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技術 内実トレイ容器シートの切断装置における星形打抜装置

出願人 三菱重工食品包装機械株式会社
発明者 荒木洋三油井杉彦山田利和
出願日 2001年6月1日 (20年3ヶ月経過) 出願番号 2001-167047
公開日 2002年12月18日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2002-362520
状態 特許登録済
技術分野 切断装置の細部 穴あけ、型抜、切断刃以外の手段による切断 基本的包装技術III(容器の閉鎖(1)) 制御・その他II(補助装置、細部) 紙容器等紙製品の製造
主要キーワード 圧縮ばね力 製品トレイ 突出し棒 側面ガイド板 突き出し棒 一定ピッチ毎 矩形トレイ 打抜き機構
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図面 (8)

課題

被包装物食品調味料等のような、ブリスター包装体より大きいもののときに、容器切り分けを容易にするようなダイカット切断をした後、星形部を打抜いた後、完全に排除処理する安全な装置を提供することを目的とする。

解決手段

停止中の内実トレイ容器シートの星形部の位置に合わせて上方からこの星形部を押し下げるように上下動する星形部の数に見合う数の上側突出し棒と、前記上側突出し棒の真下に星形部を挟むように設置された前記突出し棒同数の下側受け棒と、下側受け棒を上下動させる空気圧アクチュエータと、前記下側受け棒が出入りできる突出し孔が明けられ下側受け棒及び空気圧アクチュエータ全体を囲っている星形部吸引ダクトとで構成し、上側の突出し棒と下側受け棒が星形部を挟んだまま下方に移動して星形部を前記容器シートから切り離して前記吸引ダクト内まで下降し、下側受け棒を下部に残して突出し棒を引き上げ、切り離された星形部を吸引ダクトにより吸い取り前記スクラップ箱に収容するように作用する星形打抜装置

概要

背景

従来のトレイ容器ダイカット装置においては、整列成型被充填物充填し、密閉したプラスチック製トレ容器グループを送って、切断装置で単独の製品トレイ容器に打ち抜き、スクラップは巻き取られて別の処理工程において破砕され、廃棄又は回収されて樹脂原料として再生されている。

また、錠剤糖衣錠等の小形パックに用いられるPTPブリスターパックは、原反シートに、被包装物の個々を切り分けるため縦横方向のミシン目を設け、被包装物の一定グループを打ち抜き処理をし、グループとしては角を丸くしてあるが、被包装物のミシン目に沿って切り取ったとき、シャープな角が残り、手を傷つける虞がある。

原料プラスチックシート又はフィルム歩留まりを良くするために、トレイとトレイの間で切り離すようにした特開平11−314616号で公示された従来例は、ブリスターパックの打ち抜き装置に関するもので、樹脂シートに整列して設けられた多数の凹部に被包装物(糖衣錠等)を収容し、これに別の樹脂シートを貼り合わせて形成された被包装物入り原反シートの凹部間に縦横のミシン目と、このミシン目の交点外円で囲まれた星形を打ち抜いた後、原反シートを被包装物の一定グループ毎に切断する装置である。この装置では原反シートから被包装物の一定グループを打ち抜き処理するのでなく、一定長さに切断するようにしているが、このように切断した被包装物グループにはシャープな角が残り、手を傷つける虞がある。

また、実開平6−78272号で公示された従来例はブリスター包装体に関するもので、上記と同様に、樹脂シートに整列して設けられた多数の凹部に被包装物(糖衣錠等)を収容し、これに別の樹脂シートを貼り合わせて形成された被包装物入り原反シートの凹部間に縦横のミシン目と、このミシン目の交点の全てに外円で囲まれた星形を打ち抜いて包装体が個別に切り取られたとき、包装体の角で人体が傷つかないようにしてあるものである。

概要

被包装物が食品調味料等のような、ブリスター包装体より大きいもののときに、容器の切り分けを容易にするようなダイカット切断をした後、星形部を打抜いた後、完全に排除処理する安全な装置を提供することを目的とする。

停止中の内実トレイ容器シートの星形部の位置に合わせて上方からこの星形部を押し下げるように上下動する星形部の数に見合う数の上側突出し棒と、前記上側突出し棒の真下に星形部を挟むように設置された前記突出し棒同数の下側受け棒と、下側受け棒を上下動させる空気圧アクチュエータと、前記下側受け棒が出入りできる突出し孔が明けられ下側受け棒及び空気圧アクチュエータ全体を囲っている星形部吸引ダクトとで構成し、上側の突出し棒と下側受け棒が星形部を挟んだまま下方に移動して星形部を前記容器シートから切り離して前記吸引ダクト内まで下降し、下側受け棒を下部に残して突出し棒を引き上げ、切り離された星形部を吸引ダクトにより吸い取り前記スクラップ箱に収容するように作用する星形打抜装置

目的

包装袋において4隅のコーナ鋭角突起部によって包装袋を取り扱う人達の皮膚を損傷する虞があるため、星形(菱形)打抜が開発された。しかしその星形打抜きのスクラップが設備周辺に残り、作業者の手を傷つける可能性があるので、確実な星形部スクラップの除去が課題となっている。本発明は、被包装物が食品や調味料等のような、ブリスター包装体より大きいもののときに、容器の切り分けを容易にするようなダイカット切断をした後、星形部を打抜いた後、完全に排除処理する安全な装置を提供することを目的とする。

効果

実績

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請求項1

連続するシートプラスティックフィルムを一定ピッチ間欠搬送し、同フィルムより整列成型した多数の矩形トレイ容器のそれぞれに定量の食料調味料等を充填し、上面にカバーフィルムを被せて接着密閉した内実トレイ容器シートを間欠搬送の一定ピッチ毎トレイ容器同士の切り離しとトレイ容器の角に生成される星形部の切り離しを容易にするための切り込みを入れるダイカット装置と、内実トレイ容器シートを横方向と縦方向に切断する切断装置とにより構成されたトレイ容器シート切断装置において、トレイ容器切断前に前記星形部を除去する星形打抜装置を、停止中の内実トレイ容器シートの星形部の位置に合わせて上方からこの星形部を押し下げるように上下動する星形部の数に見合う数の上側突出し棒と、前記上側突出し棒の真下に星形部を挟むように設置された前記突出し棒同数の下側受け棒と、下側受け棒を上下動させる空気圧アクチュエータと、前記下側受け棒が出入りできる突出し孔が明けられ下側受け棒及び空気圧アクチュエータ全体を囲っている星形部吸引ダクトとで構成し、上側の突出し棒と下側受け棒が星形部を挟んだまま下方に移動して星形部を前記容器シートから切り離して前記吸引ダクト内まで下降し、下側受け棒を下部に残して突出し棒を引き上げ、切り離された星形部を吸引ダクトにより吸い取り前記スクラップ箱に収容するように作用することを特徴とする内実トレイ容器シートの切断装置における星形打抜装置。

請求項2

請求項1に記載する星形打抜装置において、前記星形部吸引ダクトと空気配管で連結されている星形部用スクラップ箱を設け、切り離された星形部を吸引ダクトにより吸い取り前記スクラップ箱に収容するように作用することを特徴とする内実トレイ容器シートの切断装置における星形打抜装置。

請求項3

請求項2に記載する星形打抜装置において、前記下側受け棒の軸芯外気に通じる貫通孔を設け、前記吸引ダクト内において下側受け棒を下部に残して突出し棒を引き上げたときに、前記貫通孔から外気を吹き出すようにして星形部の除去をより確実にしたことを特徴とする内実トレイ容器シートの切断装置における星形打抜装置。

技術分野

0001

本発明は、連続するシートプラスチックフィルム整列成型し、定量の充填物を入れてカバーフィルム接着密閉した内実トレイ容器シートを、トレイ容器毎に裁断するトレイ容器切断装置における星形打抜装置に関する。

背景技術

0002

従来のトレイ容器ダイカット装置においては、整列成型し被充填物充填し、密閉したプラスチック製トレ容器グループを送って、切断装置で単独の製品トレイ容器に打ち抜き、スクラップは巻き取られて別の処理工程において破砕され、廃棄又は回収されて樹脂原料として再生されている。

0003

また、錠剤糖衣錠等の小形パックに用いられるPTPブリスターパックは、原反シートに、被包装物の個々を切り分けるため縦横方向のミシン目を設け、被包装物の一定グループを打ち抜き処理をし、グループとしては角を丸くしてあるが、被包装物のミシン目に沿って切り取ったとき、シャープな角が残り、手を傷つける虞がある。

0004

原料プラスチックシート又はフィルム歩留まりを良くするために、トレイとトレイの間で切り離すようにした特開平11−314616号で公示された従来例は、ブリスターパックの打ち抜き装置に関するもので、樹脂シートに整列して設けられた多数の凹部に被包装物(糖衣錠等)を収容し、これに別の樹脂シートを貼り合わせて形成された被包装物入り原反シートの凹部間に縦横のミシン目と、このミシン目の交点外円で囲まれた星形を打ち抜いた後、原反シートを被包装物の一定グループ毎に切断する装置である。この装置では原反シートから被包装物の一定グループを打ち抜き処理するのでなく、一定長さに切断するようにしているが、このように切断した被包装物グループにはシャープな角が残り、手を傷つける虞がある。

0005

また、実開平6−78272号で公示された従来例はブリスター包装体に関するもので、上記と同様に、樹脂シートに整列して設けられた多数の凹部に被包装物(糖衣錠等)を収容し、これに別の樹脂シートを貼り合わせて形成された被包装物入り原反シートの凹部間に縦横のミシン目と、このミシン目の交点の全てに外円で囲まれた星形を打ち抜いて包装体が個別に切り取られたとき、包装体の角で人体が傷つかないようにしてあるものである。

発明が解決しようとする課題

0006

包装袋において4隅のコーナ鋭角突起部によって包装袋を取り扱う人達の皮膚を損傷する虞があるため、星形(菱形)打抜が開発された。しかしその星形打抜きのスクラップが設備周辺に残り、作業者の手を傷つける可能性があるので、確実な星形部スクラップの除去が課題となっている。本発明は、被包装物が食品調味料等のような、ブリスター包装体より大きいもののときに、容器の切り分けを容易にするようなダイカット切断をした後、星形部を打抜いた後、完全に排除処理する安全な装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記の問題点に対し本発明は、連続するシート状プラスチックフィルムを一定ピッチ間欠搬送し、同フィルムより整列成型した多数の矩形トレイ容器のそれぞれに定量の食料、調味料等を充填し、カバーフィルムを被せて接着密閉した内実トレイ容器シートを、間欠搬送の一定ピッチ毎にトレイ容器同士の切り離しとトレイ容器の角に生成される星形部の切り離しを容易にするための切り込みを入れるダイカット装置と、内実トレイ容器シートを横方向と縦方向に切断する切断装置とにより構成されたトレイ容器シート切断装置において、トレイ容器切断前に前記星形部を除去する星形除去装置を、

0008

停止中の内実トレイ容器シートの星形部の位置に合わせて上方からこの星形部を押し下げるように上下動する星形部の数に見合う数の上側突出し棒と、前記上側突出し棒の真下に星形部を挟むように設置された前記突出し棒同数の下側受け棒と、下側受け棒を上下動させる空気圧アクチュエータと、前記下側受け棒が出入りできる突出し孔が明けられ下側受け棒及び空気圧アクチュエータ全体を囲っている星形部吸引ダクトとで構成し、上側の突出し棒と下側受け棒が星形部を挟んだまま下方に移動して星形部を前記容器シートから切り離して前記吸引ダクト内まで下降し、下側受け棒を下部に残して突出し棒を引き上げ、切り離された星形部を吸引ダクトにより吸い取り前記スクラップ箱に収容するように作用する星形打抜装置を以って課題解決の手段とする。

0009

また、上記の星形除去装置において、前記星形部吸引ダクトと空気配管で連結されている星形部用スクラップ箱を設け、切り離された星形部を吸引ダクトにより吸い取り前記スクラップ箱に収容するように作用する星形打抜装置、更に前記下側受け棒の軸芯外気に通じる貫通孔を設け、前記吸引ダクト内において下側受け棒を下部に残して突出し棒を引き上げたときに、前記貫通孔から外気を吹き出すようにして星形部の除去をより確実にすればより好適な星形部除去装置となる。

発明を実施するための最良の形態

0010

本発明の実施形態は、連続するシート状プラスティックフィルムを横4列に整列して成型した多数の矩形トレイ容器のそれぞれに食料、調味料等を充填し、カバーフィルムを被せて接着密閉した内実トレイ容器を間欠搬送の一定グループ毎にダイカット装置によりダイカットするとき、トレイ容器の両側縁とトレイ容器の隣同士と容器のコーナのラウンドに囲われた星形部とも僅かな繋ぎ部を残してシート形状を保ち、人力程度の力で容易に切り離しができるようにダイカットした後、トレイ容器を単体又はグループ毎に切断するトレイ容器切断装置において、切れ目を入れたトレイ容器の原反シートから、先ず星形部を取り除く星形打抜装置についてであり、これを図に基づいて説明する。

0011

図1は内実トレイ容器シートを本発明の方法でダイカットしたダイカット切断線を示す内実トレイ容器シートの平面図、図2図1のトレイ容器のダイカット線のA部拡大図、図3図2のB−B断面図であり、図4はトレイ容器切断装置の全体側面図である。また、図5は星形打抜装置の正面図(一部断面図)、図6図5の星形打抜装置の側面図(一部断面図)、図7図5の星形打抜装置の作動工程を示す動作説明図である。

0012

図4において、1は熱接着可能なプラスチックフィルムである。フィルム1はロール状態に巻かれて巻出機2に積載され、巻出機2から連続で巻出されたフィルム1はダンサロール3を経て、対になっている搬送チェーン4によって、搬送チェーン4の入り口のチェーンスプロケット部5において両側縁をクリップされ、一定ピッチで間欠駆動搬送される。図示していないが、搬送チェーン4は1リンク置きにフィルム1をクリップするアタッチメントを有するアタッチメント付きチェーンであり、モータ18により間欠駆動される。

0013

搬送チェーン4により搬送されるフィルム1が間欠移動するとき、チェーン1が停止中に成形機6において、フィルム1を縦横とも4列に整列したトレイ容器のトレイ部分成形を行い、充填機7において食品、調味料等の充填を行い、蓋シーラ10において蓋側のフィルム30を被せてヒートシールにより密閉シールし、冷却型11によりヒートシール部の冷却を行う。8はフィルム30用の巻出機であり、9はフィルム30用のダンサロールである。また、被包装物を充填、密閉した原反フィルム1は内実トレイ容器シート21となる。

0014

次の移動工程において、内実トレイ容器21を間欠搬送の一定ピッチ移動中に公知の構成のロータリダイカット装置12によりダイカットするとき(フレームが固定している平板型のダイカット装置を使用した場合は、間欠移動の停止中にダイカットをするとき)、図1図2図3のように、内実トレイ容器シート21の両側縁とトレイ容器22の境目と、同トレイ容器22の隣同士の境目と、同容器22のコーナのラウンドに囲われた星形部21aとも、人力程度の力で容易に切り離しができるようにハーフカットした、僅かな繋ぎ部eを残してシート形状を保ち、トレイ容器22の外周をダイカットする。

0015

ロータリダイカット装置12においてダイカットされ、なおシート形状を保っている内実トレイ容器シート21は、次の停止位置に設置された星形打抜装置13により、まず、トレイ容器のコーナのラウンドに囲われた星形部21aを打ち抜いて除去し、星形部21aを星形部スクラップ収集箱89に集める。次の停止工程において、内実トレイ容器シート21を横切りナイフ装置14によりトレイ容器22の単列又は複数列毎に横裁断し、次の移動工程において縦切り回転ナイフ装置15と押えローラ17によりトレイ容器シート21を単独のトレイ容器22又はグループ毎に縦裁断する。

0016

裁断後の製品である容器トレイ22は送り出しコンベア19に載せられて次の工程(検査外装等)へ送り出される。また、回転ナイフ装置15による縦裁断後の搬送チェーン4の走行部に図示略のシート開放手段が設けてあり、この開放手段の作用で搬送チェーン4に備えられたクリップが開き、内実トレイ容器シート21から切り離された両側の容器スクラップ23を開放するようになっている。容器スクラップ23は、スクラップワインダ16に巻き取られる。

0017

上述のロータリーダイカット装置駆動用サーボモータ(図示せず)、クリップ付き搬送チェーン4の駆動用サーボモータ18の2組のサーボモータの回転はサーボモータそれぞれに付属する図示略のエンコーダで検出され、図示略の制御装置に伝えられ、この制御装置において速度同調制御され、搬送チェーン4が停止中に、図示略の制御装置の指令操作により、成形機6、充填機7、蓋シーラ10、冷却型11、星形打抜装置13、横切りナイフ装置14が作動する。

0018

星形打抜装置13の構成と作動について説明する。図5に示す正面図(一部断面図)は内実トレイ容器シート21の送り方向から見たもので、真ん中の打抜き機構は打ち抜いた星形部21aを突出し棒71の下端71aとエアシリンダ72の下側受け棒72aの上端との間に挟んだままの状態、左側はエアシリンダ72の下側受け棒72aが下がって打ち抜いた星形部21aが離れている状態、右側の打抜き機構と図6は、エアシリンダ72の下側受け棒72aが上昇して上端が内実トレイ容器シート21の星形部21aに当接し、押え板74と突出し棒71が上昇端にあって、まだ、内実トレイ容器シート21から離れている状態を示している。

0019

83は星形打抜装置13の取付フレームで、側部フレーム83a、83b、下部フレーム83c、上部フレーム83d、中間フレーム83eにより構成される。内実トレイ容器シート21の移動1ピッチ分に相当する間隔で4セットが設けられている突出し棒71は、上部において突出し棒支持台73に固設され、取付フレーム83に取付けられたエアシリンダ78によって上下動することができる。取付フレーム83に取付けられたガイド筒79にガイドされるガイド棒81は突出し棒支持台73に固設され、突出し棒支持台73の昇降時の水平維持と回り止めの作用をする。

0020

8枚の押え板74は両端においてスペーサ87、88を交互に挟んで間隔を保持し、突き通しボルト75、75により共締めされて枠状に形成されており、突出し棒71の両側をガイドすると同時に星形部21aの両側において内実トレイ容器シート21の上面を押えるようになっている。突出し棒支持台73に対称に開けられた4個の突き通し孔73aに、押え板支持ボルト76が摺動可能に嵌合し、押え板支持ボルト76の先端はスペーサ88にねじ止めされている。押え板支持ボルト76の突出し棒支持台73とスペーサ88の間に圧縮ばね77が挟設される。

0021

内実トレイ容器シート21は図示しないトレイ容器切断装置の本体フレームに取付けられたチェーンガイド46、47にガイドされた搬送チェーン4にクリップされて水平方向に間欠移動するときの停止中に、突出し棒71による星形部21aの打ち抜きが行われる。下側フレーム83cに突出し棒71と同じ数、同じ配列位置に下側受け棒72aを有するエアシリンダ72が取付けられている。エアシリンダ72の1つを断面で示したように、下側受け棒72aを下降させるときはエア配管72bからの圧縮エアの力により圧縮ばね72cを押し下げ、下側受け棒72aを上昇させるときは圧縮エアの供給を停止して圧縮ばね力による片押し式のエアシリンダを構成している。エアシリンダ72の圧縮ばね力は打ち抜いた星形部21aを突出し棒先端71aとの間に挟むための力があれば良い。

0022

エアシリンダ72の下側受け棒72aが下降しているときの先端位置をカバーするように、傾斜底板84bを有する下側フレーム83cに吸引ダクト84が取付けられ、吸引ダクト84は星形部スクラップ収集箱89に排出管84aを介してつながっている。下側受け棒72aが通る孔が開けられた中間フレーム83eには内実トレイ容器シート21を案内する側面ガイド板41、ガイド板42、85、86が取付けられている。

0023

下側受け棒72aには軸芯に貫通孔72dが開けられており、星形部21aが突出し棒71と下側受け棒72aに挟まれて打ち抜かれた後、吸引ダクト84内で突出し棒71先端が離れたとき、吸引ダクト84内の負圧のため、下側受け棒72aの貫通孔72dから外気が導入され、星形部21aを下側受け棒72aの先端から吹き落とす作用をする。

0024

星形打抜装置13の作動を図7によって説明する。図7−(I)は、突出し棒71が上昇端にあり、エアシリンダ72に圧縮エアが送られて下側受け棒72aが下降端にあって、内実トレイ容器シート21が矢印の方向へ移動可能の状態を示している。内実トレイ容器シート21が側面ガイド板41、ガイド板42、85、86に案内されて1ストローク移動し、停止すると突出し棒支持台73が矢印のように下降し、押え板74が内実トレイ容器シート21をガイド板42、85、86との間で挟んで押さえ、エアシリンダ72の圧縮エアが抜けて下側受け棒72aが上昇して図7−(II)に示した位置に移動する。

0025

図7−(II)は、下側受け棒72aの上端が内実容器トレイシート21の星形部21aに当接し、押え板74が内実トレイ容器シート21の上面を押えた状態を示している。この状態ではまだ突き出し棒71の先端71aはシート面から離れた位置にある。押え板74が内実トレイ容器シート21の上面を押える動作に引き続いて突き出し棒71が矢印に示したように下降し、図7−(III)に示した位置に移動する。

0026

図7−(III)は、突き出し棒71が下降して内実トレイ容器シート21から星形部21aを下側受け棒72aとで挟んだまま打ち抜き、星形部21aが吸引ダクト84内に運ばれた状態を示している。このように打ち抜かれた星形部21aは確実に吸引ダクト内に運ばれる。この後、下側受け棒72aは圧縮エアの作用で矢印に示すように、図7−(IV)に示した位置まで下降する。

0027

図7−(IV)は吸引ダクト84内で星形部21aが下側受け棒72aの貫通孔を通って流入する外気に吹き落とされて離れてゆく状態を示している。この後、突出し棒71が矢印のように上昇し、下側受け棒72aは下降端のままで、内実トレイ容器シート21が矢印の方向へ移動可能の図7−(I)に示した状態へ戻る。

0028

このように、被包装物が食品や調味料等のような大型のトレイパックに対して、内実トレイ容器シート21の周囲とトレイ容器22のコーナのラウンドに囲われた星形部21aとを、トレイ容器22の切り分けを容易にするような僅かな繋ぎ目を残してダイカットし、シートの状態を保って搬送された内実トレイ容器シート21を次工程において、星形部21aを突出し棒71と下側受け棒72aで挟んで打抜き、挟んだまま星形部21aを吸引ダクト84内に引き込んだ後、下側受け棒72aだけを下方に離すような星形打抜装置13を設けて、星形部21aの排除を確実にしたので、星形スクラップの鋭利な角で作業者の手が傷つく虞はなく、後工程においての容器22の切り分け分離を容易に、確実に、安全に処理することができる。なお、エアシリンダ72として圧縮ばね72cに代えて圧縮エアを用いるエアシリンダを採用してもよい。

発明の効果

0029

本発明は、トレイ容器切断装置において、連続するシート状プラスチックフィルムより成型した多数の大型の矩形トレイ容器に食料、調味料等を充填し、カバーフィルムを被せて密閉した内実トレイ容器を整列した複数のグループ毎に間欠搬送し、ダイカットするとき、シート状の内実トレイ容器群の両側縁とトレイ容器の隣同士の矩形トレイ容器は周囲に僅かな繋ぎ部分を残して前記容器と容器の中間でダイカットし、容器のコーナのラウンドに囲われた星形部も容器と僅かな繋ぎ部を残してシート形状を保って搬送し、容器切断工程の前に、トレイ容器シートから、搬送の1グループ分の星形部を、同時に突出し棒と下側受け棒で挟んで打抜き、挟んだまま星形部を吸引ダクト内に引き込み、下側受け棒だけを下方に離すような星形打抜装置を設けて星形部の排除を確実にしたので、星形スクラップの鋭利な角で作業者の手が傷つく虞はなく、後工程においての容器の切り分け分離を容易に、確実に、安全に処理することができる。

0030

また、上記の星形打抜装置の前記下側受け棒の軸芯に外気に通じる貫通孔を設け、前記吸引ダクト内において前記貫通孔からエアを吹き出すようにしたので、吸引ダクト内における星形スクラップの除去をより確実にすることができる。

図面の簡単な説明

0031

図1本発明の実施形態に係るダイカット方法によりダイカットしたダイカット切断線を示す内実トレイ容器シートの平面図である。
図2図1のトレイ容器のダイカット線のA部拡大図である。
図3図2のB−B断面図である。
図4本発明の実施形態に係るトレイ容器打抜装置の全体側面図である。
図5星形打抜装置の正面図(一部断面図)である。
図6図5の星形打抜装置の側面図(一部断面図)である。
図7図5の星形打抜装置の作動工程を示す動作説明図である。

--

0032

4搬送チェーン
12ロータリダイカット装置
13星形打抜装置
21 内実トレイ容器シート
21a 星形部
71突出し棒
72エアシリンダ
72a 下側受け棒
72d貫通孔
73 突出し棒支持台
74押え板
75 押え板支持ボルト
76圧縮ばね
77 エアシリンダ
84吸引ダクト
89 星形部スクラップ収集箱

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