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技術 通報システムおよび通報装置

出願人 サクサ株式会社
発明者 薮田雅五磯部徹
出願日 2001年3月30日 (19年8ヶ月経過) 出願番号 2001-098933
公開日 2002年10月11日 (18年2ヶ月経過) 公開番号 2002-300317
状態 未査定
技術分野 警報システム 電話番号の送出、表示 他装置と結合した電話通信 電話機の機能 電話通信サービス
主要キーワード 完了条件 極性判定 メッセージ音声 応答無し 留守番モード設定 通報メッセージ 音声送出 複数通り
関連する未来課題
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この項目の情報は公開日時点(2002年10月11日)のものです。
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図面 (4)

課題

通報装置からの通報電話回線を通じて受け取る複数の通報相手装置とからなる通報システムにおいて、通報相手装置の中に自動応答機能を備える装置があっても、通報相手先のユーザが応答操作したときに、その通報相手装置への通報完了とすることができるようにする。

解決手段

通報装置は、当該通報装置からの通報に対する応答信号として、通報相手装置の少なくとも一つからの、人の操作に基づいて発生する信号を受信したときに、通報を完了したと認識する応答確認手段を備える。

概要

背景

通報装置からの通報メッセージ電話回線を通じて一般電話機を含む通報相手装置に送るようにする通報システムが知られている。図3は、この種の通報システムの構成例を示すもので、通報装置1と、交換機2と、複数の通報相手装置31〜3n(nは2以上の整数)とからなる。4および41〜4nは電話回線である。

複数の通報相手装置31〜3nには、一般電話機だけでなく、ファクシミリ装置留守番電話機のような自動応答機能を備える通信機器を含むことが可能である。なお、この明細書において、一般電話機とは留守番電話機を除く電話機のことを示すものとする。

この図3の通報システムにおいては、通報装置1は、図示を省略したが、複数の通報相手装置31〜3nの電話番号リストを備えており、センサ出力通報者によるボタン操作に基づく通報起動要求が発生すると、前記電話番号リストの電話番号を用いて通報相手装置31〜3nに、予め定められた優先順位に従った順序で、あるいは任意の順序で、順次に発呼が行われ、予め用意された通報メッセージの送出が行われる。

この場合、通報装置1では、複数通りの通報完了条件が設定可能とされており、使用者により、通報要因別に予めそのうちの一つの通報完了条件が設定される。通報完了条件としては、例えば、複数の通報相手装置のいずれか一つが応答すると通報を完了する第1の通報完了条件、すべての通報相手装置が応答したときに通報を完了する第2の通報完了条件などが設定される。

通報装置は、通報起動要求が発生したときには、当該設定された通報完了条件の下で通報動作を開始する。そして、通報装置は、電話番号リストから読み出した電話番号を用いて、交換機にダイヤル送出する。そして、ダイヤル送出後、電話回線がアナログ回線である場合には、電話通信における着信応答の有無を、図示を省略した極性反転検出部により、対の電話線間における直流電圧極性反転があったかどうかにより検出する。そして、極性反転検出部で極性反転を検出すると、相手応答として、通報メッセージを送出する。そして、通報完了条件が満たされたか否か判定し、通話完了条件が満たされたと判別したときには、通報動作を終了する。

例えば、前述した第1の通報完了条件が選択されていたときには、極性反転検出部で相手応答を一回でも検出すると、通報完了条件が満たされたとして、通報動作を終了する。また、第2の通報完了条件が選択されていたときには、すべての通報相手装置について極性反転による相手応答を検出すると、通報完了条件が満たされたとして、通報動作を終了する。

しかしながら、以上のように、極性判定検出部での電話回線における直流電圧の極性反転により相手応答を確認する方式では、通報相手装置31〜3nの中に、自動応答機能を有する通信機器、例えばファクシミリ装置や、留守番モード設定中の留守番電話機があったときには、その自動応答により相手が応答したとしてその通報相手装置への通報を完了したと認識してしまう。

このことは、例えば、通報内容が緊急を要し、相手先のユーザが通報時点でその通報内容を確認することが重要である場合であっても、その時点では実際に相手先のユーザが通報内容を確認していないにもかかわらず、通報が完了したと認識しまうことを意味する。特に、複数の通報相手装置のいずれか一つが応答すると通報動作を終了するという第1の通報完了条件で通報を行なった場合、前記自動応答により、通報完了として通報を終了してしまうと、緊急を要する通報が、相手先のユーザに迅速に伝わらないという問題が生じる。

この問題を解決するために、公開公報「特開2000−209366」に示される通報システムがある。この公開公報に示される通報システムにおいては、複数の相手通報装置を、一般電話機と、自動応答機能を備える通信機器とに予めグループ分けして登録しておき、一般電話機のグループの少なくとも一つからの応答(極性反転)があったときに、前記第1の通報完了条件における通報完了として、通報を終了するようにするものである。

これにより、通報相手先のユーザがオフフックして実際に通報メッセージを受信したことにより通報を完了することができるようになる。

概要

通報装置からの通報を電話回線を通じて受け取る複数の通報相手装置とからなる通報システムにおいて、通報相手装置の中に自動応答機能を備える装置があっても、通報相手先のユーザが応答操作したときに、その通報相手装置への通報完了とすることができるようにする。

通報装置は、当該通報装置からの通報に対する応答信号として、通報相手装置の少なくとも一つからの、人の操作に基づいて発生する信号を受信したときに、通報を完了したと認識する応答確認手段を備える。

目的

この発明は、以上の点にかんがみ、通報相手先のユーザが、確実に通報メッセージを受信することができる状態のときに、その通報相手装置への通報完了と認識することができるようにして、上述の問題点を解決することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
4件

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請求項1

通報装置と、前記通報装置からの通報電話回線を通じて受け取る複数の通報相手装置とからなり、前記複数の通報相手装置は、一般電話機と、自動応答機能を備える通信機器とを含むことが可能であると共に、前記通報装置から、前記複数の通報相手装置に対しては、所定の順序で、あるいは任意の順序で、順次に通報のための発呼を行なう通報システムにおいて、前記通報装置は、当該通報装置からの通報に対する前記通報相手装置からの応答信号として、人の操作に基づいて発生する信号を受信したときに、電話回線を通じて接続中の前記通報相手装置に対する通報の完了と認識する応答確認手段を備えることを特徴とする通報システム。

請求項2

通報装置と、前記通報装置からの通報を電話回線を通じて受け取る複数の通報相手装置とからなり、前記複数の通報相手装置は、一般電話機と、自動応答機能を備える通信機器とを含むことが可能であると共に、前記通報装置から、前記複数の通報相手装置に対しては、所定の順序で、あるいは任意の順序で、順次に通報のための発呼を行ない、前記複数の通報相手装置のうちの少なくとも一つの通報相手装置からの応答があったと確認したときに、通報動作終了とする通報システムにおいて、前記通報装置は、当該通報装置からの通報に対する前記通報相手装置からの応答信号として、人の操作に基づいて発生する信号を受信したときに、前記通報相手装置からの応答があったと確認することを特徴とする通報システム。

請求項3

前記通報装置は、前記通報のための発呼に対する前記通報相手装置の電話通信上の着信応答を確認した後、所定の操作を促すメッセージを前記着信応答をした通報相手装置に送ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通報システム。

請求項4

予め定められた複数の通報相手装置に、定められた所定の順序で、あるいは任意の順序で、電話回線を介して順次に発呼を行なう手段と、前記電話回線を介して接続中の前記通報相手装置に、通報メッセージを送信する手段と、前記電話回線を介して接続中の前記通報相手装置から、人の操作に基づいて発生する信号を受信したか否かを判別する判別手段と、前記判別手段で、前記電話回線を介して接続中の前記通報相手装置から人の操作に基づいて発生する信号を受信したと判別したときに、前記電話回線を介して接続中の前記通報相手装置への通報を完了したと認識する応答確認手段と、を備えることを特徴とする通報装置。

請求項5

前記応答確認手段で、少なくとも一つの通報相手装置への通報を完了したと認識したときに、通報動作を終了する手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の通報装置。

請求項6

前記発呼に対応する電話通信上の着信応答を確認した後、所定の操作を促すメッセージを前記着信応答をした通報相手装置に送る手段を備えることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の通報装置。

技術分野

0001

この発明は、例えば緊急事態の発生などの通報を、通報装置から予め設定されている複数の通報相手装置に対して送る通報システムおよびこのシステムに用いて好適な通報装置に関する。

背景技術

0002

通報装置からの通報メッセージ電話回線を通じて一般電話機を含む通報相手装置に送るようにする通報システムが知られている。図3は、この種の通報システムの構成例を示すもので、通報装置1と、交換機2と、複数の通報相手装置31〜3n(nは2以上の整数)とからなる。4および41〜4nは電話回線である。

0003

複数の通報相手装置31〜3nには、一般電話機だけでなく、ファクシミリ装置留守番電話機のような自動応答機能を備える通信機器を含むことが可能である。なお、この明細書において、一般電話機とは留守番電話機を除く電話機のことを示すものとする。

0004

この図3の通報システムにおいては、通報装置1は、図示を省略したが、複数の通報相手装置31〜3nの電話番号リストを備えており、センサ出力通報者によるボタン操作に基づく通報起動要求が発生すると、前記電話番号リストの電話番号を用いて通報相手装置31〜3nに、予め定められた優先順位に従った順序で、あるいは任意の順序で、順次に発呼が行われ、予め用意された通報メッセージの送出が行われる。

0005

この場合、通報装置1では、複数通りの通報完了条件が設定可能とされており、使用者により、通報要因別に予めそのうちの一つの通報完了条件が設定される。通報完了条件としては、例えば、複数の通報相手装置のいずれか一つが応答すると通報を完了する第1の通報完了条件、すべての通報相手装置が応答したときに通報を完了する第2の通報完了条件などが設定される。

0006

通報装置は、通報起動要求が発生したときには、当該設定された通報完了条件の下で通報動作を開始する。そして、通報装置は、電話番号リストから読み出した電話番号を用いて、交換機にダイヤル送出する。そして、ダイヤル送出後、電話回線がアナログ回線である場合には、電話通信における着信応答の有無を、図示を省略した極性反転検出部により、対の電話線間における直流電圧極性反転があったかどうかにより検出する。そして、極性反転検出部で極性反転を検出すると、相手応答として、通報メッセージを送出する。そして、通報完了条件が満たされたか否か判定し、通話完了条件が満たされたと判別したときには、通報動作を終了する。

0007

例えば、前述した第1の通報完了条件が選択されていたときには、極性反転検出部で相手応答を一回でも検出すると、通報完了条件が満たされたとして、通報動作を終了する。また、第2の通報完了条件が選択されていたときには、すべての通報相手装置について極性反転による相手応答を検出すると、通報完了条件が満たされたとして、通報動作を終了する。

0008

しかしながら、以上のように、極性判定検出部での電話回線における直流電圧の極性反転により相手応答を確認する方式では、通報相手装置31〜3nの中に、自動応答機能を有する通信機器、例えばファクシミリ装置や、留守番モード設定中の留守番電話機があったときには、その自動応答により相手が応答したとしてその通報相手装置への通報を完了したと認識してしまう。

0009

このことは、例えば、通報内容が緊急を要し、相手先のユーザが通報時点でその通報内容を確認することが重要である場合であっても、その時点では実際に相手先のユーザが通報内容を確認していないにもかかわらず、通報が完了したと認識しまうことを意味する。特に、複数の通報相手装置のいずれか一つが応答すると通報動作を終了するという第1の通報完了条件で通報を行なった場合、前記自動応答により、通報完了として通報を終了してしまうと、緊急を要する通報が、相手先のユーザに迅速に伝わらないという問題が生じる。

0010

この問題を解決するために、公開公報「特開2000−209366」に示される通報システムがある。この公開公報に示される通報システムにおいては、複数の相手通報装置を、一般電話機と、自動応答機能を備える通信機器とに予めグループ分けして登録しておき、一般電話機のグループの少なくとも一つからの応答(極性反転)があったときに、前記第1の通報完了条件における通報完了として、通報を終了するようにするものである。

0011

これにより、通報相手先のユーザがオフフックして実際に通報メッセージを受信したことにより通報を完了することができるようになる。

発明が解決しようとする課題

0012

しかしながら、上述の公開公報の通信システムの場合には、予め、通報相手装置が、一般電話機か自動応答機能を備える通信機器であるかを確認して、グループ分けして通報装置に登録しておく必要があり、登録作業が非常に厄介であるという問題がある。

0013

また、留守番機能を備える電話機は、一般電話機のグループから排除しておく必要があり、通常は、一般電話機として使用して、実際の通報に対してユーザが応答しても、それを通報完了と判定することができないという問題がある。

0014

この発明は、以上の点にかんがみ、通報相手先のユーザが、確実に通報メッセージを受信することができる状態のときに、その通報相手装置への通報完了と認識することができるようにして、上述の問題点を解決することを目的とする。

課題を解決するための手段

0015

上記課題を解決するため、この発明による通報システムは、通報装置と、前記通報装置からの通報を電話回線を通じて受け取る複数の通報相手装置とからなり、前記複数の通報相手装置は、一般電話機と、自動応答機能を備える通信機器とを含むことが可能であると共に、前記通報装置から、前記複数の通報相手装置に対しては、所定の順序で、あるいは任意の順序で、順次に通報のための発呼を行なう通報システムにおいて、前記通報装置は、当該通報装置からの通報に対する前記通報相手装置からの応答信号として、人の操作に基づいて発生する信号を受信したときに、電話回線を通じて接続中の前記通報相手装置に対する通報の完了と認識する応答確認手段を備えることを特徴とする。

0016

上記の構成のこの発明による通報システムにおいては、オフフックに基づく着信応答だけでは通報完了とせずに、その着信応答後の人の操作に基づいて発生する信号を受信したときに、通報完了とする。すなわち、人の操作に基づいて発生する信号を受信したときには、通報相手装置では、ユーザが応答操作をしているから、緊急を要する通報メッセージであっても、確実に通報先のユーザに伝えられる。そして、この発明によれば、通報相手装置の通報装置への登録の際には、グループ分けなどの特別の処理操作を必要としない。

発明を実施するための最良の形態

0017

以下、この発明による通報システムの実施の形態を図を参照しながら説明する。

0018

図1は、この発明による通報システムの実施の形態の構成を示すものである。この実施の形態の通信システムの全体の基本的な構成は、図3で示したものと同様であって、通報装置11と、交換機12と、複数の通報相手装置131、132、…、13nとからなる。

0019

通報装置11と交換機12との間は、電話回線14で接続され、交換機12と複数の通報相手装置131、132、…、13nとの間は、電話回線141、142、…、14nにより接続されている。

0020

複数の通報相手装置131、132、…、13nには、一般電話機の他、留守番電話機やファクシミリ装置などの自動応答機能を備える通信機器を含むことが可能である。

0021

通報装置11は、マイクロコンピュータを搭載して構成される制御部110を備える。そして、この制御部110に対して、音声送出部111と、ダイヤル送出部112と、極性反転検出部113と、DTMF信号受信部114と、メモリ部115と、操作ボタン116とが接続されている。また、音声送出部111と、ダイヤル送出部112と、極性反転検出部113と、DTMF信号受信部114とは、電話回線14に接続されている。

0022

通報装置11のメモリ部115には、通報相手装置131〜13nのそれぞれの電話番号の情報が記憶されている。この例の場合、複数の通報相手装置131〜13nに対する通報の優先順位が予め定められており、制御部11は、当該通報の優先順位に従って、メモリ部115から通報相手装置131〜13nの電話番号の情報を順次に読み出すようにする。もっとも、複数の通報相手装置131〜13nへの通報の順序は、任意の順序であってもよい。

0023

メモリ部115には、ユーザにより決められた通報完了条件が設定登録されている。この例では、通報完了条件として、複数の通報相手装置のいずれか一つが応答すると通報を完了するという前述した第1の通報完了条件が設定されているものとする。したがって、通報動作が開始されるときには、このメモリ部115から制御部110に、第1の通報完了条件が設定される。

0024

音声送出部111は、予め用意された音声メッセージを電話回線14に送出する。この例では、音声送出部111は、通報メッセージと、通報先のユーザに特定のボタン操作を促すメッセージとの2種類のメッセージを記憶する記憶部を備え、制御部110の指令に基づいて、いずれかのメッセージを送出する。

0025

ダイヤル送出部112は、制御部110からの指令により、通報の発呼時に、メモリ部115から読み出した通報相手装置の電話番号情報に基づいて、電話回線14にダイヤル送出を行う。

0026

極性反転検出部113は、通報相手装置での着信応答を検知した交換機12による電話線間における直流電圧の極性反転を検出する。そして、その極性反転検出出力を制御部110に供給する。制御部110は、この極性反転検出部113の極性反転検出出力により、通報相手装置での着信応答を認識する。

0027

DTMF信号受信部114は、通報相手装置からのDTMF信号を受信して、デコードし、そのデコード出力を制御部110に供給する。制御部110は、このDTMF信号受信部114からのDTMF信号のデコード出力が、予め定めたボタン操作に対応するものであるかどうか判別し、予め定めたボタン操作に対応するものであったときには、そのときに電話回線を通じて接続されている通報相手装置に対する通報完了であると認識する。

0028

操作ボタン116は、この実施の形態では、通報の起動のためのものである。なお、操作ボタンの操作ではなく、センサ検出出力を制御部110で監視し、センサの検出出力が、例えば異常を示したときに通報の起動をするようにすることもできる。

0029

次に、以上のような構成を備える通報装置での通報時の処理動作を、図2フローチャートを参照しながら説明する。この図2のフローチャートの各ステップの処理は、制御部110での処理を中心として示したものである。

0030

まず、通報起動要求が発生したか否か判別する。この例では、操作ボタン116が押されたか否か判別する(ステップS101)。通報起動要求が発生したと判別したときには、予め定められている優先順位に従って、メモリ部115から第1番目の通報相手装置の電話番号を読み出し、ダイヤル送出部112によりダイヤル送出して、第1番目の通報相手装置に対して発呼を行う(ステップS102)。

0031

次に、この発呼に対応して通報相手装置が着信応答したか否かを極性反転検出部113での極性反転検出出力によって判別する(ステップS103)。極性反転による通報相手装置の着信応答を検出すると、制御部110は、音声送出部111に通報メッセージを送出するように指示する(ステップS104)。音声送出部111は、これを受けて、通報メッセージ音声を、電話回線14を通じて接続中の通報相手装置に対して送出する。

0032

続いて、制御部110は、音声送出部111に、特定の操作ボタン、例えば数字ボタン“0”の操作を促すメッセージを送出するように指示する(ステップS105)。音声送出部111は、これを受けて、例えば「通報メッセージを確認したら、数字ボタン“0”を押して下さい。」というメッセージ音声を電話回線14を通じて接続中の通報相手装置に対して送出する。そして、制御部110は、DTMF信号受信部114からのDTMF信号のデコード出力を監視し、数字ボタン“0”に対応するDTMF信号を受信したか否か監視する(ステップS106)。

0033

前記メッセージ音声を受けた通報相手装置が一般電話機であって、極性反転が通報相手装置のユーザのオフフック操作に応じたものであったときには、その通報相手装置のユーザは、前記メッセージ音声に促されて、数字ボタン“0”を押下操作する。すると、通報相手装置は、押下された数字ボタン“0”に対応するDTMF信号を通報装置11に送出するので、通報装置11は、DTMF信号受信部114でこれを受信し、そのデコード出力を制御部110に送る。

0034

したがって、このときには、制御部110は、ステップS106において、数字ボタン“0”に対応するDTMF信号の受信を確認して、通報相手装置のユーザが数字ボタン“0”を押下操作したことを認識し、発呼を行った通報相手装置に対する通報完了を認識する(ステップS107)。

0035

次に、制御部110は、通報完了条件をチェックして、通報完了条件を満足しているかどうかを判別し(ステップS108)、通報完了条件を満足していると判別したときには通報処理を終了する(ステップS109)。

0036

この例の場合には、第1の通報完了条件が設定してあるので、ある一つの通報相手装置からの、数字ボタン“0”に対応するDTMF信号の受信を確認し(ステップS106)、通報完了を認識(ステップS107)したときに、通報を終了することになる。

0037

ステップS108で、未だ、通報完了条件を満足していないと判別したときには、優先順位が次の通報相手装置の電話番号をメモリ部115から読み出して、その通報相手装置に対して発呼を行う(ステップS111)。その後、ステップS103に戻り、上述したこのステップS103以降の処理を繰り返す。

0038

極性反転による通報相手装置での着信応答を検出しない状態が所定時間経過したと判別したとき(ステップS103およびステップS110)には、通報相手装置からの応答無しとして、優先順位が次の通報相手装置に対して発呼を行い(ステップS111)、その後、ステップS103に戻り、上述したこのステップS103以降の処理を繰り返す。

0039

また、前記の数字ボタン“0”の操作を促すメッセージ音声に対応するDTMF信号を受信しない状態が所定時間経過したと判別したとき(ステップS106およびステップS110)には、通報相手装置のユーザによるボタン操作無しとして、優先順位が次の通報相手装置に対して発呼を行い(ステップS111)、その後、ステップS103に戻り、上述したこのステップS103以降の処理を繰り返す。この状態は、通報相手装置が自動応答したため、ユーザによるボタン操作がない場合である。

0040

以上のようにして、この実施の形態では、通報相手装置のユーザ操作があったときにのみ、その通報相手装置に対する通報完了を認識するようにするので、緊急を有する通報を確実に通報相手装置のユーザに伝えることができる。

0041

なお、以上の実施の形態では、通報メッセージおよび通報相手装置のユーザにボタン操作を促すメッセージは、音声メッセージとしたが、表示メッセージであってもよいし、音声メッセージと表示メッセージとの両方を送るようにしてもよい。

0042

また、上述の実施の形態は、電話回線がアナログ回線の場合であったが、デジタル回線の場合であっても適用可能であることは言うまでもない。

0043

また、上述の実施の形態では、人の操作に基づいて発生する信号は、数字ボタンを押下することに基づくDTMF信号としたが、これに限られるものではなく、要は人が操作したことを確認することができる信号であればよい。

発明の効果

0044

以上説明したように、この発明によれば、通報装置は、人の操作に基づいて発生する信号を受信したときに、通報相手装置への通報完了を認識するようにしたので、通報相手装置が自動応答機能により応答したときには、通報完了とならない。したがって、緊急を要する通報メッセージを、確実に通報先のユーザに伝えることができる。

図面の簡単な説明

0045

図1この発明による通報システムの実施の形態および通報装置の実施の形態の構成例を示す図である。
図2この発明による通報装置の実施の形態の通報動作を説明するためのフローチャートである。
図3一般的な通報システムの構成例を示す図である。

--

0046

11通報装置
12交換機
131〜13n通報相手装置
14、141〜14n電話回線
110 制御部
111音声送出部
112ダイヤル送出部
113極性反転検出部
114DTMF信号受信部
115メモリ部
116 操作ボタン

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