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技術 クロマトグラフフィンガープリントならびに単一の医薬および処方物の標準化のための新規な方法

出願人 カウンセルオブサイエンティフィックアンドインダストリアルリサーチ
発明者 ビジャヤクマールダダラコンダプラムビジャヤラグハバン
出願日 2001年1月12日 (19年2ヶ月経過) 出願番号 2001-005800
公開日 2002年7月31日 (17年7ヶ月経過) 公開番号 2002-214215
状態 特許登録済
技術分野 クロマトグラフィによる材料の調査、分析
主要キーワード 三次元特性 ローテイション 再標準化 特徴的波長 特定ゾーン フールプルーフ 粗悪品 ファイルフォルダー
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図面 (20)

課題

植物、動物もしくは天然または人工の材料からの有機分子および有機金属分子クロマトグラフィーフィンガープリント化学的標準化および治療的標準化ならびにバーコード付けの新たな方法を提唱する。

解決手段

有機分子または有機金属分子の溶媒抽出物を、高圧液体クロマトグラフィー分離分析し、溶出成分等高線および3Dクロマトグラムを、pHおよび極性に基づいて作成し、その三次元特性を内蔵ソフトウエアによって分析し、溶出した構成成分の濃度を経時的に表示し、成分中の化合物を画像中の構成成分のUV−可視吸収特性によって同定し、溶出化合物を極性または共役特性に基づいて分類し、X軸を保持時間、Y軸を波長として、選択したピークについてバーコードを作成し、さらにフィンガープリントおよびバーコードのデータベースを作成して、それぞれの化合物を同定する。

概要

背景

(世界中での伝統的薬物の歴史)多年の進化の後、古代人は、自らについて考え始め、そして自然を理解しようと試みた。古代人は、保護(洞窟および集団の中)の下での生活を始めた。思考過程は、古代人が自然および生命と自然の相互作用を理解することを、促進した。古代人は、古代人の日常生活に必要な物のために、天然利用可能な動植物を使用し始めた。そこで、古代人は、古代人の食事および健康に必要な物のために、植物および動物物質を使用した。

この過程において、古代人は、世界の種々の構成成分の特性(種々の生物学的物質および植物物質地質学的特性、星の特性、および医薬の特性)を調査した。この調査は、いわゆる石器時代から生じ始めた。古代人は、古代人の毎日の生活のための、天然に利用可能な物質を、発見標準化、および使用し続けた。

このことは、世界の異なる場所において並行して、地球上の多くの場所で生じ、文明化が知性に基づいてより発達した場所において、より発達した。従って、薬物の歴史は、文明化の歴史と直接的な関係を持つ。

インドにおける薬物の十分に組織化された体系の証拠は、ハラッパおよびモヘンジョダロにおいて追跡された(History of Medicine in India、Priya Vrit Sharma博士、Indian National Science Academy、New Delhi)。インダス川流域の文明化において、薬物の体系が普及していた。この体系において、野菜、動物および鉱物起源薬剤が使用された。リグヴェーダのオサディスクタ(Osadhisukta)は、植物および漢方薬についての最古書類である。インドの薬物は、アーユルヴェーダがそのウパヴェーダであるとされる、アタルヴァヴェーダの伝統的知識に多くを負っている。多くの疾患−症候群の関係は、その医学専門書サンヒター」中のチャラカおよびスシュルタによって定義および記載された。この処置はまた、体系的様式において、そして論理根拠において処方されていた。

他方、各個人が、患者に対する食餌療法または薬物を処方する間に心に留めておかなくてはならないその基本的性質、すなわちプラクティにおいて異なるので、生物学的現象が、機械的手段によっては、普遍的に説明され得ないことが、認識された。プラクリティ−プルシャ、陰−陽、正常−異常のような二元的概念が、ほとんど全ての哲学において見られた。

疾患は、気質不均衡の現れであり、心身相関の決定的特質において包括的に取り組まれなければならない。従って、健康は、身体、精神および性のレベルにおいて維持される均衡である。従って、スストゥータ(Susrtuta)によって述べられる健康の三次元的定義は、理想的なものであり、現代においてWHOによって採用される定義において反映されている。

古代の文献を詳しく検討した後に、薬物が物質の物理化学的性質を使用して標準化されたことが、見出された。色、触感、においおよび味覚が、任意の薬物の効力尺度として使用された。薬物の形状でさえも、その薬物の医薬的性質を理解するために使用された。治療において使用された、異なる哲学および種々の要因の要約を、本明細書の後半にある表1〜6において示す。明細書に添付する図1は、インドのアーユルヴェーダおよび中国の伝統的薬物(H.M.SaisによるMedicine in China、およびDaniel Reid、SimonおよびSchusterによるA Handbook of Chinese Healing Herbs)について具体的に、そして他の哲学について一般的に、個々の哲学および概念についての詳細な情報を提供する。薬物の治療的効力は、最終的には使用下の薬物中に存在する化学的構成成分に依存し、そして生きている動物の化学的組成における必要な変化をもたらすであろうものは、その構成成分の化学的性質である。

多くのアーユルヴェーダ(インドの薬物の体系の1つ)の学者は、色およびそれらの治療的効力に基づいて、薬物を定義し、そして分類した。簡単な要約を、本明細書の後半にある表7に提供する。従って、物質およびヒトの物理化学的性質を考慮して、物質およびヒトの性質および治療のための使用を理解し、必要な治療的結果を得る。本明細書の後半にある表8〜9は、物理的性質(色)および化学的性質(味覚)が、いかにして薬物の治療的効力およびヒトの身体の生理に対するそれらの影響を理解するために使用されるかについての、情報を提供する。本発明の一部はまた、機器を用いるが、同一の方法論を使用する。

一般に、薬物および食品中に存在する構成成分である分子は、極性分子、中程度の極性分子、および非極性分子として3つのカテゴリーに広く分類され得る。分子の全体の極性は、共役によるその分子の不飽和を伴って、その分子に付着する全体の求電子部分および求核部分に依存する。生きているヒトの身体、動物の身体および植物はまた、同一の型の分子を含み、ここで、異なる極性分子は、異なる機能を行う。疾患は、疾患を生じ得る化学的構成成分と同一の極性の薬物を使用して治癒された、すなわち、Hanemann博士によって述べられたように、障害を生じ得る薬物は、同一の障害を治癒し得る。

(漢方薬のWHOの定義)WHOは、漢方薬を「粗生成物状態中または植物調製物にかかわらず、活性成分としての植物の大気中または地中の部分または他の植物物質、あるいはその組み合わせを含む、完成した、ラベルを付けた製品」と定義する。植物物質としては、ジュースガム脂肪油精油、およびこの性質の任意の他の物質が挙げられる。漢方薬は、活性成分に加えて、賦形剤を含み得る。化学的に規定された活性物質(化学的に規定され、植物から単離された構成成分を含む)と組み合わせた植物物質を含む薬物は、漢方薬とはみなされない。例外的に、いくつかの国においては、漢方薬はまた、伝統的に、植物起源ではない天然の有機活性成分または天然の無機活性成分を含み得る。

従って、これらの指針の目的は、「漢方薬の品質、安全性、および効力の評価のための基本的な判定基準を規定し、それによって国家監督機関、科学的組織、および製造業者が、そのような製品に関する文書提出書類関係書類の評価の着手を助ける」ことである。この評価の一般的規則として、伝統的な経験とは、これらの製品の長期の使用、ならびに医学的、歴史的および民族学背景を考慮することを、意味する。長期の使用の定義は、国によって変化し得るが、少なくとも数十年であるべきである。従って、この評価は、医学的/薬学的文献または類似の供給源における記載、あるいは明確に規定された時間の制限をともなわない漢方薬の適用についての知識の文献を考慮すべきである。類似の製品の市場での売買の認可もまた、考慮されるべきである。報告のとおり、品質の評価は、以下のパラメーターについてなされるべきである。

WHOの指針が、完成した製品の、効力の評価、活性、表示を支持するために必要な証拠および組み合わせ産物について、提供された。多くの薬草の療法はいくつかの活性成分の組み合わせからなり、そして伝統的療法の使用の経験は、しばしば組み合わせた製品に基づくので、評価は、旧来の組み合わせ製品と新しい組み合わせ製品との間で区別されるべきである。旧来の組み合わせ製品と新しい組み合わせ製品の評価について同一のことを要求することは、特定の伝統的薬物の不適切な評価を生じる。伝統的に使用される組み合わせ製品の場合において、伝統的使用の文献(例えば、アーユルヴェーダ、伝統的中国薬物、ウナニ(Unani)およびシッダ(Siddha)の古典的テキスト)および経験が、効力の証拠として役立ち得る。

効用量範囲および適合性を含む、周知の物質の新規な組み合わせの説明は、各単一の成分の伝統的知識の文献に加えて、必要とされるべきである。各活性成分は、薬物の効力に寄与しなければならない。臨床研究は、新規の成分の効力および全体の組み合わせに対するその陽性の効果を正当化するために必要とされ得る。

報告において、製造手順および処方(賦形剤の量を含む)が詳細に記載されるべきであることもまた言及された。「完成した製品の仕様書は、規定されるべきである。同定の方法、そして可能である場合、完成した製品中の植物物質の定量方法もまた、規定されるべきである。活性の本質の同定が可能でない場合、製品の一貫した品質を保証するために、特徴的な物質または物質の混合物を同定すること(例えば、「クロマトグラフフィンガープリント化」)が十分であるべきである。」完成した製品は、特定の投薬形態についての一般的必要性を満たすべきである。

輸入した完成製品について、元の国の規制状態の確認が提供されるべきである。」国際貿易に供される薬学的製品の品質についてのWHOの認可案が、適用されるべきである。安定性についてのより詳細な記述、安全性の評価および利用が、このWHOの報告において提供された。

国際貿易に供される漢方薬の品質の効果的な規制にはまた、製品の全ての局面および漢方薬の使用を通常の検査のもとにおくことができる国家機関の間での密接な連絡が必要である。また、その効力、毒性、安全性、受容可能性、費用および相対的価値を評価する研究の実行、またはその研究の後援がまた、現在の医療において使用される他の薬物と比較される。

従って、上述のように、本発明において提唱される信頼できる品質管理の方法が必要である。上記の全ての目的のための方法が必要であることが、明らかに言及される。提唱される分析は、上記の必要のほとんど全てに対する回答を与える。

(既存の標準化の方法:)標準化の本発明の方法を説明する前に、標準化(化学的および治療的)の既存の方法およびクロマトグラフフィンガープリント化を以下に考察する。

(A.化学的標準化についての先行技術)
((I)伝統的:)偉大な賢者チャラカは、彼のチャラカサンヒターの中で、「実体の全体性の理解は、その断片化された知識からは生じない(チャラカサンヒター、VI.4.5)」と説明した。このことは、全ての構成成分を考慮に入れない任意の薬物の標準化および治療的効力が役に立たないことを、明らかにする。

漢方薬の定量的および定性的プロフィールは、多くの地質学的要因、生態学的要因、収集時期収集場所収集年代および収集時期の天候条件などが原因で変化する。

伝統的な薬草収集者は、色、触感、においおよび味覚など、当時利用可能であった感覚器官感じる方法に基づいて薬物を選択するのが常であった。伝統的な薬草収集者は、色、触感、においおよび味覚などによって、薬物の化学的および治療的効力を評価するのが常であった。

これらの方法は、疾患を治療するための薬物および身体構成成分の、内部および相互の、治療的相互作用の、本来備わっている知識および理解を含む。この知識は、個人間で異なり、そして個人の技能および能力に依存する。実際には、この方法を使用して、任意のメカニズムについて説明するための合理的正当化を提供するのは、困難である。従って、現代の科学は、種々の目的のための機器を使用する。このことは、個人の要因を取り除き、そしてデータおよび情報の再現性を容易にする。

((ii)現代:)任意の食品または薬物の治療的特性は、その化学的および物理的状態に依存する。従って、物理化学的特性を使用する化学的構成成分の理解は、薬物の治療的効力の理解を助ける。

薬物の物理化学的特性は、薬物の治療活性において、主要な役割を果たす。分子のこれらの特性は、2つのパラメーターである極性および共役特性を使用して研究され得る。極性は、分子内に存在する不飽和二重結合および三重結合を伴う分子に付着した異なる電子供与(求核)部分および電子受容(求電子)部分に起因して生じる電気化学的特性である。これらは、化学的反応および生化学的反応における分子の活性および反応性の速度に影響する。分子の全体の極性の綿密な推定は単一の分子または分子群が、化学的および治療的にいかに活性であるかについて、それらの効力を提供する。従って、上記の特性を評価する任意の標準化が、その活性を知るために有用である。

分子の電気化学的特性に主に関連する極性とともに、分子の物理的構造もまた、分子の反応性において重要な役割を果たす。分子により多数の活性部位が付着すると、その分子は、より反応性となる。より多くの分子が共役する(あるいは、二重結合および三重結合を有する)と、その分子はより化学的に反応性となり、それゆえ治療的に反応性となる。

分子の活性に影響する第2のパラメーターは、同一分子内の原子空間的配置であり、これは構造的に異なる。この理由により、異性体(幾何学的およびキラル)分子は、生物学的活性において重要な役割を果たす。この立体選択的な性質は、大多数生化学的経路が、交差相互作用および干渉することなく並行して機能する身体中で、分子を、その活性において高度に選択的にする。従って、キラル薬物化学は、非常に重要となる。すなわち、異なる錠前レセプター)を開ける鍵(キラル分子)は存在しない。

植物は、同一の基本的な母体となる構造を有し、そしてそこに付着する官能基が異なる分子の、多数の/コンビナトリアルライブラリーを通常調製する。例えば、天然に存在し、そしてフラボノイドフラボンオーロン、およびカルコンのような分子のセットを有する単一の植物中に存在するような、フラボノイドのフラボン、オーロン、およびカルコンは、多剤のように作用する。

通常、不飽和およびより多くの共役を有する分子は、UV−可視照射(200〜800nm)における電磁照射を吸収する。化合物が照射と相互作用する場合、その化合物は、その化学的特性、共役特性および構造的特性に基づき、特定の波長吸収極大)を吸収する。それは、特性波長と呼ばれる。ある分子は、その構造的および機能的特性に基づき、1つより多い吸収極大を有し得る。ある化合物が白色光の有益な部分から特定の色を吸収する場合、その化合物は、他の吸収されない複数の色の結果としての色を表す。従って、その物質は、白色光から種々の色を吸収するそれらの化学的構成成分に基づく異なる色を表し、そしてその色はその物質に付着する種々の官能基に起因することを示す。(本明細書の後半にある表10は、このことを説明する)。このことは、分光光度計における分子の化学的および物理学的特性の尺度として考慮される。

例えば、赤色の薬物は、500〜600nmの範囲で吸収する。従って、全ての赤色の薬物は、この波長範囲においてピークを有し、特定の構造および活性を有する。従って、薬物の色を、その薬物の治療的効力および化学的効力の尺度として使用する。古代において、薬物は、色に基づいて治療的に分類された。本発明の方法は、同一であると分かる。本明細書に添付した図2は、色と気質との関係を示し、異なる色の異なる疾患に対する効果を示す。

本明細書に添付した図3の、本発明の方法によって調製された2つのシラジット(Shilajit)サンプルのフィンガープリントは、両方のサンプルの化学的プロフィールにおける差異を示す。シラジットは、野菜および動物質の、地中での多年の間の貯蔵に起因して形成される炭素質の物質である。主に、動植物を破壊し、森を覆って流れる溶岩に起因する。多くの地質学的変化を受けた後、これはシラジットと呼ばれる炭素質の物質となる。これはロシアで大量に入手可能である。これは、世界中で薬物として最も広範に使用される。異なる供給源のシラジットサンプル中で、分子の一般的なパターンは類似していることが見出されるが、これら分子の共役特性の変動が異なることが見出されることが、観察される。このことは、これらの薬物を、その治療的効果において異なるものとし、従って、このタイプのフィンガープリント化が有用である。

現代の化学的分析的方法において、活性の本質、すなわち、アルカロイド、フラボノイド、酵素ビタミン、精油、脂肪糖質タンパク質、灰分、酸不溶性灰分、および粗繊維の割合の決定は、種々の分析的機器によってなされる。いくつかの以下の実施例は、現在の科学において、いかにして標準化がなされるのかを説明する。

インドの体系の薬物シラジットにおいて使用される非常に重要な薬物の1つは、フルボ酸とともに多くの化合物を有すると報告され、そして活性の本質であると主張されることが、報告されている(www//Shilajit,Fulvic acid etc,.html)。この瀝青炭供給源由来のこの薬物は、多年の間に蓄積された陸地から収集されるので、より多くが、より多く陸地において蓄積されると、より治療的に活性であると理解され得る。それにもかかわらず、地球全体において、地質学的変動が、世界の異なる部分より収集された全てのサンプルにおいて、同一の分子を生み出さないのかもしれない。これらの薬物の化学に影響する他の要因は、精製の過程であり、この精製の過程も標準化を必要とする。

標準化が、主に個々の重要な構成成分についてなされ、そしてヒトの体系のためにもっとも有利であることが経験的に、そして科学的に証明されていることが、報告されている(www//Herbology.html)。そのため通常は、標準化は、存在する全てのうち、活性を有することが見出された特定の分子について行われる。しかし、薬物の全体としてのプロフィールを作製する薬物中に存在する他の化合物の相乗的効果が、その効力のために考慮されるべきである。

Tribulus Terrestriusの果物アルコール抽出物が抗尿結石(antiurolithiatic)活性を示すことが、報告されている(www//Tribulus Terrestrius puncturevine.html)。これに加えて、この抽出物はまた、有意な利尿活性を示す。アルカロイドのハルマンが、ハーブから報告され、種子からハルミンが報告されている。植物はサポニンを含有し、加水分解の際に、サポニンは、ステロイドサポゲニンを生じる。天然の多くのフラボノイドの分子が、その活性の本質がサポニンであることが見出されているとして、報告されている。分析的報告が、重金属分析および全サポニン含量(20% w/w)について提供されている。

ヒトの生命は、精神、身体および霊性の構成成分の相乗作用であり、このことは、ピッタ、カファ、およびヴァータがヒトの全体的な健康の基礎として考慮されるインドのアーユルヴェーダの哲学と関連することが報告されている(www//Charak_com.−Quality control page−html)。標準化のより詳細な記述は、治療的標準の伝統的方法の記載において提供される。

European Guaranteed Potency Lawに起因して、漢方薬を標準化することが必須となったことが報告されている(www//Standardized Herbal Extracts\A herbalists Perspective’s,Dr.Micheal Tierra L.Ac.O.M.D html)。薬草標準化の意味が、活性構成成分またはマーカー抽出物(活性において最大となるように寄与する)の定量化として規定される。

植物Berberis Aristataにおいて、抽出物の抗菌特性が、5−ヒドロキシヒドノカルピン抗菌剤として作用するベルベリン)の存在に起因し、この物質がない場合、作用しないことが説明されている(Frank RStermitzら、PAINS/Feb 15、200/97巻、第4号、1433〜1437頁)。従って、活性構成成分のみではなく、全体の構成成分の相乗的効果が、漢方薬を扱う間に考慮されるべきである。

WHOは、その特定地域刊行物(Dr.Ranjit Roy Choudary、Herbal Medicine for Human Health、Searo no 20)の中で、何が標準化であり、そして人々によるより良好なその薬物の使用のために、構成員の国が何をなすべきかを、明確に述べた。

酸性およびアルカリ性の役割が、抽出溶媒の異なるpH値での、薬物からの構成成分の抽出プロセス注意深く理解することによって、理解され得る。このことは、異なる腸内pHを有する人々によって消費される薬物からの、腸内における薬物放出機構の理解を助ける。酸性とアルカリ性の役割が研究され、そして薬物の治療的効力を理解することにおいて、注意深く理解された。有機分子および無機分子の酸性およびアルカリ性が徹底的に研究され、本明細書の後半にある表11に示すようなその特性が知られる。酸性とアルカリ性とから、健康における酸性とアルカリ性との役割が示される(Health in HandsbyDevendra Vora、Navaneet publications(India)Ltd)。

研究において、酸性の系を有する人々が、適切な血液のアルカリ性を確立した人々よりも、より多くの公害を吸収することが観察されたことが報告されている(www//Chewing.Html)。酸性/アルカリ性(pH)バランスは、正常の細胞機能にとって重要である。より詳細が、文献において提供される。従って、「極性」に関する酸性またはアルカリ性の研究(有機または無機)は、薬物の治療的効力の情報を提供する。従って、この仕事を行い得る本発明の方法は、薬物の治療的効力を知るために、たいへん有用である。この提唱された方法を用いて、酸性およびアルカリ性は、薬物の治療的標準化のために確立され得る。

上記の参考文献は、標準化の従来の方法および報告された方法を説明し、ここで個々の構成成分が、調製用スケールで単離され、そして研究中のサンプル薬物内に存在する同一の化合物と、定性的および定量的に比較される。

報告の1つ(Pharmaceutical grade Saw Palmetto、Khwajaら、米国特許第6,039,950号)において、Saw Palmettoのエタノール抽出物の異なる個々の画分が、アンドロゲンレセプター結合阻害アッセイにおけるIC50の決定を測定することによって、その生物学的活性について研究されたことが報告された。全抽出物および各画分の全脂肪酸アッセイの測定が考察された。リノール酸エチルエステルおよびラウリン酸エチルエステルを含む画分が同定された。サンプルの全生物学的活性と比較してアンドロゲンレセプター結合阻害がアッセイされた各画分について、その活性が計算された。個々の脂肪酸の分子量および量が同定され、そして生物学的活性の計算中に取り込まれた。抽出物の全生物学的活性が、リノール酸エチルエステル画分およびラウリン酸エチルエステル画分の活性の全割合と比較して計算された。

伝統的な薬物標準化において、漢方薬の治療的効力について、全プロフィールが、考慮されるべきである。従って、本発明のコンピューターに基づく機器的方法において、全ての構成成分の全特性が、世界中の伝統的概念において示唆されるように、考慮される。薬物のフィンガープリントが、薬物(特に伝統的薬物)の処理の多くの目的のための、可視的ツールおよび可視的試験として提唱された。本発明の方法を考察する前に、現存する分析方法を以下に提供する。

(化学的標準化の現存する分析方法:)現在の分析方法および分析機器の改善および使用は、薬物の品質管理方法における長所を、明確にもたらす。分析における改善は、上記に説明したように、多くの薬草のより正確な獲得をもたらし、標準化抽出物の調製を助ける。

感覚器官で感じる方法、顕微鏡的方法および物理学的方法のような、薬用植物の同定の伝統的方法が存在するが、これらのいずれも、化学的プロフィールを考慮する限りにおいて、植物物質のフィンガープリントによって提供されるような、信頼できる同定をもたらさない。

従って、クロマトグラフフィンガープリントが、他の感覚器官で感じる研究および顕微鏡的研究に代わって、薬用植物の品質管理のために非常に有用であることが提唱される。最終的には、化学的構成成分が、漢方薬の他の特性とともに、薬物の治療的効力に大いに関与するであろうから;化学的構成成分の分析的データが薬物の信頼できる効力を提供し得るはずである。個人の同一性を提供するものは、その個人のフィンガープリントのようである。

現在まで、薄層クロマトグラフィーTLC)、高速薄層クロマトグラフィー(HPTLC)および高圧(高速)液体クロマトグラフィーは、任意の有機化合物および有機金属化合物の分析およびフィンガープリント化のために一般に使用される方法である。しかし、全ての方法が薬物の信頼できる分析について、いくつかの長所と短所とを有する。本明細書の後半にある添付の表12は、種々の一般に現存する分析方法を比較し、これらの方法の長所および短所の一般的な見解を提供する。

明細書に添付した図4は、TLC方法から展開されたクロマトグラムが、市販の製品のラベルについて、いかにして「クロマトグラフフィンガープリント」として使用されるかを示す。構成成分のアッセイ以外に、フィンガープリントにおいて、その他の情報は、提供されない。

上記の表を観察した後、化合物の混合物の分析のために利用可能な最も適切な技術が、「クロマトグラフィー」であることが見出される。クロマトグラフィーは、適切な検出器を用いる分離および同定の後、混合物のプロフィールを提供する。

利用可能なクロマトグラフィー技術の異なるタイプの中で、最も適切なものは、「高圧液体クロマトグラフィー」(HPLC)である。薄層クロマトグラフィーは、近年まで使用されたが、HPLCの装置および分離カラムにもたらされた進歩は、クロマトグラフィーの分析の分野に革命をもたらした。

薬学的分析のほとんどは、移動相によって溶出される分子に起因するピークを有するクロマトグラムの形態において報告されており、そのほとんどが公定方法および薬局方において報告された。分析のための任意の適切な検出器を使用して検出されるHPLC分離カラムにおける溶出の後、構成成分を分析する。

通常、クロマトグラフィー分析は、参照標準(内部または外部)を使用して行われる。標準参照物質を用いなければ、分析は意味をなさない。なぜならば、クロマトグラムのピークは、溶出される化合物のいかなる種類の化学的特性についても提供しないからである。従って、構成成分の定性的および定量的特性(スペクトルまたは化学的)の確認は、明確ではない。

薬物(medicine/drug)(単一または処方物)の定性的および定量的分析において、サンプルの分析後に、溶出される成分のスペクトル特性および化学的特性が、主に強調される。分析は、被分析物に対する電磁照射(例えば、UV可視光)の影響およびそれに対する応答に基づいて、行われる。クロマトグラフィーの現存する方法において、分析のレポート(すなわち、クロマトグラム)は、構成成分の極性およびUV可視吸収特性のような化学的特性を全く提供しない。クロマトグラムは、その波長で吸収しない分子、または設定された波長(例えば、225nmまたは254nm)以外での異なる「吸収極大」を有する分子の存在を示し得ない。サンプルが、100%純粋であり、かつそのサンプルが公知の分子であるならば固定された波長での分析が受け入れられ得るが、1つより多い活性分子が存在する薬物の場合、この方法は、非常に非現実的である。単一の波長において示されるいくつかの実施例を、図5〜12に提供する。図5〜12の実施例では、種々の波長でのクロマトグラムが提供される。単一のクロマトグラムは、1つより多い活性の決定的特質が存在し得る薬物(特に伝統的薬物)中に存在する構成成分の化学的性質についての完全な情報を提供し得ない。クロマトグラムおよびフィンガープリントが比較される場合、フィンガープリントの有用性が理解され得る。

従って、特定の波長で示されるクロマトグラムは、単一の薬物および処方物中に存在する成分の完全な化学的プロフィールを提供し得ない。そのため、クロマトグラムは、その報告において、不完全であり、受け入れられない。分析の完全な情報を提供しないいずれの分析方法も、科学的に受け入れられ得ない。

漢方薬の分析において、異なるスペクトル特性(吸収極大)を有する異なるタイプの分子が存在する場合、固定された単一の波長のクロマトグラムは、意味のある分析レポートでも意味のあるクロマトグラムでもない。

漢方薬の使用において、薬物は全体として、古代の文献および筆写本において処方されたいくつかの標準的治療的状態とともに使用される。従って、活性成分を探索するという構想は、不完全であるといわれる。なぜなら、薬物の医薬的特性の原因であるのは、全プロフィールだからである。そのため、研究中の薬物中に存在する全ての構成成分の完全な化学的特性に言及しないいずれの分析方法も、有用ではない。

漢方薬の定性的および定量的プロフィールはまた、収集時期、収集場所、収集年代、および収集の一部の雨季状態などのような多くの環境学的要因に依存して変化する。

主要な構成成分とともに存在する他の構成成分の相乗作用が同等に重要であることが、既に言及されている(Frank R Stermirtzら)。なぜなら、始めに説明したように、第1の構成成分は、抽出物中に存在する他の構成成分なしには、その機能を行い得ないからである。

(B.治療的標準化についての先行技術)
((I)伝統的方法:)偉大なインドの医学の賢者は、生物の特性、構成成分および気質を明確に規定することによって、インド医薬の概念を理解し、そして規定した。彼らはまた、それらの、内部および相互の関係を理解した。ほとんど全ての伝統哲学において、基本的概念は、自然、およびヒトの気質に対する自然の役割を含む。ヒトの身体は、7つのタイプの構成成分(サプタドータス(Saptadhatus))から作製されると言われる。通常の障害(トリドーシャ)は、3つのタイプである。宇宙の任意の物質の物質的特性は、5つの元素パンチャブータ(Pancha bhutas))に起因する。これらの元素の異なる並べ換えおよび組み合わせの相互作用は健康に影響を与える。従って、これらの特性の理解は、その物理的測定および化学的特性の理解をたすけ、そのため、その治療的効力の理解を助ける。世界の異なる部分の哲学者はまた、その伝統および社会に適切な概念を発達させた。

古代(インドにおける、サンヒターの前、およびスシュルタの前)において、医師は、ナディシャートラ(Nadisastra)(脈診の科学)を使用して、診断時のトリドーシャ(ヴァータ、カファおよびピッタ)の状態を識別し、患者の健康状態を識別する。脈の特定のタイプ(心臓脈拍ではない)を研究して、患者において優勢な障害のタイプを説明する(History of Medicine in India、Priya Vrat Sharma博士、Indian National Science Academy)。

脈診は、診断時に患者において優勢なドーシャ(単数または複数)のタイプを理解し、そして障害を治癒するために、対応する乱れているドーシャ(単数または複数)を理解するために使用される。しかし、ナディ(脈)を読むこの技術は、非常に優秀な、多くの訓練を積んだ個人の技能および能力を有するある人々に制限された。従って、全ての伝統医師が、これを実施できるわけではなかった。

このことを克服するために、薬物の物理化学的特性およびヒトの気質を理解する技術が開発され、そして標準化されている。これらの特性と、健康に影響を与える自然の、内部のおよび相互の関係が、研究されそして標準化されている。そのようにして、薬理学および薬理学的−治療の技術が、医師によって開発された。

薬物の治療的効力は、ヒトの身体において(薬理学的)作用を生じ得る物質の使用と規定され(クリヤグバット(Kriyagunavat))、そして、ちょうど一片の布がその布を縫う多くの成分が共に作用することにより生じるように、多くの要因の集合的な作用に起因する(サマバイカラナム(samavayikaranam))。

世界中で、生物の2つの主なタイプ(動物および植物)が存在する。この世界が5つの偉大な元素、すなわち、地、水、風、火、および空(アーユルヴェーダにおいてパンチャブータと呼ばれる)から作られるともまた、言われる。これらの元素の基本的特性は、2つのタイプである、すなわち、強い(強力)および穏やか(柔らかい)である。もし我々が、この高度に支持されている論理に同意するのであれば、我々は、この世界において、全ての作用が、上記の特性の異なる一連の並べ換えおよび組み合わせに起因して、その強度において異なる広範な特性および物質を生じるということが言える。

世界中のほとんどの伝統的薬物の哲学において、身体が作られる5つの元素の性質に共通して備わる属性(co−inherence)が考慮される。これらは、患者の疾患および障害の理解を助ける。この共通の属性はアーユルヴェーダにおいてプルシャと呼ばれ、中国医学では陰陽と呼ばれる。本明細書の後半にある表6は、中国の体系がいかにして上記の2つの要因を使用してきたか、治療および疾患を標準化するために、いかにしてこれらが分類および規定されたかを示す。

中国医学は、ヒトの身体の状態を、上記のように、悲哀と幸福を表す陰陽として分類する。これらの要因は、薬物および生物の種々の特性に寄与する。これらの要因の維持は、化学的要因、生理学的要因および社会的要因の役割を全体的に考慮することによって、なされる。ほとんどの時代、中国の医学は、身体中に位置する種々の生物エネルギーの中心と、直接的または間接的な関係を持つ。の技術は、これを使用する。他の哲学において報告された他の要因は、中国医学に似ている。パンチャブータの概念の後に、トリドーシャ(ピッタ、カファおよびヴァータ)の概念、および身体を作る7つの元素(サプタドータス)が、インドの伝統医学において主要な役割を担う。アーユルヴェーダは、生命の全体的な哲学を信じ、そして疾患の治癒よりも、疾患の予防を強調する。

アーユルヴェーダの全体的なアプローチは、霊性、精神および身体が生命の3つの必須の部分であり、これらが動的平衡および調和の中にある時、その状態は健康(アロジャ(Arogya))と呼ばれると主張する。これらが平衡しておらず、そして調和していない時、その状態は疾患(バイシャミャ(Vaishamya))と呼ばれる。

アーユルヴェーダに従うと、トリドーシャは、動的平衡状態における種々の体系の生理学的特徴を維持する。すなわち、トリドーシャの調和が良好な健康をもたらし、不調和が疾患を生じる。従って、ほとんどの場合において、トリドーシャが、任意の疾患の治癒において、扱われる。薬物の選択は、処置されるべき疾患についてなされる。

疾患は、「ヒト(プルシャ)に悲哀および悲痛をもたらす任意のものが、疾患である」として定義される。疾患には4つのタイプがある。1.偶然(アガンタバーハ(agantavaha))。2.生まれながらの身体(サリラー(Sarirah))。3.生まれながらの精神(マナサー(Manasah))。4.自然(スワブハビカー(Swabhavikah))。ほとんどの伝統的概念が、疾患を治癒するために、精神身体的要因、ならびに規律され、そして標準化された生活方法の両方をともに扱うのは、この理由による。

疾患を、一般的に3つのクラスに分類した。1.治癒可能(サーディヤ(Sadhya))。2.軽減可能または管理可能(ヤピヤ(Yapya))。3.治癒不能(アサディヤ(Asadhya))。上記に述べたように、トリドーシャ(すなわち、ヴァータ、カファおよびピッタ)および血液が、個々にまたはお互いの組み合わせにおける不適合より生じる疾患の供給源を有することは、それらの身体的疾患として主に考慮される。しかし、心理学理由のような、上記の理由に起因せずに生じた疾患は、異なる方法において関係する。そういう訳で、任意の伝統的概念が、全ての精神身体因子を考慮して、疾患を扱うために使用される。ドーシャの個々の特性は、以下に説明される。

大まかには、以下のように概説される;ヴァータすなわち、ヴァーユドーシャが、内分泌活動、神経筋肉活動および神経活動を扱う:生命の主要な動きまたは総体的な動きを生じる全ての活動、ガスを形成する食物は、このカテゴリーに分類される。ピッタドーシャは、消化機能および化学的機能、またはラサクリヤ(rasa kriya)のことを一般的にいう。そしてカファドーシャは、形態、安定性および結合および滑らかにすることを提供する因子を含む。第1のドーシャとしての「ヴァータ」は、他の2つに影響を与えることが考慮されるので、任意の疾患について重要な要因であるとして考慮される。これら体液についての精密な記載は、明細書の本文の別の箇所において、提供される。

ヴァータの減少は、一般的な活性の鈍さをもたらす。従って、この鈍さを減少する薬物は、ヴァータハラ(Hara)である。消化能力の減少は、ピッタドーシャであると呼ばれる。消化能力を増加するか、または胆汁機構を活性化する薬物は、ピッタハラの性質である。流動性または粘液の減少は、荒っぽさ、内部の燃焼、空腹、関節のゆるさ、乾き、弱さおよび連続的な不眠症をもたらす。これらは、カファ障害の基本的徴候である。この障害を乱す任意の薬物は、カファハラの性質である。

世界中の異なる伝統的薬物について、より広く理解するために、種々の哲学についての全ての要因の詳細な記載を提供する。表1および表2(本明細書の後半にある)は、インドのアーユルヴェーダ哲学およびアーユルヴェーダ哲学の中の種々の成分の綿密な記載を提供する。

従って、薬物または食品の治療的効力を理解するために、その物理的および化学的特性を理解する必要がある。古代、ヒトは、物質の味覚、におい、および色のような感覚器官で感じる方法を使用して、これらの特性を理解するのが常であった。基本的な特性を1.味覚(ラサ(Rasa))、2.質(グナ)、3.効能(ビーリャ(Virya))、4.構成成分の同化後の状態および効果(ビパカ)および5.特定の作用(プラブハーバ(prabhava)、幾何学的異性体および光学異性体)。

疾患または障害を治癒するために主に与えられるものは、これら3つの要因、すなわち、ドーシャ(障害)、ダータス(Dhatus)(構成成分)およびマラス(Malas)(老廃物)である。薬物の上記の特性がドーシャと一致する場合、そのドーシャは乱されるかまたは中和され、従って、疾患が治癒される。

アーユルヴェーダの薬物動態学および一般的な原則に従う薬物の分類および識別は、患者におけるドーシャの優勢に従って、状況毎に変化する。すなわち、ドラブヤ(dravya)グナ(薬物の特性)とドーシャ(障害)との間の関係が存在する。1つ以上の薬物の添加または削除は、異なる個々のドーシャまたは異なるドーシャの組み合わせを有する患者の同一の疾患を処置するために、必要とされ得る。従って、アーユルヴェーダ薬物治療は、患者に優勢なドーシャに従って、より個別的であり、そして現代の薬物治療の場合のようには一般化されない。ドーシャに適合性である特性(ラサ、グナ、ビーリャ)、ビパカおよびプラブハーバ)の同定は、アーユルヴェーダ薬物治療において、独特であり、そしてより信頼できる。

((ii):治療的標準化の現代的方法)既存の薬物治療は、上記の概念を考慮してこなかった。植物化学者は、それら植物からの活性の決定的特質の単離、精製および単離した成分の構造解明にのみ関心を有しており、植物化学者は、それら植物の生物学的活性を研究するために、それら研究結果を薬理学者に伝えるのみであった。次いで、薬理学者は、現代医学において用いられる既存の標準的な薬物との比較で、その分子を薬理学的活性についてスクリーニングし、その作用の機構を確立し、そして実質的にその効力を評価する。

この概念は、伝統的医学の実施者を補助するものではない。なぜなら、その活性の決定的特質の単離は、医薬の全体的な特性およびその治療効力を劇的に変更するからである。

個々の植物から得られた溶媒抽出画分、活性の決定的特質などをアッセイする代わりに、ヒト細胞および身体の細胞膜匹敵する溶媒を用いた、医薬からの全体的な抽出物の分析は、そのような医薬の薬理学的活性を評価するために非常に有用である。

治療的標準化のために行われる現代の臨床試験において、臨床試験は、三相で行われる(国際的有用性の場合には四相)。これには、多数の人々が関与する。医薬品規制局薬事審議会など)に申請される新たな医薬に関する情報は、一般に、以下からなる:
1.化学構造
2.薬理学的分類
3.処方の詳細
4.毒性研究に関するデータを含む動物でのデータ
5.薬物速度論を含む臨床薬理学に関するデータ(人体内の薬物の挙動
6.薬力学(身体内での薬物の作用)
7.残りの世界(ROW)での薬物の特定の研究および状況
8.生体等価物(Bio−Equivalence)研究に関するデータ。

第I相試験は、主に、その医薬が人体内で吸収され、代謝され、そして排泄される方法を知るために、薬物の安全性を評価することに関する。第I相試験はまた、副作用および投薬量見積もることも意図する。

II相試験は、無作為化した方法でその効力を試験することに関する。患者の一群に、実際の医薬を与え、そして第二の群にプラセボを与える。

III相試験では、大規模な試験が行われて、その薬物の有効性、利点および可能な有害反応の範囲を研究する。この工程の首尾よい完了の後、その企業は、薬物を市場に出す。

第III相試験の後期および第IV相試験では、製薬会社は、いくつかの目的を有する。ここでの研究は、既存の薬物に比較して、新たな薬物の効力を知ることを補助する。新たな薬物に起因する、長期にわたる有効性および患者の生命の質(いわゆる、クオリティーオブライフ(QOL、quality of life)への影響が分かる。他の伝統的治療および新たな治療に比較した、その薬物治療の費用効果も分かる。

しかし、上記の試験は全て、高価でかつ時間がかかる。それらの試験は、エコロジー的要素、遺伝的戒律(インドの家族および結婚関係において実施される)、その患者の心理学的変動パラメータ、社会学的変動パラメータおよび他の変動パラメータの役割を考慮することを無視している。これは、特定の群または遺伝的型の人々にとって、薬物の有効性が限定される原因となる。

(C.バーコード付けおよび企業資源プラニングERP)顧客関係管理アプリケーションの先行技術)どのような商品をも専有的とさせる現代的な方法は、バーコード付けである。全ての商業取引について、このバーコードは、多くの方法で広汎に使用されている。医薬を特定の商品と認識させるために、バーコード付けの新規方法が本発明において提唱される。

ピアネット(Peernet)バーコードストア(Java ActiveXサーブレット(servlet)Eビジネス)では、1800文字および2700桁(9、99、999の数字でさえ)が、任意の品目のバーコードを生成する市販のバーコードソフトウェアに供給され得ることが報告されている。デジタル値および/または数量での数字(numerical number)がバーコードソフトウェアに与えられると、そのソフトウェアは、ソフトウェア専有的に特定される論理によって、特定のバーコードパターンユーザーのために生成する。

このように生成されるバーコードは、バーコード読み取り販売機が、その製品のバーコードを(電子の目またはセンサを通じて)検知するとき、その製品/ラベルの全ての詳細を有する、添付の「表示ウインドウファイル情報提示および表示する。このバーコードは、世界中どこでも、ネットワークを介してどのようなERPおよびCRMのアプリケーションからも読み取られ得る。

現在、医薬および関連製品をバーコード付けするためのカタログ番号が使用されつつある。このカタログ番号は、本発明の方法において提唱されるような製品の化学的特性を何ら具体的に含まない。

概要

植物、動物もしくは天然または人工の材料からの有機分子および有機金属分子のクロマトグラフィーフィンガープリント、化学的標準化および治療的標準化ならびにバーコード付けの新たな方法を提唱する。

有機分子または有機金属分子の溶媒抽出物を、高圧液体クロマトグラフィーで分離分析し、溶出成分等高線および3Dクロマトグラムを、pHおよび極性に基づいて作成し、その三次元特性を内蔵ソフトウエアによって分析し、溶出した構成成分の濃度を経時的に表示し、成分中の化合物を画像中の構成成分のUV−可視吸収特性によって同定し、溶出化合物を極性または共役特性に基づいて分類し、X軸を保持時間、Y軸を波長として、選択したピークについてバーコードを作成し、さらにフィンガープリントおよびバーコードのデータベースを作成して、それぞれの化合物を同定する。

目的

本発明の主な課題は、医薬として使用される、植物、動物もしくは天然に利用可能なまたは人工の材料からの有機分子および有機金属分子の、クロマトグラフィーフィンガープリント、化学的標準化および治療的標準化ならびにバーコード付けの新たな方法を提唱することである。

本発明の別の課題は、上記に詳細に説明した欠点を回避する薬草療法および処方の新規なクロマトグラフィーフィンガープリントを提供することである。

本発明の別の課題は、研究中の医薬に存在する構成成分およびその関連する特性の完全な化学分析(これは、新たに開発されたソフトウェアを用いてその医薬の伝統的な概念について治療効力を示す)を提供することである。

本発明のさらに別の課題は、使用される医薬に存在する化合物の実際のプロファイルの迅速な同定のために有用な薬草医薬ならびにその構成成分の治療効力のクロマトグラフィーフィンガープリントのための新規方法を提供することである。

本発明の方法のさらに別の課題は、薬草医薬および処方物の、等高線および3Dクロマトグラムを用いた薬草医薬および処方物の新規のクロマトグラフィーフィンガープリントを提供することである。

本発明のさらに別の課題は、使用される医薬に存在する化合物の粗悪品チェックするために有用な薬草医薬のクロマトグラフィーフィンガープリントのための新規方法を提供することである。

本発明の研究のさらに別の課題は、以下のような標準的な分析パラメータを準備することである:同じ溶媒であるエチルアルコールを用いた抽出、同じ実行時間である0〜60分、同じ移動相である、5.5〜7.5の範囲のpHを有するリン酸緩衝液を伴うアセトニトリル、ならびに同じUV可視光範囲である200〜800nm。

本発明のさらに別の課題は、3Dおよび等高線のクロマトグラムからの極性および共役に基づく医薬の構成成分の分類および定量、ならびに医薬が作用(無効に(vitiate))する体液における医薬の治療効力を評価することである。

本発明のさらに別の課題は、画像に与えられた分子の選択されたピークのためのバーコードを提供することである。

本発明のさらに別の課題は、すべてのタイプのデータベースアプリケーションのために有用に開発されたフィンガープリントについてのバーコードデータベースを準備することである。

本発明のさらに別の課題は、3Dおよび等高線フィンガープリント、バーコード、起源の詳細(企業もしくは国)、製造日有効期限日、報告されたドーシャ(dosha)、使用される個々の構成成分、そのアッセイ、バッチ番号ロット番号、MRP希望小売価格)などのようなサンプルの詳細を有するフィンガープリントのサンプルすべてについて表示ウインドウを生成することである。

本発明のさらに別の課題は、表示ウインドウにそれぞれのバーコードを付着させ、バーコードがデータおよび情報のソースとして使用される場合にはいつでも、すべての適用において表示ウインドウを処理することを容易にすることである。

本発明のさらに別の課題は、このように生成され、そしてそれぞれのバーコードが付着された表示ウインドウのデータベースを準備して、その医薬およびサンプルのすべての商用ネットワーク取引についての企業資源プラニング(ERP)および顧客関係管理(CRM)のアプリケーションにおいて使用することである。

本発明のさらに別の課題は、バーコードおよび表示ウインドウならびに任意の情報(特に、その国の中および外での医薬の動きを制御する規制当局にとって必要である)のデータベースを準備することである。

本発明のさらに別の課題である化合物のUV可視光スペクトルは、その分子の極性とともに、その分子の共役特性およびその分子の個々の濃度を提供する。

本発明のさらに別の課題である等高線および3Dクロマトグラフィーのフィンガープリントの使用は、本発明の範囲を制限する化学構成成分の同定についての基礎である。

本発明のさらに別の課題は、粗悪品の食品および薬物のサンプル、代用および(contradictual)の食品および薬物のサンプルならびに食品および薬物のサンプルの商用サンプルについてのフィンガープリントを作成することおよび純粋および粗悪品を同定することである。

本発明のさらに別の課題は、品質管理およびプロセス標準化の種々の目的のために、任意の型のサンプルにおける有機構成成分および有機金属構成成分についてのフィンガープリントを作成してその中に存在する化学構成成分を同定する方法を開発することである。

本発明のさらに別の課題は、逆症療法、アーユルヴェーダ、ホメオ、シッダ、ウナーニ、中国、チベットおよび漢方(日本)の医薬のサンプルについて、品質管理および化学的および治療的標準化のためのフィンガープリント作成の方法を開発することである。

本発明のさらに別の課題は、天然に存在するサンプルまたは合成的に調製されたサンプルにおいて化学的構成成分の変動を研究するため、およびそのサンプルの中の化学構成成分を同定し、そして標準化するためのフィンガープリント作成方法を開発することである。

本発明のさらに別の課題は、天然に存在するサンプルまたは合成的に調製されたサンプルにおける化学的構成成分の変動の研究のため、および地質的、エコロジー的、遺伝型的、および表現型的変動因子に起因して、そのサンプルの中における化学的構成成分における変動を同定し、そして標準化するためのフィンガープリント作成方法を開発することである。

本発明のさらに別の課題は、単一の医薬サンプルおよび処方された医薬サンプルの薬草製品における化学構成成分の研究のため、ならびに化学的標準化および治療的標準化のためにそのサンプルにおける化学的構成成分を同定するためのフィンガープリント作成方法を開発することである。

本発明のなお別の目的は、生物学的サンプル中の化学構成成分の変動を研究するためのフィンガープリント化法を開発し、そしてその中の化学構成成分を同定および標準化することである。

本発明のなお別の目的は、大きなデータベースを調製することである。これは、特定の疾患または治療分類の群として分類された特定の群の植物の治療効力の多くの普遍化を与える。

本発明のなお別の目的は、個々の構成成分および全体の医薬の共役特性および極性特性を使用する伝統的な治療標準化法において使用される色のような、医薬の物理化学的特性を理解および標準化することを可能にする方法を提供することである。

本発明のなお別の目的は、個々の構成成分および全体の医薬の共役特性および極性特性を使用する伝統的な治療標準化法において使用される味覚(ラサ(Rasa))、すなわち、酸味塩味辛味苦味および渋味アムラ(Amla)、ラヴァナ(Lavana)、カツ(Katu)、チクタ(Tikta)およびカシャヤ(Kashaya)、それぞれアーユルヴェーダでこのように呼ばれている)のような、医薬の物理化学的特性を理解および標準化することを可能にする方法を提供することである。

本発明のなお別の目的は、品質、効力、同化後の代謝物またはそのような改変物、および分子のキラリティーのような特異的特性(グナ(Guna)、ヴェエルヤ(Veerya)、ヴィパカ(Vipaka)およびプラブハヴァ(Prabhava)、それぞれアーユルヴェーダでこのように呼ばれている)のような、医薬の物理化学的特性を理解および標準化することを可能にする方法を提供することである。

本発明のなお別の目的は、個々の構成成分および全体の医薬の共役特性および極性特性を使用する伝統的な治療標準化法において使用される重い、軽い、冷たい、熱い、柔らかな滑らかにされた軟らか(Soft LubricatedSupple)、乾燥、緩慢、鋭い(グル(Guru)、ラグフ(Laghu)、シェエタ(Sheeta)、ウシュナ(Ushna)、スニグドハ(Snigdha)、マンダ(Manda)、テエクシュナ(Teekshna)、それぞれアーユルヴェーダでこのように呼ばれている)のような医薬の物理化学的特性を理解および標準化することを可能にする方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
4件

この技術が所属する分野

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請求項1

植物もしくは動物抽出物、または天然もしくは合成源の抽出物から、決定的特質を、クロマトグラフフィンガープリント技術を使用して検出および同定するための方法であって、該方法が、以下の工程:(i)有機分子または有機金属分子を、適切な溶媒を使用して抽出する工程;(ii)工程(i)で得られた抽出物を、高圧液体クロマトグラフィー技術を使用して、分離分析に供する工程;(iii)溶出された成分の等高線および3Dクロマトグラムを、pHおよび極性に基づいて作成する工程;(iv)得られた該等高線および3Dクロマトグラムをカラー画像に変換し、該カラー画像を、個々の色について、該画像の三次元特性の全てを表す座標を使用して、内蔵ソフトウェアの使用によって、分析する工程;(v)溶出した様々な構成成分の濃度を、経時的に表示する工程;(vi)分析された色に基づいてクロマトグラムを作成する工程であって、該クロマトグラムが、分子共役特性に関連する様々な保持時間におけるピークを有する、工程;(vii)該成分中の化合物を、該画像中の該様々な構成成分のUV−可視吸収特性によって、同定する工程;(viii)溶出した化合物を、該極性および共役特性に基づいて、極性、中程度の極性、および低極性または非極性として、同定し、決定し、そして分類する工程;(ix)X軸を保持時間として、Y軸を波長として、Rを赤色ピクセルの数として、Gを緑色ピクセルの数として、そしてBを青色ピクセルの数として、使用することによって、選択したピークについてのバーコードを作成する工程;および(x)フィンガープリントおよびバーコードのデータベースを作成し、そしてサンプル中のそれぞれの化合物を同定する工程、を包含する、方法。

請求項2

前記溶媒が、異なる極性を有し、そして研究中の前記サンプルの親水性および疎水性に基づいて選択され、エチルアルコール医薬標準化のために使用される、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記フィンガープリントが、異なるpH範囲で抽出された同一の医薬に関して生じる、請求項1に記載の方法。

請求項4

使用されるHPLC装置が、フォトダイオードアレイ検出器を備える、市販のHPLC装置の任意のものから選択され、好ましくは、グラジエントまたは三成分系ポンプを備える、請求項1に記載の方法。

請求項5

移動相のpHおよび極性が、水性溶媒、水、または塩(リン酸二水素カリウム、またはリン酸水素二カリウム、および所望のpHに維持されたリン酸など)の使用により所望のpHを有する緩衝液と、非水性溶媒との、0〜100%の混合物比率を変動させることによって制御される、請求項1に記載の方法。

請求項6

既知のpHの、非水性有機溶媒、および水性溶媒、水または緩衝液が、工程(iii)において使用される溶媒であり、極性の範囲に基づいて選択される、請求項1に記載の方法。

請求項7

前記等高線クロマトグラムをカラー画像に変換する工程が、研究中の医薬の構成成分の共役特性および極性を含む、請求項1に記載の方法。

請求項8

医薬(単体または処方物)の治療効力が、特定の極性およびUV−可視吸収領域に存在する構成成分の性質を使用して評価される、請求項1に記載の方法。

請求項9

前記ソフトウェアが、該ソフトウェアにより適用される座標として、X軸を保持時間として、Y軸を波長として、Rを赤色ピクセルの数として、Gを緑色ピクセルの数として、そしてBを青色ピクセルの数として使用して、選択されたピークまたは画像のバーコードを作成し、該バーコードが、製品特性産業用のものとする、請求項1に記載の方法。

請求項10

使用されるソフトウェアがRainbowと呼ばれ、そして以下の特性を有する、請求項1に記載の方法:(a)クロマトグラフフィンガープリント画像を、.BMP、.JPEG、.TIF、.GIFなどの異なるフォーマット拡張子)で、ファイルフォルダから開き、そして該画像内に存在する異なる色について、単一のピクセル感度を用いて、該画像を分析する機能を有する、ソフトウェア;(b)該ピクセルの情報を、以下:1.X座標スケール(0〜(分、時間スケール))およびY座標スケール(200〜800nm)を有するグラフ、および2.各ピーク(自動および手動)の個々の値を、該グラフの隣の2つの別個の欄に有する、パイ図表、の形態で表示する機能を有する、ソフトウェア;(c)分析の後に生成される全てのデータを、PRINアイコンを使用して印刷する機能を有する、ソフトウェア;(d)印刷のためのページ設定を、PAGESETUPアイコンを使用して変更する機能を有する、ソフトウェア;(e)該画像および分析の一部を、RESIZEアイコンを使用して選択する機能を有する、ソフトウェア;(f)異なる画像についての多数の画像分析ウィンドウを開き、状態をWINDOWS(登録商標)アイコンに表示するための機能を有する、ソフトウェア;(g)該画像を、20分間隔の3つのゾーンに、ZONEアイコンを使用して分割する機能を有する、ソフトウェア;(h)選択した画像を、INVERTアイコンを使用して反転させる機能を有する、ソフトウェア;(i)EDITORアイコンを使用して、Notepad、Word padおよびMS Wordにわたって切り換える機能を有する、ソフトウェア;(j)HELPアイコンを使用して、該ソフトウェアの様々な特徴に関する操作情報の機能を有する、ソフトウェア;および(k)作成したデータを、SAVE ASアイコンを使用して、.JEPGファイルフォーマットなどで保存する機能を有する、ソフトウェア。

請求項11

成分の3Dクロマトグラムおよび色等高線画像の、ソフトウェアに基づくデータ処理であって、該処理が、以下:(a)該色等高線画像を、経時的に溶出した様々な成分の濃度、および保持時間に基づく極性を示す、様々な色の選択に基づいて、(リリースノートに記載の注釈寿命、処理を用いて)分析(色を抽出)する工程;(b)医薬の画像の全ての三次元特性を使用して、該医薬の3Dクロマトグラムを分析する工程;(c)経時的に溶出した分子の共役特性に関連する様々な保持時間においてピークを有するクロマトグラムを、時間と共に、特定の極性の順に作成する工程;(d)該分子における化合物を、該画像中の様々な構成成分のUV−可視吸収特性によって同定する工程;(e)研究中の該医薬に存在する様々な構成成分の、報告された生物学的治療活性を、該分子の極性および共役特性に基づいて、該フィンガープリントをX軸およびY軸上の治療ゾーンに分割することによって、相関付ける工程;(f)提唱される該ソフトウェアにより提供される該画像の座標、すなわち、保持時間に関するX、波長に関するY、赤色ピクセルの数に関するR、緑色ピクセルの数に関するG、および青色ピクセルの数に関するB、を使用して、選択したピークに関するバーコードを作成する工程;(g)企業資源プラニングERP)アプリケーションおよび顧客資源管理(CRM)アプリケーションのような全ての種類のデータベースの利用を容易にする、該サンプルに関するフィンガープリントおよびバーコードのデータベースを作成する工程;および(h)企業資源プラニング(EPR)アプリケーションおよび顧客関係管理(CRM)タイプのビジネスアプリケーションにより使用されるべき全てのサンプルに対して、「表示ウィンドウ」のデータベースを作成する工程、を包含する、処理。

請求項12

抽出に使用される前記溶媒が、研究中の前記構成成分、サンプルおよびその構成成分の、極性、親水性および疎水性に基づいて選択される、請求項11に記載の方法。

請求項13

前記使用されるHPLC装置が、フォトダイオードアレイ検出器を備える市販のHPLC装置の任意のものから選択され、好ましくは、グラジエントまたは三成分系のポンプを有する、請求項11に記載の方法。

請求項14

特定のpHの水性溶媒および非水性溶媒の移動相の極性が、非水性溶媒とともに、水または既知のpHの緩衝液のような水性溶液を0%から100%に、またはその逆に、該移動相の比率を変動させることによって制御される、請求項11に記載の方法。

請求項15

Rainbowと呼ばれる新規のソフトウェアを使用して、3−Dおよび等高線クロマトグラムを分析すると、該分析が、X軸が保持時間であり、そしてY軸が波長であるクロマトグラムを与える、請求項11に記載の方法。

請求項16

新規のソフトウェアを使用して、3−Dおよび等高線クロマトグラムを分析すると、該分析が、ドーシャ乱れが定量的に、百分率比で示されたデータを与える、請求項11に記載の方法。

請求項17

単一の溶媒エタノールが、前記構成成分の抽出のために使用され;同一の分析条件および器具パラメータを全てのサンプルについて使用して、治療一般化がもたらされ;これによって治療の標準化が達成される、請求項11に記載の方法。

請求項18

使用される前記ソフトウェアがRainbowと呼ばれ、そして以下の特徴を有する、請求項11に記載の方法:(i)クロマトグラフフィンガープリント画像を、.BMP、.JPEG、.TIF、.GIFなどの異なるフォーマット(拡張子)で、ファイルフォルダから開き、そして該画像内に存在する異なる色について、単一のピクセル感度を用いて、該画像を分析する機能を有する、ソフトウェア;(ii)該ピクセルの情報を、以下:1.X座標スケール(0〜(分、時間スケール))およびY座標スケール(200〜800nm)を有するグラフ、および2.各ピーク(自動および手動)の個々の値を、該グラフの隣の2つの別個の欄に有する、パイ図表、の形態で表示する機能を有する、ソフトウェア;(iii)分析の後に生成される全てのデータを、PRINTアイコンを使用して印刷する機能を有する、ソフトウェア;(iv)印刷のためのページ設定を、PAGESETUPアイコンを使用して変更する機能を有する、ソフトウェア;(v)該画像および分析の一部を、RESIZEアイコンを使用して選択する機能を有する、ソフトウェア;(vi)異なる画像についての多数の画像分析ウィンドウを開き、状態をWINDOWSアイコンに表示するための機能を有する、ソフトウェア;(vii)該画像を、20分間隔の3つのゾーンに、ZONEアイコンを使用して分割する機能を有する、ソフトウェア;(viii)選択した画像を、INVERTアイコンを使用して反転させる機能を有する、ソフトウェア;(ix)EDITORアイコンを使用して、Notepad、Word padおよびMS Wordにわたって切り換える機能を有する、ソフトウェア;(x)HELPアイコンを使用して、該ソフトウェアの様々な特徴に関する操作情報の機能を有する、ソフトウェア;および(xi)作成したデータを、SAVE ASアイコンを使用して、.JEPGファイルフォーマットなどで保存する機能を有する、ソフトウェア。

請求項19

植物、動物、または天然に得られる材料、あるいは人工の材料に由来の、医薬として使用される有機分子および有機金属分子の、クロマトグラフフィンガープリント、化学的および治療的標準化、およびバーコード化の、計算方法であって、該方法が、以下:a)医薬を選択し、そして構成成分を抽出する工程;b)該構成成分を個々の構成成分に分離し、3−Dおよび等高線クロマトグラムを作成し、そしてフィンガープリントに変換する、工程;c)開発したソフトウェアを使用して、該フィンガープリントを分析する工程;およびd)データを解析する工程、を包含する、方法。

請求項20

前記方法が研究中の前記医薬中に存在する構成成分の化学的分析を提供し、そして該構成成分の共役特性および極性が、前記新規に開発したソフトウェアを使用して、該医薬の伝統的な概念に従って、治療効力を示す、請求項19に記載の方法。

請求項21

前記方法が、薬草医薬のクロマトグラフフィンガープリントの新規な概念を提供し、該新規な概念が、構成成分の治療的効力とともに、使用中の前記医薬に存在する化合物の実際のプロファイルの迅速な同定に有用である、請求項19に記載の方法。

請求項22

薬草医薬および処方物の等高線3−Dクロマトグラムを使用して、該薬草医薬および処方物の新規なクロマトグラフフィンガープリントが提唱され、そして該クロマトグラフフィンガープリントが、高圧液体クロマトグラフのフォトダイオードアレイ検出器(PDA)によって生じ、そして該薬草医薬に存在する構成成分のスペクトル特性のデータを、類似の実験分析条件下における極性の特定の順で表現する、請求項19に記載の方法。

請求項23

前記方法が、前記化合物のUV−可視スペクトルを提供し、該分子の共役特性および極性を表示し、そして該分子の個々の構成成分の濃度を、該分子の極性とともに表示する、請求項19に記載の方法。

請求項24

前記方法が、単一の画像「The Chromatographic Fingerprint」に示される全ての構成成分のUV−可視スペクトルを提供し、前記フィンガープリントが、研究中の医薬のアッセイおよび迅速な同定のために、薬草医薬または処方物に存在する構成成分の青写真となる、請求項19に記載の方法。

請求項25

前記方法が、同一の溶媒であるエチルアルコールを用いる抽出、同一の稼動時間である0〜60分、同一の移動相である、5.5〜7.5の範囲のpHを有するリン酸緩衝液を伴うアセトニトリル、およびフィンガープリントのための200〜800nmの同一のUV−可視範囲のような標準分析パラメータ、ならびに化学的および治療的標準化により特徴付けられる、請求項24に記載の方法。

請求項26

フィンガープリントが、粗悪品食物および薬物のサンプル、代用された食物および薬物のサンプル、の食物および薬物のサンプル、ならびに市販の食物および薬物のサンプルを研究し、純粋および不純を見分けるために使用される、請求項24に記載の方法。

請求項27

フィンガープリント法が、アロパシー、アーユルヴェーダホメオパシー、シッダ、ユナミ、中国、チベット漢方(日本)の医薬の処理の、標準化、品質管理活動および治療標準化の目的で、該医薬に存在する化学的構成成分を同定するために使用される、請求項24に記載の方法。

請求項28

フィンガープリント法が、天然に存在するサンプルにおける様々なエコロジー的要因地質学的要因、遺伝子的変化および(植物においては)表現型変化に起因する化学的構成成分の変動の研究のため、ならびにこれらにおける化学的構成成分の同定および標準化のために、使用される、請求項24に記載の方法。

請求項29

フィンガープリントが、合成により調製されたサンプルにおける化学的構成成分の研究のため、ならびに該サンプルにおける該化学的構成成分を、一体どれが適用可能であるかの化学的および治療的標準化のために、同定および標準化するために使用される、請求項24に記載の方法。

請求項30

フィンガープリントが、単一の医薬サンプルの薬草製品の化学的構成成分の研究のため、ならびに化学的および治療的標準化のための該単一の医薬サンプルの化学的構成成分の同定のために使用される、請求項24に記載の方法。

請求項31

フィンガープリントが、処方された医薬サンプルの薬草製品の化学的構成成分の研究のため、ならびに化学的および治療的標準化のためのこれらの化学的構成成分の同定のために使用される、請求項24に記載の方法。

請求項32

フィンガープリントが、生物学的サンプルにおける化学的構成成分の変動の研究のため、ならびに該サンプルにおける該化学的構成成分の同定および標準化のために使用される、請求項24に記載の方法。

請求項33

フィンガープリントが、単体および処方された食物および医薬サンプルの、異なる銘柄の製品の化学的構成成分の変動の研究のため、ならびに化学的および治療的標準化のためにこれらの化学的構成成分を同定するために、使用される、請求項24に記載の方法。

請求項34

多数のサンプルのデータベースの準備が、特定の疾患または治療分類に関する群として分類された、特定の群の植物の治療効力の多数の一般化を与える、請求項24に記載の方法。

請求項35

医薬のフィンガープリントが、医薬の構成成分の、3−Dおよび等高線クロマトグラムからの極性および共役に基づいたカテゴリー化および定量を容易にし、そして該医薬がどの気質に対して作用するか(乱すか)の治療効力を評価する、請求項24に記載の方法。

請求項36

フィンガープリントが、前記クロマトグラフフィンガープリントに与えられる、共役特性および極性特性を使用して、医薬および気質の治療的標準化の使用のための色のような、該医薬の物理化学的特性の、理解および標準化を可能とする、請求項24に記載の方法。

請求項37

前記フィンガープリント法が、前記クロマトグラフフィンガープリントに示される共役特性および極性特性を使用して、治療的標準化に使用される、酸味塩辛さ、辛味苦味渋味(アーユルヴェーダに記載のアムラ(Amla)、ラバナ(Lavana)、カツ(Katu)、ティクタ(Tikta)、カシャヤ(Kashaya))のような味(ラサ(Rasa))のような、該医薬の物理化学的特性の理解および標準化を可能とする、請求項24に記載の方法。

請求項38

前記フィンガープリント法が、前記クロマトグラフフィンガープリントに示される、個々の構成成分および医薬全体の、共役特性および極性特性を使用して、治療的標準化に使用される、特性、効力、代謝産物、分子のキラリティのような特異性の特性(グナ(Guna)、ウェーリャヴィパカ(Veerya Vipaka)、プラバヴァ(Prabhava))のような、該医薬の物理化学的特性の理解および標準化を可能とする、請求項24に記載の方法。

請求項39

前記フィンガープリント法が、クロマトグラフフィンガープリントに示される医薬の共役特性および極性特性を使用して、治療的標準化に使用される、冷たい、熱い、作用が遅い、作用が鋭い、重い、軽い、柔らかく潤滑されて柔軟な、乾燥した(アーユルヴェーダに記載のシェータ(Sheeta)、ウシュナ(Ushna)、マンダ(Manda)、テークシュナ(Teekshna)、グル(Guru)、ラグー(Laghu)、スニグダ(Snigdha)、ロークシャ(Rooksha))などの、該医薬の物理化学的特性(グナ)の理解および標準化を可能とする、請求項24に記載の方法。

請求項40

成分の3Dクロマトグラムおよび色等高線画像の、ソフトウェアベースデータプロセッサであって、該プロセッサ電算手段を備え、そして以下が可能である:(i)該色等高線画像を、経時的に溶出した様々な成分の濃度、および保持時間に基づく極性を示す、様々な色の選択に基づいて、(リリースノートに記載の注釈、寿命、処理を用いて)分析する、(色を抽出する)分析器;(ii)医薬の画像の全ての三次元特性を使用して、該医薬の3Dクロマトグラムを分析する、分析器;(iii)経時的に溶出した分子の共役特性に関連する様々な保持時間においてピークを有するクロマトグラムを、時間と共に、特定の極性の順に作成する手段;(iv)該分子における化合物を、該画像中の様々な構成成分のUV−可視吸収特性によって同定する、同定器;(v)研究中の該医薬に存在する様々な構成成分の、報告された生物学的治療活性を、該分子の極性および共役特性に基づいて、該フィンガープリントをX軸およびY軸上の治療ゾーンに分割することによって、相関させる手段;(vi)提唱される該ソフトウェアにより提供される該画像の座標、すなわち、保持時間に関するX、波長に関するY、赤色ピクセルの数に関するR、緑色ピクセルの数に関するG、および青色ピクセルの数に関するB、を使用して、選択したピークに関するバーコードを作成する手段;(vii)企業資源プラニング(ERP)アプリケーションおよび顧客資源管理(CRM)アプリケーションのような全ての種類のデータベースの利用を容易にする、該サンプルに関するフィンガープリントおよびバーコードのデータベースを作成する手段;および(viii)企業資源プラニング(ERP)アプリケーションおよび顧客関係管理(CRM)タイプのビジネスアプリケーションにより使用されるべき全てのサンプルに対して、「表示ウィンドウ」のデータベースを作成する手段、を有する、プロセッサ。

請求項41

抽出に使用される溶媒が、研究中の構成成分、サンプル、および該サンプルの構成成分の、極性、親水性、および疎水性に基づいて選択される、請求項40に記載のプロセッサ。

請求項42

使用されるHPLC装置が、市販のHPLC装置の任意のものから選択され、フォトダイオードアレイ検出器を備え、好ましくはグラジエントまたは三成分系のポンプを含む、請求項40に記載のプロセッサ。

請求項43

非水性溶媒および特定のpHの水性溶媒の移動相の極性が、非水性溶媒とともに、水または既知のpHの緩衝液のような水性溶液を0%から100%に、またはその逆に、該移動相の比率を変動させることによって制御される、請求項40に記載のプロセッサ。

請求項44

「Rainbow」と呼ばれる新規のソフトウェアを使用して、3−Dおよび等高線クロマトグラムを分析すると、X軸およびY軸に保持時間および波長を有するクロマトグラムを与える、請求項40に記載のプロセッサ。

請求項45

新規のソフトウェアを使用して、3−Dおよび等高線クロマトグラムを分析すると、ドーシャの乱れを定量的に、百分率比で指示するデータを与える、請求項40に記載のプロセッサ。

請求項46

単一の溶媒エタノールが、前記構成成分の抽出に使用され、同一の分析条件および機器パラメータを、全てのサンプルについて使用して治療的一般化をもたらし、これによって、治療的標準化が達成される、請求項40に記載のプロセッサ。

請求項47

請求項40に記載のプロセッサであって、前記ソフトウェアRainbowが、以下の特徴を有する、プロセッサ:(a)「Rainbow」と名付けられた、ソフトウェア;(b)クロマトグラフフィンガープリント画像を、.BMP、.JPEG、.TIF、.GIFなどの異なるフォーマット(拡張子)で、ファイルフォルダから開き、そして該画像内に存在する異なる色について、単一のピクセル感度を用いて、該画像を分析する機能を有する、ソフトウェア;(c)該ピクセルの情報を、以下:1.X座標スケール(0〜(分、時間スケール))およびY座標スケール(200〜800nm)を有するグラフ、および2.各ピーク(自動および手動)の個々の値を、該グラフの隣の2つの別個の欄に有する、パイ図表、の形態で表示する機能を有する、ソフトウェア;(d)分析の後に生成する全てのデータを、PRINTアイコンを使用して印刷する機能を有する、ソフトウェア;(e)印刷のためのページ設定を、PAGESETUPアイコンを使用して変更する機能を有する、ソフトウェア;(f)該画像および分析の一部を、RESIZEアイコンを使用して選択する機能を有する、ソフトウェア;(g)異なる画像についての多数の画像分析ウィンドウを開き、状態をWINDOWSアイコンに表示するための機能を有する、ソフトウェア;(h)該画像を、20分間隔の3つのゾーンに、ZONEアイコンを使用して分割する機能を有する、ソフトウェア;(i)選択した画像を、INVERTアイコンを使用して反転させる機能を有する、ソフトウェア;(j)EDITORアイコンを使用して、Notepad、Word padおよびMS Wordにわたって切り換える機能を有する、ソフトウェア;(k)HELPアイコンを使用して、該ソフトウェアの様々な特徴に関する操作情報の機能を有する、ソフトウェア;および(l)生じたデータを、SAVE ASアイコンを使用して、.JEPGファイルフォーマットなどで保存する機能を有する、ソフトウェア。

請求項48

化学的構成成分の同定の基礎となる、化学物質の等高線および3−Dクロマトグラムのフィンガープリントの使用。

技術分野

0001

本発明は、化学的および治療的標準化に有用なクロマトグラフフィンガープリント化の新規な方法に関する。より具体的には、本発明は、単一の薬物または処方された薬物として使用され得る、植物、動物または任意の他の供給源中に存在するUV−可視照射吸収特性を有する有機分子および有機金属分子のクロマトグラフフィンガープリント化に関する。本発明は、フィンガープリント画像に存在する1つ以上の構成成分のバーコード付けを容易にする。本発明は、薬物に関する全ての情報を有するフィンガープリント化データベースの商業的利用、すなわち自動販売機などのような、ERP(Enterprise ResourcePlanning)およびCRM(Customer Relationship Management)ネットワークアプリケーションの開発と使用を促進する。

0002

本発明は、薬物のクロマトグラフフィンガープリント化として提唱される標準化実験化学物質および機器)条件下で開発される漢方薬および処方物の、等高線および3Dクロマトグラムの利用の新規の方法を使用する。

0003

さらに、本発明は、そのようなクロマトグラムの分析のための、コンピューターベースの方法に関する。この新規の方法は、単一の薬物および処方物の化学的構成成分信頼できる同定のために、大いに使用される。

背景技術

0004

(世界中での伝統的薬物の歴史)多年の進化の後、古代人は、自らについて考え始め、そして自然を理解しようと試みた。古代人は、保護(洞窟および集団の中)の下での生活を始めた。思考過程は、古代人が自然および生命と自然の相互作用を理解することを、促進した。古代人は、古代人の日常生活に必要な物のために、天然利用可能な動植物を使用し始めた。そこで、古代人は、古代人の食事および健康に必要な物のために、植物および動物の物質を使用した。

0005

この過程において、古代人は、世界の種々の構成成分の特性(種々の生物学的物質および植物物質地質学的特性、星の特性、および医薬の特性)を調査した。この調査は、いわゆる石器時代から生じ始めた。古代人は、古代人の毎日の生活のための、天然に利用可能な物質を、発見、標準化、および使用し続けた。

0006

このことは、世界の異なる場所において並行して、地球上の多くの場所で生じ、文明化が知性に基づいてより発達した場所において、より発達した。従って、薬物の歴史は、文明化の歴史と直接的な関係を持つ。

0007

インドにおける薬物の十分に組織化された体系の証拠は、ハラッパおよびモヘンジョダロにおいて追跡された(History of Medicine in India、Priya Vrit Sharma博士、Indian National Science Academy、New Delhi)。インダス川流域の文明化において、薬物の体系が普及していた。この体系において、野菜、動物および鉱物起源薬剤が使用された。リグヴェーダのオサディスクタ(Osadhisukta)は、植物および漢方薬についての最古書類である。インドの薬物は、アーユルヴェーダがそのウパヴェーダであるとされる、アタルヴァヴェーダの伝統的知識に多くを負っている。多くの疾患−症候群の関係は、その医学専門書サンヒター」中のチャラカおよびスシュルタによって定義および記載された。この処置はまた、体系的様式において、そして論理根拠において処方されていた。

0008

他方、各個人が、患者に対する食餌療法または薬物を処方する間に心に留めておかなくてはならないその基本的性質、すなわちプラクティにおいて異なるので、生物学的現象が、機械的手段によっては、普遍的に説明され得ないことが、認識された。プラクリティ−プルシャ、陰−陽、正常−異常のような二元的概念が、ほとんど全ての哲学において見られた。

0009

疾患は、気質不均衡の現れであり、心身相関の決定的特質において包括的に取り組まれなければならない。従って、健康は、身体、精神および性のレベルにおいて維持される均衡である。従って、スストゥータ(Susrtuta)によって述べられる健康の三次元的定義は、理想的なものであり、現代においてWHOによって採用される定義において反映されている。

0010

古代の文献を詳しく検討した後に、薬物が物質の物理化学的性質を使用して標準化されたことが、見出された。色、触感、においおよび味覚が、任意の薬物の効力尺度として使用された。薬物の形状でさえも、その薬物の医薬的性質を理解するために使用された。治療において使用された、異なる哲学および種々の要因の要約を、本明細書の後半にある表1〜6において示す。明細書に添付する図1は、インドのアーユルヴェーダおよび中国の伝統的薬物(H.M.SaisによるMedicine in China、およびDaniel Reid、SimonおよびSchusterによるA Handbook of Chinese Healing Herbs)について具体的に、そして他の哲学について一般的に、個々の哲学および概念についての詳細な情報を提供する。薬物の治療的効力は、最終的には使用下の薬物中に存在する化学的構成成分に依存し、そして生きている動物の化学的組成における必要な変化をもたらすであろうものは、その構成成分の化学的性質である。

0011

多くのアーユルヴェーダ(インドの薬物の体系の1つ)の学者は、色およびそれらの治療的効力に基づいて、薬物を定義し、そして分類した。簡単な要約を、本明細書の後半にある表7に提供する。従って、物質およびヒトの物理化学的性質を考慮して、物質およびヒトの性質および治療のための使用を理解し、必要な治療的結果を得る。本明細書の後半にある表8〜9は、物理的性質(色)および化学的性質(味覚)が、いかにして薬物の治療的効力およびヒトの身体の生理に対するそれらの影響を理解するために使用されるかについての、情報を提供する。本発明の一部はまた、機器を用いるが、同一の方法論を使用する。

0012

一般に、薬物および食品中に存在する構成成分である分子は、極性分子、中程度の極性分子、および非極性分子として3つのカテゴリーに広く分類され得る。分子の全体の極性は、共役によるその分子の不飽和を伴って、その分子に付着する全体の求電子部分および求核部分に依存する。生きているヒトの身体、動物の身体および植物はまた、同一の型の分子を含み、ここで、異なる極性分子は、異なる機能を行う。疾患は、疾患を生じ得る化学的構成成分と同一の極性の薬物を使用して治癒された、すなわち、Hanemann博士によって述べられたように、障害を生じ得る薬物は、同一の障害を治癒し得る。

0013

(漢方薬のWHOの定義)WHOは、漢方薬を「粗生成物状態中または植物調製物にかかわらず、活性成分としての植物の大気中または地中の部分または他の植物物質、あるいはその組み合わせを含む、完成した、ラベルを付けた製品」と定義する。植物物質としては、ジュースガム脂肪油精油、およびこの性質の任意の他の物質が挙げられる。漢方薬は、活性成分に加えて、賦形剤を含み得る。化学的に規定された活性物質(化学的に規定され、植物から単離された構成成分を含む)と組み合わせた植物物質を含む薬物は、漢方薬とはみなされない。例外的に、いくつかの国においては、漢方薬はまた、伝統的に、植物起源ではない天然の有機活性成分または天然の無機活性成分を含み得る。

0014

従って、これらの指針の目的は、「漢方薬の品質、安全性、および効力の評価のための基本的な判定基準を規定し、それによって国家監督機関、科学的組織、および製造業者が、そのような製品に関する文書提出書類関係書類の評価の着手を助ける」ことである。この評価の一般的規則として、伝統的な経験とは、これらの製品の長期の使用、ならびに医学的、歴史的および民族学背景を考慮することを、意味する。長期の使用の定義は、国によって変化し得るが、少なくとも数十年であるべきである。従って、この評価は、医学的/薬学的文献または類似の供給源における記載、あるいは明確に規定された時間の制限をともなわない漢方薬の適用についての知識の文献を考慮すべきである。類似の製品の市場での売買の認可もまた、考慮されるべきである。報告のとおり、品質の評価は、以下のパラメーターについてなされるべきである。

0015

WHOの指針が、完成した製品の、効力の評価、活性、表示を支持するために必要な証拠および組み合わせ産物について、提供された。多くの薬草の療法はいくつかの活性成分の組み合わせからなり、そして伝統的療法の使用の経験は、しばしば組み合わせた製品に基づくので、評価は、旧来の組み合わせ製品と新しい組み合わせ製品との間で区別されるべきである。旧来の組み合わせ製品と新しい組み合わせ製品の評価について同一のことを要求することは、特定の伝統的薬物の不適切な評価を生じる。伝統的に使用される組み合わせ製品の場合において、伝統的使用の文献(例えば、アーユルヴェーダ、伝統的中国薬物、ウナニ(Unani)およびシッダ(Siddha)の古典的テキスト)および経験が、効力の証拠として役立ち得る。

0016

効用量範囲および適合性を含む、周知の物質の新規な組み合わせの説明は、各単一の成分の伝統的知識の文献に加えて、必要とされるべきである。各活性成分は、薬物の効力に寄与しなければならない。臨床研究は、新規の成分の効力および全体の組み合わせに対するその陽性の効果を正当化するために必要とされ得る。

0017

報告において、製造手順および処方(賦形剤の量を含む)が詳細に記載されるべきであることもまた言及された。「完成した製品の仕様書は、規定されるべきである。同定の方法、そして可能である場合、完成した製品中の植物物質の定量方法もまた、規定されるべきである。活性の本質の同定が可能でない場合、製品の一貫した品質を保証するために、特徴的な物質または物質の混合物を同定すること(例えば、「クロマトグラフフィンガープリント化」)が十分であるべきである。」完成した製品は、特定の投薬形態についての一般的必要性を満たすべきである。

0018

輸入した完成製品について、元の国の規制状態の確認が提供されるべきである。」国際貿易に供される薬学的製品の品質についてのWHOの認可案が、適用されるべきである。安定性についてのより詳細な記述、安全性の評価および利用が、このWHOの報告において提供された。

0019

国際貿易に供される漢方薬の品質の効果的な規制にはまた、製品の全ての局面および漢方薬の使用を通常の検査のもとにおくことができる国家機関の間での密接な連絡が必要である。また、その効力、毒性、安全性、受容可能性、費用および相対的価値を評価する研究の実行、またはその研究の後援がまた、現在の医療において使用される他の薬物と比較される。

0020

従って、上述のように、本発明において提唱される信頼できる品質管理の方法が必要である。上記の全ての目的のための方法が必要であることが、明らかに言及される。提唱される分析は、上記の必要のほとんど全てに対する回答を与える。

0021

(既存の標準化の方法:)標準化の本発明の方法を説明する前に、標準化(化学的および治療的)の既存の方法およびクロマトグラフフィンガープリント化を以下に考察する。

0022

(A.化学的標準化についての先行技術)
((I)伝統的:)偉大な賢者チャラカは、彼のチャラカサンヒターの中で、「実体の全体性の理解は、その断片化された知識からは生じない(チャラカサンヒター、VI.4.5)」と説明した。このことは、全ての構成成分を考慮に入れない任意の薬物の標準化および治療的効力が役に立たないことを、明らかにする。

0023

漢方薬の定量的および定性的プロフィールは、多くの地質学的要因、生態学的要因、収集時期収集場所収集年代および収集時期の天候条件などが原因で変化する。

0024

伝統的な薬草収集者は、色、触感、においおよび味覚など、当時利用可能であった感覚器官感じる方法に基づいて薬物を選択するのが常であった。伝統的な薬草収集者は、色、触感、においおよび味覚などによって、薬物の化学的および治療的効力を評価するのが常であった。

0025

これらの方法は、疾患を治療するための薬物および身体構成成分の、内部および相互の、治療的相互作用の、本来備わっている知識および理解を含む。この知識は、個人間で異なり、そして個人の技能および能力に依存する。実際には、この方法を使用して、任意のメカニズムについて説明するための合理的正当化を提供するのは、困難である。従って、現代の科学は、種々の目的のための機器を使用する。このことは、個人の要因を取り除き、そしてデータおよび情報の再現性を容易にする。

0026

((ii)現代:)任意の食品または薬物の治療的特性は、その化学的および物理的状態に依存する。従って、物理化学的特性を使用する化学的構成成分の理解は、薬物の治療的効力の理解を助ける。

0027

薬物の物理化学的特性は、薬物の治療活性において、主要な役割を果たす。分子のこれらの特性は、2つのパラメーターである極性および共役特性を使用して研究され得る。極性は、分子内に存在する不飽和二重結合および三重結合を伴う分子に付着した異なる電子供与(求核)部分および電子受容(求電子)部分に起因して生じる電気化学的特性である。これらは、化学的反応および生化学的反応における分子の活性および反応性の速度に影響する。分子の全体の極性の綿密な推定は単一の分子または分子群が、化学的および治療的にいかに活性であるかについて、それらの効力を提供する。従って、上記の特性を評価する任意の標準化が、その活性を知るために有用である。

0028

分子の電気化学的特性に主に関連する極性とともに、分子の物理的構造もまた、分子の反応性において重要な役割を果たす。分子により多数の活性部位が付着すると、その分子は、より反応性となる。より多くの分子が共役する(あるいは、二重結合および三重結合を有する)と、その分子はより化学的に反応性となり、それゆえ治療的に反応性となる。

0029

分子の活性に影響する第2のパラメーターは、同一分子内の原子空間的配置であり、これは構造的に異なる。この理由により、異性体(幾何学的およびキラル)分子は、生物学的活性において重要な役割を果たす。この立体選択的な性質は、大多数生化学的経路が、交差相互作用および干渉することなく並行して機能する身体中で、分子を、その活性において高度に選択的にする。従って、キラル薬物化学は、非常に重要となる。すなわち、異なる錠前レセプター)を開ける鍵(キラル分子)は存在しない。

0030

植物は、同一の基本的な母体となる構造を有し、そしてそこに付着する官能基が異なる分子の、多数の/コンビナトリアルライブラリーを通常調製する。例えば、天然に存在し、そしてフラボノイドフラボンオーロン、およびカルコンのような分子のセットを有する単一の植物中に存在するような、フラボノイドのフラボン、オーロン、およびカルコンは、多剤のように作用する。

0031

通常、不飽和およびより多くの共役を有する分子は、UV−可視照射(200〜800nm)における電磁照射を吸収する。化合物が照射と相互作用する場合、その化合物は、その化学的特性、共役特性および構造的特性に基づき、特定の波長吸収極大)を吸収する。それは、特性波長と呼ばれる。ある分子は、その構造的および機能的特性に基づき、1つより多い吸収極大を有し得る。ある化合物が白色光の有益な部分から特定の色を吸収する場合、その化合物は、他の吸収されない複数の色の結果としての色を表す。従って、その物質は、白色光から種々の色を吸収するそれらの化学的構成成分に基づく異なる色を表し、そしてその色はその物質に付着する種々の官能基に起因することを示す。(本明細書の後半にある表10は、このことを説明する)。このことは、分光光度計における分子の化学的および物理学的特性の尺度として考慮される。

0032

例えば、赤色の薬物は、500〜600nmの範囲で吸収する。従って、全ての赤色の薬物は、この波長範囲においてピークを有し、特定の構造および活性を有する。従って、薬物の色を、その薬物の治療的効力および化学的効力の尺度として使用する。古代において、薬物は、色に基づいて治療的に分類された。本発明の方法は、同一であると分かる。本明細書に添付した図2は、色と気質との関係を示し、異なる色の異なる疾患に対する効果を示す。

0033

本明細書に添付した図3の、本発明の方法によって調製された2つのシラジット(Shilajit)サンプルのフィンガープリントは、両方のサンプルの化学的プロフィールにおける差異を示す。シラジットは、野菜および動物質の、地中での多年の間の貯蔵に起因して形成される炭素質の物質である。主に、動植物を破壊し、森を覆って流れる溶岩に起因する。多くの地質学的変化を受けた後、これはシラジットと呼ばれる炭素質の物質となる。これはロシアで大量に入手可能である。これは、世界中で薬物として最も広範に使用される。異なる供給源のシラジットサンプル中で、分子の一般的なパターンは類似していることが見出されるが、これら分子の共役特性の変動が異なることが見出されることが、観察される。このことは、これらの薬物を、その治療的効果において異なるものとし、従って、このタイプのフィンガープリント化が有用である。

0034

現代の化学的分析的方法において、活性の本質、すなわち、アルカロイド、フラボノイド、酵素ビタミン、精油、脂肪糖質タンパク質、灰分、酸不溶性灰分、および粗繊維の割合の決定は、種々の分析的機器によってなされる。いくつかの以下の実施例は、現在の科学において、いかにして標準化がなされるのかを説明する。

0035

インドの体系の薬物シラジットにおいて使用される非常に重要な薬物の1つは、フルボ酸とともに多くの化合物を有すると報告され、そして活性の本質であると主張されることが、報告されている(www//Shilajit,Fulvic acid etc,.html)。この瀝青炭供給源由来のこの薬物は、多年の間に蓄積された陸地から収集されるので、より多くが、より多く陸地において蓄積されると、より治療的に活性であると理解され得る。それにもかかわらず、地球全体において、地質学的変動が、世界の異なる部分より収集された全てのサンプルにおいて、同一の分子を生み出さないのかもしれない。これらの薬物の化学に影響する他の要因は、精製の過程であり、この精製の過程も標準化を必要とする。

0036

標準化が、主に個々の重要な構成成分についてなされ、そしてヒトの体系のためにもっとも有利であることが経験的に、そして科学的に証明されていることが、報告されている(www//Herbology.html)。そのため通常は、標準化は、存在する全てのうち、活性を有することが見出された特定の分子について行われる。しかし、薬物の全体としてのプロフィールを作製する薬物中に存在する他の化合物の相乗的効果が、その効力のために考慮されるべきである。

0037

Tribulus Terrestriusの果物アルコール抽出物が抗尿結石(antiurolithiatic)活性を示すことが、報告されている(www//Tribulus Terrestrius puncturevine.html)。これに加えて、この抽出物はまた、有意な利尿活性を示す。アルカロイドのハルマンが、ハーブから報告され、種子からハルミンが報告されている。植物はサポニンを含有し、加水分解の際に、サポニンは、ステロイドサポゲニンを生じる。天然の多くのフラボノイドの分子が、その活性の本質がサポニンであることが見出されているとして、報告されている。分析的報告が、重金属分析および全サポニン含量(20% w/w)について提供されている。

0038

ヒトの生命は、精神、身体および霊性の構成成分の相乗作用であり、このことは、ピッタ、カファ、およびヴァータがヒトの全体的な健康の基礎として考慮されるインドのアーユルヴェーダの哲学と関連することが報告されている(www//Charak_com.−Quality control page−html)。標準化のより詳細な記述は、治療的標準の伝統的方法の記載において提供される。

0039

European Guaranteed Potency Lawに起因して、漢方薬を標準化することが必須となったことが報告されている(www//Standardized Herbal Extracts\A herbalists Perspective’s,Dr.Micheal Tierra L.Ac.O.M.D html)。薬草標準化の意味が、活性構成成分またはマーカー抽出物(活性において最大となるように寄与する)の定量化として規定される。

0040

植物Berberis Aristataにおいて、抽出物の抗菌特性が、5−ヒドロキシヒドノカルピン抗菌剤として作用するベルベリン)の存在に起因し、この物質がない場合、作用しないことが説明されている(Frank RStermitzら、PAINS/Feb 15、200/97巻、第4号、1433〜1437頁)。従って、活性構成成分のみではなく、全体の構成成分の相乗的効果が、漢方薬を扱う間に考慮されるべきである。

0041

WHOは、その特定地域刊行物(Dr.Ranjit Roy Choudary、Herbal Medicine for Human Health、Searo no 20)の中で、何が標準化であり、そして人々によるより良好なその薬物の使用のために、構成員の国が何をなすべきかを、明確に述べた。

0042

酸性およびアルカリ性の役割が、抽出溶媒の異なるpH値での、薬物からの構成成分の抽出プロセス注意深く理解することによって、理解され得る。このことは、異なる腸内pHを有する人々によって消費される薬物からの、腸内における薬物放出機構の理解を助ける。酸性とアルカリ性の役割が研究され、そして薬物の治療的効力を理解することにおいて、注意深く理解された。有機分子および無機分子の酸性およびアルカリ性が徹底的に研究され、本明細書の後半にある表11に示すようなその特性が知られる。酸性とアルカリ性とから、健康における酸性とアルカリ性との役割が示される(Health in HandsbyDevendra Vora、Navaneet publications(India)Ltd)。

0043

研究において、酸性の系を有する人々が、適切な血液のアルカリ性を確立した人々よりも、より多くの公害を吸収することが観察されたことが報告されている(www//Chewing.Html)。酸性/アルカリ性(pH)バランスは、正常の細胞機能にとって重要である。より詳細が、文献において提供される。従って、「極性」に関する酸性またはアルカリ性の研究(有機または無機)は、薬物の治療的効力の情報を提供する。従って、この仕事を行い得る本発明の方法は、薬物の治療的効力を知るために、たいへん有用である。この提唱された方法を用いて、酸性およびアルカリ性は、薬物の治療的標準化のために確立され得る。

0044

上記の参考文献は、標準化の従来の方法および報告された方法を説明し、ここで個々の構成成分が、調製用スケールで単離され、そして研究中のサンプル薬物内に存在する同一の化合物と、定性的および定量的に比較される。

0045

報告の1つ(Pharmaceutical grade Saw Palmetto、Khwajaら、米国特許第6,039,950号)において、Saw Palmettoのエタノール抽出物の異なる個々の画分が、アンドロゲンレセプター結合阻害アッセイにおけるIC50の決定を測定することによって、その生物学的活性について研究されたことが報告された。全抽出物および各画分の全脂肪酸アッセイの測定が考察された。リノール酸エチルエステルおよびラウリン酸エチルエステルを含む画分が同定された。サンプルの全生物学的活性と比較してアンドロゲンレセプター結合阻害がアッセイされた各画分について、その活性が計算された。個々の脂肪酸の分子量および量が同定され、そして生物学的活性の計算中に取り込まれた。抽出物の全生物学的活性が、リノール酸エチルエステル画分およびラウリン酸エチルエステル画分の活性の全割合と比較して計算された。

0046

伝統的な薬物標準化において、漢方薬の治療的効力について、全プロフィールが、考慮されるべきである。従って、本発明のコンピューターに基づく機器的方法において、全ての構成成分の全特性が、世界中の伝統的概念において示唆されるように、考慮される。薬物のフィンガープリントが、薬物(特に伝統的薬物)の処理の多くの目的のための、可視的ツールおよび可視的試験として提唱された。本発明の方法を考察する前に、現存する分析方法を以下に提供する。

0047

(化学的標準化の現存する分析方法:)現在の分析方法および分析機器の改善および使用は、薬物の品質管理方法における長所を、明確にもたらす。分析における改善は、上記に説明したように、多くの薬草のより正確な獲得をもたらし、標準化抽出物の調製を助ける。

0048

感覚器官で感じる方法、顕微鏡的方法および物理学的方法のような、薬用植物の同定の伝統的方法が存在するが、これらのいずれも、化学的プロフィールを考慮する限りにおいて、植物物質のフィンガープリントによって提供されるような、信頼できる同定をもたらさない。

0049

従って、クロマトグラフフィンガープリントが、他の感覚器官で感じる研究および顕微鏡的研究に代わって、薬用植物の品質管理のために非常に有用であることが提唱される。最終的には、化学的構成成分が、漢方薬の他の特性とともに、薬物の治療的効力に大いに関与するであろうから;化学的構成成分の分析的データが薬物の信頼できる効力を提供し得るはずである。個人の同一性を提供するものは、その個人のフィンガープリントのようである。

0050

現在まで、薄層クロマトグラフィーTLC)、高速薄層クロマトグラフィー(HPTLC)および高圧(高速)液体クロマトグラフィーは、任意の有機化合物および有機金属化合物の分析およびフィンガープリント化のために一般に使用される方法である。しかし、全ての方法が薬物の信頼できる分析について、いくつかの長所と短所とを有する。本明細書の後半にある添付の表12は、種々の一般に現存する分析方法を比較し、これらの方法の長所および短所の一般的な見解を提供する。

0051

明細書に添付した図4は、TLC方法から展開されたクロマトグラムが、市販の製品のラベルについて、いかにして「クロマトグラフフィンガープリント」として使用されるかを示す。構成成分のアッセイ以外に、フィンガープリントにおいて、その他の情報は、提供されない。

0052

上記の表を観察した後、化合物の混合物の分析のために利用可能な最も適切な技術が、「クロマトグラフィー」であることが見出される。クロマトグラフィーは、適切な検出器を用いる分離および同定の後、混合物のプロフィールを提供する。

0053

利用可能なクロマトグラフィー技術の異なるタイプの中で、最も適切なものは、「高圧液体クロマトグラフィー」(HPLC)である。薄層クロマトグラフィーは、近年まで使用されたが、HPLCの装置および分離カラムにもたらされた進歩は、クロマトグラフィーの分析の分野に革命をもたらした。

0054

薬学的分析のほとんどは、移動相によって溶出される分子に起因するピークを有するクロマトグラムの形態において報告されており、そのほとんどが公定方法および薬局方において報告された。分析のための任意の適切な検出器を使用して検出されるHPLC分離カラムにおける溶出の後、構成成分を分析する。

0055

通常、クロマトグラフィー分析は、参照標準(内部または外部)を使用して行われる。標準参照物質を用いなければ、分析は意味をなさない。なぜならば、クロマトグラムのピークは、溶出される化合物のいかなる種類の化学的特性についても提供しないからである。従って、構成成分の定性的および定量的特性(スペクトルまたは化学的)の確認は、明確ではない。

0056

薬物(medicine/drug)(単一または処方物)の定性的および定量的分析において、サンプルの分析後に、溶出される成分のスペクトル特性および化学的特性が、主に強調される。分析は、被分析物に対する電磁照射(例えば、UV可視光)の影響およびそれに対する応答に基づいて、行われる。クロマトグラフィーの現存する方法において、分析のレポート(すなわち、クロマトグラム)は、構成成分の極性およびUV可視吸収特性のような化学的特性を全く提供しない。クロマトグラムは、その波長で吸収しない分子、または設定された波長(例えば、225nmまたは254nm)以外での異なる「吸収極大」を有する分子の存在を示し得ない。サンプルが、100%純粋であり、かつそのサンプルが公知の分子であるならば固定された波長での分析が受け入れられ得るが、1つより多い活性分子が存在する薬物の場合、この方法は、非常に非現実的である。単一の波長において示されるいくつかの実施例を、図5〜12に提供する。図5〜12の実施例では、種々の波長でのクロマトグラムが提供される。単一のクロマトグラムは、1つより多い活性の決定的特質が存在し得る薬物(特に伝統的薬物)中に存在する構成成分の化学的性質についての完全な情報を提供し得ない。クロマトグラムおよびフィンガープリントが比較される場合、フィンガープリントの有用性が理解され得る。

0057

従って、特定の波長で示されるクロマトグラムは、単一の薬物および処方物中に存在する成分の完全な化学的プロフィールを提供し得ない。そのため、クロマトグラムは、その報告において、不完全であり、受け入れられない。分析の完全な情報を提供しないいずれの分析方法も、科学的に受け入れられ得ない。

0058

漢方薬の分析において、異なるスペクトル特性(吸収極大)を有する異なるタイプの分子が存在する場合、固定された単一の波長のクロマトグラムは、意味のある分析レポートでも意味のあるクロマトグラムでもない。

0059

漢方薬の使用において、薬物は全体として、古代の文献および筆写本において処方されたいくつかの標準的治療的状態とともに使用される。従って、活性成分を探索するという構想は、不完全であるといわれる。なぜなら、薬物の医薬的特性の原因であるのは、全プロフィールだからである。そのため、研究中の薬物中に存在する全ての構成成分の完全な化学的特性に言及しないいずれの分析方法も、有用ではない。

0060

漢方薬の定性的および定量的プロフィールはまた、収集時期、収集場所、収集年代、および収集の一部の雨季状態などのような多くの環境学的要因に依存して変化する。

0061

主要な構成成分とともに存在する他の構成成分の相乗作用が同等に重要であることが、既に言及されている(Frank R Stermirtzら)。なぜなら、始めに説明したように、第1の構成成分は、抽出物中に存在する他の構成成分なしには、その機能を行い得ないからである。

0062

(B.治療的標準化についての先行技術)
((I)伝統的方法:)偉大なインドの医学の賢者は、生物の特性、構成成分および気質を明確に規定することによって、インド医薬の概念を理解し、そして規定した。彼らはまた、それらの、内部および相互の関係を理解した。ほとんど全ての伝統哲学において、基本的概念は、自然、およびヒトの気質に対する自然の役割を含む。ヒトの身体は、7つのタイプの構成成分(サプタドータス(Saptadhatus))から作製されると言われる。通常の障害(トリドーシャ)は、3つのタイプである。宇宙の任意の物質の物質的特性は、5つの元素パンチャブータ(Pancha bhutas))に起因する。これらの元素の異なる並べ換えおよび組み合わせの相互作用は健康に影響を与える。従って、これらの特性の理解は、その物理的測定および化学的特性の理解をたすけ、そのため、その治療的効力の理解を助ける。世界の異なる部分の哲学者はまた、その伝統および社会に適切な概念を発達させた。

0063

古代(インドにおける、サンヒターの前、およびスシュルタの前)において、医師は、ナディシャートラ(Nadisastra)(脈診の科学)を使用して、診断時のトリドーシャ(ヴァータ、カファおよびピッタ)の状態を識別し、患者の健康状態を識別する。脈の特定のタイプ(心臓脈拍ではない)を研究して、患者において優勢な障害のタイプを説明する(History of Medicine in India、Priya Vrat Sharma博士、Indian National Science Academy)。

0064

脈診は、診断時に患者において優勢なドーシャ(単数または複数)のタイプを理解し、そして障害を治癒するために、対応する乱れているドーシャ(単数または複数)を理解するために使用される。しかし、ナディ(脈)を読むこの技術は、非常に優秀な、多くの訓練を積んだ個人の技能および能力を有するある人々に制限された。従って、全ての伝統医師が、これを実施できるわけではなかった。

0065

このことを克服するために、薬物の物理化学的特性およびヒトの気質を理解する技術が開発され、そして標準化されている。これらの特性と、健康に影響を与える自然の、内部のおよび相互の関係が、研究されそして標準化されている。そのようにして、薬理学および薬理学的−治療の技術が、医師によって開発された。

0066

薬物の治療的効力は、ヒトの身体において(薬理学的)作用を生じ得る物質の使用と規定され(クリヤグバット(Kriyagunavat))、そして、ちょうど一片の布がその布を縫う多くの成分が共に作用することにより生じるように、多くの要因の集合的な作用に起因する(サマバイカラナム(samavayikaranam))。

0067

世界中で、生物の2つの主なタイプ(動物および植物)が存在する。この世界が5つの偉大な元素、すなわち、地、水、風、火、および空(アーユルヴェーダにおいてパンチャブータと呼ばれる)から作られるともまた、言われる。これらの元素の基本的特性は、2つのタイプである、すなわち、強い(強力)および穏やか(柔らかい)である。もし我々が、この高度に支持されている論理に同意するのであれば、我々は、この世界において、全ての作用が、上記の特性の異なる一連の並べ換えおよび組み合わせに起因して、その強度において異なる広範な特性および物質を生じるということが言える。

0068

世界中のほとんどの伝統的薬物の哲学において、身体が作られる5つの元素の性質に共通して備わる属性(co−inherence)が考慮される。これらは、患者の疾患および障害の理解を助ける。この共通の属性はアーユルヴェーダにおいてプルシャと呼ばれ、中国医学では陰陽と呼ばれる。本明細書の後半にある表6は、中国の体系がいかにして上記の2つの要因を使用してきたか、治療および疾患を標準化するために、いかにしてこれらが分類および規定されたかを示す。

0069

中国医学は、ヒトの身体の状態を、上記のように、悲哀と幸福を表す陰陽として分類する。これらの要因は、薬物および生物の種々の特性に寄与する。これらの要因の維持は、化学的要因、生理学的要因および社会的要因の役割を全体的に考慮することによって、なされる。ほとんどの時代、中国の医学は、身体中に位置する種々の生物エネルギーの中心と、直接的または間接的な関係を持つ。の技術は、これを使用する。他の哲学において報告された他の要因は、中国医学に似ている。パンチャブータの概念の後に、トリドーシャ(ピッタ、カファおよびヴァータ)の概念、および身体を作る7つの元素(サプタドータス)が、インドの伝統医学において主要な役割を担う。アーユルヴェーダは、生命の全体的な哲学を信じ、そして疾患の治癒よりも、疾患の予防を強調する。

0070

アーユルヴェーダの全体的なアプローチは、霊性、精神および身体が生命の3つの必須の部分であり、これらが動的平衡および調和の中にある時、その状態は健康(アロジャ(Arogya))と呼ばれると主張する。これらが平衡しておらず、そして調和していない時、その状態は疾患(バイシャミャ(Vaishamya))と呼ばれる。

0071

アーユルヴェーダに従うと、トリドーシャは、動的平衡状態における種々の体系の生理学的特徴を維持する。すなわち、トリドーシャの調和が良好な健康をもたらし、不調和が疾患を生じる。従って、ほとんどの場合において、トリドーシャが、任意の疾患の治癒において、扱われる。薬物の選択は、処置されるべき疾患についてなされる。

0072

疾患は、「ヒト(プルシャ)に悲哀および悲痛をもたらす任意のものが、疾患である」として定義される。疾患には4つのタイプがある。1.偶然(アガンタバーハ(agantavaha))。2.生まれながらの身体(サリラー(Sarirah))。3.生まれながらの精神(マナサー(Manasah))。4.自然(スワブハビカー(Swabhavikah))。ほとんどの伝統的概念が、疾患を治癒するために、精神身体的要因、ならびに規律され、そして標準化された生活方法の両方をともに扱うのは、この理由による。

0073

疾患を、一般的に3つのクラスに分類した。1.治癒可能(サーディヤ(Sadhya))。2.軽減可能または管理可能(ヤピヤ(Yapya))。3.治癒不能(アサディヤ(Asadhya))。上記に述べたように、トリドーシャ(すなわち、ヴァータ、カファおよびピッタ)および血液が、個々にまたはお互いの組み合わせにおける不適合より生じる疾患の供給源を有することは、それらの身体的疾患として主に考慮される。しかし、心理学理由のような、上記の理由に起因せずに生じた疾患は、異なる方法において関係する。そういう訳で、任意の伝統的概念が、全ての精神身体因子を考慮して、疾患を扱うために使用される。ドーシャの個々の特性は、以下に説明される。

0074

大まかには、以下のように概説される;ヴァータすなわち、ヴァーユドーシャが、内分泌活動、神経筋肉活動および神経活動を扱う:生命の主要な動きまたは総体的な動きを生じる全ての活動、ガスを形成する食物は、このカテゴリーに分類される。ピッタドーシャは、消化機能および化学的機能、またはラサクリヤ(rasa kriya)のことを一般的にいう。そしてカファドーシャは、形態、安定性および結合および滑らかにすることを提供する因子を含む。第1のドーシャとしての「ヴァータ」は、他の2つに影響を与えることが考慮されるので、任意の疾患について重要な要因であるとして考慮される。これら体液についての精密な記載は、明細書の本文の別の箇所において、提供される。

0075

ヴァータの減少は、一般的な活性の鈍さをもたらす。従って、この鈍さを減少する薬物は、ヴァータハラ(Hara)である。消化能力の減少は、ピッタドーシャであると呼ばれる。消化能力を増加するか、または胆汁機構を活性化する薬物は、ピッタハラの性質である。流動性または粘液の減少は、荒っぽさ、内部の燃焼、空腹、関節のゆるさ、乾き、弱さおよび連続的な不眠症をもたらす。これらは、カファ障害の基本的徴候である。この障害を乱す任意の薬物は、カファハラの性質である。

0076

世界中の異なる伝統的薬物について、より広く理解するために、種々の哲学についての全ての要因の詳細な記載を提供する。表1および表2(本明細書の後半にある)は、インドのアーユルヴェーダ哲学およびアーユルヴェーダ哲学の中の種々の成分の綿密な記載を提供する。

0077

従って、薬物または食品の治療的効力を理解するために、その物理的および化学的特性を理解する必要がある。古代、ヒトは、物質の味覚、におい、および色のような感覚器官で感じる方法を使用して、これらの特性を理解するのが常であった。基本的な特性を1.味覚(ラサ(Rasa))、2.質(グナ)、3.効能(ビーリャ(Virya))、4.構成成分の同化後の状態および効果(ビパカ)および5.特定の作用(プラブハーバ(prabhava)、幾何学的異性体および光学異性体)。

0078

疾患または障害を治癒するために主に与えられるものは、これら3つの要因、すなわち、ドーシャ(障害)、ダータス(Dhatus)(構成成分)およびマラス(Malas)(老廃物)である。薬物の上記の特性がドーシャと一致する場合、そのドーシャは乱されるかまたは中和され、従って、疾患が治癒される。

0079

アーユルヴェーダの薬物動態学および一般的な原則に従う薬物の分類および識別は、患者におけるドーシャの優勢に従って、状況毎に変化する。すなわち、ドラブヤ(dravya)グナ(薬物の特性)とドーシャ(障害)との間の関係が存在する。1つ以上の薬物の添加または削除は、異なる個々のドーシャまたは異なるドーシャの組み合わせを有する患者の同一の疾患を処置するために、必要とされ得る。従って、アーユルヴェーダ薬物治療は、患者に優勢なドーシャに従って、より個別的であり、そして現代の薬物治療の場合のようには一般化されない。ドーシャに適合性である特性(ラサ、グナ、ビーリャ)、ビパカおよびプラブハーバ)の同定は、アーユルヴェーダ薬物治療において、独特であり、そしてより信頼できる。

0080

((ii):治療的標準化の現代的方法)既存の薬物治療は、上記の概念を考慮してこなかった。植物化学者は、それら植物からの活性の決定的特質の単離、精製および単離した成分の構造解明にのみ関心を有しており、植物化学者は、それら植物の生物学的活性を研究するために、それら研究結果を薬理学者に伝えるのみであった。次いで、薬理学者は、現代医学において用いられる既存の標準的な薬物との比較で、その分子を薬理学的活性についてスクリーニングし、その作用の機構を確立し、そして実質的にその効力を評価する。

0081

この概念は、伝統的医学の実施者を補助するものではない。なぜなら、その活性の決定的特質の単離は、医薬の全体的な特性およびその治療効力を劇的に変更するからである。

0082

個々の植物から得られた溶媒抽出画分、活性の決定的特質などをアッセイする代わりに、ヒト細胞および身体の細胞膜匹敵する溶媒を用いた、医薬からの全体的な抽出物の分析は、そのような医薬の薬理学的活性を評価するために非常に有用である。

0083

治療的標準化のために行われる現代の臨床試験において、臨床試験は、三相で行われる(国際的有用性の場合には四相)。これには、多数の人々が関与する。医薬品規制局薬事審議会など)に申請される新たな医薬に関する情報は、一般に、以下からなる:
1.化学構造
2.薬理学的分類
3.処方の詳細
4.毒性研究に関するデータを含む動物でのデータ
5.薬物速度論を含む臨床薬理学に関するデータ(人体内の薬物の挙動
6.薬力学(身体内での薬物の作用)
7.残りの世界(ROW)での薬物の特定の研究および状況
8.生体等価物(Bio−Equivalence)研究に関するデータ。

0084

第I相試験は、主に、その医薬が人体内で吸収され、代謝され、そして排泄される方法を知るために、薬物の安全性を評価することに関する。第I相試験はまた、副作用および投薬量見積もることも意図する。

0085

II相試験は、無作為化した方法でその効力を試験することに関する。患者の一群に、実際の医薬を与え、そして第二の群にプラセボを与える。

0086

III相試験では、大規模な試験が行われて、その薬物の有効性、利点および可能な有害反応の範囲を研究する。この工程の首尾よい完了の後、その企業は、薬物を市場に出す。

0087

第III相試験の後期および第IV相試験では、製薬会社は、いくつかの目的を有する。ここでの研究は、既存の薬物に比較して、新たな薬物の効力を知ることを補助する。新たな薬物に起因する、長期にわたる有効性および患者の生命の質(いわゆる、クオリティーオブライフ(QOL、quality of life)への影響が分かる。他の伝統的治療および新たな治療に比較した、その薬物治療の費用効果も分かる。

0088

しかし、上記の試験は全て、高価でかつ時間がかかる。それらの試験は、エコロジー的要素、遺伝的戒律(インドの家族および結婚関係において実施される)、その患者の心理学的変動パラメータ、社会学的変動パラメータおよび他の変動パラメータの役割を考慮することを無視している。これは、特定の群または遺伝的型の人々にとって、薬物の有効性が限定される原因となる。

0089

(C.バーコード付けおよび企業資源プラニング(ERP)顧客関係管理アプリケーションの先行技術)どのような商品をも専有的とさせる現代的な方法は、バーコード付けである。全ての商業取引について、このバーコードは、多くの方法で広汎に使用されている。医薬を特定の商品と認識させるために、バーコード付けの新規方法が本発明において提唱される。

0090

ピアネット(Peernet)バーコードストア(Java ActiveXサーブレット(servlet)Eビジネス)では、1800文字および2700桁(9、99、999の数字でさえ)が、任意の品目のバーコードを生成する市販のバーコードソフトウェアに供給され得ることが報告されている。デジタル値および/または数量での数字(numerical number)がバーコードソフトウェアに与えられると、そのソフトウェアは、ソフトウェア専有的に特定される論理によって、特定のバーコードパターンユーザーのために生成する。

0091

このように生成されるバーコードは、バーコード読み取り販売機が、その製品のバーコードを(電子の目またはセンサを通じて)検知するとき、その製品/ラベルの全ての詳細を有する、添付の「表示ウインドウファイル情報提示および表示する。このバーコードは、世界中どこでも、ネットワークを介してどのようなERPおよびCRMのアプリケーションからも読み取られ得る。

0092

現在、医薬および関連製品をバーコード付けするためのカタログ番号が使用されつつある。このカタログ番号は、本発明の方法において提唱されるような製品の化学的特性を何ら具体的に含まない。

発明が解決しようとする課題

0093

本発明の主な課題は、医薬として使用される、植物、動物もしくは天然に利用可能なまたは人工の材料からの有機分子および有機金属分子の、クロマトグラフィーフィンガープリント、化学的標準化および治療的標準化ならびにバーコード付けの新たな方法を提唱することである。

0094

本発明の別の課題は、上記に詳細に説明した欠点を回避する薬草療法および処方の新規なクロマトグラフィーフィンガープリントを提供することである。

0095

本発明の別の課題は、研究中の医薬に存在する構成成分およびその関連する特性の完全な化学分析(これは、新たに開発されたソフトウェアを用いてその医薬の伝統的な概念について治療効力を示す)を提供することである。

0096

本発明のさらに別の課題は、使用される医薬に存在する化合物の実際のプロファイルの迅速な同定のために有用な薬草医薬ならびにその構成成分の治療効力のクロマトグラフィーフィンガープリントのための新規方法を提供することである。

0097

本発明の方法のさらに別の課題は、薬草医薬および処方物の、等高線および3Dクロマトグラムを用いた薬草医薬および処方物の新規のクロマトグラフィーフィンガープリントを提供することである。

0098

本発明のさらに別の課題は、使用される医薬に存在する化合物の粗悪品チェックするために有用な薬草医薬のクロマトグラフィーフィンガープリントのための新規方法を提供することである。

0099

本発明の研究のさらに別の課題は、以下のような標準的な分析パラメータを準備することである:同じ溶媒であるエチルアルコールを用いた抽出、同じ実行時間である0〜60分、同じ移動相である、5.5〜7.5の範囲のpHを有するリン酸緩衝液を伴うアセトニトリル、ならびに同じUV可視光範囲である200〜800nm。

0100

本発明のさらに別の課題は、3Dおよび等高線のクロマトグラムからの極性および共役に基づく医薬の構成成分の分類および定量、ならびに医薬が作用(無効に(vitiate))する体液における医薬の治療効力を評価することである。

0101

本発明のさらに別の課題は、画像に与えられた分子の選択されたピークのためのバーコードを提供することである。

0102

本発明のさらに別の課題は、すべてのタイプのデータベースアプリケーションのために有用に開発されたフィンガープリントについてのバーコードデータベースを準備することである。

0103

本発明のさらに別の課題は、3Dおよび等高線フィンガープリント、バーコード、起源の詳細(企業もしくは国)、製造日有効期限日、報告されたドーシャ(dosha)、使用される個々の構成成分、そのアッセイ、バッチ番号ロット番号、MRP希望小売価格)などのようなサンプルの詳細を有するフィンガープリントのサンプルすべてについて表示ウインドウを生成することである。

0104

本発明のさらに別の課題は、表示ウインドウにそれぞれのバーコードを付着させ、バーコードがデータおよび情報のソースとして使用される場合にはいつでも、すべての適用において表示ウインドウを処理することを容易にすることである。

0105

本発明のさらに別の課題は、このように生成され、そしてそれぞれのバーコードが付着された表示ウインドウのデータベースを準備して、その医薬およびサンプルのすべての商用ネットワーク取引についての企業資源プラニング(ERP)および顧客関係管理(CRM)のアプリケーションにおいて使用することである。

0106

本発明のさらに別の課題は、バーコードおよび表示ウインドウならびに任意の情報(特に、その国の中および外での医薬の動きを制御する規制当局にとって必要である)のデータベースを準備することである。

0107

本発明のさらに別の課題である化合物のUV可視光スペクトルは、その分子の極性とともに、その分子の共役特性およびその分子の個々の濃度を提供する。

0108

本発明のさらに別の課題である等高線および3Dクロマトグラフィーのフィンガープリントの使用は、本発明の範囲を制限する化学構成成分の同定についての基礎である。

0109

本発明のさらに別の課題は、粗悪品の食品および薬物のサンプル、代用および(contradictual)の食品および薬物のサンプルならびに食品および薬物のサンプルの商用サンプルについてのフィンガープリントを作成することおよび純粋および粗悪品を同定することである。

0110

本発明のさらに別の課題は、品質管理およびプロセス標準化の種々の目的のために、任意の型のサンプルにおける有機構成成分および有機金属構成成分についてのフィンガープリントを作成してその中に存在する化学構成成分を同定する方法を開発することである。

0111

本発明のさらに別の課題は、逆症療法、アーユルヴェーダ、ホメオ、シッダ、ウナーニ、中国、チベットおよび漢方(日本)の医薬のサンプルについて、品質管理および化学的および治療的標準化のためのフィンガープリント作成の方法を開発することである。

0112

本発明のさらに別の課題は、天然に存在するサンプルまたは合成的に調製されたサンプルにおいて化学的構成成分の変動を研究するため、およびそのサンプルの中の化学構成成分を同定し、そして標準化するためのフィンガープリント作成方法を開発することである。

0113

本発明のさらに別の課題は、天然に存在するサンプルまたは合成的に調製されたサンプルにおける化学的構成成分の変動の研究のため、および地質的、エコロジー的、遺伝型的、および表現型的変動因子に起因して、そのサンプルの中における化学的構成成分における変動を同定し、そして標準化するためのフィンガープリント作成方法を開発することである。

0114

本発明のさらに別の課題は、単一の医薬サンプルおよび処方された医薬サンプルの薬草製品における化学構成成分の研究のため、ならびに化学的標準化および治療的標準化のためにそのサンプルにおける化学的構成成分を同定するためのフィンガープリント作成方法を開発することである。

0115

本発明のなお別の目的は、生物学的サンプル中の化学構成成分の変動を研究するためのフィンガープリント化法を開発し、そしてその中の化学構成成分を同定および標準化することである。

0116

本発明のなお別の目的は、大きなデータベースを調製することである。これは、特定の疾患または治療分類の群として分類された特定の群の植物の治療効力の多くの普遍化を与える。

0117

本発明のなお別の目的は、個々の構成成分および全体の医薬の共役特性および極性特性を使用する伝統的な治療標準化法において使用される色のような、医薬の物理化学的特性を理解および標準化することを可能にする方法を提供することである。

0118

本発明のなお別の目的は、個々の構成成分および全体の医薬の共役特性および極性特性を使用する伝統的な治療標準化法において使用される味覚(ラサ(Rasa))、すなわち、酸味塩味辛味苦味および渋味アムラ(Amla)、ラヴァナ(Lavana)、カツ(Katu)、チクタ(Tikta)およびカシャヤ(Kashaya)、それぞれアーユルヴェーダでこのように呼ばれている)のような、医薬の物理化学的特性を理解および標準化することを可能にする方法を提供することである。

0119

本発明のなお別の目的は、品質、効力、同化後の代謝物またはそのような改変物、および分子のキラリティーのような特異的特性(グナ(Guna)、ヴェエルヤ(Veerya)、ヴィパカ(Vipaka)およびプラブハヴァ(Prabhava)、それぞれアーユルヴェーダでこのように呼ばれている)のような、医薬の物理化学的特性を理解および標準化することを可能にする方法を提供することである。

0120

本発明のなお別の目的は、個々の構成成分および全体の医薬の共役特性および極性特性を使用する伝統的な治療標準化法において使用される重い、軽い、冷たい、熱い、柔らかな滑らかにされた軟らか(Soft LubricatedSupple)、乾燥、緩慢、鋭い(グル(Guru)、ラグフ(Laghu)、シェエタ(Sheeta)、ウシュナ(Ushna)、スニグドハ(Snigdha)、マンダ(Manda)、テエクシュナ(Teekshna)、それぞれアーユルヴェーダでこのように呼ばれている)のような医薬の物理化学的特性を理解および標準化することを可能にする方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0121

本発明の方法は、植物もしくは動物の抽出物、または天然もしくは合成源の抽出物から、決定的特質を、クロマトグラフフィンガープリント技術を使用して検出および同定するための方法であって、この方法が、以下の工程:(i)有機分子または有機金属分子を、適切な溶媒を使用して抽出する工程;(ii)工程(i)で得られた抽出物を、高圧液体クロマトグラフィー技術を使用して、分離分析に供する工程;(iii)溶出された成分の等高線および3Dクロマトグラムを、pHおよび極性に基づいて作成する工程;(iv)得られたこの等高線および3Dクロマトグラムをカラー画像に変換し、このカラー画像を、個々の色について、この画像の三次元特性の全てを表す座標を使用して、内蔵ソフトウェアの使用によって、分析する工程;(v)溶出した様々な構成成分の濃度を、経時的に表示する工程;(vi)分析された色に基づいてクロマトグラムを作成する工程であって、このクロマトグラムが、分子の共役特性に関連する様々な保持時間におけるピークを有する、工程;(vii)この成分中の化合物を、この画像中のこの様々な構成成分のUV−可視吸収特性によって、同定する工程;(viii)溶出した化合物を、これら極性および共役特性に基づいて、極性、中程度の極性、および低極性または非極性として、同定し、決定し、そして分類する工程;(ix)X軸を保持時間として、Y軸を波長として、Rを赤色ピクセルの数として、Gを緑色ピクセルの数として、そしてBを青色ピクセルの数として、使用することによって、選択したピークについてのバーコードを作成する工程;および(x)フィンガープリントおよびバーコードのデータベースを作成し、そしてサンプル中のそれぞれの化合物を同定する工程、を包含する、方法であり、これによって上記目的が達成される。

0122

一つの実施態様では、上記溶媒が、異なる極性を有し、そして研究中の上記サンプルの親水性および疎水性に基づいて選択され、エチルアルコールが医薬の標準化のために使用される。

0123

一つの実施態様では、上記フィンガープリントが、異なるpH範囲で抽出された同一の医薬に関して生じる。

0124

一つの実施態様では、使用されるHPLC装置が、フォトダイオードアレイ検出器を備える、市販のHPLC装置の任意のものから選択され、好ましくは、グラジエントまたは三成分系ポンプを備える。

0125

一つの実施態様では、移動相のpHおよび極性が、水性溶媒、水、または塩(リン酸二水素カリウム、またはリン酸水素二カリウム、および所望のpHに維持されたリン酸など)の使用により所望のpHを有する緩衝液と、非水性溶媒との、0〜100%の混合物の比率を変動させることによって制御される。

0126

一つの実施態様では、既知のpHの、非水性有機溶媒、および水性溶媒、水または緩衝液が、工程(iii)において使用される溶媒であり、極性の範囲に基づいて選択される。

0127

一つの実施態様では、上記等高線クロマトグラムをカラー画像に変換する工程が、研究中の医薬の構成成分の共役特性および極性を含む。

0128

一つの実施態様では、医薬(単体または処方物)の治療効力が、特定の極性およびUV−可視吸収領域に存在する構成成分の性質を使用して評価される。

0129

一つの実施態様では、上記ソフトウェアが、このソフトウェアにより適用される座標として、X軸を保持時間として、Y軸を波長として、Rを赤色ピクセルの数として、Gを緑色ピクセルの数として、そしてBを青色ピクセルの数として使用して、選択されたピークまたは画像のバーコードを作成し、このバーコードが、製品特性産業用のものとする。

0130

一つの実施態様では、使用されるソフトウェアがRainbowと呼ばれ、そして以下の特性を有する:(a)クロマトグラフフィンガープリント画像を、.BMP、.JPEG、.TIF、.GIFなどの異なるフォーマット拡張子)で、ファイルフォルダから開き、そしてこの画像内に存在する異なる色について、単一のピクセル感度を用いて、この画像を分析する機能を有する、ソフトウェア;(b)このピクセルの情報を、以下:1.X座標スケール(0〜(分、時間スケール))およびY座標スケール(200〜800nm)を有するグラフ、および2.各ピーク(自動および手動)の個々の値を、このグラフの隣の2つの別個の欄に有する、パイ図表、の形態で表示する機能を有する、ソフトウェア;(c)分析の後に生成される全てのデータを、PRINアイコンを使用して印刷する機能を有する、ソフトウェア;(d)印刷のためのページ設定を、PAGESETUPアイコンを使用して変更する機能を有する、ソフトウェア;(e)この画像および分析の一部を、RESIZEアイコンを使用して選択する機能を有する、ソフトウェア;(f)異なる画像についての多数の画像分析ウィンドウを開き、状態をWINDOWSアイコンに表示するための機能を有する、ソフトウェア;(g)この画像を、20分間隔の3つのゾーンに、ZONEアイコンを使用して分割する機能を有する、ソフトウェア;(h)選択した画像を、INVERTアイコンを使用して反転させる機能を有する、ソフトウェア;(i)EDITORアイコンを使用して、Notepad、Word padおよびMSWordにわたって切り換える機能を有する、ソフトウェア;(j)HELPアイコンを使用して、このソフトウェアの様々な特徴に関する操作情報の機能を有する、ソフトウェア;および(k)作成したデータを、SAVE ASアイコンを使用して、.JEPGファイルフォーマットなどで保存する機能を有する、ソフトウェア。

0131

本発明の、成分の3Dクロマトグラムおよび色等高線画像の、ソフトウェアに基づくデータ処理は、以下:(a)この色等高線画像を、経時的に溶出した様々な成分の濃度、および保持時間に基づく極性を示す、様々な色の選択に基づいて、(リリースノートに記載の注釈寿命、処理を用いて)分析(色を抽出)する工程;(b)医薬の画像の全ての三次元特性を使用して、この医薬の3Dクロマトグラムを分析する工程;(c)経時的に溶出した分子の共役特性に関連する様々な保持時間においてピークを有するクロマトグラムを、時間と共に、特定の極性の順に作成する工程;(d)この分子における化合物を、この画像中の様々な構成成分のUV−可視吸収特性によって同定する工程;(e)研究中のこの医薬に存在する様々な構成成分の、報告された生物学的治療活性を、この分子の極性および共役特性に基づいて、このフィンガープリントをX軸およびY軸上の治療ゾーンに分割することによって、相関付ける工程;(f)提唱されるこのソフトウェアにより提供されるこの画像の座標、すなわち、保持時間に関するX、波長に関するY、赤色ピクセルの数に関するR、緑色ピクセルの数に関するG、および青色ピクセルの数に関するB、を使用して、選択したピークに関するバーコードを作成する工程;(g)企業資源プラニング(ERP)アプリケーションおよび顧客資源管理(CRM)アプリケーションのような全ての種類のデータベースの利用を容易にする、このサンプルに関するフィンガープリントおよびバーコードのデータベースを作成する工程;および(h)企業資源プラニング(EPR)アプリケーションおよび顧客関係管理(CRM)タイプのビジネスアプリケーションにより使用されるべき全てのサンプルに対して、「表示ウィンドウ」のデータベースを作成する工程、を包含する、処理であり、これによって上記目的が達成される。

0132

一つの実施態様では、抽出に使用される上記溶媒が、研究中の上記構成成分、サンプルおよびその構成成分の、極性、親水性および疎水性に基づいて選択される。

0133

一つの実施態様では、上記使用されるHPLC装置が、フォトダイオードアレイ検出器を備える市販のHPLC装置の任意のものから選択され、好ましくは、グラジエントまたは三成分系のポンプを有する。

0134

一つの実施態様では、特定のpHの水性溶媒および非水性溶媒の移動相の極性が、非水性溶媒とともに、水または既知のpHの緩衝液のような水性溶液を0%から100%に、またはその逆に、この移動相の比率を変動させることによって制御される。

0135

一つの実施態様では、Rainbowと呼ばれる新規のソフトウェアを使用して、3−Dおよび等高線クロマトグラムを分析すると、この分析が、X軸が保持時間であり、そしてY軸が波長であるクロマトグラムを与える。

0136

一つの実施態様では、新規のソフトウェアを使用して、3−Dおよび等高線クロマトグラムを分析すると、この分析が、ドーシャの乱れが定量的に、百分率比で示されたデータを与える。

0137

一つの実施態様では、単一の溶媒エタノールが、上記構成成分の抽出のために使用され;同一の分析条件および器具パラメータを全てのサンプルについて使用して、治療の一般化がもたらされ;これによって治療の標準化が達成される。

0138

一つの実施態様では、使用される上記ソフトウェアがRainbowと呼ばれ、そして以下の特徴を有する:(i)クロマトグラフフィンガープリント画像を、.BMP、.JPEG、.TIF、.GIFなどの異なるフォーマット(拡張子)で、ファイルフォルダから開き、そしてこの画像内に存在する異なる色について、単一のピクセル感度を用いて、この画像を分析する機能を有する、ソフトウェア;(ii)このピクセルの情報を、以下:1.X座標スケール(0〜(分、時間スケール))およびY座標スケール(200〜800nm)を有するグラフ、および2.各ピーク(自動および手動)の個々の値を、このグラフの隣の2つの別個の欄に有する、パイ図表、の形態で表示する機能を有する、ソフトウェア;(iii)分析の後に生成される全てのデータを、PRINTアイコンを使用して印刷する機能を有する、ソフトウェア;(iv)印刷のためのページ設定を、PAGESETUPアイコンを使用して変更する機能を有する、ソフトウェア;(v)これら画像および分析の一部を、RESIZEアイコンを使用して選択する機能を有する、ソフトウェア;(vi)異なる画像についての多数の画像分析ウィンドウを開き、状態をWINDOWSアイコンに表示するための機能を有する、ソフトウェア;(vii)この画像を、20分間隔の3つのゾーンに、ZONEアイコンを使用して分割する機能を有する、ソフトウェア;(viii)選択した画像を、INVERTアイコンを使用して反転させる機能を有する、ソフトウェア;(ix)EDITORアイコンを使用して、Notepad、Word padおよびMS Wordにわたって切り換える機能を有する、ソフトウェア;(x)HELPアイコンを使用して、このソフトウェアの様々な特徴に関する操作情報の機能を有する、ソフトウェア;および(xi)作成したデータを、SAVE ASアイコンを使用して、.JEPGファイルフォーマットなどで保存する機能を有する、ソフトウェア。

0139

本発明の方法は、植物、動物、または天然に得られる材料、あるいは人工の材料に由来の、医薬として使用される有機分子および有機金属分子の、クロマトグラフフィンガープリント、化学的および治療的標準化、およびバーコード化の、計算方法であって、この方法は、以下:a)医薬を選択し、そして構成成分を抽出する工程;b)これら構成成分を個々の構成成分に分離し、3−Dおよび等高線クロマトグラムを作成し、そしてフィンガープリントに変換する、工程;c)開発したソフトウェアを使用して、このフィンガープリントを分析する工程;およびd)データを解析する工程、を包含する方法であって、これにより上記目的が達成される。

0140

一つの実施態様では、上記方法が研究中の上記医薬中に存在する構成成分の化学的分析を提供し、そしてこの構成成分の共役特性および極性が、上記新規に開発したソフトウェアを使用して、この医薬の伝統的な概念に従って、治療効力を示す。

0141

一つの実施態様では、上記方法が、薬草医薬のクロマトグラフフィンガープリントの新規な概念を提供し、この新規な概念が、構成成分の治療的効力とともに、使用中の上記医薬に存在する化合物の実際のプロファイルの迅速な同定に有用である。

0142

一つの実施態様では、薬草医薬および処方物の等高線3−Dクロマトグラムを使用して、この薬草医薬および処方物の新規なクロマトグラフフィンガープリントが提唱され、そしてこのクロマトグラフフィンガープリントが、高圧液体クロマトグラフのフォトダイオードアレイ検出器(PDA)によって生じ、そしてこの薬草医薬に存在する構成成分のスペクトル特性のデータを、類似の実験分析条件下における極性の特定の順で表現する。

0143

一つの実施態様では、上記方法が、上記化合物のUV−可視スペクトルを提供し、この分子の共役特性および極性を表示し、そしてこの分子の個々の構成成分の濃度を、この分子の極性とともに表示する。

0144

一つの実施態様では、上記方法が、単一の画像「The Chromatographic Fingerprint」に示される全ての構成成分のUV−可視スペクトルを提供し、上記フィンガープリントが、研究中の医薬のアッセイおよび迅速な同定のために、薬草医薬または処方物に存在する構成成分の青写真となる。

0145

一つの実施態様では、上記方法が、同一の溶媒であるエチルアルコールを用いる抽出、同一の稼動時間である0〜60分、同一の移動相である、5.5〜7.5の範囲のpHを有するリン酸緩衝液を伴うアセトニトリル、およびフィンガープリントのための200〜800nmの同一のUV−可視範囲のような標準分析パラメータ、ならびに化学的および治療的標準化により特徴付けられる。

0146

一つの実施態様では、フィンガープリントが、粗悪品の食物および薬物のサンプル、代用された食物および薬物のサンプル、偽の食物および薬物のサンプル、ならびに市販の食物および薬物のサンプルを研究し、純粋および不純を見分けるために使用される。

0147

一つの実施態様では、フィンガープリント法が、アロパシー、アーユルヴェーダ、ホメオパシー、シッダ、ユナミ、中国、チベット、漢方(日本)の医薬の処理の、標準化、品質管理活動および治療標準化の目的で、この医薬に存在する化学的構成成分を同定するために使用される。

0148

一つの実施態様では、フィンガープリント法が、天然に存在するサンプルにおける様々なエコロジー的要因、地質学的要因、遺伝子的変化および(植物においては)表現型変化に起因する化学的構成成分の変動の研究のため、ならびにこれらにおける化学的構成成分の同定および標準化のために、使用される。

0149

一つの実施態様では、フィンガープリントが、合成により調製されたサンプルにおける化学的構成成分の研究のため、ならびにこのサンプルにおけるこの化学的構成成分を、一体どれが適用可能であるかの化学的および治療的標準化のために、同定および標準化するために使用される。

0150

一つの実施態様では、フィンガープリントが、単一の医薬サンプルの薬草製品の化学的構成成分の研究のため、ならびに化学的および治療的標準化のためのこの単一の医薬サンプルの化学的構成成分の同定のために使用される。

0151

一つの実施態様では、フィンガープリントが、処方された医薬サンプルの薬草製品の化学的構成成分の研究のため、ならびに化学的および治療的標準化のためのこれらの化学的構成成分の同定のために使用される。

0152

一つの実施態様では、フィンガープリントが、生物学的サンプルにおける化学的構成成分の変動の研究のため、ならびにこのサンプルにおけるこの化学的構成成分の同定および標準化のために使用される。

0153

一つの実施態様では、フィンガープリントが、単体および処方された食物および医薬サンプルの、異なる銘柄の製品の化学的構成成分の変動の研究のため、ならびに化学的および治療的標準化のためにこれらの化学的構成成分を同定するために、使用される。

0154

一つの実施態様では、多数のサンプルのデータベースの準備が、特定の疾患または治療分類に関する群として分類された、特定の群の植物の治療効力の多数の一般化を与える。

0155

一つの実施態様では、医薬のフィンガープリントが、医薬の構成成分の、3−Dおよび等高線クロマトグラムからの極性および共役に基づいたカテゴリー化および定量を容易にし、そしてこの医薬がどの気質に対して作用するか(乱すか)の治療効力を評価する。

0156

一つの実施態様では、フィンガープリントが、上記クロマトグラフフィンガープリントに与えられる、共役特性および極性特性を使用して、医薬および気質の治療的標準化の使用のための色のような、この医薬の物理化学的特性の、理解および標準化を可能とする。

0157

一つの実施態様では、上記フィンガープリント法が、上記クロマトグラフフィンガープリントに示される共役特性および極性特性を使用して、治療的標準化に使用される、酸味、塩辛さ、辛味、苦味、渋味(アーユルヴェーダに記載のアムラ(Amla)、ラバナ(Lavana)、カツ(Katu)、ティクタ(Tikta)、カシャヤ(Kashaya))のような味(ラサ(Rasa))のような、この医薬の物理化学的特性の理解および標準化を可能とする。

0158

一つの実施態様では、上記フィンガープリント法が、上記クロマトグラフフィンガープリントに示される、個々の構成成分および医薬全体の、共役特性および極性特性を使用して、治療的標準化に使用される、特性、効力、代謝産物、分子のキラリティのような特異性の特性(グナ(Guna)、ウェーリャヴィパカ(Veerya Vipaka)、プラバヴァ(Prabhava))のような、この医薬の物理化学的特性の理解および標準化を可能とする。

0159

一つの実施態様では、上記フィンガープリント法が、クロマトグラフフィンガープリントに示される医薬の共役特性および極性特性を使用して、治療的標準化に使用される、冷たい、熱い、作用が遅い、作用が鋭い、重い、軽い、柔らかく潤滑されて柔軟な、乾燥した(アーユルヴェーダに記載のシェータ(Sheeta)、ウシュナ(Ushna)、マンダ(Manda)、テークシュナ(Teekshna)、グル(Guru)、ラグー(Laghu)、スニグダ(Snigdha)、ロークシャ(Rooksha))などの、この医薬の物理化学的特性(グナ)の理解および標準化を可能とする。

0160

本発明のプロセッサは、成分の3Dクロマトグラムおよび色等高線画像の、ソフトウェアベースデータプロセッサであって、このプロセッサは電算手段を備え、そして以下が可能である:(i)この色等高線画像を、経時的に溶出した様々な成分の濃度、および保持時間に基づく極性を示す、様々な色の選択に基づいて、(リリースノートに記載の注釈、寿命、処理を用いて)分析する、(色を抽出する)分析器;(ii)医薬の画像の全ての三次元特性を使用して、この医薬の3Dクロマトグラムを分析する、分析器;(iii)経時的に溶出した分子の共役特性に関連する様々な保持時間においてピークを有するクロマトグラムを、時間と共に、特定の極性の順に作成する手段;(iv)この分子における化合物を、この画像中の様々な構成成分のUV−可視吸収特性によって同定する、同定器;(v)研究中のこの医薬に存在する様々な構成成分の、報告された生物学的治療活性を、この分子の極性および共役特性に基づいて、このフィンガープリントをX軸およびY軸上の治療ゾーンに分割することによって、相関させる手段;(vi)提唱されるこのソフトウェアにより提供されるこの画像の座標、すなわち、保持時間に関するX、波長に関するY、赤色ピクセルの数に関するR、緑色ピクセルの数に関するG、および青色ピクセルの数に関するB、を使用して、選択したピークに関するバーコードを作成する手段;(vii)企業資源プラニング(ERP)アプリケーションおよび顧客資源管理(CRM)アプリケーションのような全ての種類のデータベースの利用を容易にする、このサンプルに関するフィンガープリントおよびバーコードのデータベースを作成する手段;および(viii)企業資源プラニング(ERP)アプリケーションおよび顧客関係管理(CRM)タイプのビジネスアプリケーションにより使用されるべき全てのサンプルに対して、「表示ウィンドウ」のデータベースを作成する手段、を有する、プロセッサであり、これによって上記目的が達成される。

0161

一つの実施態様では、抽出に使用される溶媒が、研究中の構成成分、サンプル、およびこのサンプルの構成成分の、極性、親水性、および疎水性に基づいて選択される。

0162

一つの実施態様では、使用されるHPLC装置が、市販のHPLC装置の任意のものから選択され、フォトダイオードアレイ検出器を備え、好ましくはグラジエントまたは三成分系のポンプを含む。

0163

一つの実施態様では、非水性溶媒および特定のpHの水性溶媒の移動相の極性が、非水性溶媒とともに、水または既知のpHの緩衝液のような水性溶液を0%から100%に、またはその逆に、この移動相の比率を変動させることによって制御される。

0164

一つの実施態様では、「Rainbow」と呼ばれる新規のソフトウェアを使用して、3−Dおよび等高線クロマトグラムを分析すると、X軸およびY軸に保持時間および波長を有するクロマトグラムを与える。

0165

一つの実施態様では、新規のソフトウェアを使用して、3−Dおよび等高線クロマトグラムを分析すると、ドーシャの乱れを定量的に、百分率比で指示するデータを与える。

0166

一つの実施態様では、単一の溶媒エタノールが、上記構成成分の抽出に使用され、同一の分析条件および機器パラメータを、全てのサンプルについて使用して治療的一般化をもたらし、これによって、治療的標準化が達成される。

0167

一つの実施態様のプロセッサは、上記ソフトウェアRainbowが、以下の特徴を有する:(a)「Rainbow」と名付けられた、ソフトウェア;(b)クロマトグラフフィンガープリント画像を、.BMP、.JPEG、.TIF、.GIFなどの異なるフォーマット(拡張子)で、ファイルフォルダから開き、そしてこの画像内に存在する異なる色について、単一のピクセル感度を用いて、この画像を分析する機能を有する、ソフトウェア;(c)このピクセルの情報を、以下:1.X座標スケール(0〜(分、時間スケール))およびY座標スケール(200〜800nm)を有するグラフ、および2.各ピーク(自動および手動)の個々の値を、このグラフの隣の2つの別個の欄に有する、パイ図表、の形態で表示する機能を有する、ソフトウェア;(d)分析の後に生成する全てのデータを、PRINTアイコンを使用して印刷する機能を有する、ソフトウェア;(e)印刷のためのページ設定を、PAGESETUPアイコンを使用して変更する機能を有する、ソフトウェア;(f)該画像および分析の一部を、RESIZEアイコンを使用して選択する機能を有する、ソフトウェア;(g)異なる画像についての多数の画像分析ウィンドウを開き、状態をWINDOWSアイコンに表示するための機能を有する、ソフトウェア;(h)この画像を、20分間隔の3つのゾーンに、ZONEアイコンを使用して分割する機能を有する、ソフトウェア;(i)選択した画像を、INVERTアイコンを使用して反転させる機能を有する、ソフトウェア;(j)EDITORアイコンを使用して、Notepad、Word padおよびMS Wordにわたって切り換える機能を有する、ソフトウェア;(k)HELPアイコンを使用して、このソフトウェアの様々な特徴に関する操作情報の機能を有する、ソフトウェア;および(l)生じたデータを、SAVE ASアイコンを使用して、.JEPGファイルフォーマットなどで保存する機能を有する、ソフトウェア。

0168

本発明はさらに、化学的構成成分の同定の基礎となる、化学物質の等高線および3−Dクロマトグラムのフィンガープリントの使用に関し、これによって上記目的が達成される。

0169

本発明は、クロマトグラフィーフィンガープリント化技術を使用する、植物または動物の抽出物、天然供給源または合成供給源から決定的特質(principle)を検出および同定するための方法に関する。この方法は、
i)適切な溶媒を使用して有機または有機金属の分子を抽出する工程;
ii)高圧液体クロマトグラフィー技術を使用して、工程i)で得られた抽出物を分離分析に供する工程;
iii)pHおよび極性に基いて溶出される成分の等高線および3Dクロマトグラムを作成する工程;
iv)得られた3Dおよび等高線クロマトグラムをカラー画像に変換し、組み込まれたソフトウエアを使用することによって、その画像のすべての3次元特性を示す座標を使用してそのカラー画像を個々の色について分析する工程;
v)時間と共に、溶出する種々の構成成分の濃度を示す工程;
vi)分析された色に基いて、分子の共役特性と共に種々の保持時間にピークを有するクロマトグラムを作成する工程;
vii)画像における種々の構成成分のUV−Vis吸収特性により成分中の化合物を同定する工程;
viii)溶出した化合物を、極性特性および共役特性に基いて、極性、中度極性、および、より極性でないかまたは非極性として同定、決定および分類する工程;
ix)X軸を保持時間、Y軸を波長、Rを赤色ピクセルの数、Gを緑色ピクセルの数、そしてBを青色ピクセルの数として使用して、選択されたピークについて、バーコードを作成する工程;および
x)フィンガープリントおよびバーコードのデータベースを作成し、そしてサンプル中のそれぞれの化合物を同定する工程
を包含する。

0170

したがって、本発明の方法の新規な基本は、フィンガープリント化の新規な方法として、3Dおよび等高線クロマトグラフに示された化学構成成分のスペクトル特性を提示することである。本方法により作成されるクロマトグラムは、医薬中に存在する、その医薬の治療効力を与える個々の分子の共役特性および極性特性を提供する。

0171

分子において、その分子のUV−可視吸収能力は分子の構造に依存する。二重結合または三重結合が分子中あるいは構造中に存在する場合、それは共役されていると呼ばれる。分子は、より多く共役されればされるほど、化学的にも生物学的にも活性である。したがって、分子は、より多く共役されればされるほど、治療上活性である。したがって、共役特性の測定は、医薬品の治療効力を示す。したがって、治療標準化のための共役特性の使用が、本発明の新規性である。

0172

単一波長での医薬の分析について活性成分(これは多くの薬草医薬において未知である)のみを分析するために使用される方法とは異なり、従来の医薬のフィンガープリント化および標準化(化学的および治療上)に大抵有用な薬草医薬および処方物の品質管理のための新規な方法が提案される。これにより、その化合物の物理特性および化学特性(例えば、UV−可視吸収特性および極性特性)と共に、伝統的医薬に存在する化学構成成分の総合的なプロフィールが与えられる。この方法の最初の部分では、医薬のフィンガープリントの画像が作成される。しかし、画像は分析データにはなり得ないので、分析クロマトグラフィーリポート形式で成分の定性的および定量的データを与えるためのコンピュータ基く方法が開発される。このことは、本発明の方法の新規性として提唱される。

0173

任意の分子の反応性は、その分子上の求電子部位および求核部位と共に分子中に存在する二重結合および三重結合の数に依存する。電子を供与する部位および電子を受容する部位は、分子の総電荷の差を創出する。このことが分子を極性にする。したがって、分子の極性は、別の分子と電子を供与または受容するその分子の能力ついての情報を提供する。これが分子の活性を制御する。したがって、分子の極性の情報は、その分子の反応性を物語る。本発明の方法において、この方法によって提供されるクロマトグラムは、フィンガープリントにおける、医薬中に存在する構成成分の共役特性および極性特性を与える。したがって、本方法は、医薬の共役特性および極性特性を使用してその医薬の治療効力を知るための医薬の標準化に使用される。

0174

上記のように、化合物のUV−可視スペクトルおよび極性は、その化合物の共役特性および極性特性を示し、したがってその医薬の化学特性/医学特性を示す。単一の像(picture;ここで提案されるような「フィンガープリント」)におけるすべての構成成分のこのスペクトルプロフィールは、薬草医薬および処方物に存在する構成成分の青写真となる。これは、ピークが、その構成成分の定量と共に単一波長で取られた従来のクロマトグラム中とは異なり、構成成分のUV−VIS特性または共役特性および極性特性を表現するので、現存する方法より薬草医薬の同定および標準化の優れた方法になる。

0175

伝統的な標準化法において記載されるように、医薬の色は、その治療効力を知りそして標準化するために使用された。分子の色は、照射のUV−可視範囲の照射の吸収特性によって理解される。特定の波長の吸収は、構造、官能基、共役、および不飽和の程度に依存する。分子がより多く共役されればされるほど、吸収波長は長くなる。したがって、任意の分子のUV−可視吸収が、構成成分の定性的および定量的特性において広く使用される。種々の医薬の色および治療効力は、古文書に見られる。

0176

結局、分子の色は、その分子の特定の化学的性質に起因する。分子の色が研究される場合、化学特性もまた理解され得る。大昔、炎の色は、金属および関連生成物の品質管理に使用された。これには基本的な分光光度原理が含まれる。したがって、電磁放射の相互作用の研究および理解は、医薬の化学的性質、したがって治療効力を研究するために有用である。同じ原理は、本発明のフィンガープリント化および標準化の分光光度法において使用された。本発明の方法の主要な新規性には、装置およびソフトウエアに基くプログラムを使用して、「単一のまたは処方された医薬の治療効力(伝統的な意味での)を理解するために、波長(共役)および保持時間(極性)のスケールに基いて、フィンガープリントを異なる治療域へ分割すること」が含まれる。

0177

開発されたコンピュータに基くソフトウエアを使用して、画像中に与えられた分子の選択されたピークについてバーコードが作成される。Xが保持時間であり、Yが等高線クロマトグラムにおける波長および3Dクロマトグラムにおける吸光度である場合、構成成分の最高濃度を示す赤色R、構成成分のより低い濃度を示す緑色G、および構成成分のなおより低い濃度を示す青色Bは、本発明のソフトウエアによって提供される座標であり、これらの座標が任意の市販の再販売可能なバーコーディングソフトウエアに入れられ、このバーコーディングソフトウエアは、単一の構成成分または多くの構成成分についてバーコードを作成する本ソフトウエアに付加される。フィンガープリントの画像は、それに付属する表示ウィンドウ上で見られる。これは、自動販売機の電子の眼がバーコードを読み取る場合にはいつでも表示される。このことは、画像(フィンガープリント)およびバーコードを、工業製品または国について占有させる。このことは、本発明の方法の別の新規性として特許請求される。

0178

カラムの極性が固定され、そして移動相の極性が、逆相カラムにおいて、増加順または減少順で一定に変化する場合、サンプル中に存在する構成成分は、最初に高極性の構成成分が、次に中間の極性の構成成分が、続いて非極性の構成成分が溶出するという順序で溶出する。極性の増加順または減少順での構成成分の溶出において、いずれの極性の構成成分もカラムから溶出されず残らないで全溶出が達成されるように注意を払う順相カラムの場合での極性および溶出の順序および特性は、逆相カラムの場合と同様に(しかし、逆に)適用可能である。順相カラムでは、非極性構成成分が最初に溶出し、極性の構成成分が、溶出に使用される移動相の極性の順序に基いて続く。

0179

したがって、化学構成成分が極性の増加順または減少順に配置されている、開発されたフィンガープリントは、医薬についての治療普遍化をもたらすことの手助けとなる。これが提案する方法の別の新規性である。

0180

分析後に現像した等高線クロマトグラムの画像は、XおよびY軸の3つのゾーンに分割される。移動相組成物の極性を使用して構成成分の溶出を制御する場合、共役特性(放射特定波長の吸収)をY軸にとり、そして極性をX軸にとる。ここで、文献で報告されるように、Y軸は、波長に基づく治療効果(色)毎に目盛りが付けられる。全体の画像は、6つのチャンバに分割され、ここで、化学構成成分は特定の共役特性および極性特性を有する。次に、これは、チャンバにおいて、構成成分の治療効果に比例する。従って、医薬が特定波長の吸収を表す色に基づいてフィンガープリントされ、そして特定の極性を有する場合、このゾーン内の色の合計は、そのゾーンの中に存在する構成成分の治療効果について計算され、そして解明される。従って、全体的な治療的標準化および化学的標準化は、この方法を使用して達成される。

0181

大抵、サンプルの溶出を高い極性の移動相から低い極性の移動相まで実施した。従って、このフィンガープリントにおいて、第一ゾーン(ゾーン1)に存在する構成成分は、性質上、高い極性を有する。同一のパターンが他のゾーンにもあてはまり、中程度の極性の溶出構成成分は、中程度の極性ゾーン(ゾーン2)に、そして、低い極性または非極性の溶出構成成分は、非極性ゾーン(ゾーン3)に存在する。このパターンは、順相カラムが使用される場合、上記のようなカラムの溶出特性に起因して逆転する。

0182

高い極性の分子の殆どは、化学的に高い反応性を有し、従って、生物学的である。高い極性の分子が、消化系の第一部分である口に入ると、それらは、直ちに、生体系およびそこに存在する酵素に作用し始める。次いで、構成成分は、および腸に入り、ここで、これらの構成成分は、この部分に存在する消化液および消化酵素による種々の変化(同化後の効果(アーユルヴェーダにおけるヴィパカ))を受ける。吸収過程において、このとき、高い反応性(高い極性)の分子は、直ちに、生体系と相互作用し始め、その治療特性を示す。これは、アーユルヴェーダ(人体の腸部分は、ピッタゾーンとして分類され、ここで、高い極性の分子は、主要な役割を演じている)と比較される。機構を引き起こす熱は、疾患およびそれに関連した生物学的機構において重要な役割を演じる。このことは、間接的に、高い反応性の、高い極性の分子を支持する。吸収後、すっかり吸収した構成成分を伴う血液は、それらを心臓およびその関連部分に運搬する。次いで血液は、身体の種々の部分に送達される。アーユルヴェーダにおいて、上半身はカファゾーンと定義され、ここで、冷却機構は、重要な役割を演じる。従って、中程度の極性を有する分子は、このゾーンに関連した機構において、重要な役割を演じる。

0183

低い極性の構成成分および非極性の構成成分は、輸血によってのみ人体内に入ることが可能である。従って、身体器官(ここで、化学構成成分のアベイラビリティーの機構は、血液によってのみである)は、極性の最も新しいカテゴリーになりつつある。非極性オイル、脂肪、ならびにそのような他の分子および人体内の機構は、ヴァータ(Vata)障害として分類され、全てのこのような疾患は、同じタイプの物質を使用して治療される。

0184

低い極性および非極性の構成成分は、フィンガープリントの最後のゾーンで溶出される。従って、このゾーン(ゾーン3)は、ヴァータゾーンとみなされる。従って、分子の基本的な気質(basichumor)は、それらの極性に基づいて識別され得、これは、これが作用するのはどの障害(ドーシャ)であるのかを知ることを容易にする。従って、本発明の方法は、医薬の治療的標準化に有用である。

0185

従って、ゾーン1 ピッタゾーン、ゾーン2カファゾーン、ゾーン3 ヴァータゾーンに存在する全構成成分は、各障害に対する医薬の効力の比を表すパイ図表の形態で提示される。従って、50:20:30のオーダーで構成成分を含む医薬は、50%:20%:30%のオーダーのトリドーシャハラ(tridoshahara)の医薬となる。従って、治療効果は、定量的に標準化される。他のドーシャの任意の1つまたは2つの増加または減少は、他の医薬を添加することによって医薬を処方することで実施され、そして特定の個体を治療するため必要とされる、適切な処方物を調製する。

0186

従って、フィンガープリントは、共役、吸光度および極性のスケールを有するので、3−Dクロマトグラムは、医薬の治療効果についての情報を与える。上記画像のその三次元特性を全て使用してそれを分析することは、医薬の3−Dクロマトグラムの定量化を実施する。例えば、3−Dクロマトグラムが「フード付きキャップ」としてみなされる場合、種々の定性的および定量的特性を有する別のサンプルとの、全キャップの三次元的な一致、それが一致する程度は、定性的および定量的な分析報告として示される。ここで、キャップのフードは、特定波長における分子のピークと比較される。これより多い数のサンプルは、多くのフードを有するキャップを好む。従って、三次元座標の一致は、簡単な比較および分析の方法を提供する。それが一致する座標は、定性的なデータを与え、そしてそれが一致する程度は、研究中のサンプル理解の定量的なデータを与える。これは、この目的のために準備された特別なソフトウェアによって可能となる。これは、品質管理の究極の方法となる。これは、本発明の方法のもう1つの新規性である。

0187

本発明はまた、3Dクロマトグラムのデータプロセッサに基づくソフトウェア、および構成成分のカラー等高線画像に関し、このプロセッサはコンピュータ計算手段を備え、そして以下のa〜hを含み得る:
a.様々な色(リリースノート、ライフサイクルプロセッシングにおいて言及された標準を伴う)の選択に基づくカラー等高線画像(時間と共に溶出された種々の構成成分の濃度、および保持時間に基づく極性を表す)を解析するための解析器(色を抽出する);
b.上記画像の3次元特性を全て使用して、医薬の3−Dクロマトグラムを解析するための解析器;
c.極性による特定の順序で時間と共に溶出された分子の共役特性に従って、様々な保持時間においてピークを有するクロマトグラムを生成するための手段;
d.画像において、種々の構成成分が有するUV−可視吸収特性によって、上記分子の化合物を識別するための識別子(identifier);
e.フィンガープリントをX軸およびY軸の治療ゾーンに分割することによって、分子の極性および共役特性に基づく研究中の医薬に存在する様々な構成成分の、報告された生物学的、治療的活性を相関するための手段;
f.上記画像座標を使用して、選択されたピーク(単数または複数)に関するバーコードを生成するための手段(すなわち、X=保持時間、Y=波長、R=赤色ピクセル数、G=緑色ピクセル数およびB=青色ピクセル数であって、これらは提唱されたソフトウェアによって提供される);
g.サンプル用のフィンガープリントおよびバーコードのデータベースを生成するための手段であり、企業資源プランニング(ERP)および顧客関係管理(CRM)アプリケーションなどの、全種類のデータベースユーティリティーを促進するための、手段;ならびに
h.ビジネスアプリケーションの、ENTERPRISE RESOURCEPLNNING(ERP)およびCUSTOMER RELATIONSHIPMANAGEMENT(CRM)タイプによって使用される全てのサンプルに関する「表示ウィンドウ」のデータベースを生成するための手段。

0188

(本明細書中に使用される略語
1.ERP:企業資源プランニング(Enterprise ResourcePlanning)。
2.CRM:顧客関係管理(Customer Relationship Management)。
3.UV−可視:200nm〜800nmの範囲の電磁気放射
4.有機分子:その構造内に、基本元素であるC、H、N、O、Sを有する分子
5.有機金属分子:その構造内に、基本元素であるC、H、N、O、Sとともに金属を有する分子。
6.等高線クロマトグラム:フォトダイオードアレイ検出器(Photo Diode Array detector)(200nm〜800nmの範囲の電磁気放射を使用してサンプルをスキャンする)から生成されるデータで表示される、クロマトグラムの一種。このように生成したクロマトグラムは、X軸に保持時間、Y軸に吸光度の範囲(nm)を提供する。種々の色は、個々の構成成分の異なる濃度を示すために使用される。
7.3−Dクロマトグラム:これは、また、上記で与えられる機器と同一セットの機器を使用して生成される。これは、混合物からの分離後の各成分のUV−可視スペクトルを提供する際により有益である。これは、スペクトルを使用する、構成成分の同定に役立つ。
8.アーユルヴェーダ:医学および健康の戒律についてまとめられた科学を例示する、インド人の哲人により書かれた、インド哲学である。
9.オシャディシュクタ(Oshadisukta):医学に使用される医薬の特性を詳細に説明するリグヴェーダ(Rigveda)における挿話。
10.ラサ、グナ、ヴェエルヤ、ヴィパカ、およびプラブハヴァ:インド系医学に使用される医薬の効力を理解するために使用される、医薬および物質の様々な物理化学的特性。
11.ロカプルシャサマンニャ(Lokapurusha Samanya):自然の均等性の法(Law of Uniformity of Nature)
12.トリドーシャ:人体を研究する場合に用いる、3つの気質(すなわち、インド系医学に使用される、ピッタ、カファおよびヴァータ)。
13.プラクリティ−プルシャ(Prakriti−Purusha):プラクリティは、インド系医学に使用される、母なる自然(Mothernature)(女性)に例えられ、そしてプルシャは(男性)に例えられる。
14.ピッタ:インド系医学に使用される用語であって、これは、消化および人体において一般的な化学的機能(すなわち、ラサキリヤ(rasa kriya))を付与する疾患または性格を付与するために、インド系医学における体内の上記気質のうちの1つに関する。
15.カファ:インド系医学に使用される用語であって、これは、人体において、形態、安定性および粘着力を提供する因子、ならびに潤滑因子を付与する、疾患または性格を付与するために、インド系医学における身体の上記気質のうちの1つに関する。
16.ヴァータ:インド系医学に使用される用語であって、これは、人体において、精神学的活性、内分泌学的活性、および神経の活性を付与する、疾患または性格を与えるために、インド系医学における身体の上記気質のうちの1つに関する。
17.地質学的因子(Geological factor):地球の構成要素に関する土壌の性質および地下水などにおける地球的変動。
18.生態学的因子(Ecological factor):熱帯領域、季節風状態および温度における地球的変動。
19.感覚刺激性の方法:ヒトの感覚器官を使用して以下のような医薬の特性を同定する方法:1.味覚(酸味(アムラ)、塩味(ラヴァナ)、辛味(カツ)、苦味(チクタ)、渋味(カシャヤ)など)2.色覚、3.嗅覚および4.触覚など。
20.味覚(ラサの物理化学的特性):視覚的に見受けられる特性(色、大きさ)、および感じられる特性(触覚)、ならびに全ての物理的特性(味覚などの特性、ならびに医薬中に存在する各構成成分の化学に関連する薬用の特性)。
21.医薬を以下のような特性を使用して標準化した:味覚(ラサ)、品質(グナ)、効力(ヴィルヤ(Virya))、同化後の状態および構成成分の効果(ヴィパカ)ならびに特別な作用(プラブハーヴェ(Prabhave))。
22.サプタダハツ(Saptadhatus):インド系医学において使用される7つの元素(人体に存在する、ラサ(体液)、ラクタ(血液)、マンサ(Mamsa)(筋肉)、マージャ(Majja)(骨髄)、アスティ(Asthi)(骨格系)、メダス(Medas)(脂肪)、およびシュクラ(Shukra)(再現性)の構成成分)
23.パンチブタス(Panchbhutas):インド系医学に使用される、5つの天然元素(世界に存在するプリティビ(Prithivi)(地)、エイプ(Ap)(水)、テジャ(Teja)(火)、ヴァーユ(Vayu)(空)およびアカシャ(Akasha)(宇宙))。
24.ナディサストラ(Nadisastra):ヒトの脈拍を研究することによって人体の健康状態を説明するインド系医学に使用される科学。
25.インド系医学において、疾患の原因となる因子は、アガンタバーハ(偶然)、サリラー(生まれながらの身体)、マナサー(Manasah)(生まれながらの心)、およびスワブハビカー(当然)として説明される。
26.疾患は、インド系医学によると3つのクラスに分類された。3つのクラスとは、治療可能(サーディヤ)、軽減可能または管理可能(ヤピヤ)、治療不可能(Asadhya)である。
27.共役特性:分子が、交互の単結合と二重結合、ならびに電子供与特性および受容特性を有する場合を共役という。これは分子のUV−可視スペクトルにおいて観測される。電磁放射による、分子のσおよびπ電子励起に関するエネルギー吸収に基づいて、分子は放射の特定波長を吸収する。分子の最大吸光度は、従って、研究中の分子の共役特性を示す。
28.極性特性:分子がその電気化学的特性において差異を有する場合、これを極性という。これは、電子供与性求核性)または電子受容性求電子性)の部分もしくは官能基を伴って分子に結合された原子に依存する。この分子は、その分子軌道において電荷が異なる。これによって、分子が正の末端および負の末端を有するようになる。このタイプの分子を極性分子という。電荷の程度およびタイプによって、分子が性質上、極性、中程度の極性および非極性となる。
29.HPLCの勾配または三次元システム:HPLC機器は、水性溶媒または非水溶媒の比率を変えるために2つまたは3つの液体ポンプを有する。これは、要件に応じて、全体的な移動相の極性を制御するに役立つ。

0189

(ソフトウェアに使用される幾つかの略語)
1.JDK:Java展開キット(Java Development Kit)
2.Con:等高線クロマトグラム(Contour Chromatogram)
3.3−D:3次元クロマトグラム(3−Dimensional Chromatogram)
4.WOS:スケールなし(Without Scale)
5.X:クロマトグラムの保持時間を示す
6.Y:3−Dクロマトグラムにおける吸光度、および等高線クロマトグラムにおける波長の範囲を示す。
7.R:特定のピクセルの位置における、赤色の強度
8.G:特定のピクセルの位置における、緑色の強度
9.B:特定のピクセルの位置における、青色の強度
(実施態様)本発明の1実施態様は、植物、動物あるいは天然物質または合成物由来の有機分子および有機金属分子の、クロマトグラフィーによるフィンガープリント化、化学的および治療的標準化ならびにバーコード化のための方法に関する。

0190

本発明の別の実施態様は、上記の欠点を除去する、薬草医薬および処方物のクロマトグラフィーによるフィンガープリント化のための新規方法に関する。

0191

本発明のさらに別の実施態様は、新たに開発されたソフトウェアを使用して、研究中の医薬に存在する構成成分ならびにそれらの共役特性(これは、この医学の伝統的な概念に従った治療的効力を与える)の完全な化学分析のための方法に関する。

0192

本発明のさらに別の実施態様は、医薬のクロマトグラフィーによる新規フィンガープリント化の方法に関し、この方法は、その構成成分の治療的効力に伴って使用される医薬に存在する、化合物の実際のプロフィールの迅速な同定に有用である。

0193

本発明のさらに別の実施態様において、薬草医薬および処方物の等高線ならびに3−Dクロマトグラムを使用して、薬草医薬および処方物のクロマトグラフィーによるフィンガープリント化の新規概念の具現化を提唱する。これらは、高圧液体クロマトグラフのフォトダイオードアレイ検出器(PDA)において現像された。これは、実験的な分析条件下で抽出された薬草医薬に存在する構成成分が有するスペクトル特性のデータを図示する。

0194

本発明のさらに別の実施態様において、本発明は、放射の紫外および可視範囲(200〜800)または電磁放射の任意の範囲を吸収する分子を含有する、任意の性質を有する医薬からの抽出物のクロマトグラフによるフィンガープリント化の方法に関する。

0195

本発明の別の実施態様において、化合物のUV−可視スペクトルは、分子の共役特性およびそれぞれの濃度の分子の濃度を提供する。

0196

本発明の別の実施態様において、異なるpH値のもとで抽出される同一の医薬に関して現像されたフィンガープリントは、個体の様々なpH値での腸系における薬物放出を理解するために有用である。

0197

本発明のさらに別の実施態様において、全ての構成成分のUV−可視スペクトルは、単一画像の「クロマトグラフィーによるフィンガープリント(Chromatographic Finfgerprint)」において示される。

0198

本発明のさらに別の実施態様において、フィンガープリントは、アッセイおよび医薬品代用品の迅速な同定のために、薬草医薬品または処方物中に存在する構成成分の青写真となる。

0199

本発明のさらに別の実施態様において、等高線および3−Dクロマトグラムを使用するフィンガープリントは、既存の、および/または新たに形成された化学構成成分の同定のための基礎である。

0200

さらに別の実施態様において、化合物のUV−VISスペクトルおよび極性は、化合物の共役の性質および極性の性質を示し、従って薬品の化学的/医学的性質を示す。単一ピクチャにおける全構成成分のスペクトルのこのプロフィール(ここで提唱されるような「フィンガープリント」)は、薬草医薬品および処方物に存在する構成成分の青写真となる。これはピークがUV−VISを表す場合、現存の方法よりも、薬草医薬品を同定および標準化するより優れた方法となる。その構成成分の性質または共役の性質、ならびに極性の性質は従来のクロマトグラムとは異なり、その構成成分の定量とともに単一の波長で得られる。

0201

本方法のさらに他の実施態様において、「フィンガープリントを波長のスケール(共役)および保持時間(極性)に基づいた異なる治療帯区分して、単一または処方物された医薬品の治療的有効性(従来の用語)を理解すること」は、計測機器およびソフトウェアに基づくプログラムを使用することによって実施される。

0202

本発明のさらに他の実施態様において、この方法を使用して、準備された大きなデータベースから、特定の疾患についてのグループとして治療的に分類される植物の特定のグループの治療的有効性の多数の一般化が与えられる。

0203

本発明のさらに他の実施態様において、本発明は、フィンガープリント内の選択されたピークの座標としてX,Y,R,G,Bを使用し、バーコードがバーコードソフトウェアを使用して生成され、それによりその医薬品を工業用として独占的にする。

0204

本発明のさらに他の実施態様において、その医薬品の3−Dクロマトグラムは、上記画像の3次元的性質全てを使用して分析される。3−Dクロマトグラムがフードを有するキャップとして考えられる場合、3次元的に全キャップを異なる定性的および定量的性質の別のサンプルとともに整合させると、それが整合する程度は、分析報告として定性的かつ定量的に提示される。ここで、キャップのフードは、特定の波長での分子のピークと比較される。より多くの数を有するサンプルは多くのフードを有するキャップを望む。従って3次元座標の整合は、比較および分析の簡単な方法を提供する。それが整合する座標は、定性データを与え、それが整合する程度は、サンプル代用品の定量的データを与える。これは、この目的のために準備された特定のソフトウェアによって可能となる。これは品質管理の究極の方法となる。

0205

本発明のさらに別の実施態様において、本発明は、薬草医薬品および処方物の等高線および3−Dクロマトグラムを使用する、薬草医薬品および処方物の新規なクロマトグラフィックフィンガープリンティングを提供するための方法に関する。それらは、高圧液体クロマトグラフのフォトダイオードアレイ検出器(PDA)として開発された。これは実験的分析条件下で特定のオーダーの極性において提示される薬草医薬品中に存在する構成成分のスペクトル性質のデータを示す。

0206

本発明のさらに別の実施態様において、本発明は、化合物のUV−VISを使用することに関し、分子の極性とともに分子の共役の性質、および分子の個々の濃度の濃度を提供する。

0207

本発明のさらに別の実施態様において、本発明は、単一画像「クロマトグラフィックフィンガープリント」において示される全構成成分のUV−VISスペクトルを提供するための方法に関する。次いでそのフィンガープリントは、医薬品代用品のアッセイおよび迅速な同定のために、単一医薬品または処方物内に存在する構成成分の青写真となる。

0208

本発明のさらに別の実施態様において、本発明は、本発明の範囲を限定するために、化学構成成分の同定のための基礎として等高線および3−Dクロマトグラムのフィンガープリントの使用に関する。

0209

本発明のさらに別の実施態様において、本発明は、エチルアルコールを使用する抽出のような標準分析パラメータを有し、同じ実行時間0〜60分を維持し、pH5.5〜7.5の範囲を有するリン酸緩衝液とともに同一移動層アセトニトリルを使用し、そして同一の200〜800nmの範囲のUV−VISを使用する方法に関する。

0210

本発明のさらに別の実施態様において、ある方法が、サンプルの特定の治療グループのフィンガープリント化のため、全サンプルについて同一の溶媒エチルアルコールを使用する抽出のような標準分析パラメータを使用し、治療的一般化を行う。

0211

本発明のさらに別の実施態様において、本発明は、粗悪な(adulterated)食品、薬物、および化学サンプルに対するフィンガープリント化の方法に関し、純粋なものと混合物を含むものとを同定する。

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