図面 (/)

技術 再現出力の出力条件決定方法、および出力条件決定支援装置、並びに再現出力システム

出願人 凸版印刷株式会社
発明者 田中貴也飯野浩一諸原雄大長谷川隆行草野英夫
出願日 2000年12月25日 (19年2ヶ月経過) 出願番号 2000-392235
公開日 2002年7月10日 (17年8ヶ月経過) 公開番号 2002-192768
状態 未査定
技術分野 カラー・階調 タイプライター等へのデジタル出力 画像処理 FAX画像信号回路 カラー画像通信方式
主要キーワード 自動処理モード 再現対象 インク類 再現出力 バインダ材 非晶質重合体 低融点材料 校正用画像
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年7月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

熟練によらず、好ましい出力条件を容易に且つ精度よく見出すことを可能にする、再現出力の出力条件決定方法、出力条件の決定支援を行う装置、並びにそれらを用いた再現出力に好適な再現出力システムを提供する。

解決手段

第一の出力装置による出力を別の出力装置で再現する為に、出力条件の設定を変更可能な第二の出力装置で再現出力する場合、第一の出力装置の出力条件と、第二の出力装置が出力可能な出力条件に関わる情報から、再現出力の条件を決定する、特に、第一の出力装置の出力条件情報から色再現の範囲の情報を見出し、また第二の出力装置が出力可能な出力条件の情報からやはり色再現の範囲の情報を見出すこと、しかる後、第一と第二の色再現範囲情報に基づいて、再現出力の出力条件を決定することを特徴とする。

概要

背景

互いに異なる出力装置の間で出力物の色を合わせる技術的手法として、デバイスプロファイルを利用した手法が広く用いられている。デバイスプロファイルは、デバイス固有信号値(例/RGB、CMYK、等)と、測色値などのデバイスに依存しない色信号(例/CIEXYZ、CIELAB、等)との間の関係を記述したコンピュータ読み取り可能なファイルである。代表的なものとしては、ICC(International Color Consortium)によってそのフォーマットが定義された所謂ICCプロファイルがある。デバイスプロファイルは、一般に、デバイスのベンダーから提供されたものが使用されたり、あるいは、デバイスの利用者側がプロファイル作成アプリケーションを利用して作成したものが使用されたりもする。

出力条件を変更可能に造られている為に、出力条件(例/用紙の仕様や特性、インクの特性、解像度、等)を複数通りに設定でき(設定数有限であるか無限であるかは不問)、設定された出力条件の下に出力できる出力装置では、それぞれの出力設定色再現特性が異なっている為に、それぞれの設定に応じたデバイスプロファイルが必要となる。

実際にこの出力装置を用いて、他の出力装置から得られる出力物を再現する場合には、対象となる出力装置のデバイスプロファイルと、再現出力する際に使用する出力条件に合ったデバイスプロファイルを用いて画像を変換し、出力する必要がある。

ところが、このような場合に、再現出力する際の出力装置の出力条件の設定はユーザに委ねられているのが一般的だが、選択可能な複数とおりの出力条件の中から最適な出力条件を選択することは、現実はけっして容易でなく、実際上は大きな問題である。

しかも、このような場合には、再現される対象である本来の出力結果と、再現した出力結果との間では対応すべき色が合わなくなってしまう、という問題さえあった。というのは、このような場合には、もし適切な出力条件を選択しなかった場合には、再現できない色が数多く存在してしまったりする為とか、あるいは、もしも選択した用紙が適切なものでなかったとすれば用紙の白色の色が大きく異なってしまったりする為と、というのが主な原因と考えられる。

或る出力装置(第一の出力装置)からの出力(例えばインクを用いて画像を印刷する印刷出力ディスプレィを用いて映像を映し出す映像出力、あるいは、単に画像データを出力するデータ出力)を、別の出力装置(第二の出力装置)から出力することによって、本来の出力装置(第一の出力装置)からの出力を再現しようとする際に、第二の出力装置として、出力の際の出力条件を変更して設定可能な出力装置を用いて再現の出力を行う場合について、従来は再現出力を行う出力装置(第二の出力装置)による再現のときの出力条件の設定をユーザーの苦心しつつトライしなかなか巧くできず苦労していた。

概要

熟練によらず、好ましい出力条件を容易に且つ精度よく見出すことを可能にする、再現出力の出力条件決定方法、出力条件の決定支援を行う装置、並びにそれらを用いた再現出力に好適な再現出力システムを提供する。

第一の出力装置による出力を別の出力装置で再現する為に、出力条件の設定を変更可能な第二の出力装置で再現出力する場合、第一の出力装置の出力条件と、第二の出力装置が出力可能な出力条件に関わる情報から、再現出力の条件を決定する、特に、第一の出力装置の出力条件情報から色再現の範囲の情報を見出し、また第二の出力装置が出力可能な出力条件の情報からやはり色再現の範囲の情報を見出すこと、しかる後、第一と第二の色再現範囲情報に基づいて、再現出力の出力条件を決定することを特徴とする。

目的

本発明は、これら従来の技術の問題点を解決すべくなされたものであって、ユーザーの熟練によらず多くの人が容易にしかも精度よく、好ましい出力条件を見出すことが出来るようにし、あるいは、そのような好ましい出力条件で再現出力が容易に成されるような、再現出力の出力条件を決定する方法、および出力条件の決定を支援する出力条件決定支援装置、並びにそれらを用いて再現出力を行うのに好適な再現出力システムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

第一の出力装置による出力を別の出力装置で再現する再現出力を行う為に、出力条件の設定を変更可能な第二の出力装置で再現出力する場合に、該第二の出力装置の再現出力の出力条件を決定する方法であって、前記第一の出力装置の出力条件、並びに、前記第二の出力装置が出力可能な出力条件に関わる情報に基づいて、該第二の出力装置による前記再現出力の出力条件を決定することを特徴とする再現出力の出力条件決定方法

請求項2

前記第一の出力装置の出力条件に関わる情報から、該第一の出力装置の色再現の範囲の情報である第一の色再現範囲情報を見出し、また、前記第二の出力装置が出力可能な出力条件に関わる情報からは、該第二の出力装置の色再現の範囲の情報である第二の色再現範囲情報を見出すこと、しかる後に、前記の第一の色再現範囲情報および第二の色再現範囲情報に基づいて、前記第二の出力装置による前記再現出力の出力条件を決定することを特徴とする請求項1に記載の再現出力の出力条件決定方法。

請求項3

前記第一の出力装置の出力条件に関わる情報から、前記第一の色再現範囲情報と、その他に、該第一の出力装置で使用する紙の白色の特性に関わる情報である第一の紙白情報か、該第一の出力装置の出力の解像度に関わる情報である第一の出力解像度情報か、又は該第一の出力装置の色再現の方式に関わる情報である第一の色再現方式情報、の内のいずれか少なくとも1以上の情報を含む第一の出力条件情報を見出し、また、前記第二の出力装置が出力可能な出力条件に関わる情報からは、前記第二の色再現範囲情報と、その他に、該第二の出力装置で使用する紙の白色の特性に関わる情報である第二の紙白情報か、該第二の出力装置の出力の解像度に関わる情報である第二の出力解像度情報か、又は該第二の出力装置の色再現の方式に関わる情報である第二の色再現方式情報、の内のいずれか少なくとも1以上の情報を含む第二の出力条件情報を見出すこと、しかる後に、前記の第一の色再現範囲情報、第一の出力条件情報、第二色再現範囲情報、および第二の出力条件情報に基づいて、前記第二の出力装置による前記再現出力の出力条件を決定することを特徴とする請求項2に記載の再現出力の出力条件決定方法。

請求項4

前記第二の出力装置は、画像データに基づき、インク類を用いた印刷で再現出力を行う手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の再現出力の出力条件決定方法。

請求項5

前記第二の出力装置が、前記印刷の手段にインクジェット技術を用いていることを特徴とする請求項4に記載の再現出力の出力条件決定方法。

請求項6

前記第二の出力装置が、前記印刷の手段に感熱転写記録技術を用いていることを特徴とする請求項4に記載の再現出力の出力条件決定方法。

請求項7

前記第二の出力装置は、画像データに基づき、ディスプレィを用いた映像出力で再現出力を行う手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の再現出力の出力条件決定方法。

請求項8

前記第二の出力装置は、再現出力に使用可能な画像データを出力する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の再現出力の出力条件決定方法。

請求項9

前記第二の出力装置が、再現出力により、リモートプルーフによる校正用画像を得る装置であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の再現出力の出力条件決定方法。

請求項10

第一の出力装置による出力を別の出力装置による出力で再現する再現出力の為に、出力条件の設定を変更可能な第二の出力装置を用いて再現出力する場合の該第二の出力装置の出力条件の決定を支援する装置であって、前記第一の出力装置の出力条件に関わる被再現出力装置情報、および、前記第二の出力装置が出力可能な出力条件に関わる設定別出力装置特性情報を記憶する出力装置情報記憶手段、及び、前記の被再現出力装置情報および設定別出力装置特性情報を、前記出力装置情報記憶手段から読み出して、該被再現出力装置情報および設定別出力装置特性情報に基づいて、前記第二の出力装置による再現出力の出力条件を見出す情報処理を行う出力条件検討手段、を具備することを特徴とする出力条件決定支援装置

請求項11

前記出力条件検討手段が見出した出力条件について、該出力条件を前記第二の出力装置の出力条件として決定する自動処理モードか、又は、該出力条件を該第二の出力装置の出力条件として最終決定するか否かの指示を待つことが出来るように、少なくとも、人間が前記第一の出力装置を特定できる情報と、それに対応する該出力条件の情報とを関連付けて、人間が目視確認をできるように表示する半自動処理モードか、少なくとも、前記いずれかの処理モードを選択肢として含んだ選択ができる処理モード選択手段、をさらに具備したことを特徴とする請求項10に記載の出力条件決定支援装置。

請求項12

前記第二の出力装置は、画像データに基づき、インク類を用いた印刷で再現出力を行う手段を備えることを特徴とする請求項10又は11のいずれかに記載の出力条件決定支援装置。

請求項13

前記第二の出力装置が、前記印刷の手段にインクジェット技術を用いていることを特徴とする請求項12に記載の出力条件決定支援装置。

請求項14

前記第二の出力装置が、前記出力の手段に感熱転写記録技術を用いていることを特徴とする請求項12に記載の出力条件決定支援装置。

請求項15

前記第二の出力装置は、画像データに基づき、ディスプレィを用いた映像出力で再現出力を行う手段を備えることを特徴とする請求項10乃至14のいずれかに記載の出力条件決定支援装置。

請求項16

前記第二の出力装置は、再現出力に使用可能な画像データを出力する手段を備えることを特徴とする請求項10乃至15のいずれかに記載の出力条件決定支援装置。

請求項17

前記第二の出力装置が、再現出力により、リモートプルーフによる校正用画像を得る手段を備えることを特徴とする請求項10乃至16のいずれかに記載の出力条件決定支援装置。

請求項18

請求項1乃至3のいずれかに記載の再現出力の出力条件決定方法から得られた前記出力条件を、前記第二の出力装置に、再現出力するときの出力条件として設定する出力装置設定手段、前記第一の出力装置から出力されるべき第一の画像データをデータ変換し、前記第二の出力装置から再現出力する第二の画像データを得る場合に、前記第一の出力装置の出力条件に関する情報、及び、前記第二の出力装置が出力可能な出力条件に関する情報、に基づいてデータ変換する画像データ変換手段、前記第二の画像データに基づいて再現出力する前記第二の出力装置、を具備することを特徴とする再現出力システム

請求項19

請求項10又は11のいずれかに記載の出力条件決定支援装置で得られた前記出力条件を、前記第二の出力装置に、再現出力するときの出力条件として設定する出力装置設定手段、前記第一の出力装置から出力されるべき第一の画像データをデータ変換し、前記第二の出力装置から再現出力する第二の画像データを得る場合に、前記の被再現出力装置情報、及び、設定別出力装置特性情報、に基づいてデータ変換する画像データ変換手段、前記第二の画像データに基づいて再現出力する前記第二の出力装置、を具備することを特徴とする再現出力システム。

請求項20

前記第二の出力装置は、前記第二の画像データに基づき、インク類を用いた印刷で再現出力を行う手段を備えることを特徴とする請求項18又は19のいずれかに記載の再現出力システム。

請求項21

前記第二の出力装置が、前記印刷の手段にインクジェット技術を用いていることを特徴とする請求項20に記載の再現出力システム。

請求項22

前記第二の出力装置が、前記印刷の手段に感熱転写記録技術を用いていることを特徴とする請求項20に記載の再現出力システム。

請求項23

前記第二の出力装置は、前記第二の画像データに基づき、ディスプレィを用いた映像出力で再現出力を行う映像出力手段を備えることを特徴とする請求項18乃至22のいずれかに記載の再現出力システム。

請求項24

前記第二の出力装置は、前記第二の画像データを出力する手段を備えることを特徴とする請求項18乃至23のいずれかに記載の再現出力システム。

請求項25

前記第二の出力装置が、再現出力により、リモートプルーフによる校正用画像を得る装置であることを特徴とする請求項18乃至24のいずれかに記載の再現出力システム。

技術分野

0001

本発明は、ある出力装置(第一の出力装置)の出力を別の出力装置(第二の出力装置)からの出力で再現する場合に、第二の出力装置として特に出力条件を変更可能な出力装置を使用して再現出力を行う場合に、第二の出力装置の好適な出力条件を決定する方法、および出力条件の決定を支援する出力条件決定支援装置、並びにそれらを用いて再現出力を行う再現出力システムに関し、例えば、リモートプルーフ技術などに好適である。

背景技術

0002

互いに異なる出力装置の間で出力物の色を合わせる技術的手法として、デバイスプロファイルを利用した手法が広く用いられている。デバイスプロファイルは、デバイス固有信号値(例/RGB、CMYK、等)と、測色値などのデバイスに依存しない色信号(例/CIEXYZ、CIELAB、等)との間の関係を記述したコンピュータ読み取り可能なファイルである。代表的なものとしては、ICC(International Color Consortium)によってそのフォーマットが定義された所謂ICCプロファイルがある。デバイスプロファイルは、一般に、デバイスのベンダーから提供されたものが使用されたり、あるいは、デバイスの利用者側がプロファイル作成アプリケーションを利用して作成したものが使用されたりもする。

0003

出力条件を変更可能に造られている為に、出力条件(例/用紙の仕様や特性、インクの特性、解像度、等)を複数通りに設定でき(設定数有限であるか無限であるかは不問)、設定された出力条件の下に出力できる出力装置では、それぞれの出力設定色再現特性が異なっている為に、それぞれの設定に応じたデバイスプロファイルが必要となる。

0004

実際にこの出力装置を用いて、他の出力装置から得られる出力物を再現する場合には、対象となる出力装置のデバイスプロファイルと、再現出力する際に使用する出力条件に合ったデバイスプロファイルを用いて画像を変換し、出力する必要がある。

0005

ところが、このような場合に、再現出力する際の出力装置の出力条件の設定はユーザに委ねられているのが一般的だが、選択可能な複数とおりの出力条件の中から最適な出力条件を選択することは、現実はけっして容易でなく、実際上は大きな問題である。

0006

しかも、このような場合には、再現される対象である本来の出力結果と、再現した出力結果との間では対応すべき色が合わなくなってしまう、という問題さえあった。というのは、このような場合には、もし適切な出力条件を選択しなかった場合には、再現できない色が数多く存在してしまったりする為とか、あるいは、もしも選択した用紙が適切なものでなかったとすれば用紙の白色の色が大きく異なってしまったりする為と、というのが主な原因と考えられる。

0007

或る出力装置(第一の出力装置)からの出力(例えばインクを用いて画像を印刷する印刷出力ディスプレィを用いて映像を映し出す映像出力、あるいは、単に画像データを出力するデータ出力)を、別の出力装置(第二の出力装置)から出力することによって、本来の出力装置(第一の出力装置)からの出力を再現しようとする際に、第二の出力装置として、出力の際の出力条件を変更して設定可能な出力装置を用いて再現の出力を行う場合について、従来は再現出力を行う出力装置(第二の出力装置)による再現のときの出力条件の設定をユーザーの苦心しつつトライしなかなか巧くできず苦労していた。

発明が解決しようとする課題

0008

本発明は、これら従来の技術の問題点を解決すべくなされたものであって、ユーザーの熟練によらず多くの人が容易にしかも精度よく、好ましい出力条件を見出すことが出来るようにし、あるいは、そのような好ましい出力条件で再現出力が容易に成されるような、再現出力の出力条件を決定する方法、および出力条件の決定を支援する出力条件決定支援装置、並びにそれらを用いて再現出力を行うのに好適な再現出力システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明が提供する手段は、次のとおり。まず、請求項1に示す発明は、第一の出力装置による出力を別の出力装置で再現する再現出力を行う為に、出力条件の設定を変更可能な第二の出力装置で再現出力する場合に、該第二の出力装置の再現出力の出力条件を決定する方法であって、前記第一の出力装置の出力条件、並びに、前記第二の出力装置が出力可能な出力条件に関わる情報に基づいて、該第二の出力装置による前記再現出力の出力条件を決定することを特徴とする再現出力の出力条件決定方法である。(図2参照)

0010

請求項2に示す発明は、前記第一の出力装置の出力条件に関わる情報から、該第一の出力装置の色再現の範囲の情報である第一の色再現範囲情報を見出し、また、前記第二の出力装置が出力可能な出力条件に関わる情報からは、該第二の出力装置の色再現の範囲の情報である第二の色再現範囲情報を見出すこと、しかる後に、前記の第一の色再現範囲情報および第二の色再現範囲情報に基づいて、前記第二の出力装置による前記再現出力の出力条件を決定することを特徴とする請求項1に記載の再現出力の出力条件決定方法である。

0011

請求項3に示す発明は、前記第一の出力装置の出力条件に関わる情報から、前記第一の色再現範囲情報と、その他に、該第一の出力装置で使用する紙の白色の特性に関わる情報である第一の紙白情報か、該第一の出力装置の出力の解像度に関わる情報である第一の出力解像度情報か、又は該第一の出力装置の色再現の方式に関わる情報である第一の色再現方式情報、の内のいずれか少なくとも1以上の情報を含む第一の出力条件情報を見出し、また、前記第二の出力装置が出力可能な出力条件に関わる情報からは、前記第二の色再現範囲情報と、その他に、該第二の出力装置で使用する紙の白色の特性に関わる情報である第二の紙白情報か、該第二の出力装置の出力の解像度に関わる情報である第二の出力解像度情報か、又は該第二の出力装置の色再現の方式に関わる情報である第二の色再現方式情報、の内のいずれか少なくとも1以上の情報を含む第二の出力条件情報を見出すこと、しかる後に、前記の第一の色再現範囲情報、第一の出力条件情報、第二色再現範囲情報、および第二の出力条件情報に基づいて、前記第二の出力装置による前記再現出力の出力条件を決定することを特徴とする請求項2に記載の再現出力の出力条件決定方法である。

0012

請求項4に示す発明は、前記第二の出力装置は、画像データに基づき、インク類を用いた印刷で再現出力を行う手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の再現出力の出力条件決定方法である。印刷手段としては、特にオフセット印刷、デジオタルオフセット印刷、あるいは後述のインクジェット感熱転写記録技術、等が好ましいが、これら以外の印刷方式を使用してもよい。この発明でいう画像データとは、再現出力に使用する画像データが本来好適である。

0013

請求項5に示す発明は、前記第二の出力装置が、前記印刷の手段にインクジェット技術を用いていることを特徴とする請求項4に記載の再現出力の出力条件決定方法である。

0014

請求項6に示す発明は、前記第二の出力装置が、前記印刷の手段に感熱転写記録技術を用いていることを特徴とする請求項4に記載の再現出力の出力条件決定方法である。尚、感熱転写記録技術として、発色性の良さや階調性の豊かさに優れた印刷物を得るうえでは、特に、感熱昇華転写方式熱接着薄膜剥離方式が好適である。ここで、熱接着薄膜剥離方式とは、インクリボン転写インク層サブミクロンの厚さを持ちバインダ材には一般に非晶質重合体が使用される。一般的な熱溶融転写インク層にはワックス等の低融点材料リッチに使用される)とは、転写メカニズムが異なり、加熱によってインク層が(溶融というよりむしろ)半溶融又は軟化することで基材から薄い層状に剥離し、受像層接着することで転写が起きると考えられている。

0015

請求項7に示す発明は、前記第二の出力装置は、画像データに基づき、ディスプレィを用いた映像出力で再現出力を行う手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の再現出力の出力条件決定方法である。この発明でいう画像データとは、再現出力に使用する画像データが本来好適である。

0016

請求項8に示す発明は、前記第二の出力装置は、再現出力に使用可能な画像データを出力する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の再現出力の出力条件決定方法である。

0017

請求項9に示す発明は、前記第二の出力装置が、再現出力により、リモートプルーフによる校正用画像を得る装置であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の再現出力の出力条件決定方法である。

0018

請求項10に示す発明は、第一の出力装置による出力を別の出力装置による出力で再現する再現出力の為に、出力条件の設定を変更可能な第二の出力装置を用いて再現出力する場合の該第二の出力装置の出力条件の決定を支援する装置であって、前記第一の出力装置の出力条件に関わる被再現出力装置情報、および、前記第二の出力装置が出力可能な出力条件に関わる設定別出力装置特性情報を記憶する出力装置情報記憶手段、及び、前記の被再現出力装置情報および設定別出力装置特性情報を、前記出力装置情報記憶手段から読み出して、該被再現出力装置情報および設定別出力装置特性情報に基づいて、前記第二の出力装置による再現出力の出力条件を見出す情報処理を行う出力条件検討手段、を具備することを特徴とする出力条件決定支援装置である。(図2参照)尚、出力装置情報記憶手段は、被再現出力装置情報を記憶するもの、および設定別出力装置特性情報を記憶するものを、一つの記憶手段に記憶しても、あるいはそれらを別個の記憶手段に記憶しても、いずれでもよい。また、出力条件検討手段は、例えば、既にある複数の出力条件の中から最適な条件を選出する。本発明では、選出結果を出力条件として決定してもよく(処理の能率を考慮すればこの方が好ましい)、又は、選出結果を何らかの検討あるいは確認を経たうえで決定するようにしても、いずれでもよい。尚、補間が可能な(補間の概念が適用できる)要素がもし前記の出力条件の中に含まれている場合であれば、出力条件検討手段として、好ましい2以上の出力条件から補間演算数値演算論理演算どちらでもよい)が可能な機能も備えたものを採用することも好ましい。

0019

請求項11に示す発明は、前記出力条件検討手段が見出した出力条件について、該出力条件を前記第二の出力装置の出力条件として決定する自動処理モードか、又は、該出力条件を該第二の出力装置の出力条件として最終決定するか否かの指示を待つことが出来るように、少なくとも、人間が前記第一の出力装置を特定できる情報と、それに対応する該出力条件の情報とを関連付けて、人間が目視確認をできるように表示する半自動処理モードか、少なくとも、前記いずれかの処理モードを選択肢として含んだ選択ができる処理モード選択手段、をさらに具備したことを特徴とする請求項10に記載の出力条件決定支援装置である。

0020

請求項12に示す発明は、前記第二の出力装置は、画像データに基づき、インク類を用いた印刷で再現出力を行う手段を備えることを特徴とする請求項10又は11のいずれかに記載の出力条件決定支援装置である。印刷手段としては、特にオフセット印刷、デジオタルオフセット印刷、あるいは後述のインクジェットや感熱転写記録技術、等が好ましいが、これら以外の印刷方式を使用してもよい。この発明でいう画像データとは、再現出力に使用する画像データが本来好適である。

0021

請求項13に示す発明は、前記第二の出力装置が、前記印刷の手段にインクジェット技術を用いていることを特徴とする請求項12に記載の出力条件決定支援装置である。

0022

請求項14に示す発明は、前記第二の出力装置が、前記出力の手段に感熱転写記録技術を用いていることを特徴とする請求項12に記載の出力条件決定支援装置である。尚、感熱転写記録技術として、発色性の良さや階調性の豊かさに優れた印刷物を得るうえでは、特に、感熱昇華転写方式や熱接着薄膜剥離方式が好適である。ここで、熱接着薄膜剥離方式とは、インクリボンの転写インク層がサブミクロンの厚さを持ちバインダ材には一般に非晶質重合体が使用される。

0023

請求項15に示す発明は、前記第二の出力装置は、画像データに基づき、ディスプレィを用いた映像出力で再現出力を行う手段を備えることを特徴とする請求項10乃至14のいずれかに記載の出力条件決定支援装置である。この発明でいう画像データとは、再現出力に使用する画像データが本来好適である。

0024

請求項16に示す発明は、前記第二の出力装置は、再現出力に使用可能な画像データを出力する手段を備えることを特徴とする請求項10乃至15のいずれかに記載の出力条件決定支援装置である。

0025

請求項17に示す発明は、前記第二の出力装置が、再現出力により、リモートプルーフによる校正用画像を得る手段を備えることを特徴とする請求項10乃至16のいずれかに記載の出力条件決定支援装置である。

0026

請求項18に示す発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の再現出力の出力条件決定方法から得られた前記出力条件を、前記第二の出力装置に、再現出力するときの出力条件として設定する出力装置設定手段、前記第一の出力装置から出力されるべき第一の画像データをデータ変換し、前記第二の出力装置から再現出力する第二の画像データを得る場合に、前記第一の出力装置の出力条件に関する情報、及び、前記第二の出力装置が出力可能な出力条件に関する情報、に基づいてデータ変換する画像データ変換手段、前記第二の画像データに基づいて再現出力する前記第二の出力装置、を具備することを特徴とする再現出力システムである。

0027

請求項19に示す発明は、請求項10又は11のいずれかに記載の出力条件決定支援装置で得られた前記出力条件を、前記第二の出力装置に、再現出力するときの出力条件として設定する出力装置設定手段、前記第一の出力装置から出力されるべき第一の画像データをデータ変換し、前記第二の出力装置から再現出力する第二の画像データを得る場合に、前記の被再現出力装置情報、及び、設定別出力装置特性情報、に基づいてデータ変換する画像データ変換手段、前記第二の画像データに基づいて再現出力する前記第二の出力装置、を具備することを特徴とする再現出力システムである。

0028

請求項20に示す発明は、前記第二の出力装置は、前記第二の画像データに基づき、インク類を用いた印刷で再現出力を行う手段を備えることを特徴とする請求項18又は19のいずれかに記載の再現出力システムである。印刷手段としては、特にオフセット印刷、デジオタルオフセット印刷、あるいは後述のインクジェットや感熱転写記録技術、等が好ましいが、これら以外の印刷方式を使用してもよい。

0029

請求項21に示す発明は、前記第二の出力装置が、前記印刷の手段にインクジェット技術を用いていることを特徴とする請求項20に記載の再現出力システムである。

0030

請求項22に示す発明は、前記第二の出力装置が、前記印刷の手段に感熱転写記録技術を用いていることを特徴とする請求項20に記載の再現出力システムである。尚、感熱転写記録技術として、発色性の良さや階調性の豊かさに優れた印刷物を得るうえでは、特に、感熱昇華転写方式や熱接着薄膜剥離方式が好適である。ここで、熱接着薄膜剥離方式とは、インクリボンの転写インク層がサブミクロンの厚さを持ちバインダ材には一般に非晶質重合体が使用される。

0031

請求項23に示す発明は、前記第二の出力装置は、前記第二の画像データに基づき、ディスプレィを用いた映像出力で再現出力を行う映像出力手段を備えることを特徴とする請求項18乃至22のいずれかに記載の再現出力システムである。

0032

請求項24に示す発明は、前記第二の出力装置は、前記第二の画像データを出力する手段を備えることを特徴とする請求項18乃至23のいずれかに記載の再現出力システムである。

0033

請求項25に示す発明は、前記第二の出力装置が、再現出力により、リモートプルーフによる校正用画像を得る装置であることを特徴とする請求項18乃至24のいずれかに記載の再現出力システムである。

0034

尚、本発明でいう出力装置とは、例えば、画像データに基づいてインク類を適宜使用して印刷する印刷出力、画像データに基づいてモニター等のディスプレィを用いて映像として表示する映像出力、又は、画像データを出力するデータ出力、これらの出力形態の内のいずれか少なくとも1以上を行う出力装置を指す。また、本発明でいう画像とは広い意味を持ち、例えば、写真絵画CGあるいはパターン等のような意味での画像(狭義の画像)のみならず、文字記号等を含んでいたり、あるいは、狭義の画像と文字や記号等が組み合わされたような広い意味の画像(広義の画像)を指している。また、データ出力あるいは映像出力については、画像データが、静止画に関わるものでも、動画に関わるものでも、いずれでもよい。

発明を実施するための最良の形態

0035

以下、図1図8を用いて本発明を説明する。

0036

図1は本発明にかかる出力条件決定支援装置(図中では出力条件決定装置)の一例を示すブロック図である。図1で、1はキーボードなどの入力装置、2はメモリ、3はCPU、4は外部記憶装置、5は入出力インターフェース、6はモニタ等の表示装置、7はネットワーク回線である。

0037

キーボードなどの入力装置1は、ユーザが、再現対象となる出力装置、即ち第一の出力装置の情報である被再現出力装置情報(明細書等の中では再現対象出力装置情報または再現対象出力機情報とも称している)を入力し、また選択する際に使用するものである。[再現対象出力装置情報入力手段]CPU3は、ソフトウェアの働きに基づいて各装置を制御するとともに、下記の処理を行う。

0038

第二の出力装置の出力条件に関わる設定別出力装置特性情報(明細書等では設定別出力機特性情報とも称している)を入力する設定別出力装置特性情報入力手段(明細書等では設定別出力機特性情報入力手段とも称している)からの入力に基づいて、設定別出力装置特性情報を記憶手段(例えば外部記憶手段)に書き出し、また情報を管理する。

0039

被再現出力装置情報や設定別出力装置特性情報から、第二の出力装置の出力条件の決定に用いる有用な情報を取り出す。

0040

で取り出した情報であって、第二の出力装置の出力条件の決定に用いられる有用な情報を、情報処理することで、再現出力の為の第二の出力装置の適切な出力条件を決定する(又は、情報処理を行って当該出力条件を表示して、人間にに決定か否かの判断をあおる)。

0041

メモリ2は、例えば、ユーザによる入力を一時保持したりする他、設定別出力装置特性情報や、CPU3による処理の段階で必要とする場合のデータベース等のデータを、蓄積し保存しまた管理するために好適に使用できる。

0042

モニタ6は、ユーザーが本装置を使用する上で必要なデータを表示させたり、また、ユーザーに入力等の指示を与えるため、等に好適に利用できる。また、ネットワーク回線7は、CPU3による処理の段階で必要となる各種データを、例えば、ネットワークを介してシステムに供給する事が可能となるよう設けられている。

0043

次に、本発明に係る実施形態の処理の例を、図3図7フローチャートに基づいて説明する。これらの例では、装置を機能の観点から大きく2 つに分けている。一方は、再現出力を行う出力装置の設定別出力装置特性情報を、その出力装置で選択可能な全ての出力条件について入力する設定別出力装置特性情報入力機能である。他方は、ユーザが入力した再現対象出力装置情報と、前述の登録された設定別出力装置情報の群から、再現出力に最適な出力条件を決定する機能である。尚、前者の方の機能は、必ずしも、出力条件決定の際に毎回行う必要のあるものではない為、フローチャートについても個別に説明する。

0044

これらの例では、再現対象出力装置情報として、図8に示すようなデータを使用している。即ち、再現対象出力装置情報は、例えば、出力装置の名称、色再現方式、出力の解像度、あるいはデバイスプロファイル、を含んでいる。また、設定別出力装置特性情報としては、図8に示す例のようなデータを使用する。すなわち、設定別出力装置特性情報は、例えば、用紙の種類、インクの種類、出力解像度、その設定におけるデバイスプロファイル、を含んでいる。

0045

尚、これらの例で用いるデバイスプロファイルは、ICCプロファイルである。ここでは、出力装置情報として上記のようなパラメータを使用したが、出力装置の特性を示すか、もしくは、出力装置を特定するパラメータであれば、これら以外のものを適宜採用してよい。デバイスプロファイルについては、本発明は、必ずしもICCプロファイルだけに限定するべきものではなく、出力装置の色再現特性を記述したコンピュータ読み取り可能なファイルであれば、 ICCプロファイル以外であっても適宜採用してよい。

0046

次に、設定別出力装置特性情報入力機能について、図3のフローチャートを用いて説明する。

0047

設定別出力装置特性情報の入力(フローチャートの100)
再現出力を行う出力装置の、各種設定に対する設定別出力装置特性情報として必要なデータをキーボード等の入力装置1から入力する。設定別出力装置特性情報の各項目については、直接ユーザが入力するか、あるいはメニュー等をモニタ6に表示し、その中から選択しても良い。デバイスプロファイルは、外部記憶装置、もしくはネットワーク回線7を介して、取得できるものの中から選択する。

0048

設定別出力装置特性情報の記録(フローチャートの101)
入力された設定別出力装置特性情報を外部記憶装置4に記録する。

0049

図4のフローチャートは、設定別出力装置特性情報のこの例のデータ構造のものを用いる際の、上記の設定別出力装置特性情報入力機能に関わるより詳細なフローを示すものである。

0050

再現対象出力装置情報の入力(フローチャートの109)
出力条件決定機能について、図5のフローチャートを用いて説明する。再現対象出力装置情報として必要なデータを、キーボード等の入力装置1から入力する。再現対象出力装置情報の各項目については直接ユーザが入力するか、または、メニュー等をモニタ6に表示し、その中から選択しても良い。デバイスプロファイルは外部記憶装置上、もしくはネットワーク回線7を介して取得できるものの中から選択する。

0051

出力条件決定(フローチャートの110)
再現対象出力装置情報と、設定別出力装置特性情報の群から、再現対象出力装置として指定された出力装置の出力を再現する最適な出力条件を決定する。

0052

出力条件表示(フローチャートの111)
決定した出力条件をモニタ6に表示する。図6のフローチャートは、再現対象出力装置情報のこの例のデータ構造を用いる際の、上記再現対象出力装置情報入力(図5のフローチャートの109)に関わるより詳細なフローである。

0053

図7のフローチャートは、図5のフローチャートの110に関わるより詳細な処理内容を示すフローチャートである。この例で採用している出力条件の決定方法とともに説明する。この例では、出力条件を決定する際に使用するデータとして、再現対象出力装置情報のプロファイルと、設定別出力装置特性情報のプロファイルから、それぞれの紙白(使用する紙の白色の特性の情報)と、色再現範囲(色再現できる範囲)に関わる色再現範囲の情報を用いる方法を使用する。

0054

再現対象出力装置情報からプロファイルを取得(フローチャートの116)
入力された再現対象出力装置情報からプロファイルを取り出す。

0055

プロファイルから、紙白と色再現範囲のデータを取得(フローチャートの117)
プロファイルの内部から、再現対象出力装置で用いた紙の白色の情報と、再現対象出力装置の色再現範囲のデータを取り出す。

0056

設定別出力装置特性情報群から一つの設定別出力装置情報を選択(フローチャートの118)
再現対象出力装置情報から得たデータと比較するため、設定別出力装置特性情報群から一つを選択する。

0057

設定別出力装置特性情報からプロファイルを取得(フローチャートの119)
選択された設定別出力装置情報からプロファイルを取り出す。

0058

プロファイルから紙白と色再現範囲のデータを取得(フローチャートの120)
プロファイルの内部から、選択された設定別出力装置情報で使用する紙の白色の情報と、色再現範囲のデータを取り出す。

0059

紙白の差を計算(フローチャートの121)
再現対象出力装置情報と設定別出力装置特性情報から得た、紙白の値の差を計算する。紙白の色を表す表記法は、例えば、CIEXYZ、あるいはCIELAB、等による色彩値は好適であり、また、それら以外でも色を表す手法によるものを適宜採用してよい。紙白の差についても、色差明度差、等は好適であり、また、その他であっても適宜採用したデータを用いてもかまわない。

0060

再現できない色の割合を計算(フローチャートの122)
再現対象出力装置情報と設定別出力装置特性情報から得た、それぞれの色再現範囲のデータから、再現対象出力装置の色再現範囲の全体の内で、再現を行う出力装置、および出力条件で再現されない色の割合、を求める。この例のように、デバイスプロファイルがICCプロファイルである場合は、色再現範囲の情報は、いわゆるGamutTagと呼ばれる部分に格納されており、このデータを用いてこの処理を行うことができる。

0061

紙白の差と再現できない色の割合から再現出力適正度を計算(フローチャートの123)
先の計算で得られた紙白の差と、再現できない色の割合から、現在選択されている出力条件の再現出力適正度を計算する。例えば、紙白の差の値と再現できない色の割合の値に、適当な重みを乗じて加える等の計算により実現される。
再現出力適正度から出力条件を決定(フローチャートの125)
全ての設定別出力装置特性情報に対して求めた再現出力適正度を比較して、最も適正の高いものを出力条件として決定する。

0062

以下では、本発明について補足説明する。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、下記に例示するより具体的なバリエーションも適宜採用可能である。

0063

(1)再現出力を行う出力装置の出力条件の組み合わせを、必ずしも全て登録するのではなく、ユーザが選んだ任意の組み合わせのみ登録するだけでもよい。

0064

(2)一度入力した再現対象出力装置情報を保持しておくようにし、その後、もし同じ再現対象出力装置を選択する際には、既に保持されてあった情報を選択するようにしてもよい。

0065

(3)最適な出力条件だけではなく、他の候補についても適正度の順位等を表示してもよい。

発明の効果

0066

再現の対象となる出力装置の出力、印刷条件を用いて、再現出力を行う出力装置の出力条件を決定することにより、複数選択可能な出力条件の中から再現に最適な出力条件を選択することが可能となる。従って本発明によって、従来困難であった複数の出力条件の中から対象出力装置の出力を再現する最適な出力条件を決定することができ、その出力条件を用いて出力することで、最適な再現出力が可能となる。

図面の簡単な説明

0067

図1本発明の出力条件決定装置の一例を示すブロック図である。
図2本発明の出力条件決定装置にかかる機能ブロック図である。
図3本発明の処理を示すフローチャートである。
図4本発明の処理を示すフローチャートである。
図5本発明の処理を示すフローチャートである。
図6本発明の処理を示すフローチャートである。
図7本発明の処理を示すフローチャートである。
図8実施例であげた出力条件決定装置が必要とするデータ構造の説明図である。

--

0068

1・・・キーボードなどの入力装置
2・・・メモリ
3・・・CPU
4・・・外部記憶装置
5・・・入出力インターフェース
6・・・モニタ
7・・・ネットワーク回線

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ