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技術 板状記憶媒体の排出装置、板状記憶媒体の供給排出装置、及び、合成樹脂板用画像形成装置

出願人 東北リコー株式会社
発明者 斎藤正幸小柳正宗
出願日 2001年3月12日 (19年11ヶ月経過) 出願番号 2001-068041
公開日 2002年9月20日 (18年5ヶ月経過) 公開番号 2002-269843
状態 未査定
技術分野 目的に特徴のあるプリンター ドットプリンター,その他 特殊目的用コンベヤ 光記録担体の製造
主要キーワード 供給排出装置 表裏判別装置 供給排出機構 排出ボックス 板状記憶媒体 収容機構 解除板 表裏判別
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図面 (12)

課題

板状記憶媒体を所定の位置に供給したり所定の位置から排出したりする板状記憶媒体の排出装置において、板状記憶媒体の排出時間の削減及び装置の長寿命化を実現することができるようにする。

解決手段

第1ロボットアーム13aが光ディスクDを受け取り水平に旋回してディスク排出ボックスディスクホルダー120の上方へ搬送して停止する。ソレノイド114がONされ解除板112のソレノイド接続位置が下方に押し下げられると、チャック解除ピン111が上昇する。これによって、チャック解除ピンの先端部でチャック爪110が押し上げられて内向き湾曲し、光ディスクの保持が解除され、光ディスクが落下する。落下する光ディスクの孔に嵌合する位置に案内軸131が設けられており、光ディスクは孔に案内軸が嵌合した状態で鉛直下方向に案内されながら落下する。

概要

背景

従来より、光ディスク(CD、CD−R、CD−RW、LD、DVD等)など合成樹脂板の表面に画像を形成する合成樹脂板用画像形成装置が種々提案されている。

例えば、特開平5−212857号公報などにおいて、電子写真方式によって光ディスクなどの合成樹脂板に画像を形成する合成樹脂板用画像形成装置が提案されている。

この合成樹脂板用画像形成装置は、一時的に画像を担持する像担持体上に画像を形成するための画像形成工程と、像担持体上の画像を合成樹脂板上に転写するための転写工程と、転写した画像を合成樹脂板上に定着させるための定着工程とを有している。そして、転写工程では、像担持体上の画像を合成樹脂板表面に正しく位置決めして転写するため、合成樹脂板の収容部から合成樹脂板が1枚づつ供給されるようになっている。画像の転写が行われた合成樹脂板は、次の定着工程で画像の定着が行われ、定着が終了すると定着終了後の合成樹脂板を収容する位置へ排出されるようになっている。このような合成樹脂板用画像形成装置においては、供給用の合成樹脂板を収容している収容部から転写部への合成樹脂板の供給と、定着終了後の合成樹脂板の排出用の収容部への排出とをスムースに行うことが望まれるところである。

図9は、本出願人が先に出願した合成樹脂板用画像形成装置(特願2000−229502)で用いた合成樹脂板用の供給排出装置と同様の構成の供給排出装置を示したものである。この装置の供給排出機構について以下に説明する。

この供給排出装置は、画像形成前の光ディスクDを収容する供給用ディスクホルダー120aと、画像形成後の光ディスクDを収容する図示しないディスク排出ボックスと、第1ディスク供給排出機構13と、第2ディスク供給排出機構14とを有している。これらディスク供給排出機構13、14は、供給用ディスクホルダー120aから光ディスクDを取り出してディスクを保持搬送する保持テーブル31に供給するとともに、画像形成後の光ディスクDを保持テーブル31から受け取ってディスク排出ボックスに排出するものである。

上記第1ディスク供給排出機構13の第1ロボットアーム13aは、供給用ディスクホルダー120a内に積み重ねられた一番上の光ディスクDを取り出した後、回転軸13bを中心に半回転する。このように半回転せしめられた位置で第1ロボットアーム13aに保持される光ディスクDは、第2ディスク供給排出機構14のクランプ部14bに一旦受け渡された後、更に第2ロボットアーム14aに受け渡される。そして、第2ロボットアーム14aが図中矢印方向に揺動することで、この光ディスクDが上記保持テーブル31上に供給される。

この供給の後、一連の画像形成プロセスによって画像が定着せしめられた光ディスクDは、第1ディスク供給排出機構13及び第2ディスク供給排出機構14の制御が上記供給時とは逆の順序で実行されることにより、上記排出用ディスクホルダー120bに排出される。

図10は、上記の第1ディスク供給排出機構13として採用可能な更に詳しい機構の説明図である。第1ロボットアーム13aは、光ディスクを供給用ディスクホルダー120aから取り出し第2ディスク供給排出機構14へ渡す位置へ搬送する供給用アーム101と、画像の定着が終了した光ディスクを第2ディスク供給排出機構14から受け取り排出用ディスクホルダー120bへ収容する排出用アーム102とからなっている。供給用アーム101と排出用アーム102は共に所定のタイミングで上下動及び旋回可能に軸支されている。そして、光ディスクの供給時には、供給用アームが供給用ディスクホルダー120aの上方まで旋回し、ゆっくり下降して積載されている光ディスクの最上部の1枚を保持し、再び上昇した後、旋回して第2ディスク供給排出機構14へ渡す位置へ光ディスクを搬送する。光ディスクの排出時には、排出用アーム102が第2ディスク供給排出機構14から光ディスクを受け取った後、旋回して排出用ディスクホルダー120bの上方へ搬送して停止し、ゆっくり下降して光ディスクをボックス内に収容する。

図11は、光ディスクDが、排出用ディスクホルダー120b上部に搬送されてきてから排出用ディスクホルダー120b内に収容されるまでの排出用アーム102の動作を示した図である。排出用アーム102の揺動によって保持している光ディスクDが排出用ディスクホルダー120b上方にくると、揺動を停止する(図11(b))。次に、回転軸に沿って排出用アーム102を降下させ、排出用ディスクホルダー120bの空間領域内の底部近傍まで光ディスクDを保持したまま搬送する(図11(c))。次に、排出用アーム102による光ディスクDの保持を解除し、排出用ディスクホルダー120b内に載置する(図11(d))。光ディスクDを開放した排出用アーム102は、回転軸に沿って再び上昇し、第2ディスク供給排出機構14から次の光ディスクDが供給されるのを待つ。次の光ディスクDが供給されると、上記手順と同様にして排出用ディスクホルダー120b内の既に収容されている光ディスクDの上に重ねるように載置する(図11(e))。このようにして、定着終了後の光ディスクDの排出が行われるようになっていた。

概要

板状記憶媒体を所定の位置に供給したり所定の位置から排出したりする板状記憶媒体の排出装置において、板状記憶媒体の排出時間の削減及び装置の長寿命化を実現することができるようにする。

第1ロボットアーム13aが光ディスクDを受け取り水平に旋回してディスク排出ボックスのディスクホルダー120の上方へ搬送して停止する。ソレノイド114がONされ解除板112のソレノイド接続位置が下方に押し下げられると、チャック解除ピン111が上昇する。これによって、チャック解除ピンの先端部でチャック爪110が押し上げられて内向き湾曲し、光ディスクの保持が解除され、光ディスクが落下する。落下する光ディスクの孔に嵌合する位置に案内軸131が設けられており、光ディスクは孔に案内軸が嵌合した状態で鉛直下方向に案内されながら落下する。

目的

本発明は以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、板状記憶媒体を所定の位置から排出したりする板状記憶媒体の排出装置において、板状記憶媒体の排出時間の削減及び装置の長寿命化を実現することができる板状記憶媒体の排出装置を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

貫通した孔を有する板状の記憶媒体を収容する媒体収容部と、該記憶媒体の排出を必要とする排出位置から該媒体収容部に向けて該記憶媒体を排出する媒体排出手段とを有する板状記憶媒体排出装置において、上記媒体排出手段を、上記排出位置から上記媒体収容部の上方に向けて該記憶媒体を搬送する排出用搬送手段と、該排出用搬送手段によって該媒体収容部の上方に搬送されてきた該記憶媒体を該媒体収容部に向けて落下させる落下手段とから構成し、該媒体収容部に、立った状態で設けられかつ該記憶媒体の孔に貫通可能な案内軸を設け、該落下手段によって該記憶媒体を落下させることにより、該案内軸を該記憶媒体の孔に貫通させた状態で該記憶媒体を媒体収容部内に収容することを特徴とする板状記憶媒体の排出装置。

請求項2

請求項1の板状記憶媒体の排出装置において、上記案内軸の上部先端近傍を、先端方向に向かって次第に細くしたことを特徴とする板状記憶媒体の排出装置。

請求項3

請求項1又は2の板状記憶媒体の排出装置において、上記案内軸の外径を、収容する可能性のある記憶媒体に設けられている孔のうち、最も内径の小さい孔に貫通可能となる大きさに構成したことを特徴とする板状記憶媒体の排出装置。

請求項4

請求項1,2又は3の板状記憶媒体の排出装置において、上記案内軸の上記媒体収容部内での位置を決める位置決め部材を設けたことを特徴とする板状記憶媒体の排出装置。

請求項5

貫通した孔を有する板状の記憶媒体を収容する第一及び第二の媒体収容部と、該第一の媒体収容部内の記憶媒体の孔を把持することにより該記憶媒体を保持する保持手段を有し、該保持手段で保持した記憶媒体を該記憶媒体の供給を必要とする供給位置へ向けて供給する媒体供給手段と、該記憶媒体の排出を必要とする排出位置から該第二の媒体収容部に向けて該記憶媒体を排出する媒体排出手段とを有する板状記憶媒体の供給排出装置において、上記第二の媒体収容部と上記媒体排出手段とからなる板状記憶媒体の排出装置として、請求項1,2,3又は4の板状記憶媒体の排出装置を用い、かつ、上記案内軸を上記第二の媒体収容部に対して着脱可能に構成したことを特徴とする板状記憶媒体の供給排出装置。

請求項6

像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、貫通した孔を有する板状の記憶媒体である合成樹脂板に像担持体上のトナー像を転写する転写手段と、転写手段で転写された該合成樹脂板上のトナー像を定着する定着手段と、合成樹脂板を装置内の供給位置に供給し排出位置から媒体収容部へ排出する供給排出装置とを備えた合成樹脂板用画像形成装置において、上記供給排出装置における、上記排出位置から上記媒体収容部への排出装置として、請求項1,2,3又は4の板状記憶媒体の排出装置を用いるか、又は、上記供給排出装置として請求項5の板状記憶媒体の供給排出装置を用いることを特徴とする合成樹脂板用画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、光ディスク等の板状記憶媒体を所定の位置から排出する板状記憶媒体の排出装置、該板状記憶媒体を所定の供給位置へ供給し所定の排出位置から排出する板状記憶媒体の供給排出装置、及び、該排出装置を有し板記憶媒体としての合成樹脂板表面に画像を作像定着させる合成樹脂板用画像形成装置に関するものである。

背景技術

0002

従来より、光ディスク(CD、CD−R、CD−RW、LD、DVD等)など合成樹脂板の表面に画像を形成する合成樹脂板用画像形成装置が種々提案されている。

0003

例えば、特開平5−212857号公報などにおいて、電子写真方式によって光ディスクなどの合成樹脂板に画像を形成する合成樹脂板用画像形成装置が提案されている。

0004

この合成樹脂板用画像形成装置は、一時的に画像を担持する像担持体上に画像を形成するための画像形成工程と、像担持体上の画像を合成樹脂板上に転写するための転写工程と、転写した画像を合成樹脂板上に定着させるための定着工程とを有している。そして、転写工程では、像担持体上の画像を合成樹脂板表面に正しく位置決めして転写するため、合成樹脂板の収容部から合成樹脂板が1枚づつ供給されるようになっている。画像の転写が行われた合成樹脂板は、次の定着工程で画像の定着が行われ、定着が終了すると定着終了後の合成樹脂板を収容する位置へ排出されるようになっている。このような合成樹脂板用画像形成装置においては、供給用の合成樹脂板を収容している収容部から転写部への合成樹脂板の供給と、定着終了後の合成樹脂板の排出用の収容部への排出とをスムースに行うことが望まれるところである。

0005

図9は、本出願人が先に出願した合成樹脂板用画像形成装置(特願2000−229502)で用いた合成樹脂板用の供給排出装置と同様の構成の供給排出装置を示したものである。この装置の供給排出機構について以下に説明する。

0006

この供給排出装置は、画像形成前の光ディスクDを収容する供給用ディスクホルダー120aと、画像形成後の光ディスクDを収容する図示しないディスク排出ボックスと、第1ディスク供給排出機構13と、第2ディスク供給排出機構14とを有している。これらディスク供給排出機構13、14は、供給用ディスクホルダー120aから光ディスクDを取り出してディスクを保持搬送する保持テーブル31に供給するとともに、画像形成後の光ディスクDを保持テーブル31から受け取ってディスク排出ボックスに排出するものである。

0007

上記第1ディスク供給排出機構13の第1ロボットアーム13aは、供給用ディスクホルダー120a内に積み重ねられた一番上の光ディスクDを取り出した後、回転軸13bを中心に半回転する。このように半回転せしめられた位置で第1ロボットアーム13aに保持される光ディスクDは、第2ディスク供給排出機構14のクランプ部14bに一旦受け渡された後、更に第2ロボットアーム14aに受け渡される。そして、第2ロボットアーム14aが図中矢印方向に揺動することで、この光ディスクDが上記保持テーブル31上に供給される。

0008

この供給の後、一連の画像形成プロセスによって画像が定着せしめられた光ディスクDは、第1ディスク供給排出機構13及び第2ディスク供給排出機構14の制御が上記供給時とは逆の順序で実行されることにより、上記排出用ディスクホルダー120bに排出される。

0009

図10は、上記の第1ディスク供給排出機構13として採用可能な更に詳しい機構の説明図である。第1ロボットアーム13aは、光ディスクを供給用ディスクホルダー120aから取り出し第2ディスク供給排出機構14へ渡す位置へ搬送する供給用アーム101と、画像の定着が終了した光ディスクを第2ディスク供給排出機構14から受け取り排出用ディスクホルダー120bへ収容する排出用アーム102とからなっている。供給用アーム101と排出用アーム102は共に所定のタイミングで上下動及び旋回可能に軸支されている。そして、光ディスクの供給時には、供給用アームが供給用ディスクホルダー120aの上方まで旋回し、ゆっくり下降して積載されている光ディスクの最上部の1枚を保持し、再び上昇した後、旋回して第2ディスク供給排出機構14へ渡す位置へ光ディスクを搬送する。光ディスクの排出時には、排出用アーム102が第2ディスク供給排出機構14から光ディスクを受け取った後、旋回して排出用ディスクホルダー120bの上方へ搬送して停止し、ゆっくり下降して光ディスクをボックス内に収容する。

0010

図11は、光ディスクDが、排出用ディスクホルダー120b上部に搬送されてきてから排出用ディスクホルダー120b内に収容されるまでの排出用アーム102の動作を示した図である。排出用アーム102の揺動によって保持している光ディスクDが排出用ディスクホルダー120b上方にくると、揺動を停止する(図11(b))。次に、回転軸に沿って排出用アーム102を降下させ、排出用ディスクホルダー120bの空間領域内の底部近傍まで光ディスクDを保持したまま搬送する(図11(c))。次に、排出用アーム102による光ディスクDの保持を解除し、排出用ディスクホルダー120b内に載置する(図11(d))。光ディスクDを開放した排出用アーム102は、回転軸に沿って再び上昇し、第2ディスク供給排出機構14から次の光ディスクDが供給されるのを待つ。次の光ディスクDが供給されると、上記手順と同様にして排出用ディスクホルダー120b内の既に収容されている光ディスクDの上に重ねるように載置する(図11(e))。このようにして、定着終了後の光ディスクDの排出が行われるようになっていた。

発明が解決しようとする課題

0011

ところが、上記構成の供給排出装置における合成樹脂板排出のための機構は、第1ロボットアーム13aを合成樹脂板を保持した状態で排出用ディスクホルダー120bの底面近くまで降下させ、合成樹脂板を開放した後再び上昇させる必要があった。このため、合成樹脂板を1枚排出するごとに時間がかかっていた。また、アームの上下方向への往復動作距離が長いために、装置の劣化が早いという不具合もあった。

0012

尚、排出時間の低減は、排出される物体が合成樹脂板でなくとも同様に生じる要求である。従って、合成樹脂板のみでなく板状の記憶媒体を所定の位置に対して供給排出する供給排出装置全てにおいて、排出時間の短縮、装置の長寿命化が望まれるところである。

0013

また、排出時間の短縮及び装置の長寿命化という要求は、板状の記憶媒体を収容位置から供給位置へ供給する供給手段の有無に関わらず、板状の記憶媒体を排出位置から排出する排出装置であれば生じるものである。

0014

本発明は以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、板状記憶媒体を所定の位置から排出したりする板状記憶媒体の排出装置において、板状記憶媒体の排出時間の削減及び装置の長寿命化を実現することができる板状記憶媒体の排出装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0015

上記目的を達成するために、請求項1の板状記憶媒体の排出装置は、貫通した孔を有する板状の記憶媒体を収容する媒体収容部と、該記憶媒体の排出を必要とする排出位置から該媒体収容部に向けて該記憶媒体を排出する媒体排出手段とを有する板状記憶媒体の排出装置において、上記媒体排出手段を、上記排出位置から上記媒体収容部の上方に向けて該記憶媒体を搬送する排出用搬送手段と、該排出用搬送手段によって該媒体収容部の上方に搬送されてきた該記憶媒体を該媒体収容部に向けて落下させる落下手段とから構成し、該媒体収容部に、立った状態で設けられかつ該記憶媒体の孔に貫通可能な案内軸を設け、該落下手段によって該記憶媒体を落下させることにより、該案内軸を該記憶媒体の孔に貫通させた状態で該記憶媒体を媒体収容部内に収容することを特徴とするものである。

0016

請求項1の板状記憶媒体の排出装置においては、排出用搬送手段によって媒体収容部の上方に記憶媒体を搬送し、落下手段によって媒体収容部内に落下させる。落下する記憶媒体の孔に媒体収容部に立った状態で設けられている案内軸が貫通し、記憶媒体は案内軸に案内されて媒体収容部内を落下し、底部に到達して収容が完了する。同様にして板状の記憶媒体がその孔に案内軸が貫通した状態で順次積載されて収容される。

0017

また、請求項2の板状記憶媒体の排出装置は、請求項1の板状記憶媒体の排出装置において、上記案内軸の上部先端近傍を、先端方向に向かって次第に細くしたことを特徴とするものである。

0018

請求項2の板状記憶媒体の排出装置においては、案内軸の先端近傍を先端方向に向かって次第に細くしているので、細くしていない場合に比して上方から落下する記憶媒体の孔により確実に案内軸の先端を進入させることが可能となる。

0019

請求項3の板状記憶媒体の排出装置は、請求項1又は2の板状記憶媒体の排出装置において、上記案内軸の外径を、収容する可能性のある記憶媒体に設けられている孔のうち、最も内径の小さい孔に貫通可能となる大きさに構成したことを特徴とするものである。

0020

請求項3の板状記憶媒体の排出装置においては、孔の内径の異なる複数の記憶媒体のうち内径の最も小さい孔でも案内軸を貫通可能にし、孔の内径の異なる多種類の記憶媒体を同一の媒体収容部内に収容可能にする。

0021

請求項4の板状記憶媒体の排出装置は、請求項1,2又は3の板状記憶媒体の排出装置において、上記案内軸の上記媒体収容部内での位置を決める位置決め部材を設けたことを特徴とするものである。

0022

請求項4の板状記憶媒体の排出装置においては、記憶媒体の孔に貫通させる案内軸の位置を位置決め部材によって正確に設定する。これによって、記憶媒体の孔に案内軸が確実に貫通するようにする。

0023

請求項5の板状記憶媒体の供給排出装置は、貫通した孔を有する板状の記憶媒体を収容する第一及び第二の媒体収容部と、該第一の媒体収容部内の記憶媒体の孔を把持することにより該記憶媒体を保持する保持手段を有し、該保持手段で保持した記憶媒体を該記憶媒体の供給を必要とする供給位置へ向けて供給する媒体供給手段と、該記憶媒体の排出を必要とする排出位置から該第二の媒体収容部に向けて該記憶媒体を排出する媒体排出手段とを有する板状記憶媒体の供給排出装置において、上記第二の媒体収容部と上記媒体排出手段とからなる板状記憶媒体の排出装置として、請求項1,2,3又は4の板状記憶媒体の排出装置を用い、かつ、上記案内軸を上記第二の媒体収容部に対して着脱可能に構成したことを特徴とするものである。ここで、孔を把持するとは、孔の縁の一部を摘んで保持する、孔の内側に圧接させて保持する、孔の縁を下方から支持する等、孔の近傍に外力を及ぼして記憶媒体を保持することをいうものとする。

0024

請求項5の板状記憶媒体の供給排出装置においては、媒体排出手段によって排出位置から排出した記憶媒体を収容するための第二の媒体収容部には案内軸を設けておき、記憶媒体の孔に案内軸を貫通させて収容する。一方、媒体供給手段によって供給位置へ供給するための記憶媒体を収容する第一の媒体収容部は、第二の媒体収容部から案内軸を取り外した構造とし、内部に収容されている記憶媒体の孔を保持部材で保持できるようにする。これによって、第一と第二の媒体収容部を同一の規格で形成できるようにし、案内軸の着脱によって兼用できるようにする。

0025

請求項6の合成樹脂板用画像形成装置は、像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、貫通した孔を有する板状の記憶媒体である合成樹脂板に像担持体上のトナー像を転写する転写手段と、転写手段で転写された該合成樹脂板上のトナー像を定着する定着手段と、合成樹脂板を装置内の供給位置に供給し排出位置から媒体収容部へ排出する供給排出装置とを備えた合成樹脂板用画像形成装置において、上記供給排出装置における、上記排出位置から上記媒体収容部への排出装置として、請求項1,2,3又は4の板状記憶媒体の排出装置を用いるか、又は、上記供給排出装置として請求項5の板状記憶媒体の供給排出装置を用いることを特徴とするものである。

0026

請求項6の合成樹脂板用画像形成装置においては、画像の転写工程への合成樹脂板の供給及び定着工程終了後の合成樹脂板の排出を行うための供給排出装置のうちの排出装置として請求項1,2,3又は4の排出装置を用いるか、又は、請求項5の供給排出装置を用いる。

発明を実施するための最良の形態

0027

以下、本発明を、合成樹脂板表面に画像を形成する合成樹脂板用画像形成装置としての電子写真プリンタ(以下、「プリンタ」という。)に適用した一実施形態について説明する。

0028

まず、本実施形態に係るプリンタ全体の構成及び動作について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタ全体の概略構成図である。このプリンタは、このプリンタに接続された図示しないコンピュータからの画像情報に基づいて、板状記憶媒体としての光ディスクD上に画像を作像するトナー像形成手段及び転写手段としての作像部1と、この作像部1で作像された画像を光ディスクDに定着する定着手段としての定着ユニット8と、画像形成前の光ディスクD及び画像形成後の光ディスクDを収容し、後述するディスク搬送部への光ディスクの供給とディスク搬送部からの光ディスクの排出とを行う供給排出部10と、この供給排出部10からの画像形成前の光ディスクDを搬送し、画像形成後の光ディスクDを再び供給排出部10まで搬送するディスク搬送部20と、各部を制御する制御手段としての制御部30とから主に構成されている。

0029

上記作像部1は、潜像担持体としての感光体ベルト2の周囲に、感光体ベルト2表面を一様帯電する一様帯電手段としての帯電チャージャ3と、感光体ベルト2上に潜像を形成する潜像形成手段としての光書込装置4と、顕像化物質としてのシアン(以下、「C」と省略する。)、マゼンタ(以下、「M」と省略する。)、イエロー(以下、「Y」と省略する。)、ブラック(以下、「Bk」と省略する。)の各色現像剤により上記潜像をそれぞれ現像する現像手段としての4つの現像器5C,5M,5Y,5Bkと、感光体ベルト2上に形成された各色トナー像が1次転写される像担持体としての中間転写体である中間転写ドラム6とを有する。また、この作像部1には、上記中間転写ドラム6上のトナー像を光ディスクD上に2次転写するために光ディスクDに電荷を付与する電荷付与手段としての2次転写チャージャ7a,7bが設けられている。

0030

フルカラー画像を形成する場合、上記コンピュータからのプリント信号を受けると、まず、感光体ベルト2が図中矢印Aの方向に回転し、帯電チャージャ3がコロナ放電を開始する。これにより、感光体ベルト2の表面は、負電荷所定電位に一様に帯電される。また、中間転写ドラム6は、感光体ベルト2に対して等速で、図中矢印Bの方向に回転する。そして、まず、光書込装置4からC画像データに基づくレーザ光Lが発射され、感光体ベルト2上にC静電潜像が形成される。

0031

このようにして書き込まれたC静電潜像は、シアン現像器5C内で負帯電されたC現像剤により現像され、感光体ベルト2上にCトナー像が形成される。このCトナー像は、上記中間転写ドラム6と対向する1次転写位置において中間転写ドラム6上に1次転写される。この1次転写位置では、上記Cトナー像が搬送されるタイミングに合わせて所定の1次転写電界が形成され、感光体ベルト2上のCトナー像は、1次転写電界を受けて中間転写ドラム6へ静電的に移動する。また、1次転写後の感光体ベルト2の表面は、図示しない所定の感光体クリーニング手段によりクリーニングされる。

0032

また、上記Cトナー像の1次転写工程と並行して、上記感光体ベルト2上には上記光書込装置4により次のM静電潜像が形成される。このM静電潜像は、マゼンタ現像器5Mにより上記C静電潜像の現像と同様にして現像される。これにより感光体ベルト2上に形成されたMトナー像は、上記1次転写位置において、中間転写ドラム6上に既に1次転写されたCトナー像に重なり合うように所定のタイミングで、中間転写ドラム6上に1次転写される。以下、同様にして、Y及びBkトナー像についても、中間転写ドラム6上に順次重ね合わせて1次転写される。以上のように、感光体ベルト2上の各色トナー像を1次転写することで、中間転写ドラム6上には、各色トナー像が重なり合った4色重ねトナー像が形成される。

0033

尚、上記光書込装置4による書込タイミングや、現像バイアス印加タイミング等の作像部1内の制御は、上記制御部30により図示しないプリンタコントローラを介して行われる。また、以上は、フルカラー画像を形成する場合について説明したが、Bkのみ用いたモノクロ画像を形成したり、他の1色あるいは任意の2色又は3色からなる画像を形成したりすることも可能である。

0034

上記供給排出部10は、画像形成前の光ディスクDを収容する第一の媒体収容部としての供給用ディスクホルダー120aを収容するディスク供給ボックス11と、画像形成後の光ディスクDを収容する第二の媒体収容部としての排出用ディスクホルダー120bを収容するディスク排出ボックス(図示せず)と、第1ディスク供給収容機構13及び第2ディスク供給収容機構14とを有する。これらディスク供給収容機構13,14は、供給用ディスクホルダー120aから光ディスクDを取り出して上記ディスク搬送部20に供給するとともに、ディスク搬送部20により搬送されてきた画像形成後の光ディスクDをディスク搬送部から取り出して排出用ディスクホルダー120bに収容する。第2ディスク供給収容機構14によりディスク搬送部20に光ディスクDが供給される位置又はディスク搬送部20から光ディスクDを取り出す位置(以下、この位置を「供給収容位置」という。)が、上記定着ユニット8による定着が行われる定着位置及び作像位置としての2次転写位置と同一線上に位置するように配置されている。

0035

上記供給用ディスクホルダー120a内で積み重ねられた一番上の光ディスクDは、上記第1ディスク供給収容機構13の第1ロボットアーム13aに保持され、第1ロボットアームは回転軸13bを中心に半回転する。その位置で、第1ロボットアーム13aに保持された光ディスクDは、上記第2ディスク供給収容機構14の第2ロボットアーム14aに受け渡される。そして、第2ロボットアーム14aが図1中矢印Cの方向に回動することで、その光ディスクDは、上記ディスク搬送部20にセットされる。

0036

上記ディスク搬送部20は、光ディスクDを保持する保持手段としての保持テーブル21が設けられている。この保持テーブル21の保持面には、圧力スイッチ22を介してエアポンプ23に接続された吸引孔21aが形成されている。保持テーブル21に供給された光ディスクDは、エアポンプ23からのエア吸引により、その記録面が上記保持面上に吸着し、その保護層面が露出した状態で垂直に保持される。以下、保持テーブル21上に保持されたときに露出した面を上面という。また、上記ディスク搬送部20は、上記保持テーブル21が固定された搬送ベルト24(図2(a)参照)と、搬送ベルト上の保持テーブル21が図中上下方向に往復移動するように搬送ベルト24を駆動する図示しないベルト駆動機構とを有する。上記搬送ベルト24は、図中下方に位置する固定ローラ24aを中心として全体が回動可能に構成されており、上記保持テーブル21が図中最も上方の位置にあるときをホームポジションとしている。また、ディスク搬送部20は、揺動支点25を中心として図中矢印Gの方向に揺動し、二点鎖線で示す退避位置まで揺動するように構成されている。

0037

図2(a)及び(b)は、上記ディスク搬送部20による光ディスクDの搬送動作を示す説明図である。搬送ベルト24は、図示しない移動機構により、図中上側の移動ローラ24b側が、図中下側の固定ローラ24aを中心に、図2(a)の実線で示す往路位置と、図2(b)の実線で示す復路位置との間で揺動する。上記第2ディスク供給収容機構14により保持テーブル21に光ディスクDがセットされると、搬送ベルト24は往路位置に位置決めされる。そして、上記保持テーブル21は、画像形成前の光ディスクDを保持した状態で、搬送ベルト24の駆動により、上記固定ローラ24aに向かって図中矢印Eの方向に移動する。このとき、上記光ディスクDは、上記定着位置及び上記2次転写位置を通過しない経路、すなわち、その上面が定着ユニット8に設けられたヒートローラ8a及び中間転写ドラム6と近接又は接触しない経路を通って搬送される。

0038

このようにして保持テーブル21が固定ローラ24a側に搬送されると、上記搬送ベルト24は、上記移動機構により固定ローラ24aを中心に揺動し、図2(b)の実線に示す復路位置に位置決めされる。そして、保持テーブル21は、搬送ベルト24に沿って往路時とは逆方向の図中矢印Fの方向に移動する。この移動の際、保持テーブル21に保持された光ディスクDの上面は、2次転写位置で中間転写ドラム6と近接又は接触し、定着位置で定着ユニット8のヒートローラ8aに近接又は接触するような経路を通る。搬送ベルト24が復路位置に位置決めされた後、保持テーブル21上の光ディスクDは、その上面が表裏判別手段としての表裏判別装置40と対向するように位置する。この位置において、光ディスクDは、表裏判別装置40により、画像形成面となる保護層面が上面となっているか否かが判別される。

0039

上記表裏判別装置40による検出結果に基づいて、光ディスクDの保護層面が上面にある(正常)と判断された場合、上記制御部30は、上記2次転写位置に中間転写ドラム6上の4色重ねトナー像の先端が到達するタイミングに合わせて、上記保持テーブル21を移動させ、その光ディスクDを搬送する。この保持テーブル21に保持された光ディスクDは、2次転写位置に対してディスク搬送方向上流側と下流側のそれぞれに配置された2つの2次転写チャージャ7a,7bにより、その上面となっている保護層面が正極性に帯電される。これにより、2次転写位置において、光ディスクDと中間転写ドラム6との間に所定の2次転写電界が形成される。そして、中間転写ドラム6上の4色重ねトナー像は、この2次転写電界を受けて光ディスクDの保護層面に静電的に移動し、一括して2次転写される。

0040

このようにして4色重ねトナー像が付着した光ディスクDは、上記保持テーブル21に保持されたまま、上記定着ユニット8に設けられたヒートローラ8aと対向する定着位置に搬送される。この定着位置では、ヒートローラ8aが光ディスクDの保護層面に接触し、保護層面上の4色重ねトナー像を加圧、加熱して光ディスクD上に定着する。定着後の光ディスクDは、上記保持テーブル21に保持されたまま、ホームポジションまで移動する。そして、第2ディスク供給収容機構14及び第1ディスク供給収容機構13の制御が上記供給時とは逆の順序で実行されることにより、排出用ディスクホルダー120bの上方の位置まで搬送される。

0041

そして、本実施形態においては、光ディスクDの排出用ディスクホルダー120b内への収容動作をす速く行うことができるよう排出装置を設けている。図3(a)は、光ディスクDを排出用ディスクホルダー120bに収容するときに第1ディスク供給収容機構13に用いる第1ロボットアーム13a先端のディスク保持部の部分拡大図である。このディスク保持部は、第1ロボットアーム13a先端の下面に固着されたチャック爪110と、このチャック爪110と同心状で第1ロボットアーム13aを貫通する軸111bを有するチャック解除ピン111と、解除ピン111の軸111bのうち第1ロボットアーム13a上部に固設された解除板112とを有している。

0042

上記チャック爪110は、先端が解除ピン111の軸心方向へ向かって湾曲した弾性体からなり、外力がかからないときには先端よりやや中央部側が光ディスクDの孔の内径より僅かに大径となっている。

0043

上記チャック解除ピン111は、先端にチャック爪110に下側から当接又はやや間隙を有して対向する光ディスクDの孔の内径よりやや小さい外径の先端部111aを有している。また、チャック解除ピン111の軸111bは、第1ロボットアーム13aに貫通した状態で設けられ第1ロボットアーム13aに対して上下動可能となっている。解除板112は、図3(b)に示すように、長手方向中央部に第1ロボットアーム13aとの間隙を保つためのイモビス113が設けられ、イモビス113が設けられている位置から解除ピン111が固設されている側とは反対側にはソレノイド114が接続されている。また、このソレノイドは本体側に固設されており、ソレノイドをONすると、解除板112はソレノイド接続部が下方に押されイモビス113が設けられている位置を支点としてチャック解除ピン固設側が上昇する。

0044

第1ロボットアーム13aが光ディスクDを保持しているとき、チャック爪110が光ディスクDの孔の内面に圧接して光ディスクDを保持している。第1ロボットアーム13aから光ディスクDを開放するとき、ソレノイドをONし、チャック解除ピン111を上昇させる。これに同期して、チャック解除ピン111の先端部も上昇してチャック爪110を押し上げると、チャック爪110が内向きに湾曲させられ、孔の内面に対する当接圧が低下して、第1ロボットアーム13aによる光ディスクDの保持が解除される。これによって、光ディスクDは、重力方向へ落下する。そして、これが、光ディスクDを排出用ディスクホルダー120b内に向けて落下させる落下手段となっている。

0045

図4は、光ディスクDを収容するための排出用ディスクホルダー120bと、排出用ディスクホルダー120b内に設ける案内軸ユニット130とを示した斜視図である。案内軸ユニット130は、光ディスクDの孔の内径(φ15mm)より小さい外径(φ14.5mm)を有し、先端方向に向かって次第に細くなっている先端テーパ形状の案内軸131と、案内軸131を垂直に支持する位置決め部材としての支持板132と、支持板上面に案内軸131が支持されている位置の周輪部のみに設けられたゴムブレード133とからなっている

0046

図5は、排出用ディスクホルダー120bと案内軸ユニット130とを、底面側から見た斜視図である。排出用ディスクホルダー120bには、把手120aが設けられている。また、案内軸ユニット130の支持板外径は、排出用ディスクホルダー120b内部の底面部と同径にしている。

0047

図6は、案内軸ユニット130を排出用ディスクホルダー120b内に装着した図である。支持板132が排出用ディスクホルダー120b内の底面に装着されると、支持板132が排出用ディスクホルダー120b内に固定される。支持板中央に設けられた突起132aに案内軸131が嵌合され、これによって案内軸131が排出用ディスクホルダー120b内で正しく位置決めされると共に鉛直上方に向けて支持される。また、支持板132の案内軸周輪部は、円盤状のゴムブレード133で被覆されている。

0048

上記構成によって、画像の定着が終了した光ディスクDを第2ディスク供給排出機構14から受け取り排出用ディスクホルダー120bに収容する方法を説明する。第1ロボットアーム13aが第2ロボットアーム14aから光ディスクDを受け取り水平に旋回して排出用ディスクホルダー120bの上方へ搬送して停止するまでの制御は、ディスク供給時とは逆の順序で行われる。そして、光ディスクDを排出用ディスクホルダー120上方まで搬送した第1ロボットアーム13aは、保持している光ディスクDを案内軸上端のやや上方の位置に搬送するまで下降し、停止する。これらによって排出用搬送手段が構成されている。そして、本実施例においては、ソレノイド114がONされて解除板112のソレノイド接続位置が下方に押し下げられると、チャック解除ピン固設側が上昇してチャック解除ピン111が上昇する。これによって、チャック解除ピン111の先端部でチャック爪110が押し上げられて内向きに湾曲し、光ディスクDの保持が解除され、光ディスクDが落下する。

0049

図7は、排出用ディスクホルダー120b内を光ディスクDが落下していく様子を示した図である。図に示すように、落下する光ディスクDの孔に嵌合する位置に案内軸131が設けられており、光ディスクDは孔に案内軸131が嵌合した状態で鉛直下方向に案内されながら落下する。

0050

図8は、排出用ディスクホルダー120b底面に光ディスクDが到達した状態を示した図である。支持板132の上部に設けた円盤状のゴムブレード133に、光ディスクDのスタッカリングd1が初めに衝突し、ゴム弾性によって落下の衝撃が弱められる。これによって、空の状態の排出用ディスクホルダー120bに最初に落下する光ディスクDが、底面に衝突する衝撃によって傷つくことを防止することができる。

0051

以上の構成のようにして、光ディスクDの排出用ディスクホルダー120bへの収容機構を構成すると、光ディスクDを第1ロボットアーム13aに保持した状態のまま排出用ディスクホルダー120bの底まで降下させる必要がなくなる。従って、光ディスクDの収容時間を短縮することができる。また、案内軸131で光ディスクDの落下経路を鉛直方向真下に案内するので、落下時に光ディスクDが裏返ったり、排出用ディスクホルダー120b内で散乱したりすることもない。本実施形態においては、案内軸131の外径を光ディスクDの孔の内径φ15mmに対して僅かに狭いφ14.5mmに設定し、案内軸131の孔の間の隙間を管理しているので、案内軸131に案内されて落下する光ディスクDが傾くことなく略水平の向きを維持しながら落下する。従って、既に排出用ディスクホルダー120bに収容されている下側の光ディスクDに、上方から落下してくる光ディスクDの外周面の角が衝突して下側の光ディスクDを傷つけてしまうことがないようにしている。また、第1ロボットアーム13aを案内軸上端近傍まで降下させればよいので、光ディスクDを1枚収容するごとに、第1ロボットアーム13aを排出用ディスクホルダー120b底近く又は収容されている光ディスクDの最上部近くまで降下させる必要がなくなり、第1ロボットアーム13aの駆動機構の劣化を遅らせることができる。また、案内軸131の先端近傍を先端方向に向かって次第に細くしているので、細くしていない場合に比して上方から落下する光ディスクDの孔に、より確実に案内軸先端を進入させることができ、案内軸131を用いた光ディスクDの収容がより確実にできる。また、支持板132によって、案内軸131の排出用ディスクホルダー120b内での位置を正確に位置決めしているので、第1ロボットアーム13aから落下する光ディスクDの孔に案内軸131が確実に貫通させることができる。また支持板132を設けることによって、排出用ディスクホルダー120b内部の空間の形状に関わらず、所望の位置に光ディスクDを積み重ねて収容させることが可能となる。

0052

更に、本実施形態においては、案内軸ユニット130が排出用ディスクホルダー120bから取り出し可能となっている。そして、案内軸ユニット130が内部に設けられている状態のディスクホルダーは、排出用ディスクホルダー120bに用いる。また、案内軸ユニット130を取り出した状態のディスクホルダーは、これから画像のプリントを行う供給用の光ディスクDを収容するための供給用ディスクホルダー120aに用いる。これによって、ディスクホルダーの形状を排出用と供給用とで共通にすることができ、形状を変えるのに比して低コスト化に役立つという優れた効果がある。

0053

尚、以上の実施形態においては、板状記憶媒体が同一形状の光ディスクD1種類のみの場合について説明したが、形状の異なる複数種類の板状記憶媒体への画像形成が可能なプリンタにおいて、排出用ディスクホルダー120b及び案内軸ユニット130を記憶媒体の種類ごとに変えずに、1種類を共通して利用することも可能である。この場合、複数の板状記憶媒体の異なる内径の孔のうち、内径の最も小さい孔でも貫通可能な大きさに案内軸131を形成する。これによって、孔の内径の異なる多種類の記憶媒体を同一のディスクホルダー内に収容可能することができる。従って、内径の異なる複数種類の記憶媒体に画像を形成するときでも、記憶媒体の形状ごとにディスクホルダーや案内軸ユニット130を準備する必要がなく、1種類のディスクホルダー内に収容することができる。

発明の効果

0054

請求項1の板状記憶媒体の排出装置によれば、記憶媒体を媒体収容部の上方から落下させることで収容することができるので、記憶媒体をアームなどの保持部材に保持した状態で媒体収容部内を降下させる必要がなく、保持部材に保持したまま降下させるのに比して収容時間が短縮できるという優れた効果がある。また、案内軸で落下経路を案内するので、落下時に記憶媒体が裏返ったり、媒体収容部内で散乱したりすることもない。また、保持部材の上下方向への往復動作距離が短くなるので、排出装置の劣化を遅らせることができるという優れた効果もある。また、記憶媒体の孔の大きさ、形状等に応じて案内軸の径、断面形状等の設定を行うことによって、記憶媒体の落下時の傾きを抑えることができ、下に収容されている記憶媒体を落下する記憶媒体の角で傷つけることも防止できる。

0055

請求項2の板状記憶媒体の排出装置によれば、記憶媒体の孔により確実に案内軸の先端を進入させることができるので、案内軸を用いた記憶媒体の収容をより確実に行うことができるという優れた効果がある。

0056

請求項3の板状記憶媒体の排出装置によれば、孔の内径の異なる多種類の記憶媒体を同一の媒体収容部内に収容できるので、1つの媒体収容部で多種類の記憶媒体を収容できるという優れた効果がある。

0057

請求項4の板状記憶媒体の排出装置によれば、位置決め部材によって記憶媒体の孔に案内軸が確実に貫通するようにでき、記憶媒体の収容がスムースにできるようになるという優れた効果がある。また、案内軸の位置を位置決め部材によって所望の位置に設けることによって、媒体収容部内部空間の形状に関わらず所望の位置に記憶媒体を収容できるという優れた効果がある。

0058

請求項5の板状記憶媒体の供給排出装置によれば、同じ形状の媒体収容部を排出用と供給用とのどちらにも使用できるので、第一及び第二の媒体収容部となる筺体を同じ規格で大量生産することができ、それぞれ異なる形状の媒体収容部を準備するのに比して部品コストが削減できるという優れた効果がある。

0059

請求項6の合成樹脂板用画像形成装置によれば、合成樹脂板の排出時間を短縮できると共に、排出した合成樹脂板が媒体収容部内への落下時に裏返ったり、媒体収容部内で散乱したりすることもないという優れた効果がある。また、合成樹脂板用画像形成装置に用いる排出装置の劣化を遅らせることができるという優れた効果がある。また特に、1つの媒体収容部を排出用と供給用とに兼用できる請求項5の発明に従属する態様においては、媒体収容部を排出用と供給用の2種類準備する場合に比して低コスト化できるという優れた効果もある。

図面の簡単な説明

0060

図1本実施形態に係るプリンタ全体の概略構成図。
図2(a)及び(b)は、ディスク搬送部による光ディスクDの搬送動作を示す説明図。
図3(a)は、第1ディスク供給収容機構に用いるディスク保持部の部分拡大図。(b)は、解除板に設けたイモビスの説明図。
図4本実施形態にかかるディスクホルダーと案内軸ユニットとを示した斜視図。
図5同、ディスクホルダーと案内軸ユニットとを底面側から見た斜視図。
図6案内軸ユニットのディスクホルダー内への装着状態の説明図。
図7本発明にかかるディスクホルダー内を光ディスクが落下していく様子を示した図。
図8本発明にかかるディスクホルダーの底面に光ディスクが到達した状態を示した図。
図9従来提案されていたものと同様の構成の供給排出装置の説明図。
図10従来技術にかかる第1ディスク供給排出機構の更に詳しい説明図。
図11(a)〜(e)は、従来技術にかかる排出用アームの動作の説明図。

--

0061

1画像形成部
2感光体ベルト
6中間転写ドラム
7a,7b 2次転写チャージャ
8定着ユニット
8a定着ローラ
10供給排出部
13 第1ディスク供給排出機構
13a 第1ロボットアーム
14 第2ディスク供給排出機構
20ディスク搬送部
21保持テーブル
24搬送ベルト
30 制御部
110チャック爪
111チャック解除ピン
112解除板
114ソレノイド
120a 供給用ディスクホルダー
120b 排出用ディスクホルダー
130案内軸ユニット
131 案内軸
132 支持板
133ゴムブレード
D 光ディスク

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