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技術 パチンコ機の施錠装置

出願人 中東産業株式会社
発明者 中村農史中村常男
出願日 2000年12月27日 (20年6ヶ月経過) 出願番号 2000-397076
公開日 2002年7月10日 (19年0ヶ月経過) 公開番号 2002-191828
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) 錠;そのための付属具
主要キーワード 両カム板 係合長孔 開放レバー 鉤部材 作動杆 切り起し 解錠具 矩形開口
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年7月10日)のものです。
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図面 (7)

課題

ガラス枠解錠用キー前面枠解錠用のキーを別個にして、前面枠の不正解錠を効果的に防止することができる施錠装置を提供する。

解決手段

シリンダ錠10の他に第二シリンダ錠11が基枠体1の取付板2にその錠軸を内側に挿入して取り付けられる。支持板3と連結杆4の間に部を上下に有するガラス枠施錠杆12が鉤部を取付板から前面側に突出させた状態で摺動可能に配設される。ガラス枠施錠杆12に設けた係合部に係合可能な第二カム板14が第二シリンダ錠11の錠軸に固定され、ガラス枠施錠杆12の鉤部がガラス枠の一部に設けた係止片係止されてガラス枠22が施錠され、第二シリンダ錠11の解錠操作によりガラス枠施錠杆12が摺動してガラス枠22が解錠する。

概要

背景

パチンコ機施錠装置として、パチンコ機の本体枠キャビネット)の前面にヒンジを介して開閉可能に取り付けられた前面枠前扉)を施錠するために、前面枠の内側に縦に装着され、本体枠側に取り付けた受け金具フック状の鉤部材係止させて施錠する施錠装置が、従来一般に使用されている。

この施錠装置は、通常、取付板と支持板横断面略L形成形してなる縦長の基枠体を有し、その支持板の上部と下部に、鉤部材を傾動可能に枢支し、基枠体内に摺動可能に配設した連結杆により上下の鉤部材を連結し、基枠体の取付板の中間部にシリンダ錠が取り付けられ、その錠軸の先端に取り付けたカム板を連結杆に連結させ、シリンダ錠のキー操作によりカム板を回動させ、連結杆を介して上下の鉤部材を下側に傾動させ、解錠する構造である。また、連結杆には鉤部材を施錠側に付勢するコイルばね掛止され、前面枠を本体枠に対し閉鎖した時、鉤部材が受け金具の縁部に当って傾動しながら、係止状態となり、コイルばねの付勢力で、鉤部材が係止位置に戻り施錠状態となるように動作する。

概要

ガラス枠解錠用のキーと前面枠解錠用のキーを別個にして、前面枠の不正解錠を効果的に防止することができる施錠装置を提供する。

シリンダ錠10の他に第二シリンダ錠11が基枠体1の取付板2にその錠軸を内側に挿入して取り付けられる。支持板3と連結杆4の間に部を上下に有するガラス枠施錠杆12が鉤部を取付板から前面側に突出させた状態で摺動可能に配設される。ガラス枠施錠杆12に設けた係合部に係合可能な第二カム板14が第二シリンダ錠11の錠軸に固定され、ガラス枠施錠杆12の鉤部がガラス枠の一部に設けた係止片に係止されてガラス枠22が施錠され、第二シリンダ錠11の解錠操作によりガラス枠施錠杆12が摺動してガラス枠22が解錠する。

目的

本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ガラス枠解錠用のキーと前面枠解錠用のキーを別個にして、前面枠の不正解錠を効果的に防止することができる施錠装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

基枠体取付板と支持板横断L形曲折して形成され、該基枠体の支持板の上部と下部に鉤部材枢軸を介して傾動可能に枢支され、上下の該鉤部材が該支持板に沿って摺動可能に配設された連結杆により連結され、該基枠体の中間部に設けたシリンダ錠錠軸カム板が固定され、該カム板が該連結杆に係合可能に配置され、該鉤部材がパチンコ機の本体枠側に取り付けた受け金具係止部に係止されて施錠するパチンコ機の施錠装置において、前記シリンダ錠の他に第二シリンダ錠が該基枠体の取付板にその錠軸を内側に挿入して取り付けられ、該支持板と該連結杆の間に部を上下に有するガラス枠施錠杆が該鉤部を該取付板から前面側に突出させた状態で摺動可能に配設され、該ガラス枠施錠杆に設けた係合部に係合可能な第二カム板が該第二シリンダ錠の錠軸に固定され、該ガラス枠施錠杆の該鉤部がガラス枠の一部に設けた係止片に係止されてガラス枠が施錠され、該第二シリンダ錠の解錠操作により該ガラス枠施錠杆が摺動して該ガラス枠が解錠することを特徴とするパチンコ機の施錠装置。

請求項2

前記取付板の前面側に解錠時ガラス枠を押して開放させるためのばね付きの開放レバーが設けられ、前面枠内に開閉可能に取り付けられた前パネルの係止片に係止可能な鉤部を有する前パネル施錠杆が、該支持板に沿って該鉤部を取付板から前面側に突出させた状態で上下に摺動可能に配設され、該前パネル施錠杆を施錠側に付勢するばねが設けられ、該前面枠の下部に開閉可能に取り付けられた前パネルの縁部に係止片が設けられ、該前パネル施錠杆の鉤部が該係止片に係止されて該前パネルが施錠されることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の施錠装置。

請求項3

基枠体が取付板と支持板を横断面L形に曲折して形成され、該基枠体の支持板の上部と下部に鉤部材が枢軸を介して傾動可能に枢支され、上下の該鉤部材が該支持板に沿って摺動可能に配設された連結杆により連結され、該基枠体の中間部に設けたシリンダ錠の錠軸にカム板が固定され、該カム板が該連結杆に係合可能に配置され、該鉤部材がパチンコ機の本体枠側に取り付けた受け金具の係止部に係止されて施錠するパチンコ機の施錠装置において、前記シリンダ錠の他に第二シリンダ錠が該基枠体の取付板にその錠軸を内側に挿入して取り付けられ、該支持板と該連結杆の間にガラス枠用作動杆が摺動可能に配設され、該ガラス枠用作動杆に設けた係合部に係合可能な第二カム板が該第二シリンダ錠の錠軸に固定され、該第二シリンダ錠の解錠操作により該ガラス枠用作動杆が摺動してガラス枠側のガラス枠解錠具解錠動作させることを特徴とするパチンコ機の施錠装置。

技術分野

0001

本発明は、パチンコ機に使用される施錠装置に関し、特に前面枠用のシリンダ錠ガラス枠用のシリンダ錠を別個に設けた施錠装置に関する。

背景技術

0002

パチンコ機の施錠装置として、パチンコ機の本体枠キャビネット)の前面にヒンジを介して開閉可能に取り付けられた前面枠(前扉)を施錠するために、前面枠の内側に縦に装着され、本体枠側に取り付けた受け金具フック状の鉤部材係止させて施錠する施錠装置が、従来一般に使用されている。

0003

この施錠装置は、通常、取付板と支持板横断面略L形成形してなる縦長の基枠体を有し、その支持板の上部と下部に、鉤部材を傾動可能に枢支し、基枠体内に摺動可能に配設した連結杆により上下の鉤部材を連結し、基枠体の取付板の中間部にシリンダ錠が取り付けられ、その錠軸の先端に取り付けたカム板を連結杆に連結させ、シリンダ錠のキー操作によりカム板を回動させ、連結杆を介して上下の鉤部材を下側に傾動させ、解錠する構造である。また、連結杆には鉤部材を施錠側に付勢するコイルばね掛止され、前面枠を本体枠に対し閉鎖した時、鉤部材が受け金具の縁部に当って傾動しながら、係止状態となり、コイルばねの付勢力で、鉤部材が係止位置に戻り施錠状態となるように動作する。

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、この種のパチンコ機は、近年、大当たり入賞状態になれば、多くの球やコイン払出が行なわれる機種人気を呼び、大当たり入賞の生じるパチンコ機が多く製造されている。しかし、大当たり入賞の当選の確率は、通常、制御回路内のプログラムメモリのデータにより決定されることから、遊技場営業中や非営業中に係らず、パチンコ機の前面枠を不正に開き、制御回路内の回路部品を不正な部品交換し、有利な条件で遊技を行なうことにより、不正に多くの球やコインの払出を得るような不正行為が発生している。

0005

パチンコ機には、殆ど全てに上記のような構造の施錠装置が装着されており、正常なキーを用いてシリンダ錠を操作して、施錠装置を解錠しなければ、パチンコ機の前面枠は、殆ど開くことが不可能である。しかしながら、真正キーから不正に作った不正キーを用いて不正解錠が行なわれ、前面枠を開いて、上記のような不正操作が行なわれる場合があった。

0006

このため、パチンコ遊技場では、シリンダ錠のキーの管理を厳重に行なっているが、遊技中に遊技盤に球が停留したような場合、頻繁にガラス枠を解錠する必要があるために、多くの係員がそのキーを持つこととなり、そのために、真正キーから不正キーが不正に作られる可能性が増大し、不正キーによる不正解錠が増加する問題があった。

0007

本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ガラス枠解錠用のキーと前面枠解錠用のキーを別個にして、前面枠の不正解錠を効果的に防止することができる施錠装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、本発明の請求項1の施錠装置は、基枠体が取付板と支持板を横断面L形に曲折して形成され、基枠体の支持板の上部と下部に鉤部材が枢軸を介して傾動可能に枢支され、上下の鉤部材が支持板に沿って摺動可能に配設された連結杆により連結され、基枠体の中間部に設けたシリンダ錠の錠軸にカム板が固定され、カム板が連結杆に係合可能に配置され、鉤部材がパチンコ機の本体枠側に取り付けた受け金具の係止部に係止されて施錠するパチンコ機の施錠装置において、シリンダ錠の他に第二シリンダ錠が基枠体の取付板にその錠軸を内側に挿入して取り付けられ、支持板と連結杆の間に部を上下に有するガラス枠施錠杆が鉤部を取付板から前面側に突出させた状態で摺動可能に配設され、ガラス枠施錠杆に設けた係合部に係合可能な第二カム板が第二シリンダ錠の錠軸に固定され、ガラス枠施錠杆の鉤部がガラス枠の一部に設けた係止片に係止されてガラス枠が施錠され、第二シリンダ錠の解錠操作によりガラス枠施錠杆が摺動してガラス枠が解錠することを特徴とする。

0009

上記構成の施錠装置では、前面枠解錠用のシリンダ錠とガラス枠解錠用の第二シリンダ錠があるために、前面枠解錠用のキーとガラス枠解錠用のキーが別個に用意され、パチンコ遊技場では、例えば前面枠解錠用のキーは管理者が所持し、ガラス枠解錠用のキーは通常の係員が所持し、別々に使用される。施錠装置は、パチンコ機の前面枠の内側に取り付けられ、パチンコ機の本体枠側に取り付けた受け金具の係止部に、上下の鉤部材が係止されて施錠が行なわれる。

0010

前面枠を解錠する場合は、前面枠解錠用のキーをシリンダ錠に差し込んで回し、カム板の係合部が連結杆と係合してこれを上方へ摺動させ、上下の鉤部材を傾動させて、受け金具との係合を外し、解錠する。このような前面枠の解錠操作は、前面枠解錠用のキーを所持した管理者が行なうようにすれば、キーの不正製造を防止すると共に、前面枠の不正解錠を防止し、本体枠内における制御回路の回路部品の不正交換を防止することができる。

0011

一方、ガラス枠を前面枠の金枠内に閉じると、ガラス枠内の係止片がガラス枠施錠杆の鉤部に係止されてガラス枠は施錠状態となる。ガラス枠を解錠する場合は、ガラス枠解錠用のキーを第二シリンダ錠に差し込み、これを回して、第二カム板を回動させ、第二カム板によりガラス枠施錠杆を摺動させ、その鉤部を係止片から外してガラス枠を解錠する。ガラス枠解錠用のキーは例えばパチンコ遊技場の係員が所持して使用すれば、遊技中に球が遊技盤上で停留したような場合、係員が迅速にガラス枠を開いて対処できるから、遊技場の通常のメインテナンスに問題は生じない。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、パチンコ機に使用される施錠装置の右側面図を、図2はその背面図を示し、図3は分解側面図を示している。この施錠装置は、取付板2と支持板3を横断面L形に成形した縦長の基枠体1を有し、その支持板3の上部と下部に、フック状の鉤部材5、6がその末端を枢軸7、8を介して傾動可能に枢支され、両鉤部材5、6の中間部が、基枠体1内に摺動可能に配設した連結杆4により、連結ピン5a,6aを介して連結される。

0013

連結杆4は、取付板2上に切り起して形成した複数の切起部2aにより、摺動可能にガイドされ、支持板3の内側に突設したガイドピン19と連結杆4に設けた長孔との係合によってもガイドされる。基枠体1の取付板2の中央下寄り幅広部が設けられ、そこに前面枠解錠用のシリンダ錠10とガラス枠解錠用の第二シリンダ錠11が前面に突き出す形態で、上下に並べて取り付けられる。シリンダ錠10は、異形筒状に形成され、末端に大形フランジ部を有し、取付板2に穿設された孔に内側から挿入され、フランジ部を取付板2の内側にねじで固定し、取り付けられる。シリンダ錠10の錠軸の末端はフランジ部を通して内側に突出し、その先端にカム板9が固定される。

0014

ガラス枠解錠用の第二シリンダ錠11は、円筒型に形成され、末端にフランジ部を有し、取付板2に穿設された孔に内側から挿入され、フランジ部を取付板2の内側にねじで固定し、取り付けられる。第二シリンダ錠11の錠軸の末端はフランジ部を通して内側に突出し、その先端に第二カム板14が固定される。両カム板9、14には両側に係合部が突設されるが、カム板9は図2の反時計方向に回動した時、係合部が上記連結杆4の一部に設けた係合長孔4cに係合可能であり、カム板14は、図2の時計方向に回動した時、係合部が後述のガラス枠施錠杆12の係合長孔12cと係合可能である。

0015

ガラス枠を施錠するガラス枠施錠杆12は、取付板2の幅広部近傍における支持板3と連結杆4との間に摺動可能に配設され、ガイドピン19と長孔の係合により上下摺動可能に支持される。ガラス枠施錠杆12には、その上部と下部に正面を向けて鉤部12a,12bが突設され、さらに、その中間部には手動のための操作部12dが背面側に突き出して設けられる。鉤部12a,12bは、基枠体1の取付板2の上部と下部に設けたスリット孔から前方に突出し、その状態でガラス枠施錠杆12は上下に摺動可能に装着される。ガラス枠施錠杆12の係合長孔12cはカム板14と係合可能であるから、第二シリンダ錠11の錠軸がキー操作により左に回されたとき、第二カム板14の回動に伴いガラス枠施錠杆12が下方に摺動し、ガラス枠が解錠する。

0016

図3に示すように、連結杆4とガラス枠施錠杆12の上部と下部には、係合矩形孔4aと12eが形成され、それらの係合矩形孔4a,12eには、上述の支持板3の内側に突設した切起部3aが係合し、連結杆4とガラス枠施錠杆12はこの切起部3aと係合矩形孔4a,12eの係合によっても、安定して上下摺動可能にガイドされる。コイルばね17が取付板2と連結杆4との間にかけ渡され、連結杆4はコイルばね17のばね力により常時下方に付勢されている。

0017

さらに、基枠体1の取付板2の正面側に突出して開放レバー13が軸支される。この開放レバー13は、ガラス枠の解錠時にガラス枠を自動的に開放させるように、常時解放側に付勢するもので、軸13aにより軸支され、コイルばね16がガラス枠施錠杆12との間にかけられている。このコイルばね16は、ガラス枠施錠杆12を常時上方の施錠側に付勢すると共に、開放レバー13を開放側に付勢する。

0018

さらに、基枠体1の支持板3の右側面には、図4に示すように、前パネルを施錠するための前パネル施錠杆15が上下に摺動可能に装着される。この前パネル施錠杆15は、鉤部15aが前方に向けて突設され、前面枠の下部に開閉可能にヒンジを介して取り付けられた前パネルの係止片28を、その鉤部15aで係止するように設けられる。この前パネル施錠杆15には係合長孔15bが上下に設けられ、支持板3の右側面に突設されたガイドピン15cにより上下に摺動可能に支持される。さらに、前パネル施錠杆15と取付板2との間にコイルばね18がかけられ、コイルばね18のばね力により前パネル施錠杆15は常時上方の施錠側に付勢される。また、前パネル施錠杆15の上部には手動で解錠側に押し下げるための操作部15dが突設される。

0019

このように構成された施錠装置は、図5図6に示す如く、パチンコ機の本体枠20に開閉可能に装着された前面枠21の内側における矩形開口部の縁部に、シリンダ錠10と第二シリンダ錠11の先端を前面に露出させ、鉤部材5、6を本体枠20側に向けた姿勢で、取付板2を用いて縦に取付けられる。一方、本体枠20の内側の鉤部材5、6に対応した上下位置には、受け金具24、25が固定される。さらに、ガラス枠22が、前面枠21の開口部に内に取付けられた金枠内にヒンジを開閉可能に取付けられ、そのガラス枠22の自由端部に、ガラス枠施錠杆12の鉤部12a,12bが係止可能な係止片26、27が設けられる。

0020

この施錠装置では、前面枠解錠用のシリンダ錠10とガラス枠解錠用の第二シリンダ錠11のために、前面枠解錠用のキー29とガラス枠解錠用のキー30が別個に用意され、パチンコ遊技場では、例えば前面枠解錠用のキー29は管理者が所持し、ガラス枠解錠用のキー30は通常の係員が所持し、別々に使用される。

0021

パチンコ機の前面枠21を本体枠20に対し閉じると、図5図6のように、施錠装置の上下の鉤部材5、6が本体枠20側の受け金具24、25に当って下方に傾動し、その後コイルばね17の付勢力により戻って係止され、施錠状態となる。

0022

前面枠21を解錠する場合は、図5に示すように、前面枠解錠用のキー29をシリンダ錠10に差し込んで回し、カム板9を図2反時計方向に回転させると、カム板9の係合部が連結杆4の係合孔4cと係合してこれを上方へ摺動させ、上下の鉤部材5、6を下方に傾動させる。この鉤部材5、6の傾動によって、本体枠20の受け金具24、25との係合が外れ、前面枠21は開放可能な状態となる。このような前面枠21の解錠操作は、例えば前面枠解錠用のキー29を所持した管理者が行ない、キー29の不正製造を防止すると共に、前面枠21の不正解錠を防止する。

0023

一方、ガラス枠22を前面枠21の金枠内に閉じると、図6に示すように、ガラス枠22内の係止片26、27がガラス枠施錠杆12の鉤部12a,12bに当り、これを下方に摺動させながら閉じられ、コイルばね16の付勢力によりガラス枠施錠杆10が上方に戻る。これにより、鉤部12a,12bに係止片26、27が係止され、ガラス枠22は施錠状態となる。

0024

ガラス枠22を解錠する場合は、図6に示すように、ガラス枠解錠用のキー30を第二シリンダ錠11に差し込み、これを左方向に回して、第二カム板14を図2時計方向へ回動させると、第二カム板14の係合部がガラス枠施錠杆12の係合長孔12cと係合してこれを下方へ摺動させ、上下の鉤部12a,12bを下方へ摺動させる。この動作によって、ガラス枠22の係止片26、27と鉤部12a,12bとの係合が外れ、ガラス枠22は解錠され、開放レバー13の作用により、ガラス枠22は自動的に開放される。このようなガラス枠22の解錠操作は、例えばガラス枠解錠用のキー30を所持した係員が行ない、遊技中に球が遊技盤上で停留したような場合、係員が迅速にガラス枠を22を開いて停留の解消を行なうことができる。

0025

上皿等を前面に取付けた前パネル23を開く場合、ガラス枠22を開いた状態で、その開口部から内側に手を入れ、前パネル施錠杆15の操作部15dを持って押し下げる。これによって、前パネル施錠杆15が下降し、その鉤部15aと前パネル側の係止片28との係合が外れ、前パネル23が解錠され、開かれる。前パネル23を閉鎖する場合、前パネル23を閉じる方向に押し込むと、その係止片28が前パネル施錠杆15の鉤部15aに係止され、施錠状態となる。

0026

このように、前面枠21は前面枠解錠用のキー29を用いて解錠し、ガラス枠22はガラス枠解錠用のキー30を用いて解錠するため、前面枠解錠用のキー29はパチンコ遊技場の管理者が所持し、ガラス枠解錠用のキー30は係員が所持するようにすれば、前面枠解錠用のキーから簡単に不正キーが作られることを防止することができ、また、パチンコ遊技場での遊技中の通常のメインテナンスはガラス枠解錠用のキー30を所持した係員が迅速に行なうことができ、前面枠の不正解錠を防止することにより、プログラムを書き込んだROMの不正交換等を防止することができる。

0027

なお、上記実施例では、鉤部12a、12bを上部と下部に前方に突出して設けたガラス枠施錠杆12を使用したが、ガラス枠側に設けたガラス枠解錠具解錠動作させる鉤部を有しないガラス枠用作動杆を、支持板3と連結杆4の間に摺動可能に配設する構造としてもよい。この場合、第二シリンダ錠のカム板をガラス枠用作動杆に係合させ、この作動杆を摺動させてガラス枠解錠具を動かし、ガラス枠を解錠する。

発明の効果

0028

以上説明したように、本発明の施錠装置によれば、前面枠枠解錠用のシリンダ錠とガラス枠解錠用の第二シリンダ錠を取り付け、ガラス枠解錠用のキーと前面枠解錠用のキーを別個にして使用できるようにしたから、前面枠解錠用のキーを管理やが所持し、管理者が前面枠の解錠を行なうようにすれば、キーの不正製造を防止すると共に、前面枠の不正解錠を防止し、本体枠内における制御回路の回路部品の不正交換を防止することができる。

図面の簡単な説明

0029

図1本発明の一実施形態を示す施錠装置の右側面図である。
図2同施錠装置の背面図である。
図3施錠装置の分解側面図である。
図4施錠装置の部分左側面図である。
図5前面枠の解錠状態を示す右側面図である。
図6ガラス枠の解錠状態を示す右側面図である。

--

0030

1−基枠体
3−支持板
4−連結杆
5、6−鉤部材
9−カム板
10−シリンダ錠
11−第二シリンダ錠
12−ガラス枠施錠杆
20−本体枠
21−前面枠
22−ガラス枠
23−前パネル
29−キー
30−キー

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