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技術 エアフィルタ用ろ材

出願人 フタムラ化学株式会社日本ピュアテック株式会社
発明者 堀田靖則苅部文夫
出願日 2001年3月30日 (19年10ヶ月経過) 出願番号 2001-098515
公開日 2002年10月8日 (18年4ヶ月経過) 公開番号 2002-292216
状態 拒絶査定
技術分野 濾過材 吸収による気体分離 固体収着剤及びろ過助剤
主要キーワード イオン交換樹脂粉末 イオンガス コルゲートハニカム構造 エアフィルタ用ろ材 エアフィルタユニット 樹脂臭 換気設備 酸性イオン
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この項目の情報は公開日時点(2002年10月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

アルカリイオンガス又は酸性イオンガスを除去可能なエアフィルタ用ろ材において、かかるエアフィルタ用ろ材を構成するイオン交換樹脂からの有機成分の放出や樹脂臭の発生をできる限り生じさせないようにすることのできるエアフィルタを提供する。

解決手段

エアフィルタ用ろ材1である。活性炭粉末と、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られるシート体11より構成されている。

概要

背景

イオン交換樹脂イオン交換能力を用いて空気中のアルカリイオンガス又は酸性イオンガスの吸着除去を目的とするエアフィルタ用ろ材100として、図2のように、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られるシート体101より構成されると共に、前記イオン交換樹脂をスルホン基イオン交換基としたスチレン樹脂としているエアフィルタ用ろ材100がある。また、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られるシート体101より構成されると共に、前記イオン交換樹脂をアミノ基をイオン交換基としたスチレン樹脂としているエアフィルタ用ろ材100がある。主として前者は、アルカリイオンガスを構成するガス成分を吸着して当該アルカリイオンガスを除去し、後者は、酸性イオンガスを構成するガス成分を吸着して当該酸性イオンガスを除去する。

概要

アルカリイオンガス又は酸性イオンガスを除去可能なエアフィルタ用ろ材において、かかるエアフィルタ用ろ材を構成するイオン交換樹脂からの有機成分の放出や樹脂臭の発生をできる限り生じさせないようにすることのできるエアフィルタを提供する。

エアフィルタ用ろ材1である。活性炭粉末と、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られるシート体11より構成されている。

目的

そこでこの発明は、アルカリイオンガス又は酸性イオンガスを除去可能なこの種のエアフィルタ用ろ材において、かかるエアフィルタ用ろ材を構成するイオン交換樹脂からの有機成分の放出や樹脂臭の発生をできる限り生じさせないようにすることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

活性炭粉末と、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られるシート体より構成されると共に、前記イオン交換樹脂スルホン基イオン交換基としたスチレン樹脂としていることを特徴とするエアフィルタ用ろ材

請求項2

活性炭粉末と、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られるシート体より構成されると共に、前記イオン交換樹脂をアミノ基をイオン交換基としたスチレン樹脂としていることを特徴とするエアフィルタ用ろ材。

技術分野

0001

この発明は、エアフィルタユニットに組み込まれて、主としてアルカリイオンガス又は酸性イオンガスを除去するろ材の改良に関する。

背景技術

0002

イオン交換樹脂イオン交換能力を用いて空気中のアルカリイオンガス又は酸性イオンガスの吸着除去を目的とするエアフィルタ用ろ材100として、図2のように、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られるシート体101より構成されると共に、前記イオン交換樹脂をスルホン基イオン交換基としたスチレン樹脂としているエアフィルタ用ろ材100がある。また、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られるシート体101より構成されると共に、前記イオン交換樹脂をアミノ基をイオン交換基としたスチレン樹脂としているエアフィルタ用ろ材100がある。主として前者は、アルカリイオンガスを構成するガス成分を吸着して当該アルカリイオンガスを除去し、後者は、酸性イオンガスを構成するガス成分を吸着して当該酸性イオンガスを除去する。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、これらのエアフィルタ用ろ材100にあっては、前述のイオンガスの除去には好適である反面、前記イオン交換樹脂から有機成分が放出され、また、独特樹脂臭を生じさせる不都合を有していた。

0004

そこでこの発明は、アルカリイオンガス又は酸性イオンガスを除去可能なこの種のエアフィルタ用ろ材において、かかるエアフィルタ用ろ材を構成するイオン交換樹脂からの有機成分の放出や樹脂臭の発生をできる限り生じさせないようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

前記目的を達成するために、請求項1記載の発明にあっては、エアフィルタ用ろ材を、活性炭粉末と、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られるシート体より構成されると共に、前記イオン交換樹脂をスルホン基をイオン交換基としたスチレン樹脂とする構成を備えたものとした。

0006

かかる構成によれば、イオン交換樹脂のイオン交換能力を用いて空気中のアルカリイオンガスを構成するガス成分を吸着して当該アルカリイオンガスを除去しつつ、エアフィルタ構成材であるイオン交換樹脂からの有機成分の放出などをこれらの有機成分などを捕捉する性質をもった前記活性炭粉末によって抑制することができる。

0007

また、請求項2記載の発明にあっては、エアフィルタ用ろ材を、活性炭粉末と、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られるシート体より構成されると共に、前記イオン交換樹脂をアミノ基をイオン交換基としたスチレン樹脂とする構成を備えたものとした。

0008

かかる構成によれば、イオン交換樹脂のイオン交換能力を用いて空気中の酸性イオンガスを構成するガス成分を吸着して当該酸性イオンガスを除去しつつ、エアフィルタの構成材であるイオン交換樹脂からの有機成分の放出などをこれらの有機成分などを捕捉する性質をもった前記活性炭粉末によって抑制することができる。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、この発明の典型的な実施の形態について説明する。

0010

この実施の形態にかかるエアフィルタ用ろ材1は、エアフィルタユニットに組み込まれて、主としてアルカリイオンガス又は酸性イオンガスを除去させるために用いられるものである。

0011

かかるろ材1は、活性炭粉末と、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られるシート体11により構成されている。

0012

具体的には、かかるシート体11は、微粒子状のイオン交換樹脂と、粉末活性炭と、繊維(パルプ木綿化学繊維などの一種又は二種以上からなる繊維)とを有する混合溶液からの抄紙によって得ることができる。

0013

典型的には、前記繊維を20〜40重量%、微粒子状のイオン交換樹脂を10〜70重量%、粉末活性炭を0.5〜70重量%の範囲で前記混合溶液に含ませることによって、かかる混合溶液から抄紙して得られる前記シート体11に、アルカリイオンガス又は酸性イオンガスの除去性と、イオン交換樹脂から生ずる有機成分などの放出の抑制機能をもたせることができる。

0014

イオン交換樹脂から放出される有機成分及び独特の樹脂臭の抑制は、前記粉末活性炭を前記混合溶液に対し0.5〜1.0重量%の範囲で混合させておくことで十分に確保できることが認められるが、粉末活性炭をこれよりも多く含ませておくことにより当該粉末活性炭によって除去可能なガス及び物質除去効果の向上を図ることができる。

0015

すなわち、前記イオン交換樹脂のもつイオンガスに対する吸着容量活性炭のもつ物理吸着容量とを、前記混合溶液中の両者の配合率を変化させることにより、目的とする空気質に応じて効率のよい濾過の可能なエアフィルタ用ろ材1を構成する前記シート体11を得ることができる。

0016

また、前記イオン交換樹脂をスルホン基をイオン交換基としたスチレン樹脂とすることにより、アルカリイオンガスを構成するガス成分を吸着して当該アルカリイオンガスを除去する機能をもったエアフィルタ用ろ材1を前記シート体11によって構成することができる。

0017

前記イオン交換樹脂をアミノ基をイオン交換基としたスチレン樹脂とすることにより、酸性イオンガスを構成するガス成分を吸着して当該酸性イオンガスを除去する機能をもったエアフィルタ用ろ材1を前記シート体11によって構成することができる。

0018

かかるシート体11から構成される前記ろ材1は、典型的には、半導体製造工場におけるクリーンルーム換気設備を構成するエアフィルタユニットや、半導体製造装置換気装置を構成するエアフィルタユニットに組み込まれて、イオン交換樹脂をスルホン基をイオン交換基としたスチレン樹脂とした前記シート体11によって構成される前記ろ材1にあっては主としてアンモニアガスなどのアルカリイオンガスを、イオン交換樹脂をアミノ基をイオン交換基としたスチレン樹脂とした前記シート体11によって構成される前記ろ材1にあっては主としてCl−ガス、NO3−ガスなどの酸性イオンガスを、前記クリーンルームなどに送り込まれるエアから除去させるために用いられる。

0019

図1は、活性炭粉末と、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られた前記シート体11によって構成されたろ材1の一例を示したものである。(図1に示される例は、いわゆるコルゲートハニカム構造のろ材と称される。)この図1に示す例にあっては、活性炭粉末と、イオン交換樹脂粉末と、繊維とを有する混合溶液から抄紙をして得られるシート体11を基材10とし、この基材10を積層させて前記ろ材1を構成させている。

0020

具体的には、この図1に示される例にあっては、平坦なシート体11aと、断面が波形をなすように成形させたシート体11bとを、交互に積層させた状態で、複数のシート体11、11…を接着し合わせて前記ろ材1を構成させている。隣り合う平坦なシート体11a、11aの間に挟まれた波形に成形された各シート体11b、11b…は、いずれも、構成されるろ材1におけるエアの流れ方向(つまり、ろ材1の厚さ方向x)に沿った向きに波形に成形されて形成された溝11cを向けるように積層されている。そして、このように積層された波形に形成された各シート体11b、11b…の溝11cによって構成されるろ材1にエアの流路となる隙間12(セル)が形成されるようにしてある。

0021

このように構成されたろ材1によれば、アルカリイオンガス又は酸性イオンガスを除去することができると共に、かかるろ材1の前記基材10を構成する前記シート体11に含まれた粉末活性炭によって、前記イオン交換樹脂からの有機成分などの放出を抑制させることができる。

発明の効果

0022

かかる構成によれば、アルカリイオンガス又は酸性イオンガスを除去可能なエアフィルタ用ろ材において、かかるエアフィルタ用ろ材を構成するイオン交換樹脂からの有機成分の放出や樹脂臭の発生をできる限り生じさせないようにすることができる。

図面の簡単な説明

0023

図1ろ材1の構成例を示す斜視構成図
図2従来例の構成を示す斜視構成図

--

0024

1ろ材
10基材
11 シート体

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