図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2002年9月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

携帯電話などの、選択項目を選択する際に誤りなく確実に希望する項目を選択できる操作性の優れたものの提供を目的とする。

解決手段

カーソル制御タンが操作されたとき実際にカーソルが移動する前に、次にカーソルが進む方向、場所を予告表示する構成にしたため、操作者は予め認識でき、誤って希望していない項目にカーソルが移動することなく確実に選択項目にカーソルを移動することができる操作性の優れた電子機器が得られる。

概要

背景

従来のこの種の電子機器の例としての携帯電話について、図面を用いて説明する。図6は従来の携帯電話の正面図であり、同図において、1は筐体である外装ケースで、その正面が操作面となっている。

この操作面の上部には、スピーカが内蔵された受話部2が構成されると共に、その下方位置に表示手段である表示部3がLCD4により構成されている。

一方、この操作面の下部には、送信時に使用するマイクが配された送話部5が構成され、その上方位置に数字キー等からなる操作ボタン部6が配設されており、この操作ボタン部6の中の一つが各種操作を確定させる確定操作キー6Aとなっている。また操作ボタン部6の上側には画面上のカーソルを移動させるためのカーソル制御ボタン7が配置されている。

そして、この外装ケース1の上端部には、アンテナ8が外装ケース1に対して伸縮並びに収納可能に装着されると共に、外装ケース1内には、上記LCD4、操作ボタン部6、カーソル制御ボタン7およびアンテナ8等との間の入出力情報を制御するための電気回路が収容されており、この電気回路を含めた携帯電話の構成は、図7の回路構成を示すブロック図で表わされるようになっており、以下は同図を用いて説明する。

図7において、9は各種演算処理および判定等を行うCPUで、上記LCD4、操作ボタン部6、カーソル制御ボタン7およびアンテナ8は、直接または所定の回路部等を介してCPU9に接続されて制御されている。

すなわち、LCD4は、LCDドライバ10を介して上記CPU9に接続されて制御され、上記操作ボタン部6およびカーソル制御ボタン7からの信号は、直接その信号がCPU9に入力されて処理されるようになっている。さらに、アンテナ8は、送受信回路部12を介して上記CPU9に接続されて制御されている。

また、このCPU9には、あらかじめ所定情報登録されたROM13、および電話番号簿等の情報を随時登録削除できるようにRAM14が接続されている。

次に、上記構成の携帯電話の動作について説明する。

この携帯電話は、受送信を行っていない初期状態においては、図8の表示画面を説明する図に示すように表示部3には、LCD4によって複数の選択項目15Aから構成される所定の表示メニュー15、およびその表示された項目の内、現在どの項目を選択しているかを明示するカーソル16が表示されている。

そして、携帯電話をかける場合等の所定操作を行うために、まず操作者は、上記表示画面を初期状態から希望する操作を行うことができる画面に切り換えるために、カーソル制御ボタン7を用いて、表示部3に表示されたカーソル16の位置を移動させて希望する項目に合わせ、その後、確定操作キー6Aを押圧操作して、その項目を選択確定したという信号をCPU9へ送出させる。

CPU9はその確定信号を認識すると、表示部3のカーソル16で選択された項目を判別し、それに対応する画面等をROM13もしくはRAM14から呼び出し、それをLCDドライバ10を介してLCD4に伝達して、表示内容を希望されたものに切り換えるものであった。

上記内容について、さらに詳細に説明すると、事前に記憶させた電話番号を検索して呼び出す場合には、操作者は、上記表示メニュー15の項目の中から、“電話番号呼び出し”の項目に対応する表示に切り換えるために、カーソル制御ボタン7を操作してカーソル16を“電話番号呼び出し”の項目上に移動させ、続いて確定操作キー6Aを押圧する。

この操作によって、CPU9はRAM14もしくはROM13から、予め登録されている電話番号簿の情報を取り出し、その情報をLCDドライバ10を介してLCD4に伝達し、LCD4の表示を電話番号簿およびその検索が可能な表示に切り換える。

続いて、操作者は、上記と同様に希望する電話番号上にカーソル16を移動し、その後確定操作キー6Aを押して希望する電話番号を選択確定する。

このようにして希望する電話番号が確定されたことがCPU9で認識されると、CPU9は所定の処理を行って上記選択確定された電話番号に対して、送信信号を送受信回路部12およびアンテナ8を介して送信する。

なお、これと同時にCPU9は、図7には図示していない受話部2および送話部5に対しても、音声等の入出力信号を送受信回路部12およびアンテナ8を介して送受信できるように所定の制御を行うようになっているものであった。

概要

携帯電話などの、選択項目を選択する際に誤りなく確実に希望する項目を選択できる操作性の優れたものの提供を目的とする。

カーソル制御ボタンが操作されたとき実際にカーソルが移動する前に、次にカーソルが進む方向、場所を予告表示する構成にしたため、操作者は予め認識でき、誤って希望していない項目にカーソルが移動することなく確実に選択項目にカーソルを移動することができる操作性の優れた電子機器が得られる。

目的

本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、操作者の意図する方向へカーソルを確実に移動させることができる操作性の優れた電子機器を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

少なくとも文字や図形等で表わされた複数の選択項目および現在選択されている選択項目を識別させるカーソルが表示される表示部と、表示部上で操作者希望する選択項目へカーソルを移動させる操作部を備えた電子機器において、操作部は、操作者の希望する選択項目へカーソルを移動させる方向や場所を選択する選択入力部と、カーソルを移動させる方向や場所を選択した後にカーソルの移動を確定させる確定入力部とにより構成されると共に、選択入力部でカーソルを移動させる方向や場所を選択したときにその方向や場所を識別可能とする予告手段を有し、確定入力部を操作することでカーソルの移動が確定する電子機器。

請求項2

操作部が、選択入力部と選択入力部よりも重い操作力で動作する確定入力部とを一体にして構成される請求項1記載の電子機器。

請求項3

確定入力部が節度押圧スイッチである請求項1記載の電子機器。

請求項4

予告手段が、現在選択されている選択項目の場所から希望する選択項目の場所の方向を示す表示である請求項1記載の電子機器。

請求項5

予告手段が、希望する選択項目の表示の変化である請求項1記載の電子機器。

請求項6

予告手段が、現在選択されている選択項目の場所から希望する選択項目の場所の方向を音で示す請求項1記載の電子機器。

請求項7

予告手段が、希望する選択項目を音で示す請求項1記載の電子機器。

請求項8

少なくとも文字や図形等で表わされた複数の選択項目および現在選択されている選択項目を識別させるカーソルが表示される表示部と、表示部上で操作者の希望する選択項目へカーソルを移動させる操作部を備えた電子機器において、内部の制御部に複数の選択項目にそれぞれ対応した第1の認識領域具備し、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定された後、この第1の認識領域の状態を自動的に変えて、第1の認識領域の状態よりも操作部の変動を受けにくい第2の認識領域に変更する認識領域変更手段を備えた電子機器。

請求項9

認識領域変更手段が、第2の認識領域を隣接する他の複数の認識領域よりも広くする機能を持つ請求項8記載の電子機器。

請求項10

認識領域変更手段が、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定されたとき、選択された第1の認識領域を除く領域を非認識領域に変更する機能を持つ請求項8記載の電子機器。

請求項11

認識領域変更手段が、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定されたとき、選択された第1の認識領域に隣接する他の領域の少なくとも一部を非認識領域に変更する機能を持つ請求項8記載の電子機器。

請求項12

認識領域変更手段が、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域を第2の認識領域に変更した後、その第2の認識領域を一定時間保持する機能を持つ請求項8記載の電子機器。

技術分野

0001

本発明は、主として携帯電話移動体通信端末ビデオカメラオーディオ機器等の、表示部と所望の選択項目入力可能な入力スイッチを備えた電子機器に関するものである。

背景技術

0002

従来のこの種の電子機器の例としての携帯電話について、図面を用いて説明する。図6は従来の携帯電話の正面図であり、同図において、1は筐体である外装ケースで、その正面が操作面となっている。

0003

この操作面の上部には、スピーカが内蔵された受話部2が構成されると共に、その下方位置に表示手段である表示部3がLCD4により構成されている。

0004

一方、この操作面の下部には、送信時に使用するマイクが配された送話部5が構成され、その上方位置に数字キー等からなる操作ボタン部6が配設されており、この操作ボタン部6の中の一つが各種操作を確定させる確定操作キー6Aとなっている。また操作ボタン部6の上側には画面上のカーソルを移動させるためのカーソル制御ボタン7が配置されている。

0005

そして、この外装ケース1の上端部には、アンテナ8が外装ケース1に対して伸縮並びに収納可能に装着されると共に、外装ケース1内には、上記LCD4、操作ボタン部6、カーソル制御ボタン7およびアンテナ8等との間の入出力情報を制御するための電気回路が収容されており、この電気回路を含めた携帯電話の構成は、図7回路構成を示すブロック図で表わされるようになっており、以下は同図を用いて説明する。

0006

図7において、9は各種演算処理および判定等を行うCPUで、上記LCD4、操作ボタン部6、カーソル制御ボタン7およびアンテナ8は、直接または所定の回路部等を介してCPU9に接続されて制御されている。

0007

すなわち、LCD4は、LCDドライバ10を介して上記CPU9に接続されて制御され、上記操作ボタン部6およびカーソル制御ボタン7からの信号は、直接その信号がCPU9に入力されて処理されるようになっている。さらに、アンテナ8は、送受信回路部12を介して上記CPU9に接続されて制御されている。

0008

また、このCPU9には、あらかじめ所定情報登録されたROM13、および電話番号簿等の情報を随時登録削除できるようにRAM14が接続されている。

0009

次に、上記構成の携帯電話の動作について説明する。

0010

この携帯電話は、受送信を行っていない初期状態においては、図8表示画面を説明する図に示すように表示部3には、LCD4によって複数の選択項目15Aから構成される所定の表示メニュー15、およびその表示された項目の内、現在どの項目を選択しているかを明示するカーソル16が表示されている。

0011

そして、携帯電話をかける場合等の所定操作を行うために、まず操作者は、上記表示画面を初期状態から希望する操作を行うことができる画面に切り換えるために、カーソル制御ボタン7を用いて、表示部3に表示されたカーソル16の位置を移動させて希望する項目に合わせ、その後、確定操作キー6Aを押圧操作して、その項目を選択確定したという信号をCPU9へ送出させる。

0012

CPU9はその確定信号を認識すると、表示部3のカーソル16で選択された項目を判別し、それに対応する画面等をROM13もしくはRAM14から呼び出し、それをLCDドライバ10を介してLCD4に伝達して、表示内容を希望されたものに切り換えるものであった。

0013

上記内容について、さらに詳細に説明すると、事前に記憶させた電話番号を検索して呼び出す場合には、操作者は、上記表示メニュー15の項目の中から、“電話番号呼び出し”の項目に対応する表示に切り換えるために、カーソル制御ボタン7を操作してカーソル16を“電話番号呼び出し”の項目上に移動させ、続いて確定操作キー6Aを押圧する。

0014

この操作によって、CPU9はRAM14もしくはROM13から、予め登録されている電話番号簿の情報を取り出し、その情報をLCDドライバ10を介してLCD4に伝達し、LCD4の表示を電話番号簿およびその検索が可能な表示に切り換える。

0015

続いて、操作者は、上記と同様に希望する電話番号上にカーソル16を移動し、その後確定操作キー6Aを押して希望する電話番号を選択確定する。

0016

このようにして希望する電話番号が確定されたことがCPU9で認識されると、CPU9は所定の処理を行って上記選択確定された電話番号に対して、送信信号を送受信回路部12およびアンテナ8を介して送信する。

0017

なお、これと同時にCPU9は、図7には図示していない受話部2および送話部5に対しても、音声等の入出力信号を送受信回路部12およびアンテナ8を介して送受信できるように所定の制御を行うようになっているものであった。

発明が解決しようとする課題

0018

しかしながら上記従来の携帯電話においては、希望する項目を選択するとき、カーソル制御ボタンの操作と同時にカーソルが移動し、操作者が選択したいと考えている方向とは違う方向に移動してしまう場合があり、それを修正するために一旦前回の位置に戻し、改めて方向を選択し直すという無駄な操作が必要になる。特に小型で多機能な携帯電話であるほど多くの項目が設けられ、誤操作の起こりやすいものであった。

0019

本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、操作者の意図する方向へカーソルを確実に移動させることができる操作性の優れた電子機器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0020

上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。

0021

本発明の請求項1に記載の発明は、文字や図形等で表わされた複数の選択項目および現在選択されている選択項目を識別させるカーソルが表示される表示部と、表示部上で操作者の希望する選択項目へカーソルを移動させる操作部を備え、操作部は、操作者の希望する選択項目へカーソルを移動させる方向や場所を選択する選択入力部と、カーソルを移動させる方向や場所を選択した後にカーソルの移動を確定させる確定入力部とにより構成されると共に、選択入力部でカーソルを移動させる方向や場所を選択したときにその方向や場所を識別可能とする予告手段を有し、確定入力部を操作することでカーソルの移動が確定する電子機器であり、カーソルを移動させるときに予告手段によってカーソルが移動する方向や場所が先に示されるため希望する方向にカーソルを確実に移動させることができるという作用を有する。

0022

請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、操作部が、選択入力部と選択入力部よりも重い操作力で動作する確定入力部とを一体にして構成したものであり、選択入力部と確定入力部の操作力が異なるため軽い力で操作することによりカーソルが進む方向または場所が予告され、移動方向や場所を確認してから確定操作ができる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。

0023

請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において確定入力部が節度押圧スイッチで構成したものであり、予告された方向、場所を確定操作するとき節度感が得られるため確実に操作できる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。

0024

請求項4に記載の発明は、請求項1記載の発明において、現在選択されている選択項目の場所から希望する選択項目の場所の方向を示す表示で予告する構成としたものであり、次にカーソルが進む方向が視覚的に容易に認識される操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。

0025

請求項5に記載の発明は、請求項1記載の発明において、操作者の希望する選択項目の表示が変化するよう構成したものであり、次にカーソルが進む場所が視覚的に容易に認識される操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。

0026

請求項6に記載の発明は、請求項1記載の発明において、現在選択されている選択項目の場所から希望する選択項目の場所の方向を音で示すよう構成したものであり、次にカーソルが進む方向が音で識別できるため操作面を見なくても容易に操作できる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。

0027

請求項7に記載の発明は、請求項1記載の発明において、希望する選択項目を音で示すよう構成したものであり、次に選択したい項目が音で識別できるため操作面を見なくても容易に操作できる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。

0028

請求項8に記載の発明は、文字や図形等で表わされた複数の選択項目および現在選択されている選択項目を識別させるカーソルが表示される表示部と、表示部上で操作者の希望する選択項目へカーソルを移動させる操作部を備えた電子機器において、内部の制御部に複数の選択項目にそれぞれ対応した第1の認識領域具備し、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定され、この第1の認識領域の状態を自動的に変えて、第1の認識領域よりも操作部の変動を受けにくい第2の認識領域に変更する認識領域変更手段を備えた電子機器としたものであり、一旦特定された希望する選択項目に対応する認識領域を操作部の多少の変動に影響されない安定な状態に自動的に変化させ、選択項目が確実に保持される操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。

0029

請求項9に記載の発明は、請求項8記載の発明において、認識領域変更手段が、第2の認識領域を隣接する複数の他の認識領域よりも広くすることを特徴としたものであり、選択操作により第1の認識領域が選択されたときその領域を広げた第2の認識領域とすることにより同じ選択操作が続く間の操作が多少ぶれても確実に選択項目が保持される操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。

0030

請求項10に記載の発明は、請求項8記載の発明において、認識領域変更手段が、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定されたとき、選択された第1の認識領域を除く領域を非認識領域に変更することを特徴としたものであり、選択操作により第1の領域が認識されたときそれ以外をすべて非認識領域に変更することにより選択操作が多少ぶれても他の選択項目が選択されることがなく確実に希望する選択項目が保持できる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。

0031

請求項11に記載の発明は、請求項8記載の発明において、認識領域変更手段が、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定されたとき、選択された第1の認識領域に隣接する他の領域の少なくとも一部を非認識領域に変更することを特徴としたもので、操作が多少ぶれても隣接する他の認識領域との境界部が非認識領域となっているため他の選択項目が選択されることがなく確実に希望する選択項目が保持できる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。

0032

請求項12に記載の発明は、請求項8記載の発明において、認識領域変更手段が、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定されたとき、選択された第1の認識領域を第2の認識領域に変更し一定時間保持することを特徴としたもので、第1の認識領域を選択し選択項目を実行した後続けて同じ選択を行うとき、最初の操作直後に第2の認識領域に変更されているため連続操作において確実に選択項目が実行でき、また操作終了してから一定時間後に第1の認識領域が認識可能な状態に戻るため最初の操作と同様に選択操作ができる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。

発明を実施するための最良の形態

0033

以下本発明の実施の形態について、図1図5を用いて説明する。

0034

(実施の形態1)実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1〜7に記載の発明について説明する。

0035

図1は本発明の第1の実施の形態による電子機器としての携帯電話の正面図であり、同図において、1は正面が表示面となった外装ケースで、この表示面の上端に受話部2、中央上部に表示手段である表示部3がLCD4で構成されると共に、下端に送話部5、中央下部に数字キー等からなる操作ボタン部6が配設されており、この操作ボタン部6の中の一つが各種操作を確定させるための確定操作キー6Aとなっている。また表示部3の下部にはカーソル制御ボタン17が配設されている。

0036

さらに、外装ケース1の上部には、アンテナ8が外装ケース1に対して伸縮並びに収納可能に装着されると共に、外装ケース1内には、上記の表示部3、操作ボタン部6、カーソル制御ボタン17およびアンテナ8を制御する電子回路が収容されており、この電気回路を含めた本発明による携帯電話の回路構成は、図2の回路構成を示すブロック図に表わすものとなっており、以下に、その回路構成を説明する。

0037

図2において、19は各種演算処理および判定等を行うCPUで、上記の表示部3であるLCD4、操作ボタン部6、カーソル制御ボタン17およびアンテナ8は、直接または所定の回路部等を介してCPU19に接続されて制御されている。

0038

すなわち、表示部3であるLCD4はLCDドライバ10を介して上記CPU19に接続されて制御され、操作ボタン部6からの信号は直接CPU19に入力されて処理されるようになっている。

0039

そして、カーソル制御ボタン17は、その外周部を軽い力で押圧したときおよび中心部で重い力で押圧したときに信号を出力するように構成され、カーソルコントローラ18を介して上記CPU19に接続されて制御されている。また、このCPU19には、送受信回路部12を介してアンテナ8も接続されて制御されるようになっていると共に、予め所定情報が登録されたROM13、および電話番号簿等の情報を随時登録削除できるRAM14が接続されている。

0040

次に、同図を用いて本実施の形態による携帯電話の動作について説明する。

0041

本実施の形態による携帯電話は、受発信を行っていない初期状態においては、図3の表示画面を説明する図の(a)に示すように、表示部3に複数の項目から構成される所定の表示メニュー15、およびその表示された項目の内、現在どの項目を選択しているかを明示するカーソル16が表示されている。

0042

そして、携帯電話をかける場合等の所定操作を行うために操作者は、まず上記表示画面を初期状態から希望する項目を示すメニューに切り換えるため、カーソル制御ボタン17の所定部分、例えば図1での上方向を指先で押圧操作して、カーソル16を所望の選択項目の位置に移動させる行為を行うが、このとき、カーソル制御ボタン17を軽く押圧することにより図3の(b)に示すようにまずカーソル16が移動しようとする場所16Aの表示が変化する。操作者はこの状態の変化が選択したい項目を正しく示していると判断したらカーソル制御ボタン17の中心部を重い押圧操作で確定入力操作を行い実際のカーソル16の移動を確定する。

0043

すなわち、この携帯電話は、表示部3の下部に配されたカーソル制御ボタン17上で、所定位置を軽く押圧操作することによって、カーソル16を移動しようとしていることを示す信号をカーソルコントローラ18を介してCPU19に送出し、CPU19はその信号を認識すると、表示部3に、次にカーソル16が選択しようとしている項目16Aを点滅などの表示変化により予告し、重い押圧操作によってカーソル移動確定信号をカーソルコントローラ18を介してCPU19に送出し、CPU19はその信号を認識すると表示部3のカーソル16を図3の(c)に示すように実際に移動させる。その後、確定操作キー6Aを押圧操作して希望する項目を選択・確定したという信号をカーソルコントローラ18を介してCPU19に送出し、CPU19はその確定信号を認識すると、表示部3のカーソル16で選択された項目を判別し、それに対応する所定のメニュー画面等をROM13もしくはRAM14から呼び出して、それをLCDドライバ10を介してLCD4に伝達し、表示部3の表示内容を希望されたものに切り換える。

0044

このように本実施の形態によれば、表示部3の下部にあるカーソル制御ボタン17を押圧操作することにより、次にカーソル16が移動する方向または場所をあらかじめ予告表示するので、操作者はこの表示を確認してから自分の望む方向へ確実にカーソル16を移動させることができる操作性に優れた携帯電話を実現できるものである。

0045

なお、上記の説明においては、操作荷重の異なるカーソル制御ボタン17で予告表示および移動確定動作を行っているが、図4のカーソル制御ボタンの断面図に示すようにカーソル制御ボタン17の中心部に節度付押圧スイッチ20を用い、外周部の操作で接点21がオンしたとき予告表示し、中心部の押圧で節度付押圧スイッチ20を押して接点22がオンするような節度感を伴う操作を行ったとき方向を確定し実際にカーソル16が移動するようにしてもよい。

0046

また、予告表示機能としては次に選択される項目16Aを点滅表示ハイライト表示または拡大表示させてもよいし、図3の(d)に示すように次に進む方向を示す矢印16Bを表示させるようにしてもよいし、次に進む方向を音または音声で識別させるようにしてもよい。

0047

(実施の形態2)実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項8〜12に記載の発明について説明する。

0048

図5はカーソル制御ボタンを8方向に入力できるものとした場合のカーソルコントローラの識別領域を示す模式図であり、図5の(a)は8方向カーソルの場合でカーソル制御ボタン17からの入力が無くカーソルコントローラ18が信号を認識していない状態を示す。初期状態でカーソルコントローラ18は角度45度刻みで等分割に認識領域23を有する。そしてカーソル制御ボタン17の上方向の外周部が押圧されたときのカーソルコントローラ18の動作を説明すると、特定されるべき認識領域は図5の(b)に示すように第1の認識領域23eであり、隣り合う認識領域23f,23gが特定されてはならない。そこで操作者がカーソル制御ボタン17を介して第1の認識領域23eを一旦選択すると、カーソルコントローラ18は図5の(c)に示すように第1の認識領域23eを左右に12.25度広げ、第2の認識領域23hとして他の認識領域23f,23gより大きくする。このため操作者の操作が多少ぶれても認識領域が広くなっているため誤った方向が選択されるということが無く希望する方向へカーソル16を移動させることができ操作性が向上する。操作者が指を離すと、カーソルコントローラ18は指が離れたことを認識し認識領域を最初の第1の認識領域23eの大きさに戻すため操作者は他の方向を選択操作する場合でも違和感無く同じ操作ができ、確実にカーソル16を操作できる。

0049

なお上記の説明では広げる角度を12.25度にしているがこれは任意の角度で広くとってもよいし、全領域に広げてもよい。

0050

また図5の(d)に示すように所望の領域が特定された時点で隣り合う領域の一部を何も認識しない非認識領域23i,23jに設定することにより操作者の操作が多少ぶれても誤った方向が選択されるということは無く希望する方向へカーソル16を移動させることができ操作性が向上する。

0051

また図5の(e)に示すように、第1の認識領域23eの外側を何も認識しない非認識領域23kに設定しても同様の効果が得られる。

0052

また第1の認識領域23eから第2の認識領域23hに変わってから一定時間保持するようにすると同一方向への連続した入力が操作者の操作が多少ぶれても確実に行える効果が得られる。

0053

また上記の説明においては8方向カーソルを用いたが、方向の分解能としては4方向でもよいし、16方向でもよいし、任意の数の分解能でもよい。

発明の効果

0054

以上のように本発明によれば項目を選択する際に次に移動する方向、場所があらかじめ予告表示されるため操作者は方向を確認してから実際のカーソル移動を行うことができ確実に操作できる。また方向を判断する認識領域を変化させることにより誤った方向へのカーソル移動をなくすことができる操作性の優れた電子機器を実現できるという効果が得られる。

図面の簡単な説明

0055

図1本発明の第1の実施の形態による携帯電話の正面図
図2同回路構成を示すブロック図
図3同表示画面を説明する図
図4同要部であるカーソル制御ボタンの断面図
図5本発明の第2の実施の形態によるカーソルコントローラの認識領域を示す模式図
図6従来の携帯電話の正面図
図7同回路構成を示すブロック図
図8同表示画面を説明する図

--

0056

1外装ケース
2受話部
3 表示部
4 LCD
5送話部
6 操作ボタン部
6A確定操作キー
7,17カーソル制御ボタン
8アンテナ
9,19 CPU
10LCDドライバ
12送受信回路部
13 ROM
14 RAM
15表示メニュー
15A,16A選択項目
16カーソル
16B 矢印
18 カーソルコントローラ
20節度付押圧スイッチ
21,22接点
23,23f,23g認識領域
23e 第1の認識領域
23h 第2の認識領域
23i,23j,23k 非認識領域

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 東芝テック株式会社の「 電子機器及び出力装置」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】情報出力に利便性を向上させることが可能な電子機器及び出力装置を提供する。【解決手段】外部の出力装置との間で無線通信を行う通信手段と、前記通信手段とのペアリングが完了したペアリング装置の識別子と... 詳細

  • 株式会社コロプラの「 プログラム、方法および情報処理装置」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】ユーザの仮想体験を改善することができるプログラム、方法及び情報処理装置を提供する。【解決手段】プロセッサに、仮想空間を定義するステップと、仮想空間に仮想視点とコリジョン領域と操作オブジェクトと... 詳細

  • 楽天株式会社の「 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】ウェブページ等の表示において、コンテンツウインドウに表示されるコンテンツ情報の視認性を損なうことのないようにポップアップウインドウを表示させる。【解決手段】ネットワークシステムの配信サーバ2は... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ