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技術 信号分類処理装置、電波探知装置及び信号分類処理方法

出願人 三菱電機株式会社
発明者 小林修
出願日 2001年3月6日 (19年8ヶ月経過) 出願番号 2001-062283
公開日 2002年9月11日 (18年2ヶ月経過) 公開番号 2002-257923
状態 未査定
技術分野 方向探知 レーダ方式及びその細部
主要キーワード 分類順序 到来間隔 信号発信源 到来パルス 探知処理 分類処理装置 信号分類 パルス幅分
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

分類処理実行順序を制御可能な汎用的な信号分類処理装置を提供することを目的とする。

解決手段

複数のパルス信号の受信データからなるパルス群データに基づいて信号発信源によるパルス信号の分類処理を行う2以上の異なる信号分類手段と、信号分類処理の実行順序を記憶する分類順序記憶手段と、分類順序記憶手段に記憶された実行順序に基づき、信号分類手段による分類処理を制御する分類処理管理手段からなる。

概要

背景

電波探知装置は、レーダ送信局などの電波発射源から送出される電波信号を受信し、この受信信号に基づき電波発射源を探索する装置である。電波探知装置が複数の電波発射源から送出されたパルス信号を受信している場合、受信パルス解析して電波発射源を探索するには、受信パルスを各電波発射源ごとに分類する必要がある。このため、電波探知装置は、受信パルスを各電波発射源ごとに分類するための信号分類処理装置を備えている。

図8は、従来の電波探知装置の一構成例を示したブロック図である。図中の1はパルス群データ、2Lは信号分類処理装置、20は周波数分類処理部、21はTOI(Time Of Interval)分類処理部、22はTOA(Time Of Arrival )分類処理部、30はアンテナ、31はレーダ受信部、32はアンテナ駆動部、33はデータ生成部である。

アンテナ30は、未知の電波発射源から送出されるパルス信号を受信し、受信パルス信号を出力する。レーダ受信部31は、受信パルス信号に対し増幅復調等の受信処理を行う。アンテナ駆動部32はアンテナ30を駆動し、その受信方位を制御しており、データ生成部33にパルス信号の到来方位を示すデータを出力する。データ生成部33は、レーダ受信部31からのパルス信号とアンテナ駆動部32からの方位データに基づきパルス群データ1を生成する。

パルス群データ1は、電波探知装置が受信した複数のパルス信号(パルス群)に関するデータで構成され、データ記憶装置に保持されている。各データは、受信パルスごとの周波数、パルス幅パルス到来方位及びパルス到来時刻からなり、パルス信号の受信時刻であるパルス到来時刻(TOA)順に並べらている。すなわち、パルス群データ1は、データ生成部33によって、全ての受信パルスのデータがパルス到来時刻に基づき分類、整理されたものである。

信号分類処理装置2Lは、周波数分類処理部20、TOI分類処理部21及びTOA分類処理部22からなる。周波数分類処理部20は、電波探知装置が受信した複数の受信パルスをその周波数に基づき分類する装置であり、パルス群データ1を構成する全ての受信パルスを各電波発射源の周波数帯ごとに分類し、各パルスデータ周波数帯に対応する周波数分類番号を付与する。

TOI分類処理部21は、パルス到来間隔(TOI)に基づきパルス群データ1を構成するパルス信号を分類する装置であり、単一の電波発射源から送出される主要なパルス信号であるか否かを判定し、主要な電波発射源から送出されたパルス信号を分類する。TOI分類処理部21は、各パルス信号のパルス到来時刻(TOA)からパルス到来間隔(TOI)のヒストグラムを作成し、パルス到来間隔(TOI)が一致するパルス信号の数がパルス群データ1を構成する全てのパルス信号数に占める割合を求める。そして、この割合を予め定められた所定値と比較し、所定値以上であれば同一の電波発射源から到来しているパルス信号であると判定し、このパルス到来間隔(TOI)を形成しているパルス信号に対し、同一のTOI分類番号を付与する。つまり、パルス群データ全体について、パルス到来間隔(TOI)の統計処理を行って、主要なパルス信号を抽出して分類番号を付与している。

TOA分類処理部22も、パルス群データ1を構成するパルス信号を各パルス到来間隔(TOI)に基づき分類する装置であるが、同一のパルス到来間隔(TOI)ごとに連続して受信されたパルス信号を同一電波発射源からの到来パルスとして抽出する装置である。TOA分類処理部22は、まず、パルス群データ1中のいずれかのパルス到来時刻(TOA)を基準として、パルス到来間隔(TOI)の組み合わせデータを作成する。そして、当該パルス到来間隔(TOI)ごとにパルス列が連続的に存在しているのか否かを全パルス群データ1について判定する。この結果、当該パルス到来間隔(TOI)に相当する時刻ごと所定回数以上連続してパルス信号が到来している場合には、これらのパルス信号に対し同一のTOA分類番号を付与する。つまり、一定のパルス到来間隔(TOI)で継続して受信しているパルス列を個別にサーチして、各パルス信号を抽出して分類番号を付与している。

図8の信号分類処理装置2Lでは、まず、周波数分類処理部20が、パルス群データ1から各パルス信号の周波数を読み出し周波数データを所定の周波数帯ごとの分類番号に変換して、各パルスデータに分類番号を付与する。そして、各パルスごとに付与された周波数分類番号をパルス群データ1へ書き込む。周波数分類処理部20は、この分類処理が終了すれば、TOI分類処理部21に対し分類処理開始指示を出力する。

TOI分類処理部21は、周波数分類処理部20によって同一の周波数分類番号が付与されたパルス信号について、パルス到来時刻(TOA)をパルス群データ1から読み出す。そして、パルス到来間隔(TOI)のヒストグラムを作成し、主要な電波発射源から送信されたと判定できるパルス信号に対してTOI分類番号が付与され、パルス群データ1へ書き込まれる。TOI分類処理部21は、この分類処理が終了すれば、TOA分類処理部22に対し分類処理開始指示を出力する。

TOA分類処理部22は、周波数分類処理部20及びTOI分類処理部21のいずれにおいても分類されなかったパルス信号、すなわち周波数分類番号もTOI分類番号も付与されていないパルス信号について、パルス到来時刻(TOA)をパルス群データ1から読み出す。そして、パルス到来間隔(TOI)の組み合わせデータを作成し、当該パルス到来間隔のパルス列が連続的に存在していると判定できるパルス信号に対してTOA分類番号が付与され、パルス群データ1へ書き込まれる。TOA分類処理部22による分類処理が終了すれば、当該信号分類処理装置2Lによる全ての処理が終了する。

図9は、従来の信号分類処理装置の他の構成例を示したブロック図である。図中の1はパルス群データ、2Mは信号分類処理装置、20は周波数分類処理部、21はTOI分類処理部である。図8の信号分類処理装置2Lと比較すれば、TOA分類処理部を有しないで構成される点で異なる。

この信号分類処理装置2Mでは、周波数分類処理部20により周波数分類番号が付与され、TOI分類処理部21によりTOI分類番号が付与されるまでは、図8の信号分類処理装置2Lと同様であるが、TOI分類処理部21による分類処理が終了すれば、当該信号分類処理装置による全ての処理が終了する。

図10は、従来の信号分類処理装置の他の構成例を示したブロック図である。図中の1はパルス群データ、2Nは信号分類処理装置、20は周波数分類処理部、22はTOA分類処理部である。図8の信号分類処理装置2Lと比較すれば、TOI分類処理部を有しないで構成される点で異なる。

この信号分類処理装置2Nでは、周波数分類処理部20により周波数帯に基づき周波数分類番号が付与されると、周波数分類処理部20からTOA分類処理部22へ分類処理開始指示が出力される。TOA分類処理部22は、同一の周波数分類番号が付与されたパルス信号を対象として、パルス到来時刻(TOA)からパルス到来間隔(TOI)の組み合わせデータを作成する。そして、当該パルス到来間隔(TOI)のパルス列が連続的に存在しているのか否かを全パルス群データ1について判定する。

この結果、当該パルス到来間隔(TOI)で連続してパルス信号が存在する場合には、これらのパルス信号に対し同一のTOA分類番号を付与する。TOA分類処理部22は、周波数分類処理部20により付与された全ての周波数分類番号について上記分類処理を行う。そして、TOA分類処理部22による分類処理が終了すれば、当該信号分類処理装置による全ての処理が終了する。

図11は、図8〜図10のパルス群データ1の一構成例を示した図である。このパルス群データ1は、記憶装置に保持されたN個のパルス信号に関するデータからなる。各パルス信号ごとの周波数、パルス幅、パルス到来方位及びパルス到来時刻は、データ生成部33により書き込まれ、周波数分類番号、TOI分類番号、TOA分類番号は、分類処理の結果として、ぞれぞれ周波数分類処理部20、TOI分類部21、TOA分類部22により書き込まれる。

図11は、電波発射源Aから送出された周波数A、パルス幅A、到来方位Aからなるパルス信号と、電波発射源Bから送出された周波数B、パルス幅B、到来方位Bからなるパルス信号が輻輳して受信された場合のパルス群データ1の例が示されており、周波数分類処理により付与される周波数分類番号と、TOA類処理により付与されるTOA分類番号の例が示されている。

概要

各分類処理の実行順序を制御可能な汎用的な信号分類処理装置を提供することを目的とする。

複数のパルス信号の受信データからなるパルス群データに基づいて信号発信源によるパルス信号の分類処理を行う2以上の異なる信号分類手段と、信号分類処理の実行順序を記憶する分類順序記憶手段と、分類順序記憶手段に記憶された実行順序に基づき、信号分類手段による分類処理を制御する分類処理管理手段からなる。

目的

この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、各分類処理装置による分類処理の実行順序を制御することにより、種々の信号分類処理を実施することができる汎用的な信号分類処理装置を提供することを目的とする。また、各分類処理装置において使用するパラメータ集中管理することにより、種々の信号分類処理を実施することができる汎用的な信号分類処理装置を提供することを目的とする。

また、この様な汎用的な信号分類処理装置が組み込まれ、種々の信号分類処理を実施することができる電波探知装置を提供することを目的とする。更に、各分類処理の実行順序を制御することにより、種々の信号分類処理を実施することができる汎用的な信号分類処理方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

複数のパルス信号のデータからなるパルス群データに基づいて信号発信源によるパルス信号の分類処理を行う2以上の異なる信号分類手段と、信号分類処理実行順序を記憶する分類順序記憶手段と、分類順序記憶手段に記憶された実行順序に基づき、信号分類手段による分類処理を制御する分類処理管理手段からなることを特徴とする信号分類処理装置。

請求項2

上記信号分類手段として、パルス信号の周波数データに基づきパルス群データの分類処理を行う周波数分類手段と、パルス到来間隔の統計データに基づきパルス信号を抽出するTOI分類手段と、パルス信号の到来時刻に基づき一定のパルス到来間隔で連続しているパルス信号を抽出するTOA分類手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の信号分類処理装置。

請求項3

上記信号分類手段として、パルス信号のパルス幅データに基づきパルス群データの分類処理を行うパルス幅分類手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の信号分類処理装置。

請求項4

上記信号分類手段として、パルス信号の到来方位データに基づきパルス群データの分類処理を行う方位分類手段を備えたことを特徴とする請求項1又は3に記載の信号分類処理装置。

請求項5

上記信号分類手段による分類処理のためのパラメータを記憶するパラメータ記憶手段を備え、信号分類手段がパラメータ記憶手段に記憶されたパラメータに基づき分類処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の信号分類装置

請求項6

パルス信号を受信する受信装置と、複数の受信パルス信号からパルス群データを生成するデータ生成装置と、パルス群データに基づき受信パルス信号を電波発射源ごとに分類する信号分類処理装置とを備えた電波探知装置において、上記信号分類処理装置が2以上の異なる信号分類手段と、信号分類処理の実行順序を記憶する分類順序記憶手段と、分類順序記憶手段に記憶された実行順序に基づき、信号分類手段による分類処理を制御する分類処理管理手段からなることを特徴とする電波探知装置。

請求項7

複数のパルス信号の受信データからなるパルス群データに基づいて信号発信源によるパルス信号の分類処理を行う異なる2以上の信号分類ステップと、分類順序記憶手段に記憶された実行順序に基づき、信号分類ステップによる分類処理を制御する分類処理管理ステップからなることを特徴とする信号分類処理方法。

請求項8

上記信号分類ステップとして、パルス信号の周波数データに基づきパルス群データの分類処理を行う周波数分類ステップと、パルス到来間隔の統計データに基づきパルス群データの分類処理を行うTOI分類ステップと、パルス信号の到来時刻に基づきパルス群データの分類処理を行うTOA分類ステップとを備えたことを特徴とする請求項7に記載の信号分類処理方法。

技術分野

0001

この発明は、信号分類処理装置、電波探知装置及び信号分類処理方法に係り、さらに詳しくは、電波探知装置において受信されたパルス信号電波発射源により分類するために使用される信号分類処理装置の改良に関する。

背景技術

0002

電波探知装置は、レーダ送信局などの電波発射源から送出される電波信号を受信し、この受信信号に基づき電波発射源を探索する装置である。電波探知装置が複数の電波発射源から送出されたパルス信号を受信している場合、受信パルス解析して電波発射源を探索するには、受信パルスを各電波発射源ごとに分類する必要がある。このため、電波探知装置は、受信パルスを各電波発射源ごとに分類するための信号分類処理装置を備えている。

0003

図8は、従来の電波探知装置の一構成例を示したブロック図である。図中の1はパルス群データ、2Lは信号分類処理装置、20は周波数分類処理部、21はTOI(Time Of Interval)分類処理部、22はTOA(Time Of Arrival )分類処理部、30はアンテナ、31はレーダ受信部、32はアンテナ駆動部、33はデータ生成部である。

0004

アンテナ30は、未知の電波発射源から送出されるパルス信号を受信し、受信パルス信号を出力する。レーダ受信部31は、受信パルス信号に対し増幅復調等の受信処理を行う。アンテナ駆動部32はアンテナ30を駆動し、その受信方位を制御しており、データ生成部33にパルス信号の到来方位を示すデータを出力する。データ生成部33は、レーダ受信部31からのパルス信号とアンテナ駆動部32からの方位データに基づきパルス群データ1を生成する。

0005

パルス群データ1は、電波探知装置が受信した複数のパルス信号(パルス群)に関するデータで構成され、データ記憶装置に保持されている。各データは、受信パルスごとの周波数、パルス幅パルス到来方位及びパルス到来時刻からなり、パルス信号の受信時刻であるパルス到来時刻(TOA)順に並べらている。すなわち、パルス群データ1は、データ生成部33によって、全ての受信パルスのデータがパルス到来時刻に基づき分類、整理されたものである。

0006

信号分類処理装置2Lは、周波数分類処理部20、TOI分類処理部21及びTOA分類処理部22からなる。周波数分類処理部20は、電波探知装置が受信した複数の受信パルスをその周波数に基づき分類する装置であり、パルス群データ1を構成する全ての受信パルスを各電波発射源の周波数帯ごとに分類し、各パルスデータ周波数帯に対応する周波数分類番号を付与する。

0007

TOI分類処理部21は、パルス到来間隔(TOI)に基づきパルス群データ1を構成するパルス信号を分類する装置であり、単一の電波発射源から送出される主要なパルス信号であるか否かを判定し、主要な電波発射源から送出されたパルス信号を分類する。TOI分類処理部21は、各パルス信号のパルス到来時刻(TOA)からパルス到来間隔(TOI)のヒストグラムを作成し、パルス到来間隔(TOI)が一致するパルス信号の数がパルス群データ1を構成する全てのパルス信号数に占める割合を求める。そして、この割合を予め定められた所定値と比較し、所定値以上であれば同一の電波発射源から到来しているパルス信号であると判定し、このパルス到来間隔(TOI)を形成しているパルス信号に対し、同一のTOI分類番号を付与する。つまり、パルス群データ全体について、パルス到来間隔(TOI)の統計処理を行って、主要なパルス信号を抽出して分類番号を付与している。

0008

TOA分類処理部22も、パルス群データ1を構成するパルス信号を各パルス到来間隔(TOI)に基づき分類する装置であるが、同一のパルス到来間隔(TOI)ごとに連続して受信されたパルス信号を同一電波発射源からの到来パルスとして抽出する装置である。TOA分類処理部22は、まず、パルス群データ1中のいずれかのパルス到来時刻(TOA)を基準として、パルス到来間隔(TOI)の組み合わせデータを作成する。そして、当該パルス到来間隔(TOI)ごとにパルス列が連続的に存在しているのか否かを全パルス群データ1について判定する。この結果、当該パルス到来間隔(TOI)に相当する時刻ごと所定回数以上連続してパルス信号が到来している場合には、これらのパルス信号に対し同一のTOA分類番号を付与する。つまり、一定のパルス到来間隔(TOI)で継続して受信しているパルス列を個別にサーチして、各パルス信号を抽出して分類番号を付与している。

0009

図8の信号分類処理装置2Lでは、まず、周波数分類処理部20が、パルス群データ1から各パルス信号の周波数を読み出し周波数データを所定の周波数帯ごとの分類番号に変換して、各パルスデータに分類番号を付与する。そして、各パルスごとに付与された周波数分類番号をパルス群データ1へ書き込む。周波数分類処理部20は、この分類処理が終了すれば、TOI分類処理部21に対し分類処理開始指示を出力する。

0010

TOI分類処理部21は、周波数分類処理部20によって同一の周波数分類番号が付与されたパルス信号について、パルス到来時刻(TOA)をパルス群データ1から読み出す。そして、パルス到来間隔(TOI)のヒストグラムを作成し、主要な電波発射源から送信されたと判定できるパルス信号に対してTOI分類番号が付与され、パルス群データ1へ書き込まれる。TOI分類処理部21は、この分類処理が終了すれば、TOA分類処理部22に対し分類処理開始指示を出力する。

0011

TOA分類処理部22は、周波数分類処理部20及びTOI分類処理部21のいずれにおいても分類されなかったパルス信号、すなわち周波数分類番号もTOI分類番号も付与されていないパルス信号について、パルス到来時刻(TOA)をパルス群データ1から読み出す。そして、パルス到来間隔(TOI)の組み合わせデータを作成し、当該パルス到来間隔のパルス列が連続的に存在していると判定できるパルス信号に対してTOA分類番号が付与され、パルス群データ1へ書き込まれる。TOA分類処理部22による分類処理が終了すれば、当該信号分類処理装置2Lによる全ての処理が終了する。

0012

図9は、従来の信号分類処理装置の他の構成例を示したブロック図である。図中の1はパルス群データ、2Mは信号分類処理装置、20は周波数分類処理部、21はTOI分類処理部である。図8の信号分類処理装置2Lと比較すれば、TOA分類処理部を有しないで構成される点で異なる。

0013

この信号分類処理装置2Mでは、周波数分類処理部20により周波数分類番号が付与され、TOI分類処理部21によりTOI分類番号が付与されるまでは、図8の信号分類処理装置2Lと同様であるが、TOI分類処理部21による分類処理が終了すれば、当該信号分類処理装置による全ての処理が終了する。

0014

図10は、従来の信号分類処理装置の他の構成例を示したブロック図である。図中の1はパルス群データ、2Nは信号分類処理装置、20は周波数分類処理部、22はTOA分類処理部である。図8の信号分類処理装置2Lと比較すれば、TOI分類処理部を有しないで構成される点で異なる。

0015

この信号分類処理装置2Nでは、周波数分類処理部20により周波数帯に基づき周波数分類番号が付与されると、周波数分類処理部20からTOA分類処理部22へ分類処理開始指示が出力される。TOA分類処理部22は、同一の周波数分類番号が付与されたパルス信号を対象として、パルス到来時刻(TOA)からパルス到来間隔(TOI)の組み合わせデータを作成する。そして、当該パルス到来間隔(TOI)のパルス列が連続的に存在しているのか否かを全パルス群データ1について判定する。

0016

この結果、当該パルス到来間隔(TOI)で連続してパルス信号が存在する場合には、これらのパルス信号に対し同一のTOA分類番号を付与する。TOA分類処理部22は、周波数分類処理部20により付与された全ての周波数分類番号について上記分類処理を行う。そして、TOA分類処理部22による分類処理が終了すれば、当該信号分類処理装置による全ての処理が終了する。

0017

図11は、図8図10のパルス群データ1の一構成例を示した図である。このパルス群データ1は、記憶装置に保持されたN個のパルス信号に関するデータからなる。各パルス信号ごとの周波数、パルス幅、パルス到来方位及びパルス到来時刻は、データ生成部33により書き込まれ、周波数分類番号、TOI分類番号、TOA分類番号は、分類処理の結果として、ぞれぞれ周波数分類処理部20、TOI分類部21、TOA分類部22により書き込まれる。

0018

図11は、電波発射源Aから送出された周波数A、パルス幅A、到来方位Aからなるパルス信号と、電波発射源Bから送出された周波数B、パルス幅B、到来方位Bからなるパルス信号が輻輳して受信された場合のパルス群データ1の例が示されており、周波数分類処理により付与される周波数分類番号と、TOA類処理により付与されるTOA分類番号の例が示されている。

発明が解決しようとする課題

0019

電波探知装置に用いられる信号分類処理装置2L〜2Nは、周波数分類処理装置、TOI分類処理装置、TOA分類処理装置などの組み合わせにより構成され、これらの組み合わせによって構成の異なる種々の信号分類処理装置が実現されている。

0020

この様な従来の信号分類処理装置は、共通する分類処理部を有しているとしても、装置全体としては構成が異なっている。このため、信号分類処理装置の設計、製造は、各信号分類装置又は各電波探知装置ごとに行われており、各分類処理部を改良する場合、各信号分類処理装置又は各電波探知処理装置ごとに設計変更し、製造工程を変更する必要があった。また、分類処理部の処理内容を同様に改良しても、一部の信号処理分類装置では同程度の性能向上が図れない場合が発生していた。

0021

この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、各分類処理装置による分類処理の実行順序を制御することにより、種々の信号分類処理を実施することができる汎用的な信号分類処理装置を提供することを目的とする。また、各分類処理装置において使用するパラメータ集中管理することにより、種々の信号分類処理を実施することができる汎用的な信号分類処理装置を提供することを目的とする。

0022

また、この様な汎用的な信号分類処理装置が組み込まれ、種々の信号分類処理を実施することができる電波探知装置を提供することを目的とする。更に、各分類処理の実行順序を制御することにより、種々の信号分類処理を実施することができる汎用的な信号分類処理方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0023

請求項1に記載の本発明による信号分類処理装置は、複数のパルス信号のデータからなるパルス群データに基づいて信号発信源によるパルス信号の分類処理を行う2以上の異なる信号分類手段と、信号分類処理の実行順序を記憶する分類順序記憶手段と、分類順序記憶手段に記憶された実行順序に基づき、信号分類手段による分類処理を制御する分類処理管理手段とにより構成される。

0024

このような構成により、分類順序記憶手段に信号分類処理の実行順序を予め記憶させておけば、分類処理管理手段が、この実行順序に基づき、各分類処理手段を制御する。従って、分類処理の実行順序を変更可能な汎用性の高い分類処理装置が実現できる。

0025

また、請求項2に記載の本発明による信号分類処理装置は、その信号分類手段として、パルス信号の周波数データに基づきパルス群データの分類処理を行う周波数分類手段と、パルス到来間隔(TOI)の統計データに基づきパルス信号を抽出するTOI分類手段と、パルス信号の到来時刻(TOA)に基づき一定のパルス到来間隔で連続しているパルス信号を抽出するTOA分類手段を備えて構成される。

0026

このような構成により、周波数分類処理、TOI分類処理、TOA分類処理の一部又は全てを用い、これらの実行順序を変更可能な汎用性の高い分類処理装置が実現できる。

0027

また、請求項3に記載の本発明による信号分類処理装置は、その信号分類手段として、パルス信号のパルス幅データに基づきパルス群データの分類処理を行うパルス幅分類手段を備えて構成される。

0028

また、請求項4に記載の本発明による信号分類処理装置は、その信号分類手段として、パルス信号の到来方位データに基づきパルス群データの分類処理を行う方位分類手段を備えて構成される。

0029

また、請求項5に記載の本発明による信号分類処理装置は、信号分類手段による分類処理のためのパラメータを記憶するパラメータ記憶手段を備え、各信号分類装置がパラメータ記憶手段に記憶されたパラメータに基づき分類処理を行う用に構成される。

0030

この様な構成により、パラメータ記憶手段に各分類処理のパラメータを予め記憶させておけば、各信号分類手段は、このパラメータに基づき分類処理を実行する。従って、各信号分類手段による処理内容を変更可能な汎用性の高い分類処理装置が実現できる。なお、パラメータ記憶部には、全ての信号分類手段に関するパラメータを記憶してもよいし、一部の信号分類手段に関するパラメータを記憶していてもよい。また、1つの信号分類手段に必要な全てのパラメータを記憶している必要はない。

0031

また、請求項6に記載の本発明による電波探知装置は、パルス信号を受信する受信装置と、複数の受信パルス信号からパルス群データを生成するデータ生成装置と、パルス群データに基づき受信パルス信号を電波発射源ごとに分類する信号分類処理装置とを備えた電波探知装置であって、信号分類処理装置は、2以上の異なる信号分類手段と、信号分類処理の実行順序を記憶する分類順序記憶手段と、分類順序記憶手段に記憶された実行順序に基づき、信号分類手段による分類処理を制御する分類処理管理手段からなる。

0032

また、請求項7に記載の本発明による信号分類処理方法は、複数のパルス信号の受信データからなるパルス群データに基づいて信号発信源によるパルス信号の分類処理を行う2以上の異なる信号分類ステップと、分類順序記憶手段に記憶された実行順序に基づき、信号分類ステップによる分類処理を制御する分類処理管理ステップからなることを特徴とする信号分類処理方法。

0033

また、請求項8に記載の本発明による信号分類処理方法は、信号分類ステップとして、パルス信号の周波数データに基づきパルス群データの分類処理を行う周波数分類ステップと、パルス到来間隔(TOI)の統計データに基づきパルス群データの分類処理を行うTOI分類ステップと、パルス信号の到来時刻(TOA)に基づきパルス群データの分類処理を行うTOA分類ステップとを備えて構成される。

発明を実施するための最良の形態

0034

実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1による電波探知装置の一構成例を示したブロック図である。図中の1はパルス群データ、2Aは信号分類処理装置、20は周波数分類処理部、21はTOI分類処理部、22はTOA分類処理部、25は分類処理管理部、26は処理順序記憶部、30はアンテナ、31はレーダ受信部、32はアンテナ駆動部、33はデータ生成部である。信号分類処理装置2Aを図8の従来の信号分類処理装置2Lと比較すれば、分類処理管理部25及び処理順序記憶部26を備える点で異なる。

0035

各分類処理部20〜22は、従来の信号分類処理装置における分類処理部と同様の分類処理を行うものであるが、各分類処理部20〜22における分類処理の起動、終了は分類処理管理部25が管理している。つまり、各分類処理部20〜22は、分類処理管理部25から出力される起動命令に基づき分類処理を開始し、分類処理が終了した場合には分類処理管理部25に対し処理完了通知する。

0036

処理順序記憶部26は、ハードディスク半導体メモリ等からなる記憶装置であり、分類処理の実行順序が記憶されている。分類処理管理部25は、処理順序記憶部26から実行順序を読み出し、読み出したデータに基づき、分類処理部20〜22に対し起動命令を出力する。すなわち、最初に実行すべき分類処理部に対し起動命令を出し、当該分類処理部から処理完了通知を受け取ると、次に実行すべき分類処理部に対し起動命令を出す。この様にして、処理順序記憶部26に記憶している実行順序で分類処理が実行される。

0037

図2の(a)〜(c)は、処理順序記憶部26に記憶されている実行順序の一例を示した図であり、処理順に実施する分類処理が記憶されている。(a)〜(c)は、それぞれ図8図10に示した従来の信号処理装置において実行される信号分類処理に相当するデータである。処理順序記憶部6は、全ての分類処理部20〜22を用いて処理を行う際に各分類処理の実施順序を記憶することができるが、分類処理部20〜22の一部のみを用いた処理を行わせるために、一部の分類処理についての実施順序を記憶させることもできる。

0038

まず、図2の(a)に示したデータが、処理順序記憶部26に予め記憶されている場合の動作について説明する。電波発射源から送信されたパルス信号に基づきデータ生成部33によりパルス群データ1が生成される。分類処理管理部25は、パルス群データ1の生成を検出すると、処理順序記憶部26に記憶された処理順序のデータを読み出し、最初の分類処理を行う分類処理部20〜22に対し処理開始の指示を出す。ここでは、処理順序1番目の処理内容が周波数分類処理であるため、分類処理管理部25から周波数分類処理部20へ処理開始の指示が出される。

0039

周波数分類処理部20は、分類処理管理部25から処理開始の指示を受け取ると、従来と同様の方法により周波数に基づくパルス群データの分類を実施し、パルス群データ1に周波数分類番号を付与する。周波数による分類処理が完了すると、周波数分類処理部20は、分類処理管理部25に対し処理完了の通知を行う。

0040

分類処理管理部25は、周波数分類処理部20から完了通知を受け取ると、次の処理(処理順序2番目)を行うTOI分類処理部21に対し処理開始の指示を出す。TOI分類処理部21は、分類処理管理部25から処理開始の指示を受け取ると、同一の周波数分類番号が付与された各パルス群について、従来と同様の方法により、それぞれTOI分類処理を実施する。つまり、単一の電波発射源からのパルス信号であると判定される場合には、当該パルス信号に同一のTOI分類番号を付与する。TOI分類処理が完了すると、TOI分類処理部22は、分類処理管理部25に対し処理完了の通知を行う。

0041

次に、分類処理管理部25は、TOI分類処理部21から完了通知を受け取ると、次の処理(処理順序3番目)の処理を行うTOA分類処理部22に対し処理開始の指示を出す。TOA分類処理部22は、分類処理管理部25から処理開始の指示を受け取ると、パルス群データの中で分類番号が付与されていない残りのパルス信号について、従来と同様の方法により、それぞれTOA分類処理を実施し、TOA分類番号を付与する。TOA分類処理が完了すると、TOA分類処理部22は、分類処理管理部25に対し処理完了の通知を行う。

0042

処理順序記憶部26に記憶されている全ての分類処理が完了すれば、信号分類処理が完了し、分類処理管理部25は、処理完了の信号を出力する。

0043

図2の(b)に示したデータが、処理順序記憶部26に予め記憶されている場合には、TOA分類処理部22を使用することなく、周波数分類処理部20及びTOI分類処理部21による分類処理を順に実施して、信号分類処理が完了する。

0044

同様にして、図2の(c)に示したデータが、処理順序記憶部26に予め記憶されている場合には、TOI分類処理部21を使用することなく、周波数分類処理部20及びTOA分類処理部22による分類処理を順に実施して、信号分類処理が完了する。

0045

本実施の形態によれば、従来技術として示した3パターンの信号分類処理を1つの信号分類処理装置で実現することができる。つまり、汎用の信号分類処理装置を実現することができる。このため、電波探知装置ごとに個別の信号分類処理装置を用意する必要がなく、また信号分類処理の順序を容易に変更することができるため、各電波探知装置の開発期間が短縮でき、信号分類処理装置の量産化にも適している。

0046

なお、本実施形態では、パルス群データ1が、パルス到来時刻順に分類、整理されている場合の例について説明したが、本発明はこのような場合に限定されず、分類、整理がされていないものであってもよい。また、本実施の形態では、電波探知装置がアンテナ駆動部32を備え、その出力に基づきパルス到来方位を求める場合について説明したが、本発明はこの様な場合に限定されず、例えば、アレイ・アンテナを用いて到来方向を求めるものであってもよい。

0047

実施の形態2.実施の形態1では、パルス群データを周波数分類処理部20により分類した後にTOI分類処理及びTOA分類処理を行っていたが、本実施の形態では、周波数分類処理部20及びパルス幅分類処理部23による分類後に行う場合について説明する。

0048

図3は、本発明の実施の形態2による信号分類処理装置の一構成例を示したブロック図である。図中の1はパルス群データ、2Bは信号分類処理装置、20は周波数分類処理部、21はTOI分類処理部、22はTOA分類処理部、23はパルス幅分類処理部、25は分類処理管理部、26は処理順序記憶部である。信号分類処理装置2Bを図1の信号分類処理装置2Aと比較すれば、パルス幅分類処理部23を備える点で異なる。また、図4は、図3の処理順序記憶部26に記憶されている実行順序の一例を示した図である。

0049

分類処理管理部25は、処理順序記憶部26に記憶された処理順序に基づき、周波数分類処理部20から処理完了通知を受け取ると、パルス幅分類処理部23に対し処理開始の指示を出力する。パルス幅分類処理部23は、分類処理管理部25から処理開始の指示を受け取るとパルス幅分類処理を開始する。パルス幅分類処理は、周波数分類処理部20により同一の分類番号が付与されたパルス信号、つまり、周波数帯が同一である各パルス群の中で、そのパルス幅を比較する。そして、パルス幅が同一又は類似するパルス信号に対し同一のパルス幅分類番号を付与する。この様なパルス幅分類処理が完了すると、TOA分類処理部22は、分類処理管理部25に対し処理完了の通知を行う。

0050

分類処理管理部25は、パルス幅分類処理部23から完了通知を受け取ると、TOI分類処理、TOA分類処理を順に実行させる。TOI分類処理部21では、周波数分類番号及びパルス幅分類番号が付与されて分類された各パルス群について、TOI分類処理を行う。また、TOA分類処理部22は、パルス群データの中で分類番号が付与されていないパルス信号についてTOA分類処理を行う。

0051

本実施の形態によれば、パルス幅分類処理を含む信号分類処理を実施可能な信号分類処理装置を実現することができ、信号分類処理装置の汎用性を更に高めることができる。

0052

実施の形態3.実施の形態2では、パルス群データを周波数分類処理部20及びパルス幅分類処理部23により分類した後にTOI分類処理及びTOA分類処理を行っていたが、本実施の形態では、周波数分類処理部20、パルス幅分類処理部23及び方位分類処理部24による分類後に行う場合について説明する。

0053

図5は、本発明の実施の形態3による信号分類処理装置の一構成例を示したブロック図である。図中の1はパルス群データ、2Cは信号分類処理装置、20は周波数分類処理部、21はTOI分類処理部、22はTOA分類処理部、23はパルス幅分類処理部、24は方位分類処理部、25は分類処理管理部、26は処理順序記憶部である。信号分類処理装置2Cを図3の信号分類処理装置2Bと比較すれば、方位分類処理部24を備える点で異なる。また、図6は、図5の処理順序記憶部26に記憶されている実行順序の一例を示した図である。

0054

分類処理管理部25は、処理順序記憶部26に記憶された処理順序に基づき、周波数分類処理、パルス幅分類処理を順に実行させる。そして、パルス幅分類処理部23から処理完了通知を受け取ると、方位分類処理部24に対し処理開始の指示を出力する。方位分類処理部24は、分類処理管理部25から処理開始の指示を受け取ると方位分類処理を開始する。方位分類処理は、同一の周波数分類番号又は同一のパルス分類番号が付与された各パルス群について、到来方位が一致する又は類似するパルス信号に同一の方位分類番号を付与する。つまり、同一の方位帯ごとにパルス信号を分類する。この様な方位分類処理が完了すると、方位分類処理部24は、分類処理管理部25に対し処理完了の通知を行う。

0055

分類処理管理部25は、方位分類処理部24から完了通知を受け取ると、TOI分類処理、TOA分類処理を順に実行させる。TOI分類処理部21では、周波数分類番号、パルス幅分類番号及び方位分類番号が付与されて分類された各パルス群について、TOI分類処理を行う。また、TOA分類処理部22は、パルス群データの中で分類番号が付与されていないパルス信号についてTOA分類処理を行う。

0056

本実施の形態によれば、方位分類処理を含む信号分類処理を実施可能な信号分類処理装置を実現することができ、信号分類処理装置の汎用性を更に高めることができる。

0057

実施の形態4.図7は、本発明の実施の形態4による信号分類処理装置の一構成例を示したブロック図である。図中の1はパルス群データ、2Dは信号分類処理装置、20は周波数分類処理部、21はTOI分類処理部、22はTOA分類処理部、23はパルス幅分類処理部、24は方位分類処理部、25は分類処理管理部、26は処理順序記憶部、27はパラメータ記憶部である。信号分類処理装置2Dを図5の信号分類処理装置2Cと比較すれば、パラメータ記憶部27を備える点で異なる。

0058

従来の信号分類処理装置2L〜2Nでは、各分類処理部20〜22において必要となる分類処理のためのパラメータをそれぞれ分類処理部20〜22内に保持している。図7の信号処理装置2Dでは、これらのパラメータを予めパラメータ記憶部27に記憶させ、分類処理管理部25がパラメータ記憶部27からパラメータを読み出して、各分類処理部20〜24に出力している。各分類処理部20〜24は、分類処理管理部25から受け取ったパラメータに基づき分類処理を行う。

0059

本実施の形態によれば、パラメータ記憶部27内のパラメータを変更することにより、各分類処理装置20〜24における処理内容を容易に変更することができる。つまり、各分類処理部20〜24の分類パラメータをパラメータ記憶部27に保持することにより、各分類処理部の汎用化することができる。従って、各電波探知装置の開発期間が短縮でき、信号分類処理装置の量産化にも適している。

0060

なお、上記の各実施の形態における各分類処理部とその実行順序は一例にすぎず、本発明は、これらの分類処理部を用いた場合のみに限定されず、また、これらの処理順序で実行する場合のみに限定されない。

発明の効果

0061

本発明によれば、信号分類処理の実行順序を分類順序記憶手段に記憶し、分類処理管理手段が、各信号分類手段による分類処理を制御することにより、汎用的な信号分類処理装置を提供することができる。また、各信号分類処理に用いられるパラメータをパラメータ記憶部に保持することにより、汎用的な信号分類処理装置を提供することができる。更に、この様な信号分類処理装置を用いることにより電波探知装置の開発、改良を短期間に行うことができる。

図面の簡単な説明

0062

図1本発明の実施の形態1による電波探知装置の一構成例を示したブロック図である。
図2(a)〜(c)は、それぞれ図1の処理順序記憶部26に記憶されている実行順序の一例を示した図である。
図3本発明の実施の形態2による信号分類処理装置の一構成例を示したブロック図である。
図4図3の処理順序記憶部26に記憶されている実行順序の一例を示した図である。
図5本発明の実施の形態3による信号分類処理装置の一構成例を示したブロック図である。
図6図5の処理順序記憶部26に記憶されている実行順序の一例を示した図である。
図7本発明の実施の形態4による信号分類処理装置の一構成例を示したブロック図である。
図8従来の電波探知装置の一構成例を示したブロック図である。
図9従来の信号分類処理装置の他の構成例を示したブロック図である。
図10従来の信号分類処理装置の他の構成例を示したブロック図である。
図11図8図10のパルス群データ1の一構成例を示した図である。

--

0063

1パルス群データ、2A〜2D信号分類処理装置、2L〜2N 従来の信号分類処理装置、6処理順序記憶部、20周波数分類処理部、21 TOI分類処理部、22 TOA分類処理部、23パルス幅分類処理部、24方位分類処理部、25 分類処理管理部、26 処理順序記憶部、27パラメータ記憶部、30アンテナ、31レーダ受信部、32アンテナ駆動部、33データ生成部

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