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技術 移動機位置検索システム及び移動機位置検索方法

出願人 日本電気株式会社
発明者 岩本和博
出願日 2000年12月8日 (19年11ヶ月経過) 出願番号 2000-374977
公開日 2002年6月28日 (18年4ヶ月経過) 公開番号 2002-186004
状態 特許登録済
技術分野 無線による位置決定 移動無線通信システム
主要キーワード 位置測定要求 移動機端末 測定要求 位置検索システム 位置範囲 存在範囲 検索エリア 位置検索
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

位置検索をしようとする移動機の位置検索を容易に行うことのできる、精度の向上した移動機位置検索システムを提供すること。

解決手段

本発明の移動機位置検索システムは、前記無線基地局制御装置が、現在位置を検索すべき移動機と同一セル内にあるソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機を選択する手段、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離を算出する手段、及び前記算出された距離を前記現在位置を検索すべき移動機に送信する手段を有し、前記移動機が、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離と、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機との遅延時間差により前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と前記現在位置を検索すべき移動機との間の距離を算出する手段を有することを特徴とする。

概要

背景

近年、携帯電話(PHSを含む)の位置検索方法として多数の方法が報告されている。従来報告されている方法の多くは、複数の無線基地局を用いるシステムであり、携帯電話の位置を検索するためには複数の無線基地局間で同期をとる必要がある。複数の無線基地局間で同期をとるためには複数の無線基地局間での制御信号やりとりをする必要があるため、ネットワークトラフィックが上昇してしまい、IMT−2000で進められているDS−CDMAFDD)には不向きであり、必ずしも有効な手段であるとは言い難い。

特開平9-159746号公報には、親機から子機を検索する位置検索システムが開示されているが、該公報に開示されたシステムは少なくとも3つの基地局を用いるシステムである。また、特開平10-200944号公報には移動端末所在位置を限られた範囲内で特定する移動機端末所在位置検索システムが開示されている。該公報に開示された方法は、上述したようにIMT−2000で進められているDS−CDMA(FDD)には不向きな方法である。

また、特許第3039536号公報には、GPSを用いた移動機位置検索システムが開示されている。該公報に開示された位置検索システムによれば、GPSを用いることにより、移動機の位置を半径数mの精度で特定できるが、移動機にGPSの受信機を備えなければならず、経済的なシステムではなかった。

従って、無線基地局間で同期をとらずに携帯電話(移動機)の位置検索をすることのできる手段が望まれていた。

概要

位置検索をしようとする移動機の位置検索を容易に行うことのできる、精度の向上した移動機位置検索システムを提供すること。

本発明の移動機位置検索システムは、前記無線基地局制御装置が、現在位置を検索すべき移動機と同一セル内にあるソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機を選択する手段、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離を算出する手段、及び前記算出された距離を前記現在位置を検索すべき移動機に送信する手段を有し、前記移動機が、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離と、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機との遅延時間差により前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と前記現在位置を検索すべき移動機との間の距離を算出する手段を有することを特徴とする。

目的

従って、本発明の目的は、位置検索をしようとする移動機の位置検索を容易に行うことのできる、精度の向上した移動機位置検索システム及び移動機位置検索方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

無線基地局制御装置を備えた無線基地局と複数の移動機とからなる移動機位置検索システムであって、前記無線基地局制御装置が、現在位置を検索すべき移動機と同一セル内にあるソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機を選択する手段、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機に位置情報測定要求及び位置測定命令を無線基地局から送信し、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機からの応答を受信することにより、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離を算出する手段、及び前記算出された距離を前記現在位置を検索すべき移動機に送信する手段を有し、前記移動機が、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離と、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機との遅延時間差により前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と前記現在位置を検索すべき移動機との間の距離を算出する手段を有することを特徴とする、移動機位置検索システム。

請求項2

前記移動機が、前記無線基地局に位置情報測定要求を送信する手段を有する、請求項1に記載の移動機位置検索システム。

請求項3

前記無線基地局が、前記移動機にページングをかける手段を有する、請求項1に記載の移動機位置検索システム。

請求項4

無線基地局制御装置を備えた無線基地局と複数の移動機を用いた移動機位置検索方法であって、前記無線基地局制御装置が、現在位置を検索すべき移動機と同一セル内にあるソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機を選択するステップ、前記無線基地局制御装置が、現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機に位置情報測定要求及び位置測定命令を無線基地局から送信するステップ、前記無線基地局制御装置が、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機からの応答を受信し、現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離を算出するステップ、前記算出された距離を前記現在位置を検索すべき移動機に送信するステップ、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離と、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機との遅延時間差により前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と前記現在位置を検索すべき移動機との間の距離を算出し、前記現在位置を検索すべき移動機の現在位置を推定するステップからなることを特徴とする、移動機位置検索方法。

請求項5

前記移動機が、無線基地局に位置情報測定要求を送信するステップを有する、請求項4に記載の移動機位置検索方法。

請求項6

前記無線基地局が、前記移動機にページングをかけるステップを有する、請求項4に記載の移動機位置検索方法。

技術分野

0001

本発明は移動機位置検索システム及び移動機位置検索方法に関するものであり、更に詳細には、位置検索をしようとする移動機の位置検索を容易に行うことができる、精度の向上した移動機位置検索システム及び移動機位置検索方法に関するものである。

背景技術

0002

近年、携帯電話(PHSを含む)の位置検索方法として多数の方法が報告されている。従来報告されている方法の多くは、複数の無線基地局を用いるシステムであり、携帯電話の位置を検索するためには複数の無線基地局間で同期をとる必要がある。複数の無線基地局間で同期をとるためには複数の無線基地局間での制御信号やりとりをする必要があるため、ネットワークトラフィックが上昇してしまい、IMT−2000で進められているDS−CDMAFDD)には不向きであり、必ずしも有効な手段であるとは言い難い。

0003

特開平9-159746号公報には、親機から子機を検索する位置検索システムが開示されているが、該公報に開示されたシステムは少なくとも3つの基地局を用いるシステムである。また、特開平10-200944号公報には移動端末所在位置を限られた範囲内で特定する移動機端末所在位置検索システムが開示されている。該公報に開示された方法は、上述したようにIMT−2000で進められているDS−CDMA(FDD)には不向きな方法である。

0004

また、特許第3039536号公報には、GPSを用いた移動機位置検索システムが開示されている。該公報に開示された位置検索システムによれば、GPSを用いることにより、移動機の位置を半径数mの精度で特定できるが、移動機にGPSの受信機を備えなければならず、経済的なシステムではなかった。

0005

従って、無線基地局間で同期をとらずに携帯電話(移動機)の位置検索をすることのできる手段が望まれていた。

発明が解決しようとする課題

0006

従って、本発明の目的は、位置検索をしようとする移動機の位置検索を容易に行うことのできる、精度の向上した移動機位置検索システム及び移動機位置検索方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

前記課題を解決する本出願の第1の発明は、無線基地局制御装置を備えた無線基地局と複数の移動機とからなる移動機位置検索システムであって、前記無線基地局制御装置が、現在位置を検索すべき移動機と同一セル内にあるソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機を選択する手段、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機に位置情報測定要求及び位置測定命令を無線基地局から送信し、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機からの応答を受信することにより、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離を算出する手段、及び前記算出された距離を前記現在位置を検索すべき移動機に送信する手段を有し、前記移動機が、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離と、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機との遅延時間差により前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と前記現在位置を検索すべき移動機の間の距離を算出する手段を有することを特徴とする、移動機位置検索システムである。

0008

かかる構成とすることにより、無線基地局間で同期をとる必要がないため移動機の位置検索を容易に行うことのできる移動機位置検索システムとなる。また、無線基地局を使用する移動機位置検索システムに比べ、検索エリアが狭くなるため、位置検索の誤差が少なくなり、より精度の向上した移動機位置検索システムとなる。

0009

また、本出願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の移動機位置検索システムにおいて、前記移動機が、前記無線基地局に位置情報測定要求を送信する手段を有することを特徴とする。かかる構成とすることにより、移動機を携帯している者が自分の位置を検索することが可能となる。

0010

また、本出願の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の移動機位置検索システムにおいて、前記無線基地局が、前記移動機にページングをかける手段を有することを特徴とする。かかる構成とすることにより、移動機を携帯している者が他人の有する移動機の位置を検索することが可能となる。

0011

また、本出願の請求項4に記載の発明は、無線基地局制御装置を備えた無線基地局と複数の移動機を用いた移動機位置検索方法であって、前記無線基地局制御装置が、現在位置を検索すべき移動機と同一セル内にあるソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機を選択するステップ、前記無線基地局制御装置が、現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機に位置情報測定要求及び位置測定命令を無線基地局から送信するステップ、前記無線基地局制御装置が、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機からの応答を受信し、現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離を算出するステップ、前記算出された距離を前記現在位置を検索すべき移動機に送信するステップ、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離と、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機との遅延時間差により前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と前記現在位置を検索すべき移動機との間の距離を算出し、前記現在位置を検索すべき移動機の現在位置を推定するステップからなることを特徴とする、移動機位置検索方法である。

0012

かかる構成とすることにより、無線基地局間で同期をとる必要がないため移動機の位置検索を容易に行うことのできる移動機位置検索方法となる。また、無線基地局を使用する移動機位置検索方法に比べ、検索エリアが狭くなるため、位置検索の誤差が少なくなり、より精度の向上した移動機位置検索方法となる。

0013

また、本出願の請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の移動機位置検索方法において、前記移動機が、無線基地局に位置情報測定要求を送信するステップを有することを特徴とする。かかる構成とすることにより、移動機を携帯している者が自分の位置を検索することが可能となる。

0014

また、本出願の請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の移動機位置検索方法において、前記無線基地局が、前記移動機にページングをかけるステップを有することを特徴とする。かかる構成とすることにより、移動機を携帯している者が他人の有する移動機の位置を検索することが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下に、本発明の移動機位置検索システムの一実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の移動機位置検索システムの一実施の形態の構成を示す図である。図1に示すように、本実施の形態の移動機位置検索システムは、無線基地局制御装置11を備えた無線基地局10と複数の移動機A、B及びCとからなる。

0016

前記無線基地局制御装置11は、現在位置を検索すべき移動機と同一セル内にあるソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機を選択する手段、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機に位置情報測定要求及び位置測定命令を無線基地局から送信し、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機からの応答を受信することにより、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離を算出する手段、及び前記算出された距離を前記現在位置を検索すべき移動機に送信する手段を有している。

0017

前記ソフトハンドオーバ状態について以下に簡単に説明する。移動機通信においては基地局と移動機との間で電波のやりとりを行っているが、基地局や移動機から出る電波の届く範囲には限度があるので、通常、通話エリアは「セル」と呼ばれる区画に区切られている。移動機が移動してセルの端に到達し電波が届きにくくなった場合には制御局の指示で更新する基地局が切り替えられる。この基地局の切り替えの際に複数の基地局と同時に交信することにより、電波が途切れないようになっている。この状態をソフトハンドオーバ状態という。

0018

前記無線基地局制御装置11は、現在位置を検索すべき移動機と同一セル内にあるソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機を選択する手段を有している。図1において、現在位置を検索すべき移動機を移動機Aとし、ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機を移動機B及びCとする。本発明において、現在位置を検索すべき移動機と同一セル内にあるソフトハンドオーバ状態にある移動機を選択する理由は、移動機がセルとセルとの境界に存在する確率が高く、ある程度移動機の位置を特定できるからである。

0019

また、前記無線基地局制御装置11は、前記現在位置を検索すべき移動機A、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCに位置情報測定要求及び位置測定命令を無線基地局10から送信し、前記現在位置を検索すべき移動機A、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCからの応答を受信することにより、前記現在位置を検索すべき移動機A、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCと無線基地局10との間の距離を算出する手段を有している。具体的には、前記無線基地局制御装置11は、現在位置を検索すべき移動機A、ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCに対して、位置情報測定要求としてSystem Frame Number(以下、本明細書においてSFNという。1つのデータをある時間毎区切り、その単位毎に付与される番号のこと。)及び位置測定命令を送信する。

0020

前記ソフトハングオーバ状態にある移動機B及びCは、無線基地局10からの位置測定要求を受信した後、無線基地局10から受信したSFNを移動機Aに送信すると共に、位置測定要求のAckとして無線基地局10に対して応答を返す。また、移動機Aについても無線基地局に対してAckを返す。

0021

無線基地局10は、移動機B及びCまでの距離を遅延時間を用いて算出する。無線基地局10はSFNを発信してから同じSFNのAckを受信するまでの時間を測定し、遅延時間/2で算出する。また、移動機における処理時間は無線基地局制御装置11に記録しておくものとする。また、同様に移動機Aについても無線基地局10と移動機Aとの間の距離を算出する。図2は、無線基地局と移動機Aとの間の距離を算出し、移動機Aの位置範囲を示す図である。図2に示すように、移動機Aは、無線基地局から移動機Aが算出した距離にあり、図2において円形で示される位置範囲にあることがわかる。

0022

また、前記無線基地局制御装置11は、前記算出された距離を前記現在位置を検索すべき移動機Aに送信する手段を有している。

0023

また、移動機Aは、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCと無線基地局10との間の距離と、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCとの遅延時間差により前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCと前記移動機Aとの間の距離を算出する手段を有している。図3は、移動機Bが算出した移動機Aの位置範囲を示す図である。図3に示すように、移動機Aは、移動機Bが算出した移動機Aの距離にあり、図3において円形で示される位置範囲にあることがわかる。

0024

上述したように、無線基地局と移動機Aとの距離及び移動機Aと移動機Bとの距離が明らかになると、移動機Aの現在位置は、無線基地局と移動機Aとの距離を示す円周及び移動機Aと移動機Bとの距離を示す円周の交差する場所であることがわかる。図4は、無線基地局と移動機Aとの距離を示す円周及び移動機Aと移動機Bとの距離を示す円周の交差する場所を求める図である。図4から明らかなように、移動機Aは図4において太線で示した範囲に存在することがわかる。図4に示すように、無線基地局10と移動機Aとの距離を示す円周、移動機Aと移動機Bとの距離を示す円周が交差する太線の箇所に移動機Aが存在することが推定できるが、図4における太線のどの箇所に移動機Aが存在するのかはわからない。

0025

また、上述したように、移動機Cと移動機Aとの間の距離も明らかになっている。図5は、移動機Cが算出した移動機Aの位置範囲を示す図である。図5において太線で示すように、移動機Aは、移動機Cが算出した移動機Aの距離にあり、図5において円周と、無線基地局と移動機Aとの距離を示す円周との交差する場所に存在することがわかる。従って、図4及び図5において太線で示される箇所の重複部分に移動機Aが存在していることが推定される。図6は、移動機Aの現在位置を推定する図である。図6は、図4及び図5を重ねた図であり、図6において太線で示される部分に移動機Aがあることが推定される。

0026

本発明の移動機位置検索システムにおいては、前記移動機Aが、前記無線基地局10に位置情報測定要求を送信する手段を有していることが好ましい。このような手段を有することにより、移動機を携帯している者が自分の位置を検索することが可能となる。

0027

また、本発明の移動機位置検索システムにおいては、前記無線基地局10が、前記移動機Aにページングをかける手段を有していることが好ましい。このような手段を有することにより、移動機を携帯している者が他人の有する移動機の位置を検索することが可能となる。

0028

次に、本発明の移動機位置検索方法の一実施の形態について説明する。本発明の移動機位置検索方法は、無線基地局制御装置を備えた無線基地局と複数の移動機を用いた移動機位置検索方法であって、前記無線基地局制御装置が、現在位置を検索すべき移動機と同一セル内にあるソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機を選択するステップ、前記無線基地局制御装置が、現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機に位置情報測定要求及び位置測定命令を無線基地局から送信するステップ、前記無線基地局制御装置が、前記現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機からの応答を受信し、現在位置を検索すべき移動機、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離を算出するステップ、前記算出された距離を前記現在位置を検索すべき移動機に送信するステップ、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と無線基地局との間の距離と、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機との遅延時間差により前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機と前記現在位置を検索すべき移動機との間の距離を算出し、前記現在位置を検索すべき移動機の現在位置を推定するステップからなることを特徴とする。

0029

本発明の移動機位置検索方法は、図1に示す本発明の移動機位置検索システムを用いて実施される。本発明の移動機位置検索方法においては、先ず無線基地局制御装置11が、現在位置を検索すべき移動機Aと同一セル内にあるソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCを選択するステップを有する。ソフトハンドオーバ状態については上述した通りであり、現在位置を検索すべき移動機と同一セル内にあるソフトハンドオーバ状態にある移動機を選択する理由は、移動機がセルとセルとの境界に存在する確率が高く、ある程度移動機の位置を特定できるからである。

0030

次いで、前記無線基地局制御装置11が、現在位置を検索すべき移動機A、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCに位置情報測定要求及び位置測定命令を無線基地局10から送信し、前記無線基地局制御装置11が、前記現在位置を検索すべき移動機A、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCからの応答を受信し、現在位置を検索すべき移動機A、及び前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCと無線基地局10との間の距離を算出する。具体的には、前記無線基地局制御装置11は、現在位置を検索すべき移動機A、ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCに対して、位置情報測定要求としてSFN及び位置測定命令を送信する。

0031

前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCは、無線基地局10からの位置測定要求を受信した後、無線基地局10から受信したSFNを現在位置を検索すべき移動機Aに送信すると共に、位置測定要求のAckとして無線基地局10に対して応答を返す。また、現在位置を検索すべき移動機Aについても無線基地局10に対してAckを返す。

0032

無線基地局10は、移動機B及びCまでの距離を遅延時間を用いて算出する。無線基地局10はSFNを発信してから同じSFNのAckを受信するまでの時間を測定し、遅延時間/2で算出する。また、移動機における処理時間は無線基地局制御装置11に記録しておくものとする。)また、同様に移動機Aについても無線基地局10と移動機Aとの間の距離を算出する。

0033

次いで、前記無線基地局制御装置11は、前記算出された距離を前記現在位置を検索すべき移動機Aに送信し、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCと無線基地局10との間の距離と、前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCとの遅延時間差により前記ソフトハンドオーバ状態にある2台の移動機B及びCと前記現在位置を検索すべき移動機Aとの間の距離を算出し、前記現在位置を検索すべき移動機Aの現在位置を推定する。

0034

現在位置を検索すべき移動機の現在位置を推定する手段について説明する。現在位置を検索すべき移動機Aと無線基地局10との間の距離は上述のようにして求められており、図2に示すように移動機Aは無線基地局から図2における円周上に存在している。また、移動機B及びCと移動機Aとの間の距離も上述ようにして求められており、従って、移動機Bにより算出された移動機Aの存在範囲、及び移動機Cにより算出された移動機Aの存在範囲が明らかとなり、それぞれ図3及び図5に示す。例えば、移動機Bにより算出された移動機Aの存在範囲と無線基地局と移動機Aとの間の距離から移動機Aの存在範囲を求めると、図4のようになる。すなわち、無線基地局と移動機Aとの間の距離、及び移動機Aと移動機Bとの間の距離の交差する場所に移動機Aが存在することが推定され、図4において太線で示した範囲に移動機Aが存在すると推定される。

0035

しかし、これだけでは図4における太線のどの箇所に移動機Aが存在するのかはわからない。図5において明らかなように、移動機Cと移動機Aとの間の距離が明らかになっているので、移動機Aは、移動機Cが算出した距離にあり、図5において太線で示される太線で示されれる箇所に移動機Aがあると推定される。従って、図4及び図5において太線で示される箇所の重複部分に移動機Aが存在していることが推定される。図6は、移動機Aの現在位置を推定する図である。図6は、図4及び図5を重ねた図であり、図6において太線で示される部分に移動機Aがあることが推定される。

0036

本発明の移動機位置検索方法においては、前記移動機Aが、無線基地局10に位置情報測定要求を送信するステップを有していてもよい。このようなステップを有することにより、移動機を携帯している者が自分の位置を検索することが可能となる。

0037

また、本発明の移動機検索方法においては、前記無線基地局10が、前記移動機Aにページングをかけるステップを有していてもよい。このようなステップを有することにより、移動機を携帯している者が他人の有する移動機の位置を検索することが可能となる。

発明の効果

0038

以上説明したように、本発明の移動機位置検索システムによれば、位置検索をしようとする移動機の位置検索を容易に行なうことができる。また、本発明の移動機位置検索システムは無線基地局を使用する移動機位置検索システムに比べ、検索エリアが狭いため位置検索の誤差が少なくなり、より精度の向上したシステムとなる。

0039

また、本発明の移動機位置検索方法によれば、位置検索をしようとする移動機の位置検索を容易に行うことができる。また、本発明の移動機位置検索方法は無線基地局を使用する移動機位置検索方法に比べ、検索エリアが狭いため位置検索の誤差が少なく成り、より精度の向上した方法である。

図面の簡単な説明

0040

図1本発明の移動機位置検索システムの一実施の形態の構成を示す図である。
図2無線基地局と移動機Aとの間の距離を算出し、移動機Aの位置範囲を示す図である。
図3移動機Bが算出した移動機Aの位置範囲を示す図である。
図4図4は、無線基地局と移動機Aとの距離及び移動機Aと移動機Bとの距離の交差する場所を求める図である。る。
図5移動機Cが算出した移動機Aの位置範囲を示す図である。
図6移動機Aの現在位置を推定する図である。

--

0041

10無線基地局
11無線基地局制御装置
A 現在位置を検索すべき移動機
Bソフトハンドオーバ状態にある移動機
C ソフトハンドオーバ状態にある移動機

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