図面 (/)

技術 水管ボイラ

出願人 株式会社タクマ
発明者 山口桂司
出願日 2001年2月9日 (20年5ヶ月経過) 出願番号 2001-033629
公開日 2002年8月23日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2002-235901
状態 特許登録済
技術分野 蒸気発生一般 蒸気ボイラの種類 蒸気ボイラの細部
主要キーワード テールエンド 組立工期 メンブレン壁 傾斜管 計測管 種ノズル ボイラ缶水 水平管
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年8月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

ごみ焼却炉ごみ溶融炉等に用いられる水管ボイラに於て、ボイラ本体廻りスペースが少なくて済むと共に、構造が簡単化できて組立工期の短縮を図る。

解決手段

ボイラ本体2とバックステー3とで構成され、とりわけボイラ本体2の水冷管壁6の外側にこれを補強すべく設けられたバックステー3に缶水ドラム16に対する連絡路17を形成し、所謂バックステー3を連絡管として兼用する。

概要

背景

従来、この種の水管ボイラとしては、例えば図2に示すテールエンド型水管ボイラが知られている。

当該水管ボイラ50は、熱ガスGを発生させる炉体51と、これからの熱ガスGに依り蒸気を発生させるボイラ本体52と、これからの排ガスに依り給水を予熱する節炭器エコノマイザ)53とを備えている。

炉体51は、焼却灰煤塵等を溶融処理する溶融炉にしてある。ボイラ本体52は、炉体51からの熱ガスGを迂曲させる複数のパス(第1乃至第3パス)54,55,56と、これからの熱ガスGに依り過熱蒸気を得る為の過熱器(2次過熱器及び1次過熱器)57,58と、これからの熱ガスGに依り蒸気を発生させる蒸発器59と、これらの外側に設けられた水冷管壁(メンブレン壁)60等を備えている。

水冷管壁60は、上下の管寄せ61,62を備えている。上部管寄せ61は、上部接続管63を介して缶水ドラム64に接続されている。下部管寄せ62のうち2次過熱器57と蒸発器59以外の外側に位置するものは、下部接続管(図示せず)を介して缶水ドラム64に接続されている。

而して、水管ボイラ50に於ては、炉内の圧力やボイラの質量や地震力対抗する為にボイラ本体52の水冷管壁60の外側には、バックステータイバーとも言う)65が取付けられて補強され、ボイラ本体52の変形が防止されている。一方、ボイラ缶水循環回路を形成する為にボイラ本体52の水冷管壁60の外側には、連絡管66がバックステー65と干渉しない様に配置されている。

バックステー65は、H形鋼角形鋼I形鋼C形鋼等が用いられ、ボイラ本体52の水冷管壁60の外側に設けられた水平材67と、ボイラ本体52の水冷管壁60の外側に設けられて水平材67の中程と後部に交差する前後の垂直材68とから成っている。

連絡管66は、ボイラ本体52の2次過熱器57の外側に位置する水冷管壁60の下部管寄せ62と缶水ドラム64に連なる降水管69とを連絡する前部連絡管70と、ボイラ本体52の蒸発器59の外側に位置する水冷管壁60の下部管寄せ62と缶水ドラム64に連なる接続管71とを連絡する後部連絡管72とから成っている。

概要

ごみ焼却炉ごみ溶融炉等に用いられる水管ボイラに於て、ボイラ本体廻りスペースが少なくて済むと共に、構造が簡単化できて組立工期の短縮を図る。

ボイラ本体2とバックステー3とで構成され、とりわけボイラ本体2の水冷管壁6の外側にこれを補強すべく設けられたバックステー3に缶水ドラム16に対する連絡路17を形成し、所謂バックステー3を連絡管として兼用する。

目的

本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とする処は、ボイラ本体廻りのスペースが少なくて済むと共に、それだけ構造が簡単化できて組立工期の短縮も図る事ができる水管ボイラを提供するにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

水冷管壁を備えたボイラ本体と、ボイラ本体の水冷管壁の外側にこれを補強すべく設けられて缶水ドラムに対する連絡路が形成されたバックステーと、から構成した事を特徴とする水管ボイラ

請求項2

バックステーは、ボイラ本体の2次過熱器の外側に位置する水冷管壁の下部管寄せと缶水ドラムに連なる接続管とを連結する前部垂直管と、ボイラ本体の蒸発器の外側に位置する水冷管壁の上下の管寄せを連結する後部垂直管と、缶水ドラムに連なる降水管と前部垂直管の中位同士を連結する前部水平管と、前部垂直管と後部垂直管の中位同士を連結する後部水平管と、前部垂直管の上半と後部水平管とを連通させると共に前部水平管と前部垂直管の下半とを連通させる前部仕切壁と、後部水平管と後部垂直管の下半とを連通させる後部仕切壁とを備え、前部水平管と前部垂直管の下半との内部に前部連絡路が形成されていると共に、前部垂直管の上半と後部水平管と後部垂直管の下半との内部に後部連絡路が形成されている請求項1に記載の水管ボイラ。

技術分野

(1)ボイラ本体とバックステーとで構成され、とりわけボイラ本体の水冷管壁の外側にこれを補強すべく設けられたバックステーに缶水ドラムに対する連絡路を形成したので、所謂バックステーを連絡管として兼用する事ができ、ボイラ本体廻りスペースが少なくて済むと共に、それだけ構造を簡単化できて組立工期の短縮も図る事ができる。

背景技術

0001

本発明は、例えばごみ焼却炉ごみ溶融炉等に用いられる水管ボイラの改良に関する。

0002

従来、この種の水管ボイラとしては、例えば図2に示すテールエンド型水管ボイラが知られている。

0003

当該水管ボイラ50は、熱ガスGを発生させる炉体51と、これからの熱ガスGに依り蒸気を発生させるボイラ本体52と、これからの排ガスに依り給水を予熱する節炭器エコノマイザ)53とを備えている。

0004

炉体51は、焼却灰煤塵等を溶融処理する溶融炉にしてある。ボイラ本体52は、炉体51からの熱ガスGを迂曲させる複数のパス(第1乃至第3パス)54,55,56と、これからの熱ガスGに依り過熱蒸気を得る為の過熱器(2次過熱器及び1次過熱器)57,58と、これからの熱ガスGに依り蒸気を発生させる蒸発器59と、これらの外側に設けられた水冷管壁(メンブレン壁)60等を備えている。

0005

水冷管壁60は、上下の管寄せ61,62を備えている。上部管寄せ61は、上部接続管63を介して缶水ドラム64に接続されている。下部管寄せ62のうち2次過熱器57と蒸発器59以外の外側に位置するものは、下部接続管(図示せず)を介して缶水ドラム64に接続されている。

0006

而して、水管ボイラ50に於ては、炉内の圧力やボイラの質量や地震力対抗する為にボイラ本体52の水冷管壁60の外側には、バックステー(タイバーとも言う)65が取付けられて補強され、ボイラ本体52の変形が防止されている。一方、ボイラ缶水循環回路を形成する為にボイラ本体52の水冷管壁60の外側には、連絡管66がバックステー65と干渉しない様に配置されている。

0007

バックステー65は、H形鋼角形鋼I形鋼C形鋼等が用いられ、ボイラ本体52の水冷管壁60の外側に設けられた水平材67と、ボイラ本体52の水冷管壁60の外側に設けられて水平材67の中程と後部に交差する前後の垂直材68とから成っている。

発明が解決しようとする課題

0008

連絡管66は、ボイラ本体52の2次過熱器57の外側に位置する水冷管壁60の下部管寄せ62と缶水ドラム64に連なる降水管69とを連絡する前部連絡管70と、ボイラ本体52の蒸発器59の外側に位置する水冷管壁60の下部管寄せ62と缶水ドラム64に連なる接続管71とを連絡する後部連絡管72とから成っている。

0009

ところが、この様なものは、ボイラ本体の水冷管壁の周辺には、バックステーの為の空間と連絡管の為に空間が必要となり、配置上、ボイラの幅方向に大きなスペースが必要であると共に、水冷管壁に沿ってバックステーと連絡管が配置される為に、各種ノズル計測管台を配置する際の障害物となる事が多かった。又、バックステーと連絡管とを個別に組み立てねばならないので、組立工期が長くなっていた。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とする処は、ボイラ本体廻りのスペースが少なくて済むと共に、それだけ構造が簡単化できて組立工期の短縮も図る事ができる水管ボイラを提供するにある。

0011

本発明の水管ボイラは、基本的には、水冷管壁を備えたボイラ本体と、ボイラ本体の水冷管壁の外側にこれを補強すべく設けられて缶水ドラムに対する連絡路が形成されたバックステーと、から構成した事に特徴が存する。

0012

ボイラ本体の水冷管壁の補強の為に設けられたバックステーに、缶水ドラムに対する連絡路を形成して所謂バックステーを連絡管として兼用する様にしたので、ボイラ本体廻りのスペースを節約できると共に、構造を簡単化でき、組立工期を短縮する事ができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

バックステーは、ボイラ本体の2次過熱器の外側に位置する水冷管壁の下部管寄せと缶水ドラムに連なる接続管とを連結する前部垂直管と、ボイラ本体の蒸発器の外側に位置する水冷管壁の上下の管寄せを連結する後部垂直管と、缶水ドラムに連なる降水管と前部垂直管の中位同士を連結する前部水平管と、前部垂直管と後部垂直管の中位同士を連結する後部水平管と、前部垂直管の上半と後部水平管とを連通させると共に前部水平管と前部垂直管の下半とを連通させる前部仕切壁と、後部水平管と後部垂直管の下半とを連通させる後部仕切壁とを備え、前部水平管と前部垂直管の下半との内部に前部連絡路が形成されていると共に、前部垂直管の上半と後部水平管と後部垂直管の下半との内部に後部連絡路が形成されているのが好ましい。この様にすれば、少ない材料に依りバックステーと連絡管とを効率的に兼用する事ができる。

0014

以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の水管ボイラを示す縦断側面図である。

0015

水管ボイラ1は、ボイラ本体2とバックステー3とからその主要部が構成されて居り、ごみ焼却炉やごみ溶融炉等に適用されるテールエンド型水管ボイラにしてある。

0016

水管ボイラ1は、ボイラ本体2の前段位置に設けられて熱ガスGを発生させる炉体4と、ボイラ本体2の後段位置に設けられて排ガスの熱量を利用して給水を予熱する節炭器(エコノマイザ)5とを備えている。炉体4は、焼却灰や煤塵等を溶融処理する溶融炉にしてある。

0017

ボイラ本体2は、水冷管壁6を備えたもので、熱ガスGを迂曲させる複数のパス(第1乃至第3パス)7,8,9と、これからの熱ガスGに依り過熱蒸気を得る為の過熱器(2次過熱器及び1次過熱器)10,11と、これからの熱ガスに依り蒸気を発生させる蒸発器12と、これらの外側に設けられた水冷管壁6等を備えている。

0018

水冷管壁6は、メンブレン壁にしてあり、上下の管寄せ13,14を備えている。上部管寄せ13は、上部接続管15を介して缶水ドラム16に接続されている。下部管寄せ14のうち2次過熱器10と蒸発器12以外の外側に位置するものは、下部接続管(図示せず)を介して缶水ドラム16に接続されている。

0019

バックステー3は、ボイラ本体2の水冷管壁6の外側にこれを補強すべく設けられて缶水ドラム16に対する連絡路17が形成されたもので、ボイラ本体2の2次過熱器10の外側に位置する水冷管壁6の下部管寄せ14と缶水ドラム16に連なる接続管18とを連結する前部垂直管19と、ボイラ本体2の蒸発器12の外側に位置する水冷管壁6の上下の管寄せ13,14を連結する後部垂直管20と、缶水ドラム16に連なる降水管21と前部垂直管19の中位同士を連結する前部水平管22と、前部垂直管19と後部垂直管20の中位同士を連結する後部水平管23と、前部垂直管19の上半と後部水平管23とを連通させると共に前部水平管22と前部垂直管19の下半とを連通させる前部仕切壁24と、後部水平管23と後部垂直管20の下半とを連通させる後部仕切壁25とを備え、前部水平管22と前部垂直管19の下半との内部に前部連絡路26が形成されていると共に、前部垂直管19の上半と後部水平管23と後部垂直管20の下半との内部に後部連絡路27が形成されている。

0020

垂直管19,20と水平管22,23は、溶接ボルトに依り強固に一体的に接続されると共に、ボイラ本体2の水冷管壁6に対して適当な間隔でこれを補強すべく連結される。

0021

次に、この様な構成に基づいてその作用を述解する。炉体4で発生した熱ガスGは、ボイラ本体2の第1パス7→第2パス8→第3パス9→2次過熱器10→1次過熱器11→蒸発器12を順次通過し、蒸発器12で蒸気が発生されると共に、1次過熱器11と2次過熱器10に依り過熱蒸気にされる。ボイラ本体2からの排ガスは、節炭器5を通過して煙突(図示せず)から排出され、節炭器5に依り給水が予熱される。

0022

ボイラ本体2の2次過熱器10と蒸発器12以外の外側に位置する水冷管壁6は、缶水ドラム16の缶水が下部接続管(図示せず)を経て下部管寄せ14に供給されると共に、上部管寄せ13からの缶水が上部接続管15を経て缶水ドラム16に戻される。

0023

ボイラ本体2の2次過熱器10の外側に位置する水冷管壁6は、缶水ドラム16の缶水が降水管21とバックステー3の前部連絡路26を経て下部管寄せ14に供給されると共に、上部管寄せ13からの缶水が上部接続管15を経て缶水ドラム16に戻される。

0024

ボイラ本体2の蒸発器12の外側に位置する水冷管壁6は、缶水ドラム16の缶水が接続管18とバックステー3の後部連絡路27を経て下部管寄せ14に供給されると共に、上部管寄せ13からの缶水が上部接続管15を経て缶水ドラム16に戻される。

0025

而して、これら水冷管壁6と缶水ドラム16と接続管15,18と連絡路17と降水管21は、缶水ドラム16に対する循環回路を形成している。

0026

ボイラ本体2の水冷管壁6の外側には、垂直管19,20と水平管22,23とから成るバックステー3が設けられているので、ボイラ本体2の水冷管壁6が補強されてボイラ本体2の変形が防止される。

0027

バックステー3は、垂直管19,20と水平管22,23に依り構成されてその内部には、連絡路17が形成されているので、缶水ドラム16に対する連絡管として機能する。つまり、バックステー3は、従来の連絡管として兼用する事ができる。この為、ボイラ本体2の水冷管壁6の外側には、バックステー3の為の空間だけが必要であって、ボイラ本体2廻りのスペースが少なくて済むと共に、それだけ構造を簡単化できて組立工期の短縮も図る事ができる。

0028

尚、ボイラ本体2は、先の例では、パスが三つ(第1乃至第3パス7,8,9)であったが、これに限らず、例えば二つや四つ以上でも良い。ボイラ本体2は、先の例では、過熱器が二つ(2次過熱器及び1次過熱器10,11)であったが、これに限らず、例えば一つや三つ以上でも良い。バックステー3は、先の例では、垂直管19,20と水平管22,23とで構成したが、これに限らず、例えば垂直管と水平管との少なくとも何れかと所定角度に傾斜された傾斜管とで構成したり、傾斜管のみで構成しても良い。バックステー3は、先の例では、垂直管と水平管が夫々二つであったが、これに限らず、例えば一つや三つ以上でも良い。炉体4は、先の例では、溶融炉であったが、これに限らず、例えば焼却炉等でも良い。

図面の簡単な説明

0029

以上、既述した如く、本発明に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができる。

--

0030

図1本発明の水管ボイラを示す縦断側面図。
図2従来の水管ボイラを示す縦断側面図。

0031

1,50…水管ボイラ、2,52…ボイラ本体、3,65…バックステー、4,51…炉体、5,53…節炭器、6,60…水冷管壁、7,54…第1パス、8,55…第2パス、9,56…第3パス、10,57…2次過熱器、11,58…1次過熱器、12,59…蒸発器、13,61…上部管寄せ、14,62…下部管寄せ、15,63…上部接続管、16,64…缶水ドラム、17…連絡路、18,71…接続管、19…前部垂直管、20…後部垂直管、21,69…降水管、22…前部水平管、23…後部水平管、24…前部仕切壁、25…後部仕切壁、26…前部連絡路、27…後部連絡路、66…連絡管、67…水平材、68…垂直材、70…前部連絡管、72…後部連絡管、G…熱ガス。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ