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技術 無線通信装置における大文字/小文字を制御するシステムとその方法

出願人 クゥアルコム・インコーポレイテッド
発明者 ロジャース、ジョン・ジーケナジー、ジェイソン・ビー
出願日 1999年6月8日 (22年8ヶ月経過) 出願番号 2000-554114
公開日 2002年6月25日 (19年7ヶ月経過) 公開番号 2002-518721
状態 特許登録済
技術分野 キーボード等からの入力 電話番号の送出、表示 電話機の機能
主要キーワード 非作動期間 ユーザー入力データ 中央記憶装置 データ格納領域内 選択数字 不揮発性RAM 英数字テキスト ユーザー入力装置
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図面 (7)

課題

テキストエントリモードにおいて無線通信装置に入力されるデータの英字大文字小文字を制御するシステムとその方法を提供すること。

解決手段

無線通信装置において大文字及び小文字間切り替え技術は、数字キーユーザーによって押し下げた位置に保持される期間を測定する。数字キーが、所定時間より短い期間ユーザーによって押されたら(212)、デフォルト文字種で選択英字が表示される。数字キーが、所定時間を越えてユーザーによって押されたら、文字種が切り替わり、切り替わった文字種が表示される(214)。ユーザーは所望の英字に相当する1以上の回数選択数字キーを作動することによって所望の英字を選択する。

概要

背景

概要

テキストエントリモードにおいて無線通信装置に入力されるデータの英字大文字小文字を制御するシステムとその方法を提供すること。

無線通信装置において大文字及び小文字間切り替え技術は、数字キーユーザーによって押し下げた位置に保持される期間を測定する。数字キーが、所定時間より短い期間ユーザーによって押されたら(212)、デフォルト文字種で選択英字が表示される。数字キーが、所定時間を越えてユーザーによって押されたら、文字種が切り替わり、切り替わった文字種が表示される(214)。ユーザーは所望の英字に相当する1以上の回数選択数字キーを作動することによって所望の英字を選択する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
6件

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請求項1

無線通信装置における大文字小文字を制御するシステムにおいて、ハウジングと、前記システムから遠隔通信装置通信する前記ハウジング内のトランシーバと、ハウジングに取り付けられ、トランシーバに電気的に接続されたアンテナと、電源を前記システムに供給するバッテリーと、前記ハウジングによって支持され、ユーザーによって選択的に作動される複数のキーを備え、英字データを入力する選択されたキーへのユーザーの操作を検知し、現在の英字が少なくとも1回対象キーを選択的に作動することによって入力され、前記対象キーの作動回数に基づいて英字を選択するキーパッドと、ユーザーが入力した英字データを格納する格納領域と、ハウジングによって支持され、ユーザーが入力した英字データを表示するディスプレイと、対象キーの作動期間を測定するタイマーと、前記キーパッドと前記タイマーに接続され、前記格納領域内のユーザー入力英字データを格納するものであって、対象キーの作動期間が所定期間よりも短ければ第1の文字種で現在の英字データを格納し、対象キーの作動期間が所定期間よりも長ければ第1の文字種とは異なる第2の文字種で現在の英字データを格納するプロセッサとを具備することを特徴とするシステム。

請求項2

請求項1記載のシステムにおいて、前記第1の文字種は、小文字の英字であることを特徴とするシステム。

請求項3

請求項1記載のシステムにおいて、前記第2の文字種は、大文字の英字であることを特徴とするシステム。

請求項4

請求項1記載のシステムにおいて、ユーザーが複数の英字のそれぞれに対して、少なくとも1回ユーザー入力装置を選択的に作動することにより、複数の英字に対して英字データを入力し、プロセッサは、現在の英字に相当する選択的に作動されたそれぞれのキーについて前記タイマーによって測定された作動期間が所定の期間よりも短ければ、第1の文字種で複数の英字の現在の1つに対するデータを格納し、現在の英字に相当する選択的に作動されたキーのいずれかについてタイマーによって測定された作動期間が所定の期間よりも長ければ、第2の文字種で現在の英字に対するデータを格納することを特徴とするシステム。

請求項5

請求項1記載のシステムにおいて、ユーザーが複数の英字のそれぞれに対して、少なくとも1回ユーザー入力装置を選択的に作動することにより、複数の英字に対して英字データを入力し、プロセッサは、現在の英字に相当する選択的に作動されたそれぞれのキーについて前記タイマーによって測定された作動期間が所定の期間よりも短ければ、第1の文字種で複数の英字の現在の1つに対するデータを格納し、連続して入力された英字の1つに相当する選択キーのいずれかについてタイマーによって測定された作動期間が所定の期間よりも長くなるまでに、現在の英字に相当する選択的に作動されたキーのいずれかについてタイマーによって測定された作動期間が所定の期間よりも長ければ第2の文字種で現在の英字と現在の英字に続く連続入力される英字のすべてのデータを格納することを特徴とするシステム。

請求項6

請求項1記載のシステムにおいて、前記ディスプレイは、前記プロセッサによって選択された文字種における英数字を表示することを特徴とするシステム。

請求項7

請求項1記載のシステムにおいて、前記ディスプレイは、現在の文字表示位置を含み、格納領域に格納する前に現在の英字文字を表示し、前記ディスプレイは、現在の英字に相当する選択キーの作動期間が所定の期間よりも短ければ第1の文字種である現在の文字を表示し、現在の英字に相当する選択キーの作動期間が所定の期間よりも長ければ第2の文字種である現在の文字を表示することを特徴とするシステム。

請求項8

無線通信装置における大文字/小文字を制御するシステムにおいて、ユーザーによって入力された英字を格納する格納領域と、ユーザーによって選択的に作動可能な複数のキーを有し、英字を入力するためのユーザー操作選択キーを検知するユーザー入力装置と、選択キーの作動期間を測定するタイマーと、前記ユーザー入力装置と前記タイマーとに接続され、連続してユーザー選択キーに相当する英字を格納領域に格納するものであって、現在の英字に相当する選択キーの作動期間が所定の期間よりも短ければ第1の文字種である現在の文字を連続して格納し、現在の英字に相当する選択キーの作動期間が所定の期間よりも長ければ第2の文字種である現在の文字を連続して格納するプロセッサとを具備することを特徴とするシステム。

請求項9

請求項8記載のシステムにおいて、前記第1の文字種は、小文字の英字であることを特徴とするシステム。

請求項10

請求項8記載のシステムにおいて、前記格納領域に連続して格納された英字を連続して表示するディスプレイを更に備えたことを特徴とするシステム。

請求項11

請求項8記載のシステムにおいて、前記ディスプレイは、現在の文字表示位置を含み、格納領域に格納する前に現在の英字文字を表示し、前記ディスプレイは、現在の英字に相当する選択キーの作動期間が所定の期間よりも短ければ第1の文字種である現在の文字を表示し、現在の英字に相当する選択キーの作動期間が所定の期間よりも長ければ第2の文字種である現在の文字を表示することを特徴とするシステム。

請求項12

請求項8記載のシステムにおいて、前記プロセッサはデータ入力信号応答してデータ格納領域に現在の英字を格納することを特徴とするシステム。

請求項13

請求項12のシステムにおいて、前記プロセッサは現在の文字の直前データ格納領域内に連続して格納されたその前の格納英字に相当する選択キーとは別のキーのユーザー作動に応答して表示信号を発生することを特徴とするシステム。

請求項14

請求項12記載のシステムにおいて、前記タイマーは、いずれの選択キーも作動していない非作動期間を測定し、前記プロセッサは、所定の文字間時間間隔を超える非作動期間に応答して表示信号を発生することを特徴とするシステム。

請求項15

無線通信装置における大文字/小文字を制御する方法において、英数字のキーパッドのキーのユーザーの操作を検知して英字の連続文字列を入力し、前記ユーザーは少なくとも1回選択されたキーの1つを操作して選択キーが作動する回数に基づいて各英字を選択し、各英字に対して少なくとも1回のそれぞれの選択キーの作動期間を測定し、少なくとも1回の各選択キーの作動期間が所定の期間よりも短ければ第1の文字種である各ユーザーが選択した英字を格納し、少なくとも1回のどのような選択キーの作動期間が所定の期間よりも短ければ第2の文字種である各ユーザーが選択した英字を格納することを特徴とする方法。

請求項16

請求項15記載の方法において、第1の文字種を格納するステップは、小文字の英字を格納することを特徴とする方法。

請求項17

請求項15記載の方法において、連続して格納された英字を連続して表示するステップを更に含むことを特徴とする方法。

請求項18

請求項17記載の方法において、連続格納前に現在の英字を表示するステップを更に備え、少なくとも1回の各選択キーの作動期間が所定の期間よりも短ければ第1の文字種である現在の英字が表示され少なくとも1回のいずれかの選択キーの作動期間が所定の期間よりも短ければ第2の文字種である現在の英字が表示されることを特徴とする方法。

請求項19

請求項15記載の方法において、前記格納ステップは、データ入力信号の発生に応答して現在の英字を格納するステップを含むことを特徴とする方法。

請求項20

請求項19記載の方法において、現在の文字の直前にデータ格納領域内に連続して格納されたその前の格納英字に相当する選択キーとは別のキーのユーザー作動に応答して表示信号を発生することを特徴とする方法。

請求項21

請求項19記載の方法において、いずれの選択キーも作動していない非作動期間を測定するステップと、所定の文字間の時間間隔を超える非作動期間に応答して表示信号を発生するステップとを更に備えたことを特徴とする方法。

0001

本発明は一般に無線通信装置に関するもので、特に、無線通信装置における英数字テキスト大文字小文字を制御するシステムと方法に関する。

0002

携帯電話のような無線通信装置が、従来の電話システムに置き換わって広く使用されている。従来の電話システムに代わる機能の外に、無線通信装置は携帯性の便宜を備えており、これによりユーザーは、実質的に地球上のすべての地域間に無線通信リンク確立できる。

0003

従来の音声通信に加えて、無線通信装置は電子メール(e−メール)およびその他の形体テキストメッセージ伝達を含むことができる。例えば、無線通信装置によっては、ショートメッセージサービスSMS)データを提供するものもある。この機能を利用して、ユーザーは中央記憶装置位置からe−メールまたはテキストメッセージを検索できる。さらにユーザーはメッセージ伝達機能を利用して、e−メールまたはテキストメッセージを無線通信装置から遠隔位置まで送信できる。

0004

テキストメッセージ伝達における大文字/小文字を使用できる機能は、テキストメッセージの可読性を向上する。無線通信装置によっては大文字/小文字を使用できる機能を備えるが、大文字/小文字を有する英数字テキストを作成する便利な方法はない。したがって、無線通信装置におけるテキストの大文字/小文字を制御するシステムと方法に対する必要性が大きいことは、認識されるところである。

0005

本発明は、テキストエントリモードにおいて無線通信装置に入力されるデータの英字の大文字/小文字を制御するシステムとその方法を提供することを目的とする。本発明に係る実施形態では、無線通信装置はユーザーが選択的に操作する複数のキーを有するキーパッド入力装置、および選択したキーの作動時間を測定するタイマーを備える。プロセッサ数字キーが押された回数と数字キーが押された位置で保持されている時間長さを基に、適切な英字を選択し、記憶領域にその適正な英字を格納する。英字の大文字/小文字の変更は現在の文字だけに適用される。プロセッサがデータ格納領域内に英字を入力し終わると、その後に続く文字として最初にデフォルト設定の大(または小)文字が選択される。

0006

1つの実施形態において、小文字の英字がデフォルト値に設定される。ユーザーが無線通信装置のキーパッド上の数字キーの1つを選択して押すと、英字テキストを入力する。所定のしきい値期間より短い時間でキーパッドを押して離すと、プロセッサはデフォルトの小文字の英字を格納領域に格納する。ユーザーが数字キーパッドを押し、所定のしきい値期間を越えてそのまま押し続けると、プロセッサはそれに対応する大文字の英字を格納領域に格納する。

0007

本発明は英数字テキスト文字の大文字/小文字の構成を制御する技術を提供する。以下の説明は主に携帯電話通信システムにおけるテキスト文字について行うが、本発明の原理はすべての無線通信装置に容易に拡張できることは明らかである。

0008

従来の無線通信装置は0〜9の数字を含む英数字キーパッドを備えている。数字キーパッド2〜9には英字も表記されている。例えば、数字キーパッド2には英字“ABC”も表記され、また数字キーパッド3には英字“DEF”も表記されている。英字テキストを無線通信装置に入力する一般的方法は、数字キーパッドを利用する。ユーザーは無線通信装置のテキストモード入り希望する文字に相当する数字キーパッドを1回または数回押す。例えば、ユーザーが文字“A”を入力するには、数字キーパッド2を1回押せばよい。ユーザーがキーパッド2を2回押すと、英字“B”が入力される。同様に、ユーザーがキーパッド3を1回、2回、3回押すと、英字“D”、“E”、“F”が入力される。

0009

無線通信装置によっては、所定のボタンを押すことによりユーザーがテキストの大文字/小文字を変更できるものもある、例えば“*”キーを押せば大文字と小文字を切換えできる。このキーは従来のコンピュータキーボードの“CAPS Lock”キーと同様に機能する。したがって、ユーザーが所定のボタン(例えば、“*”キー)を操作して大文字に切換えると、その後に入力するテキスト文字はすべて、大文字になる。小文字に戻すために、ユーザーは所定のボタン(例えば、“*”キー)を押して、再度小文字に戻す。

0010

本発明は従来方法を利用して英数字テキストを入力するが、大文字/小文字を切換える特有の方法を備えている。本発明は図1機能ブロック図に示すシステム100で達成されている。システム100は中央処理ユニット(CPU)102を備え、システムの動作を制御している。メモリ104はリードオンリー・メモリ(ROM)とランダムアクセス・メモリ(RAM)の両方を備え、CPU102に命令とデータを与える。メモリ104の一部は不揮発性RAMを含む。以下に詳細に説明するように、メモリ104の不揮発性RAM部分を利用して、1つまたは複数の宛先電話番号および関連データを格納する。

0011

システム100は一般に携帯電話のような無線通信装置で具体化されており、送信機108と受信機110を含むハウジング106を備えており、システム100とセルサイトコントローラ(図示しない)のような遠隔位置間で、オーディオ通信などのデータの送受信ができる。送信機108と受信機110を結合してトランシーバ112にできる。アンテナ114はハウジング106に取り付けられ、トランシーバ112に電気的に接続されている。送信機108、受信機110およびアンテナ114の動作は当技術分野では公知であるので、図示および説明は省略する。

0012

キーパッド118はハウジング106に取り付けられており、従来の方法でユーザーが操作する。以下に示すように、キーパッド118は簡単な入力デバイスを備え、それによってユーザーは宛先電話番号と英数字テキストを入力できる。またキーパッド118は1つまたは複数のスクロールキー120も備えており、ユーザーの無線通信装置の操作を補助する。

0013

システム100はディスプレイ122も備えており、ユーザーに対する命令および宛先電話番号と英数字テキストなどのユーザー入力データを表示するのに便利に使用できる。本実施形態においてシステム100では、ディスプレイ122は、大文字/小英字および数字を使用してユーザーが入力するデータを表示する。このことにより、1つまたは複数の英数字がシステム100に入力されていることを、ユーザーに視覚的に与える。

0014

キーパッド118を使用して、e−メール、宛先電話番号その他のようなユーザー入力データがシステム100に入力され、データ格納領域126に格納される。データ格納領域126はe−メールのメッセージ伝達に使用する一種のテキストバッフアにでき、スピードダイヤル格納領域とも呼ばれる電話番号格納領域の一部であっても良い。データ格納領域126はメモリ104の不揮発性メモリ部分内に含まれていても良いし、または分離した格納領域としても良い。従来メモリとして説明したが、データ格納領域126がどのような適当なデータ構成であっても良いことは、当業者には認識できるところである。

0015

システム100は、通常CPU102内に含まれているタイマー130も備えている。以下に詳細を説明するように、システム100はタイマー130を利用して、英字を大文字から小文字またはその逆に切換える時を決定する。タイマー130の詳しい利用は以下に述べる。

0016

システム100の各種コンポーネントバスシステム134で接続されており、バスシステムにパワーバス制御信号バスステータス信号バス、さらにデータバスを含んでいても良い。しかし明瞭化のために、図1では、各種バスはバスシステム134として示す。

0017

システム100は、キーパッド118を使用してテキストデータを入力できる。キーパッド118の一部の詳細図を図2に示す。明瞭化のために、図2には、“SEND”キーおよびスクロールキー120などのいくつかのキーを省略している。キーパッド118は、数字0〜9を有する10個の数字キーの外に“*”および“#”キーを備えている。キーパッド118の数字0と1は英字には関連を持たない。しかし数字キー2〜9は各々、3つまたはそれ以上の関連した英字を有する。例えば、数字キー2には英字“ABC”と関連付けされ、一方数字キー3は英字“DEF”に関連付けされている。無線通信装置によっては、英字“Q”と“Z”をキーパッド118の数字キー上に示していない。図2に示す本実施形態では、英字“Q”および“Z”はそれぞれ数字キー7および9上に示されている。

0018

ユーザーは、電話帳モードのようなテキストエントリまたは編集モードイネーブルにして、従来の方法で希望するテキストを入力する。データは、希望する数字または英字に対応して、キーパッド118の数字キーを1回または数回操作して入力する。例えば、ユーザーは、数字キー2を1回押すことにより、英字“A”を入力できる。また数字キー2を2回すばやく押すことにより、英字“B”を入力できる。同様に、数字キー2を3回すばやく押すことにより、英字“C”を入力できる。さらに数字キー2を4回すばやく押すことにより、数字“2”を入力できる。したがってユーザーは、選択した数字キーを1回または複数回すばやく押すことにより、現在の文字を選択できる。

0019

ユーザーがキーパッド118の別のキーを押すか、または前に操作した数字キー(例えば数字キー2)の最終入力以後の経過時間が所定の時間期間に達した時に、システム100はデータ格納領域126内に現在の文字を入力する。別の数字キー(例えば数字キー3)を操作すると、システム100が認識し現在の文字を訂正するよう指示する。システム100が現在の文字(例えば英字“B”)をデータ格納領域126に格納し、数字キー3に関連付けされた英字を表示する。他の方法としては、ユーザーが希望する数字キーを数回すばやく押して、希望する現在の文字を選択し、どの数字キーも操作せずに所定の時間期間待機する。どの数字キーも追加操作せずに、所定の時間期間(本明細書では文字間時間間隔と呼ぶ)が経過すると、システム100は現在の文字をデータ格納領域126に格納する。

0020

例えば、ユーザーが英字テキスト列“BE”を入力するには、数字キー2を2回連続してすばやく押し(英字“B”を入力)、続いて数字キー3を2回連続してすばやく押せばよい(英字“E”を入力)。“連続してすばやく”の用語は、選択したキーの速い複数回数押しを意味するものとし、押す毎の間の時間長さが文字間の時間間隔より短いものである。ユーザーが数字キー2を最初に押すと、ディスプレイ122は英字“A”を表示する。次に、数字キーを連続してすばやく押すと、ディスプレイは英字“B”を表示する。上の例では、ユーザーが数字キー3を最初に押すと、システム100は格納領域に現在の文字(例えば、英字“B”)を格納する。さらにディスプレイ122は、ユーザーが最初に数字キー3を押したときに、英字“D”を表示する。次にユーザーが数字キー3を連続してすばやく押すと、ディスプレイ122は英字“E”を表示する。ユーザーは、所定の回数で希望する英字に対応する数字キーを押すだけで、数字キーの異なる1つに関連付けられた英字を速く入力できる。

0021

このように、上の例では、数字キー2を2回連続してすばやく押し、続いて異なる数字キー(例えば数字キー3)を操作するか、または数字キー2を2回連続してすばやく押し、続いて文字間の時間間隔中にどの数字キーも操作しないことにより、ユーザーは英字“B”を入力できる。

0022

同様に、数字キー2を連続してすばやく押し(英字“B”を入力)、次に文字間の時間間隔待機した後、数字キー2を1回押す(英字“A”を入力)ことにより、英字テキスト“BA”を入力できる。

0023

文字間の時間間隔は従来の方法によりタイマー130で測定されるが、その方法は省略する。本実施形態では、文字間の時間間隔は約2秒である。つまり、システム100は、2秒間あれば、現在の文字に関連付けされた数字キーのどれも操作せずに、ユーザーがキーパッド118上の希望する数字キーの操作を完了すると仮定している。

0024

キーパッド118を使用して英数字テキストを入力する機能に加えて、システム100は大文字/小文字を切換える簡単な方法を備えている。従来技術のシステムは大文字/小文字を入力する機能を備えているが、大文字/小文字の切換えは一般に、特に割当てられたキーパッド上のキーを操作して実行する。例えば、キーパッド上の割当てられたキー(例えば“*”)を押して大文字と小文字を切換えることが知られている。これにより、以後に入力する文字すべての大文字/小文字を恒久的に切換えた状態にし、割当てられたキーを再度押すまで続く。したがって、この機能は従来タイプライタまたはコントローラキーボードの“Caps Lock”機能と考えることができる。この方法の欠点は、英字の大文字/小文字の切換え目的に特定キー専用化する必要があることである。一般の無線通信装置はキーパッド118上に限定された数のキーしか持てず、この目的用のキーを専用に備える余裕がない。さらに、従来技術の“Caps Lock”機能は、既存の扱いにくいデータ入力システムにおける余分なキーパッド操作を必要とする。

0025

システム100では、キーパッド118上の専用キーを必要とせずに、大文字/小文字の選択ができる。本実施形態では、システム100は文字毎に英字テキストの大文字/小文字を切換える。この実施形態では、システム100ではタイプライタまたはコンピュータキーボードの“Shift”キー機能と同様に考えることができ、現在の文字だけに適用される。他の方法では、システム100をプログラムして、続いて入力するすべての文字の大文字/小文字の変更をし、それをユーザーが再度変更するまで続けることができる。

0026

システム100はタイマー130を使用して英字テキストを変更するかどうかを決定する。ユーザーが選択したキーを数回連続してすばやく押すと、数字キーを押した回数を基にして、システム100は選択した英字を変更する。しかしユーザーが数字キーを押し、その状態をしきい値時間期間(本明細書では、“文字種類しきい値”時間期間と呼ぶ)維持すると、システム100は現在の英字の大文字/小文字を切換える。本実施形態では、デフォルトの英字は小文字である。この実施形態では、上述の方法で、適正な回数連続してすばやく希望する数字キーを押すだけで、ユーザーは小文字を入力できる。ユーザーが数字キーを押し、その状態を文字種類しきい値時間期間以上維持すると、システム100は現在の英字を自動的に大文字に変更する。ユーザーは従来の方法で(すなわち希望するキーを適正な回数連続してすばやく押して)希望する大文字を選択する。他の方法は、デフォルトの英字が大文字であってもよい。この実施形態では、ユーザーが数字キーを押し、その状態を文字種類しきい値時間期間以上維持すると、システム100は現在の英字を自動的に小文字に変更する。

0027

本実施形態では、システム100はディスプレイ122上に現在の文字を表示する。上述の例では、ユーザーが数字キー2を最初に押すと、それに対応してディスプレイ122は小文字の英字“a”を表示する。ユーザーは数字キーを押し、その状態を“文字種類しきい値”時間期間を越えて維持することもできる。この場合は、ディスプレイ122は大文字“A”を表示する。次にユーザーが数字キー2を押すと、ディスプレイには、最初に数字キー2を押す時間長さが、“文字種類しきい値”時間期間より短かった場合、
小文字“b”が表示され、または最初に数字キー2を押す時間長さが、“文字種類しきい値”時間期間より長かった場合には大文字“B”が表示される。このように、システム100は視覚によるキューを提供して、ユーザーがデータ格納領域126に英数字テキストを入力するの容易にする。

0028

図3に英数字テキストメッセージの例を示す。この例では、ユーザーはシステム100を使用する関係者の宛先電話番号と名前を入力している。この実施形態では、データ格納領域126を無線通信システムの電話帳またはスピード−ダイヤル格納領域にできる。ユーザーは、例えばメニュー機能を選択して、システム100の適正なテキストエントリモードに入り、新しい宛先電話番号を入力できる。

0029

ユーザーは、数字キーパッド2を2回連続してすばやく押し、2回のキー押しの1回を文字種類しきい値時間期間押して維持して、“Bill”という名前を入力する。例えば、ユーザーは数字キー2を2回(小文字の“b”を選択)押し、その2回目に文字種類しきい値時間期間押し続けることもできる。この例では数字キー2を1回押すと、ディスプレイ122は小文字“a”を表示する。次にユーザーが数字キー2を押すと、ディスプレイ122は最初に小文字“b”を表示する、これは数字キー2を押した位置に維持しても変わらない。文字種類しきい値時間期間数字キー2を押し続けると、ディスプレイ122には大文字の“B”が表示される。

0030

他の方法では、ユーザーは数字キー2を押し、その状態を文字種類しきい値時間期間維持することもできる。最初に、数字キー2を押して、現在の文字の大文字/小文字を変更する。例えば、ユーザーが最初に数字キー2を押してそのままにしていると、ディスプレイ122には最初に小文字の“a”が表示される。ユーザーが数字キー2を押して、その状態を文字種類しきい値時間期間維持すると、ディスプレイ122には大文字の“A”が表示される。この時数字キー2を離し、次にその数字キー2を連続してすばやく押す(すなわち文字間の時間間隔より短い時間以内)と、ディスプレイ122に大文字の“B”を表示できる。このように、システム100は、数字キーが押され、その状態が文字種類しきい値時間期間以上維持される度に、英字の大文字/小文字の変化を認識する。ディスプレイ122が希望する数字を表示するまで、希望する数字キーを押して数字を入力できる。例えば、数字キー2を4回連続してすばやく押すと、数字“2”を入力できる。ユーザーが数字キー(例えば数字キー2)を連続してすばやく押すと、ディスプレイ122にはその数字キーに関連付けられた英数字を通過して回転する。例えば、ユーザーが数字キー2を連続してすばやく押すことを継続すると、ディスプレイ122には“abc2abc2abc2...”と表示される。これによりユーザーは入力エラーを訂正できる。同様に、システム100は数字キーを押した位置で維持することによって、文字種類を変換できる。例えば、システム100では、数字キーを押し、その状態を“文字種類しきい値”時間期間より長く続けることにより、ユーザーがデフォルトの文字種類(例えば小文字)を変更できるが、次にその数字キーを押したまま維持するとデフォルトの文字種類は元に戻る。

0031

システム100では、ユーザーが別の数字キー(例えば小文字“i”を入力する数字キー4)を押すか、または文字間の時間間隔以上どの数字キーも押さない場合は、現在の文字(例えば大文字の“B”)がデータ格納領域126に格納される。

0032

上述の方法で、残りの英字をデータ格納領域126に格納できる。つまり、英字の小文字“i”は数字キー4を3回連続してすばやく押して入力でき、この場合数字キー4を押す間隔は、“文字種類しきい値”時間期間より短くする。最初の小文字“l”は数字キー5を3回連続してすばやく押して入力でき、この場合数字キー5を押す間隔は、“文字種類しきい値”時間期間より短くする。次の小文字“l”は、どのキーも押されずに文字間の時間間隔が終了して始めて、入力できる。文字間の時間間隔の終了後、次の小文字“l”は、数字キー5を3回連続してすばやく押して入力でき、この場合数字キー5を押す間隔は文字種類しきい値時間期間より短くする。従来の方法で句読文字もデータ格納領域126に格納できる。句読文字の使用は当技術分野では公知であり、本明細書では説明を省略する。

0033

数字キー7を4回連続してすばやく押し(すなわち数字キーを押す間の時間間隔が、各々文字間時間間隔より短い)、その4回のキー操作の1回を文字種類しきい値時間期間より長く押すことにより、英字の大文字“S”をデータ格納領域126に格納できる。“文字種類しきい値”時間期間より長く数字キー7を押して維持することは、現在の文字を大文字にするように、システム100に指示することである。ユーザーは上述の方法で残りの英字を入力できる。このようにシステム100は、英字テキストの大文字/小文字を容易に変更できる簡単な方法を提供する。

0034

システム100の動作は図4図6フローチャートに示す。図4に示す開始200はで、システム100が起動する。ステップ202で、システム100は、例示のように、電話帳データエントリモードのようなテキストエントリモードに入る。当業者には明らかなように、テキストエントリモードは、e−メールのような既存メッセージの編集モードか、または無線通信装置等の電話帳メモリ内にデータ入力できるデータエントリモードである。本発明は英字テキストをシステム100に入力する特定の用途に限定される。ステップ204では、システム100はキーパッド118(図1参照)の最初の作動を検出する。ステップ206では、システム100はキーパッドに対応する英数字をディスプレイ122に表示する。

0035

ステップ210では、システム100はタイマー130を作動して数字キーが押されている時間を測定する。図5に示す判定212では、システム100は、文字種類しきい値時間より長い時間数字キーが押されているかどうか判定する。数字キーが必要時間押されたままであると、判定212の結果はYESとなり、ステップ214でシステム100はディスプレイ122に表示された現在の文字の大文字/小文字を切換える。判定216では、システムはキーパッド操作の終了を待つ。

0036

数字キーが必要時間長さの間押されない場合は、判定212の結果はNOになる。この場合は、判定218において、システム100はキーパッド118がキーパッド操作の終了を検知した(すなわちユーザーが選択した下数字キーを開放したこと)かどうかを判定する。選択した数字キーが引続き押されていると、判定218の結果はNOになる。この場合、システム100は判定212に戻り、“文字種類しきい値”時間をすでに越えたかどうかを判定する。キーパッド操作の終了を検出すると、判定218の結果はYESになる。このように、文字種類しきい値時間の間数字キーが押されている場合だけ、システム100は現在の文字の大文字/小文字を切換える。

0037

判定216または判定218で数字キー操作の終了を検出後、システム100はステップ220に移り、タイマー130(図1参照)をスタートして文字間の時間間隔(すなわちキーパッド118上の数字キーのどれかをユーザーが最後に押した以後の経過時間)を測定する。システム100は判定222に進み、文字間の時間間隔を越えたかどうか判定する。文字間の時間間隔を越えていない場合は、判定222の結果はNOである。この場合、判定224では、システム100は、キーパッド118が再度押されているかどうか判断する。キーパッド118が再度押されていない場合は、判定224の結果はNOになり、システム100は判定222に戻り、文字間の時間間隔の測定を続行する。キーパッド118が再度押されていた場合は、判定224の結果はYESになる。この場合、図6に示す判定226では、システム100は同一数字キーが押されている(すなわちユーザーが再度数字キーを連続してすばやく押したか)かどうか判定する。同一数字キーが再度押されている場合は、判定226の結果はYESになる。この場合、ステップ230で、システム100は、数字キー連続ですばやく押された回数に対応して、ディスプレイ122上に表示された現在の文字を変更し、図4のステプ206に戻る。

0038

ユーザーがキーパッド118上の別の数字キーを押した場合は、判定226の結果はNOである。異なるキーの操作は、現在の文字をユーザーが受入れたことを示す。他の方法では、文字間の時間間隔の間に数字キーを操作しないことにより、ユーザーは現在の文字の受入れを表明できる。文字間の時間間隔を越えている場合は、判定222の結果はYESになる。ユーザーが異なる数字キーを押すか(すなわち判定226の結果はNO)、または文字間の時間間隔を越えることを認めて現在の文字を受入れた場合は、図6に示すステップ234で、システム100はタイマー130をリセットし、ステップ236で現在表示中の文字をデータ格納領域126に格納する。ステップ238では、システム100は表示カーソルを、ディスプレイ122上の新しい現在の文字位置に移動する。

0039

判定240では、システム100はユーザーがキーパッド118上のボタンを操作して、テキストエントリモードを終了したかどうかを判定する。ユーザーがテキストエントリモードを終了した場合は、判定240の結果はYESになり、プロセスは236で終了する。ユーザーがキーパッド118上のボタンを押さず、テキストエントリモードを終了しない場合は、判定240の結果はNOになり、システム100は図4に示すステップ204に戻り、新しい英数字文字の入力を待つ。

0040

ディスプレイ122からの便利な目視フィードバックと組み合わせて、数字キーを押した位置に維持することにより、文字毎に大文字/小文字を切換える単純な方法は、ユーザーがすばやく英数字テキストをデータ格納領域126に格納できる簡単な方法を提供する。このデータ入力方法により、大文字/小文字を切換える特殊なキーの使用がなくなり、特殊なキーを操作して大文字/小文字を切換える必要をなくして、データを入力するのに必要なキー操作回数を減少し、データ入力プロセスを単純化する。

0041

本発明の多くの実施形態と利点を上述の説明で述べてきた。しかし、上の開示は例示だけのものであり、本発明は広範な原理の範囲内で多くの細部の変更が可能である。したがって、本発明は添付の特許請求の範囲だけに限定されるものではない。

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