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技術 プラスチックマグネットの製造装置

出願人 パナソニック株式会社
発明者 石川章北川智一中嶋正博
出願日 2000年12月21日 (19年2ヶ月経過) 出願番号 2000-388311
公開日 2002年7月5日 (17年8ヶ月経過) 公開番号 2002-190420
状態 特許登録済
技術分野 プラスチック等の成形用の型 磁化、消磁 コア、コイル、磁石の製造
主要キーワード 左右ネジ 製品空間 マグネットベース マグネットホルダー 下型板 挿入治具 密着保持 角度精度
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年7月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

磁場成形において成形製品磁気特性が均一となるプラスチックマグネット製造装置を提供することを目的とする。

解決手段

下型部11を有する磁場成形金型内に設置した配向用マグネット13各々を固着し搭載する複数のマグネットベース14と、前記マグネットベース14を設定および回動自在に配設する構成体19で構成された配向角度調整機構により、各配向用のマグネット13の配向角度を調整し設定して、磁気回路16を均一化する。

概要

背景

従来のプラスチックマグネット製造装置における磁場成形金型機構)および磁場形成について、図面を用いて説明する。図4は従来のプラスチックマグネットの製造装置における磁場成形金型の要部断面斜視図である。

図4において、1は磁場成形金型における下型部であり、受板5、この受板5上に配置された非磁性体でなる下型板7、この下型板7内に配置された構成体8、上記下型板7に設けたガイドポスト孔4、そして磁場成形金型の下型部1の構成体8内に配設されている永久磁石でなる複数個配向用マグネット3などにより構成されている。

2は上および下型部1より形成される所望成形製品(プラスチックマグネット)の形状を有する製品空間部であるキャビティー部、そして6は永久磁石でなる複数個の配向用のマグネット3により形成される磁気回路である。

前記従来の装置における磁場成形金型においては、前記複数の配向用のマグネット3は磁場成形金型を構成する構成体8内に固定されている。

プラスチックマグネットの製造方法について説明する。まず、溶融されたフェライト入り成形樹脂(図示せず)を磁場成形金型内のキャビティー部2に所定量注入する。すると、キャビティー部2には永久磁石でなる複数個の配向用のマグネット3により磁気回路6が形成されており、注入された溶融樹脂はこの磁気回路6により磁化されながら、やがて固化することにより磁気磁力)を有する成形製品のプラスチックマグネットが製造される。

概要

磁場成形において成形製品の磁気特性が均一となるプラスチックマグネットの製造装置を提供することを目的とする。

下型部11を有する磁場成形金型内に設置した配向用のマグネット13各々を固着し搭載する複数のマグネットベース14と、前記マグネットベース14を設定および回動自在に配設する構成体19で構成された配向角度調整機構により、各配向用のマグネット13の配向角度を調整し設定して、磁気回路16を均一化する。

目的

本発明は前記課題を解決しようとするものであり、磁場成形において成形製品の磁気特性が均一となるプラスチックマグネットの製造装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

磁場成形金型に配設した複数の配向用マグネットと、このマグネットにおける配向角度の調整手段を設けてなるプラスチックマグネット製造装置

請求項2

配向角度の調整手段として、配向用のマグネット各々を固着し搭載する複数のマグネットベースと、前記マグネットベースを設定および回動自在に配設する構成体により構成された配向角度調整機構としてなる請求項1に記載のプラスチックマグネットの製造装置。

請求項3

配向角度調整機構として、構成体に配設された複数個のマグネットベースにマグネットホルダーを介して配向用のマグネットを固着して搭載し、隣接する前記マグネットホルダー間に左右ネジを連結してなる請求項2に記載のプラスチックマグネットの製造装置。

請求項4

左右ネジに代えて偏心ブッシュあるいはスペーサ挿入治具とする配向角度調整機構としてなる請求項2に記載のプラスチックマグネットの製造装置。

技術分野

0001

本発明はモータなどに使用されるプラスチックマグネット製造装置に関するものである。

背景技術

0002

従来のプラスチックマグネットの製造装置における磁場成形金型機構)および磁場形成について、図面を用いて説明する。図4は従来のプラスチックマグネットの製造装置における磁場成形金型の要部断面斜視図である。

0003

図4において、1は磁場成形金型における下型部であり、受板5、この受板5上に配置された非磁性体でなる下型板7、この下型板7内に配置された構成体8、上記下型板7に設けたガイドポスト孔4、そして磁場成形金型の下型部1の構成体8内に配設されている永久磁石でなる複数個配向用マグネット3などにより構成されている。

0004

2は上および下型部1より形成される所望成形製品(プラスチックマグネット)の形状を有する製品空間部であるキャビティー部、そして6は永久磁石でなる複数個の配向用のマグネット3により形成される磁気回路である。

0005

前記従来の装置における磁場成形金型においては、前記複数の配向用のマグネット3は磁場成形金型を構成する構成体8内に固定されている。

0006

プラスチックマグネットの製造方法について説明する。まず、溶融されたフェライト入り成形樹脂(図示せず)を磁場成形金型内のキャビティー部2に所定量注入する。すると、キャビティー部2には永久磁石でなる複数個の配向用のマグネット3により磁気回路6が形成されており、注入された溶融樹脂はこの磁気回路6により磁化されながら、やがて固化することにより磁気磁力)を有する成形製品のプラスチックマグネットが製造される。

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、前記従来の装置における磁場成形金型(機構)では、永久磁石でなる各配向用のマグネット3間に磁束密度磁化配向角度精度加工精度などのバラツキが存在し、磁気特性や磁気精度が向上せず、かつ配向用のマグネット3が固定されているので前記磁場成形金型内の配向磁場が、各極ごとに均等ではないため、成形製品の磁気特性が各極ごとにバラツキを持ちかつ磁気精度が向上せず、完成したプラスチックマグネット(成形製品)を使用する製品において騒音振動などの原因になるという課題を有していた。

0008

本発明は前記課題を解決しようとするものであり、磁場成形において成形製品の磁気特性が均一となるプラスチックマグネットの製造装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

前記課題を解決するために本発明によるプラスチックマグネットの製造装置は、磁場成形金型のキャビティー部(製品空間部)周辺に磁場の配向用のマグネット(永久磁石)を複数個配設する際、各配向用のマグネットに対する配向角度調整機構を設けた構成としたものであり、磁気回路を均一にすることが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0010

本発明の請求項1に記載の発明は、磁場成形金型に配設した複数の配向用のマグネットと、前記マグネットにおける配向角度の調整手段を設けてなるプラスチックマグネットの製造装置としたものであり、キャビティー部に所望の均一な磁気回路を形成することができるという作用を有する。

0011

請求項2に記載の発明は、配向角度の調整手段として、配向用のマグネット各々を固着し搭載する複数のマグネットベースと、前記マグネットベースを設定および回動自在に配設する構成体により構成された配向角度調整機構としてなる請求項1に記載のプラスチックマグネットの製造装置としたものであり、配向用のマグネットをマグネットベースに固着し搭載することにより、配向用のマグネットに負荷を与えることなく配向角度調整ができるという作用を有する。

0012

請求項3に記載の発明は、配向角度調整機構として、構成体に配設された複数個のマグネットベースにマグネットホルダーを介して配向用のマグネットを固着して搭載し、隣接する前記マグネットホルダー間に左右ネジを連結してなる請求項2に記載のプラスチックマグネットの製造装置としたものであり、磁場成形金型を成形機取付けたまま分解することなく配向角度調整が可能であり、調整が容易かつ短時間で行えるという作用を有する。

0013

請求項4に記載の発明は、左右ネジに代えて偏心ブッシュあるいはスペーサ挿入治具とする配向角度調整機構としてなる請求項2に記載のプラスチックマグネットの製造装置としたものであり、請求項2に記載の作用に加えて、任意あるいは複数の調整に対応できるという作用を有する。

0014

以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態におけるプラスチックマグネットの製造装置における磁場成形金型の構成を示す要部断面斜視図、図2は同配向角度調整機構の斜視図、図3は同平面図である。

0015

図1において、18はベースとなる非磁性体あるいは金属材でなる受板、21は受板18の上面に設置されガイドポスト孔17を設けた非磁性体でなる下型板、19は定ピッチで複数の止孔15を設け下型板21の内部に密着し設置した非磁性体でなる構成体、そして14は同じく非磁性体でなり構成体19と摺動し回動自在に嵌め込まれた一体あるいは分割されたマグネットベースである。

0016

13は複数個(本実施の形態では8個)の水平断面扇形状の永久磁石からなる配向用のマグネットであり、構成体19内でマグネットベース14上に固着して搭載され、後述するキャビティー部12の周辺に円形連接して配置されている。

0017

12は複数個の配向用のマグネット13と構成体19により中心部に形成される所望成形製品(プラスチックマグネット)の形状を有する製品空間部であるキャビティー部、そして16は8個の永久磁石でなる配向用のマグネット13によりキャビティー部12内に形成される磁気回路である。

0018

20は止孔15に挿入されマグネットベース14を構成体19に固定する固定調整ボルトである。以上により、プラスチックマグネットの製造装置における磁場成形金型の下型部11を構成しており、前記ガイドポスト孔17により下型部11の上下移動動作を案内あるいは規制するように構成されている。

0019

そして、キャビティー部12における磁気回路16の磁場(磁界)を均一にするために、キャビティー部12の所定磁気回路16の磁界あるいは磁束密度を測定し、所定の配向用のマグネット13を摺動回動させ、固定調整ボルト20を締付けて固定するのである。

0020

次に本発明の具体的な配向用のマグネットにおける配向角度調整機構について、図2図3を用いて説明する。図2において、25はマグネットベース14の端部に2個所設けた固定孔、26は固定孔25を挿通しマグネットベース14を構成体19に調整し固定する固定ボルトである。

0021

23は上あるいは上下および片端開放され、配向用のマグネット13を内部に密着保持した非磁性体でなるマグネットホルダーであり、配向用のマグネット13を所定位置に保持し衝撃による欠けを防止している。

0022

24は同じくコ字状の固定エンドであり、片側面が前記マグネットホルダー23の側端面と、下面がマグネットベース14の上面に固着されている。そして、22は左右ネジであり、両端が各々隣接するマグネットホルダー23の固定エンド24の切欠き部に回動自在に取付けられている。

0023

次に、磁気回路16における磁場、すなわち磁界あるいは磁束密度を均一化するために、配向用のマグネット13の調整動作について図3を用いて説明する。まず、配向用のマグネット13aを調整するには、2個の固定ボルト26bを締付けて配向用のマグネット13bを構成体19に固定する。

0024

次に、2個の固定ボルト26aを緩める。そして、左右ネジ22aを回転させて配向用のマグネット13aを所定方向に摺動し回動させる。その後、2個の固定ボルト26aを締付けて配向用のマグネット13aを所定変更調整位置に固定する。

0025

続いて、配向用のマグネット13bを調整するには、2個の固定ボルト26bを緩めて(固定ボルト13aは固定したまま)左右ネジ22aを回転させ配向用のマグネット13bを所定方向に摺動し回動させる。その後、2個の固定ボルト26bを締付けて配向用のマグネット13bを所定変更調整位置に固定するのである。

0026

以下、同じく必要に応じて磁気回路16における所定箇所の磁界あるいは磁束密度を測定し、他の左右ネジ22で連結した隣接する配向用のマグネット13の残る3個所を順次あるいは同時に調整して、磁気回路16全体を均一化するのである。

0027

以上、各々の配向用のマグネット13を固定しているマグネットベース14に前記構成の配向角度調整機構を設け、キャビティー部12内の所定箇所の磁気回路16を測定し、各配向用のマグネット13の配向角度を調整し各配向用のマグネット13間の磁気特性バラツキを補正し均一にすることで、キャビティー部12に所望の均一な磁気回路16を形成し、従来の技術と同じ動作により磁気特性の優れたプラスチックマグネット(成形製品)を製作することができる。

0028

なお、前記実施の形態では、配向用のマグネット13を8個使用し着磁ピッチ(配向角度)が45度の等ピッチについて説明したが、それ以外の着磁ピッチあるいは任意の着磁ピッチ、例えば90度、60度、45度、35度、65度、65度(計360度)などの着磁ピッチが多様であるプラスチックマグネットも容易に製造可能である。

0029

なおまた、左右ネジ22に替えて、偏心ブッシュあるいは、スペーサの出入による調整設定を行うスペーサ挿入治具を設置する構成の配向角度調整機構としてもよい。

発明の効果

0030

以上のように本発明によれば、配向用のマグネットを直接移動あるいは回動することなく、磁場成形金型内に設置された簡易な機構により、短時間かつ容易に磁気回路を調整して均一にでき、高精度な磁気特性を有するプラスチックマグネットを製作でき、それを用いる製品の騒音や振動などの諸特性を向上することができるという効果を有する。

図面の簡単な説明

0031

図1本発明の実施の形態におけるプラスチックマグネットの製造装置における磁場成形金型の要部断面斜視図
図2同配向角度調整機構の斜視図
図3同平面図
図4従来のプラスチックマグネットの製造装置における磁場成形金型の要部断面斜視図

--

0032

11下型部
12キャビティー部
13配向用のマグネット(永久磁石)
14マグネットベース
15止孔
16磁気回路
17ガイドポスト孔
18受板
19構成体
20 固定調整ボルト
21下型板
22左右ネジ
23マグネットホルダー
24 固定エンド
25固定孔
26 固定ボルト

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