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技術 ファインダのパララックス調整装置

出願人 ペンタックス株式会社
発明者 市ノ川和宏
出願日 2001年5月30日 (20年8ヶ月経過) 出願番号 2001-162005
公開日 2002年12月4日 (19年2ヶ月経過) 公開番号 2002-350933
状態 特許登録済
技術分野 カメラ本体及び細部(構成部品等) ファインダー スタジオ装置 スタジオ装置
主要キーワード 左右調整機構 上下調整機構 マイナス溝 基準台 調整台 有効高さ 中空箱 上下調整
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この項目の情報は公開日時点(2002年12月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

調整作業中に、傷が付くおそれや、ゴミ侵入のおそれのないファインダパララックス調整装置を提供する。

解決手段

全ての光学要素収納したファインダブロック;ファインダブロックを載置する、カメラボディと一体の基台1;ファインダブロック12と基台に形成した、ファインダブロックをファインダ光軸に回転可能に支持する、互いに嵌まり合う回転中心凹部2と凸部3;ファインダブロックを回転調整する左右調整機構8;基台に、回転中心凹部と凸部に関し、カメラの前後に位置した一対の上下調整台10,11;上下調整台の一方を基準として、他方の有効高さを調整する上下調整機構;基台に、凹部と凸部に関し、カメラの左右に位置した一対の固定台6,7;及び左右調整機構及び上下調整機構による位置調整の後に、この基台側の一対の固定台に固定されるファインダブロックに形成した一対の固定翼16,17;を有することを特徴とする。

概要

背景

概要

調整作業中に、傷が付くおそれや、ゴミ侵入のおそれのないファインダパララックス調整装置を提供する。

全ての光学要素収納したファインダブロック;ファインダブロックを載置する、カメラボディと一体の基台1;ファインダブロック12と基台に形成した、ファインダブロックをファインダ光軸に回転可能に支持する、互いに嵌まり合う回転中心凹部2と凸部3;ファインダブロックを回転調整する左右調整機構8;基台に、回転中心凹部と凸部に関し、カメラの前後に位置した一対の上下調整台10,11;上下調整台の一方を基準として、他方の有効高さを調整する上下調整機構;基台に、凹部と凸部に関し、カメラの左右に位置した一対の固定台6,7;及び左右調整機構及び上下調整機構による位置調整の後に、この基台側の一対の固定台に固定されるファインダブロックに形成した一対の固定翼16,17;を有することを特徴とする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ファインダを構成する全ての光学要素収納したファインダブロック;このファインダブロックを載置する、カメラボディと一体の基台;このファインダブロックと基台の一方と他方とに形成した、該ファインダブロックをファインダ光軸に直交する垂直な軸回りに回転可能に支持する、互いに嵌まり合う回転中心凹部と凸部;この回転中心凹部と凸部を中心にファインダブロックを回転調整する左右調整機構;上記基台に、上記回転中心凹部と凸部に関し、カメラの前後に位置させて形成した一対の上下調整台;この一対の上下調整台の一方を基準として、他方の有効高さを調整する上下調整機構;上記基台に、上記回転中心凹部と凸部に関し、カメラの左右に位置させて形成した一対の固定台;及び上記左右調整機構及び上下調整機構によるファインダブロックの位置調整の後に、上記基台側の一対の固定台に固定される上記ファインダブロックに形成した一対の固定翼;を有することを特徴とするファインダのパララックス調整装置。

請求項2

請求項1記載のファインダのパララックス調整装置において、左右調整機構は、ファインダブロックの一対の固定翼の一方に形成した、上記回転中心凹部と上記凸部から放射方向に伸び長穴と、該長穴に対応させて上記基台側に形成した治具回転中心穴と、該治具回転中心穴に嵌まる回転中心軸と該回転中心軸に対して偏心し上記長穴に嵌まる偏心軸部とを有する調整治具とからなるファインダのパララックス調整装置。

請求項3

請求項1または2記載のファインダのパララックス調整装置において、一対の上下調整台の一方は基準台からなり、他方はこの基準台より高さの低い高さ調整台からなり、上下調整機構は高さ調整台とファインダブロックとの間に選択して挿入する厚さの異なるスペーサであるファインダのパララックス調整装置。

請求項4

請求項3記載のファインダのパララックス調整装置において、上記回転中心凹部は基台に設けられた回転中心台に形成されており、上記基準台、高さ調整台、一対の固定台、回転中心台の各部材の高さが、上記基準台、高さ調整台、一対の固定台、回転中心台の順であるファインダのパララックス調整装置。

技術分野

0001

本発明は、コンパクトカメラデジタルカメラ等に用いられるファインダパララックス調整装置に関する。

0002

撮影光学系とファインダ光学系が独立して設けられているコンパクトカメラやデジタルカメラでは、撮影レンズ視野ファインダ視野ズレ、いわゆるパララックスを無くすための調整作業が行われている。

0003

従来のパララックス調整装置の一例としては、中空箱状のファインダブロックの内部に配置した複数の光学要素レンズエレメントミラー)のいずれかの一つ以上の位置(角度)を調整可能としたものがある。

0004

しかし、ファインダブロック内で、ファインダ構成要素(調整要素)の位置や角度を調整する作業は、カメラ、ファインダブロック、調整要素のすべての小型化が進行していることから、非常に困難になっている。

0005

例えば、パララックスの調整作業中に、構成要素とファインダブロックが互いに接触して傷付くおそれがある。

0006

また、調整作業中に、ファインダブロックの内部に細かなゴミ侵入して、ファインダの性能が低下するおそれもある。

0007

本発明は、パララックス調整作業中に調整要素やファインダブロックに傷が付くおそれや、ファインダブロックの内部へのゴミの侵入のおそれのないファインダのパララックス調整装置を提供することを目的とする。

発明の概要

0008

本発明のファインダのパララックス調整装置は、ファインダを構成する全ての光学要素を収納したファインダブロック;このファインダブロックを載置する、カメラボディと一体の基台;このファインダブロックと基台の一方と他方とに形成した、該ファインダブロックをファインダ光軸に直交する垂直な軸回りに回転可能に支持する、互いに嵌まり合う回転中心凹部と凸部;この回転中心凹部と凸部を中心にファインダブロックを回転調整する左右調整機構;上記基台に、上記回転中心凹部と凸部に関し、カメラの前後に位置させて形成した一対の上下調整台;この一対の上下調整台の一方を基準として、他方の有効高さを調整する上下調整機構;上記基台に、上記回転中心凹部と凸部に関し、カメラの左右に位置させて形成した一対の固定台;及び上記左右調整機構及び上下調整機構によるファインダブロックの位置調整の後に、上記基台側の一対の固定台に固定される上記ファインダブロックに形成した一対の固定翼;を有することを特徴としている。

0009

左右調整機構は、ファインダブロックの一対の固定翼の一方に形成した、上記回転中心凹部と上記凸部から放射方向に伸び長穴と、該長穴に対応させて上記基台側に形成した治具回転中心穴と、該治具回転中心穴に嵌まる回転中心軸と該回転中心軸に対して偏心し上記長穴に嵌まる偏心軸部とを有する調整治具とからなるものとすることができる。

0010

また、一対の上下調整台の一方は基準台からなり、他方はこの基準台より高さの低い高さ調整台からなり、上下調整機構は高さ調整台とファインダブロックとの間に選択して挿入する厚さの異なるスペーサとすることができる。

0011

さらに、上記回転中心凹部は基台に設けられた回転中心台に形成されており、上記基準台、高さ調整台、一対の固定台、回転中心台の各部材の高さが、上記基準台、高さ調整台、一対の固定台、回転中心台の順であるのが好ましい。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図4は、本発明の対象とするファインダ101を有するコンパクトカメラ100の正面図である。コンパクトカメラ100は、ファインダ101とは別光軸撮影レンズ系102を有している。以下の説明の「前方」「後方」は、カメラ100(ファインダ101)のそれを言う。

0013

カメラ100のカメラボディの内部には、図1ないし図3に示すように、該ボディと一体に基台1が形成されている。この基台1の上面の中央部には、上下方向を向く支持穴(回転中心凹部)2が形成された回転中心台3が設けられており、回転中心台3の左右両側部には、上下方向を向くねじ穴4、5を有する一対の固定台6、7が設けられている。

0014

基台1の上面には、固定台6の後方に位置させて、後述する偏心ピンを差し込むための支持穴(治具回転中心穴)(左右調整機構)8を有する偏心ピン支持台9が設けられている。また、基台1の上面には、回転中心台3の前方に位置する基準台(上下調整台)10と、回転中心台3の後方に位置する高さ調整台(上下調整台)11が設けられている。基台1の上面に設けられた各部材3、6、7、9、10、11の高さは、(1)基準台10(2)高さ調整台11(3)固定台6、7(4)回転中心台3と偏心ピン支持台9の順序である(図3では、高さ調整台11より固定台7が高く描かれているが、実際は、高さ調整台11の方が固定台6、7より高い。また、実際は後述するチャンネル材14の下面の前後方向の中央部が下向きに湾曲しているが、湾曲の程度が微量なので、図3ではチャンネル材14の下面を直線として描いている)。

0015

ファインダ101を構成するファインダブロック12は、下面中央部に回転中心台3の支持穴2に回転自在に嵌合する回転軸(凸部)13(図2参照)が垂設されたチャンネル材14と、チャンネル材14の上部を塞ぐ上蓋15から構成されている。このチャンネル材14と上蓋15とからなるファインダブロック12内には、ファインダ101を構成するすべての光学要素(複数のレンズ群と必要な場合にはミラーやプリズム)が予め収納されており、これらの光学要素によりファインダ光軸101Xが決定されている。光軸101Xのファインダブロック12に対する相対位置は、不変である。図1では、光学要素のうちの最も物体側のレンズエレメントLのみを示している。

0016

チャンネル材14の左右両側面には水平な一対の固定翼16、17が、その下面がチャンネル材14の下面と面一をなすようにして突設されている。右側の固定翼16には右側の固定台7のねじ穴5と対応する円形穴(図示略)が穿設されており、左側の固定翼17には、左側の固定台6のねじ穴4と対応する円形穴18と、偏心ピン支持台9の支持穴8と対応する長穴(左右調整機構)19が穿設されている。長穴19は、回転中心台3を中心とする放射方向を向いている。

0017

次に、上記のファインダブロック12の基台1への取付作業とパララックスの調整作業について説明する。

0018

まず、ファインダブロック12の回転軸13を回転中心台3の支持穴2に上方から嵌合する。

0019

次に図に示す偏心ピン(調整治具)(左右調整機構)20を用いてファインダブロック12の左右方向の向きを調整する。偏心ピン20は、偏心ピン支持台9の支持穴8に回転自在に嵌合する回転中心軸21と、回転中心軸21の上部に連設された、回転中心軸21に対して偏心するとともに長穴19に嵌合する、回転中心軸21より径の大きい偏心軸部22と、偏心軸部22の上部に連設された、偏心軸部22より径が大きく、回転中心軸21と同軸をなす頭部23とを備えている。

0020

偏心ピン20の偏心軸部22を長穴19に嵌合し、かつ回転中心軸21を支持穴8に嵌合した後、頭部23の上面に設けられたマイナス溝24に図示を省略したマイナスドライバー等の工具を差し込み、この工具を回す。すると、偏心軸部22が回転しながら長穴19の側面を水平方向に押圧し、ファインダブロック12を左右方向に回転させる。このような要領でファインダブロック12の左右方向の向きを調整する。この調整範囲は、最大で例えば約1°乃至2°で十分であり、偏心軸部22と回転中心軸21との偏心量は、この程度の調整ができるように定める。

0021

次いで、高さ調整台11とチャンネル材14の下面の間に、厚さの異なるスペーサ(上下調整機構)25を選択しながら差し込み、ファインダブロック12の上下方向の向きを調整する。スペーサ25は、高さ調整台11との合計高さが基準台10と設計上同一になる基準スペーサと、この基準スペーサより厚肉薄肉のスペーサとを複数種類用意しておき、基準スペーサでは正しいパララックス調整ができない場合に、厚肉スペーサと薄肉スペーサを選択使用するのがよい。この調整範囲は、最大で例えば約1°乃至2°で十分であり、スペーサ25はこの程度の調整範囲が得られるように用意する。

0022

ファインダブロック12の左右方向と上下方向の向きの調整を行った結果、ファインダブロック12による視野範囲が撮影レンズ系102による撮影範囲に一致したら、取付ねじ26、27を左右の固定翼16、17の円形穴18と固定台6、7のねじ穴4、5に差し込み、ファインダブロック12を基台1に固定する。

0023

このように、本実施形態は、ファインダを構成する全ての光学要素を組み込んだファインダブロック12の左右方向と上下方向の向きを調整することによりパララックスを調整するので、ファインダブロック12内の調整要素の位置調整を行う従来装置のように、パララックス調整作業中にファインダブロック12内の光学要素が傷付くことはない。

0024

また、チャンネル材14と上蓋15は密閉構造とすることができ、ファインダブロック12の接眼側対物側の開口はレンズエレメントLによって塞ぐことができるので、ファインダブロック12の内部に細かなゴミ等が入り、ファインダの機能が低下することはない。

0025

本実施形態ではパララックス調整後においても、偏心ピン20を長穴19と支持穴8に差し込んだままにしているが、ファインダブロック12を基台1に固定した後は偏心ピン20は不要になるので、偏心ピン20を、ファインダブロック12の基台1への固定作業後に長穴19と支持穴8から取り除かれる調整治具として用いてもよい。

0026

また、チャンネル材の下面に回転中心台を突設し、基台に回転軸を突設してもよい。

発明の効果

0027

本発明によれば、パララックス調整作業中に調整要素やファインダブロックに傷が付くおそれや、ファインダブロックの内部へのゴミの侵入のおそれのないファインダのパララックス調整装置が得られる。

図面の簡単な説明

0028

図1本発明の一実施形態のファインダを固定台に取り付ける前の状態を示す分解斜視図である。
図2同じく、ファインダの平面図である。
図3同じく、ファインダと固定台の側面図である。
図4同じく、ファインダを有するコンパクトカメラの正面図である。

--

0029

1基台
2支持穴(回転中心凹部)
3 回転中心台
4ねじ穴
5 ねじ穴
6固定台
7 固定台
8 支持穴(治具回転中心穴)(左右調整機構)
9偏心ピン支持台
10基準台(上下調整台)
11 高さ調整台(上下調整台)
12ファインダブロック
13回転軸(凸部)
14チャンネル材
15上蓋
16固定翼
17 固定翼
18円形穴
19長穴(左右調整機構)
20 偏心ピン(調整治具)(左右調整機構)
21回転中心軸
22偏心軸部
23 頭部
24マイナス溝
25スペーサ(上下調整機構)
26取付ねじ
27 取付ねじ
100コンパクトカメラ
101ファインダ
101Xファインダ光軸
102撮影レンズ系
L レンズエレメント

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