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課題・解決手段

伝送干渉を受けた補正データ解読を著しく改善し、また上記補正データをできるだけ更新することを保証すると共に、差動GPSシステムにおける補正データに要する伝送容量を減少させるために、基準GPS信号(12、22、32、42)の定常ストリームおよびその位置(6)の既知座標から連続的な誤差値が計算される。本発明によれば、評価システム(60)が設けられており、該評価システム(60)は特定の時点において最後の丁度1分の時間に対して補間計算された(丸められた)補正値を再計算する。評価システム(60)で計算された補正値(8)は、次いで少なくとも1個のラジオ送信機(80)によってそのプログラム信号中に含まれるラジオデータ信号の形で送信される。位置座標移動GPS受信機(120)によって決定される移動物体(5)にラジオ受信機(90)が搭載されており、該受信機(90)で、処理された補正値(8)を伴ったRDS信号を受信し、受信したRDS信号をデコーディングするRDSデコーダ(100)と、デコードされたRDSから補正値(7)を抽出し、それらを現在の値に更新するコンピュータ(110)が結合されている。コンピュータはまたRTCM基準と適合する基準補正信号(7)を再構成する。再構成された基準補正データは最終的にはGPS受信機に供給され、該GPS受信機はその値を受信した再構成された補正値(7)に従って補正する。

概要

背景

概要

伝送干渉を受けた補正データ解読を著しく改善し、また上記補正データをできるだけ更新することを保証すると共に、差動GPSシステムにおける補正データに要する伝送容量を減少させるために、基準GPS信号(12、22、32、42)の定常ストリームおよびその位置(6)の既知座標から連続的な誤差値が計算される。本発明によれば、評価システム(60)が設けられており、該評価システム(60)は特定の時点において最後の丁度1分の時間に対して補間計算された(丸められた)補正値を再計算する。評価システム(60)で計算された補正値(8)は、次いで少なくとも1個のラジオ送信機(80)によってそのプログラム信号中に含まれるラジオデータ信号の形で送信される。位置座標移動GPS受信機(120)によって決定される移動物体(5)にラジオ受信機(90)が搭載されており、該受信機(90)で、処理された補正値(8)を伴ったRDS信号を受信し、受信したRDS信号をデコーディングするRDSデコーダ(100)と、デコードされたRDSから補正値(7)を抽出し、それらを現在の値に更新するコンピュータ(110)が結合されている。コンピュータはまたRTCM基準と適合する基準補正信号(7)を再構成する。再構成された基準補正データは最終的にはGPS受信機に供給され、該GPS受信機はその値を受信した再構成された補正値(7)に従って補正する。

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請求項1

地上の静止点に関してその位置が連続的に変化する位置測定および航行サテライト(GPSサテライト1、2、3、4)を用いて移動物体(5)の位置を決定し、該移動物体(5)上に搭載されたGPS受信機(120)によってその瞬時位置座標を決定することができるGPS信号(11、21、31、41)を発生するシステムであって、その正確な位置座標既知の基準として動作し、また連続的に受信したGPS信号(12、22、32、42)と、その位置(6)の既知の位置座標とから連続的な誤差値を決定し、それから補正データ(7)を発生するユニットを具えた少なくとも1個のGPS受信および処理ユニット(50)を含み、上記補正データ(7)は、その計算の期間中有効な仮想範囲補正値(PRCデータ)と、RRCデータの瞬時変化率を表わす値(RRCデータ)と、発生された補正データ(7)を、そのプログラム信号中に挿入されるラジオデータシステム信号(RDS信号)のデータとして放射するRDSコーダ(70)を具備した少なくとも1個のラジオ放送局(80)と、上記移動物体(5)上に搭載されており、補正データ(7)と共に供給されたRDS信号を受信し且つデコーディングするRDSデコーダ(100)を有するラジオ受信機(90)と、デコードされたRDS信号から補正データ(7)を分離し、該補正データ(7)を上記移動物体(5)上に搭載されたGPS受信機(120)に供給するコンピュータ(110)と、を含み、上記受信機はその測定結果を分離された補正値(7)に従って補正し、特徴として、a)上記GPS受信および処理ユニット(50)の下流には評価装置(60)が配置されており、該評価装置(60)は、関連する変化率の値(RRCデータ)を用いて特定の時点で計算されたPRCデータを最後の丁度1分の時間に対して補間計算して求め、各GPSサテライトに対しては、RDS信号サイクルの1個のRDSグループに、補間計算して求められたPRCデータを附帯するRRCデータおよび関連するサテライトの識別と共に挿入するが、GPS補正信号用標準フォーマットで与えられたヘッダ放棄し、b)ラジオ受信機(90)のRDSデコーダ(100)の下流に配置されたコンピュータ(110)において、補間計算して求められたPRCデータが、関連する変化率の値(RRCデータ)およびコンピュータ内で発生された時間情報(内部zカウント)を用いて各GPSサテライト用の実際の時間に補外され、c)非送信ヘッダはコンピュータ(110)中でチェックワードと連続する時間情報と共に再構成され、また各GPSサテライト用の補外されたPRCデータおよび関連するRRCデータと共に補正データ(7)の規格化されたフォーマットを形成するように合成される、移動物体の位置決定システム

請求項2

GPSサテライト用の全ての処理された補正データ(8)をRDS信号サイクルに挿入したのち、PRCデータおよびRRCデータが全てのサテライトについて更新されることを特徴とする、請求項1記載の移動物体の位置決定システム。

請求項3

評価装置(60)は随時受信したGPS信号から取出された時間情報をRDS信号サイクルの群中に挿入し、この時間情報は内部で発生された時間情報(内部zカウント)を同期化するためにコンピュータ(110)によって使用されることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の移動物体の位置決定システム。

請求項4

評価装置(60)はその時々で受信されたGPS信号から取出されたデータ識別情報(IOD)をRDS信号サイクルの群中に挿入し、このデータ識別情報は規格化された補正データ(7)を再構成するためにコンピュータ(110)によって使用されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の移動物体の位置決定システム。

請求項5

評価装置(60)は各GPSサテライトについて、RRCデータとして最後に伝送された変化率が実際の変化率の値に符合する精度を連続的に決定し、またよりよく整合する変化率をもったサテライト用補正データに対して優先する、実際の変化率に対する整合性の低いサテライト用補正データを優先順位制御のためにRDS信号サイクル中に挿入することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の移動物体の位置決定システム。

請求項6

地上の静止点に関してその位置が連続的に変化する位置測定および航行サテライト(GPSサテライト)を用いて移動物体(5)の位置を決定し、該移動物体(5)上に搭載されたGPS受信機(120)によってその瞬時位置および標高座標を決定することができるGPS信号を発生する受信装置であって、該受信装置は、その計算の期間中有効な仮想範囲補正値(PRCデータ)と、RRCデータの瞬時変化率を表わす値(RRCデータ)とからなる補正データを受信するように設計されており、補正データはラジオ放送プログラム信号中に挿入されるラジオデータシステム信号(RDS信号)のデータとして放射されるものであり、上記受信装置は、さらに補正データと共に供給されるRDS信号を連続的に受信し且つデコーディングする装置(90)と、デコードされたRDS信号から補正データを分離し、該補正データ(7)を移動物体(5)上に搭載されたGPS受信機(120)に供給するコンピュータ(110)とを含み、上記GPS受信機はその測定結果を分離された補正データに従って補正し、特徴として、処理された補正データ(8)の評価を行なうために、特定の時点で計算されたPRCデータを関連する変化率の値(RRCデータ)を用いてを最後の丁度1分の時間に対して補間計算して求め、コンピュータ(110)は、a)補間計算して求められたPRCデータが、関連する変化率の値(RRCデータ)およびコンピュータ内で発生された時間情報(内部zカウント)を用いて各GPSサテライト用の実際の時間に補外され、b)補正データ用の規格化されたフォーマットの形の非送信ヘッダは、チェックワードと連続する時間情報と共に再構成され、また各GPSサテライト用の補外されたPRCデータおよび関連するRRCデータと共に補正データ(7)の規格化されたフォーマットを形成するように合成される、ように設計されているものである、受信装置。

請求項7

随時RDS信号サイクルの群中に挿入され、また受信したGPS信号から取出された時間情報は内部で発生された時間情報(内部zカウント)を同期化するためにコンピュータ(110)によって使用されることを特徴とする、請求項6記載の受信装置。

請求項8

随時RDS信号サイクルの群中に挿入されまた受信したGPS信号から取出されたデータ識別情報(IOD)は、規格適合した補正データ(7)を再構成するためにコンピュータ(110)によって使用されることを特徴とする、請求項6、7のいずれかに記載の受信装置。

0001

詳細な説明
本発明は請求項1のプリアンブルに記載された概念によるシステムおよび請求
項6のプリアンブルに記載された概念による受信装置に関するものである。この
形式のシステムならびに受信装置はドイツ特許公報DE 41 36 136 C1に開示
されている。

0002

移動物体の位置を測定し、航行するために、衛星航法システム(Global-Posit
ioning system:GPSシステム)という名称紹介されたサテライト(衛星)
準拠システムが知られている。この場合、所謂GPSサテライトは、高い精度を
もったそれらの軌道データと共に例えば1.575GHzの周波数で時間データ
送りだす。GPSサテライトの軌道は、地球上の静止点に対してその位置が連
続的に変化するように延びている。GPSの受信機は、信号がサテライトから受
信機に到達するまでに経過する時間を測定することによって個々のGPSサテラ
イトまでの距離を計算する。GPSサテライトの位置は既知であるので、地上の
受信位置空間座標GPS受信機内部クロック誤差は4個のGPSサテラ
イトによって計算することができる。しかしながら、これでは約±100メート
ルの精度しか得られなかった。この程度の精度は大抵の適用において不十分であ
るので、その位置座標が正確に判っている基準GPS受信機から誤差値を測定し
、その誤差値を補正データの形で送信することが知られている(アメリカ合衆国

0003

ワシトンD.C.シュート300 NW ヒフティーンス・ストリート65
5の「レディオ・テクカルコミッションフォー・マリタイム・サービシー
ズ(Radio Technical Commission for Maritime Services)」発行の「RTMC

0004

レコメンデッドスタンダーズ・フォー・ディファレンシャルジーピーエス

0005

サービス(RTMC Recommended Standardsfor Differential GPSServ
ice)」、1994年1月3日、版(Version)2.1、章(Chapter)4
)。移動GPS受信機によって測定されたGPS測定データは受信した補正デー
タを用いて補正される。RTCMの標準で決定されてた補正データのデータフォ
マットは、次に述べるように上述の文献の第4−3乃至4−8の節から明らか
になる。

0006

個々のGPSサテライトに対して、目盛係数スケールファクタ)、誤差範囲
に関する指示(UDRE:使用者差動範囲誤差(User Differential Range Error
))、関連するサテライトの識別(サテライトID)、所謂疑似範囲補正値(P
RC(Pseudo Range Correction))、チェック信号パリティ)、PRCデー
タの予測可能変化率に対する値(RRC:率の範囲の補正(Rate Range Corre
ction))、および補正値が関連する軌道データを特定する指示(データ放出)
からなる個々のメッセージがある。個々のメッセージは互に直接結合されてスト
リング(列)が形成される。この際、ストリングはこの“メッセージ”の境界
は関係なく30ビットの長さの一連ワード(語)に分割されている。“メッセ
ージ”の各ストリングには、各ストリングの開始をマークするために30ビット
の長さの2個のワードからなるヘッダ見出し部)が先行して配置されている。
ヘッダの最初の30ビットのワードは、実行シーケンス(run-in sequence)、
すなわちプリアンブルと、それに後続するメッセージの形式(メッセージ形式
の識別と、送信ステーションの識別(ステーションID)と、チェックワード
パリティ)とからなっている。ヘッダの第2の30ビットのワードは、時間情報
修正されたZカウント)と、シーケンス番号と、後続する“メッセージ”の全
体の長さ(フレーム長)に関する指示と、送信ステーションの状態(ステーショ
ンの状態)に関する指示と、チェックワード(パリティ)とからなっている。

0007

補正データをリアルタイムで送信するために、ドイツ特許公報DE 41 36 136

0008

C1には放送局の既存の送信機ネットワークを使用することが開示されている
。この場合、補正データは周期的に送信される各無線データ信号(RDS)の3
7ビットの空き(自由)グループに挿入され、ラジオ放送プログラム信号内で非
可聴的に送信される。無線データシステムのデータフォーマットGPS補正
ータの上述のデータフォーマットと適合しないので、各ストリングのヘッダと後
続する“メッセージ”は、各々が連続するRDS信号サイクル中の自由RDSグ
ループ割当てられる37ビットの断片(フラグメント(fragment))に分割さ
れる。このようなRDSグループ中の断片的内容は全くランダムであるので、そ
れだけでは識別することができない。GPS補正データのデータフォーマットは
個々の断片から再び組立てられ、各ストリングのヘッダとそれに続く“メッセー
ジ”が割り当てられた全てのRDSグループが乱れを伴うことなく連続的に受信
された場合のみ評価される。例えばVHF受信の擾乱時には1個のRDSグルー
プのみが失われても、すべてのストリングの情報が失われることになり、このこ
とはストリングに伴う全ての“メッセージ”の補正値が、すべてのGPSサテラ
イトについて失われることを意味する。さらに、たとえ各RDSサイクル(1秒
間のサイクル)が3個のグループによって占められていてもRDSシステムの容
量には制限があるので、すべてのGPSサテライトに対する補正“メッセージ”
、すなわちストリングの送信には数秒の期間を要し、これによってすべてのGP
Sサテライトに対して同時に計算された補正値はストリングの送信期間が進行す
るにつれて失われてゆく。例えば他の仕事が必要に応じてRDSシステム中で容
量を必要とするので、補正値の送信のためにRDSシステム中で利用できる空き
(自由)容量は益々少なくなることにより、上記の径年変化の問題は一層重要に
なる。

0009

これに対して本発明の目的は、送信に必要な容量が減少し、送信に乱れが生じ
た場合も補正データを解読する能力が著しく改善され、また送信された補正デー
タの最新有効値が改善されるように、最初に述べた形式のシステムを改良する
ことにある。さらに、これらの目的を受信機側で達成することができる受信装置
を実現する必要がある。

0010

この目的は独立請求項1および6の特徴を具えたこの発明によって達成される

0011

本発明のシステムおよび本発明による受信装置の好ましいい実施例およびそれ
らの変形例は、それぞれ従属請求項2乃至5および7と8により達成される。

0012

以下、図示の実施例を参照して本発明を詳細に説明する。

0013

図1は所謂“差動GPS”による周知の位置決定システムを概略的に示す図で
ある。

0014

図2は本発明によるシステムの送信機形式の各部のブロック図である。

0015

図3は本発明によるシステムの受信機側の各部のブロック図である。

0016

図4はGPSサテライト用の完全な補正データをもった連続的に送信されたR
DS信号サイクルのデータフォーマットの概略ブック図である。

0017

図5は受信したGPS信号から引き出された時間情報(補正されたZカウント
)をもった随時送信されるRDS信号サイクルのデータフォーマット用の概略図
である。

0018

図6は受信したGPS信号から取出されたデータ識別情報(IOD)をもった
RDS信号サイクルのデータフォーマット用の概略ブロック図である。

0019

図1に示されているように、図示の位置決定システムは、地上の静止点に対す
る所謂GPSサテライト1乃至4の位置が連続的に変化するような態様で地球の
回りを周回する上記GPSサテライトに基づくものである。図示の4個のGPS
サテライトの数は最少の数を示しただけのもので、実際には細かい網目を形成す
るように地球を周回する遙かに多くのGPSサテライトが存在する。

0020

地表8上にある移動物体5中に搭載されたGPS受信機120(図3)は、受
信したGPSの信号11、21、31および41に基づいてその位置の座標を決
定することができるが、一部はシステム固有誤差源によって、一部は大気中の
電波障害によって引き起こされる誤差源によって約±100メートル程度の精度
しか得られない。測定精度を改善するために、位置の座標が正確に判っている位
置6に固定的に設けられた基準GPS受信処理ユニットを具えた所謂“差動G
PS”が設置されている。このユニットによって受信されたGPS信号12、2
2、32および42と、既知の位置座標とから基準GPS受信・処理ユニット5
0は連続的に誤差値を決定し、該ユニット50からの補正データ7は規格化され
たデータフォーマットの形に構成され、この補正データはリアルタイムタイム
移動物体5上のGPS受信機120に伝送される。ユニット50は、例えば、1
あるいはそれ以上の幾つかのGPS受信機および後続する下流のコンピュータ
らなる。このコンピュータ中の基準ステーションソフトウエアは、特に補正デ
ータを供給することができるものである。この他にユニット50は単一のGPS
受信機からなるものでもよく、この場合、補正データ7は集積化された回路成分
を経由して発生される。測定された瞬時位置座標を、移動物体のGPS受信機1
20で受信された補正データ7に基づいて±1メートルの精度にまで補正するこ
とができる。これらの値は、基準GPS受信・処理ユニット50の周囲のある範
囲内においてのみ有効である。

0021

補正データ7を広い範囲で確実に伝送することができるように、本発明による
システムは、補正データをラジオ放送プログラム内の信号中で伝送するように予
め構成されている。このため、座標は、図2に示されているようにサテライトの
受信アンテナ51を経て基準GPS受信・処理ユニット50によて受信されたG
PS信号12乃至42から(測定値が)決定されるが、これらの座標は各種の影
響をうけてずれている。正確に知られている受信アンテナ51の位置座標と比較
することによって、基準GPS・処理ユニット50は規格化された補正データ7
を発生することができる。これらの補正データ7は後続する下流のコンピュータ
60によって処理され、ラジオ放送局80(FMあるいはAM放送局)のRDS
コーダ符号器)70に供給される。RDSコーダ70は処理された補正データ
8をRDSデータストリーム中に以下に詳細に説明するような態様に適合したフ
ォーマットで挿入する。ラジオ放送局80はこれらの補足されたRDS信号9を
、放送局の送信アンテナ81を経てラジオ放送プログラムの信号中で広範囲にわ
たって送信する。

0022

移動物体5中に設けられたラジオ受信機90(図3)はラジオ放送局80の搬
送波周波数に同調しており、処理された補正データ8によって補足されたRDS
信号9を、受信機自身のアンテナ91によって受信されたラジオ放送局80のラ
ジオ放送プログラムの信号と共に受信する。下流のRDSデコーダ100におい
て、RDS信号はラジオ放送プログラムの信号から分離され、デコードされ、且
つコンピュータ110に供給される。コンピュータ110は処理された補正デー
タ8をRDS信号から分離して、それから規格化された補正データ7を再構成
る。コンピュータ110からの再構成され且つ規格化された補正データ7は移動
物体5のGPS受信機120に供給される。移動物体5はGPS信号11乃至4
1をサテライト受信アンテナ119を経て受信し、これから測定された座標値
取出す。取出された測定された座標値はGPS受信機120中で再構成された補
正データ7を用いて補正される。GPS受信機120は補正された座標値121
出力回路130に供給する。

0023

最初に述べた標準に従って、基準GPS受信・処理ユニット50で発生された
補正データ7は、各GPSサテライト1、2、3、4用に分けられた疑似距離
正値(以下ではこれをPRCデータと称する)を含み、この疑似距離補正値はそ
れらの計算期間中有効である。さらに、基準GPS受信・処理ユニット50で形
成された補正データはPRCデータの変化率の値を含んでいる。以下、本明細書
中ではこれらの変化率をRRCデータを称する。PRCデータおよびRRCデー
タから、PRCデータの計算時よりも後にくる実際の時点で実際のPRC値を導
き出すことができ、この場合、仮定された実際のPRC値の精度は、PRCデー
タとしてピックアップされた先の変化率が実際の変化率に対応する正確さの程度
関数となる。

0024

補正データ7を伝送するために、本発明はFMあるいはAMラジオ放送用のラ
ジオデータシステム(RDS)を使用しており、この場合、RDSデータストリ
ームは、これが聞こえないようにFMあるいはAMラジオ放送局のプログラム信
号のベースバンドに挿入される例えば57kHzの補助搬送波上に変調される。
RDSデータストリームのデータのフォーマットは、図4に示すように、それぞ
れが短いチェックワード10a、20a、30a、40aによって互に分離され
た長いデータブロック10、20、30、40からなるRDSサイクルで周期的
に伝送されたデータブロックのシーケンスからなっている。いずれの場合も、4
個のデータブロック10、20、30、40は37ビットの空き(自由)データ
容量をもったRDS群を形成している。図4で考察する例では、長いデータブ
ック10および20は、ヨーロッパRDS標準(CENELEC:European Committee f
or Electrotechnical Standardization)のEN50067に従って、プログ
識別コードPIとプログラム形式コードPTYを含んでいる。RDS群の空き
(自由)データ容量はGPSのサテライト用補正データを組み入れるために使用
され、この場合、PRCデータはブロック30中に挿入され、RRCデータは各
GPSサテライトの識別(サテライトの番号)、時間フラグ(時間スイッチ)、
スケール係数およびIODフラグ(IODスイッチ)と共にブロック40中に
挿入される。

0025

各サテライト用のPRCデータおよびRRCデータのデータ容量をRDS信号
サイクルの群のデータ容量、すなわち37ビットに減少させるために、GPS補
正値(始めに述べた差動GPSサービス用の基準を参照のこと)の規格化された
データフォーマットはヘッダおよびチェックワード(パリティ)を伝送しない。
RDSデータフォーマットは、2個の長いデータブロック相互間にある短いデー
タブロック中にフォーマット固有のチェックワードを含んでいるので、RTMC
標準のチェックワード(パリティ)を容易に省略することができる。しかし、ヘ
ッダを棄てると、これに伴って全てのGPSサテライトについての補正値の計算
時に関連する情報(補正されたZカウント)の連続する伝送を放棄することにな
る。この放棄に拘らず時間に関する補正値を付加することができるようにするた
めに、この発明ではRRCデータを用いてPRCデータをコンピュータ60(図
2)中で補間計算を行ってこれを各最後の丁度1分の時間に対する値を求める。
これを次の例によって説明する。
12:01:11で、Zカウントは値71(時刻12:00:00後、60秒
+11秒)をもっている。PRC値は+10.32mと仮定し、RRC値は
+0.98m/sと仮定する。
+0.98m/sの変化率(RRC値)で、12:01:00(Zカウント
は値60をもっている)を補間計算して求め、−0.46m(+10.32
m−0.98m/s×11秒)のPRC値が得られる。

0026

計算して求められたPRCのデータはRRCデータと共に、処理された補正デ
ータ8として伝送される。受信機側のコンピュータ110は、関連するRRCデ
ータとコンピュータ内のZカウントを用いて補間計算して求められたPRCデー
タから再びその時の実際の値を補外する。これを次に例によって説明する。
+0.98m/sの変化率(RRC値)で、時刻が12:01:12(Zカ
ウントが72)に対する補外の結果、+11.30m(−0.46m+0.
98m/s×12秒)のPRC値が得られる。

0027

どの丁度1分の時間に対しても、受信され、補間計算して求められたPRC値
が有効であることをコンピュータ110が常に確実に認識することを保証するた
めに、上述の時間フラグ(0=偶数の分、1=奇数の分)もまたブロック40で
伝送される。さらに、コンピュータ内のZカウントは、図4によるデータの代わ
りにブロック30および40中の放送局識別(放送局ID)とともに図5に従っ
てその時々放送される時間情報(補正されたZカウント)によって時間ごとに
、例えば毎分1回乃至2回の割合で同期化される。さらに、コンピュータ110
がRDSデータストリーム中で到来する部分情報から規格化されたRTCM補正
信号を再構成するために上記コンピュータ110が必要とするすべてのデータお
よび識別信号を異なる周波数で送信するように、識別IOD(データの識別信号
)は、ブロック30および40でその時々で発生される。コンピュータ110は
受信した部分情報から周知のパリティの規則に従って基準に適合するRTCM補
正信号のパリティチェックワードを容易に取出し、基準に従ってその信号に挿入
する。

0028

各サテライトについての補正データを37ビットに減少させることによって、
単一のRDS群(37ビットの容量)のサテライトの全ての補正データを伝送す
ることができ、9個のサテライトについては最初の680ビットから333ビッ
ト(9×37)に減少させることができ、しかもRDSデータフォーマットをR
CMデータフォーマットに明確に且つ再生可能に割り当てることができる。従
って、伝送に擾乱が生じた場合のRDSグループの消失は現在の技術のように9
個のサテライトすべてに対する補正データが消失することを意味するのではなく
、擾乱が生じたRDS群に関連する1個のサテライトに対する補正データのみが
消失することになる。

0029

このように、本発明によるシステムは伝送時の擾乱に対する不感性を大幅に改
善することができる。

0030

伝送された補正データの現在の有効性を改善するために、残りのサテライトに
関連するPRCおよひRRCデータは、PRCおよびRRCデータをそれぞれR
DS群に挿入したのちコンピュータ110中で更新される。このような態様で、
補正データの平均期間は現在の技術に比較して半分以上減少させることができ、
この場合、補正データはRDSストリーム中に個々に挿入されるために、補正デ
ータを全てのサテライトについて同じ時点で計算する必要があり、また補正デー
タの更新の可能性なしに伝送する必要がある。

0031

データの現状を改善するさらに別の方法は、変化率(RRC)が同じあるいは
殆ど同じ状態のままのこれらのPRCデータを、変化率(RRC)がより急激に
変化するPRCデータよりも低い優先順位をもったRDSデータストリーム中に
挿入することである。このように、さらに更新されたRRC値によってより低い
予測RRC値をより早く更新することにより位置補正の精度を向上させることが
できる。このようなサテライトの選択についての優先順位の制御を実行するため
に、約20秒間の期間中に各サテライトについて少なくとも2個の予測値が計算
される。1つの予測値は実際のPRC値とRRC値に基づくものであり、他の予
測は先に送り出されたPRC値およびRRC値に基づくものである。幾つかの予
測値内のずれは、個々のサテライトについて異なる大きさをもっている可能性の
ある誤差を表わし、そのためこの誤差の大きさは優先順位に関する決定の基準と
して作用する。

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