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技術 車両用空調装置

出願人 株式会社日本クライメイトシステムズ
発明者 西井秀明木原亮一郎
出願日 2001年4月9日 (19年8ヶ月経過) 出願番号 2001-109847
公開日 2002年10月15日 (18年2ヶ月経過) 公開番号 2002-301921
状態 特許登録済
技術分野 自動車用空気調和 車両用空気調和
主要キーワード 各送風口 下方修正 車内空調 優先事項 駆動回転数 循環口 ブロアモータ 送風モード
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年10月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

ブロアモータの駆動に伴って発生する異音の影響を抑制する。

解決手段

外気導入時、選択された送風モードベントバイレベル、又はヒートモードである場合、ブロアモータ9の駆動回転数を低減する。

概要

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請求項1

内外諸条件に基づいて、外気導入又は内気循環を選択し、ブロアモータを駆動してブロアファンを回転させることにより、外気又は内気を、所定の送風量で、選択された送風モードに従って車内に送風するようにした車両用空調装置において、外気導入時、選択された送風モードがベントバイレベル、又はヒートモードである場合、前記ブロアモータの駆動回転数を低減することを特徴とする車両用空調装置。

技術分野

0001

本発明は、車両用空調装置に関するものである。

0002

一般に、車両用空調装置では、ブロアモータの駆動時の振動により、ブロアモータとブロアモータ取付部、及び、周辺部品共振して異音が発生する。構造上、外気導入時に比べて内気循環時の方が、車室内の乗員に聞こえる、空調ユニット内への空気吸込口での風切り音が大きい。したがって、内気循環時であれば、ブロアモータの駆動に伴って発生する異音はそれ程気にならない。しかし、外気導入時の風切り音が小さい状況では、乗員にとって前記異音は障りなものとなる。

0003

そこで、本発明は、ブロアモータの駆動に伴って発生する異音の影響を抑制可能な車両用空調装置を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0004

本発明は、前記課題を解決するための手段として、車内外諸条件に基づいて、外気導入又は内気循環を選択し、ブロアモータを駆動してブロアファンを回転させることにより、外気又は内気を、所定の送風量で、選択された送風モードに従って車内に送風するようにした車両用空調装置において、外気導入時、選択された送風モードがベントバイレベル、又はヒートモードである場合、前記ブロアモータの駆動回転数を低減するようにしたものである。

0005

この構成により、内気循環に比べて風切り音の小さな外気導入時であって、ウインドウ曇り除去を要求されないベント、バイレベル、又はヒートモードが選択されているのであれば、ブロアモータの駆動回転数を低減して異音の発生を抑制することができる。したがって、車内空調に支障を来たすことなく、異音の発生を抑えることができるので、乗員に与える不快感を低減することが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0006

以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。

0007

図1は、本実施形態に係る車両用空調装置を示す。この車両用空調装置は、車内前方部の空調ユニット1内に、上流側からブロアファン2、エバポレータ3、エアミックスドア4、及びヒータコア5を順次配設したものである。

0008

空調ユニット1の上流側にはインテークドア6が設けられている。インテークドア6は、外気導入口7又は内気循環口8のいずれか一方を閉鎖して内気又は外気を導入可能とする。また、空調ユニット1の下流側には、車内の各送風口に連通する吹出口が形成され、それぞれ図示しないドアによって開閉される。

0009

ブロアファン2は、ブロアモータ9の駆動により回転する。ブロアモータ9は、印加電圧を段階的に調整することにより回転数を調整され、ブロアファン2による送風量を変更する。

0010

エバポレータ3は、図示しない冷凍サイクルの途中に接続され、内部を流動する冷媒気化することにより、空調ユニット1を通過する内気又は外気から吸熱する。

0011

ヒータコア5は、図示しない暖房サイクルの途中に接続され、内部を流動するエンジン冷却水により、エアミックスドア4によって分流された内気又は外気を加熱する。

0012

前記インテークドア6の回動位置、前記ブロアモータ9の駆動回転数、エアミックスドア4の開度、各種ドアの回動位置等は、内気センサ10、外気センサ11、日射センサ12等の各種センサで検出される車内外諸条件に基づいて、制御装置13によって制御される。以下、本発明の特徴部分であるブロアモータ9の駆動制御について、図2フローチャートに従って説明する。

0013

まず、外気導入であるか否かを判断する(ステップS1)。外気導入でなければ、内気循環であるので、空調ユニット1の空気吸込口での風切り音が大きく、ブロアモータの駆動に伴って発生する異音(ブロアモータ自身の騒音のほか、周囲の部材の振動による異音を含む。)がそれ程気にならないものと判断し、ブロアモータ9の駆動回転数には、車内外諸条件に基づいて演算した結果をそのまま使用する(ステップS2)。

0014

一方、外気導入であれば、送風モードが、ベント、バイレベル、又はヒートモードに該当するか否かを判断する(ステップS3)。これらいずれの送風モードにも該当しなければ、デフ又はヒートデフモードであると判断し、異音が乗員に与える不快感よりも、フロントガラス等の曇り除去を優先し、ブロアモータ9の駆動回転数には、前記同様、車内外諸条件に基づいて演算した結果をそのまま使用する(ステップS2)。また、送風モードが、ベント、バイレベル、又はヒートモードに該当すれば、フロントガラスに曇りが発生している等の優先事項がないものと判断し、ブロアモータ9の駆動回転数を補正下方修正)して低減する(ステップS4)。

0015

このようにしてブロアモータ9の駆動回転数が決定されれば、決定された値に対応する電圧をブロアモータ9に印加し、ブロアファン2を回転させる(ステップS5)。これにより、内気循環であれば、風切り音が大きく、異音が気にならないため、通常通りの演算で得られた送風量で車内を空調することができる。また、外気導入であっても、デフ又はヒートデフモードであれば、通常通りの演算で得られた送風量で車内を空調することにより、フロントガラスの曇り除去を優先することができる。さらに、外気導入であって、かつ、デフ又はヒートデフモードでなければ、ブロアモータ9への印加電圧を抑制して、発生する異音により乗員が受ける不快感を低減することが可能となる。

発明の効果

0016

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、外気導入時、選択された送風モードがベント、バイレベル、又はヒートモードである場合、ブロアモータの駆動回転数を低減するようにしたので、適切な車内空調を実現しつつ、異音の発生を抑えて乗員に与える不快感を低減することが可能となる。

図面の簡単な説明

0017

図1本実施形態に係る車両用空調装置の概略図である。
図2本実施形態に係るブロアモータの駆動制御を示すフローチャートである。

--

0018

1…空調ユニット
2…ブロアファン
6…インテークドア
7…外気導入口
8…内気循環口
9…ブロアモータ
13…制御装置

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