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技術 2条植え苗移植機

出願人 井関農機株式会社関東農機株式会社
発明者 切手肇木下栄一郎勝野志郎久保環野村公勇荒井誠
出願日 2001年6月29日 (18年1ヶ月経過) 出願番号 2001-200139
公開日 2003年1月14日 (16年7ヶ月経過) 公開番号 2003-009614
状態 特許登録済
技術分野 移植機(1)(主として畑作用)
主要キーワード 装着棒 二行程 前出力軸 開閉ロッド 後出力軸 ラチェットアーム 後側部材 前側部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2003年1月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

一対の苗植付装置左右並列に配置された2条植え苗移植機において、左右の苗植付装置へ伝動する植付伝動機構簡潔かつ合理的な配置とするとともに、左右のバランスを向上させる。

解決手段

一対の苗植付装置の左右内側に左右共通の植付伝動機構30,31,32を設けるとともに、苗植付装置5L,5Rの苗植付具60を昇降作動させる左右の昇降機構を当該苗植付具と前記植付伝動機構との間にそれぞれ設け、前記植付伝動機構から左右両側に突出させた複数の出力軸31A,31Bにより前記左右の昇降機構を駆動する構成とする。

概要

背景

野菜苗移植機としては1条植え構成のものが多いが、2条植え構成のものも知られている。一般的に、従来の2条植え苗移植機は、1条植え機をベースにして開発されたものであって、1条植え機と同様の苗植付装置を単に左右並列に2組並べただけであった。このため、苗植付装置への伝動機構が左右重複して機構的に無駄があるとともに、左右の重量バランスが悪いという問題点を有していた。

なお、特開平7−250513号公報には、「ミッションケースから一つの伝動系を介して前記左右両苗植付け装置動力伝達するように構成」された2条植え苗移植機が記載されている。この苗移植機は、実施例に開示されているように、「ミッションケース17の左右両側に突出するPTO軸23」の両端から左右の「チェン38」を介して、苗植付け装置の「移植用カップ32」(苗植付具)を昇降させる昇降機構駆動軸である左右の「回転軸36」にそれぞれ動力伝達するようになっている。したがって、厳密には、ミッションケースから左右両苗植付け装置に動力伝達する伝動系の一部が左右共用化されているというべきである。

概要

一対の苗植付装置が左右並列に配置された2条植え苗移植機において、左右の苗植付装置へ伝動する植付伝動機構を簡潔かつ合理的な配置とするとともに、左右のバランスを向上させる。

一対の苗植付装置の左右内側に左右共通の植付伝動機構30,31,32を設けるとともに、苗植付装置5L,5Rの苗植付具60を昇降作動させる左右の昇降機構を当該苗植付具と前記植付伝動機構との間にそれぞれ設け、前記植付伝動機構から左右両側に突出させた複数の出力軸31A,31Bにより前記左右の昇降機構を駆動する構成とする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

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請求項1

一対の苗植付装置左右並列に配置された2条植え苗移植機において、前記一対の苗植付装置の左右内側に左右共通の植付伝動機構を設けるとともに、苗植付装置の苗植付具昇降作動させる左右の昇降機構を当該苗植付具と前記植付伝動機構との間にそれぞれ設け、前記植付伝動機構から左右両側に突出させた複数の出力軸により前記左右の昇降機構を駆動するように構成したことを特徴とする2条植え苗移植機。

技術分野

0001

本発明は、一対の苗植付装置左右並列に配置された2条植え苗移植機に関する。

背景技術

0002

野菜用苗移植機としては1条植え構成のものが多いが、2条植え構成のものも知られている。一般的に、従来の2条植え苗移植機は、1条植え機をベースにして開発されたものであって、1条植え機と同様の苗植付装置を単に左右並列に2組並べただけであった。このため、苗植付装置への伝動機構が左右重複して機構的に無駄があるとともに、左右の重量バランスが悪いという問題点を有していた。

0003

なお、特開平7−250513号公報には、「ミッションケースから一つの伝動系を介して前記左右両苗植付け装置動力伝達するように構成」された2条植え苗移植機が記載されている。この苗移植機は、実施例に開示されているように、「ミッションケース17の左右両側に突出するPTO軸23」の両端から左右の「チェン38」を介して、苗植付け装置の「移植用カップ32」(苗植付具)を昇降させる昇降機構駆動軸である左右の「回転軸36」にそれぞれ動力伝達するようになっている。したがって、厳密には、ミッションケースから左右両苗植付け装置に動力伝達する伝動系の一部が左右共用化されているというべきである。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、従来の2条植え野菜用苗移植機の問題点を解消し、左右一対の苗植付装置へ伝動する伝動機構を簡潔かつ合理的な配置とするとともに、左右の重量バランスを向上させることを課題としている。

課題を解決するための手段

0005

上記課題を解決するために本発明は次のように構成した、すなわち、本発明にかかる2条植え苗移植機は、一対の苗植付装置が左右並列に配置された2条植え苗移植機において、前記一対の苗植付装置の左右内側に左右共通の植付伝動機構を設けるとともに、苗植付装置の苗植付具を昇降作動させる左右の昇降機構を当該苗植付具と前記植付伝動機構との間にそれぞれ設け、前記植付伝動機構から左右両側に突出させた複数の出力軸により前記左右の昇降機構を駆動するように構成したことを特徴としている。

発明の効果

0006

本発明にかかる2条植え苗移植機は、上記の構成とすることにより、左右の苗植付装置へ伝動する伝動機構が完全に左右共通となり、簡潔かつ合理的な伝動機構とすることができるとともに、左右の苗植付装置及びその伝動機構の配置が左右対象となり、左右の重量バランスを向上させられる。

発明を実施するための最良の形態

0007

以下、図面に表された実施の形態について説明する。図1図8は野菜用の2条植え苗移植機を表している。この苗移植機1は、後輪2,2及び前輪3,3を備えた走行部1aと、各左右一対の苗供給装置4(L,R)及び苗植付装置5(L,R)を備えた植付部1bとからなり、走行部1aによってUを跨いだ状態で機体を進行させながら、植付部1bによって畝Uの上面にを2条植付ける構成となっている。作業者は、機体後方に設けた操縦ハンドル6で適宜機体を操向するとともに、植付作業時には植付部1bの側方歩行しながら苗供給装置4,4へ苗を補給する。以下、各部の構成について説明する。

0008

走行部1aは、走行部ミッションケース7の前側にエンジン9が配置されている。エンジン9の左側面部には該エンジンの動力で駆動する油圧ポンプ10が設けられている。また、エンジン9の上側には燃料タンク11等が設けられ、その上側をボンネット12が覆っている。走行部ミッションケース7の背面部に側面視長方形の左右に長い連結フレーム13が一体に設けられており、この連結フレームの背面右端部に走行部1aと操縦ハンドル6とをつなぐメインフレーム14の前端部が固着連結されている。メインフレーム14は、植付部1bの下方を通って後方に延び、途中で斜め上向きに湾曲し、そのまま植付部1bの後方位置まで延びている。そして、その後端部に操縦ハンドル6が固着して取り付けられている。

0009

走行部ミッションケース7の左右側面部から、内部に後輪伝動用シャフト挿通された回動自在な後輪伝動パイプ15L,15Rが左右側方に突出している。右側の後輪伝動パイプ15Rの方が左側の後輪伝動パイプ15Lよりも長くなっている。これら後輪伝動パイプ15L,15Rの中間部は、前記連結フレーム13に固定の支持パイプ15a,15aに取り付けた軸受部15b,15bに回転自在に支持されている。そして、左右両後輪伝動パイプ15L,15Rの先端部に走行チェーンケース16,16が一体に取り付けられ、その走行チェーンケースの先端部に設けた後輪車軸駆動車輪である後輪2,2が取り付けられている。後輪伝動パイプ15L,15R内のシャフトと走行チェーンケース16,16内のチェーン16a,16aを介して、走行部ミッションケース7から後輪車軸へ動力が伝達される。

0010

図5に示すように、チェーン16aが掛けられる従動側スプロケット16bは軸受16c,16cによって走行チェーンケース16に回転自在に支持されており、そのスプロケット16bと一体の筒体16dに形成された六角孔車軸2a(又は2b)の六角軸部を挿入して該車軸をスプロケット16bと一体回転するように取り付けている。車軸2a(又は2b)は外向き及び内向きのいずれにも取り付けることができる。また、長短2種類の車軸2a,2bが用意されており、1畝当たりの植付条数に応じていずれか選択して取り付ける。

0011

短い車軸2aを外向きに取り付けた場合の後輪の中心位置と内向き取り付けた場合の後輪の中心位置との間隔は、植付条条間Wの1/2となるように設定されている。また、短い車軸2aに後輪を取り付けた場合と長い車軸2bの後輪を取り付けた場合とにおける後輪の中心位置の左右距離も(1/2)Wになるように設定されている。

0012

エンジン9の下側には前輪支持パイプ17が前後方向のピボット軸17aを支点にして揺動自在に設けられ、この前輪支持パイプ17に左右方向の前輪支持軸18が摺動自在に嵌合している。そして、前輪支持軸18の左右両端部に固着された筒体18a,18aに前輪支持ロッド3a,3aが高さ調節可能に取り付けられ、該ロッド下端部に従動車輪である前輪3,3が軸支されている。

0013

また、前記筒体18a,18aから前方に支持棒19a,19aが突設され、その前端部に固着された筒体19b,19bにガイドローラ支持ロッド19c,19cが高さ調節可能に取り付けられ、該ロッドの下端部にガイドローラ19,19が軸支されている。このガイドローラ19,19は畝Uの側面を転動して、機体が畝に沿って走行するようにしている。左右のガイドローラ支持ロッド用の筒体19b,19bは長さ調節可能な連結棒19dにより互いに連結されている。

0014

走行部1aには機体に対し後輪2,2を上下動させて機体位置を制御する機体制御機構が設けられている。この機体制御機構は、走行部ミッションケース7の上に配置した油圧バルブユニット20から後方に向けて昇降シリンダ21が設けられ、該シリンダピストンロッドの先端部に天秤杆22が上下方向の軸まわりに回動自在に取り付けられている。ピストンロッドは、前後両端が油圧バルブユニット20とメイフレーム14に取り付けた取付部材23とで支持されたガイド軸24に沿って摺動するようになっている。天秤杆22の左右両端部と、後輪伝動パイプ15L,15Rに固着したスイングアーム25,25とが、連結ロッド26,27を介して連結されている。左側の連結ロッド26は、ローリングシリンダになっており、該シリンダを伸縮作動させることにより長さを変えられるようになっている。

0015

昇降シリンダ21及びローリングシリンダ27は、前記油圧ポンプ10から供給される作動油を油圧バルブユニット20内の制御バルブ(図示せず)で制御して作動させられる。昇降シリンダ21を伸縮作動させると、左右の後輪2,2が同方向に同量だけ機体に対し上下動し、機体が昇降する。また、ローリングシリンダ27を伸縮作動させると、左右の後輪2,2が逆方向に同量だけ機体に対し上下動し、機体が左右に傾斜する。

0016

植付部1bは、前記連結フレーム13の上面に走行部ミッションケース7から伝動される植付部ミッションケース30の基部を固着し、該植付部ミッションケースの上部に第一植付伝動ケース31の前端部を固着し、さらに該第一植付伝動ケースの後端部に第二植付伝動ケース32の前端部を固着して植付伝動機構を構成している。そして、第一植付伝動ケース31の後端部かつ第二植付伝動ケース32の前端部から前出力軸33Bが左右両側に突出するとともに、第二植付伝動ケース32の後端部から後出力軸33Aが左右両側に突出している。

0017

苗植付装置5(L,R)の苗植付具昇降機構は、第一植付伝動ケース31と第二植付伝動ケース32とに連結されている。また、植付部ミッションケース30の上端部に上部フレーム34の基部が固着されており、この上部フレーム34は後端で左右に分岐し、各分岐部の間に架け渡した支持板35に左右の苗供給装置4(L,R)がそれぞれ支持されている。さらに、植付部ミッションケース30の基部が固定された苗載台フレーム36に苗載台37が支持されている。

0018

各左右一対の苗供給装置4(L,R)及び苗植付装置5(L,R)はそれぞれ左右対称の配置で、機構的には左右いずれも同じ構成である。これら左右の苗供給装置4(L,R)及び苗植付装置5(L,R)は、左右中央部に配置された植付部ミッションケース30、第一植付伝動ケース31及び第二植付伝動ケース32からなる植付伝動機構により伝動される。したがって、植付部1bはほぼ左右対称形となり、左右のバランスが良好である。図6は右側の苗供給装置4(R)を、図7及び図8は右側の苗植付装置5(R)を示すものであり、以下、これら各図に基づきに苗供給装置及び苗植付装置について説明する。

0019

苗供給装置4は、複数の苗供給カップ40,…を円周上に等間隔で配置したターンテーブル41を備えている。ターンテーブル41は、前記支持板35に中心軸43を支点にして回転自在に設けられている。中心軸43にはラチェットホイール45が取り付けられ、そのラチェットホイールの歯に噛み合う方向に付勢したラチェット爪46が中心軸43に回転自在に嵌合するラチェットアーム47に取り付けられている。ラチェットアーム47と、後記前リンク支持アーム67Bと一体に作動する苗供給駆動アーム49とが苗供給駆動ロッド50を介して連結されており、苗供給駆動アーム49が揺動することにより、ターンテーブル41が苗植付装置5の作動と同期して苗供給カップ40,…の取付間隔分づつ間欠的に回転する。

0020

各苗供給カップ40,…の底部には開閉自在なシャッタ52,…が取り付けられている。平面視で前側やや左寄りの位置が切れたC字形のシャッタ閉じ棒53が苗供給カップの底部に接する高さに設けられており、上記シャッタ閉じ棒53の切れた部分に相当する苗供給位置Pに位置する苗供給カップ40のシャッタ52は自重もしくは苗の重量で開くが、それ以外の苗供給カップ40,…のシャッタ52,…はシャッタ閉じ棒53に規制されて閉じた状態になる。

0021

作業時には、機体の進行に合わせて歩行する作業者が、苗載台37に載置されている育苗トレイポット苗を各苗供給カップ40,…に補給する。ターンテーブル41の回転により苗の入った苗供給カップ40が苗供給位置Pまで移動すると、シャッタ52が開き苗が苗植付装置5の苗植付具60の中に落下する。

0022

苗植付装置5は、下端側が前後に開閉するくちばし状の苗植付具60を備えている。この苗植付具60は、前側部材60aと後側部材60bとからなっており、苗植付具60の後方に位置する前側部材回動軸61Aに回動自在に支持された前側部材取付アーム62A,62Aに前側部材60aが一体に取り付けられ、苗植付具60の前方に位置する後側部材回動軸61Bに回動自在に支持された後側部材取付アーム62B,62Bに後側部材60bが一体に取り付けられている。よって、回動軸61A,61Bを支点にして両部材60a,60bが回動すると、苗植付具60の下端側が前後に開閉する。前側部材取付アーム62Aと後側部材取付アーム62Bに形成された長穴62aに遊嵌する連動ピン63によって、前側部材60aと後側部材60bとは互いに連動して回動する。前側部材取付アーム62Aの脚部と後側部材取付アーム62Bの脚部との間に、前側部材60a及び後側部材60bを閉じる側に付勢するスプリング64が張設されている。

0023

苗植付具60の昇降機構は以下に示す構成で、前記植付伝動機構30,31,32と苗植付具60との間に配置されている。すなわち、第二植付伝動ケース32の後端部下面に後第一リンク67Aを回動自在に取り付け、該後第一リンクの先端部に後第二リンク68Aの一端部を枢着し、該後第二リンクの他端部に前側部材回動軸61Aを連結している。後第二リンク68Aの中間部には、前記後出力軸33Aに取り付けた後駆動アーム69Aの先端部を連結している。また、第二植付伝動ケース32の前端部下面に前第一リンク67Bを回動自在に取り付け、該前第一リンクの先端部に前第二リンク68Bの一端部を枢着し、該前第二リンクの他端部に後側部材回動軸61Bを連結している。前第二リンク68Bの中間部には、前記前出力軸33Bに取り付けた前駆動アーム69Bの先端部を連結している。両駆動アーム69A,69Bが駆動回転すると、苗植付具60が軌跡Kを描いて一定姿勢のまま上下動する。なお、Kは苗植付具60の下端側が閉じた状態のままであるとする仮想の軌跡である。

0024

後第二リンク68Aの基部には開閉アーム71を回動自在に取り付け、その開閉アーム71の先端部と前側部材取付アーム62Aとを開閉ロッド72で連結している。また、後第二リンク68Aの中間部には後駆動アーム69Aと一体に回転する開閉カム73を取り付けている。この開閉カムのカムフォロアとして、開閉アーム71にローラ74を設けている。苗植付具60が下死点付近にある位置から上昇する行程で、開閉カム73がローラ74に係合するようになっている。開閉カム73がローラ74に係合すると、開閉ロッド72が引かれ、前側部材60aと後側部材60bが互いに連動して回動し、苗植付具60が開く。開閉カム73がローラ74に係合しない時は、スプリング64の張力によって苗植付具60が閉じている。

0025

苗植付具の60が上死点にある時に、苗供給装置4により苗が落下供給される。供給された苗は、前側部材回動軸61Aと後側部材回動軸61Bとに取り付けられている筒状の苗ガイド76を通って苗植付具内に導かれる。苗を保持した苗植付具60が下降し、下死点では苗植付具60の下部が畝の表土部に突き刺さり、苗移植用穴を形成する。これとほぼ同期して苗植付具60が開き、保持していた苗を上記苗移植用穴の中に解放する。そのまま苗植付具60が上昇し、上死点付近まで上昇すると苗植付具60が閉じる。

0026

苗植付位置の後方には、下部ほど互いの間隔が狭くなるように斜めに取り付けた左右一対の鎮圧輪80,80が設けられている。この鎮圧輪80,80は、左右方向の鎮圧輪フレーム支点軸81を支点にして上下に揺動自在な鎮圧輪フレーム82に取り付けられ、該鎮圧輪フレームの後端部に立設したウエイト装着棒83に装着されるウエイト84の荷重によって地面に押し付けられている。装着するウエイト84の重量を変更することにより、鎮圧輪80,80を地面に押し付ける荷重を調節することができる。機体の進行に伴って鎮圧輪80,80が畝面を転動し、苗が植付けられた後の苗移植穴の周囲の土を崩落させて穴を埋め戻すと共とも、その跡を軽く鎮圧する。

0027

メインフレーム14には、畝面の凹凸に応じて上下に回動する接地体90が取り付けられている。この接地体90の動き連動機構91を介して油圧バルブユニット20内の昇降用油圧バルブに伝えられ、畝の上面に対する機体高さが一定になるように前記昇降シリンダ21を作動させる。これにより、苗の植付深さを一定に維持する。

0028

また、油圧バルブユニット20の前方に左右傾斜検出用振り子95が設けられ、この振り子95の動きに連動して油圧バルブユニット20内のローリング用油圧バルブが切り替わり、機体が左右に傾斜するとローリングシリンダ27が適宜作動して機体を左右水平に戻す制御を行うようになっている。

0029

左右の苗植付位置5(L,R)による苗植付位置の間隔は、植付条の条間Wの2倍に設定されている。また、図2に示すように、左右両走行チェーンケース16,16に短い後輪車軸2a,2aを外向きに取り付け、その車軸に左右の後輪2,2を装着した場合、右側の苗植付位置5(R)による苗植付位置が左右後輪2,2間の左右中心から左側に条間Wの1/2だけずれた位置になるように各部の寸法が設定されている。

0030

図3に示すように、右側後輪2を外向きに取り付けた長い車軸2bに装着し、且つ左側後輪2を内向きに取り付けた短い車軸2aに装着すると、左右の後輪2,2は図2の状態から右方に(1/2)Wだけずらした位置になる。この場合、右側の苗植付位置5(R)による苗植付位置は、左右の後輪2,2間の中央に位置する。

0031

また、図4に示すように、右側後輪2を内向きに取り付けた短い車軸2aに装着し、且つ左側後輪2を外向きに取り付けた長い車軸2bに装着すると、左右の後輪2,2は図2の状態から左方に(1/2)Wだけずらした位置になる。この場合、左右の苗植付位置5(L,R)による苗植付位置は、左右の後輪2,2間の左右中心を挟んで等距離に位置する。

0032

この苗移植機1は以下のようにして苗植付作業を行う。1畝に苗を4条植付ける場合は、後輪2,2及び前輪3,3を図2に示す状態に装着し、左右の苗植付位置5(L,R)を共に作動させて苗植付けを行う。すると、右側の苗植付位置5(R)が右から2番目の植付条に苗を植付け、左側の苗植付位置5(L)が一番左側の植付条に苗を植付ける。次に、同じ状態のまま、逆向きに走行しながら苗植付けを行う。これにより、残りの植付条に苗が植付けられる。このように、往復2行程で1畝に苗を4条植付ける。

0033

1畝に苗を3条植付ける場合、まず第一行程として、後輪2,2及び前輪3,3を図3に示す状態に装着し、右側の苗植付位置5(R)だけを作動させて苗植付けを行う。すると、畝の中央に苗が植付けられる。次に、第二行程として、後輪2,2及び前輪3,3を図4に示す状態に装着し直し、左右両方の苗植付位置5(L,R)を作動させて苗植付けを行う。これにより、前行程で苗が植えられた畝中央の植付条の左右両側に苗が植付けられる。このように、第一行程と第二行程で、1畝に苗を3条植付ける。第二行程を先に行い、後で第一行程を行うようにしてもよい。各畝ごとに第一行程と第二行程を続けて行う必要はなく、圃場の全ての畝に第一行程(或は第二行程)を全い、その後で全ての畝に第二行程(或は第一行程)を行えばよい。このため、図3の状態から図4の状態(或は図4の状態から図3の状態)へ後輪2,2及び前輪3,3を装着し直す作業は1度だけでよく、煩わしさはない。

図面の簡単な説明

0034

図12条植え苗移植機の側面図である。
図2(a)1畝に苗を4条植付ける場合の作業状態を示す2条植え苗移植機の平面図、及び(b)その苗植付状況の背面図である。
図3(a)1畝に苗を3条植付ける場合における第一行程の作業状態を示す2条植え苗移植機の平面図、及び(b)その苗植付状況の背面図である。
図4(a)1畝に苗を3条植付ける場合における第二行程の作業状態を示す2条植え苗移植機の平面図、及び(b)その苗植付状況の背面図である。
図5後輪の3通りの取付方法を示す平面図である。
図6苗供給装置の底面図である。
図7苗植付装置等の側面図である。
図8苗植付装置等の平面図である。

--

0035

1苗移植機
2後輪
3前輪
4苗供給装置
5苗植付装置
6操縦ハンドル
30植付部ミッションケース(植付伝動機構)
31 第一植付伝動ケース(植付伝動機構)
32 第二植付伝動ケース(植付伝動機構)
33A後出力軸
33B前出力軸
60苗植付具
67A 後第一リンク(昇降機構)
67B 前第一リンク(昇降機構)
68A 後第二リンク(昇降機構)
68B 前第二リンク(昇降機構)
69A 後駆動アーム(昇降機構)
69B 前駆動アーム(昇降機構)
80 鎮圧輪

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