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技術 学習支援方法及び装置及び学習支援プログラム及び学習支援プグラムを格納した記憶媒体

出願人 日本電信電話株式会社
発明者 中村修細谷克美
出願日 2001年3月13日 (19年9ヶ月経過) 出願番号 2001-071007
公開日 2002年9月20日 (18年3ヶ月経過) 公開番号 2002-268531
状態 未査定
技術分野 電気的に作動する教習具 特定用途計算機
主要キーワード 記憶率 既定範囲 合格条件 達成目標 テスト範囲 合格点 学習範囲 学習経過
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年9月20日)のものです。
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図面 (9)

課題

学習者忘却特性を考慮した適切な学習進捗管理を可能とする技術により、資格取得などのための学習を効率良く進めるための学習支援方法及び装置及び学習支援プログラム及び学習支援プログラムを格納した記憶媒体を提供する

解決手段

本発明は、テスト実施時期、最終学習時期、テスト範囲、及び合格条件初期情報として入力し、これらの初期情報と内部に保持する忘却関数を用いて当該テスト範囲に対する必要学習回数を学習者に提示する。

概要

背景

パーソナルコンピュータなどの情報処理機器の普及によりそのアプリケーションプログラムとして教育支援システムの開発が盛んである。特に、コンピュータが教師となって、学習者一人一人に柔軟に対応できる自習ステムは、教室などでの集合学習と異なり、時間や場所に制約されることなく、学習者自身のペースで学習を進めることができ、さらに教材コンテンツネットワークを介した配信と合わせて未来学習システムとして期待されている。

また、昨今では、特定の分野に範囲を絞った自習型学習システムの商品化活発で、例えば、各個人技能が重要視されつつある時代背景と共に、進展著しい情報処理分野での技術者資格の取得を目的とした学習システムなどが数多く商品化されている。これらのシステムでは、予め学習内容特定化できるので、パーソナル・コンピュータ上で走行するソフトウェアとして実現される場合が殆どである。

概要

学習者の忘却特性を考慮した適切な学習進捗管理を可能とする技術により、資格取得などのための学習を効率良く進めるための学習支援方法及び装置及び学習支援プログラム及び学習支援プログラムを格納した記憶媒体を提供する

本発明は、テスト実施時期、最終学習時期、テスト範囲、及び合格条件初期情報として入力し、これらの初期情報と内部に保持する忘却関数を用いて当該テスト範囲に対する必要学習回数を学習者に提示する。

目的

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、学習者の忘却特性を考慮した適切な学習進捗管理を可能とする技術により、資格取得などのための学習を効率良く進めるための学習支援方法及び装置及び学習支援プログラム及び学習支援プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

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請求項1

既定時期のテスト受験を目的とした既定範囲の学習を支援するための学習支援方法において、テストの実施時期、最終学習時期、テスト範囲、及び合格条件初期情報として入力し、前記初期情報と予め定められた忘却に関わる忘却関数を用いて前記テスト範囲に対する第1の必要学習回数nを算出し、算出された前記第1の必要学習回数nを学習者提示し、前記学習者は、提示された内容に従って学習を進め、前記学習者が学習を行った日毎に、遂行学習範囲経過情報として入力し、前記経過情報から再度、前記忘却関数を用いて第2の必要学習回数niを算出し、前記第1の必要学習回数nと前記第2の学習必要回数niとを比較し、前記第2の必要学習回数niが前記第1の必要学習回数n以下であれば、学習の進捗が順調である旨のメッセージを前記学習者に通知し、そうでなければ学習の進捗が遅滞気味であることを該学習者に通知すると共に、前記第2の必要学習回数niを該学習者に提示することを特徴とする学習支援方法。

請求項2

前記第1の必要学習回数または、前記第2の必要学習回数を求める際に、前記忘却関数により、各学習日毎の各学習範囲に対する試験範囲全ての学習知識量に対して忘れずに記憶している知識量の率である記憶率及び該記憶率の総和を計算し、試験合格するための最低限必要な記憶率と前記記憶率の総和を比較し、該最低限必要な記憶率が該記憶率の総和より大きい場合には、再学習回数を0とし、そうでない場合には、α個の忘却関数のうち、最終学習予定日から試験日までの日数経過後の時点で、試験に合格するための記憶率を最初に超える関数の値を必要学習回数とする請求項1記載の学習支援方法。

請求項3

既定時期のテスト受験を目的とした既定範囲の学習を支援するための学習支援装置であって、テストの実施時期、最終学習時期、テスト範囲、及び合格条件を初期情報として入力する初期情報入力手段と、学習者が学習を行った日毎に、遂行学習範囲を経過情報として入力する経過情報入力手段と、前記初期情報と予め定められた忘却に関わる忘却関数を用いて、前記テスト範囲に対する第1の必要学習回数nの算出と、前記経過情報から第2の必要学習回数niの算出を行う忘却特性計算手段と、前記忘却特性計算手段で算出された前記第1の必要学習回数n及び前記第2の必要学習回数niを学習者に提示する表示出力手段と、前記第1の必要学習回数nと前記第2の学習必要回数niとを比較し、前記第2の必要学習回数niが前記第1の必要学習回数n以下であれば、学習の進捗が順調である旨のメッセージを前記学習者に通知し、そうでなければ学習の進捗が遅滞気味であることを該学習者に通知すると共に、前記第2の必要学習回数niを前記表示出力手段を介して該学習者に提示させる学習条件判定手段とを有することを特徴とする学習支援装置。

請求項4

前記忘却特性計算手段は、前記忘却関数により、各学習日毎の各学習範囲に対する試験範囲全ての学習知識量に対して忘れずに記憶している知識量の率である記憶率及び該記憶率の総和を計算する手段と、試験に合格するための最低限必要な記憶率と前記記憶率の総和を比較し、該最低限必要な記憶率が該記憶率の総和より大きい場合には、再学習回数を0とし、そうでない場合には、α個の忘却関数のうち、最終学習予定日から試験日までの日数経過後の時点で、試験に合格するための記憶率を最初に超える関数の値を必要学習回数として前記学習条件判定手段に出力する手段とを有する請求項3記載の学習支援装置。

請求項5

既定時期のテスト受験を目的とした既定範囲の学習を支援するための学習支援プログラムであって、テストの実施時期、最終学習時期、テスト範囲、及び合格条件を初期情報として入力させる初期情報入力プロセスと、学習者が学習を行った日毎に、遂行学習範囲を経過情報として入力させる経過情報入力プロセスと、前記初期情報と予め定められた忘却に関わる忘却関数を用いて、前記テスト範囲に対する第1の必要学習回数nの算出と、前記経過情報から第2の必要学習回数niの算出を行う忘却特性計算プロセスと、前記忘却特性計算プロセスで算出された前記第1の必要学習回数n及び前記第2の必要学習回数niを学習者に提示する表示出力プロセスと、前記第1の必要学習回数nと前記第2の学習必要回数niとを比較し、前記第2の必要学習回数niが前記第1の必要学習回数n以下であれば、学習の進捗が順調である旨のメッセージを前記学習者に通知させ、そうでなければ学習の進捗が遅滞気味であることを該学習者に通知させると共に、前記第2の必要学習回数niを前記表示出力プロセスを介して該学習者に提示させる学習条件判定プロセスとを有することを特徴とする学習支援プログラム。

請求項6

前記忘却特性計算プロセスは、前記忘却関数により、各学習日毎の各学習範囲に対する試験範囲全ての学習知識量に対して忘れずに記憶している知識量の率である記憶率及び該記憶率の総和を計算するプロセスと、試験に合格するための最低限必要な記憶率と前記記憶率の総和を比較し、該最低限必要な記憶率が該記憶率の総和より大きい場合には、再学習回数を0とし、そうでない場合には、α個の忘却関数のうち、最終学習予定日から試験日までの日数経過後の時点で、試験に合格するための記憶率を最初に超える関数の値を必要学習回数として前記学習条件判定プロセスに出力するプロセスとを有する請求項5記載の学習支援プログラム。

請求項7

既定時期のテスト受験を目的とした既定範囲の学習を支援するための学習支援プログラムを格納した記憶媒体であって、テストの実施時期、最終学習時期、テスト範囲、及び合格条件を初期情報として入力させる初期情報入力プロセスと、学習者が学習を行った日毎に、遂行学習範囲を経過情報として入力させる経過情報入力プロセスと、前記初期情報と予め定められた忘却に関わる忘却関数を用いて、前記テスト範囲に対する第1の必要学習回数nの算出と、前記経過情報から第2の必要学習回数niの算出を行う忘却特性計算プロセスと、前記忘却特性計算プロセスで算出された前記第1の必要学習回数n及び前記第2の必要学習回数niを学習者に提示する表示出力プロセスと、前記第1の必要学習回数nと前記第2の学習必要回数niとを比較し、前記第2の必要学習回数niが前記第1の必要学習回数n以下であれば、学習の進捗が順調である旨のメッセージを前記学習者に通知させ、そうでなければ学習の進捗が遅滞気味であることを該学習者に通知させると共に、前記第2の必要学習回数niを前記表示出力プロセスを介して該学習者に提示させる学習条件判定プロセスとを有することを特徴とする学習支援プログラムを格納した記憶媒体。

請求項8

前記忘却特性計算プロセスは、前記忘却関数により、各学習日毎の各学習範囲に対する試験範囲全ての学習知識量に対して忘れずに記憶している知識量の率である記憶率及び該記憶率の総和を計算するプロセスと、試験に合格するための最低限必要な記憶率と前記記憶率の総和を比較し、該最低限必要な記憶率が該記憶率の総和より大きい場合には、再学習回数を0とし、そうでない場合には、α個の忘却関数のうち、最終学習予定日から試験日までの日数経過後の時点で、試験に合格するための記憶率を最初に超える関数の値を必要学習回数として前記学習条件判定プロセスに出力するプロセスとを有する請求項7記載の学習支援プログラムを格納した記憶媒体。

技術分野

0001

本発明は、学習支援方法及び装置及び学習支援プログラム及び学習支援グラムを格納した記憶媒体係り、特に、自習により学習を進めようとする学習者目標及び目標達成のための学習進捗の状況を管理し、特にテストによって学習成績を評価される場合に有効な学習支援方法及び装置及び学習支援プログラム及び学習支援プログラムを格納した記憶媒体に関する。

背景技術

0002

パーソナルコンピュータなどの情報処理機器の普及によりそのアプリケーションプログラムとして教育支援システムの開発が盛んである。特に、コンピュータが教師となって、学習者一人一人に柔軟に対応できる自習システムは、教室などでの集合学習と異なり、時間や場所に制約されることなく、学習者自身のペースで学習を進めることができ、さらに教材コンテンツネットワークを介した配信と合わせて未来学習システムとして期待されている。

0003

また、昨今では、特定の分野に範囲を絞った自習型学習システムの商品化活発で、例えば、各個人技能が重要視されつつある時代背景と共に、進展著しい情報処理分野での技術者資格の取得を目的とした学習システムなどが数多く商品化されている。これらのシステムでは、予め学習内容特定化できるので、パーソナル・コンピュータ上で走行するソフトウェアとして実現される場合が殆どである。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記従来の学習システムにおいては、学習者個人の自由度が高い反面、資格取得試験などで合格点をとるために、いつまでにどの程度学習を進めたらよいか、さらに、一度学習した内容を忘却することを見越して、学習内容の復習をどの程度行えばよいのかなどについては、学習者自ら自己管理しなくてはならず、必要以上に学習時間を割いたり、逆に学習時間が不足したりというばらつきが生じやすい。

0005

このように、従来の学習システムには、学習者自身に学習の進捗管理が任されている場合が多く、学習の目的が資格取得などの目標がはっきり定まっており、また、学習に費やす時間も制限されているような場合には、合格最低点を獲得するための学習進捗管理はかなり詳細に行われなくてはならない。即ち、初期学習から、学習して記憶した内容のリフレッシュを行う復習(再学習)までをいつどの程度の頻度で行うかを、稼働最小で合格点を確保することを条件に決定することは困難となり、安心して自習学習ができないという問題がある。

0006

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、学習者の忘却特性を考慮した適切な学習進捗管理を可能とする技術により、資格取得などのための学習を効率良く進めるための学習支援方法及び装置及び学習支援プログラム及び学習支援プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

図1は、本発明の原理を説明するための図である。

0008

本発明(請求項1)は、既定時期のテスト受験を目的とした既定範囲の学習を支援するための学習支援方法において、テストの実施時期、最終学習時期、テスト範囲、及び合格条件初期情報として入力し(ステップ1)、初期情報と予め定められた忘却に関わる忘却関数を用いてテスト範囲に対する第1の必要学習回数nを算出し(ステップ2)、算出された第1の必要学習回数nを学習者に提示し(ステップ3)、学習者は、提示された内容に従って学習を進め(ステップ4)、学習者が学習を行った日毎に、遂行学習範囲経過情報として入力し(ステップ5)、経過情報から再度、忘却関数を用いて第2の必要学習回数niを算出し(ステップ6)、第1の必要学習回数nと第2の学習必要回数niとを比較し(ステップ7)、第2の必要学習回数niが第1の必要学習回数n以下であれば(ステップ7,yes)、学習の進捗が順調である旨のメッセージを学習者に通知し(ステップ8)、そうでなければ(ステップ7,no)、学習の進捗が遅滞気味であることを該学習者に通知する(ステップ9)と共に、第2の必要学習回数niを該学習者に提示する(ステップ10)。

0009

本発明(請求項2)は、第1の必要学習回数または、第2の必要学習回数を求める際に、忘却関数により、各学習日毎の各学習範囲に対する試験範囲全ての学習知識量に対して忘れずに記憶している知識量の率である記憶率及び該記憶率の総和を計算し、試験に合格するための最低限必要な記憶率と記憶率の総和を比較し、該最低限必要な記憶率が該記憶率の総和より大きい場合には、再学習回数を0とし、そうでない場合には、α個の忘却関数のうち、最終学習予定日から試験日までの日数経過後の時点で、試験に合格するための記憶率を最初に超える関数の値を必要学習回数とする。

0010

図2は、本発明の原理構成図である。

0011

本発明(請求項3)は、既定時期のテスト受験を目的とした既定範囲の学習を支援するための学習支援装置であって、テストの実施時期、最終学習時期、テスト範囲、及び合格条件を初期情報として入力する初期情報入力手段102と、学習者が学習を行った日毎に、遂行学習範囲を経過情報として入力する経過情報入力手段103と、初期情報と予め定められた忘却に関わる忘却関数を用いてテスト範囲に対する第1の必要学習回数nの算出と、経過情報から第2の必要学習回数niの算出を行う忘却特性計算手段105と、忘却特性計算手段105で算出された第1の必要学習回数n及び第2の必要学習回数niを学習者に提示する表示出力手段107と、第1の必要学習回数nと第2の学習必要回数niとを比較し、第2の必要学習回数niが第1の必要学習回数n以下であれば、学習の進捗が順調である旨のメッセージを学習者に通知し、そうでなければ学習の進捗が遅滞気味であることを該学習者に通知すると共に、第2の必要学習回数niを表示出力手段107を介して該学習者に提示させる学習条件判定手段104とを有する。

0012

本発明(請求項4)は、忘却特性計算手段105において、忘却関数により、各学習日毎の各学習範囲に対する試験範囲全ての学習知識量に対して忘れずに記憶している知識量の率である記憶率及び該記憶率の総和を計算する手段と、試験に合格するための最低限必要な記憶率と記憶率の総和を比較し、該最低限必要な記憶率が該記憶率の総和より大きい場合には、再学習回数を0とし、そうでない場合には、α個の忘却関数のうち、最終学習予定日から試験日までの日数経過後の時点で、試験に合格するための記憶率を最初に超える関数の値を必要学習回数として学習条件判定手段に出力する手段とを有する。

0013

本発明(請求項5)は、既定時期のテスト受験を目的とした既定範囲の学習を支援するための学習支援プログラムであって、テストの実施時期、最終学習時期、テスト範囲、及び合格条件を初期情報として入力させる初期情報入力プロセスと、学習者が学習を行った日毎に、遂行学習範囲を経過情報として入力させる経過情報入力プロセスと、初期情報と予め定められた忘却に関わる忘却関数を用いてテスト範囲に対する第1の必要学習回数nの算出と、経過情報から第2の必要学習回数niの算出を行う忘却特性計算プロセスと、忘却特性計算プロセスで算出された第1の必要学習回数n及び第2の必要学習回数niを学習者に提示する表示出力プロセスと、第1の必要学習回数nと第2の学習必要回数niとを比較し、第2の必要学習回数niが第1の必要学習回数n以下であれば、学習の進捗が順調である旨のメッセージを学習者に通知させ、そうでなければ学習の進捗が遅滞気味であることを該学習者に通知させると共に、第2の必要学習回数niを表示出力プロセスを介して該学習者に提示させる学習条件判定プロセスとを有する。

0014

本発明(請求項6)は、忘却特性計算プロセスにおいて、忘却関数により、各学習日毎の各学習範囲に対する試験範囲全ての学習知識量に対して忘れずに記憶している知識量の率である記憶率及び該記憶率の総和を計算するプロセスと、試験に合格するための最低限必要な記憶率と記憶率の総和を比較し、該最低限必要な記憶率が該記憶率の総和より大きい場合には、再学習回数を0とし、そうでない場合には、α個の忘却関数のうち、最終学習予定日から試験日までの日数経過後の時点で、試験に合格するための記憶率を最初に超える関数の値を必要学習回数として学習条件判定プロセスに出力するプロセスとを有する。

0015

本発明(請求項7)は、既定時期のテスト受験を目的とした既定範囲の学習を支援するための学習支援プログラムを格納した記憶媒体であって、テストの実施時期、最終学習時期、テスト範囲、及び合格条件を初期情報として入力させる初期情報入力プロセスと、学習者が学習を行った日毎に、遂行学習範囲を経過情報として入力させる経過情報入力プロセスと、初期情報と予め定められた忘却に関わる忘却関数を用いてテスト範囲に対する第1の必要学習回数nの算出と、経過情報から第2の必要学習回数niの算出を行う忘却特性計算プロセスと、忘却特性計算プロセスで算出された第1の必要学習回数n及び第2の必要学習回数niを学習者に提示する表示出力プロセスと、第1の必要学習回数nと第2の学習必要回数niとを比較し、第2の必要学習回数niが第1の必要学習回数n以下であれば、学習の進捗が順調である旨のメッセージを学習者に通知させ、そうでなければ学習の進捗が遅滞気味であることを該学習者に通知させると共に、第2の必要学習回数niを表示出力プロセスを介して該学習者に提示させる学習条件判定プロセスとを有する。

0016

本発明(請求項8)は、忘却特性計算プロセスにおいて、忘却関数により、各学習日毎の各学習範囲に対する試験範囲全ての学習知識量に対して忘れずに記憶している知識量の率である記憶率及び該記憶率の総和を計算するプロセスと、試験に合格するための最低限必要な記憶率と記憶率の総和を比較し、該最低限必要な記憶率が該記憶率の総和より大きい場合には、再学習回数を0とし、そうでない場合には、α個の忘却関数のうち、最終学習予定日から試験日までの日数経過後の時点で、試験に合格するための記憶率を最初に超える関数の値を必要学習回数として学習条件判定プロセスに出力するプロセスとを有する。

0017

上記のように、本発明では、学習内容の忘却をも考慮して、学習目標を達成するために、学習すべき時期や再学習の頻度を予測することが可能となり、これにより、適切な時間配分で、確実に学習目標を達成可能な学習支援システムを実現することが可能となる。

0018

また、忘却関数を用いることにより、人間の忘却特性に基づく学習必要条件の提示が可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0019

まず、本発明の概要を説明する。

0020

図3は、本発明の概要を説明するための図である。以下では、既定時期のテスト受験を目的とした既定範囲の学習を支援するための方法について説明する。

0021

ステップ101)テストの実施時期、最終学習時期、テスト範囲、及び合格条件を初期情報として入力する。

0022

ステップ102) 入力された初期情報と装置内部に保持する忘却に関わる関数(以下、忘却関数と記す)を用いて、当該テスト範囲に対する必要学習回数nを算出する。

0023

ステップ103) 算出された学習者の必要学習回数nを当該学習者に提示する。

0024

ステップ104)学習者は、この提示内容に基づいて学習を進める。

0025

ステップ105)学習者が学習を行った日毎に遂行学習範囲を経過情報として入力する。

0026

ステップ106) これらの経過情報から再度、前述の忘却関数を用いて必要学習回数niを算出する。

0027

ステップ107) ステップ102で算出した必要学習回数nとステップ106で算出された必要学習回数niを比較し、ni≦nである場合にはステップ110に移行し、ni>nである場合にはステップ108に移行する。

0028

ステップ108) 学習の進捗が遅滞気味であることを学習者に伝える。

0029

ステップ109) 必要な学習回数niを学習者に提示して学習の加速を促す。

0030

ステップ110) ステップ107でni≦nである場合には、学習の進捗が順調であることを学習者に伝える。

0031

以下、図面と共に本発明の実施例を説明する。

0032

図4は、本発明の一実施例の学習支援装置の構成を示す。

0033

同図に示す学習支援装置は、学習者101が学習範囲等の初期情報を入力するための初期情報入力部102、学習途中で学習経過を入力する経過情報入力部103、学習進捗状況を、試験の合否予測に照らして判定する学習条件判定部104、人間の忘却特性から学習内容の記憶率を計算する忘却特性計算部105、現在時刻を提示し記録する計時記録部106、学習条件判定結果を学習者に提示する表示出力部107から構成される。

0034

以下、図4に示した構成要素の動作について説明する。なお、以下の説明においては、以下を前提条件としている。即ち、
自習型の学習を行い;
資格取得のための試験に合格することを目標とし;
学習においては、再学習により記憶のリフレッシュを図る;
ことを主な学習内容とする。

0035

また、図4に示した構成要素の動作は、(1)初期情報入力と(2)学習経過管理とに大別できる。

0036

(1)初期情報入力:
初期情報入力では、まず、学習者101が、学習の進捗管理を行うのに必要となる、試験合格条件(最低記憶率等)、試験日、及び最終学習予定日を、キーボード等を用いて初期情報入力部102に入力する。

0037

初期情報入力部102では、これらの情報を学習条件判定部104に伝える。

0038

学習条件判定部104では、受信したこれらの情報をさらに忘却特性計算部105に送り計算結果として目標とする試験に合格するための必要再学習回数を、忘却特性計算部105から得る。

0039

学習条件判定部104は、この計算結果である再学習回数を表示出力部107に送り、表示出力部107が学習者101に必要学習回数を提示する。

0040

(2)学習経過管理:
まず、学習者101が、学習実行後に、学習の経過情報として学習日Diと遂行学習範囲Ri、及び遂行中再学習回数Niを経過情報入力部103に入力する。

0041

経過情報入力部103は、これらの情報を学習条件判定部104へ伝える。ここで、遂行学習範囲Riは、全学習範囲に対する遂行学習範囲の率を表し、iは、全学習範囲を何回かに分けて学習する場合に何回目の学習かを示す整数値である。

0042

学習条件判定部104は、全学習範囲の学習を終える度毎に、このiを初期値1にリセットする。また、その時点までの遂行学習範囲Ci累積値(単純加算値)を求め、全学習範囲を示す1.0に達した場合には、以下の判定処理を行う。即ち、累積してきた学習経過情報である
{(D1,C1),(D2,C2),…,(Dx,Cx)}
数値列を忘却特性計算部105へ伝える。

0043

忘却特性計算部105は、内部に保持している忘却関数により、各学習範囲(Di,Ci)に対する記憶率RI及び、それらの総和Rtotal を計算する。さらに、その時点で、必要再学習回数Nrnewを計算し、学習条件判定部104に送り返す。

0044

学習条件判定部104では、送り返された必要再学習回数Nrnewと直前のNrとを比較し、目標達成が可能か否か、即ち、合否可能性を判定し、その結果と、上記の必要再学習回数NrnewとNr のいずれか大きい数値とを表示出力部107に伝える。なお、ここで、NrnewとNrのうち大きい方の数値を以降、新たなNrとして使用する。

0045

表示出力部107では、これらの情報を学習者101に提示する。

0046

学習者101は、表示された情報に基づき、学習計画を見直す。なお、学習条件判定部104については、図5を用いて後述する。また、忘却特性計算部105については、図6及び図7を用いて後述する。

0047

次に、上記の学習条件判定部104の処理内容を詳細に説明する。

0048

図5は、本発明の一実施例の学習条件判定部の構成を示す。

0049

同図に示す学習条件判定部104は、試験日を保持する試験日保持部201、試験において合格するための最低得点取得率等の学習目標を保持する学習目標保持部202、最終学習予定日保持部203、学習者が学習した日付を保持する学習日保持部204、学習を遂行した学習範囲を保持する遂行学習範囲保持部205、遂行した学習が何回目の再学習であるかを保持する遂行中再学習回数保持部206、目標達成判定部207から構成される。

0050

なお、以降の処理では、処理内容を、(1)初期情報入力と(2)学習経過管理とに分けて説明する。

0051

(1)初期情報入力:
まず、初期情報入力部102から入力された試験日De、学習目標Rg,及び最終学習予定日Dfを受信し、それぞれ、試験日保持部201、学習目標保持部202、及び最終学習予定日保持部203に保持する。ここで、「学習目標Rg」とは、試験において合格するための最低得点取得率を表すこととし、この最低得点取得率については、例えば、学習範囲内で試験日当日に記憶している知識量の、試験範囲全体の知識量に対する率を想定する。また、「最終学習予定日」とは、最後の学習を終了させる予定日とする。

0052

目標達成判定部207は、これらの情報を忘却特性計算部105へ送り、指定の試験日において、最終学習予定日Dfまでに学習目標を達成するために必要となる必要再学習の回数を計算する。ここでは、再学習を学習の前提条件としており、これは、一度学習した内容でも時間経過に伴い、忘却関数に従って喪失していくため、記憶をリフレッシュするための反復学習である。忘却特性計算部105からは、結果として上記の、必要再学習回数を受け取る。

0053

目標達成判定部207は、この(1)初期情報入力動作では、受け取ったこれらの情報をそのまま表示出力部107に出力する。

0054

(2)学習経過管理:
まず、学習者101が学習を行う度に、学習日Di、遂行学習範囲Ci、及びその時点での遂行中再学習回数Niを入力する。これらの情報は学習日保持部204、遂行学習範囲保持部205、遂行中再学習回数保持部206へそれぞれ保持する。

0055

目標達成判定部207では、これらの情報を、忘却特性計算部105へ送り、その時点での必要再学習回数Nrを計算させる。

0056

目標達成判定部207は、受信した結果を元に、初期情報入力時に計算した必要再学習回数Nrとの比較を行い、計時記録部106から伝えられる時点(日)で学習目標Rgを達成可能な状況にあるか否かを判定し、その判定結果を新たな必要再学習回数Nrと共に、表示出力部107へ伝える。

0057

後に、学習者101は、表示出力部107に提示されるこれらの情報に従い、目標達成が困難な場合は、提示された必要再学習回数Nrを遂行するように自身の学習計画を見直す。

0058

次に、忘却特性計算部105について詳細に説明する。

0059

図6は、本発明の一実施例の忘却特性計算部の構成を示す。

0060

忘却特性計算部105は、記憶率計算部301、忘却関数R(t)保持部302、及び必要再学習回数計算部303から構成される。

0061

忘却関数R(r)保持部302が保持する忘却関数R(t)としては、例えば式(1)に示す関数式を用いることができる。式(1)中において、nは再学習回数を表す。忘却関数については、図8を用いて後述する。

0062

ID=000003HE=015 WI=086 LX=0620 LY=0800
忘却特性計算部105への入力情報は、学習条件判定部104から伝えられる、初期入力情報である試験日De、達成目標Rg、及び最終学習予定日Df、経過情報である学習日Di、学習範囲Ci、遂行中再学習回数Ni、計時記録部106から渡される学習遂行時の日付Dcである。一方、忘却特性計算部105からの出力は、必要再学習回数Nrである。従って、忘却特性計算部105の処理内容は、上記の入力情報(Di,Ci,Ni,Dc)から上記の出力情報(Nr)を生成する処理である。

0063

このため、まず、記憶率計算部301は、以下の処理を行う。

0064

図7は、本発明の一実施例の忘却特性計算部の記憶率計算部の処理のフローチャートである。

0065

ステップ201)忘却関数保持部302の忘却関数R(t)を用いて、現在(Dc)、学習を終えたと想定し、再学習を行わない場合の、試験日Deにおける記録率
R(De−Dc)
を求める。ここで、記憶率とは、試験範囲全ての学習知識量に対して、忘れずに記憶している知識量の率である。

0066

ステップ202) 上記のステップ201で求めた記憶率R(De−De)と初期入力情報である達成目標、即ち、試験に合格するために最低限必要な記憶率Rgとを比較し、R(De−Dc)>Rgの場合には、ステップ203に移行し、R(De−Dc)≦Rgの場合には、ステップ204に移行する。

0067

ステップ203)再学習時期を「なし」とし、再学習回数を「0」として出力する。

0068

ステップ204)再学習の回数nを1からαまで振らせたα個の忘却関数のうち、DfからDeまでの日数経過後の時点で、達成目標即ち、試験に合格するための記憶率Rgを最初に超える関数のnの値を必要再学習回数Nrとして出力する。

0069

図8は、本発明の一実施例の忘却関数R(t)の例を示す。同図では、再学習回数が0〜2までの範囲のグラフを示している。同図中のグラフにおいて、横軸は、経過時間t(時間)を示し、原点の位置が学習を終了した時点で想定している。また、縦軸は、学習を行った知識に対する記憶率R(t)を示しており、0.0〜1.0の間を変化する。同図中のグラフでは、例えば、「再学習なし」の場合では、一度学習した内容は、1日(25時間)後には、33%に、1週間(168時間)後には、25%に、1ヵ月(720時間)後には、20%に忘却していることを示している。また、2回目の再学習後では、1日後には、60%、1週間後には50%、1ヵ月後でも42%を記憶に留めることを示している。

0070

また、上記の実施例では、図4図5図6の構成に基づいて説明したが、図3に示す学習支援装置の各構成要素をプログラムとして構築し、当該学習支援装置として利用されるコンピュータのCPUにインストールする、または、ネットワークを介して流通させることも可能である。

0071

また、構築されたプログラムを学習支援装置として利用されるコンピュータに接続されるハードディスクデバイスや、フロッピー登録商標ディスクCD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する際にインストールすることにより、容易に本発明を実現できる。

0072

なお、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。

発明の効果

0073

上述のように、本発明によれば、テストの実施時期、最終学習時期、テスト範囲、及び合格条件を初期情報として入力し、これらの初期情報と内部に保持する忘却関数を用いて当該テスト範囲に対する必要学習回数を学習者に提示することにより、人間の忘却特性に基づく学習必要条件の提示が可能となり、これによって、再学習の効果を有効に活用し、かつ確実に目標達成が可能な学習方法を支援することができる。

図面の簡単な説明

0074

図1本発明の原理を説明するための図である。
図2本発明の原理構成図である。
図3本発明の概要を説明するための図である。
図4本発明の一実施例の学習支援装置の構成図である。
図5本発明の一実施例の学習条件判定部の構成図である。
図6本発明の一実施例の忘却特性計算部の構成図である。
図7本発明の一実施例の忘却特性計算部の記憶率計算部の処理のフローチャートである。
図8本発明の一実施例の忘却特性を説明するための図である。

--

0075

101学習者
102初期情報入力手段、初期情報入力部
103経過情報入力手段、経過情報入力部
104学習条件判定手段、学習条件判定部
105忘却特性計算手段、忘却特性計算部
106 計時記録部
107表示出力手段、表示出力部
201試験日保持部
202学習目標保持部
203 最終学習予定日保持部
204 学習日保持部
205遂行学習範囲保持部
206遂行中再学習回数保持部
207目標達成判定部
301記憶率計算部
302忘却関数R(t)保持部
303 必要再学習回数計算部

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