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技術 乾燥型エモリエント剤組成物

出願人 インターナショナルフローラテクノロジーズ,リミテッド
発明者 アルケット,ディトリオス,ジェームス,ジー.ブラウン,ジムラインハルト,ジョン
出願日 1999年1月21日 (19年11ヶ月経過) 出願番号 2000-528258
公開日 2002年9月10日 (16年4ヶ月経過) 公開番号 2002-529370
状態 特許登録済
技術分野 化粧料 有機低分子化合物及びその製造
主要キーワード 芳香発散 発散速度 脂肪性材料 容量リアクタンス バラ香 触覚特性 水分付与 フェーズ内
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題・解決手段

ホホバ油を主成分とするエステルを含む乾燥型エモリエント剤組成物を、個人医療製品化粧品医薬品および薬理品内にて使用する。この組成物は室温にて本質的に固形で、様々な形状および寸法にて提供されることが可能であり(特に球体などの微粒子として)、脂肪アルコールイソプロピルエステルおよび、ホホバ植物(Simmondsia chinensis)の種に含有される油であるホホバ油から得られるエステルを組み合わせて製造することができる。

概要

背景

概要

ホホバ油を主成分とするエステルを含む乾燥型エモリエント剤組成物を、個人医療製品化粧品医薬品および薬理品内にて使用する。この組成物は室温にて本質的に固形で、様々な形状および寸法にて提供されることが可能であり(特に球体などの微粒子として)、脂肪アルコールイソプロピルエステルおよび、ホホバ植物(Simmondsia chinensis)の種に含有される油であるホホバ油から得られるエステルを組み合わせて製造することができる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
4件

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請求項1

請求項2

着色料、香料、油、蝋、殺菌剤、歯および歯茎治療材料、鎮痛薬、局所麻酔剤、ホワイトニング剤、日焼け止め、農薬、殺虫剤、忌避薬、ビタミン、ホルモン、タンパク質、長鎖脂肪酸、アルコール、医薬品、植物エキス、エステル、エーテル、ニ量体、三量体、オリゴマーおよびポリマーからなる群から選択される有効成分を担持するホホバエステルの固形粒子を含む組成物。

請求項3

前記固形粒子が、香料、ビタミン、薬剤、ホルモン、植物エキスおよび紫外線吸収剤からなる群から選択される有効成分を担持し、かつ染料あるいは顔料により着色されたホホバエステルを含む請求項1に記載の組成物。

請求項4

前記ホホバエステルが、前記粒子の少なくとも10重量%を占める請求項2または3に記載の組成物。

請求項5

前記粒子を、該粒子の溶剤ではない媒体を担持する流動性連続相内に分散して含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。

請求項6

前記粒子を、該粒子の溶剤ではない媒体を担持する流動性連続相内に分散して含む請求項2に記載の組成物。

請求項7

前記粒子を、該粒子の溶剤ではない媒体を担持するゲル内に分散して含む請求項4に記載の組成物。

請求項8

前記粒子を、媒体を担持するパンケーキ化粧品内に分散して含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。

請求項9

前記粒子を、媒体を担持するパンケーキ化粧品内に分散して含む請求項4に記載の組成物。

請求項10

前記粒子が、前記ホホバエステルの少なくとも50重量%を含む請求項2または3に記載の組成物。

請求項11

前記粒子が、前記ホホバエステルの少なくとも50重量%を含む請求項4に記載の組成物。

請求項12

前記ホホバエステルが、前記粒子の少なくとも60重量%を占め、R4が、nを1〜12としてCnH2n+1−を含み、R1が、xを6、8、10および/または12としてCH3−(CH2)7−CH=CH−CH2−(CH2)x−を含み、R2が、yを16、18、20および/または22としてCH3−(CH2)y−を含むとき、一般式a)R1−COO−CH2−R2および/またはR2−COO−CH2−R1、b)R1−COO−R4および/またはR2−COO−R4および、c)R1CH2−OHおよび/またはR2CH2−OHの少なくとも1つからなる群から選択される少なくとも複数の成分を有するホホバエステルを含む請求項2または3に記載の組成物。

請求項13

R4がイソプロピル基を含む請求項12に記載の組成物。

請求項14

基剤触媒の存在下においてホホバ油とアルコールとのアルコール分解反応を実施するステップを含むエステル配合物の製造方法。

請求項15

前記エステル配合物が、R4がnを1〜12としてCnH2n+1を含み、R1がxを6、8、10および/または12としてCH3−(CH2)7−CH=CH−CH2−(CH2)x−を含み、R2がyを16、18、20および/または22としてCH3−(CH2)y−を含むとき、a)R1−COO−CH2−R2および/またはR2−COO−CH2−R1、b)R1−COO−R4および/またはR2−COO−R4および、c)R1CH2−OHおよび/またはR2CH2−OH内のエステルのうち、少なくとも1つのエステルを含む請求項14に記載の方法。

請求項16

前記アルコールが、イソプロピルアルコールを含む請求項15に記載の方法。

請求項17

a)ホホバ油を含む組成物を提供するステップと、b)該組成物に、1〜12炭素原子を有するアルコールを添加するステップと、c)該ホホバ油を該アルコールとアルコール分解反応させてエモリエント剤を生成するステップと、d)残留した蝋エステルの少なくとも幾つかをエステル交換反応させるステップと、を含むエステル配合物の製造方法。

請求項18

前記アルコール分解が、基剤触媒およびイソプロピルアルコールの存在下で行われる請求項17に記載の方法。

請求項19

前記固体粒子球体を含む請求項2または3に記載の組成物。

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0001

本発明は、化粧料個人医療製剤および調合薬剤において使用するエモリエント剤組成物に関する。本発明は特に、そのようなエモリエント剤組成物およびその調製方法に関し、その中でも特に、香料ビタミン薬剤忌避薬日焼け止め薬用化粧料(化粧料に治療効果を持たせた材料)などの有効成分を供給する乾燥媒体および媒質として機能するホホバエステル組成物に関する。

背景技術

0002

化粧品、個人医療品および薬剤製品分野において、エモリエント剤は通常、皮膚を柔軟にする、あるいは滑らかにし、皮膚の荒れひびおよび炎症を緩和する方向の作用薬として定義されている。滑らかになることは、塗布後にこすってマッサージすることにより僅かに密集することと、特に、様々な程度の水分不足を解消する作用とからエモリエント剤が組織表面層内に浸透する結果だと考えられている。古代ギリシャ医者であったガレン(Galen)が、蜜蝋鯨蝋アーモンド油、ホウ砂およびバラ香水を含む最初のエモリエント剤の1つを作ったと考えられている。

0003

エモリエント剤は、無刺激性脂肪性油性物質であることが多く、皮膚、粘膜あるいは擦傷した組織に局部的に適用される可能性のあるものである。エモリエント剤の利点の1つは、エモリエント層を形成することにより可溶性刺激剤、空気および風媒による細菌を排除できることにある。現在のところ、広範囲にわたる製品内においてエモリエント剤として機能し、それぞれ微妙に作用が異なる可能性のある成分は、数多く存在している。例えば、エモリエント剤には皮膚上に施されて皮膚の乾燥を防止する役割を果たすものがある。このような成分は一般に大型分子を含み、この分子疎水性遮断壁を形成し、水分が皮膚から奪われることを防止する役割を果たす。ラノリン鉱油シリコーン誘導体およびワセリンがこのエモリエント剤の例である。

0004

エモリエント剤の主な使用目的は、(香膏軟膏およびアルコールを主成分とする塗布剤内のように)脂溶性薬剤の媒質を提供することである。このようなエモリエント剤媒質により、薬剤が皮膚内に吸収されるとしばしば言われてきたが、油:水分配係数が1.0を超える場合、脂溶性薬剤はうまく浸透しないことも多いことがわかっている。エモリエント剤物質は一般に、クレンジングクリーム消炎クリームおよび化粧水内にて使用される。複合軟膏基剤、クリームおよび他の医療用途にもエモリエント剤を一般に使用する。より一般的なエモリエント剤材料の例として、ひまし油とうもろこし油綿実油バラ水軟膏、杏仁油アボカド油グレーシード油ヘーゼルナッツ油オリーブ油ゴマ油カカオ脂、アーモンド油、ミリスチルアルコールおよびホホバ油などの最近の他の天然油が挙げられる。

0005

エモリエント剤として使用されてきた他の成分の例として、数多くの植物性あるいは動物性脂肪酸が挙げられる。脂肪酸は通常、主鎖に8〜24炭素原子を通常有する、脂肪族炭化水素あるいは他のカルボキシ置換基付有機鎖を含む。脂肪酸は、クリーム、化粧水、髭剃りクリーム、口紅の中に、および固形パウダー頬紅内の圧搾剤として利用されることが多い。化粧料内に使用する脂肪酸として一般に、少なくともステアリン酸オレイン酸ミリスチン酸およびパルミチン酸が挙げられる。他の一般脂肪酸として、リノール酸ベヘン酸および、一般式をCnH2n+1COOHとする他の一般脂肪酸が挙げられる。

0006

脂肪アルコールもエモリエント剤として使用されている。脂肪アルコールは、脂肪酸などの他の多くの脂肪性材料より粘着性が弱く軽いと言われており、化粧水およびクリームの粘度および安定性の改良に頻繁に使用される。これらは反応性毛髪染料およびパーマ製品にも有用である。化粧品および個人医療製品分野にて使用されている脂肪アルコールの例として、セチルアルコールラウリルアルコールステアリルアルコールおよびオレイルアルコールが挙げられる。

0007

エモリエント剤の例として他に、脂肪エステルがある。他のエモリエント剤脂肪成分の中には感触が油っこいものがあるのに比べて、脂肪エステルの場合それほどではないことが品質最良点の1つである。脂肪エステルの例として、イソプロピルパルミチン酸塩、イソプロピルミリスチン酸塩およびグリセリンステアリン酸塩が挙げられる。重要なエモリエント剤はホホバ油であり、これは学名Simmondsia chinensis(ホホバ)の種から抽出されるものである。ホホバは肌触りが非常に良い種油である。この油のほぼ全部がエステルからなっており、トリグリセリドはほとんどあるいは全く含有されていない。ホホバ油製品の大部分は、化粧品業界により様々な製品内にエモリエント剤として使用されている。

0008

香料技術は、西紀元前3500〜500年の間でメネスが統治したおよそ第一エジプトまで起源を遡る古代技術である。ゴマ油、アーモンド油およびオリーブ油は、植物性材料から芳香を抽出する溶剤として、さらに皮膚に芳香を供給する媒質としても使用されていた。古代ギリシア人による記録の中には、油を使用して香料化合物蒸発を「留める」あるいは遅らせた記載がある。古代ローマ人は香料にほとんど興味を示さず、実際、西暦紀元前約188年の布告により、ローマにおける香料入り軟膏は禁止された。ネロが皇帝となった起源後54年までには、ローマ人はイタリ部に移住し、この領土を占領していたギリシア人から生活の美的側面についてより詳しい知識を得るようになった。ギリシア人およびローマ人は、ゴマ油、オリーブ油および豆油を用いて香料化合物を抽出および供給し、プリウスによれば、「これらの物質を使用しなければものすごい速度で弱まり消滅しがち」なのではないかと、これに樹脂およびゴムを添加して香りを「留めた」。最初のアルコール性香水基剤は1370年に出現し、その調製を最初に指示したハンガリーエリザベス女王にちなむ名前「Hungary

0009

Water」として知られていた。ここから、アルコール性基剤を用いて香料化合物を皮膚に供給する方法が世界中でとられるようになった。中東地域の中には、今でもゴマ油あるいはオリーブ油を香料媒体とする伝統的な使用法を続けている地域がある。

0010

香水および香水入り化粧料の現代提供者は、その製品が大気中に放出する揮発性有機化合物(VOC)量を削減するように社会的および法的権限が付与されている。近代技術ではアルコールが皮膚を乾燥する薬剤であることが分かっているため、「アルコール非含有」化粧品および個人医療製品が所望されている。この業界および消費者受け入れられる香料用媒体および媒質を添加することも必要である。

0011

一般のエモリエント剤に関する問題の1つは、エモリエント剤自体が適用箇所に湿潤した感触あるいは油っぽい感触を与えることである。これにより、ユーザに不快感を与える、あるいはユーザの美観を損ねる可能性があり、これは化粧品業界および薬理業界において非常に重大な問題である。化粧品、個人医療製品および膏薬療法(薬剤)製品に対する添加剤は、「Confetti」(登録商標)の商品名で販売されてきた(アラントインを含むConfetti(登録商標)AL、材料の色を識別するConfetti(登録商標)EA、MT、PA、RGおよびSGなど、特定の成分に関して異なる英数字識別記号が付されている)。この材料は、皮膚に水分の潤いを与え、アルコール可溶成分を補うものとして宣伝されている。Confetti(登録商標)は、構造上の保全性について上手均衡を保ち、余分な力を入れずとも完全に皮膚に擦り込める浸透性を有しているとして広告されている。材料安全データシート(MSDS)によると、Confetti(登録商標)製品は、天然油、プロピレングリコール、合成密蝋、ペトロラタム、アラントイン、PVM/MA Decadienクロスポリマーおよびベンゾフェノン、ならびに顔料および/または染料を含有するものと識別されている。
発明の概要

0012

ホホバエステル組成物は、消費者の皮膚あるいは毛髪に有効材料を供給するための乾燥型媒体あるいは媒質としてよく機能することがわかっている。これらのエステルは、個人医療化粧および/または薬理学分野での使用にあたり、媒体あるいは媒質として、純粋形態あるいは配合形態において有用であることが分かっている。使用するエステルには性能に幅を持たせてもよく(エステル自体の組成物から、あるいは添加剤および配合材料から)、そうすることにより他の従来の媒体、媒質、基剤、有効成分および添加剤と併用した際に改善された感触が得られる。その組成物を塗布して「擦り込む」と、ホホバエステルを主成分とする組成物により、皮膚に滑らかな感触が残り(これは高品質なエモリエント剤の特徴である)、同時にユーザの皮膚に濡れた感触あるいは油っぽい感触を残さずに有効成分を担持する穏やかな持続性コーティングが得られる。

0013

本発明は、個人医療製品、化粧品および薬理学的製品での使用に非常に有効な乾燥型エモリエント剤組成物添加剤と、その組成物の新規な製造方法とについて記載する。その組成物は室温において本質的に固形であり、形状および寸法(特に球体として)を様々に変更して提供することが可能であり、脂肪アルコール、イソプロピルエステルおよび、ホホバ(Simmondsia chinensis)の種に含有されている油、ホホバ油から得られる蝋エステルとを組み合わせて製造することができる。

0014

これらの新しいエモリエント剤組成物は、長い間エモリエント剤として使用されてきたホホバ油を含むことにより優れた皮膚感触を維持する。これらの新しいエモリエント剤はまた、ホホバ油(従来技術においてホホバ蝋エステルと呼ばれる場合もある)内での場合より極性および疎水性の強いエモリエント剤として化粧料組成物への適用範囲を拡大することができる。この組成物は、ホホバ油より格段に容易に安定エマルジョンを形成する。また、エモリエント剤が顔料湿潤剤として、およびその乾燥体を平滑かつ均等に適用するための補助剤として機能するため、大量に顔料を含む通常の乾燥化粧料系に対して、この組成物は優れたエモリエント性を提供する。これは固形パウダーにおいて賦形剤としても機能する。

0015

脂肪アルコール、イソプロピルエステルおよびホホバ蝋エステル(ホホバ油)を含むこの組成物を、ホホバ油とアルキルアルコールとの基剤触媒によるアルコール分解反応から得てもよい。このアルコール分解反応における基剤触媒材料の例として、NaOCH3ナトリウムメトキシド、NaOCH2CH3ナトリウムエトキシドカリウムカルシウムおよびリチウム等価物)、KOH&NaOH(例えば、溶液内のアルコールを反応にて使用したアルコールとして、アルコール溶液内の無水水酸化アルカリ金属)などの、金属アルコキシドおよび特にアルカリ金属アルコキシド無機水酸化物、特に水酸化アルカリ金属などが挙げられるが、これらに限定するものではない。

0016

本発明の実施に当たり使用する基本反応は一般に次のように考えてよい。開始材料には、
I.アルコールと、
R4−OH(イソプロピルアルコール(IPA、HO−CH−(CH3)2)がまず重要)
II.ホホバ蝋エステルと、
R1−COO−CH2−R1
III. 完全に水素添加されたホホバ蝋エステルと、
R2−COO−CH2−R2
を含み、
ここで、R4はアルキル基あるいは他の脂肪族基であり、1〜12炭素原子を含むのであれば好ましく、イソアルキル基であればより好ましく、イソプロピル基であれば最も好ましい。
R1はCH3−(CH2)7−CH=CH−CH2−(CH2)x−を含み、
R2はCH3−(CH2)y−を含み、
xは6、8、10および/または12であり、yは16、18、20および/または22であり、
R4はCnH2n+1−を含み、nは1〜12である。

0017

本発明の実施にあたり使用するホホバ油との好適合成反応による通常の生成物成分には、

0018

一部飽和蝋エステル:
IV. R1−COO−CH2−R2および/またはV. R2−COO−CH
2−R1(イソプロピルアルコールを使用した場合)イソプロピルエステル、と、
VI. R1−COO−CH−(CH3)2 [一般にR1−COO−R4]および/またはVII. R2−COO−CH−(CH3)2[一般にR2−COO−R4]と、
VIII. R1CH2−OHおよび/またはXI. R2CH2−OHを含む蝋エステルとを含む。

0019

ホホバ油から得る本発明によるエモリエント剤組成物の調整に使用することができる基本反応には、少なくとも以下の方法を含んでよい。
反応A: IおよびIIn(触媒)→VI、VIIIおよびIIr。この生成物を本明細書内において「Floraesters−IPJ」と呼び、これは液体である。
反応B: IおよびIIIn(触媒)→VII、IXおよびIIIr。この生成物を本明細書内において「Floraesters−HIPJ」と呼び、これは固体である。
反応C: IおよびIInおよびIIIn(触媒)→IV、V、VI、VII、VIII、IX、IIrおよびIIIr。この生成物を本明細書内において「溶融範囲の広いエモリエント剤」と呼び、このエモリエント剤の性能はIInおよびIIInの相対量に依存する。

0020

下付文字であるnおよびrはそれぞれ、nが蝋エステルの自然発生配分を、rが反応中に再配置される蝋エステルの無作為配分を表す。AおよびBからの反応生成物を混合すると融点が広範囲であるエモリエント剤を得られるが、IVおよびVが欠けているためCの反応生成物と同じにはならないことに留意されたい。

0021

エモリエント剤の製造方法には、
a)ホホバ油を含む組成物を提供するステップと、
b)その組成物に、例えば1〜12炭素原子を有するアルコールを添加するステップと、
c)そのアルコールを混合したホホバ油にアルコール分解を行い、エモリエント剤を生成するステップと、
d)残留した蝋エステルをエステル交換反応させるステップと、
を含んでよい。

0022

エモリエント剤組成物の調製にあたり、精製したホホバ油(あるいは硬化ホホバ油あるいはその油と硬化油との混合物)を、攪拌機および加熱冷却手段を備えた適当な容器空気排除可能)内に投入する。ホホバ油を90℃の真空下でまず乾燥し、大半のあるいはすべての水分を除去する。次に、無水イソプロピルアルコール(あるいは他のアルコール)を、使用するイソプロピル量をホホバ油の約20重量%〜約50重量%として添加する。この反応物密閉して加熱し、反応混合物の温度を約70〜75℃まで上昇させる。空気を排除し、液化装置を介して反応物を発散させて、反応しなかったアルコールを回収することが重要である。温度が70〜75℃に達した後、第1回目の触媒添加(ナトリウムメトキシドなどのアルコール分解およびエステル交換反応用触媒)を行う。この添加量はホホバ油の約0.05あるいは0.1重量%〜約0.6重量%範囲内とし、約0.3重量%が好適である。約2時間後、試料を取り出して蝋エステルの含有について分析する。蝋エステルの含有量が約25重量%を超えており、反応混合物内の蝋エステル量を削減したい場合は、第2回目の触媒添加を、ホホバ油の元の量の約0.1重量%で行う。その後さらに1時間反応させ、その反応混合物の見本を抽出して再度分析する。残留している蝋エステルの含有量が約25〜35重量%未満であれば、反応が完了したと考えてよい。ここで加熱を打ち切るが、冷却は行わない。反応が未完了と考えられる場合、第3回目の触媒添加を行い、上述のように反応を継続させてもよい。残りの触媒があれば、これにクエン酸を添加して中和および非活性化することができる。約15分間の攪拌後、中和した触媒(クエン酸ナトリウム)を濾過して除去する。触媒の除去後、残留しているイソプロピルアルコールを生成物から蒸留することができる。このように回収したイソプロピルアルコールは、再利用できるように絶対に乾燥した状態で保持しなくてはならない。

0023

本発明の記載中に使用するように、Floraesters70はIII、Floraesters15はIIr、Floraesters20、30および60は、IIr、IV、VおよびIIIrの組み合わせ、FloraestersIPJははIIr、VIおよびVIIIの混合物、およびFloraestersHIPJは、IIIr、VIIおよびIXの組み合わせである。

0024

本発明によるエモリエント剤組成物は、単独で使用しても、あるいは、このエモリエント剤に、あるいは適用されるエモリエント剤組成物の美観のみに機能を付与する可能性のある添加物と併用してもよい。
発明の詳細な説明

0025

ホホバ油およびその葉生物は、融点が10〜71℃範囲内である蝋エステル族を含む。室温(〜20℃)において、このエステル族は、注入可能な液体から、軟性クリーム、糊状蝋、脆性硬質蝋まで様々な形態をとる。ホホバエステルをそれぞれ単独で使用してもよいが、族内であれば異なる融点のエステルと配合して選択した融点と特定の物性特性あるいは感触とを有する生成物を形成することもできる。ホホバエステル単独であっても、あるいは他の媒体および媒質成分(他のエモリエント剤あるいはバインダを含む)と組合わせた状態であっても、これらのエステルは、化粧料組成物が薬理学的あるいは他の療法効果を併せ持つ医薬品分野を含む、化粧分野、個人医療および/または薬理学分野における使用に向けて優れた媒体および媒質あるいは供給組成物を形成することができる。本発明の実施によりホホバエステルを配合してよい一般材料の例として、有効材料および美観材料が挙げられる(この中には双方のグループにまたがる可能性のあるものもある)。これらの材料の例として、着色料(特に、基材への適用に影響を及ぼさず、単に商業上の製品を装飾するだけの染料あるいは顔料の着色料)および香料(アロマセラピーにて使用される場合などは有効成分であってもよい)などの美観材料が挙げられるがこれらに限定するものではない。有効材料の例として、化粧油および蝋(硬化あるいは一部硬化油、植物油(例えばニンジン油)、スクアレンなどの魚油シリコーン油、鉱油および長鎖エステルを含む、天然および合成の双方)、抗菌剤抗真菌剤、一般殺菌剤、歯および歯茎治療材料鎮痛薬局所麻酔剤皮膚着色剤(例えば美白剤)、日焼け止め(有機あるいは無機紫外線吸収性化合物)、農薬殺虫剤、忌避薬、ビタミン(特にビタミンE)、ホルモンタンパク質長鎖脂肪酸、アルコール、医薬品、顔料、植物エキス、エステルおよびエーテル、ニ量体三量体オリゴマーおよびポリマーなどが挙げられるがこれらに限定するものではない。膏薬療法あるいは材料の新型が将来開発されても、本発明によるエモリエント剤組成物はそのいずれをもうまく適用することができるはずである。無論、これらの配合組成物に、本発明にて使用する組成物が供給するはずの有効成分を組み合わせてよい。ホホバエステルの比率は、組成物が乾燥した感触を有するように選択しなければならない。乾燥していることが非常に望ましい。このため、組成物内の媒体材料の重量の少なくとも10重量%、しばしば少なくとも20重量%、好適には少なくとも30重量%、より好適には少なくとも40重量%あるいは50重量%、最も好ましくは少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、少なくとも80重量%、少なくとも90重量%(最大100重量%)(溶剤および有効成分を除く)が必要となる。

0026

本発明による乾燥した感触の組成物を通常、化粧料組成物、個人医療組成物、医薬組成物あるいは薬理学組成物内の微粒子材料として皮膚に適用してよい。粒子を製造する処理では一般に、球状あるいは楕円状粒子が得られるが、プレス成形スプレー乾燥霧化、あるいは他の応力により形状を施して、小板状などの形状を有する粒子を形成してもよい。ホホバエステルは特定の性能を有していることから、芳香発散組成物内での使用および局所適用に特に適しているといえる。その性能には、安定性、エモリエント性、非揮発性、無色および無臭が挙げられる。無臭であることは薬理学的な適用面からはさほど重要ではないが、香料を含有させる面から見ると特に不可欠な条件である。香水および化粧料の提供業者は、その製品にエキス芳香を含ませないことに対し厳格標準を定めている。

0027

配合を巧みに行うことにより、皮膚の温度を僅かにしたまわる温度にて溶融するホホバエステルおよび香油の混合物を調製することができる。これらの球状粒子は、球状粒子に形成されて皮膚に擦り込まれると、皮膚内に消えてなくなる。実際、これらの粒子は軟化し、溶融して皮膚の表面上に吸収されて、そこに香料を含有するホホバエステル層を形成する。ホホバエステルは非揮発性であるため、皮膚上にごく薄いフィルムを形成して香料の発散速度を低下させる。臭いが少なく優れた皮膚エモリエント剤であるこのホホバエステルは、微妙な芳香用の優れた媒体および供給体となる。

0028

本発明により形成され、香料あるいは香水を含む球体を、皮膚にエモリエント感を提供することを目的とした様々な化粧品および個人医療製品内に内に組み入れることができる。同時に、香料を含む球体を利用して、皮膚に香油を供給することができる。従来、香料の供給方法には、アルコール、特にエチルアルコール内に組み入れた香油を利用してきた。このような従来の香油媒体は、その名の通り、皮膚に適用されると空気中に蒸発する揮発性有機化合物(VOC)である。本発明により、香油を皮膚に供給しながらVOCの放出を最小限に抑える方法が得られる。ホホバ油が比類なく本発明の実施に適しているが、飽和あるいは不飽和を問わず、他の天然油をエステル化して、本発明による組成物の他成分に組み合わせて使用することができるが、これらはあまり好適な実施態様ではない。例えばヤシ油を、エステル化中、ホホバ油の代わりに、あるいはホホバ油と組み合わせて使用することができる。

0029

ホホバ(Simmondsia chinensis)は、最近栽培され始め、現在、ホホバの原産地であるアリゾナ集のSonora Desertおよびメキシコ部に類似した気候を有する世界中の地域で作られている新世界の作物である。ホホバ油は、ホホバの雌株の種から抽出される。この油は種内に、通常50重量%を超えるが通常55重量%未満の量で入っている。この「油」は、ゴマ油あるいはアーモンド油などのようなトリグリセリドではなく、一般に長手方向に42炭素を有し、単不飽和脂肪アルコールを組み合わせた単不飽和脂肪酸を含む長鎖エステルである。ホホバ油の粘度および外観はトリグリセリドとは違わなくないが、触覚特性を有することからホホバ油は優れた「非油性」皮膚エモリエント剤であると言える。ホホバは皮膚に対して非常に強い親和力を有する。ゴマ油あるいはアーモンド油とは違い、ホホバ油は酸化による分解反応および悪臭に対して非常に高い耐性を有する。米国南西部およびメキシコ北部のイエズス会宣教師たちは、この地方原住民たちがホホバ油を創傷治療薬および毛髪剤として使用していたと記している。

0030

ホホバエステルを本明細書に記載した方法で調製する。この方法により、不飽和ホホバ脂肪酸および脂肪アルコールと飽和し、無作為に分子が組み合わせられる。これらのエステルは、無作為に組合わされて鎖の長さが異なる種々のホホバ脂肪酸と脂肪アルコールとの複合混合物である。この脂肪酸および脂肪アルコールは上述のように、完全に飽和状態、単不飽和状態であっても、あるいは脂肪アルコールおよび脂肪酸の双方が1不飽和点を含む状態であってもよい。これらのホホバエステルの融点、硬度、および物理的外観を操作して、注入可能な液体から硬質な結晶質蝋までにわたる蝋エステル族を生成することができる。

0031

ホホバエステルは優れた香油媒体である。香油媒体として、悪臭あるいは他の不快な臭いを発することがあまりないため、可能な限り香水業者によるものに近い形態で芳香化合物を消費者に届けることができる。ホホバエステルと香油系との物性形態を適合させれば、いかなる種類の消費者製品用途にも所望通り対応できる。例として、香油を液体である注入可能なホホバエステル内に組み入れると、アルコールと香油との配合物を従来使用するのと同様の方法で、消費者はこれを周囲温度にて使用することができる。香油を含有するホホバエステルを球体に形成することも可能であり、その後でこの球体を、広範囲の物理的および化学的性能を有する化粧料基剤に組み入れることができる。このようにホホバエステルを球体形態(不連続相あるいは分散相として)にすることにより、ホホバエステルは、香油が化粧料基剤(連続相として)との接触面積を最小限に抑える役割を果たす。これは、香油が化粧料基剤と相溶性でない成分を含む場合、あるいはこれとは逆の場合に望ましい効果である。この粒子は通常、その粒子用の溶剤ではない媒体を担持する流動性連続相内の粒子分散物として含まれる。流動性とは、担持媒体が、液体、高粘度の流体ゲルなど)、あるいは皮膚への適用時に手の圧力で塗布可能である他の材料のいずれかであることを意味する。粒子が担持媒体内で溶解して、その組み合わせの分散状態破壊することがないよう、粒子が担持媒体内で非溶解性である態様が望ましい。粒子を溶解させ、エステルを溶質として担持することが特定の使用において認められるのであれば、この組み合わせにエステル用溶剤媒体を使用してよい。

0032

個々のホホバエステルあるいはエステルの配合物を、その融点を超える直後まで加熱して香油を組み入れ、この溶融した配合物を瓶あるいは他の分散容器内に投入し、冷却して固化する。容器内の配合生成物の硬度は、指、あるいはその梱包材料を用いる適用方法で皮膚に適用できるように調節することができる。

0033

香油は通常、一定範囲の自然な揮発性を呈するように調合されている。ホホバエステルは、「定着剤」として機能して、香油の揮発性成分の早期放出を調節することができる。このホホバエステルによる「定着剤」の機能を操作して、ホホバ油を香油と反応させずに、融点が異なるホホバエステルをうまく配合することにより、異なる香油の相溶性を最適化することができる。本発明において、ホホバエステルを酸化的に安定である香油媒体として使用しているが、これを修正あるいは異なる比率にて配合して、所望され得る「肌触り」および「定着剤」機能を最適条件にすることができる。

0034

ホホバのエモリエント性は、化粧料処方技術における当業者には周知である。皮膚に適用されると、ホホバエステルがエモリエント剤として機能し、皮膚の自然な水分量を保護し、保持する。揮発性アルコールと異なり、ホホバエステルは不乾性であるため、実際、皮膚を軟化して潤いを与える。このホホバエステルを香油の供給媒体として使用することにより、VOC放出量を低下させ、香油を定着させ、ホホバエステルを適用する皮膚の水分量を向上することができる。ホホバエステルに植物エキスを組み入れる場合、このエステルにより植物エキスを皮膚上に均等に分散することができる。
ホホバエステルの一般特性
融点ヨウ素価
Floraesters−70 66〜70℃ <2
Floraesters−60 56〜60℃ 40〜44
Floraesters−30 47〜51℃ 57〜61
Floraesters−20 42〜48℃ 64〜70
Floraesters−15 10〜15℃ 78〜85
Floraesters−IPJ 6〜12℃ 75〜85
Floraesters−HIPJ 55〜65℃ <2
実施例
処方1
Floraesters−60 90g
香油 10g

0035

ホホバエステルと香油とのこの配合物は、ほぼ皮膚温度にて溶融し、所望により、皮膚に直接適用できるようにあるいは他の化粧料基剤処方内に組み入れることができるように、小球体に形成することができる。
処方2
Floraesters−15 60g
香油 40g

0036

ホホバエステルと香油とのこの配合物は、周囲温度にて液体であり、従来の香水と同じ方法で皮膚に適用することができる。
処方3
Floraesters−60 75g
Floraesters−70 10g
香油 15g

0037

2種類のホホバエステルと香油とのこの配合物は、皮膚温度を超えた直後の温度にて溶融し、皮膚への直接の適用に適しているが、あるいはまず球体に形成して、後に他の化粧料基剤内に引き続き組み入れることもできる。
処方4
Floraesters−IPJ 25g
Floraesters−20 10g
Floraesters−30 10g
香油 55g

0038

3種類のホホバエステルと香油とのこの配合物は、自由流動する半固形ペーストの硬度を有する。この媒体系を用いれば、皮膚上でより長持ちするさらに強いレベルの香料を適用することができる。
処方5
Floraesters−60 70g
Floraesters−30 5g
Floraesters−70 15g
香油 9g
FD&C 赤色40番 1g

0039

3種類のホホバエステルと香油とのこの配合物は、流動しない半固形物であり、皮膚に直接適用するのに適している。顔料を添加して、本発明の美的印象を高めている。
処方6
Floraesters−60 72g
Floraesters−70 16g
香油 10g
群青色 2g

0040

2種類のホホバエステルと香油とのこの配合物は、pHの高い(8.0を上回る)水溶性化粧料基剤内における安定性を得るように選択した顔料を含む。この配合物は、まず球体に形成し、その後のシャワージェルフェイシャルクリーム、アイクリームボディーローションなどの化粧料基剤に組み入れる方法に適している。顔料は、水性化粧料基剤と相溶性を有するように選択した。

0041

上述の処方のいずれにも、相溶性であれば化粧料成分を他に添加して、異なる融点、流動特性耐水性などを得てもよい。上記処方への添加に適している可能性のある他の化粧料成分の例として、密蝋、ヒマシ蝋、カルナウバ蝋、植物油、一部硬化植物油、商標Tween60(登録商標)あるいはTween80(登録商標)などの界面活性剤シリコーン製剤、脂肪アルコール、脂肪酸および脂肪酸エステルアルファおよびベータヒドロキシ酸、ビタミン(例えばビタミンE、ビタミンEアセテートビタミンAパルミチン酸塩、ベータカロチンビタミンCなど)、ハーブエキス、アルファ−ビサボロールトコフェロールあるいは混合型天然トコフェロールなどの共役リノレン酸(CLA)酸化防止剤、BHAあるいはBHTなどの他の酸化防止剤がある。顔料を、上記処方のいずれに添加して独自の視覚的効果を生み出してもよい。以下に例を挙げる。
処方7
Floraesters−60 72g
Floraesters−70 8g
カルナウバ蝋 8g
香油10g
D&C 赤色30番 2g

0042

球体に形成され、パンケーキ化粧品などのpHが低い化粧料基剤内に組み込まれると、このホホバエステル、カルナウバ蝋、香油および顔料の配合物は、軟化および変質に対して耐性を示す。カルナウバ蝋を含有することにより、皮膚上での感触がさらに乾燥したものとなる。この処方は、油性肌の人への香料供給により適しているといえる。
皮膚水分の特定

0043

NOVA計測器は、皮膚の水分を測定するように設計された装置である。1週間の間、この装置を用いて、手首からおよそ4in(10.16cm)上の前腕部分の皮膚領域における水分基準値読取り、特定した。1週間の読取り値により、参加者基準値は101ユニットとなった(例えば、皮膚のインピーダンスあるいは容量リアクタンスを測定するNOVADPM 9003装置により測定。The NOVA(登録商標) Technology Corporation Newsletter、1997年号参照)。読取り値が高いほど水分の多い肌であることを示し、読取り値が低いほど乾燥肌であることを示している。テストする皮膚領域を横に分割してペンで印をつけ、2つの皮膚テスト領域に線引きした。エタノール内の香油(Shaw Mudge M−7108)30%溶液を調製し、皮膚テスト領域の一方に適用した。上述の実施例処方3を調製し、もう一方の皮膚テスト領域に適用した。これらのテスト材料を適用してから10分後、30分後、1時間後および3時間後に、NOVA計測器で各テスト領域の値を読みとった。それぞれ3回の読取りを行い、その平均をとったところ、その記録結果は以下のようになった。
NOVA計測器読取り値
アルコール性香料使用ホホバエステル使用組成物3番1週間の基準値 101 101
適用10分後 96 104
適用30分後 96 108
適用1時間後 98 114
適用3時間後 98 106

0044

アルコール性香料内のエタノールの溶剤効果により処置した皮膚では、その水分量は減少し、ホホバエステルで処置した皮膚では皮膚の水分量が増加した。

0045

本発明のこれらのみならず他の態様をさらに記載し、これらは以下の実施例において実施可能であるが、これらの実施例は制限を目的とするものではない。
実施例
実施例1

0046

本発明による球体粒子状乾燥型エモリエント剤組成物の形態である水分付与組成物を以下のように調製した。調製に当たり、以下に区別したフェーズあるいは組成物を使用した。
脱イオン水57.85

0048

Carbopol(登録商標)981
(B.F.Goodrich製カルボマー) 00.25
A1.グリセリン96%(Dow製) 05.00
Polyglycol1450(PEG)(Dow製) 03.50
Sorbitol70 03.00
メチルパラベン(米国薬局方) 00.20
Germall115
(Sutton製イミダゾリジニル尿素) 00.10
ナトリウムデヒドロアセテート00.05
B.脱イオン水05.00
トリエタノールアミン00.70
C. Florasun90(ハイブリッドひまわり種油) 05.00
Floraesters30(ホホバエステル) 03.10
Softisan100(Huls製硬化ヤシグリセリド) 02.00
ホホバ油
(精製等級、International
Flora Technologies) 03.00
Lexemul561
(ステアリン酸グリセリンおよび
ステアリン酸PEG−100、Inolex(登録商標)) 02.50
Shea Butter(Tri−K製) 01.50
SF−1256Fluid
ジョージア州Cyclomethicone製) 01.50
Pristerene4911
(Unichema製ステアリン酸) 02.20
VitaminEアセテート
(Roche製酢酸トコフェロール) 00.20
プロピルパラベン、米国薬局方 00.10
D.ビタミンB−3を含むVitaminAパルミチン酸塩
(Roche製) 00.02
香料(Shaw Mudge M−7323) 00.20
E. 5重量%のBカロチンを含む微粒子エモリエント剤03.00

0049

フェーズAの水を800℃に加熱した。高速プロペラ式攪拌機を使用して、Carbopol981をAフェーズ内に撒いた。カルボマ−すべてを湿潤した後、75℃にて15〜20分間攪拌を続けた。その後、フェーズAの残りの成分を添加した。フェーズA1の成分を組み合わせ、フェーズAに添加した。次いでフェーズBの成分を組み合わせ、組み合わせたフェーズAおよびA1の成分に添加した。中程度でプロペラ式攪拌を行った。フェーズCを中程度でプロペラ式混合を行いながら75℃に加熱し、これを15〜20分間にわたり中程度でプロペラ式混合を行いながら75℃にて、組み合わせたフェーズA、A1およびBの成分に添加した。この混合物を攪拌しながら45℃まで冷却した。フェーズDをこのフェーズA、BおよびCの配合物に添加し、この混合物が均質になったと思われるまで15〜20分間にわたり中程度でプロペラ式混合を行った。このバッチを30℃まで冷却し、フェーズEをゆっくり軽く攪拌しながら投入し、この混合物が均質になったと思われるまで攪拌した。
実施例2

0050

本発明による固体エモリエント剤粒子が懸濁している水性ゲル系を以下のように調製した。調製に当たり、以下に区別したフェーズあるいは組成物を使用した。
脱イオン水90.29

0051

ニナトリウムエチレンジアミン四酢酸00.03

0052

Carbopol(登録商標)981
(B.F.Goodrich製カルボマー) 00.50
B.プロピレングリコール、米国薬局方03.00
プロピルパラベン、米国薬局方 00.05
メチルパラベン、米国薬局方 00.25
Germall115
(Sutton製イミダゾリジニル尿素) 00.25
ナトリウムデヒドロアセテート00.03
C.ホホバ蝋PEG−120エステル00.30
dl−パンテノール00.50
Lubrajel(登録商標)

0053

MS(Guardian製ポリグリコールメタクリレート) 01.00
D.トリエタノールアミン00.80
E. 5重量%のビタミンEアセテートを含む微粒子エモリエント03.00

0054

CarbopolをフェーズAの水内に分散して高速プロペラ式混合を行い、70℃まで加熱した。EDTAを添加して、これが溶解するまでプロペラ式攪拌を続けた。65〜70℃にて混合しながら、フェーズBの成分をフェーズA内に添加した。これで得られた混合物にフェーズCを添加し、中程度でプロペラ式攪拌を行った。このバッチを強制冷却し中程度で軽く攪拌した後、このバッチにフェーズDを添加した。pHを約6.8〜7.2に調節したところ有効であった。本発明による微粒子エモリエント体を軽く攪拌しながら配合した。

0055

この実施例は、ビタミンEアセテートの代わりに、植物エキスあるいは、ビタミンC、キンセンカイチョウなどの他の添加剤をその対応量にて使用し、容易に再実施することができる。

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