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技術 ITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステム

出願人 株式会社東芝
発明者 藤田文康
出願日 2001年5月8日 (19年7ヶ月経過) 出願番号 2001-137416
公開日 2002年11月22日 (18年1ヶ月経過) 公開番号 2002-334388
状態 特許登録済
技術分野 交通制御システム 移動無線通信システム 警報システム 交通制御システム
主要キーワード 不測事態 一般言語 対応速度 関係地 一定規模 放射能漏れ 風水害 アナウンス信号
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題

ITS移動体通信網と緊急情報通信網とがネットワークを組み、緊急情報の発生時には、これらの各通信網活用して、でき得る限り早く、公衆情報通信端末へ提供し得るようにすること。

解決手段

ITS移動体通信網に接続され、前記ITS移動体通信網に対し緊急情報信号を送信する通信回線に接続される緊急情報センターと、情報通信端末に設けられ、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、音声振動または画面表示により外部へ報知するよう設けられる報知手段とを具備し、情報通信端末は、ITS移動体通信網の定常使用中において、緊急情報センターのデータベースへ緊急情報信号が入力された場合に、前記定常使用中の通信減速またはキャンセルされ、この減速またはキャンセルされた通信に代替して、緊急情報信号が情報通信端末へ送信され、情報通信端末は、前記緊急情報信号を受信すると共に受信を音声等の報知方法により外部へ報知することを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービスシステム

概要

背景

従来のITS移動体通信網によれば、自動車道路走行する自動車と自動車道路の路側に敷設した通信手段との間の、路車間を結ぶ通信といわれるいわゆる路車間通信システム車両間同士の車々間を結ぶ通信といわれるいわゆる車々間通信システムを搭載している。

また類似するシステムとして、インターネットに代表される接続ポイントを介して行なわれるインターネット網通信システムである。

このような通信システムを利用して、道路情報地図情報提供サービスを受けることができるようになっている。

概要

ITS移動体通信網と緊急情報通信網とがネットワークを組み、緊急情報の発生時には、これらの各通信網活用して、でき得る限り早く、公衆情報通信端末へ提供し得るようにすること。

ITS移動体通信網に接続され、前記ITS移動体通信網に対し緊急情報信号を送信する通信回線に接続される緊急情報センターと、情報通信端末に設けられ、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、音声振動または画面表示により外部へ報知するよう設けられる報知手段とを具備し、情報通信端末は、ITS移動体通信網の定常使用中において、緊急情報センターのデータベースへ緊急情報信号が入力された場合に、前記定常使用中の通信が減速またはキャンセルされ、この減速またはキャンセルされた通信に代替して、緊急情報信号が情報通信端末へ送信され、情報通信端末は、前記緊急情報信号を受信すると共に受信を音声等の報知方法により外部へ報知することを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービスシステム

目的

本発明にかかるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムは、上述した事情を考慮してなされたもので、ITS移動体通信網と緊急情報通信網とがネットワークを組み、緊急情報の発生時には、これらの各通信網を活用して、でき得る限り早く、公衆の情報通信端末へ提供し得るITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを得ることを主な目的とする。

また、本発明の他の目的は、緊急情報を緊急情報センターから公衆に提供するにあたって、例えば携帯電話の1つが通話中である等他の情報通信端末へ接続中の場合には、事前に緊急情報の概要アナウンスするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを提供することにある。

更に、本発明の他の目的は、情報通信端末が、緊急情報信号を受信することによって、この受信を報知手段により外部へ報知することできるようにするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを提供することにある。

また、本発明の他の目的は、ITS移動体通信網から路車間通信により、道路を走行する車両に対して、音,音声,振動または画面表示によりより一層確実に緊急情報を報知するITS移動体通信網を用いた情報提供システムを提供することにある。

更にまた、本発明の他の目的は、情報通信端末に対する、緊急情報信号の送信を解除するようにし、元の定常使用の状態(通常の通信品質)へ復帰させるようにするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを提供することにある。

更に、本発明の他の目的は、情報通信端末に設けられ、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、緊急情報を音,音声,振動または画面表示により外部へ報知するよう設けられる報知手段を備えたITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを提供するにある。

また、本発明の他の目的は、ITS移動体通信網には、QoS制御機能を備え、緊急情報を情報通信端末を介して、当該情報通信端末の保持者へ報知せしめるにあたり、合理的に通信制御を行なうようにするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを提供することにある。

また更に、本発明の更に他の目的は、情報通信端末には、スリーブ機能を設け、電源オフ時においても、ITS移動体通信網側より緊急情報を報知できるようにするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを提供するにある。

効果

実績

技術文献被引用数
6件
牽制数
8件

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請求項1

情報通信端末に対して、特定の通信速度をもって接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法において、ITS移動体通信網に接続される緊急情報センターより、ITS移動体通信網の通信回線に対し緊急情報信号を送信するステップと、前記緊急情報信号の送信によりITS移動体通信網と前記情報通信端末との間の通信がキャンセルされるステップと、前記情報通信端末との通信がキャンセルされたITS移動体通信網に対し、緊急情報センターから前記緊急情報信号が送信されるステップと、ITS移動体通信網へ送信された前記緊急情報信号が、ITS移動体通信網を介して情報通信端末へ送信されるステップと、前記情報通信端末は、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、前記情報通信端末に備えた報知手段を介して外部へ報知するステップとを具備し、ITS移動体通信網における情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができることを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法。

請求項2

情報通信端末に対して、特定の通信速度をもって接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法において、ITS移動体通信網に接続される緊急情報センターより、ITS移動体通信網の通信回線に対し緊急情報信号を送信するステップと、前記緊急情報信号の送信によりITS移動体通信網と前記情報通信端末との間の通信が減速されるステップと、前記情報通信端末との通信が減速されたITS移動体通信網に対し、緊急情報センターから前記緊急情報信号が送信されるステップと、ITS移動体通信網へ送信された前記緊急情報信号が、ITS移動体通信網を介して情報通信端末へ送信されるステップと、前記情報通信端末は、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、前記情報通信端末に備えた報知手段を介して外部へ報知するステップとを具備し、ITS移動体通信網における情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができることを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法。

請求項3

情報通信端末に対して、特定の通信速度をもって接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法において、ITS移動体通信網に接続される緊急情報センターより、ITS移動体通信網の通信回線に対し緊急情報信号を送信するステップと、ITS移動体通信網が前記緊急情報信号を受信することにより、この受信時点で、ITS移動体通信網へ接続されていない前記情報通信端末に対して、前記緊急情報信号により前記ITS移動体通信網と前記情報通信端末との間を通信接続するステップと、前記情報通信端末は、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、前記情報通信端末に備えた報知手段を介して外部へ報知するステップとを具備し、ITS移動体通信網における情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができることを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法。

請求項4

上記情報通信端末には、非常時通信電波受信装置起動するスリーブ機能を持たせ、いつでも緊急情報の受信を可能とすることを特徴とする請求項3記載のITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法。

請求項5

情報通信端末に対して、特定の通信速度をもって接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法において、ITS移動体通信網に接続される緊急情報センターより、ITS移動体通信網の通信回線に対し緊急情報信号を送信するステップと、前記ITS移動体通信網が前記緊急情報信号を受信することにより、すでにITS移動体通信網へ接続されている前記情報通信端末に対して、一定の時間前記緊急情報のアナウンス信号を送信するステップと、前記情報通信端末は、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、前記情報通信端末に備えた報知手段を介して外部へ報知するステップとを具備し、ITS移動体通信網における情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができることを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法。

請求項6

情報通信端末に対して、特定の通信速度をもって接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法において、ITS移動体通信網に接続される緊急情報センターより、ITS移動体通信網の通信回線に対し緊急情報信号を送信するステップと、前記ITS移動体通信網へ送信された緊急情報信号が、ITS移動体通信網の下流に位置する情報通信端末へ送信するステップと、前記情報通信端末は、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、前記情報通信端末に備えた報知手段を介して外部へ報知するステップと、前記報知手段による報知が完了した一定時間経過後、前記情報通信端末に対する前記緊急情報信号の送信を解除するステップとを具備し、前記情報通信端末の通信速度を、ITS移動体通信網からの緊急情報の報知が完了した時点で、元の定常使用の通信速度の状態へ復帰させるようにすることを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法。

請求項7

情報通信端末に対して、特定の通信速度をもって接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法において、ITS移動体通信網に接続される緊急情報センターより、ITS移動体通信網の通信回線に対し緊急情報信号を送信するステップと、前記ITS移動体通信網へ送信された緊急情報信号が、ITS移動体通信網の下流に位置する情報通信端末へ送信するステップと、前記情報通信端末は、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、前記情報通信端末に備えた報知手段を介して外部へ報知するステップと、前記報知手段による報知が完了した一定時間経過後、前記情報通信端末における前記緊急情報信号の受信を段階的に解除するステップと、前記情報通信端末において、前記緊急情報信号の受信が段階的に解除されるに従い、減速状態で接続している情報通信端末における通信速度を段階的に早めるステップとを具備し、情報通信端末の通信速度を、段階的に早めてゆくに従い、通信品質を向上するようにすることを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法。

請求項8

前記情報通信端末から外部へ報知する報知手段は、緊急情報のレベルに応じて、予め意味を定めた音,音声振動または画面表示により報知し得るようにすることを特徴とする請求項1〜3,5〜7のいずれかに記載のITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法。

請求項9

ITS移動体通信網の通信回線が情報通信端末に対して、特定の通信速度を持って接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービスシステムにおいて、ITS移動体通信網に接続され、このITS移動体通信網に対し緊急情報信号を送信する通信回線に接続される緊急情報センターと、前記情報通信端末に設けられ、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、音,音声,振動または画面表示により外部へ報知するよう設けられる報知手段とを具備し、ITS移動体通信網における情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができるようにしたことを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供システム

請求項10

ITS移動体通信網の通信回線が情報通信端末に対して、特定の通信速度を持って接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービスシステムにおいて、ITS移動体通信網に接続され、このITS移動体通信網に対し緊急情報信号を送信する通信回線に接続される緊急情報センターと、ITS移動体通信網から、前記車載型情報通信端末に設けられ、緊急情報信号を受信することにより、音,音声,振動または画面表示により外部へ報知するよう設けられる報知手段を備えた情報通信端末とを具備し、前記情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができるようにしたことを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供システム。

請求項11

ITS移動体通信網の通信回線が情報通信端末に対して、特定の通信速度を持って接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービスシステムにおいて、ITS移動体通信網に接続され、このITS移動体通信網に対し緊急情報信号を送信する通信回線に接続される緊急情報センターと、前記ITS移動体通信網に設けられ、前記緊急情報信号を前記情報通信端末に送信するに先だって、緊急情報のアナウンス信号を送信するQoS制御手段と、前記情報通信端末に設けられ、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、音声,振動または画面表示により外部へ報知するよう設けられる報知手段とを具備し、前記情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができるようにしたことを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供システム。

請求項12

上記情報通信端末には、いつでも緊急情報の受信を可能としたスリーブ機能を有する非常時通信電波受信装置を備えたことを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載のITS移動体通信網を用いた情報提供サービスシステム。

技術分野

0001

本発明は、ITS移動体通信網と緊急情報通信網とをネットワーク化した情報提供サービス業務に係り、特に、ITS移動体通信網と緊急情報通信網とがネットワークを組み、平常使用時には、ITS移動体通信網を介して、情報通信端末より道路交通情報等の道路系の情報のアクセスを可能とすると共に、緊急情報の発生時には、これらの各通信網活用して、公衆の情報通信端末へ提供し得るITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムに関する。

背景技術

0002

従来のITS移動体通信網によれば、自動車道路走行する自動車と自動車道路の路側に敷設した通信手段との間の、路車間を結ぶ通信といわれるいわゆる路車間通信システム車両間同士の車々間を結ぶ通信といわれるいわゆる車々間通信システムを搭載している。

0003

また類似するシステムとして、インターネットに代表される接続ポイントを介して行なわれるインターネット網通信システムである。

0004

このような通信システムを利用して、道路情報地図情報提供サービスを受けることができるようになっている。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記のITS移動体通信網やインターネット網通信システムに代表される情報提供サービスによれば、道路情報を中心として、ユーザーニーズに基づいた情報提供サービスであった。

0006

また、このような情報提供サービスシステムによれば、情報の取得には、先ず情報を要求する側の端末操作という能動的作業に基づいており、防災災害)情報の緊急情報の取得には自ずと限界があった。

0007

上述のように、ITS移動体通信網によれば、能動的に得ることのできる緊急情報の取得には限界があり、緊急情報については、内容の性質上、緊急情報の発生時には、でき得る限り早く、公衆に報知することのできるシステムが求められていた。

0008

本発明にかかるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムは、上述した事情を考慮してなされたもので、ITS移動体通信網と緊急情報通信網とがネットワークを組み、緊急情報の発生時には、これらの各通信網を活用して、でき得る限り早く、公衆の情報通信端末へ提供し得るITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを得ることを主な目的とする。

0009

また、本発明の他の目的は、緊急情報を緊急情報センターから公衆に提供するにあたって、例えば携帯電話の1つが通話中である等他の情報通信端末へ接続中の場合には、事前に緊急情報の概要アナウンスするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを提供することにある。

0010

更に、本発明の他の目的は、情報通信端末が、緊急情報信号を受信することによって、この受信を報知手段により外部へ報知することできるようにするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを提供することにある。

0011

また、本発明の他の目的は、ITS移動体通信網から路車間通信により、道路を走行する車両に対して、音,音声振動または画面表示によりより一層確実に緊急情報を報知するITS移動体通信網を用いた情報提供システムを提供することにある。

0012

更にまた、本発明の他の目的は、情報通信端末に対する、緊急情報信号の送信を解除するようにし、元の定常使用の状態(通常の通信品質)へ復帰させるようにするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを提供することにある。

0013

更に、本発明の他の目的は、情報通信端末に設けられ、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、緊急情報を音,音声,振動または画面表示により外部へ報知するよう設けられる報知手段を備えたITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを提供するにある。

0014

また、本発明の他の目的は、ITS移動体通信網には、QoS制御機能を備え、緊急情報を情報通信端末を介して、当該情報通信端末の保持者へ報知せしめるにあたり、合理的に通信制御を行なうようにするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを提供することにある。

0015

また更に、本発明の更に他の目的は、情報通信端末には、スリーブ機能を設け、電源オフ時においても、ITS移動体通信網側より緊急情報を報知できるようにするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムを提供するにある。

課題を解決するための手段

0016

上記目的を達成するために、請求項1の発明によれば、情報通信端末に対して、特定の通信速度をもって接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法において、ITS移動体通信網に接続される緊急情報センターより、ITS移動体通信網の通信回線に対し緊急情報信号を送信するステップと、前記緊急情報信号の送信によりITS移動体通信網と前記情報通信端末との間の通信がキャンセルされるステップと、前記情報通信端末との通信がキャンセルされたITS移動体通信網に対し、緊急情報センターから前記緊急情報信号が送信されるステップと、ITS移動体通信網へ送信された前記緊急情報信号が、ITS移動体通信網を介して情報通信端末へ送信されるステップと、前記情報通信端末は、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、前記情報通信端末に備えた報知手段を介して外部へ報知するステップとを具備し、ITS移動体通信網における情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができることを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法を提供する。

0017

したがって、ITS移動体通信網と緊急情報通信網とがネットワークを組み、緊急情報の発生時には、これらの各通信網を活用して、でき得る限り早く、公衆の情報通信端末へ提供し得るITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法を提供できる。

0018

上記目的を達成するために、請求項2の発明によれば、情報通信端末に対して、特定の通信速度をもって接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法において、ITS移動体通信網に接続される緊急情報センターより、ITS移動体通信網の通信回線に対し緊急情報信号を送信するステップと、前記緊急情報信号の送信によりITS移動体通信網と前記情報通信端末との間の通信が減速されるステップと、前記情報通信端末との通信が減速されたITS移動体通信網に対し、緊急情報センターから前記緊急情報信号が送信されるステップと、ITS移動体通信網へ送信された前記緊急情報信号が、ITS移動体通信網を介して情報通信端末へ送信されるステップと、前記情報通信端末は、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、前記情報通信端末に備えた報知手段を介して外部へ報知するステップとを具備し、ITS移動体通信網における情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができることを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法を提供する。

0019

したがって、ITS移動体通信網と緊急情報通信網とがネットワークを組み、緊急情報の発生時には、これらの各通信網を活用して、でき得る限り早く、公衆の情報通信端末へ提供し得るITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法を提供できる。

0020

上記目的を達成するために、請求項3の発明によれば、情報通信端末に対して、特定の通信速度をもって接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法において、ITS移動体通信網に接続される緊急情報センターより、ITS移動体通信網の通信回線に対し緊急情報信号を送信するステップと、ITS移動体通信網が前記緊急情報信号を受信することにより、この受信時点で、ITS移動体通信網へ接続されていない前記情報通信端末に対して、前記緊急情報信号により前記ITS移動体通信網と前記情報通信端末との間を通信接続するステップと、前記情報通信端末は、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、前記情報通信端末に備えた報知手段を介して外部へ報知するステップとを具備し、ITS移動体通信網における情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができることを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法を提供する。

0021

したがって、したがって、ITS移動体通信網と緊急情報通信網とがネットワークを組み、緊急情報の発生時には、これらの各通信網を活用して、でき得る限り早く、公衆の情報通信端末へ提供し得るITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法を提供できる。

0022

上記目的を達成するために、請求項5の発明によれば、情報通信端末に対して、特定の通信速度をもって接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法において、ITS移動体通信網に接続される緊急情報センターより、ITS移動体通信網の通信回線に対し緊急情報信号を送信するステップと、前記ITS移動体通信網が前記緊急情報信号を受信することにより、すでにITS移動体通信網へ接続されている前記情報通信端末に対して、一定の時間前記緊急情報のアナウンス信号を送信するステップと、前記情報通信端末は、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、前記情報通信端末に備えた報知手段を介して外部へ報知するステップとを具備し、ITS移動体通信網における情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができることを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法を提供する。

0023

したがって、緊急情報を公衆に提供するにあたって、情報通信端末から各通信網の1つに接続中の場合には、事前に緊急情報の概要をアナウンスにより情報提供することができ、また、情報通信端末は、緊急情報信号を受信することによって、情報通信端末に備えた報知手段により外部へ報知することできるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法を提供できる。

0024

上記目的を達成するために、請求項6の発明によれば、情報通信端末に対して、特定の通信速度をもって接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法において、ITS移動体通信網に接続される緊急情報センターより、ITS移動体通信網の通信回線に対し緊急情報信号を送信するステップと、前記ITS移動体通信網へ送信された緊急情報信号が、ITS移動体通信網の下流に位置する情報通信端末へ送信するステップと、前記情報通信端末は、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、前記情報通信端末に備えた報知手段を介して外部へ報知するステップと、前記報知手段による報知が完了した一定時間経過後、前記情報通信端末に対する前記緊急情報信号の送信を解除するステップとを具備し、前記情報通信端末の通信速度を、ITS移動体通信網からの緊急情報の報知が完了した時点で、元の定常使用の通信速度の状態へ復帰させるようにすることを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法を提供する。

0025

したがって、情報通信端末に対する、緊急情報信号の送信を一定時間後解除するようにし、元の定常使用の状態、すなわち通常の通信品質の状態へ復帰させるようにするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法を提供できる。

0026

上記目的を達成するために、請求項7の発明によれば、情報通信端末に対して、特定の通信速度をもって接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法において、ITS移動体通信網に接続される緊急情報センターより、ITS移動体通信網の通信回線に対し緊急情報信号を送信するステップと、前記ITS移動体通信網へ送信された緊急情報信号が、ITS移動体通信網の下流に位置する情報通信端末へ送信するステップと、前記情報通信端末は、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、前記情報通信端末に備えた報知手段を介して外部へ報知するステップと、前記報知手段による報知が完了した一定時間経過後、前記情報通信端末における前記緊急情報信号の受信を段階的に解除するステップと、前記情報通信端末において、前記緊急情報信号の受信が段階的に解除されるに従い、減速状態で接続している情報通信端末における通信速度を段階的に早めるステップとを具備し、情報通信端末の通信速度を、段階的に早めてゆくに従い、通信品質を向上するようにすることを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法を提供する。

0027

したがって、情報通信端末に対する、緊急情報信号の送信を一定時間後解除するようにし、元の定常使用の状態、すなわち通常の通信品質の状態へ復帰させるようにするITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法を提供できる。

0028

上記目的を達成するために、請求項9の発明によれば、ITS移動体通信網の通信回線が情報通信端末に対して、特定の通信速度を持って接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービスシステムにおいて、ITS移動体通信網に接続され、このITS移動体通信網に対し緊急情報信号を送信する通信回線に接続される緊急情報センターと、前記情報通信端末に設けられ、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、音,音声,振動または画面表示により外部へ報知するよう設けられる報知手段とを具備し、ITS移動体通信網における情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができるようにしたことを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供システムを提供する。

0029

したがって、情報通信端末には、緊急情報を音声,振動または画面表示により外部へ報知することにより、この情報通信端末の保持者への報知が一層確実であり、緊急情報の報知に適する報知手段を備えたITS移動体通信網を用いた情報提供システムを提供できる。

0030

上記目的を達成するために、請求項10の発明によれば、ITS移動体通信網の通信回線が情報通信端末に対して、特定の通信速度を持って接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービスシステムにおいて、ITS移動体通信網に接続され、このITS移動体通信網に対し緊急情報信号を送信する通信回線に接続される緊急情報センターと、ITS移動体通信網から、緊急情報信号を受信することにより、音声,振動または画面表示により外部へ報知するよう設けられる報知手段とを備えた情報通信端末とを具備し、前記情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができるようにしたことを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供システムを提供する。

0031

したがって、ITS移動体通信網から路車間通信により、道路を走行する車両に対して、音声,振動または画面表示によりより一層確実に緊急情報を報知するITS移動体通信網を用いた情報提供システムを提供できる。

0032

上記目的を達成するために、請求項11の発明によれば、ITS移動体通信網の通信回線が情報通信端末に対して、特定の通信速度を持って接続されるITS移動体通信網を用いた情報提供サービスシステムにおいて、ITS移動体通信網に接続され、このITS移動体通信網に対し緊急情報信号を送信する通信回線に接続される緊急情報センターと、前記ITS移動体通信網に設けられ、前記緊急情報信号を前記情報通信端末に送信するに先だって、緊急情報のアナウンス信号を送信するQoS制御手段と、前記情報通信端末に設けられ、前記ITS移動体通信網から緊急情報信号を受信することにより、音声,振動または画面表示により外部へ報知するよう設けられる報知手段とを具備し、前記情報通信端末は、定常通信に加えて緊急情報の報知を受けることができるようにしたことを特徴とするITS移動体通信網を用いた情報提供システムを提供する。

0033

したがって、ITS移動体通信網には、QoS制御機能を備えたQoS制御手段を設けて、緊急情報を情報通信端末を介して、当該情報通信端末の保持者へ報知せしめるにあたり、合理的に通信制御を行なうようにしたITS移動体通信網を用いた情報提供システムを提供できる。

発明を実施するための最良の形態

0034

本発明にかかるITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムの実施形態について、添付図面を参照して説明する。

0035

図1は、本発明のITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムの一実施形態の概要を示している。

0036

符号11は、ITS情報センター12,緊急情報センター13およびこれらのITS情報センター12および緊急情報センター13をネット接続するITS移動体通信網14により構成されるITS移動体通信網管理センターである。

0037

移動体通信網14は、IMT2000(International Mobile Telecommunications−2000)と呼称(次世代移動通信システム国際規格))される大容量通信網(2Ghz帯の周波数帯を利用した移動通信システム)をITS移動体通信網14に適用された通信網である。

0038

ITS移動体通信網管理センター(以下、通信網管理センターという。)11は、ITS一般情報の他に緊急情報の通信を取り扱うもので、特に緊急情報については、ITS移動体通信網14に内蔵されるQoS(Quality ofServices:幅広い通信品質)制御手段23により効率的な配信することができるものである。

0039

緊急情報とは、国または地方ベルでの自然災害や人為災害等の不測事態発生に伴う情報をいい、緊急情報として当該災害地域での公衆に対する報知が必要とする場合等、即時に対応することができるようにしたものである。

0040

例えば、地震風水害火災一定規模の自然災害や放射能漏れガス爆発等人為災害に対し、防災の観点からの一般的緊急情報をタイムリーに周知させる必要のある情報のことである。

0041

この緊急情報の判断,取り扱いは、例えば、下記表1に示されるように、緊急度に応じて3段階のレベルが設定される。このような各レベルの設定については、事態の性質上国または地方公共団体の防災管理センター15にて判別し、取り扱われるのが望ましい。

0042

0043

上記QoS制御装置23は、地震等の災害が発生した場合、関係地域の携帯情報端末を保有する全住民に対し、通話中,通信中または電源オフの状態にかかわらず、瞬時に緊急情報を送信することができるよう機能を備えている。

0044

緊急情報信号を発信するにあたっては、緊急情報センター13は、既存の公衆網13aを介してITS移動体通信網14とを通信回線18を介して接続される。

0045

緊急情報の発生時にはITS移動体通信網14にリンクしている走行中の車両(乗用自動車トラック等)17a〜17hに搭載される車載型情報通信端末25,25を介して双方向通信が可能である。

0046

具体的には、緊急情報扱いの防災・災害情報(生情報)が緊急情報センター13に入った場合、DB(Data Base)12bに一旦DB化されて保存される一方、このDB化された情報が、直ちに通信回線18を通してITS移動体通信網14へ送信される。

0047

ITS移動体通信網14へ送信された緊急情報信号(DB化情報)は、ITS移動体通信網14にて、一般言語へ変換またはコード化され、車載型情報通信端末25,25へ送信される。車載型情報通信端末25,25では、この送信されてきた緊急情報信号を、非常時通信電波受信装置17i,17iで受信し、スピーカバイブレータ等の報知手段24,24により報知される。

0048

地震等の災害が発生すると、国または地方公共団体において、独自に構築された防災ネットワーク26により入手した防災生情報が、防災管理センター15へ専用通信回線16を介して届けられる。

0049

防災ネットワーク26から防災管理センター15へ届いたばかりの防災生情報は、一旦そのままDB13bへ保存されるが、同時に緊急情報レベルに応じたランク分けされ、扱いが区分される。

0050

このランク分けされた防災生情報は、地震等の災害状況の他にそのレベルに応じた避難方法等を指示あるいは紹介した情報が含まれる。

0051

前記ランク分けされ、区分された防災生情報が、緊急情報信号として、通信回線18を介して、ITS移動体通信網14へ送信される。

0052

この送信された緊急情報信号が、例えばレベルBに対応する緊急情報信号であったとすると、ITS移動体通信網14へリンクされている全ての各車載型情報通信端末25,25および携帯電話20,20へレベルBの緊急情報であるとのアナウンス信号が送信される。

0053

このアナウンス信号は、防災・災害情報の概要を伝えるに足りる音声(言語)によることもできるが、通信容量案して予め各種の防災の意味を持つコード化処理がなされた電子音を用いることもできる。

0054

前記ITS情報センター12は、道路系の一般道路交通情報が取り扱われ、この一般道路交通情報には、道路渋滞情報道路閉鎖情報,道路工事情報新規オープンの道路情報等がある。

0055

ITS情報センター12は、道路交通情報DB12a,混雑状況映像DB12b,地域情報DB12cおよび駐車場情報DB12dを備えており、各情報DB12a,12b,12c,12dは各々専用通信回線21a〜21cを介して、ITS移動体通信網14へ接続される。一般道路交通情報は絶えず更新され、交信された新しい一般道路交通情報と入れ替わる。

0056

混雑状況映像DB12bは、主な交差点インターチェンジ混雑予想されるポイントにおける状況の表示紹介用として設けられる。

0057

地域情報DB12cは、主な市街地での新設された道路,迂回路通行止め一方通行地域等の表示紹介用として設けられる。

0058

駐車場情報DB12dは、主な市街地での駐車場空き情報や新設駐車場情報等の紹介用として設けられる。

0059

上記各DB12a〜12dは、各々直接または公衆網12eを介してITS移動体通信網14に対して接続される。

0060

DB12a〜12dへ蓄積された一般道路交通情報は、走行中車両17a〜17fの車載型情報通信端末25,25、PDA端末19,19や携帯電話20,20からの任意のアクセスにより、受信することができる。

0061

道路の路側にアンテナ21aおよび22aが設けられる高度DSRC(Dedicated Short Range Communication)21および次世代セルラー22は、ITS移動体通信網14に接続され、通信網としてリンクされており、いわゆる路車間通信により双方向通信を可能にしている。

0062

高度DSRC21は、狭域通信,路車間通信等移動体通信に適した狭い範囲を対象とした通信方式である。

0063

このような、ITS移動体通信網14において、地震等の緊急情報が、以下のステップにて携帯電話20,20等の情報通信端末の保持者へ報知される。

0064

<ステップ1>地震規模等の要因による緊急情報レベル別、エリア別に対応した緊急情報通信時間を決める。

0065

<ステップ2> 上記ランク別報知情報として、音声,振動更には画面表示により必要に応じた各種のアナウンス信号を使い分け、送信される(緊急度に応じて、電子音等の音,音声または振動を強めたり、画面表示方法の全てを採ることができる)。

0066

<ステップ3>アナウンス信号を受信した各種の情報通信端末の保持者は、このアナンウスの意味を理解し、各自に防災処置対策を取る。

0067

以上のように、ITS移動体通信網14から緊急情報信号を送信し、車載型情報通信端末25,PDA端末19,19更には携帯電話20,20にて緊急情報信号を受信することにより、防災(災害)情報の報知が行なわれる。

0068

ITS移動体通信網14は、QoS制御装置23により、以下の2つの緊急情報の送信方法が決定される。

0069

(1)緊急情報が出されていることを、一旦電子音や音声(言語)またはアナウンス信号により通信を維持するレベルにて送信を継続する(最小通信速度Δを仮設定する)。

0070

(2)通信中の通信を所定時間x(図2を参照)後に遮断することを前提に、緊急情報を受信したとのアナウンス信号を送信する。

0071

また、上記QoS制御装置23による制御手段は、図2に示されるように、通信スピードを段階的に復帰させる機能を有する。

0072

すなわち、通常のITS移動体通信網14の運用状態時刻Vまで)では、通常の通信速度αで制御され、通信が行なわれる。

0073

前記Vの時刻にITS移動体通信網14へ緊急情報が送信されてくると、この時刻VでQoS制御機能が働き、その時のITS移動体通信網14の通信中の通信負荷(通信速度)を測定し、この通信負荷のレベルに応じて、通信速度がQoS対応速度として、適切な通信速度を選定する。

0074

すなわち、上記(1)および(2)の2つの緊急情報の送信方法の中より自動的に1つが選定される。この1つが選定されることにより、一定時間xの間(すなわち時刻Wまで)、例えば数秒程度の間、緊急情報の概要を報知するアナウンス信号を車載型情報通信端末25,25等全ての情報通信端末へ送信する。

0075

ITS移動体通信網14での通信中の通信負荷が定常使用レベルである場合には、その時の通信中の情報通信端末の通信速度をΔ(最小通信速度)まで低下させ、緊急情報信号の送信時に継続する通信は通信品質を落としたまま継続される。

0076

ITS移動体通信網14での通信が過密状態(通信負荷大)の場合は、その時の通信中の情報通信端末(車載型情報通信端末25,25,PDA端末19,19および携帯電話20,20)の通信が遮断状態bに維持される。

0077

前記通信速度がΔの状態である通信状態aの場合または遮断状態bから一定時間(例えば数分)経過して時刻Xとなると、今まで全情報通信端末へ送信していた緊急情報信号の送信が一部解除される。

0078

この状態での通信速度は、やや向上してγのレベルとなり、また、緊急情報の通信エリア特定エリア絞り一定時刻を経過して時刻Yになると、通信速度は、通常時のレベルαへ復帰する。

0079

このように、段階的に解除するよう手法を取っている。

0080

このような、段階的な解除は、ITS移動体通信網14に設けられるQoS制御装置23により、予め組み込まれた制御機能により行なわれる。

0081

すなわち、時刻WからZまでの間は、図2のKで示される(ハッチング部)部分の通信容量が緊急情報信号の発信のために用いられる。

0082

例えば、ある日、a地方のb県で、都市部cを震源とし、時刻Vに中規模の地震が発生し、この時にある人がこの都市部cに居合わせたと仮定すると、これがレベルBの緊急情報として全情報通信端末の保持者へ報知される。

0083

この報知されるまでのステップを図3を参照して具体的に説明する。

0084

防災(災害)情報が発生すると、例えば、住民からの被害状況口こみ公衆電話回線,携帯電話等の通信手段により、または、災害等の状況を自動的に検出する手段により、前記防災生情報として防災管理センター15が情報を入手する。

0085

防災管理センター15は、防災生情報として扱うと判断した場合、予め定められた緊急情報レベルに照らして扱いの区分が決定される。この決定された区分に応じて防災情報を緊急情報センター13へ専用通信回線18を通じて送信する。

0086

緊急情報センター13は、前記緊急情報レベルに応じて報知すべきエリアを決定し、報知手段24,24を介して、予め定められた、上記した緊急情報レベルに対応した報知方法により報知される。

0087

通信網管理センター11は、緊急情報センター13から受信した緊急の情報信号を受信すると、QoS制御装置23を駆使して、ITS移動体通信網14にリンクする車載型情報通信端末25,25、PDA端末19,19および携帯電話20,20の全情報通信端末の通信中の通信負荷の状態を即座にチェックし、負荷状態のレベルに応じて、上述した(1)および(2)の2つの緊急情報の中から送信方法が決定される。

0088

前記通信負荷が通常時に比べて大である場合、ITS移動体通信網の通信中の全ての情報通信端末(車載型情報通信端末25,PDA端末19,携帯電話20)が遮断されるに先だって、一定時間x、一斉に緊急情報の概要がアナウンス信号27として、全ての情報通信端末へ送信される。

0089

このアナウンス信号27は、上述したように防災情報の緊急情報レベルに対応した所定のメッセージであり、言語または電子音等の注意喚起する信号である。

0090

また、情報通信端末の1つであって、ITS移動体通信網14内の携帯電話20,20やPDA端末19,19によりITS移動体通信網14外の携帯電話20,20やPDA端末19,19と交信中であるような場合にも、車載型情報通信端末25,25の場合と同様に、図2に示されるx時間緊急情報信号を送信し、報知が行なわれる。

0091

この時、ITS移動体通信網14内の通信中の通信容量のレベルがどのようになっているか、事前にQoS制御手段が働き、上述したように、2つの緊急情報の送信方法の内1つを選定する。

0092

その時の前記通信容量が極限のレベルすなわち、最小通信速度Δ以下の状態であれば、ITS移動体通信網全体の通信を一旦全面的に遮断する。

0093

また、その時の通信中回線が過密状態でない場合、すなわち最小通信速度Δ以上であったとすると、前記QoS制御手段が働き、図2に示すQoS対応速度28の範囲で、通信容量の変動に対応しながら制御が行なわれる。

0094

すなわち、例えば、QoS対応速度がγレベルであったとすると、通信品質がかろうじて通信できる状態のΔレベルよりやや向上した通信ができる。

0095

このように、通信速度がΔレベル、γレベル更にはβレベルというように、前記通信中の通信容量の変動に対応して最適な通信レベルが選定される。

0096

以上のように、通信中の通信の遮断や通信中の通信が継続して可能な状態の場合の最適な通信レベルの選定に入る前の一定時間(時刻X−W)、緊急情報センター13は、ITS移動体通信網14を介して、緊急情報の報知を行なう旨の予告報知を行なう。

0097

また、緊急情報センター13は、同時に他の非通信中の情報通信端末に対して、この情報通信端末自体に内蔵されている非常時通信電波受信装置(スリーブ機能内蔵)を介して、V時刻から一定時間Xの間前記アナウンス信号27を発信する。

0098

このアナウンス信号27の発信は、通信容量が最低通信速度Δ以上であれば、通話による報知が可能であるが、通信容量が最低通信速度Δ以下の場合には、断続音信号音のように通信容量にそれほど影響しない電子音、更には振動や画面表示により伝える方法を用いることができる。

0099

このようにして、情報通信端末へ一定時間(時刻X−W)緊急情報の概要のアナウンスを行なう。この一定時間とは、例えば、1〜2分程度の時間である。

0100

上記の一定時間に発信される緊急情報通信は、緊急情報センター13の判断により地震が発生した特定の地方に対して発信される。

0101

また、県レベルの狭まったエリアでは、更に時刻Yまでの数分程度の時間に亘って、詳細地震情報を緊急情報として送信する。

0102

更には、狭まった都市部の震源地においては、時刻Zまでの比較的長時間、地震の被害状況や非難情報をタイムリーに報知する緊急情報を送信する。

0103

なお、例えば上記県レベルで情報発信し、一定時間経過後は通信容量が相当に低減されることとなるため、通信品質は、やや回復した状態で緊急情報の受信ができる。

発明の効果

0104

本発明によれば、ITS移動体通信網と緊急情報通信網とがネットワークを組み、緊急情報の発生時には、これらの各通信網を活用して、でき得る限り早く、公衆の情報通信端末へ提供し得るITS移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムであるから、平常時には可能な限り緊急情報通信網を介した情報通信が可能であると共に、非常事態発生時等の防災情報が発生した場合には、その防災レベルに応じた緊急情報が、当該ITS移動体通信網の全ての情報通信端末に対し、通信中であるか否かを問わず、情報提供される。

図面の簡単な説明

0105

図1本発明の移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムの第1の実施形態を示す概略図。
図2本発明の移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムにおいて、幅広い通信品質(QoS)を採用した場合の通信速度と通信時間の関係を示す概略図。
図3本発明の移動体通信網を用いた情報提供サービス方法およびシステムにおいて、防災・災害情報の発生からITS移動体通信網を介して情報通信端末における防災・災害情報の確認までのフローを示す図。

--

0106

11 ITS移動体通信網管理センター
12 ITS情報センター
12a〜12d DB(Data Base)
13 緊急情報センター
13a公衆網
14 ITS移動体通信網
15防災管理センター
16専用通信回線
17a〜17h 車両(乗用自動車,トラック等)
18通信回線
17i,19a,20a 非常時通信電波受信装置
19PDA端末
20携帯電話
21 高度DSRC
22 次世代セルラー
23QoS制御装置
24報知手段
25車載型情報通信端末
26 防災ネットワーク
27アナウンス信号
28 QoS対応速度

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