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技術 ICタグが内蔵された多面体及びこれを利用したゲーム装置

出願人 トッパン・フォームズ株式会社
発明者 木下和之花澤文浩
出願日 2001年4月26日 (19年8ヶ月経過) 出願番号 2001-129609
公開日 2002年11月5日 (18年1ヶ月経過) 公開番号 2002-320763
状態 拒絶査定
技術分野 デジタルマーク記録担体 電子ゲーム機 記録担体の読み取り その他のゲーム
主要キーワード 内蔵位置 窪みの底面 読み取り感度 進め方 情報書込 参加者毎 多面体 密着型
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

双六等のゲームの参加者が自分で振ることができながらもその出た数を自動的に認識可能なさいころとして用いる。

解決手段

さいころ1を構成する各面に、非接触状態にて情報の書き込み及び読み取りが可能なICタグ2a〜2fを設け、さいころ1を構成する各面を識別可能な情報をICタグ2a〜2fに書き込む。

概要

背景

従来より、さいころを用いて行う双六は、双六の参加者順番にそれぞれさいころを振って、出たさいころの目にしたがって等を進め、盤面に記載された要件を実行したり、ゴールへの到着順を競ったりして楽しむものである。

また、近年では、コンピュータ等の制御によってディスプレイ等の表示手段上に数字を表示させ、この数字を双六の参加者がスタートストップ等のボタン操作を行うことによってシャッフルし、表示手段上に表示された数字にしたがって駒等を進めるものもある。

概要

双六等のゲームの参加者が自分で振ることができながらもその出た数を自動的に認識可能なさいころとして用いる。

さいころ1を構成する各面に、非接触状態にて情報の書き込み及び読み取りが可能なICタグ2a〜2fを設け、さいころ1を構成する各面を識別可能な情報をICタグ2a〜2fに書き込む。

目的

本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、双六等のゲームの参加者が自分で振ることができながらもその出た数を自動的に認識可能なさいころとして用いることができるICタグが内蔵された多面体及びこれを利用したゲーム装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
3件

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請求項1

非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICタグが内蔵された多面体であって、前記ICタグは、前記多面体を構成する各面のそれぞれに設けられていることを特徴とするICタグが内蔵された多面体。

請求項2

請求項1に記載のICタグが内蔵された多面体において、前記ICタグはそれぞれ、前記多面体を構成する各面を識別可能な情報が書き込まれていることを特徴とするICタグが内蔵された多面体。

請求項3

請求項2に記載のICタグが内蔵された多面体において、前記ICタグはそれぞれ、前記多面体を識別可能な情報が書き込まれていることを特徴とするICタグが内蔵された多面体。

請求項4

非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICタグが内蔵された多面体であって、前記多面体を構成する各面のそれぞれに設けられ、前記各面を識別可能な情報が書き込まれた複数のICタグからなる面識別用ICタグ群と、前記多面体を識別可能な情報が書き込まれたICタグである多面体識別用ICタグとを有することを特徴とするICタグが内蔵された多面体。

請求項5

請求項2乃至4のいずれか1項に記載のICタグが内蔵された多面体を利用したゲーム装置であって、前記ICタグに対する情報の書き込み及び読み取りを行う情報書込/読取手段と、予め格納されたゲーム情報に前記情報書込/読取手段にて読み取られた情報を組み込む制御手段と、前記制御手段にて前記情報書込/読取手段によって読み取られた情報が組み込まれた前記ゲーム情報を表示する表示手段とを有することを特徴とするゲーム装置。

請求項6

請求項5に記載のゲーム装置において、前記情報書込/読取手段は、前記多面体を構成する複数の面のうち1つの面に設けられたICタグのみから前記面を識別可能な情報を読み取ることを特徴とするゲーム装置。

技術分野

0001

本発明は、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICタグが内蔵された多面体及びこれを利用したゲーム装置に関する。

背景技術

0002

従来より、さいころを用いて行う双六は、双六の参加者順番にそれぞれさいころを振って、出たさいころの目にしたがって等を進め、盤面に記載された要件を実行したり、ゴールへの到着順を競ったりして楽しむものである。

0003

また、近年では、コンピュータ等の制御によってディスプレイ等の表示手段上に数字を表示させ、この数字を双六の参加者がスタートストップ等のボタン操作を行うことによってシャッフルし、表示手段上に表示された数字にしたがって駒等を進めるものもある。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、さいころを振って出たさいころの目にしたがって駒等を進めるものにおいては、双六の参加者がさいころを振る順番を間違えたり、さいころの目にしたがって駒等を進める数を間違えたりする虞れがある。また、駒等が参加者の意志によらずに動いてしまう虞れがあり、その場合、駒等が現在存在していた位置がわからなくなってしまうという問題点がある。

0005

また、コンピュータ等の制御によって表示手段上に数字を表示させ、この数字を参加者がボタン操作を行うことによってシャッフルし、表示手段上に表示された数字にしたがって駒等を進めるものにおいては、駒等を進めるための数字を決定する動作を双六の参加者が行うのではなく、参加者はボタン操作をするだけであって、実際にはコンピュータ等の制御によってその数字が決定されるため、参加者にとってさいころを振る等といった駒等を進めるための数字を決定する楽しみが薄れてしまうという問題点がある。また、駒等を進めるための数字がコンピュータ等の制御によって決められるため、例えば、参加者等が自分に有利なようにコンピュータ等を予め設定することが可能であり、その場合、双六が平等に行われなくなってしまうという問題点がある。

0006

本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、双六等のゲームの参加者が自分で振ることができながらもその出た数を自動的に認識可能なさいころとして用いることができるICタグが内蔵された多面体及びこれを利用したゲーム装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するために本発明は、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICタグが内蔵された多面体であって、前記ICタグは、前記多面体を構成する各面のそれぞれに設けられていることを特徴とする。

0008

また、前記ICタグはそれぞれ、前記多面体を構成する各面を識別可能な情報が書き込まれていることを特徴とする。

0009

また、前記ICタグはそれぞれ、前記多面体を識別可能な情報が書き込まれていることを特徴とする。

0010

また、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICタグが内蔵された多面体であって、前記多面体を構成する各面のそれぞれに設けられ、前記各面を識別可能な情報が書き込まれた複数のICタグからなる面識別用ICタグ群と、前記多面体を識別可能な情報が書き込まれたICタグである多面体識別用ICタグとを有することを特徴とする。

0011

また、前記ICタグが内蔵された多面体を利用したゲーム装置であって、前記ICタグに対する情報の書き込み及び読み取りを行う情報書込/読取手段と、予め格納されたゲーム情報に前記情報書込/読取手段にて読み取られた情報を組み込む制御手段と、前記制御手段にて前記情報書込/読取手段によって読み取られた情報が組み込まれた前記ゲーム情報を表示する表示手段とを有することを特徴とする。

0012

また、前記情報書込/読取手段は、前記多面体を構成する複数の面のうち1つの面に設けられたICタグのみから前記面を識別可能な情報を読み取ることを特徴とする。

0013

(作用)上記のように構成された本発明においては、複数の面から構成される多面体の各面のそれぞれに、非接触状態にて情報の書き込み及び読み取りが可能なICタグが設けられている。この各面に設けられたICタグのそれぞれに、多面体を構成する各面を識別可能な情報を書き込んでおく。例えば、多面体をさいころとした場合、さいころの各面の数を識別可能な情報を書き込んでおく。このさいころを、ICタグに対する情報の書き込み及び読み取りを行う情報書込/読取手段を有するゲーム装置に利用して、該情報書込/読取手段上にて振ると、さいころの面のうち、情報書込/読取手段に接する面に設けられたICタグに書き込まれた情報が読み取られ、該情報によって識別される数を用いてゲーム装置におけるゲームが行われる。

0014

これにより、ゲームの参加者が、ゲームに用いられる数を決めるための動作を自分で行うことができながらも、決定した数が自動的に認識されて該数を用いてゲームが行われることになる。

0015

また、ICタグに多面体を識別可能な情報が書き込まれている場合は、例えば、さいころを用いたゲーム等を複数の参加者で行う場合に、複数の参加者毎に異なるさいころを使用させれば、自動的に認識された数がどの参加者が振ったさいころによるものであるかを識別することができる。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

0017

図1は、本発明のICタグが内蔵された多面体の実施の一形態を示す図であり、(a)は外観図、(b)は多面体を構成する各面に設けられるICタグの設置状態を示す図、(c)は多面体内部に設けられるICタグの設置状態を示す図である。

0018

本形態は図1に示すように、多面体であるさいころ1を構成する各面の表面には、一般的なさいころと同様に視覚的に認識可能な情報がそれぞれ表示されており、また、その各面にはそれぞれ、対向する面を識別可能な情報が書き込まれた面識別用ICタグ群であるICタグ2a〜2fが内蔵あるいは裏面に貼付されている。すなわち、表面に“1”を表現する情報が記載された面には“6”が情報として書き込まれたICタグ2aが内蔵あるいは裏面に貼付されており、表面に“2”を表現する情報が記載された面には“5”が情報として書き込まれたICタグ2bが内蔵あるいは裏面に貼付されており、表面に“3”を表現する情報が記載された面には“4”が情報として書き込まれたICタグ2cが内蔵あるいは裏面に貼付されており、表面に“4”を表現する情報が記載された面には“3”が情報として書き込まれたICタグ2dが内蔵あるいは裏面に貼付されており、表面に“5”を表現する情報が記載された面には“2”が情報として書き込まれたICタグ2eが内蔵あるいは裏面に貼付されており、表面に“6”を表現する情報が記載された面には“1”が情報として書き込まれたICタグ2fが内蔵あるいは裏面に貼付されている。また、さいころ1の内部には、さいころ1を識別可能な情報が書き込まれた多面体識別用ICタグであるICタグ3が内蔵されている。ここで、さいころ1を構成する各面に設けられたICタグ2a〜2fは、外部に設けられた情報書込/読取装置密着することにより情報の書き込みあるいは読み出しが行われる密着型非接触型ICタグであり、また、さいころ1の内部に設けられたICタグ3は、外部に設けられた情報書込/読取装置の近傍に位置することにより情報の書き込みあるいは読み出しが行われる近傍型の非接触型ICタグである。

0019

以下に、上記のように構成されたさいころを利用したゲーム装置について説明する。

0020

図2は、図1に示したさいころを利用したゲーム装置の一例を示すブロック図である。

0021

本形態に用いられるゲーム装置は図2に示すように、さいころ1に内蔵されたICタグ2a〜2f,3に対する情報の書き込み及び読み取りを行う情報書込/読取器10と、さいころ1を利用したゲームに関する情報や、ICタグ2a〜2f,3に書き込まれた情報に対応づけて予め指定された情報等が格納されるとともに、ICタグ2a〜2f,3に書き込むべき情報が入力可能に構成された制御手段であるコントローラ20と、コントローラ20に格納された情報及び情報書込/読取器10にてICタグ2a〜2f,3から読み取られた情報に基づいてコントローラ20の制御によって所定の情報を表示する表示手段であるディスプレイ30とから構成されている。

0022

また、情報書込/読取器10は、コントローラ20との間における情報のやりとりを行うためのI/O部14と、ICタグ2a〜2f,3に対する情報の書き込み及び読み取りを行う情報書込/読取部13と、ICタグ2a〜2fと情報書込/読取部13との間における情報の送受信を非接触状態で行うためのアンテナ15aと、ICタグ3と情報書込/読取部13との間における情報の送受信を非接触状態で行うためのアンテナ15bと、電源部11と、情報書込/読取部13にてICタグ2a〜2f,3から読み取られた情報をI/O部14を介してコントローラ20に出力するとともにコントローラ20からI/O部14を介して入力された情報を情報書込/読取部13に与える制御部12とから構成されている。なお、ICタグ3の内蔵位置とアンテナ15bとの配置によっては、ICタグ3に書き込まれた情報のアンテナ15bを介しての読み取り感度によって1つのアンテナ15bのみでは情報の安定した読み取りを行うことができない場合もあるため、アンテナ15bを複数設けることも考えられる。

0023

また、コントローラ20は、情報書込/読取器10との間における情報のやりとりを行うためのI/O部23と、さいころ1を利用したゲームに関する情報や、ICタグ2a〜2f,3に書き込まれた情報に対応づけて予め指定された情報等が格納された記憶部25と、ICタグ2a〜2f,3に書き込むべき情報や記憶部25に格納される情報が入力される入力部24と、記憶部25に格納された情報及び情報書込/読取器10にてICタグ2a〜2f,3から読み取られた情報に基づいてディスプレイ30に所定の情報を表示する表示制御部26と、電源部21と、入力部24を介して入力された情報を記憶部25に格納したりI/O部23を介して情報書込/読取器10に与えたりするとともに、情報書込/読取器10からI/O部23を介して入力された情報と記憶部25に格納された情報とを表示制御部26に与える制御部22とから構成されている。

0024

ここで、上述した情報書込/読取器10の構造について説明する。

0025

図3は、図2に示した情報書込/読取器10の構造の一例を説明するための図であり、(a)は断面図、(b)は図1に示したさいころ1が情報書込/読取器10に投げ込まれた状態を示す図である。

0026

図3に示すように本形態における情報書込/読取器10においては、底面16と斜面17とを有する盆状の窪みが設けられており、底面16には、さいころ1がこの窪みに投げ込まれた場合にさいころ1に内蔵されたICタグ2a〜2fのうち底面16に接している面に内蔵されたICタグ2a〜2fとの間において情報の送受信を非接触状態で行うためのアンテナ15aが設けられており、また、斜面17には、さいころ1がこの窪みに投げ込まれた場合にさいころ1に内蔵されたICタグ3との間において情報の送受信を非接触状態で行うためのアンテナ15bが、さいころ1の1面が底面16に接した場合にICタグ3に対して情報の送受信を非接触状態で行うことができる位置に設けられている。なお、アンテナ15aの大きさは、さいころ1の1面が底面16に接している状態において底面16に接している面に内蔵されたICタグ2a〜2fとの間においてのみ情報の送受信を非接触状態で行うことができる程度の大きさとなっている。

0027

上記のような構造を有する情報書込/読取器10にさいころ1が投げ込まれた場合、さいころ1は斜面17によって盆状の窪みの底面16に導かれ、さいころ1の1面が底面16に接した状態となって停止し、その状態で、底面16に接したさいころの面に設けられたICタグ2a〜2fに対する情報の書き込みあるいは読み取りがアンテナ15aを介して行われる。なお、図3に示したものにおいては、盆状の窪みに斜面17を設け、それにより、さいころ1がこの窪みに投げ込まれた場合、さいころ1が盆状の窪みの底面16に導かれる構造としたが、この窪みの下部にさらにさいころ1が入り込むことが可能な径を有する筒状の空間を設け、それにより、さいころ1の1面が底面16に確実に接するように構成することも考えられる。また、情報書込/読取器10においてさいころ1が投げ込まれた場合に振動を発生させ、それにより、さいころ1の1面が底面16に確実に接するように構成することも考えられる。

0028

以下に、図1に示したようなさいころを図2及び図3に示したようなゲーム装置に利用した場合のゲーム装置の動作について、図1に示したさいころ、並びに図2及び図3に示したゲーム装置を用いて双六を行う場合を例に挙げて説明する。なお、本形態においては、双六の参加者がそれぞれ異なるさいころを用いて双六に参加するものとする。

0029

まず、双六を行う前に、参加者が用いるさいころ1のそれぞれに内蔵されたICタグ3に、さいころ1を識別するための情報を書き込む。この情報の書き込みは、書き込み専用の装置で行ってもよいが、本形態においては、図2及び図3に示したゲーム装置の情報書込/読取器10にて行うこととする。ゲーム装置の情報書込/読取器10に、情報を書き込むさいころ1を投げ込む。すると、さいころ1は、上述したように、情報書込/読取器10に設けられた盆状の窪みの斜面17によって盆状の窪みの底面16に導かれ、さいころ1の1面が底面16に接した状態となって停止する。この状態で、さいころ1を識別するための情報を入力部24を介してコントローラ20に入力すると、入力された情報がコントローラ20から情報書込/読取器10に与えられ、情報書込/読取部13によってアンテナ15bを介してさいころ1に内蔵されたICタグ3に書き込まれる。なお、さいころ1を識別するための情報としては、そのさいころ1を使用する参加者の氏名やニックネーム等が考えられる。また、入力部24を介して入力された情報は、コントローラ20内の記憶部25にも格納される。

0030

次に、さいころ1を振る順番を決定し、その順番の情報を入力部24を介してコントローラ20に入力する。その際、ディスプレイ30には、表示制御部26による制御によって、記憶部25に格納されたさいころ1を識別するための情報が表示されている。参加者は、ディスプレイ30に表示された情報のそれぞれに、決定した順番を入力部24を介して入力することにより付与する。入力部24を介して入力された順番は、記憶部25に格納されたさいころ1を識別するための情報と対応づけて記憶部25に格納される。なお、さいころ1を振る順番のコントローラ20への入力においては、さいころ1を識別するための情報を入力する際に同時に行ってもよい。

0031

その後、記憶部25に格納された双六に関する情報が表示制御部26における制御によってディスプレイ30に表示され、双六が開始される。

0032

参加者がさいころ1を情報書込/読取器10に投げ込むと、さいころ1は、情報書込/読取器10に設けられた盆状の窪みの斜面17によって盆状の窪みの底面16に導かれ、さいころ1の1面が底面16に接した状態となって停止する。

0033

この状態において、さいころ1に内蔵されたICタグ3に書き込まれた情報がアンテナ15bを介して情報書込/読取部13にて読み取られるとともに、さいころ1を構成する面のうち底面16に接した面に設けられたICタグ2a〜2fに書き込まれた情報がアンテナ15aを介して情報書込/読取部13にて読み取られ、情報書込/読取部13にて読み取られた情報が、コントローラ20に与えられる。

0034

すると、まず、コントローラ20内の制御部22において、記憶部25に格納された情報のうち、ICタグ3から読み取られた情報が抽出され、該情報に対応づけられた順番が確認される。

0035

さいころ1を振る順番が正しかった場合、ICタグ2a〜2fから読み取られた情報に基づいて、ディスプレイ30に表示されている双六において駒等が進められる。ここで、さいころ1の各面に設けられたICタグ2a〜2fにおいては、上述したように、対向する面を識別可能な情報が書き込まれているため、さいころ1が、その1面が情報書込/読取器10の窪みの底面16に接した状態となった場合、上部から“1”が視覚的に認識される場合はICタグ2fが設けられた面が底面16に接することになりアンテナ15aを介してICタグ2fから“1”が情報として読み取られ、上部から“2”が視覚的に認識される場合はICタグ2eが設けられた面が底面16に接することになりアンテナ15aを介してICタグ2eから“2”が情報として読み取られ、上部から“3”が視覚的に認識される場合はICタグ2dが設けられた面が底面16に接することになりアンテナ15aを介してICタグ2dから“3”が情報として読み取られ、上部から“4”が視覚的に認識される場合はICタグ2cが設けられた面が底面16に接することになりアンテナ15aを介してICタグ2cから“4”が情報として読み取られ、上部から“5”が視覚的に認識される場合はICタグ2bが設けられた面が底面16に接することになりアンテナ15aを介してICタグ2bから“5”が情報として読み取られ、上部から“6”が視覚的に認識される場合はICタグ2aが設けられた面が底面16に接することになりアンテナ15aを介してICタグ2aから“6”が情報として読み取られる。

0036

また、コントローラ20内の制御部22においてさいころ1を振る順番を確認した結果、さいころ1を振る順番が正しくなかった場合は、その旨が表示制御部26における制御によってディスプレイ30に表示される。

0037

また、コントローラ20内の制御部22において、さいころ1を識別するために記憶部25に格納された参加者の氏名やニックネーム等をさいころ1を振る順番にしたがって抽出し、表示制御部26における制御によって次にさいころ1を振る参加者の氏名やニックネーム等をディスプレイ30に表示したり、音声等によって出力したりすることも考えられる。

0038

また、双六を途中で終了する場合、コントローラ20の記憶部25に現在行われていたゲームの種類と参加者(さいころ1)を識別するための情報とを対応づけて格納しておき、さらに、さいころ1の各面に設けられたICタグ3に、参加者(さいころ1)を識別するための情報と対応づけて現在の駒等の位置を書き込んでおけば、その後、双六の続きを行うことができる。

0039

また、本形態においては、さいころ1を構成する各面の表面には、一般的なさいころと同様に視覚的に認識可能な“1”〜“6”を表現する情報がそれぞれ表示されており、また、表面に“1”を表現する情報が記載された面には“6”が情報として書き込まれたICタグ2aが内蔵あるいは裏面に貼付されており、表面に“2”を表現する情報が記載された面には“5”が情報として書き込まれたICタグ2bが内蔵あるいは裏面に貼付されており、表面に“3”を表現する情報が記載された面には“4”が情報として書き込まれたICタグ2cが内蔵あるいは裏面に貼付されており、表面に“4”を表現する情報が記載された面には“3”が情報として書き込まれたICタグ2dが内蔵あるいは裏面に貼付されており、表面に“5”を表現する情報が記載された面には“2”が情報として書き込まれたICタグ2eが内蔵あるいは裏面に貼付されており、表面に“6”を表現する情報が記載された面には“1”が情報として書き込まれたICタグ2fが内蔵あるいは裏面に貼付されているが、各面に任意の情報を表示し、それに対向する面に設けられたICタグ2a〜2fにそれぞれ当該任意の情報に対応づけて参加者が任意に設定した情報を書き込んでおくことも考えられる。例えば、さいころ1の各面に任意の絵柄(例えば、兎、亀、取り、ロケット等)を表示しておき、それに対向する面に設けられたICタグ2a〜2fにそれぞれ、当該任意の絵柄に応じて決定する駒等の進める数を予め書き込んでおけば、双六の進み方を早めたり、一般的なさいころを使用した場合とは異なる駒等の進め方を楽しむことができる。

0040

また、本形態においては、さいころ1の内部に、外部に設けられた情報書込/読取装置の近傍に位置することにより情報の書き込みあるいは読み出しが行われる近傍型の非接触型ICタグ3を設け、このICタグ3にさいころ1を識別するための情報を書き込み、ICタグ3の書き込まれた情報を読み取ることによりさいころ1を識別しているが、さいころ1を構成する各面に設けられたICタグ2a〜2fのそれぞれに、さいころ1を識別するための情報を書き込んでおき、情報書込/読取器10においてアンテナ15aを介して該情報を読み取ってさいころ1を識別することも考えられる。その場合、図3に示したアンテナ15bは不要となる。また、1つのさいころ1のみを用いて参加者を識別することなく双六を行ってもよい。

0041

(他の実施の形態)図4は、本発明のゲーム装置に用いられる情報書込/読取器の他の構造例を示す図であり、(a)は断面図、(b)は上面図である。

0042

図4に示すように本形態における情報書込/読取器110においては、図1に示したさいころ1に内蔵されたICタグ2a〜2fに対して情報の書き込み及び読み取りを行うためのコイル状のアンテナ115が内蔵されており、さらに、その表面には、さいころ1が投げ込まれるための平坦部111と、平坦部111を囲むようにアンテナ115が内蔵された領域上にさいころ1が停止することがないような形状に形成された凸部112とが設けられている。

0043

上記のような構造を有する情報書込/読取器110にさいころ1が投げ込まれた場合、さいころ1は平坦部111上を転がって停止し、その状態で、平坦部111に接したさいころの面に設けられたICタグ2a〜2fに対して情報の書き込みあるいは読み取りがアンテナ115を介して行われる。一般的に、コイル状のアンテナを有する情報書込/読取器110においては、コイルによって生じる磁界によってICタグ2a〜2f内のアンテナに電流を発生させるため、アンテナ115に対するICタグ2a〜2fの向きが、ICタグ2a〜2fに対する情報の書き込みあるいは読み取りが可能となるかどうかの重要な要素となる。本発明においては、アンテナ115と接し、かつ対向したICタグ2a〜2fに対してのみ情報の書き込みあるいは読み取りを行うため、アンテナ115と対向しないICタグ2a〜2fに対して情報の書き込みあるいは読み取りが行われないように、アンテナ115が内蔵された領域上に凸部112を形成し、それにより、アンテナ115が内蔵された領域上にさいころ1が停止することがないように構成している。

0044

上述した実施の形態においては、多面体として立方体のさいころを例に挙げて説明したが、六角錐八角錐等の立体においても、その各側面のそれぞれにそれぞれを識別可能な情報が書き込まれたICタグを内蔵したり、円盤状のルーレットにおいても、それぞれの領域に、該領域を識別可能な情報が書き込まれたICタグを内蔵すれば、本形態と同様の動作が行われることになる。

発明の効果

0045

本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。

0046

(1)複数の面から構成される多面体の各面のそれぞれに、非接触状態にて情報の書き込み及び読み取りが可能なICタグが設けられているため、例えば、この多面体をさいころとした場合、さいころの各面の数を識別可能な情報をICタグに書き込んでおけば、このさいころを、ICタグに対する情報の書き込み及び読み取りを行う情報書込/読取手段を有するゲーム装置に利用して、該情報書込/読取手段上にて振ると、さいころの面のうち、情報書込/読取手段に接する面に設けられたICタグに書き込まれた情報が読み取られ、該情報によって識別される数を用いてゲーム装置におけるゲームが行われることになる。

0047

これにより、ゲームの参加者が、ゲームに用いられる数を決めるための動作を自分で行うことができながらも、決定した数を自動的に認識することができる。

0048

(2)ICタグに多面体を識別可能な情報が書き込まれているものにおいては、例えば、さいころを用いたゲーム等を複数の参加者で行う場合に、複数の参加者毎に異なるさいころを使用させれば、自動的に認識された数がどの参加者が振ったさいころによるものであるかを識別することができる。双六等のようにさいころを振る順番が予め決められているものにおいては、さいころが振られた順番が予め決められた順番であるかどうかを検出することができる。

0049

(3)多面体に内蔵されるICタグは、非接触状態にて情報の書き込み及び読み取りが可能なものであるため、ICタグが物理的に接触する部分を設ける必要がなく、汚れ等に対する耐久性が優れている。

図面の簡単な説明

0050

図1本発明のICタグが内蔵された多面体の実施の一形態を示す図であり、(a)は外観図、(b)は多面体を構成する各面に設けられるICタグの設置状態を示す図、(c)は多面体内部に設けられるICタグの設置状態を示す図である。
図2図1に示したさいころを利用したゲーム装置の一例を示すブロック図である。
図3図2に示した情報書込/読取器の構造の一例を説明するための図であり、(a)は断面図、(b)は図1に示したさいころが情報書込/読取器に投げ込まれた状態を示す図である。
図4本発明のゲーム装置に用いられる情報書込/読取器の他の構造例を示す図であり、(a)は断面図、(b)は上面図である。

--

0051

1 さいころ
2a〜2f,3ICタグ
10,110情報書込/読取器
11,21電源部
12,22 制御部
13 情報書込/読取部
14,23 I/O部
15a,15b,115アンテナ
16 底面
17 斜面
20コントローラ
24 入力部
25 記憶部
26表示制御部
30ディスプレイ
111平坦部
112 凸部

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