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技術 媒体搬送装置

出願人 富士通株式会社
発明者 阿部周一
出願日 2001年2月7日 (19年9ヶ月経過) 出願番号 2001-031505
公開日 2002年8月23日 (18年2ヶ月経過) 公開番号 2002-234638
状態 特許登録済
技術分野 ベルト,ローラによる搬送 単票の取扱い シートの整合・反転
主要キーワード 終端側端 弾性フランジ 側方ガイド 閉塞操作 規制ブロック 円筒形ローラ 閉塞姿勢 幅寄せローラ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年8月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

媒体搬送装置に関し、複数種媒体を高い信頼性で搬送することを目的とする。

解決手段

複数の弾性フランジ1を放射状に突出させた花弁状ローラ2を含む媒体媒体搬送ローラ33を紙葉媒体6Aと冊子状媒体6Bとが共通して使用する媒体搬送路4に配置してなり、前記媒体媒体搬送ローラ33は、媒体搬送路4中への紙葉媒体6Aの挿入を検知した際に、媒体への接触圧を低下させて該媒体の挿入終端側端縁を媒体搬送路4に設けたシャッタ5に適数衝接させて紙葉媒体6Aの斜行修正する。

概要

背景

一般に媒体搬送装置は、適宜の搬送路により伝票等を例えば印字ユニットまで搬送し、該印字ユニットで所定の処理を行うように構成される。

一方、媒体搬送装置により処理される媒体の種類が複数種になると、以下の問題が発生する。まず、伝票と通帳とでは搬送方向に直交する方向の寸法が異なるために、搬送路への挿入口は、少なくとも大きな方に合わせて設定する必要がある。この結果、小さな方を挿入するに際しては、斜め挿入等による斜行が発生しやすくなる。

媒体の斜行は、媒体搬送路に沿って配置される処理部における処理の精度を低下させる上に、ジャムの原因となる。

媒体の斜行、あるいは該媒体を媒体搬送路に予め設定された基準面に沿って搬送するために、従来、例えば特開平11-66388号公報に示されるような花弁状ローラにより媒体を幅寄せすることも行われているが、花弁状の幅寄せローラ紙葉媒体には効果があるが、通帳搬送においてはローラ圧が出ないために搬送力が低下し、搬送不良が発生しやすい。

概要

媒体搬送装置に関し、複数種の媒体を高い信頼性で搬送することを目的とする。

複数の弾性フランジ1を放射状に突出させた花弁状ローラ2を含む媒体媒体搬送ローラ33を紙葉媒体6Aと冊子状媒体6Bとが共通して使用する媒体搬送路4に配置してなり、前記媒体媒体搬送ローラ33は、媒体搬送路4中への紙葉媒体6Aの挿入を検知した際に、媒体への接触圧を低下させて該媒体の挿入終端側端縁を媒体搬送路4に設けたシャッタ5に適数衝接させて紙葉媒体6Aの斜行を修正する。

目的

本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、複数種の媒体を高い信頼性で搬送可能な媒体搬送装置の提供を目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

複数の弾性フランジ放射状に突出させた花弁状ローラを含む媒体搬送ローラ紙葉媒体冊子状媒体とが共通して使用する媒体搬送路に配置してなり、前記媒体搬送ローラは、媒体搬送路中への紙葉媒体の挿入を検知した際に、媒体への接触圧を低下させて該媒体の挿入終端側端縁を媒体搬送路に設けたシャッタ適数衝接させて紙葉媒体の斜行修正する媒体搬送装置

請求項2

前記花弁状ローラには、弾性フランジの撓み量を規制する規制ブロックが設けられる請求項1記載の媒体搬送装置。

技術分野

0001

本発明は、媒体搬送装置に関するものである。

背景技術

0002

一般に媒体搬送装置は、適宜の搬送路により伝票等を例えば印字ユニットまで搬送し、該印字ユニットで所定の処理を行うように構成される。

0003

一方、媒体搬送装置により処理される媒体の種類が複数種になると、以下の問題が発生する。まず、伝票と通帳とでは搬送方向に直交する方向の寸法が異なるために、搬送路への挿入口は、少なくとも大きな方に合わせて設定する必要がある。この結果、小さな方を挿入するに際しては、斜め挿入等による斜行が発生しやすくなる。

0004

媒体の斜行は、媒体搬送路に沿って配置される処理部における処理の精度を低下させる上に、ジャムの原因となる。

0005

媒体の斜行、あるいは該媒体を媒体搬送路に予め設定された基準面に沿って搬送するために、従来、例えば特開平11-66388号公報に示されるような花弁状ローラにより媒体を幅寄せすることも行われているが、花弁状の幅寄せローラ紙葉媒体には効果があるが、通帳搬送においてはローラ圧が出ないために搬送力が低下し、搬送不良が発生しやすい。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、複数種の媒体を高い信頼性で搬送可能な媒体搬送装置の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0007

媒体搬送路4、および媒体の挿入口8は紙葉媒体6Aと冊子状媒体6Bの双方を処理部9に搬送することができるように、幅広に形成されており、斜め挿入等がなされた際には、花弁状のローラにより幅寄せが行われ、同時に斜行修正が行われる。なお、本明細書において冊子状媒体6Bとは、通帳のように、一側縁において複数枚紙葉綴じられている媒体をいい、紙葉媒体6Aとは、単票、あるいは複数枚の紙葉を重ね合わせた状態の媒体をいう。

0008

冊子状媒体6Bに比して剛性が低い紙葉媒体6Aを処理するために、まず、花弁状ローラ2の媒体への接触圧を低下させ、次いで、該花弁状ローラ2を含む媒体搬送ローラ3により紙葉媒体6Aを適数往復移動させる。紙葉媒体6Aの逆方向搬送、すなわち、挿入口8に向けた搬送時において、シャッタ5が閉塞されており、紙葉媒体6Aの挿入後端はシャッタ5裏面に衝接して斜行修正がなされる。

0009

一方、冊子状媒体6Bの搬送に際しては、花弁状ローラ2の媒体への接触圧が調整されて高くなり、十分な搬送力が確保される。このとき、花弁状ローラ2の弾性フランジ1の撓み量を規制するための規制ブロック7を花弁状ローラ2に設けておくと、過度に弾性フランジ1が撓んで搬送力が低下することが防止される。

0010

したがってこの発明において、媒体への接触圧を低圧にすることにより搬送力を低下させて媒体をシャッタ5裏面に衝接させるために、紙厚が薄く、剛性の低い使用媒体であっても、確実に斜行を修正することができ、動作信頼性が向上する。また、既存のシャッタ5を利用して斜行修正を行うために、容積が大きくなったり、あるいは装置が複雑になることもない。

発明を実施するための最良の形態

0011

図1に通帳(冊子状媒体6B)と各種払込票(紙葉媒体6A)とを取り扱うことのできるATM等の通帳プリンタとして構成された本発明の実施の形態を示す。この実施の形態において、通帳プリンタは、挿入口8を介して筐体の外方に開放される媒体搬送路4と、挿入口8から挿入された媒体の磁気データを読み取るMSユニット10とを備える媒体搬送装置の出力端印字部(処理部9)を連結して構成される。

0012

媒体搬送装置の媒体搬送路4は、図2に示すように、上下ガイドプレート11、12により形成され、搬送方向に平行な一面に搬送基準面13を提供する側方ガイドプレート13aが設けられる。媒体搬送路4、およびこれに連通する挿入口8は、通帳6Bと払込票6Aのいずれでも通過、挿入可能な十分な幅方向寸法に設定され、通帳6BをMSユニット10の正規位置に正確に搬送するために、媒体搬送路4には、通帳6Bをガイドする通帳ガイド14が媒体搬送路4に対して進退可能に設けられる。

0013

また、挿入口8と媒体搬送路4との間の媒体6A、6Bの通過が引っかかりなく円滑に行われるように、下ガイドプレート12の先端と挿入口8から媒体搬送路4側に突出するガイド突起8aとは相互に噛合可能な櫛歯状に形成される。さらに、下ガイドプレート12には、最高部が後述する閉塞姿勢にあるシャッタ5の突き当て基準線5Aの高さに一致する膨隆部12aが形成される。

0014

上記挿入口8と媒体搬送路4との境界部には、媒体搬送路4内での媒体6A、6Bの処理中、媒体搬送路4を閉塞して他の媒体6A、6Bの挿入を禁止するシャッタ5が配置される。シャッタ5は、図2に示すように、支軸5aを介して筐体に回転自在に枢支され、裏面には、後述する閉塞姿勢において媒体搬送路4の搬送面4Aとの衝接部(突き当て基準線5A)から上方に向けて漸次媒体搬送路4内方傾く傾斜状の媒体ガイド斜面5bが設けられる。

0015

上記シャッタ5を駆動するシャッタ駆動部15は、図3、4に示すように、シャッタ5とシャッタ駆動ソレノイド15aとをシャッタ駆動リンク機構15bを介して連結して構成される。シャッタ駆動ソレノイド15aが非励磁状態において、シャッタ駆動リンク機構15bは引張スプリング15cのバネ力により初期状態に保持され、シャッタ5は図3に示す媒体搬送面4Aに直交する閉塞姿勢に保持されて媒体搬送路4を閉塞する。この状態からシャッタ駆動ソレノイド15aが励磁されると、図4に示すように、シャッタ駆動ソレノイド15aの駆動力がシャッタ駆動リンク機構15bの終端に連結される作動リンク15dに伝達され、シャッタ5は媒体搬送面4Aに平行な開放姿勢移行し、媒体搬送路4が開放される。図3、4にシャッタ5の閉塞操作時におけるシャッタ駆動リンク機構15bの各構成リンクの作動方向を矢印で図示する。

0016

図5、6に示すように、媒体搬送ローラ3は、互いに対峙、接触する従動ローラ3Aと駆動ローラ3Bとから構成され、媒体搬送路4に複数組配置される。この実施の形態において、媒体搬送路4の上面が駆動ローラ3B、下面が従動ローラ3Aであり、払込票6Aの往復領域に配置される駆動ローラ3Bは花弁状ローラ2と円筒形ローラの対により構成される。

0017

花弁状ローラ2は、ローラ基部2aから複数の弾性変形可能な弾性フランジ1を放射方向に突設して形成される。各弾性フランジ1は、ローラ基部2aの回転中心軸を中心とする錐面上に配置される幅寄せ斜面1aを有しており、錐面の頂部が搬送基準面13に対して反対方を向く姿勢ローラ軸に固定、あるいは空転自在に装着される。また、ローラ基部2aには、図6(b)に示すように、弾性フランジ1の撓み量を規制する規制ブロック7が設けられる。

0018

媒体6A、6Bの搬送方向に配置される一対の従動ローラ3Aは、図6に示すように、板バネ材による連結部材16aにより相互に連結されて従動ローラ対16を構成し、この従動ローラ対16と圧力調整リンク機構17aと、ローラ圧調整ソレノイド17bによりローラ圧調整機構17が構成される。図7(a)に示すように、ローラ圧調整ソレノイド17bが非励磁状態において従動ローラ3Aは連結部材16aのバネ力により所定圧力で駆動ローラ3Bに接触して強圧状態が維持される。この状態からローラ圧調整ソレノイド17bを励磁すると、図7(b)に示すように、圧力調整リンク機構17aの第1リンク17cが第1回転軸17c’周りに図において反時計回りに回転し、第2リンク17dが時計回りに回転する。第2リンクの回転は、ローラ軸と平行に配設され、各従動ローラ対16に対応してレバー17fが固定された連結軸17eに伝達され、連結軸17eの時計回りの回転に伴ってレバー17fは連結部材16aを下方に押し付けて従動ローラ3Aの接触圧を低下させる。

0019

以上のように構成される媒体搬送装置の動作を以下に説明する。まず、図外の制御部が例えば上位制御部からの信号により通帳6Bの処理であることを検知すると、通帳ガイド14を媒体搬送路4内に突出させ、媒体搬送ローラ3により通帳6Bの一方の横辺(綴じ部に直交する辺)を搬送基準面13に沿わせて処理部9側に搬送する(図1参照)。このとき、ローラ圧調整機構17は強圧状態に保持されており、花弁状ローラ2の弾性フランジ1は図6(b)において鎖線で示すように、規制ブロック7に当接し、搬送に十分な接触圧で通帳6Bに圧接する。

0020

一方、制御部が上位制御部からの信号により払込票6Aの処理であることを認識すると、まず、シャッタ5を開口し、さらに、通帳ガイド14を媒体搬送路4から退避させ、同時にシートストッパ18を媒体搬送路4に突出させるとともに、ローラ圧調整機構17を駆動して従動ローラ3Aの接触圧を低圧状態に移行させる。

0021

この状態から払込票6Aが挿入口8に挿入されると、駆動ローラ3Bが駆動されて払込票6Aを媒体先端がシートストッパ18に突き当たるまで吸入する。駆動ローラ3Bとして使用される花弁状ローラ2は媒体の吸入操作中に該媒体を搬送基準面13側に幅寄せし、さらに、挿入先端をシートストッパ18に突き当てることにより斜行を防止する。従動ローラ3Aの接触圧が低いために、シートストッパ18への突き当て時に過大な搬送力が負荷されることが防止される。

0022

突き当て操作が完了すると、シートストッパ18が媒体搬送路4から退避し、払込票6Aは挿入後端がシャッタ5を越える位置まで媒体搬送路4中央側に搬送された後、シャッタ5を閉塞する。搬送中に斜行センサ19による払込票6Aの斜行が監視される。以上のようにして順方向に搬送した後、駆動ローラ3Bを反転駆動して払込票6Aを逆方向に搬送し、払込票6Aの挿入後端をシャッタ5裏面に衝接させる。反転駆動時のローラ接触圧は低圧であるために、衝接時に払込票6Aに斜行がある場合には、接触部においては搬送力が弱く、かつ、シャッタ5裏面への未接触部に必要最低限の駆動力が伝達されることとなり、斜行が解消される。

0023

また、払込票6Aの後端がシャッタ5裏面に衝接するとき、該払込票6Aが上方に反っている場合には、図2(a)に示すように、シャッタ5裏面の媒体ガイド斜面5bによって突き当て基準線5Aにガイドされ、下方に反っている場合には、図2(b)に示すように、下ガイドプレート12の膨隆部12aにより突き当て基準線5Aにガイドされるために、斜行修正操作中の動作信頼性が向上する。

0024

さらに、シャッタ5裏面への突き当て状態において、幅寄せセンサ20によって払込票6Aの一辺が搬送基準面13に沿っているか否かが確認され、斜行がなく、かつ、幅寄せセンサ20による幅寄せ完了が確認されると、再び順方向に駆動ローラ3Bを駆動して処理部9に搬送する。

0025

一方、幅寄せセンサ20、あるいは斜行センサ19が不良信号を出力した場合には、制御部はリトライ工程を実施する。リトライ工程は、ローラ圧調整機構17を駆動して従動ローラ3Aの接触圧を強圧状態に変化させて駆動ローラ3Bを順方向に駆動した後、再び従動ローラ3Bの接触圧を低圧にし、逆方向搬送による上述した斜行修正を行う工程からなり、適数回のリトライ工程によっても斜行、あるいは幅寄せができない場合には、挿入口8に逆送して払込票6Aの再挿入を促す。

発明の効果

0026

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、複数種の媒体を高い信頼性で搬送することができる。

図面の簡単な説明

0027

図1本発明の平面図である。
図2シャッタを示す図で、(a)はシャッタの動作領域における断面図、(b)は膨隆部形成箇所における断面図である。
図3シャッタ駆動部を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
図4シャッタ開放状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
図5媒体搬送ローラを示す図で、(a)は側面図、(b)は駆動ローラとして使用される花弁状ローラの半断面図である。
図6従動ローラ対を示す図で、(a)は平面図、(b)は花弁状ローラの要部拡大断面図である。
図7ローラ圧調整機構を示す図で、(a)は強圧(初期)状態を示す図、(b)は低圧状態を示す図である。

--

0028

1弾性フランジ
2花弁状ローラ
3媒体搬送ローラ
4媒体搬送路
5シャッタ
6A紙葉媒体
6B冊子状媒体
7 規制ブロック

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