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技術 切除バンドを容易に切除することができる一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器

出願人 明太化成株式会社
発明者 藤樫守光
出願日 2000年12月8日 (20年11ヶ月経過) 出願番号 2000-373715
公開日 2002年6月26日 (19年4ヶ月経過) 公開番号 2002-179119
状態 拒絶査定
技術分野 容器の蓋
主要キーワード 補助環 ツマミ部分 樹脂充填口 軟質プラスチック製 下方外周 硬質プラスチック製 内側環 上方開放
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年6月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

切除バンド欠陥がある場合にも、切除バンドを容易に全て切り離すことができる一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器を得る。

解決手段

上記課題は、上方が開放し、かつ上端部に内側環状部と外側の切除バンドとを形成した身部と、前記身部の上方開放部に蓋をし、前記内側環状部と前記切除バンドとの間に嵌合する蓋環状部を形成された蓋部と、を有し、前記切除バンドが前記身部から切り離し容易に形成された一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器において、前記切除バンドの両端部にツマミが設けられていることを特徴とする一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器によって達成される。

概要

背景

特開平10−167312号公報には、一度開封するとその開封前の形態に戻すことができず、しかし、開封後も密封開閉を繰り返すことができる樹脂密封容器が開示されている。前記容器は、上方が開放した軟質プラスチック製の身部と、身部の開放部に蓋をする硬質プラスチック製の蓋部から構成されている。前記身部の開放した上端部には内側環状部と外側環状部とが設けられ、一方、前記蓋部の周縁部には下方に延びる蓋環状部が設けられ、該蓋環状部が前記内側環状部と外側環状部との間に嵌合することにより容器を密封する。

密封された容器を最初に開封するときは、前記外側環状部に設けられた指掛け突出部を引張り、密封容器周囲の前記外側環状部を身部から切り離すことによって開封が可能になる。このため、一度開封すると容器を元の形態に戻すことができず、容器が一旦開封されたものか否かを容易に認識することができる。

特開平9−202352号公報には、容器の身部上端に設けられた新品確認帯を、ツマミを引張ることによって切り離して最初の開封を可能にする水密性容器が開示されている。特開昭56−41155号公報には、蓋に設けられた側壁下端を、剥取りツマミを引張ることにより切除して最初の開封を可能にする密閉容器が開示されている。

概要

切除バンド欠陥がある場合にも、切除バンドを容易に全て切り離すことができる一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器を得る。

上記課題は、上方が開放し、かつ上端部に内側環状部と外側の切除バンドとを形成した身部と、前記身部の上方開放部に蓋をし、前記内側環状部と前記切除バンドとの間に嵌合する蓋環状部を形成された蓋部と、を有し、前記切除バンドが前記身部から切り離し容易に形成された一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器において、前記切除バンドの両端部にツマミが設けられていることを特徴とする一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器によって達成される。

目的

そこで、本発明の目的は、切除バンドに欠陥がある場合にも、切除バンドを容易に全て切り離すことができる一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

上方が開放し、かつ上端部に内側環状部と外側の切除バンドとを形成した身部と、前記身部の上方開放部に蓋をし、前記内側環状部と前記切除バンドとの間に嵌合する蓋環状部を形成された蓋部と、を有し、前記切除バンドが前記身部から切り離し容易に形成された一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器において、前記切除バンドの両端部に、夫々ツマミが設けられていることを特徴とする一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器。

請求項2

下方に向かって延びる内側環状部と外側の切除バンドとを形成した蓋部と、前記内側環状部と前記切除バンドとの間に嵌合する環状部を上端に形成され、上方が開放した身部と、を有し、前記切除バンドが前記蓋部から切り離し容易に形成された一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器において、前記切除バンドの両端部に、夫々ツマミが設けられていることを特徴とする一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器。

技術分野

0001

本発明は、一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器に関し、特に、最初の開封時に切除する切除バンドを容易に除去することができる一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器に関する。

背景技術

0002

特開平10−167312号公報には、一度開封するとその開封前の形態に戻すことができず、しかし、開封後も密封開閉を繰り返すことができる樹脂製密封容器が開示されている。前記容器は、上方が開放した軟質プラスチック製の身部と、身部の開放部に蓋をする硬質プラスチック製の蓋部から構成されている。前記身部の開放した上端部には内側環状部と外側環状部とが設けられ、一方、前記蓋部の周縁部には下方に延びる蓋環状部が設けられ、該蓋環状部が前記内側環状部と外側環状部との間に嵌合することにより容器を密封する。

0003

密封された容器を最初に開封するときは、前記外側環状部に設けられた指掛け突出部を引張り、密封容器周囲の前記外側環状部を身部から切り離すことによって開封が可能になる。このため、一度開封すると容器を元の形態に戻すことができず、容器が一旦開封されたものか否かを容易に認識することができる。

0004

特開平9−202352号公報には、容器の身部上端に設けられた新品確認帯を、ツマミを引張ることによって切り離して最初の開封を可能にする水密性容器が開示されている。特開昭56−41155号公報には、蓋に設けられた側壁下端を、剥取りツマミを引張ることにより切除して最初の開封を可能にする密閉容器が開示されている。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記の密封容器には、外側環状部である切除バンドを切除する際、密封容器の周囲に亘ってそれを切除する途中で、切除バンドが破断してしまうという課題があった。切除バンドが切除の途中で破断すると、容器の側に切除されずに残った切除バンドを除去するのが困難である。切除バンドが途中で破断する原因として、次のようなことが考えられる。

0006

切除すべき切除バンドを形成した密封容器の身部、又は蓋部は、一般に、射出成形によって成形される。例えば、密封容器の切除バンドを有する身部を形成する場合、身部を成形するための射出成形用金型には、密封容器身部の底部中央に樹脂充填口が設けられる。底部中央に設けられた充填口から樹脂が射出されると、樹脂は身部の底部中央から身部の周縁部に広がり、切除バンド及び内側環状部等が形成された、身部の上端縁部に至る。即ち、樹脂は金型キャビティの中を流れて、身部の底部中央から身部の側壁部を経て、切除バンドの上端に達する。切除バンドの上端に達した樹脂は、更に、金型の切除バンド部分の中を密封容器の周方向に流れて金型キャビティ内を充填する。金型キャビティ内を周方向に流れる樹脂は、やがて、金型キャビティの中を他方から周方向に流れてきた樹脂と出会い融合する。かくして、金型キャビティの充填が完了する。

0007

しかしながら、樹脂の充填量が不足している場合や、金型キャビティの切除バンドを周方向に流れて融合する樹脂の温度が適当でない場合には、切除バンドにひけ等の欠陥を生じる。このような欠陥部では、切除バンドに亀裂が入り、或いは、切除バンドが肉薄になるので切除バンドが部分的に弱くなる。このため、容器の周囲に亘って切除バンドを切除する際、途中の欠陥部分で切除バンドが破断する。樹脂の射出成形において、このような欠陥を皆無にすることは非常に困難であり、事実上不可能であるとも言える。

0008

そこで、本発明の目的は、切除バンドに欠陥がある場合にも、切除バンドを容易に全て切り離すことができる一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

本発明の上記目的は、上方が開放し、かつ上端部に内側環状部と外側の切除バンドとを形成した身部と、前記身部の上方開放部に蓋をし、前記内側環状部と前記切除バンドとの間に嵌合する蓋環状部を形成された蓋部と、を有し、前記切除バンドが前記身部から切り離し容易に形成された一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器において、前記切除バンドの両端部にツマミが設けられていることを特徴とする一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器によって達成される。

0010

この構成では、切除バンドの両端部にツマミが設けられているので、切除バンドの一方の端部に設けられたツマミを引張って切除バンドを切り離している途中で切除バンドの欠陥により切除バンドが破断したならば、切除バンドの他方の端部に設けられたツマミを引張って身部に残った切除バンドを切除することができる。これにより、切除バンドに欠陥がある場合でも、全ての切除バンドを容易に除去することが可能になる。

0011

本発明は、切除バンドが蓋部に形成された密封容器にも同様に適用することができる。即ち、本発明は、下方に向かって延びる内側環状部と外側の切除バンドとを形成した蓋部と、前記内側環状部と前記切除バンドとの間に嵌合する環状部を上端に形成され、上方が開放した身部と、を有し、前記切除バンドが前記蓋部から切り離し容易に形成された一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器において、前記切除バンドの両端部に夫々ツマミが設けられていることを特徴とする一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器である。

発明を実施するための最良の形態

0012

図1乃至図4を参照して、本発明の第1の実施形態による一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器を説明する。図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態による密封容器1は、軟質プラスチック、例えば、ポリプロピレン製の身部2と、前記身部に蓋をする、硬質プラスチック、例えば、スチロール製の蓋部4とから構成される。

0013

身部2は底部6と側壁部8とを有し、底部6及び側壁部8によって収容部10を形成する。側壁部8の上端部には内側環状部12と、環状受け部14と、外側の環状部である切除バンド16とが形成される。内側環状部12は側壁部8の延長上にあり、内側環状部12と側壁部8との境界から環状受け部14が外方に突出して形成される。環状受け部14の上方に切除バンド16が形成され、該切除バンド16は、容易に切り離すことができる肉薄部18を介して環状受け部14と一体に形成される。密封容器1の周囲に亘って延びる切除バンド16の両端にツマミ20a、20bが夫々形成される。蓋部4には、蓋縁部22が蓋平面部24の上面周縁部に形成される。蓋平面部24の下面周縁部には、蓋環状部26が形成され、その内周には補助環状部28が形成される。蓋環状部26の下方外周には、環状突起30が形成される。

0014

次に、図3を参照して、身部2と蓋部4との嵌合について説明する。蓋部4に形成された蓋環状部26は、身部2に形成された内側環状部12と、切除バンド16との間に嵌合される。この時、蓋環状部26に形成された環状突起30が、切除バンド16と環状受け部14との間の肉薄部18に係合して、蓋部4の上方への移動が阻止される。一方、身部2の内側環状部12が、蓋部4の蓋環状部26と補助環状部28との間に嵌合することによって、密封容器1の気密性が確保される。

0015

次に、図4を参照して、切除バンド16及びそれと一体に形成されたツマミ20a、20bの詳細について説明する。切除バンド16は環状受け部14の上方に形成され、それらは肉薄部18を介して環状受け部14と一体に形成されている。切除バンド16は身部2の全周に亘って形成され、その両端部分は幅が狭くなっており、環状受け部14から分離されている。切除バンド16の幅が狭くなった両端部分の上方にツマミ20a、20bが夫々形成される。更に、切除バンド16の先端部分には、先端に向かって厚さが薄くなった突出部32が形成され、最も厚さが薄い先端肉薄部34で一体につながるように形成されている。

0016

本発明の第1の実施形態による密封容器1は次のように使用される。まず、身部2の収容部10に内容物を充填し、次に、身部2の上に蓋部4を載せ、押圧することによって、身部2の切除バンド16と内側環状部12との間に、蓋部4の蓋環状部26を嵌合させる。このとき、軟質プラスチック製の身部2の切除バンド16は外方に延伸し、蓋環状部26の環状突起30が切除バンド16を乗り越えて肉薄部18の窪みに係合する。これにより、蓋部4の上方への移動が阻止される。

0017

密封容器1を開封するときは、ツマミ20aを引張ることによって、切除バンド16の突出部32の先で一体につながっている先端肉薄部34を破断させる。次に、ツマミ20aを更に引張って肉薄部18を切断することにより、切除バンド16を環状受け部14から切り離す。切除バンド16の欠陥によって、環状受け部14から切除バンド16を切り離す途中で切除バンドが破断した場合には、ツマミ20bを引張ることによって、切除バンド16の残りの部分を容易に切除することができる。切除バンド16を全て切除することによって、蓋環状部26の環状突起30と切除バンド16の肉薄部18との係合が外れ、密封容器1の開封が可能になる。勿論、先にツマミ20bを引張って切除バンド16を切り離し、切除バンド16が破断した際にツマミ20aを引張って切除バンド16の残りの部分を切除しても良い。

0018

切除バンド16を切除して開封した後も、身部2の内側環状部12と、蓋部4の蓋環状部26及び補助環状部28との嵌合によって密閉が確保されるため、密封容器1を、開封密封を繰り返すことができる密封容器として使用することができる。

0019

次に、図5を参照して、本発明の第2の実施形態による密封容器50について説明する。密封容器50は、前記第1の実施形態の蓋部と身部の役割逆転させたものである。即ち、密封容器50は、身部52と蓋部54とによって構成され、前記蓋部54は、蓋本体部56と、肉薄部60を介して蓋本体部56と一体に成形された切除バンド58とを有する。切除バンド58の両端部にはツマミ62a、62bが夫々形成される。密封容器50を開封する際には、ツマミ62a又は62bを引張ることによって蓋本体部56から切除バンド58を切除する。その他、第2の実施形態の詳細は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。

0020

以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、開示した実施形態に種々の変更をすることができる。

発明の効果

0021

本発明により、切除バンドに欠陥がある場合にも、切除バンドを容易に全て切り離すことができる一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器が得られた。

図面の簡単な説明

0022

図1本発明の第1の実施形態による密封容器の上面図である。
図2本発明の第1の実施形態による密封容器の側断面図である。
図3身部と蓋部との係合を示す、図1の直線III−IIIに沿って取られた拡大部分断面図である。
図4図1の矢印IVの方向から見たツマミ部分部分拡大側面図である。
図5本発明の第2の実施形態による密封容器の斜視図である。

--

0023

1 一旦開封すると元の形態に戻すことができない密封容器
2 身部
4 蓋部
6 底部
8側壁部
10 収容部
12内側環状部
14 環状受け部
16切除バンド
18肉薄部
20a、20bツマミ
22 蓋縁部
24 蓋平面部
26 蓋環状部
28補助環状部
30環状突起
32 突出部
34 先端肉薄部

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