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技術 保健指導支援装置及び保健指導支援プログラムを記録した記録媒体

出願人 日本電信電話株式会社ザボードオブトラスティーズオブザリーランドスタンフォードジュニアユニバーシティ
発明者 吉川宏坪井俊明高田知史鳥生公平西村由美子近本洋介
出願日 2001年9月10日 (18年6ヶ月経過) 出願番号 2001-274117
公開日 2002年12月13日 (17年3ヶ月経過) 公開番号 2002-358372
状態 拒絶査定
技術分野 医療・福祉事務
主要キーワード 改善ポイント 実施内容 ニュースレター 行動科学 保健指導 資料印刷 生活行動 無関心
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年12月13日)のものです。
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図面 (20)

課題

健康診断受診後の継続的な保健指導を効率的に行うことを支援する。

解決手段

生活習慣により生ずる病気を予防するための保健指導を支援する保健指導支援装置であって、複数の意識レベルの各々に対応した保健指導内容と指導時期を記述したシナリオを保持する手段と、保健指導対象者の生活習慣及び意識レベルに関するデータを取得する手段と、該シナリオと該データとから保健指導対象者の保健指導スケジュールのデータを作成し、該保健指導スケジュールを出力する手段と、出力された該保健指導スケジュールに対する保健指導者の操作に応じて特定の保健指導対象者の保健指導内容を出力する手段とを有する。

概要

背景

従来技術として、医療データをもとにした健康診断結果(診断・判定)に対する生活習慣の改善のアドバイスを出力するシステムが知られている。

また、過去の検査データをファイル蓄積し、時系列的にデータを表示するシステムや、保健指導時の様子等をメモする事が可能なシステムが知られている。

概要

健康診断受診後の継続的な保健指導を効率的に行うことを支援する。

生活習慣により生ずる病気を予防するための保健指導を支援する保健指導支援装置であって、複数の意識レベルの各々に対応した保健指導内容と指導時期を記述したシナリオを保持する手段と、保健指導対象者の生活習慣及び意識レベルに関するデータを取得する手段と、該シナリオと該データとから保健指導対象者の保健指導スケジュールのデータを作成し、該保健指導スケジュールを出力する手段と、出力された該保健指導スケジュールに対する保健指導者の操作に応じて特定の保健指導対象者の保健指導内容を出力する手段とを有する。

目的

本発明の目的は、保健指導者が行う保健指導対象者に対する健康診断受診後の生活習慣改善に向けたフォロー標準化を図り、さらに保健指導者に対しては健康診断受診後の継続的な保健指導を効率的に行うことを支援する技術を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

生活習慣により生ずる病気の予防や健康の維持増進のための保健指導支援する保健指導支援装置であって、複数の意識レベルの各々に対応した保健指導内容と指導時期を記述したシナリオを保持する手段と、保健指導対象者の生活習慣及び意識レベルに関するデータを取得する手段と、該シナリオと該データとから保健指導対象者の保健指導スケジュールのデータを作成し、該保健指導スケジュールを出力する手段と、出力された該保健指導スケジュールに対する保健指導者の操作に応じて特定の保健指導対象者の保健指導内容を出力する手段とを有することを特徴とする保健指導支援装置。

請求項2

前記データを取得する手段は、保健指導者が保健指導対象者に対してする質問の内容を出力する手段と、該質問の内容に対する保健指導対象者の回答を入力する手段とを有する請求項1に記載の保健指導支援装置。

請求項3

前記質問の内容を出力する手段は、前記意識レベルを調べるための質問の内容を出力する手段と、その質問に対する回答から意識レベルを判定し、該意識レベルに応じて以降出力する質問内容を決定する手段とを有し、該質問内容に対する回答に応じて前記保健指導内容を決定する請求項2に記載の保健指導支援装置。

請求項4

前記複数の意識レベルは、無関心期、無企図期、企図期、及び準備期を含む請求項1に記載の保健指導支援装置。

請求項5

前記保健指導スケジュールは、前記保健指導支援装置の表示部もしくは該保健指導支援装置にアクセス可能端末に、カレンダー形式画面で表示され、該画面には日毎に指導対象が表示され、特定の日を画面上で選択することにより保健指導対象者毎に指導方法が表示される請求項1に記載の保健指導支援装置。

請求項6

前記保健指導スケジュールのデータは、実施した指導の履歴を含む請求項5に記載の保健指導支援装置。

請求項7

前記保健指導支援装置は、複数の保健指導内容を保持する手段を有し、該複数の保健指導内容は、対面指導内容電話指導内容、送付資料内容、送付電子メール内容を含み、前記保健指導内容を出力する手段は、前記保健指導スケジュールのデータにおける保健指導内容の種類に応じた形式で該保健指導内容を出力する請求項1に記載の保健指導支援装置。

請求項8

前記保健指導支援装置は、健康診断結果を取得する手段と、該健康診断結果から、特定の病気予防に対する前記保健指導対象者を選択する手段とを更に有する請求項1に記載の保健指導支援装置。

請求項9

生活習慣により生ずる病気の予防や健康の維持増進のための保健指導支援のための処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュータに、保健指導対象者の生活習慣及び意識レベルに関するデータを取得する手順と、複数の意識レベルの各々に対応した保健指導内容と指導時期を記述したシナリオを取得する手順と、該シナリオと該データとから保健指導対象者の保健指導スケジュールのデータを作成し、該保健指導スケジュールを出力する手順と、出力された該保健指導スケジュールに対する保健指導者の操作に応じて特定の保健指導対象者の保健指導内容を出力する手順とを実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

請求項10

前記データを取得する手順は、保健指導者が保健指導対象者に対してする質問の内容を出力する手順と、該質問の内容に対する保健指導対象者の回答を入力する手順とを有する請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

請求項11

前記質問の内容を出力する手順は、前記意識レベルを調べるための質問の内容を出力する手順と、その質問に対する回答から意識レベルを判定し、該意識レベルに応じて以降出力する質問内容を決定する手順とを有し、該質問内容に対する回答に応じて前記保健指導内容を決定する手順を実行させる請求項10に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

請求項12

前記複数の意識レベルは、無関心期、無企図期、企図期、及び準備期を含む請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

請求項13

前記保健指導スケジュールは、前記保健指導支援装置の表示部もしくは該保健指導支援装置にアクセス可能な端末に、カレンダー形式の画面で表示され、該画面には日毎に指導対象が表示され、特定の日を画面上で選択することにより保健指導対象者毎に指導方法が表示される請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

請求項14

前記保健指導スケジュールのデータは、実施した指導の履歴を含む請求項13に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

請求項15

前記プログラムは、複数の保健指導内容を取得する手順を実行させ、該複数の保健指導内容は、対面指導内容、電話指導内容、送付資料内容、送付電子メール内容を含み、前記保健指導内容を出力する手順は、前記保健指導スケジュールのデータにおける保健指導内容の種類に応じた形式で該保健指導内容を出力する手順を有する請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

請求項16

前記プログラムは、健康診断結果を取得する手順と、該健康診断結果から、特定の病気予防に対する前記保健指導対象者を選択する手順とを更に実行させる請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

請求項17

生活習慣により生ずる病気の予防や健康の維持増進のための保健指導を保健指導支援装置が支援する方法であって、保健指導対象者の生活習慣及び意識レベルに関するデータを取得するステップと、複数の意識レベルの各々に対応した保健指導内容と指導時期を記述したシナリオを取得するステップと、該シナリオと該データとから保健指導対象者の保健指導スケジュールのデータを作成し、該保健指導スケジュールを出力するステップと、出力された該保健指導スケジュールに対する保健指導者の操作に応じて特定の保健指導対象者の保健指導内容を出力するステップとを有することを特徴とする方法。

請求項18

生活習慣により生ずる病気の予防や健康の維持増進のための保健指導支援のための処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、コンピュータに、保健指導対象者の生活習慣及び意識レベルに関するデータを取得する手順と、複数の意識レベルの各々に対応した保健指導内容と指導時期を記述したシナリオを取得する手順と、該シナリオと該データとから保健指導対象者の保健指導スケジュールのデータを作成し、該保健指導スケジュールを出力する手順と、出力された該保健指導スケジュールに対する保健指導者の操作に応じて特定の保健指導対象者の保健指導内容を出力する手順とを実行させるプログラム。

技術分野

0001

本発明は、健康診断受診後の保健指導者による指導方法標準化を図り、保健指導対象者に対する生活習慣の改善に向けた効率的かつ適切なフォローを行うための技術に関する。

背景技術

0002

従来技術として、医療データをもとにした健康診断結果(診断・判定)に対する生活習慣の改善のアドバイスを出力するシステムが知られている。

0003

また、過去の検査データをファイル蓄積し、時系列的にデータを表示するシステムや、保健指導時の様子等をメモする事が可能なシステムが知られている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、健康診断結果に対する生活習慣の改善のアドバイスを出力するシステムは、生活習慣の改善すべき内容を示すだけであるため、保健指導対象者の生活習慣改善に向けた継続的かつ具体的なサポートを行うことができないという問題がある。

0005

また、時系列的に検査データを表示しても、保健指導時には保健指導対象者に対応した保健指導者の裁量により指導内容に大きな差が生じてしまうという問題がある。また、保健指導時の様子等をメモするだけでは、生活習慣改善に向けた継続的かつ具体的なサポートを行うことにつながらない。

0006

一般的に、生活習慣の改善のための保健指導は指導内容が多岐にわたり、データベース化が困難であり、指導者の力量により指導内容に差がある。従って、体系的、継続的な指導が難しく、健常者まで含めた多くの人への指導ができないという問題がある。

0007

本発明の目的は、保健指導者が行う保健指導対象者に対する健康診断受診後の生活習慣改善に向けたフォローの標準化を図り、さらに保健指導者に対しては健康診断受診後の継続的な保健指導を効率的に行うことを支援する技術を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記の目的を達成するために、本発明は次のように構成される。

0009

本発明は、生活習慣により生ずる病気の予防や健康の維持増進のための保健指導を支援する保健指導支援装置であって、複数の意識レベルの各々に対応した保健指導内容と指導時期を記述したシナリオを保持する手段と、保健指導対象者の生活習慣及び意識レベルに関するデータを取得する手段と、該シナリオと該データとから保健指導対象者の保健指導スケジュールのデータを作成し、該保健指導スケジュールを出力する手段と、出力された該保健指導スケジュールに対する保健指導者の操作に応じて特定の保健指導対象者の保健指導内容を出力する手段とを有する。

0010

本発明によれば、保健指導内容と指導時期を記述した標準化したシナリオを用いて保健指導対象者毎の保健指導スケジュールを作成するので、保健指導者の違いによる指導内容に差がなくなり、指導内容の標準化を図ることができる。また、保健指導スケジュールに従うことにより継続的な保健指導が可能となる。更に、意識レベルに応じた保健指導を行うことができるので、各ステージに対応した的確な保健指導を行うことが可能となる。

0011

上記前記データを取得する手段は、保健指導者が保健指導対象者に対してする質問の内容を出力する手段と、該質問の内容に対する保健指導対象者の回答を入力する手段とを有するようにしてもよい。

0012

また、前記質問の内容を出力する手段は、前記意識レベルを調べるための質問の内容を出力する手段と、その質問に対する回答から意識レベルを判定し、該意識レベルに応じて以降出力する質問内容を決定する手段とを有し、該質問内容に対する回答に応じて前記保健指導内容を決定するようにしてもよい。

0013

上記の発明によれば、保健指導者は保健指導支援装置が表示する内容に従って対象者に質問をすることにより今後の保健指導に必要なデータを容易に取得することができる。なお、このときに生活習慣により生じる病気の説明や指導を行うこともできる。

0014

また、前記複数の意識レベルは、無関心期、無企図期、企図期、及び準備期を含むようにすることができる。これにより、行動科学の理論に基づいた的確な指導を行うことが可能となる。

0015

また、前記保健指導スケジュールは、前記保健指導支援装置の表示部もしくは該保健指導支援装置にアクセス可能端末に、カレンダー形式画面で表示され、該画面には日毎に指導対象が表示され、特定の日を画面上で選択することにより保健指導対象者毎に指導方法が表示されるように構成することができる。

0016

本発明によれば、操作者すなわち保健指導者は容易に日毎の保健指導対象者を把握することができ、更に、容易に保健指導を行うことが可能になる。従って、継続的な指導が可能となる。

0017

また、前記保健指導スケジュールのデータは、実施した指導の履歴を含むようにしてもよい。これにより、以前の指導状況を把握でき、今後の指導に反映させることが可能となる。

0018

また、前記保健指導支援装置は、複数の保健指導内容を保持する手段を有し、該複数の保健指導内容は、対面指導内容、電話指導内容、送付資料内容、送付電子メール内容を含み、前記保健指導内容を出力する手段は、前記保健指導スケジュールのデータにおける保健指導内容の種類に応じた形式で該保健指導内容を出力するように構成できる。

0019

本発明によれば、保健指導内容を予め編集して保持しておくことが可能となり、また、指導時に種々の方法で指導対象者への対応を行うことが可能となる。

0020

更に、前記保健指導支援装置は、健康診断結果を取得する手段と、該健康診断結果から、特定の病気予防に対する前記保健指導対象者を選択する手段とを更に有するようにしてもよい。これにより、健康診断結果から保健指導対象者を把握できるようになる。

0021

本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を用いた以下の説明により明らかになる。

発明を実施するための最良の形態

0022

下図面を参照して本発明の実施例を説明する。

0023

(システム概要図1に、本発明の一実施例における保健指導支援システムの構成図を示す。本実施例における保健指導支援システムは、保健指導支援サーバ101と保健指導者の端末102とが健康管理センタ内イントラネット103に接続される構成をとる。更に、保健指導支援サーバ101はインターネット104を介して、利用者(保健指導対象者)の自宅等にある利用者端末105に接続される。

0024

本システムにおいては、端末102にガイダンス画面として表示されるナビゲーション機能を用いて、保健指導者が保健指導対象者に対して保健指導の面談を行う。そして、保健指導支援サーバ101が、面談時及び健康診断時に得られたデータに基づき当該保健指導対象者に対する保健指導予定スケジュールを立て、それに従って保健指導者が保健指導対象者の自宅の端末105に電子メールを配送する等の継続的な保健指導を行う。

0025

より詳細には、改善すべき生活行動習慣運動・食生活・喫煙ストレスなど)および疾患(高血圧症高脂血症など)毎に標準的な指導内容の規定を行い、保健指導支援サーバ101にそれをシナリオとして格納しておく。そして、保健指導対象者個々人の健康診断結果(検査データ、問診データ、診断結果など)及び保健指導(面談)時の日常の生活行動習慣・生活習慣改善に対する意識レベルに関するデータを保健指導支援サーバ1に入力することにより、保健指導支援サーバ1は規定された指導内容(シナリオ)をもとにして個人個人の状況にあった生活習慣改善に向けた指導スケジュールを生成する。また、保健指導支援サーバ1は、カレンダー機能スケジュール管理機能)により保健指導対象者に対しての電子メール送信資料印刷、面談対応画面表示を行うことにより適宜保健指導者をサポートしていく。なお、図1に示す各機能の詳細については、以下で順次説明する。

0026

システム構成)次に、保健指導支援サーバ101の機能について図2機能構成図を用いて詳細に説明する。

0027

保健指導支援サーバ101は、入力部5、面談対応画面表示部4、シナリオ記憶部7、シナリオ作成部6、スケジュール生成部8、スケジュール記憶部9、スケジュール編集処理部10、スケジュール展開処理部12、コンテンツ記憶部11、電子メール出力部13、資料出力部14、対応画面表示部15を有する。

0028

入力部5からは、保健指導者等により生活行動習慣、疾患などに対応する指導内容1、健康診断時の検査データ・問診データ・診断結果2が入力される。また、面談対応画面表示部4は、保健指導の面談時にナビゲーション機能により保健指導対象者の回答内容に対応した適切な面談画面を端末102に表示し、保健指導者はその画面を見ながら日常の生活行動習慣・意識に関するデータ3を端末102に入力し、そのデータが入力部5に入力される。

0029

シナリオ作成部6では、保健指導者が入力する生活行動習慣、疾患などに対応する指導内容1を保健指導の標準的な保健指導内容(シナリオ)として規定し、シナリオ記憶部7がそのシナリオを管理する。

0030

スケジュール生成部8は、シナリオ記憶部7の情報を基本として入力部5を介して入力された保健指導対象者個々人の健康診断時の検査データ・問診データ・診断結果2、端末から入力された日常の生活行動習慣・意識に関するデータ3を用いて指導予定スケジュールを生成する。

0031

スケジュール編集処理部10は、適宜スケジュール生成部8により作成された指導予定スケジュールに対し追加・削除・修正を行い、スケジュール記憶部9は編集した指導予定スケジュール及び実施した保健指導内容を指導履歴として格納する。

0032

コンテンツ記憶部11は、出力する資料や電子メールの指導文章などを予め格納し、スケジュール展開処理部12は、スケジュール記憶部9の中の指導予定スケジュールをカレンダー上に展開表示する。

0033

電子メール出力部13は、スケジュール展開処理部12において表示されたカレンダー上の該当日を保健指導者が選択することにより、保健指導対象者へコンテンツ記憶部11で管理されている文章を電子メールとして送信し、資料出力部14は、コンテンツ記憶部11により管理されている保健指導対象者に対する資料を出力し、対応画面表示部15は、電話、面談などの対応画面を表示する。

0034

なお、保健指導支援サーバ101は、CPU、ハードディスク入力装置出力装置CD−ROMドライブ通信インターフェース等を有するコンピュータであり、上記の機能は、当該コンピュータにCD−ROM等の記録媒体からインストールされるプログラムを実行させることにより実現することができる。また、各端末に画面を表示するために、保健指導支援サーバ1は例えばWWW機能を有しており、この場合、各端末はWWWブラウザにより保健指導支援画面を表示することが可能である。

0035

次に、上記の構成における主要な機能について詳細に説明する。

0036

(シナリオ作成)図3は、上記のシナリオ作成のフローを示す図である。

0037

保健指導者は、生活行動習慣、疾患などに対応する指導内容1を入力部5から入力する(ステップ1)。同図に示す様に、生活行動習慣、疾患などに対応する指導内容として、休診日、生活習慣、意図、対応方法等が入力される。次に、シナリオ作成部6において標準的な保健指導シナリオを作成し(ステップ2)、シナリオ記憶部9に格納し、管理する(ステップ3)。

0038

図4に、シナリオ作成部6により作成されシナリオ記憶部7において管理される指導内容例すなわちシナリオの例を示す。

0039

同図において、生活習慣とは本発明のシステムが改善の対象とする項目であり、例えば、喫煙、運動等がある。

0040

意図とは、健康に対する意識レベルのステージであり、このステージに応じて各保健指導対象者のための指導内容が決定される。なお、この健康に対する意識レベルのステージに関しては図5に示すような行動科学の理論に基づくモデルが知られており、本発明におけるシナリオはこのモデルを用いている。

0041

図4指導期間対応日は保健指導対象者に対する指導を行うための日を決定するためのものであり、指導内容はどのような指導を行うかを示す。また、指導における対応をどのような手段で行うかを対応方法が示している。備考欄には、指導内容に対応したコンテンツ(例えばメール)のファイル名が示される。

0042

図4に示すシナリオは、例えば図6に示す保健指導フローに基づき作成される。同図に示すニュースレターとは、例えば、面談時に把握した保健指導対象者の考えに反証を与えるような内容のメール等である。

0043

なお、禁煙、運動等のプログラムの各シナリオは、図7に示すような画面から保健指導者が適宜変更することができる。

0044

(面談による生活行動習慣・意識に関するデータ取得)健康診断終了時に検査データ・問診データ・診断結果2が保健指導支援サーバに入力される。保健指導の面談時には保健指導者が面談対応画面表示部4により表示される画面の指示に従い日常の生活行動習慣・意識に関するデータ3を入力する。

0045

図8に検査データ・問診データ・診断結果2の例を示し、図9に日常の生活行動習慣・意識に関するデータ3の例をそれぞれ示す。この場合に入力される検査データ・問診データ・診断結果2は、他のシステム(健康管理システム等)よりネットワークを介してのダウンロードが可能である。

0046

日常の生活行動習慣・意識に関するデータ3を入力していく面談対応画面表示部4は、保健指導対象者の回答に合わせて適応した画面を表示するナビゲーション機能を有しており、図10に面談対応画面表示部4によるナビゲーション機能の動作例(喫煙の例)をフローで示す。この機能について、具体的な画面表示例を挙げながら図10に沿って詳細に説明する。保健指導者は以下の各図に示す画面を見ながら保健指導対象者に対する面談を行うことになる。

0047

まず、健康診断時の問診データ等から当該保健指導対象者の喫煙習慣チェックされ(ステップ11)、喫煙習慣がなけれな喫煙については指導対象外となり、喫煙習慣があれば図11に示す画面により、禁煙に対する意識レベルが確認される(ステップ12)。

0048

次に、禁煙経験(ステップ13)、禁煙期間(ステップ14)、喫煙のきっかけ(ステップ15)を調べる。次に、企図期、無企図期、無関心期では禁煙できない理由を調べる(ステップ16)。準備期では、ニコチン依存度、禁煙する理由が調べられる(ステップ17、18)。

0049

企図期の場合を例にとると、図12に示す画面に従って禁煙期間、喫煙のきっかけを保健指導対象者にねる。また、図13に示す画面に従って禁煙できない理由を尋ねる。なお、図13の左側の欄に示すように、保健指導対象者への質問の段階が表示されるので、保健指導者は現在どのような状況にあるかを把握することができる。

0050

準備期では、図14に示す画面に従ってニコチン依存度について調べることができる。

0051

以上が、対話画面であり、この画面に従って入力されたデータによって各保健指導対象者の保健指導スケジュールが作成される。保健指導スケジュール作成についての詳細は後述する。

0052

次に、企図期、無企図期、無関心期では、喫煙による影響の説明や、タバコをやめることの効果の説明画面が表示され(ステップ19)、保健指導者は保健指導対象者に対して禁煙の推奨を行う(ステップ20)。このときの画面例を図15に示す。図15に示すように、参照ボタンを押下することにより各項目の図を参照することが可能となる。また、各項目にカーソルを合わせることにより説明文を表示させることができる。

0053

そして、やめようと思っていることを誉めたり、ニュースレターを紹介するための画面が表示される(ステップ21)。画面例を図16に示す。

0054

準備期では、まず、図17に示すようなアドバイスのための画面が表示され(ステップ22)、準備期にいることを誉め、タバコを止めることに対するリラックス計画立案へのアドバイス、及びプログラムへの誘導を行う。

0055

次に、図18に示すような画面が表示される(ステップ23)。ここでは、やめる日を決定する有効性、やめるまでの準備期間を決める有効性の説明、行動契約書記入が行われる。

0056

続いて図19に示すような画面が表示される(ステップ24)。ここでは、準備期間の説明、吸いたい時の対処方法の説明、開始日設定が行われる。

0057

これまでに説明したようなナビゲーション機能によって、経験の浅い保健指導者であっても保健指導対象者に対して適切に説明及び指導を行うことができる。

0058

(スケジュール作成)次に、スケジュール生成部8が保健指導対象者個々人に対する指導予定スケジュールを作成する機能について説明する。そのフローを図20に示す。

0059

すなわち、健康診断時の検査データ、問診データ・診断結果2及び保健指導面談時の日常の生活行動習慣・意識に関するデータ3が入力部5より入力されたならば(ステップ31)、保健指導者により事前に作成され管理されている各シナリオをシナリオ記憶部7から呼び出し(ステップ32)、保健指導対象者個々人に対する指導予定スケジュールを作成し(ステップ33)、スケジュール記憶部9に記憶する(ステップ34)。

0060

スケジュール記憶部9に格納されているスケジュールデータの例を図21に示す。本実施例では、図9に示すデータと図4に示す指導内容のシナリオとから図21に示すスケジュールデータが作成される。

0061

すなわち、保健指導対象者個々人に対する指導予定スケジュールは、日常の生活行動習慣・意識に関するデータ3の入力結果を用い、シナリオ記憶部において管理されている生活行動習慣、疾患ごとのシナリオをもとに作成される。ここでは複数の指導予定スケジュールを同時に生成することが可能である。

0062

例えば、日常の生活行動習慣における喫煙、運動に関するデータの入力があった場合には、シナリオ記憶部7の中の喫煙、運動に関する各々のシナリオから指導予定スケジュールを同時に生成してスケジュール記憶部8に格納する。

0063

例えば、面談の結果、健康太郎が喫煙に対して無関心期にあるというデータが収集された場合、図4のシナリオから図21に示すようなスケジュールが作成される。また、面談時の“禁煙できない理由”により図21における禁煙フォローレターの内容や順番が決定される。

0064

本実施例における保健指導対象者個々人に対する指導予定スケジュール作成においては、シナリオ作成部6における土日・祝日などの休診日の設定により対応予定日を自動的にずらすことが可能である。

0065

例えば、シナリオ記憶部7においてシナリオとして1ヶ月後(30日)に何らかの実施内容が設定されていても、その日が日曜日に該当する場合には、休診日設定をみて、翌日に対応実施日組み入れるようにする。

0066

スケジュール編集処理部10により、適宜保健指導対象者個々人に合わせて対応予定スケジュールを追加・削除・修正することも可能である。

0067

(スケジュール展開フォローアップ)スケジュール展開から電子メール送信、資料送付、対応画面表示までの処理フロー図22に示す。

0068

上記のようにしてスケジュール記憶部9に格納された各保健指導対象者の指導予定スケジュールは、スケジュール展開処理部12においてカレンダー上に展開され、各日毎に指導対象の件数が表示される(ステップ41、42、43)。その画面例を図23に示す。この画面を保健指導者(保健婦)が参照することにより、各保健指導対象者に対する保健指導を行う。件数表示としては、指導予定スケジュール件数が表示され、処理を実施した場合には実施した分の件数が減数されて表示される。

0069

次に、スケジュール展開部12において表示されたカレンダー上の該当日を選択することにより、該当日における全体の指導内容の詳細が表示される(ステップ44、45)。この画面例を図24に示す。

0070

対応方法が電子メールの場合には、保健指導者から保健指導対象者へコンテンツ記憶部11において管理されている文字を画面表示して電子メール出力部13から電子メールとして送信することができ(ステップ46〜48)、対応方法が郵送の場合にはコンテンツ記憶部11において管理されている保健指導対象者に対する資料を画面表示して資料出力部14により出力することができる(ステップ49から51)。

0071

なお、コンテンツ記憶部11は、上記資料、電子メールの送信文章のテキスト等をファイルに格納しており、電子メール出力部13及び資料出力部14における指導予定スケジュール実行時にそれが読み出されて保健指導に用いられる。

0072

コンテンツ記憶部11に格納されている文章は、表示画面上で編集することが可能で、編集した文字は電子メール送信及び資料出力に反映される。

0073

対応画面表示部15における電話対応画面及び面談対応画面は面談対応画面表示部4と同様に保健指導対象者の回答に合わせて対応した画面を表示させ、保健指導者が対応画面に沿って説明できるようなナビゲーション機能を有している(ステップ52〜54)。

0074

電子メール出力部13、資料出力部14、対応画面表示部15により処理された指導内容は、実施履歴情報としてスケジュール記憶部9に格納され、スケジュール展開部12において処理件数カウントされ、カレンダー上に処理件数だけ減数した件数が表示される(ステップ55)。

0075

フォローアップの電子メールの内容例を図25に示す。また、電話対応画面例を図26に示す。図26中、左側の欄には電話対応内容の概要が表示され、保健指導者はこの表示に沿って電話対応を進めることができる。また、ニュースレター例を図27に示す。

0076

本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。

発明の効果

0077

以上説明したように、本発明によれば、健康診断結果(診断・判定)に対する一時的な生活習慣の改善ポイントだけを示すのではなく、保健指導時の面談の結果により保健指導対象者に対して指導予定スケジュールを作成し、実施した内容を履歴として保存するので、継続的かつ計画的に生活習慣改善に向けたサポートを行うことができる。

0078

また、保健指導対象者に対する保健指導は保健指導者の裁量により指導内容に大きな差が生じていたが、予め保健指導内容を標準化してシナリオとして管理するので、保健指導者の保健指導が均一化され、効率的かつ適切なフォローを行うことができる。

0079

本実施例では生活行動習慣(運動、食生活、喫煙、ストレスなど)の改善を例にとって説明したが、高血圧症、高脂血症などの疾患についても同様に本発明を適用することが可能である。

0080

図面の簡単な説明

0081

図1本発明の一実施例における保健指導支援システムの構成図である。
図2保健指導支援サーバ101の機能を示す図である。
図3シナリオ作成のフローを示す図である。
図4シナリオ記憶部7において管理されるシナリオの例を示す図である。
図5健康に対する意識レベルのステージモデルを示す図である。
図6禁煙のための保健指導フロー(フォローアップシナリオ)を示す図である。
図7シナリオを編集するための画面を示す図である。
図8検査データ・問診データ・診断結果の例を示す図である。
図9日常の生活行動習慣・意識に関するデータの例を示す図である。
図10面談対応画面表示部によるナビゲーション機能の動作例(喫煙の例)を示す図である。
図11禁煙に対する意識レベルを確認するための画面例である。
図12禁煙期間、喫煙のきっかけを確認するための画面例である。
図13禁煙できない理由を確認するための画面例である。
図14ニコチン依存度について確認するための画面例である。
図15喫煙による影響の説明等をするための画面例である。
図16やめようと思っていることを誉める等の指導のための画面例である。
図17アドバイスを行うための画面例である。
図18喫煙をやめる日の設定の意味を説明すること等による指導を行うための画面例である。
図19吸いたい時の対処方法の説明をすること等による指導を行うための画面例である。
図20保健指導対象者個々人に対する指導予定スケジュールを作成する処理フローを示す図である。
図21スケジュール記憶部に格納されているスケジュールデータの例を示す図である。
図22スケジュール展開から電子メール送信、資料送付、対応画面表示までの処理フローを示す図である。
図23指導予定スケジュールの画面例を示す図である。
図24クリックした日における指導内容の詳細表示画面例である。
図25フォローアップの電子メールの内容例を示す図である。
図26電話対応画面例を示す図である。
図27フォローアップニュースレター例を示す図である。

--

0082

1指導内容
2健康診断時の検査データ・問診データ・診断結果
3日常の生活行動習慣・意識に関するデータ
4面談対応画面表示部
5 入力部
6シナリオ作成部
7シナリオ記憶部
8スケジュール生成部
9スケジュール記憶部
10 スケジュール編集処理部
11コンテンツ記憶部
12 スケジュール展開処理部
13電子メール出力部
14資料出力部
15 対応画面表示部
101保健指導支援サーバ
102端末
103イントラネット
104インターネット
105 利用者端末

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