2bの端部とは任意の接合手段により係脱自在に連結されて箱状に組み立てた状態を保持することができるようになっている。

0025

ここで、上記小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aは一辺が大型の大底板1Aの短辺と同一長さ又は略同一長さとなっていると共に小底板1aの他辺が大底板1Aの長辺の1/N又は略1/N(ここでNは2以上の整数)となっている。添付図面に示す実施形態において、矩形状の小底板1aが長方形状をしている例であり、小底板1aの長辺と大底板1Aの短辺とが同一長さ又は略同一長さとなっていると共に小底板1aの短辺が大底板1Aの1/2(つまりNが2)となっており、また、第1の側板2aが長辺側の側板で第2の側板2bが短辺側の側板である例で示している。もちろん、矩形状の小底板1aが正方形であってもよいものであり、また、矩形状の小底板1aの短辺が大底板1Aの1/3、1/4……であってもよいものである。

0026

小底板1aの四隅部分には上方に向けて支持突部4Aが突設してあり、この支持突部4Aの上端は小型の折り畳みコンテナ3aを折り畳んだ状態において上段となる側板よりも上に位置している。支持突部4aの上端面部の内外方向の略中間部分には平面視L字状をした嵌め込み突起6a1が突設してある。

0027

また、図24に示すように長方形状の小底板1aの下面部には下面の全外周に沿って環状をした外周垂下片20aを設けると共に小底板1aの下面の外周より少し内側に引き込んだ位置に内周突出部21aを設けてあって、外周垂下片20aと内周突出部21aとに囲まれた部分が小底板1aの全外周にわたる環状をした嵌め込み溝部22aとなっていている。ここで添付図面に示す実施形態においては、小底板1aの下面の嵌め込み溝部22aに囲まれた部分が下方に突出した突出底部13aとなっていてこの突出底部13aの周縁部が上記内周突出部21aを構成している。突出底部13aの各4隅部が載置部5aを構成している折り畳んだ状態の小型の折り畳みコンテナ3a同士を上下に重ねた場合、下段の小型の折り畳みコンテナ3aの四隅部に設けた支持突部4Aの上面に突設した嵌め込み突起6a1に上段の小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの底面部外周の嵌め込み溝部22aがはめ込まれて横ずれを防止し、また、支持突部4Aの上面に上段の小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの底面部の四隅部の載置部5aが載置されて荷重を支持するようになっている。

0028

小型の折り畳みコンテナ3aの一対の長辺側の側板2aと一対の短辺側の側板2bとを起立させて箱状に組み立てた状態で、隣接する長辺側の側板2aの端部と短辺側の側板2bの端部とは任意の接合手段により係脱自在に連結されて箱状に組み立てた状態を保持することができるようになっている。また、長辺側の側板2aの上面部の全長及び短辺側の側板2bの上面部の略全長にはそれぞれ上面部の内面側に片寄って上方に向けて突条7a、7bが突設してある。上記短辺側の側板2bの上面部に設けた突条7bの両端部は平面視L状をしている。そして、起立状態で長辺側の側板2aの上端面部に設けた突条7aの両端部が短辺側の側板2bの上端面部に設けた突条7bの端部のL状の先端部に当接して突条7a、7bが平面視で箱状の大型の折り畳みコンテナ3Aのコーナ部分においてL状に連続するようになっている。

0029

小型の折り畳みコンテナ3aを箱状に組み立てた状態で上下に積み重ねた場合、下段の小型の折り畳みコンテナ3aの上開口部に上段の小型の折り畳みコンテナ3aが載置されるのであるが、この場合、上段の小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの外周部に形成された環状をした嵌め込み溝部22aがはめ込まれて横ずれしないようになっている。

0030

上記のような構成の大型の折り畳みコンテナ3A、小型の折り畳みコンテナ3aを用いて、組み立てた状態の大型の折り畳みコンテナ3A及び組み立てた状態の小型の折り畳みコンテナ3a内にそれぞれ収納物を収納して搬送したり、収納物を保管したりするのである。そして、収納物を入れない状態では大型の折り畳みコンテナ3A、小型の折り畳みコンテナ3aをそれぞれ折り畳んで搬送したり、あるいは保管したりするものである。

0031

ここで、大型の折り畳みコンテナ3A、小型の折り畳みコンテナ3aをそれぞれ折り畳んだ状態で搬送したり、保管したりするに当たり、本発明においては、図7図8に示すように、折り畳んだ大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを並べて載置して積み重ねることができるようになっている。すなわち、折り畳み状態の大型の折り畳みコンテナ3Aの上面に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを載置すると共に大底板1Aの少なくとも四隅部分及び長辺に突設した支持突部4Aに複数の小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの少なくとも4隅部分を載設支持するものである。この場合、大型の折り畳みコンテナ3Aの短辺側に該短辺と同じ長さ又は略同じ長さをした小型の折り畳みコンテナ3aの一辺が平行となるように小型の折り畳みコンテナ3aを大型の折り畳みコンテナ3A上に複数並べるものであり、これにより大型の折り畳みコンテナ3Aと複数の小型の折り畳みコンテナ3aとが同一大きさに収まって積み重ねられるようになっている。

0032

ここで、図12に示すように複数の小型の折り畳みコンテナ3aの各小底板1aの下面部の四隅部分に設けた小底板1aの外周部に形成された環状をした嵌め込み溝部22aが、支持突部4Aの嵌め込み突起6A1、6A2に係合するものであって、大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを並べて載置した場合に、複数の小型の折り畳みコンテナ3aがずれないように積載できていっそう安定して混載できるようになっている。

0033

上記のようにして大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを並べて載置した場合、小型の折り畳みコンテナ3a同士が隣接する箇所においては、隣接する小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの外周部に形成された環状をした嵌め込み溝部22aの外側に位置する外周垂下片20aがそれぞれ大底板1Aの長辺に突設した支持突部4A2は上端部両側に突設した嵌め込み突起6A2間の隙間6A3に嵌め込まれることで、外周垂下片20aを設けて大型の折り畳みコンテナ3Aに対して小型の折り畳みコンテナ3aを積み重ねた状態で横ずれを防止するようにしたにもかかわらず、外周垂下片20aを隙間6A3で逃がして確実に折り畳んだ状態で積み重ねることができるようにしてある。

0034

また、前述のように、支持突部4Aの上端部が大型の折り畳みコンテナ3Aの折り畳み状態における上段の側板よりも上方に突出するように構成してあるので、大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを載置するに当たって、大型の折り畳みコンテナ3Aの折り畳んだ状態で上段となっている側板に複数の小型の折り畳みコンテナ3aの荷重がかからないようにできるものであり、また、折り畳んだ状態における大型の折り畳みコンテナ3Aの上に別の載置物を載置した場合にも大底板1Aの少なくとも四隅部分及び長辺に上方に向けて支持突部4Aにより支持して側板に荷重がかからないようにでき、これにより折り畳み状態の側板に荷重がかからずに側板の破損を防止するようになっている。

0035

上記のように、大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを並べて積載するのであるが、この場合、大型の折り畳みコンテナ3A同士を多段に積載すると共に複数の大型の折り畳みコンテナ3Aのうち任意の段数目の大型の折り畳みコンテナ3Aの上に上記のように複数の小型の折り畳みコンテナ3aを載置して積載してもよく、上記のようにして積載した複数の並設した小型の折り畳みコンテナ3aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを載設して積載してもよく、あるいは、複数の小型の折り畳みコンテナ3aを並べた上に大型の折り畳みコンテナ3Aを積載してもよいものである。

0036

複数の小型の折り畳みコンテナを3aを並べた上に大型の折り畳みコンテナ3Aを載置して積載する場合、大型の折り畳みコンテナ3Aの大底板1Aの複数に分割された突出底部13Aの各4隅部の載置部5Aがそれぞれ複数の小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの四隅に突設した支持突部4aに載置されて荷重が支持され、更に、複数の小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの四隅に突設した支持突部4aに突設した嵌め込み突起6a1が大底板1Aの下面の嵌め込み溝部22Aと中間溝部11に嵌め込まれ、これにより複数の並設した小型の折り畳みコンテナ3aの上に大型の折り畳みコンテナ3Aを載置した際に、大型の折り畳みコンテナ3Aがずれないように安定して積載されることになる。図9図13には大型の折り畳みコンテナ3Aと複数の小型の折り畳みコンテナ3aとの積載の各例を示しているがもちろん上記以外にも種々の積載形態が採用できるものである。

0037

なお、折り畳んだ状態の大型の折り畳みコンテナ3Aの上に箱状に組み立てた複数の小型の折り畳みコンテナ3aを積載してもよい。この場合も前述のように折り畳んだ複数の小型の折り畳みコンテナ3aを大型の折り畳みコンテナ3Aの上に載設して積載するのと同じ状態で積載されるものである。

0038

また、折り畳んだ状態の複数の小型の折り畳みコンテナ3aを並設した上に大型の折り畳みコンテナ3Aを載設してもよい。この場合も前述のように折り畳んだ大型の折り畳みコンテナ3Aを折り畳んだ複数の小型の折り畳みコンテナ3aの上に載設して積載するのと同じ状態で積載されるものである。

0039

一方、大型の折り畳みコンテナ3Aを箱状に組み立て、小型の折り畳みコンテナ3aを箱状に組み立て、図1図2に示すように箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数の小型の折り畳みコンテナ3aを載置するように混載することもできる。この場合、小型の折り畳みコンテナ3aは小底板1aの大底板1Aの短辺と同一長さ又は略同一長さとなっている辺を大底板1Aの短辺と平行となるように配置して複数並べて大型の折り畳みコンテナ3A上に載置するものである。

0040

箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に小型の折り畳みコンテナ3aを載置するに当たっては、例えば、図5(a)のように、大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2Aの上面の突条7Aの長手方向の端部上に小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの両側端部(つまり外周垂下片20aのコーナ部分)を載せた状態で小型の折り畳みコンテナ3aを少し傾斜させ(突条7Aに載置した側と反対側が上となるように傾斜させ)た状態で、図5(a)の矢印のように突条7Aに沿ってスライドさせ、外周垂下片20aのコーナ部分が突条7Aに設けた凹所23Aに落ち込んだ状態で、図5(b)のように、小底板1aの下面に設けた外周垂下片20aと内周突出部21aとの間の嵌め込み溝部22aを大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2Aの上端面の長手方向の1/Nの範囲に設けた突条7Aと一方の短辺側の側板2Bの上端面に設けた突条7Bに嵌め込むものである。これにより、小型の折り畳みコンテナ3aの1つが大型の折り畳みコンテナ3Aの上に大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺方向、短辺方向に横ずれないように位置決めされた状態で大型の折り畳みコンテナ3Aの所定位置に載設され、この場合更に、小型の折り畳みコンテナ3aと大型の折り畳みコンテナ3A同士との上記はめ合いにより大型の折り畳みコンテナ3Aの開口が広がったり、狭まったりするのを防止して大型の折り畳みコンテナ3A内に小型の折り畳みコンテナ3aが落ち込まないようにしている。

0041

同様にして図5(c)のように別の小型の折り畳みコンテナ3aを小底板1aの下面に設けた外周垂下片20aのコーナ部分を大型の折り畳みコンテナ3Aの突条7A上に載置して図5(c)の矢印のようにスライドさせ、凹所23Aに外周垂下片20aのコーナ部分が落ち込んだ状態で図5(d)のように、小底板1aの下面に設けた外周垂下片20aと内周突出部21aとの間の嵌め込み溝部22aを大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2Aの上端面の長手方向の1/Nの範囲に設けた別の突条7Aと短辺側の他方の側板2Bの上端面に設けた突条7Bに嵌め込むものである。

0042

ここで、凹所23Aには隣接する小型の折り畳みコンテナ3aの小底板1aの各外周垂下片20aのコーナ部分がそれぞれ隣接して嵌め込まれるものである。

0043

なお、箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナ3Aの上に複数個の小型の折り畳みコンテナ3aをスライドして載置するに当たっては、図6(a)(b)(c)(d)に示す順序で行ってもよいものである。

0044

また、上記箱状に組み立てた状態での混載において、各小型の折り畳みコンテナ3aの底部の突出底部13aが大型の折り畳みコンテナ3Aの上開口部内に嵌り込みむことで、大型の折り畳みコンテナ3Aの長辺側の側板2A、短辺側の側板2Bがそれぞれ内側に倒れるのを防止するとともに複数の小型の折り畳みコンテナ3aがいっそうずれないようにしている。

0045

ここで、箱状に組み立てた複数の並設した小型の折り畳みコンテナ3aの上に大型の折り畳みコンテナ3Aを載置してもよい。この場合、複数の並設した小型の折り畳みコンテナ3aの各側板2a、2bの上端面に設けた突条7a、7bに大型の折り畳みコンテナ3Aの大底板1Aの下面部の嵌め込み溝部22A、中間溝部11に嵌め込まれ(隣接する折り畳みコンテナ3aの突条7bは中間溝部11に嵌め込まれ)、大型の折り畳みコンテナ3Aがずれないようになっている。

0046

ところで、大型の折り畳みコンテナ3Aの各側板の内面が起立状態で大底板1Aに対して垂直となり且つ小型の折り畳みコンテナ3aの各側板の内面が起立状態で小底板1aに対して垂直となっている。しかして、底板と側板とが一体化されたコンテナにおいては型抜きのために側板に傾斜が設けられていてコンテナ内の内容量を十分に活用することができないが、上記のように各側板を起立状態で底板に対して垂直となるようにすることで、箱状に組み立てた状態における内容量を十分に活用して収納できるものである。

発明の効果

0047

本発明の請求項1記載の発明にあっては、上述のように、小型の折り畳みコンテナの小底板の一辺を大型の折り畳みコンテナの大底板の短辺と同一長さ又は略同一長さとするとともに小底板の他辺を大底板の長辺の1/N又は略1/Nとし(ここでNは2以上の整数)、小底板の大底板の短辺と同一長さ又は略同一長さとなった一辺が大底板の短辺と平行となるように位置させた状態で4側板を起立させて箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナの上に複数の小型の折り畳みコンテナを載置するので、箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナの上に複数の小型の折り畳みコンテナを横に並べて混載して搬送したり、保管できて、流通の簡素化が図れるものであり、しかも、小底板の下面の外周に沿って外周垂下片を設けると共に小底板の下面の外周より少し内側に引き込んだ位置に内周突出部を設け、大型の折り畳みコンテナの長辺側の側板の上端面部の長手方向を1/N又は略1/Nする位置に凹所を設け、小底板の下面に設けた外周垂下片と内周突出部との間の嵌め込み溝部を起立状態の大型の折り畳みコンテナの側板の上端部にはめ込むと共に、大型の折り畳みコンテナの長辺側の側板の上端部の凹所に隣接する小型の折り畳みコンテナの小底板の各外周垂下片のコーナ部分をそれぞれ隣接して嵌め込むので、箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナの上に複数の小型の折り畳みコンテナを混載するに当たって、大型の折り畳みコンテナの長辺側の側板の上端面に従来のようにスライドの支障となる複数のずれ防止用小突起を設けないので、小型の折り畳みコンテナの底部の両端部を大型の折り畳みコンテナの長辺側の側板の上端面に載せてスライドしてスムーズに載置できると共に、小底板の下面に設けた外周垂下片と内周突出部との間の嵌め込み溝部を起立状態の大型の折り畳みコンテナの側板の上端部にはめ込むと共に、大型の折り畳みコンテナの長辺側の側板の上端部の凹所に隣接する小型の折り畳みコンテナの小底板の各外周垂下片のコーナ部分をそれぞれ隣接して嵌め込むことで、小型の折り畳みコンテナを大型の折り畳みコンテナの長辺と平行な方向及び短辺と平行な方向のいずれの方向に対してもずれないように位置決めできるものである。したがって、箱状に組み立てた大型の折り畳みコンテナの上に複数の小型の折り畳みコンテナを横に隣接して載置する際に正確にずれないように位置決めして載設でき、混載後も長辺側及び短辺側にずれないようにできるものである。

0048

また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、大型の折り畳みコンテナの大底板の少なくとも四隅部分及び長辺の両端間に上方に向けて支持突部を突設し、折り畳み状態の大型の折り畳みコンテナの上面に複数の小型の折り畳みコンテナを載置すると共に大底板の少なくとも四隅部分及び長辺の両端間に突設した支持突部に複数の小型の折り畳みコンテナの小底板を載設支持してあるので、折り畳んだ大型の折り畳みコンテナの上に複数の小型の折り畳みコンテナを積み重ねるとともに複数の各小型の折り畳みコンテナの小底板の四隅部分をそれぞれ大型の折り畳みコンテナの支持突部で支持できて、安定して支持して混載ができるものであり、大型の折り畳みコンテナと小型の折り畳みコンテナをそれぞれ折り畳んで搬送、保管する際、両者を混載して搬送、保管ができて流通の簡素化がはかれるものである。

0049

また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、大型の折り畳みコンテナの各側板の内面が起立状態で大底板に対して垂直となり且つ小型の折り畳みコンテナの各側板の内面が起立状態で小底板に対して垂直となっているので、起立状態で側板が底板に対して傾斜したものに比べ、箱状に組み立てた状態における内容量を十分に活用して収納できるものである。

図面の簡単な説明

0050

図1本発明の大型の折り畳みコンテナと小型の折り畳みコンテナをそれぞれ箱状に組み立てて混載した状態の斜視図である。
図2同上の分解斜視図である。
図3同上の正面図である。
図4同上の一部破断した断面図である。
図5(a)(b)(c)(d)は同上の箱状に組み立てた状態の大型の折り畳みコンテナの上に複数の小型の折り畳みコンテナを載置する順序を示す説明図である。
図6(a)(b)(c)(d)は同上の箱状に組み立てた状態の大型の折り畳みコンテナの上に複数の小型の折り畳みコンテナを載置する順序を示す他例の説明図である。
図7本発明の大型の折り畳みコンテナと小型の折り畳みコンテナをそれぞれ折り畳んで混載した状態の斜視図である。
図8同上の分解斜視図である。
図9同上の正面図である。
図10同上の側面図である。
図11同上の大型の折り畳みコンテナと小型の折り畳みコンテナとを折り畳んで積載した積載部分の断面図である。
図12(a)は図5左端部分の拡大断面図であり、(b)は図5中央部部分の拡大断面図である。
図13同上の大型の折り畳みコンテナと小型の折り畳みコンテナとを折り畳んで混載した他の例を示す正面図である。
図14同上に用いる大型の折り畳みコンテナの折り畳み状態の斜視図である。
図15同上に用いる大型の折り畳みコンテナの折り畳み状態の平面図である。
図16同上に用いる大型の折り畳みコンテナの折り畳み状態の正面図である。
図17同上に用いる大型の折り畳みコンテナの箱状に組み立てた状態の斜視図である。
図18同上に用いる大型の折り畳みコンテナの箱状に組み立てた状態の正面図である。
図19同上に用いる大型の折り畳みコンテナの下面図である。
図20同上に用いる小型の折り畳みコンテナの折り畳み状態の斜視図である。
図21同上に用いる小型の折り畳みコンテナの折り畳み状態の正面図である。
図22同上に用いる小型の折り畳みコンテナの箱状に組み立てた状態の斜視図である。
図23同上に用いる小型の折り畳みコンテナの箱状に組み立てた状態の正面図である。
図24同上に用いる小型の折り畳みコンテナの下面図である。
図25本発明に至る過程で考えた大型の折り畳みコンテナの長辺側の側板に位置ずれ防止用突起を突設して小型の折り畳みコンテナの小底板の下面部に嵌め込み凹部をはめ込んだ状態の断面図である。
図26同上の問題点を示す説明図である。

--

0051

1A 大底板
1a 小底板
2A 長辺側の側板
2B 短辺側の側板
2a 一方の側板
2b 他方の側板
3A 大型の折り畳みコンテナ
3a 小型の折り畳みコンテナ
4A 支持突部
4a 支持突部
20a 外周垂下片
21a内周突出部
22a嵌め込み溝部
23A 凹所

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