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図面 (4)

課題

健康障害を効果的に防止することができるVDTにおける作業時間制御方法を供する。

解決手段

VDTの電源投入後または入力後の時間を計時し新たな入力でリセットとされて入力終了後再計時する計時手段を備えたVDTにおける作業時間制御方法において、前記計時手段の計時した経過時間の累積時間tsを積算し、VDTのディスプレイにおける画像の変化時間の累積時間tcを積算し、各種入力装置入力作業の各作業時間の累積時間tk,tm,…をそれぞれ積算し、前記計時手段の計時した経過時間の累積時間tsに係数aを乗算した時間と前記画像の変化時間の累積時間tcに係数bを乗算した時間と前記各入力作業の各作業時間の累積時間tk,tm,…にそれぞれ係数c,d,…を乗算した各時間とを加算した作業負荷時間tを演算し、前記演算した作業負荷時間tが所定の規定時間Tに達したときに警告を発するVDTにおける作業時間制御方法。

概要

背景

コンピュータ端末のうちCRT液晶ディスプレイを備えたVDTは、特に昨今パソコンパーソナルコンピュータ)として普及して職場で一般的に使用されている。VDTを扱う場合、作業者ディスプレイを見ながらキーボードマウスを操作するので、従来の一般的なデスクワークと異なる特殊性を有する。

すなわち作業者は、作業中ディスプレイの画像を凝視しながら作業することが多く、また職種によってはキーボード操作が連続する等して、目や手、腕、肩などへの負担が大きく、作業時間をうまく管理しないと、眼精疲労や局部的な疲労が積み重なって体調を乱し、種々の健康障害を起すことが認められてきた。

そこで実際にどの程度作業をしているか実作業時間監視し、警告表示する方法(特開平10−340146号公報)が提案されている。同公報に記載されたものは、パソコンに備えられたスクリーンセーバ機能を利用して電源投入時からスクリーンセーバが働いて休憩に入っている時間を差し引いて実作業時間の累積を求めるもので、この累積加算実作業時間が規定時間に達した場合に警告表示がなされるものである。

概要

健康障害を効果的に防止することができるVDTにおける作業時間制御方法を供する。

VDTの電源投入後または入力後の時間を計時し新たな入力でリセットとされて入力終了後再計時する計時手段を備えたVDTにおける作業時間制御方法において、前記計時手段の計時した経過時間の累積時間tsを積算し、VDTのディスプレイにおける画像の変化時間の累積時間tcを積算し、各種入力装置入力作業の各作業時間の累積時間tk,tm,…をそれぞれ積算し、前記計時手段の計時した経過時間の累積時間tsに係数aを乗算した時間と前記画像の変化時間の累積時間tcに係数bを乗算した時間と前記各入力作業の各作業時間の累積時間tk,tm,…にそれぞれ係数c,d,…を乗算した各時間とを加算した作業負荷時間tを演算し、前記演算した作業負荷時間tが所定の規定時間Tに達したときに警告を発するVDTにおける作業時間制御方法。

目的

本発明は斯かる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、VDTの連続した作業による各作業者負荷状態を反映した作業負荷時間をそれぞれ演算し、この作業負荷時間により各作業者にそれぞれ適した作業管理を行うことで、健康障害を効果的に防止することができるVDTにおける作業時間制御方法を供する点にある。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
2件

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請求項1

VDT電源投入後または入力後の時間を計時し新たな入力でリセットとされて入力終了後再計時する計時手段を備えたVDTにおける作業時間制御方法において、前記計時手段の計時した経過時間の累積時間を積算し、VDTのディスプレイにおける画像の変化時間の累積時間を積算し、各種入力装置入力作業の各作業時間の累積時間をそれぞれ積算し、前記計時手段の計時した経過時間の累積時間に係数乗算した時間と前記画像の変化時間の累積時間に係数を乗算した時間と前記各入力作業の各作業時間の累積時間にそれぞれ係数を乗算した各時間とを加算した作業負荷時間を演算し、前記演算した作業負荷時間が所定の規定時間に達したときに警告を発することを特徴とするVDTにおける作業時間制御方法。

請求項2

スクリーンセーバ機能を備えたVDTにおける作業時間制御方法において、スクリーンセーバ作動開始待ち経過時間の累積時間を積算し、VDTのディスプレイにおける画像の変化時間の累積時間を積算し、各種入力装置の入力作業の各作業時間の累積時間をそれぞれ積算し、前記スクリーンセーバの作動開始待ち経過時間の累積時間に係数を乗算した時間と前記画像の変化時間の累積時間に係数を乗算した時間と前記各入力作業の各作業時間の累積時間にそれぞれ係数を乗算した各時間とを加算した作業負荷時間を演算し、前記演算した作業負荷時間が所定の規定時間に達したときに警告を発することを特徴とするVDTにおける作業時間制御方法。

請求項3

前記警告は前記スクリーンセーバを作動させることであることを特徴とする請求項2記載のVDTにおける作業時間制御方法。

請求項4

VDTの電源投入後および前記警告後に前記各累積時間は初期化されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のVDTにおける作業時間制御方法。

請求項5

前記各係数は、作業者作業能力および作業形態に応じて決定される係数であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のVDTにおける作業時間制御方法。

請求項6

VDTにおける作業制御装置おいて、VDTの電源投入後または入力後の時間を計時し新たな入力でリセットとされて入力終了後再計時する計時手段と、前記計時手段の計時した経過時間の累積時間を積算する経過時間積算手段と、VDTのディスプレイにおける画像の変化時間の累積時間を積算する画像変化時間積算手段と、各種入力作業の各作業時間の累積時間を積算する各入力作業時間積算手段と、前記経過時間積算手段,前記画像変化時間積算手段および前記各入力作業時間積算手段がそれぞれ積算した各累積時間にそれぞれ係数を乗算した各時間を加算した作業負荷時間を演算する作業負荷時間演算手段と、前記作業負荷時間が所定の規定時間に達したときに警告を発する警告手段とを備えたことを特徴とするVDTにおける作業時間制御装置

請求項7

スクリーンセーバ機能を備えたVDTにおける作業制御装置おいて、VDTにおけるスクリーンセーバの作動開始待ち経過時間の累積時間を積算するスクリーンセーバ待ち時間積算手段と、VDTのディスプレイにおける画像の変化時間の累積時間を積算する画像変化時間積算手段と、各種入力作業の各作業時間の累積時間を積算する各入力作業時間積算手段と、前記スクリーンセーバ待ち時間積算手段,前記画像変化時間積算手段および前記各入力作業時間積算手段がそれぞれ積算した各累積時間にそれぞれ係数を乗算した各時間を加算した作業負荷時間を演算する作業負荷時間演算手段と、前記作業負荷時間が所定の規定時間に達したときに警告を発する警告手段とを備えたことを特徴とするVDTにおける作業時間制御装置。

請求項8

VDTにおけるスクリーンセーバの作動開始待ち経過時間の累積時間tsを積算するスクリーンセーバ待ち時間積算手段と、カーソル移動時間の累積時間tcを積算するカーソル移動時間積算手段と、キーボードの作動時間の累積時間tkを積算するキーボード作動時間積算手段と、マウスの作動時間の累積時間tmを積算するマウス作動時間積算手段と、前記各累積時間ts,tc,tk,tmにそれぞれ係数a,b,c,dを乗算して加算した作業負荷時間t(=a・ts+b・tc+c・tk+d・tm)を演算する作業負荷時間演算手段と、前記作業負荷時間tが所定の規定時間Tに達したときに警告を発する警告手段とを備えたことを特徴とするVDTにおける作業時間制御装置。

請求項9

前記警告手段は前記スクリーンセーバを作動させて警告するものであることを特徴とする請求項7または請求項8記載のVDTにおける作業時間制御装置。

請求項10

VDTの電源投入後および前記警告後に前記各積算手段は初期化されることを特徴とする請求項6から請求項9までのいずれかの項記載のVDTにおける作業時間制御装置。

請求項11

前記係数は、作業能力および作業形態に応じて決定される係数であることを特徴とする請求項6から請求項10までのいずれかの項記載のVDTにおける作業時間制御装置。

技術分野

0001

本発明は、作業者VDT(Visual Display Terminal:視覚表示端末機)により作業する作業時間を制御するための装置に関する。

背景技術

0002

コンピュータ端末のうちCRT液晶ディスプレイを備えたVDTは、特に昨今パソコンパーソナルコンピュータ)として普及して職場で一般的に使用されている。VDTを扱う場合、作業者はディスプレイを見ながらキーボードマウスを操作するので、従来の一般的なデスクワークと異なる特殊性を有する。

0003

すなわち作業者は、作業中ディスプレイの画像を凝視しながら作業することが多く、また職種によってはキーボード操作が連続する等して、目や手、腕、肩などへの負担が大きく、作業時間をうまく管理しないと、眼精疲労や局部的な疲労が積み重なって体調を乱し、種々の健康障害を起すことが認められてきた。

0004

そこで実際にどの程度作業をしているか実作業時間監視し、警告表示する方法(特開平10−340146号公報)が提案されている。同公報に記載されたものは、パソコンに備えられたスクリーンセーバ機能を利用して電源投入時からスクリーンセーバが働いて休憩に入っている時間を差し引いて実作業時間の累積を求めるもので、この累積加算実作業時間が規定時間に達した場合に警告表示がなされるものである。

発明が解決しようとする課題

0005

当りの累積加算実作業時間に基づいて健康管理するとしても、作業が月の前半に偏ってしまって月の後半で累積加算実作業時間が規定時間に達しないように調整するような管理状態となると、月前半に疲労が蓄積することになり月後半で疲労が回復しないことがある。

0006

したがって日々疲労ができるだけ残らないように作業時間を管理することが望ましい。一般的に作業に熱中すると知らぬ間に長時間に亘って連続的に作業を続けていることが多く、気づかないうちに疲労が溜まることになる。

0007

またVDTを扱う作業といっても、文章を作成するのか図面を作成するのか等によっても疲労箇所も疲労程度も異なるとともに、作業者によっても疲労に個人差があり、年齢にも影響される。

0008

本発明は斯かる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、VDTの連続した作業による各作業者負荷状態を反映した作業負荷時間をそれぞれ演算し、この作業負荷時間により各作業者にそれぞれ適した作業管理を行うことで、健康障害を効果的に防止することができるVDTにおける作業時間制御方法を供する点にある。

0009

上記目的を達成するために、本請求項1記載の発明は、VDTの電源投入後または入力後の時間を計時し新たな入力でリセットとされて入力終了後再計時する計時手段を備えたVDTにおける作業時間制御方法において、前記計時手段の計時した経過時間の累積時間を積算し、VDTのディスプレイにおける画像の変化時間の累積時間を積算し、各種入力装置入力作業の各作業時間の累積時間をそれぞれ積算し、前記計時手段の計時した経過時間の累積時間に係数乗算した時間と前記画像の変化時間の累積時間に係数を乗算した時間と前記各入力作業の各作業時間の累積時間にそれぞれ係数を乗算した各時間とを加算した作業負荷時間を演算し、前記演算した作業負荷時間が所定の規定時間に達したときに警告を発するVDTにおける作業時間制御方法とした。

0010

計時手段の計時した経過時間の累積時間に係数を乗算した時間と画像の変化時間の累積時間に係数を乗算した時間と各入力作業の各作業時間の累積時間にそれぞれ係数を乗算した各時間とを加算した作業負荷時間を演算するので、各作業者によって各係数を適正に決めることで、各作業者の負荷状態を反映した作業負荷時間を演算することができ、この作業負荷時間が所定の規定時間に達したときに警告を発するため、各作業者にそれぞれ適した作業管理を1作業ごとに行うことができ、健康障害を効果的に防止することができる。

0011

請求項2記載の発明は、スクリーンセーバ機能を備えたVDTにおける作業時間制御方法において、スクリーンセーバの作動開始待ち経過時間の累積時間を積算し、VDTのディスプレイにおける画像の変化時間の累積時間を積算し、各種入力装置の入力作業の各作業時間の累積時間をそれぞれ積算し、前記スクリーンセーバの作動開始待ち経過時間の累積時間に係数を乗算した時間と前記画像の変化時間の累積時間に係数を乗算した時間と前記各入力作業の各作業時間の累積時間にそれぞれ係数を乗算した各時間とを加算した作業負荷時間を演算し、前記演算した作業負荷時間が所定の規定時間に達したときに警告を発するVDTにおける作業時間制御方法である。

0012

スクリーンセーバ機能を利用してその作動開始待ち経過時間の累積時間に係数を乗算した時間と画像の変化時間の累積時間に係数を乗算した時間と各入力作業の各作業時間の累積時間にそれぞれ係数を乗算した各時間とを加算した作業負荷時間を演算するので、作業の種類や作業者の作業能力などによって各係数を適正に決めることで、各作業者の負荷状態を反映した作業負荷時間を演算することができ、この作業負荷時間が所定の規定時間に達したときに警告を発するため、各作業者にそれぞれ適した作業管理を1作業ごとに行うことができ、健康障害を効果的に防止することができる。

0013

請求項3記載の発明は、請求項2記載のVDTにおける作業時間制御方法において、前記警告が前記スクリーンセーバを作動させることであることを特徴とする。

0014

操作入力を続けている最中にスクリーンセーバが作動したようなときは、作業負荷時間が所定の規定時間に達したための警告であり、作業に熱中して知らぬ間に長時間に亘って連続的に作業を続けていることをスクリーンセーバを作動して警告して休憩を強制し、健康障害を起こすのを未然に防止することができる。

0015

請求項4記載の発明は、請求項1または請求項2記載のVDTにおける作業時間制御方法において、VDTの電源投入後および前記警告後に前記各累積時間は初期化されることを特徴とする。

0016

VDTの電源投入後および警告後に各累積時間は初期化されるので、連続した1作業ごとに各累積時間の積算が行われ、作業者の疲労が蓄積するのを各作業ごとに防止することができる。

0017

請求項5記載の発明は、請求項1または請求項2記載のVDTにおける作業時間制御方法において、前記各係数が、作業者の作業能力および作業形態に応じて決定される係数であることを特徴とする。

0018

各累積時間に乗算する係数が、作業者の作業能力および作業形態に応じて決定されるので、各作業者の負荷状態を適正に反映した作業負荷時間を演算することができ、各作業者に適した作業管理が実施でき健康障害を効果的に防止することができる。

0019

請求項6記載の発明は、VDTにおける作業制御装置おいて、VDTの電源投入後または入力後の時間を計時し新たな入力でリセットとされて入力終了後再計時する計時手段と、前記計時手段の計時した経過時間の累積時間を積算する経過時間積算手段と、VDTのディスプレイにおける画像の変化時間の累積時間を積算する画像変化時間積算手段と、各種入力作業の各作業時間の累積時間を積算する各入力作業時間積算手段と、前記経過時間積算手段,前記画像変化時間積算手段および前記各入力作業時間積算手段がそれぞれ積算した各累積時間にそれぞれ係数を乗算した各時間を加算した作業負荷時間を演算する作業負荷時間演算手段と、前記作業負荷時間が所定の規定時間に達したときに警告を発する警告手段とを備えたVDTにおける作業時間制御装置である。

0020

作業負荷時間演算手段により各積算手段が積算した累積時間にそれぞれ係数を乗算した各時間を加算して作業負荷時間が演算されるので、各作業者によって各係数を適正に決めることで、各作業者の負荷状態を反映した作業負荷時間を演算することができ、この作業負荷時間が所定の規定時間に達したときに警告手段が警告を発するため、各作業者にそれぞれ適した作業管理を1作業ごとに行うことができ、健康障害を効果的に防止することができる。

0021

請求項7記載の発明は、スクリーンセーバ機能を備えたVDTにおける作業制御装置おいて、VDTにおけるスクリーンセーバの作動開始待ち経過時間の累積時間を積算するスクリーンセーバ待ち時間積算手段と、VDTのディスプレイにおける画像の変化時間の累積時間を積算する画像変化時間積算手段と、各種入力作業の各作業時間の累積時間を積算する各入力作業時間積算手段と、前記スクリーンセーバ待ち時間積算手段,前記画像変化時間積算手段および前記各入力作業時間積算手段がそれぞれ積算した各累積時間にそれぞれ係数を乗算した各時間を加算した作業負荷時間を演算する作業負荷時間演算手段と、前記作業負荷時間が所定の規定時間に達したときに警告を発する警告手段とを備えたVDTにおける作業時間制御装置である。

0022

スクリーンセーバ機能を利用してその作動開始待ち経過時間の累積時間に係数を乗算した時間と画像の変化時間の累積時間に係数を乗算した時間と各入力作業の各作業時間の累積時間にそれぞれ係数を乗算した各時間とを加算した作業負荷時間を作業負荷時間演算手段により演算するので、作業の種類や作業者の作業能力などによって各係数を適正に決めることで、各作業者の負荷状態を反映した作業負荷時間を演算することができ、この作業負荷時間が所定の規定時間に達したときに警告を発するため、各作業者にそれぞれ適した作業管理を1作業ごとに行うことができ、健康障害を効果的に防止することができる。

0023

請求項8記載の発明は、VDTにおけるスクリーンセーバの作動開始待ち経過時間の累積時間tsを積算するスクリーンセーバ待ち時間積算手段と、カーソル移動時間の累積時間tcを積算するカーソル移動時間積算手段と、キーボードの作動時間の累積時間tkを積算するキーボード作動時間積算手段と、マウスの作動時間の累積時間tmを積算するマウス作動時間積算手段と、前記各累積時間ts,tc,tk,tmにそれぞれ係数a,b,c,dを乗算して加算した作業負荷時間t(=a・ts+b・tc+c・tk+d・tm)を演算する作業負荷時間演算手段と、前記作業負荷時間tが所定の規定時間Tに達したときに警告を発する警告手段とを備えたVDTにおける作業時間制御装置である。

0024

作業者がディスプレイの画像を見ながらキーボードとマウスを操作して作業を行うVDTであり、作業の種類や作業者の作業能力などによって各係数a,b,c,dを適正に決めることで、各作業者の負荷状態を反映した作業負荷時間tを演算することができ、この作業負荷時間tが所定の規定時間Tに達したときに警告を発するため、各作業者にそれぞれ適した作業管理を1作業ごとに行うことができ、健康障害を効果的に防止することができる。

0025

請求項9記載の発明は、請求項7または請求項8記載のVDTにおける作業時間制御装置において、前記警告手段が前記スクリーンセーバを作動させて警告するものであることを特徴とする。

0026

操作入力を続けている最中にスクリーンセーバが作動したようなときは、作業負荷時間が所定の規定時間に達したための警告であり、作業に熱中して知らぬ間に長時間に亘って連続的に作業を続けていることをスクリーンセーバを作動して警告して休憩を強制し、健康障害を起こすのを未然に防止することができる。

0027

請求項10記載の発明は、請求項6から請求項9までのいずれかの項記載のVDTにおける作業時間制御装置において、VDTの電源投入後および前記警告後に前記各積算手段は初期化されることを特徴とする。

0028

VDTの電源投入後および警告後に各積算手段は初期化されるので、連続した1作業ごとに各累積時間の積算が行われ、作業者の疲労が蓄積するのを各作業ごとに防止することができる。

0029

請求項11記載の発明は、請求項6から請求項10までのいずれかの項記載のVDTにおける作業時間制御装置において、前記係数は、作業能力および作業形態に応じて決定される係数であることを特徴とする。

0030

各累積時間に乗算する係数が、作業者の作業能力および作業形態に応じて決定されるので、各作業者の負荷状態を適正に反映した作業負荷時間を演算することができ、各作業者に適した作業管理が実施でき健康障害を効果的に防止することができる。

発明を実施するための最良の形態

0031

以下本発明に係る一実施の形態について図1ないし図3に基づき説明する。VDT1の概略構成図を図1に示す。コンピュータ2は、中央処理装置CPU3がROM4に記憶されたプログラムに従い逐次RAM5を使用して情報や演算処理を行っている。

0032

CPU3には入力インターフェース6を介してキーボード11,マウス12,タブレット13などの入力操作装置からの操作指示信号が入力され、CPU3によって演算処理されて出力インターフェース7を介して出力信号がCRTや液晶のディスプレイ15およびプリンタ16などの出力装置に出力される。VDT1は、ディスプレイ15を見ながら作業を行う端末機である。

0033

本VDT1の制御系機能ブロック図を図2に示す。本コンピュータ2は、スクリーンセーバ20の機能を有し、入力が一定時間ないときはディスプレイ15に様々な動きのある画像を表示して特にCRT15の蛍光面の焼き付けを防止するとともに、画像を機密に保つようにしている。

0034

コンピュータ2は、このスクリーンセーバ20のスクリーンセーバ待ち時間を計時するタイマーを利用してスクリーンセーバ待ち経過時間の積算を行うスクリーンセーバ待ち時間積算手段21を備えている。

0035

スクリーンセーバ20のタイマー自体は、予め設定された待ち時間に達しない前に新たな入力があると、リセットされて計時を新たに開始するが、スクリーンセーバ待ち時間積算手段21はリセットされるまでの経過時間を逐次累積してスクリーンセーバの作動開始待ち経過時間の累積時間tsを積算する。

0036

コンピュータ2は、前記スクリーンセーバ待ち時間積算手段21を含め、カーソル移動時間積算手段22,キーボード作動時間積算手段23,マウス作動時間積算手段24の以上4つの積算手段を備えている。

0037

カーソル移動時間積算手段22は、CRT15の画面上で入力位置を示すカーソルの移動する時間を累積して累積時間tcを積算する。キーボード作動時間積算手段23は、キーボード11を操作して作動させる時間を累積して累積時間tkを積算する。マウス作動時間積算手段24は、マウス12を操作して作動させる時間を累積して累積時間tmを積算する。

0038

以上の積算手段21,22,23,24により算出された累積時間ts,tc,tk,tmは作業負荷時間演算手段25に入力され演算に供せられる。作業負荷時間演算手段25は、次式に従って作業負荷時間tを演算する。
t=a・ts+b・tc+c・tk+d・tm

0039

各累積時間ts,tc,tk,tmにそれぞれ乗算されている係数a,b,c,dは、係数設定手段26により作業者が自由に設定できる係数(正の値)であり、作業能力および作業形態に応じて決定されることになる。

0040

例えばキーボード11の操作能力に優れ、通常の作業者より2倍のスピードで入力できる作業者の場合は、作業密度の濃い分疲労し易いと考えられるため累積時間tkの係数cに2を設定する。また細かい線が表示された画像を見ながらマウス12を使って図を作成するような場合などは、累積時間tm,tc,の係数d,bを1より大きい値に設定する。

0041

a=b=c=d=1の場合の作業負荷時間t=ts+tc+tk+tmが、実際に作業をしている時間と概ね考えられるが、作業能力および作業形態など作業の内容から係数a,b,c,dをそれぞれ適正に決めることで作業者の負荷状態(疲労の程度)を反映した作業負荷時間tが演算される。

0042

作業負荷時間tは、警告判断手段27により監視される。すなわち警告判断手段27は、作業負荷時間tを規定時間設定手段28により設定された規定時間Tと比較し、作業負荷時間tが規定時間Tを超えると、スクリーンセーバ20に作動信号を出力して休憩が必要であることをスクリーンセーバ20を作動させて警告する。

0043

以上の制御系に基づく作業時間制御の動作手順図3に示す。VDT1の電源投入後またはスクリーンセーバ20の作動終了後、スクリーンセーバ待ち時間積算手段21,カーソル移動時間積算手段22,キーボード作動時間積算手段23,マウス作動時間積算手段24の以上4つの積算手段が初期化され、累積時間ts,tc,tk,tm=0に設定されて計時および積算を開始する(ステップ1)。

0044

ステップ2では、係数を変更するか否かを問われるので、変更する場合はステップ3に飛んで作業能力および作業形態などに基づき係数a,b,c,dの値を変更設定し、ステップ4に進む。

0045

係数を変更しないときは、直接ステップ4に進む。ステップ4でキーボード11またはマウス12による何らかの入力操作があると、ステップ5で、作動時間を計時しキーボード作動時間積算手段23やマウス作動時間積算手段24により累積時間tk,tmが積算されるとともにカーソルの移動時間も計時されカーソル移動時間積算手段22による累積時間tcが積算される。

0046

スクリーンセーバ20の作動待ち時間の計時は初期化されて再計時が始まるが、スクリーンセーバ待ち時間積算手段21は、先に計時した待ち経過時間を累積して累積時間tsを積算する(ステップ5)。

0047

次のステップ6では、以上の累積時間ts,tc,tk,tmおよび係数a,b,c,dから作業負荷時間tが次式に従って演算される。
t=a・ts+b・tc+c・tk+d・tm

0048

演算された作業負荷時間tを予め設定された規定時間T(標準的な時間例えば60分に決めておく)と比較し(ステップ7)、作業負荷時間tが規定時間Tに達していなければ、ステップ8に進んで、この間にスクリーンセーバが作動したか否かを判別し、作動していなければステップ4に戻り、ステップ4,5,6,7を繰り返し、入力作業が連続して行われ、作業負荷時間tの演算、規定時間Tとの比較が繰り返し行われる。

0049

こうして演算された作業負荷時間tが規定時間Tを越えると、ステップ7からステップ9に抜け、スクリーンセーバ20を作動して警告を発し、ステップ1に戻る。

0050

したがって作業者は、操作入力を続けている最中にスクリーンセーバ20が作動したようなときは、作業負荷時間tが規定時間Tに達したための警告であり、作業に熱中して知らぬ間に長時間に亘って連続的に作業を続けていることをスクリーンセーバ20を作動させて気付かせ、休憩を強制して健康障害を起こすのを未然に防止することができる。

0051

なお作業負荷時間tが規定時間Tに至る前にスクリーンセーバ20が作動したときは、連続的な入力操作が中断した状態となってスクリーンセーバ20の作動待ち時間を経過してスクリーンセーバ20が作動したもので、この場合はステップ8からステップ1に戻る。

0052

すなわち作業者が自ら連続的な入力操作を意識的に中断したと考えられ、休憩をとったものとして、スクリーンセーバ作動終了後、積算手段が初期化され累積時間ts,tc,tk,tm=0に設定されて再び計時および積算を開始する(ステップ1)。

0053

作業者ごとに適応した係数a,b,c,dを設定し各作業者の負荷状態を反映した作業負荷時間tを演算し、この作業負荷時間tをもとに各作業者にそれぞれ適した作業管理を1作業ごとに行うことができるので、健康障害を効果的に防止することができる。

0054

以上の実施の形態では、スクリーンセーバ20を作動させて警告していたが、休憩が必要である旨の警告をディスプレイの画面に表示させたり、スピーカにより音声効果音で知らせるようにしてもよい。

0055

またキーボード11やマウス12のほかにタブレット13等を入力装置として用いる場合には、その入力作業時間の累積時間を算出して係数を乗算し作業負荷時間tの要素として加算して作業負荷時間tを演算する。

0056

なおVDTの電源投入後または入力後の時間を計時し新たな入力でリセットとされて入力終了後再計時する計時手段を備えれば、スクリーンセーバ機能を有しなくとも、スクリーンセーバの作動開始待ち経過時間の累積時間tsに相当する累積時間を求めることができる。

図面の簡単な説明

0057

図1VDTの概略構成図である。
図2本VDTの制御系の機能ブロック図である。
図3制御系に基づく作業時間制御の動作手順を示すフローチャートである。

--

0058

1…VDT、2…コンピュータ、3…CPU、4…ROM、5…RAM、6…入力インターフェース、7…出力インターフェース、11…キーボード、12…マウス、13…タブレット、15…ディスプレイ、16…プリンタ、20…スクリーンセーバ、21…スクリーンセーバ待ち時間積算手段、22…カーソル移動時間積算手段、23…キーボード作動時間積算手段、24…マウス作動時間積算手段、25…作業負荷時間演算手段、26…係数設定手段、27…警告判断手段、28…規定時間設定手段。

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