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技術 層間強度向上剤

出願人 星光PMC株式会社
発明者 関口秀哉河野宏治
出願日 2001年4月20日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 2001-123638
公開日 2002年10月31日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2002-317393
状態 特許登録済
技術分野 高分子組成物 グラフト、ブロック重合体 接着剤、接着方法 付加系(共)重合体、後処理、化学変成 紙(4)
主要キーワード ジアリルアミン類 紙管原紙 排水負荷 スプレー液 グラフト化剤 アクリルアミド系共重合体 白板紙 カチオン性アクリル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年10月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (1)

課題

スプレー液等の塗工液湿紙表面に対する歩留りが良く、優れた層間強度向上効果発現する層間強度向上剤を提供する。層間強度向上剤を含有する塗工液の調製の作業が容易な層間強度向上剤を提供する。層間強度向上剤を使用する多層抄き紙の製造に伴う排水の水質を改善できる層間強度向上剤を提供する。

解決手段

一般式(A)で示されるジアリルアミン類(a)及び(メタアクリルアミド類(c)をモノマーユニットとして含有して成るカチオン性アクリルアミド系樹脂(I)と、アニオン性モノマー類(b)及び(メタ)アクリルアミド類(c)をモノマーユニットとして含有して成るアニオン性アクリルアミド系樹脂(II)とを含有して成ることを特徴とする層間強度向上剤。

化1

概要

背景

従来から、厚みのある紙管原紙白板紙等は、複数の湿紙を貼り合わせ(抄き合わせ)て抄造する、いわゆる多層抄きにより抄造されている。多層抄き紙を製造する場合には、層間剥離強度を高めるために、湿紙の表面に未糊化澱粉水性スラリースプレー塗布した後、湿紙を抄き合わせることが行われ、この澱粉の水性スラリーは、いわゆる層間強度向上剤として知られている。ところが、澱粉の水性スラリーを使用する場合には、十分な層間強度(層間剥離強度ともいう)が得られず、また、その水性スラリーは澱粉の粉体を水に分散して調製するために、その分散のための作業性が悪いなどの問題がある。さらには澱粉スラリーをスプレー塗布した湿紙を抄き合わせ時に、そのスラリーの一部は白水混入し、排水のCODBOD上昇の原因となり、排水負荷を大きくする等の問題点が指摘されている。

上述した澱粉の水性スラリーを使用する場合の問題点を解決する為に、アクリルアミド系共重合体水溶液を用いる方法が提案されており、例えば特開平7−157999号公報には、アクリルアミドイオン性モノマー及び架橋性モノマーを共重合させたアクリルアミド系共重合体を使用する方法が開示されている。また、特開平7−189195号公報には、アクリルアミド、アニオン性モノマーおよびカチオン性モノマーを共重合して得られた両性のアクリルアミド系共重合体を白濁した状態で使用する方法が開示されている。更には、特開平10−183497号公報には、澱粉の存在下でアクリルアミドなどを共重合させ、そのアクリルアミド系共重合体と澱粉を含有する層間強度向上剤を使用する方法が開示されている。

概要

スプレー液等の塗工液の湿紙表面に対する歩留りが良く、優れた層間強度向上効果発現する層間強度向上剤を提供する。層間強度向上剤を含有する塗工液の調製の作業が容易な層間強度向上剤を提供する。層間強度向上剤を使用する多層抄き紙の製造に伴う排水の水質を改善できる層間強度向上剤を提供する。

一般式(A)で示されるジアリルアミン類(a)及び(メタアクリルアミド類(c)をモノマーユニットとして含有して成るカチオン性アクリルアミド系樹脂(I)と、アニオン性モノマー類(b)及び(メタ)アクリルアミド類(c)をモノマーユニットとして含有して成るアニオン性アクリルアミド系樹脂(II)とを含有して成ることを特徴とする層間強度向上剤。

目的

本発明の第1の目的は、スプレー液等の塗工液の湿紙表面に対する歩留りが良く、優れた層間強度向上効果を発現する層間強度向上剤を提供することにある。本発明の第2の目的は、層間強度向上剤を含有する塗工液の調製の作業が容易な層間強度向上剤を提供することにある。本発明の第3の目的は、層間強度向上剤を使用する多層抄き紙の製造に伴う排水の水質を改善できる層間強度向上剤を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

一般式(A)で示されるジアリルアミン類(a)及び(メタアクリルアミド類(c)をモノマーユニットとして含有して成るカチオン性アクリルアミド系樹脂(I)と、アニオン性モノマー類(b)及び(メタ)アクリルアミド類(c)をモノマーユニットとして含有して成るアニオン性アクリルアミド系樹脂(II)とを含有して成ることを特徴とする層間強度向上剤

請求項

ID=000003HE=025 WI=086 LX=0620 LY=0550(式中、R1およびR2はそれぞれ水素またはメチル基を表す。R3およびR4はそれぞれ水素または炭素数1〜4のアルキル基を表し、R3およびR4は同一であっても相違していても良い。X−は有機酸または無機酸の陰イオンを表す。)

請求項2

前記一般式(A)で示されるジアリルアミン類(a)及び(メタ)アクリルアミド類(c)を重合して得られるカチオン性アクリルアミド系樹脂(I)に、アニオン性モノマー類(b)、及び(メタ)アクリルアミド類(c)をグラフト反応してなるグラフト化アクリルアミド系樹脂及び/又はアニオン性モノマー類(b)及び(メタ)アクリルアミド類(c)を重合して得られるアニオン性アクリルアミド系樹脂(II)に、前記一般式(A)で示されるジアリルアミン類(a)、及び(メタ)アクリルアミド類(c)をグラフト反応してなるグラフト化アクリルアミド系樹脂を含有して成ることを特徴とする層間強度向上剤。

請求項3

前記一般式(A)で示されるジアリルアミン類(a)及び(メタ)アクリルアミド類(c)を重合させて得られるカチオン性アクリルアミド系樹脂(I)と、アニオン性モノマー類(b)及び(メタ)アクリルアミド類(c)を重合して得られるアニオン性アクリルアミド系樹脂(II)とを含有することを特徴とする層間強度向上剤。

請求項4

前記一般式(A)で示されるジアリルアミン類(a)及び(メタ)アクリルアミド類(c)を重合させて得られるカチオン性アクリルアミド系樹脂(I)と、アニオン性モノマー類(b)と、(メタ)アクリルアミド類(c)とを反応させて得られるアクリルアミド系樹脂、及び/又はアニオン性モノマー類(b)及び(メタ)アクリルアミド類(c)を重合して得られるアニオン性アクリルアミド系樹脂(II)と、前記一般式(A)で示されるジアリルアミン類(a)と、(メタ)アクリルアミド類(c)とを反応させて得られるアクリルアミド系樹脂を含有して成ることを特徴とする層間強度向上剤。

請求項5

前記アニオン性モノマー類(b)が、イタコン酸であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の層間強度向上剤。

請求項6

前記反応に際し、グラフト化剤(d)を用いることを特徴とする請求項2又は4に記載の層間強度向上剤。

技術分野

(i) 前記一般式(A)で示されるジアリルアミン類(a)及び(メタアクリルアミド類(c)を重合して得られるカチオン性アクリルアミド系樹脂(I)に、アニオン性モノマー類(b)、及び(メタ)アクリルアミド類(c)をグラフト反応してなるグラフト化アクリルアミド系樹脂、及び

背景技術

0001

本発明は、層間強度向上剤に関し、詳しくは、多層抄き紙を抄造する際に、抄き合わせ前の湿紙表面にスプレーなどにより塗布して使用した場合に、層間強度を高めることができる層間強度向上剤に関する。

0002

従来から、厚みのある紙管原紙白板紙等は、複数の湿紙を貼り合わせ(抄き合わせ)て抄造する、いわゆる多層抄きにより抄造されている。多層抄き紙を製造する場合には、層間剥離強度を高めるために、湿紙の表面に未糊化澱粉水性スラリースプレー塗布した後、湿紙を抄き合わせることが行われ、この澱粉の水性スラリーは、いわゆる層間強度向上剤として知られている。ところが、澱粉の水性スラリーを使用する場合には、十分な層間強度(層間剥離強度ともいう)が得られず、また、その水性スラリーは澱粉の粉体を水に分散して調製するために、その分散のための作業性が悪いなどの問題がある。さらには澱粉スラリーをスプレー塗布した湿紙を抄き合わせ時に、そのスラリーの一部は白水混入し、排水のCODBOD上昇の原因となり、排水負荷を大きくする等の問題点が指摘されている。

発明が解決しようとする課題

0003

上述した澱粉の水性スラリーを使用する場合の問題点を解決する為に、アクリルアミド系共重合体水溶液を用いる方法が提案されており、例えば特開平7−157999号公報には、アクリルアミドイオン性モノマー及び架橋性モノマーを共重合させたアクリルアミド系共重合体を使用する方法が開示されている。また、特開平7−189195号公報には、アクリルアミド、アニオン性モノマーおよびカチオン性モノマーを共重合して得られた両性のアクリルアミド系共重合体を白濁した状態で使用する方法が開示されている。更には、特開平10−183497号公報には、澱粉の存在下でアクリルアミドなどを共重合させ、そのアクリルアミド系共重合体と澱粉を含有する層間強度向上剤を使用する方法が開示されている。

0004

しかしながら、これまでに提案されているアクリルアミド系共重合体を使用しても、そのスプレー液を湿紙表面に塗布した場合の歩留りが十分ではなく、その湿紙を抄き合わせた多層抄き紙の層間強度を効率よく向上させることが出来ないのが現状であり、その改善が切望されている。

課題を解決するための手段

0005

本発明の第1の目的は、スプレー液等の塗工液の湿紙表面に対する歩留りが良く、優れた層間強度向上効果発現する層間強度向上剤を提供することにある。本発明の第2の目的は、層間強度向上剤を含有する塗工液の調製の作業が容易な層間強度向上剤を提供することにある。本発明の第3の目的は、層間強度向上剤を使用する多層抄き紙の製造に伴う排水の水質を改善できる層間強度向上剤を提供することにある。

0006

上記の課題を解決するための手段は、すなわち、(1)一般式(A)で示されるジアリルアミン類(a)及び(メタ)アクリルアミド類(c)をモノマーユニットとして含有して成るカチオン性アクリルアミド系樹脂(I)と、アニオン性モノマー類(b)及び(メタ)アクリルアミド類(c)をモノマーユニットとして含有して成るアニオン性アクリルアミド系樹脂(II)とを含有して成ることを特徴とする層間強度向上剤であり、

0007

本発明の層間強度向上剤は、少なくとも一種のアクリルアミド系樹脂を含有してなる。本発明の層間強度向上剤が一種のアクリルアミド系樹脂を含有する場合には、そのアクリルアミド系樹脂は、一般式(A)で示されるジアリルアミン類(a)と、アニオン性モノマー類(b)と、(メタ)アクリルアミド類(c)とをモノマーユニットとして含有する。本発明の層間強度向上剤が二種以上のアクリルアミド系樹脂を含有する場合には、二種以上のアクリルアミド系樹脂全体として前記三種のモノマーユニットを含有し、しかもいずれのアクリルアミド系樹脂においても前記(メタ)アクリルアミド類(c)をモノマーユニットとして含有してなる。本発明の層間強度向上剤が一種のアクリルアミド系樹脂を含有する場合、その好適なアクリルアミド系樹脂として、

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