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技術 回転切削工具

出願人 株式会社タンガロイ
発明者 小木曽信文
出願日 2001年5月22日 (19年5ヶ月経過) 出願番号 2001-152650
公開日 2002年12月4日 (17年11ヶ月経過) 公開番号 2002-346818
状態 特許登録済
技術分野 フライス加工
主要キーワード 突起棒 締付ねじ 調整シート 工具寸法 回転切削工具 スライド面 締付ボルト 溝底面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年12月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

工具本体の先端部に設けたスリットに一枚板切刃チップが挟み込まれてなる回転切削工具において、切刃の振れ調整可能な工具を提供する。

解決手段

スリット2の溝底部に調整シート4を嵌装し、調整シート4と切刃チップ3とは凹凸面によって当接し支持させる。調整シート4の溝底面側中央部には、軸線方向に延びる突起棒13が備わり、調整シート4がスリット2内をスライドできる方向から対向して挿入された2つの調整ねじ15によって、突起棒13が挟持される構成とする。

概要

背景

工具本体の先端部に設けたスリットに一枚板切刃チップを挟み込む構成の回転切削工具、たとえばスローアウェイ式のエンドミルボールエンドミルなどは、切刃直径などの工具寸法を切刃チップの加工精度でもって管理することができるので、高精度化を図る際に好適な工具といえる。この種の従来の回転切削工具における切刃チップの位置決めは、たとえば、切刃チップの底面とスリットの底面とをV字形凹凸面に形成して当接させるものや、切刃チップに設けられた取付穴とこれに挿入する締付ボルトとの嵌合によって行うものなどがある。

概要

工具本体の先端部に設けたスリットに一枚板の切刃チップが挟み込まれてなる回転切削工具において、切刃の振れ調整可能な工具を提供する。

スリット2の溝底部に調整シート4を嵌装し、調整シート4と切刃チップ3とは凹凸面によって当接し支持させる。調整シート4の溝底面側中央部には、軸線方向に延びる突起棒13が備わり、調整シート4がスリット2内をスライドできる方向から対向して挿入された2つの調整ねじ15によって、突起棒13が挟持される構成とする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

工具本体の先端部に設けたスリットに一枚板切刃チップが挟み込まれてなる回転切削工具において、前記スリットの溝底部には前記切刃チップを支持するようにした調整シートが嵌装されて、支持面凹凸面に形成されるとともに、前記調整シートの反対側端面には、軸線方向に延びる突起棒が備わり、該調整シートがスリット内をスライドできる方向より対向して挿入された2つの調整ねじによって、前記突起棒が挟持されるように構成されていることを特徴とする回転切削工具。

技術分野

0001

この発明は、工具本体の先端部に設けたスリットに一枚板切刃チップが挟み込まれてなる回転切削工具に関する。

背景技術

0002

工具本体の先端部に設けたスリットに一枚板の切刃チップを挟み込む構成の回転切削工具、たとえばスローアウェイ式のエンドミルボールエンドミルなどは、切刃直径などの工具寸法を切刃チップの加工精度でもって管理することができるので、高精度化を図る際に好適な工具といえる。この種の従来の回転切削工具における切刃チップの位置決めは、たとえば、切刃チップの底面とスリットの底面とをV字形凹凸面に形成して当接させるものや、切刃チップに設けられた取付穴とこれに挿入する締付ボルトとの嵌合によって行うものなどがある。

発明が解決しようとする課題

0003

前記の如き回転切削工具の形状精度は、あくまでも各部の寸法精度を上げることにより組込精度を上げることでもって実現しようとするものである。しかしながら、切刃の振れ精度は特に切削に重要な影響を及ぼす要素であるが、各構成部品の加工精度を上げることだけでは高精度化に限界がある。たとえば、前記V字形の凹凸面支持タイプのものは、振れ精度0.005mmが限界であり、前記取付穴嵌合タイプでは0.02mmが限界である。しかもこの限界に近い振れ精度を得るためには、大幅な加工コスト増を招く。

課題を解決するための手段

0004

この発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、工具本体の先端部に設けたスリットに一枚板の切刃チップが挟み込まれてなる回転切削工具において、前記スリットの溝底部には前記切刃チップを支持するようにした調整シートが嵌装されて、支持面は凹凸面に形成されるとともに、前記調整シートの反対側端面には、軸線方向に延びる突起棒が備わり、該調整シートがスリット内をスライドできる方向より対向して挿入された2つの調整ねじによって、前記突起棒が挟持されるように構成されていることを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0005

次に、この発明の実施の一形態について、図を参照しながら説明する。図1図3は、この発明の回転切削工具の一例としてボールエンドミルを示したものである。工具本体1の先端部には回転軸を通るスリット2が配設され、スリット2の中に切刃チップ3および調整シート4が嵌装されている。スリット2の溝底は回転軸に垂直な平面が設けられてスライド面5として作用するとともに、さらに中央後端側に、調整シートの突起棒の受容部6となる空間が配設されている。

0006

切刃チップ3は、図4に示すような異形平板からなるもので、回転軸を挟んで表裏から対称的に逃げ7がとられて、平板面と逃げ7との交差稜線半円状となる切刃8が形成される。異形平板の他方には、平面視V字形となる当たり面9が凸設される。また、この切刃チップ3の中央部には、取付穴10が貫通している。一方、調整シート4についても、図5に示すように基本的に平板からなる部品であって、一端には、前記切刃チップ3の当たり面9と当接する平面視V字形の支持面11が凹設される。調整シート4の反対側端側には平面が形成されてスライド面12となり、さらにその中心部からは突起棒13が回転軸方向に延びている。

0007

工具本体1には、スライド面5のスライド方向と一致する方向に2つのねじ穴14が対向して螺設され、ねじ穴14に挿入された調整ねじ15により、調整シート4の突起棒13が挟持されるようになっている。このとき、好ましくは、調整ねじ15の先端が、調整シート4に切欠きして形成した傾斜面と当接するようにして、ねじ締めにより調整シート4が引き込み勝手となるようにする。

0008

工具本体1には、スライド方向と垂直な方向からもねじ穴が穿設されて、締付ねじ16によって調整シート4を押圧固定するようになっている。また、切刃チップ3の取付穴10に相当する位置には、ボルト穴17およびねじ穴18が設けられて、取付穴10を通して挿入した締付ボルト19を締め付けることにより、切刃チップ3が工具本体1の先端部に挟まれて固定されるようになっている。

0009

切刃チップ3の振れ調整は、締付ねじ16および締付ボルト19を緩めた状態で2つの調整ねじ15を操作し、調整シート4をスライドさせることでもって振れを微調整する。所定の振れ精度が出たところで締付ねじ16により調整シート4を固定し、次ぎに締付ボルト19により切刃チップ3を固定する。

発明の効果

0010

切刃チップは、スローアウェイチップなので別個仕上げ加工ができ、直径や切刃形状などの精度を高めることは比較的容易である。一方、切刃の振れ精度は組込精度に影響されるものであるが、本発明は、切刃チップの着座面として介在させた調整シートを調整ねじによってスライドさせて微調整する構成を採用して、簡単な構造でありながら振れ調整ができるようにしている。切刃チップと調整シートとは凹凸面で当接するから、調整シートの調整量に追随して切刃チップの調整量に反映される。

図面の簡単な説明

0011

図1この発明の一実施形態である回転切削工具の一部断面を含む正面図である。
図2図1の一部断面図である。
図3図1の底面図である。
図4図1に装着の切刃チップの(a)は側面図、(b)は正面図である。
図5図1に装着の調整シートの(b)は正面図、(a),(c)は側面図である。

--

0012

2スリット
3切刃チップ
4調整シート
11支持面
12スライド面
13突起棒
15 調整ねじ

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