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技術 パチンコ遊技機の制御回路

出願人 マルホン工業株式会社
発明者 長田泰久
出願日 2000年12月18日 (19年11ヶ月経過) 出願番号 2000-383917
公開日 2002年6月25日 (18年5ヶ月経過) 公開番号 2002-177599
状態 拒絶査定
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) 弾玉遊技機の表示装置
主要キーワード 配線系統図 CRT表示 装着ケース 可変パターン 音響発生 発生指令 出力制御指令 ON作動
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図面 (4)

課題

主制御基板60での制御負担を軽減すると共に、パチンコ遊技機における遊技演出を緻密でリアル表現にすることを提案する。

解決手段

主制御基板60が副制御基板と接続し、該副制御基板を従属制御基板と接続したことにより、主制御基板60が発信した制御指令を、副制御基板が受信処理し、特定作動の実行と、必要に応じて従属制御基板へ制御指令を発信するようにしたことから、主制御基板60の制御負荷が減少することになる。また、該副制御基板では、直接制御する特別作動と密接に連動する作動を実行させるための制御指令を従属制御基板に発信することができることから、副制御基板で直接制御する特別作動と従属制御基板で直接制御する特別作動とが細部にまで一体感を生じさせ得ることになり、遊技きめ細かな演出表現となり得る。

概要

背景

従来のパチンコ遊技機の制御にあっては、パチンコ遊技機裏面に備えられた主制御基板がパチンコ遊技機全体の作動を集中制御している。すなわち、この主制御基板は、遊技盤面上の制御だけでなく、賞球の払い出し制御、発射モータの制御、遊技機外装置とのデータの交換等、パチンコ遊技機全体の制御を行なうものであって、特定作動を直接制御実行する機能を有する複数の制御基板に対し、各種作動に応じた制御指令をそれぞれ時系列的発信することによって、遊技作動を集中して制御管理している。

この様に遊技盤面上の各種作動を主制御基板が集中制御しているため、遊技球払出しに関する払出制御基板と、図柄表示領域における図柄表示態様に関する図柄表示制御基板と、音響に関する音源制御基板と、遊技盤に備えられた電飾装置に関する光源制御基板とが該主制御基板にそれぞれ直接接続され、該各制御基板では受信した制御指令に従って、各々所定の作動を独立して制御実行するようにブロック化した制御回路を構成していることが一般的である。上記各制御基板には、それぞれ中央制御装置(以下CPU)が設置され、主制御基板に設けられているメインCPUでは遊技集中管理するための制御処理を実行しており、また、その他の各制御基板に設けられたCPUでは、主制御基板より受信した制御指令に従って演算処理を行い、各種作動を実行する制御ユニット等を制御している。

このような構成にあっては、主制御基板が、遊技盤に備えられた各検出スイッチから得られた信号に基づいて、所定の遊技を行うために必要な作動を制御実行できる所定の制御基板に対して、制御指令を発信する。ここで、複数の制御基板に制御指令を発信する場合、主制御基板は、各制御基板により実行される各種作動を連動させる制御指令を、それぞれの制御基板に対して時系列的に発信し、該制御指令を受けた制御基板が各制御ユニットを作動させることにより、全体として所定の遊技作動が実行されるようにしている。

概要

主制御基板60での制御負担を軽減すると共に、パチンコ遊技機における遊技演出を緻密でリアル表現にすることを提案する。

主制御基板60が副制御基板と接続し、該副制御基板を従属制御基板と接続したことにより、主制御基板60が発信した制御指令を、副制御基板が受信処理し、特定作動の実行と、必要に応じて従属制御基板へ制御指令を発信するようにしたことから、主制御基板60の制御負荷が減少することになる。また、該副制御基板では、直接制御する特別作動と密接に連動する作動を実行させるための制御指令を従属制御基板に発信することができることから、副制御基板で直接制御する特別作動と従属制御基板で直接制御する特別作動とが細部にまで一体感を生じさせ得ることになり、遊技がきめ細かな演出表現となり得る。

目的

この様なパチンコ遊技機にあっては、遊技に斬新な趣向を提供するため、より凝った遊技を演出する必要性が常に生じている。これに対応するため、従来は上述のように制御指令の伝達経路をブロック化した制御回路が配設され、主制御基板が、制御指令を各制御基板に発信することによって、該各制御基板の実行する種々の作動を集中制御していた。ところが、この様な制御回路では、主制御基板で遊技を統轄制御し、各制御基板に制御指令を同時系列で発信していたものの、払出作動、図柄表示演出、音響演出、電飾演出等が独立して作動することから、各制御基板で制御する作動の連動性に限界があり、これ以上複雑な演出態様を表現することがなかなか難しい状況になってきた。また、新たに複雑な演出を遊技に盛り込むには、該演出を制御するプログラムが増加すること、及び、複雑な作動を実行するプログラムの容量が増大すること等が生じるため、主制御基板のメインCPUの持つ制御処理能力の限界を考慮すれば、新規演出を新たに追加することが困難であった。本発明はかかる問題点を解決することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

パチンコ遊技機の各作動を統括的に制御する主制御基板と、該主制御基板に接続されて、該主制御基板からの制御指令に従ってパチンコ遊技機の特定作動を制御する副制御基板と、副制御基板に接続されて、該副制御基板からの制御指令に従って該副制御基板の特定作動と関係付けられる場合がある特定作動を制御する従属制御基板とを備え、該副制御基板は、主制御基板からの制御指令に基づいて、必要に応じて従属制御基板への制御指令を実行するものとしたことを特徴とするパチンコ遊技機の制御回路

請求項2

副制御基板が、遊技球の払い出しを制御する払出制御基板図柄表示領域において図柄表示態様を制御する図柄表示制御基板、音響を制御する音源制御基板及び電飾装置を制御する光源制御基板のうちのいずれかであり、従属制御基板が、残余の制御基板のうちの、該副制御基板の特定作動と関係付けられる場合がある特定作動を制御する制御基板である請求項1記載のパチンコ遊技機の制御回路。

請求項3

副制御基板が、図柄表示領域において図柄表示態様を制御する図柄表示制御であり、従属制御基板が、図柄表示態様の実行に伴い効果音出力制御する場合がある音声制御基板、又は/及び図柄表示態様の実行に伴い電飾制御する場合がある光源制御基板である請求項1または請求項2に記載のパチンコ遊技機の制御回路。

技術分野

0001

本発明は、遊技を統括的に制御する主制御基板と、該主制御基板の制御指令に従い、特定作動を制御実行する制御基板とを備えたパチンコ遊技機制御回路に関するものである。

背景技術

0002

従来のパチンコ遊技機の制御にあっては、パチンコ遊技機裏面に備えられた主制御基板がパチンコ遊技機全体の作動を集中制御している。すなわち、この主制御基板は、遊技盤面上の制御だけでなく、賞球の払い出し制御、発射モータの制御、遊技機外装置とのデータの交換等、パチンコ遊技機全体の制御を行なうものであって、特定作動を直接制御実行する機能を有する複数の制御基板に対し、各種作動に応じた制御指令をそれぞれ時系列的発信することによって、遊技作動を集中して制御管理している。

0003

この様に遊技盤面上の各種作動を主制御基板が集中制御しているため、遊技球払出しに関する払出制御基板と、図柄表示領域における図柄表示態様に関する図柄表示制御基板と、音響に関する音源制御基板と、遊技盤に備えられた電飾装置に関する光源制御基板とが該主制御基板にそれぞれ直接接続され、該各制御基板では受信した制御指令に従って、各々所定の作動を独立して制御実行するようにブロック化した制御回路を構成していることが一般的である。上記各制御基板には、それぞれ中央制御装置(以下CPU)が設置され、主制御基板に設けられているメインCPUでは遊技を集中管理するための制御処理を実行しており、また、その他の各制御基板に設けられたCPUでは、主制御基板より受信した制御指令に従って演算処理を行い、各種作動を実行する制御ユニット等を制御している。

0004

このような構成にあっては、主制御基板が、遊技盤に備えられた各検出スイッチから得られた信号に基づいて、所定の遊技を行うために必要な作動を制御実行できる所定の制御基板に対して、制御指令を発信する。ここで、複数の制御基板に制御指令を発信する場合、主制御基板は、各制御基板により実行される各種作動を連動させる制御指令を、それぞれの制御基板に対して時系列的に発信し、該制御指令を受けた制御基板が各制御ユニットを作動させることにより、全体として所定の遊技作動が実行されるようにしている。

発明が解決しようとする課題

0005

この様なパチンコ遊技機にあっては、遊技に斬新な趣向を提供するため、より凝った遊技を演出する必要性が常に生じている。これに対応するため、従来は上述のように制御指令の伝達経路をブロック化した制御回路が配設され、主制御基板が、制御指令を各制御基板に発信することによって、該各制御基板の実行する種々の作動を集中制御していた。ところが、この様な制御回路では、主制御基板で遊技を統轄制御し、各制御基板に制御指令を同時系列で発信していたものの、払出作動、図柄表示演出、音響演出、電飾演出等が独立して作動することから、各制御基板で制御する作動の連動性に限界があり、これ以上複雑な演出態様表現することがなかなか難しい状況になってきた。また、新たに複雑な演出を遊技に盛り込むには、該演出を制御するプログラムが増加すること、及び、複雑な作動を実行するプログラムの容量が増大すること等が生じるため、主制御基板のメインCPUの持つ制御処理能力の限界を考慮すれば、新規演出を新たに追加することが困難であった。本発明はかかる問題点を解決することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、パチンコ遊技機の各作動を統括的に制御する主制御基板と、該主制御基板に接続されて、該主制御基板からの制御指令に従ってパチンコ遊技機の特定作動を制御する副制御基板と、副制御基板に接続されて、該副制御基板からの制御指令に従って該副制御基板の特定作動と関係付けられる場合がある特定作動を制御する従属制御基板とを備え、該副制御基板は、主制御基板からの制御指令に基づいて、必要に応じて従属制御基板への制御指令を実行するものとしたことを特徴とするパチンコ遊技機の制御回路と、該制御回路を備えたパチンコ遊技機である。ここで、特定作動とは、各制御基板が制御ユニットを直接制御して実行させることのできる作動を言う。

0007

このように、主制御基板が副制御基板と接続し、該副制御基板を従属制御基板と接続したことにより、主制御基板が遊技球の入賞等によって、遊技を演出するための制御指令を発信し、該制御指令を受信した副制御基板が特定作動の制御実行と、必要に応じて従属制御基板へ制御指令を発信し、該制御指令に従い従属制御基板が特定作動を制御実行する階層状の指示伝達系統を構成する制御回路が配設される。これにより、従来の制御回路では主制御基板が関係する各制御基板に対し遊技作動毎に制御指令を頻繁に発信していたのに対し、本発明では遊技に対し包括的な制御指令を発信できることになり、主制御基板の命令送信負荷が減少することから、この制御負担の余裕分を使用して、遊技の種々の演出作動をより細かく統轄制御することや、不正防止やノイズ対策等をより厳重に制御することができることとなる。

0008

上述の制御回路では、所定の遊技作動を実行するために主制御基板が発信した制御指令に従って、副制御基板は直接制御する特定作動を実行し、該副制御基板で直接制御できない作動については、該特定作動と関係付けられる場合がある特定作動を制御実行できる従属制御基板に対し、副制御基板から制御指令を発信する。これによって、副制御基板が直接制御する特定作動と密接に連動する制御指令を従属制御基板に伝達できるため、副制御基板が制御する特定作動と従属制御基板が制御する特定作動からなる遊技をよりダイナミックな演出態様とすることができる。

0009

ここで、副制御基板が直接制御する特定作動と関係付けられる場合がある従属制御基板が直接制御する特定作動としては、上述の様に、所定の遊技を実行するため、主制御基板より発信された制御指令に従って副制御基板の特定作動と連動することにより、所定の遊技を該副制御基板の特定作動と共に共同演出する従属接続基板の特定作動を示す。さらには、該副制御基板以外に主制御基板と直接接続している制御基板が制御実行する特定作動に関連した制御指令を、主制御基板より受信した副制御基板が該制御指令に対し直接制御する特定作動を実行せず、該制御指令を従属制御基板に伝達し、前記制御基板の特定作動と連動して所定の遊技を共同演出する従属接続基板の特定作動も含まれる。

0010

さらに上記の制御回路にあって、主制御基板より受信した制御指令の内容によっては、副制御基板の直接制御する制御ユニットによる特定作動のみでよいため、副制御基板が従属制御基板に制御指令を発信しない場合もあり得る。また、副制御基板が主制御基板より受信した制御指令では、該副制御基板が直接制御する特定作動がなく、該制御指令をそのまま従属制御基板に発信することがあっても良い。

0011

このような副制御基板として、払出制御基板、図柄表示制御基板、音源制御基板及び光源制御基板のいずれかが設置されれば良く、従属制御基板としては、残余の制御基板のうちの、該副制御基板の特定作動と関係付けられる場合がある特定作動を制御する制御基板が設置されれば良い。例えば、副制御基板に、図柄表示領域において図柄表示態様を制御する図柄表示制御を設け、従属制御基板に、図柄表示態様の実行に伴い効果音出力制御する場合がある音声制御基板、又は/及び図柄表示態様の実行に伴い電飾制御する場合がある光源制御基板を設けた構成が提案される。この構成によって、主制御基板より図柄表示制御基板に伝達された図柄表示態様の制御指令を、該図柄表示制御基板が処理し、図柄表示装置で所定の図柄表示態様を作動させると共に、該図柄表示態様に関する効果音の出力制御指令を音源制御基板に伝達し、該音源制御基板は所定の音響をスピーカーより出力させる。同時に該図柄表示制御基板は図柄表示態様に関する電飾制御指令を光源制御基板に伝達し、該光源制御基板は所定のランプLED等を発光させる。

0012

上記の構成では、払出制御基板は主制御基板と直接接続され、主制御基板から遊技球の賞球や貸球等の制御指令を直接受信して制御処理する。但し、該払出制御基板は従属制御基板を持たないため、払出作動に伴う音響作動や電飾作動がある場合、それら特定作動に係わる制御指令は、主制御基板より図柄表示制御基板を介して、音源制御基板や光源制御基板に伝達されることによって、該特定作動が実行されることとなる。

0013

また、このような制御回路として、上記構成の他に、主制御基板の制御指令を受信する払出制御基板を副制御基板として設け、該払出制御基板から制御指令を受信する従属制御基板に音源制御基板や光源制御基板が接続される構成とすることもでき得る。この場合には図柄表示制御基板は主制御基板と直接接続されて、従属基板を持たないこととなる。さらには、副制御基板の図柄表示制御基板に光源制御基板(もしくは音源制御基板)が接続され、副制御基板の払出制御基板に音源制御基板(もしくは光源制御基板)が接続されている構成としても良い。また、副制御基板に音源制御基板や光源制御基板を配置して、図柄表示制御基板と払出制御基板を従属制御基板として配置する等、多様な配置をすることができ得る。

0014

上記のような制御回路を構成するパチンコ遊技機にあって、該パチンコ遊技機の制御回路が主制御基板、副制御基板、従属制御基板と階層状に配置されることによって、指示伝達系統が明確で、解り易くなり、検査整備等の作業も容易に行うことができ得る。

発明を実施するための最良の形態

0015

本発明の実施例を図面に従って説明する。図1はパチンコ遊技機の正面図であり、パチンコ遊技機1、前面枠3、遊技盤4を備え、さらに下方部分には、前面パネルに配設された上受け皿41及び下受け皿42を上下に備え、さらに右下には回転式発射ハンドル40が設けられている。

0016

図2は、パチンコ遊技機1の遊技盤4の正面図であって、その盤面中央には、装着ケース(図示せず)の前部に固定されたセンターケース7が配設され、該センターケース7内に液晶表示器CRT表示器、ドットマトリックスまたは7セグメント指示器等からなる図柄表示装置6が設けられる。この図柄表示装置6には三つの特別図柄A,B,Cが夫々表示される。この特別図柄A,B,Cは、「0」〜「13」等の数字からなる。

0017

このセンターケース7の下部両側には4個のパイロットランプからなる特別図柄始動記憶数表示装置8が設けられる。この特別図柄始動記憶数表示装置8は、図3で示す主制御基板60内の記憶装置RAMの一部領域に記憶された球数を表示する。

0018

さらに図柄表示装置6上には、特定の色を点灯する三個のLEDからなる普通図柄表示装置10が配設される。この三個のLEDは順次点滅して、種々の組み合わせの点灯態様を表示する。そして、この点灯態様が所定の当たり状態の場合には、普通電動役物15を開放する。尚、この普通図柄表示器10としては、液晶表示器や一乃至複数個の7セグメント指示器等により構成し、その表示内容により、当たり,はずれを決定するものであっても良い。

0019

センターケース7の両側には、普通図柄作動ゲート(普通図柄始動領域)13,13が設けられ、該普通図柄作動ゲート13,13内には、遊技球を検知する普通図柄始動スイッチS2 (図3参照)を備え、該普通図柄始動スイッチS2 から球検出信号が発生すると、普通図柄表示装置10が図柄変動する。

0020

また、普通図柄表示装置10の下側位置には、4個のパイロットランプからなる普通始動記憶数表示装置11が設けられ、普通図柄始動スイッチS2 からの球検出信号が、所定数を上限として主制御基板60内の記憶装置RAMの一部領域に記憶された場合に、その記憶数を表示する。

0021

普通図柄表示装置10の表示結果が、上述したような所定の当たり状態の場合には、センターケース7の直下位置に配設した普通電動役物15の左右の開閉翼片が約0.5秒拡開して、図柄始動領域14の開口度を拡開させ、球が入り易い状態に変換する。すなわちこの普通電動役物15の球入口は、図柄表示装置6を駆動するための、図柄始動領域14となる。また、普通電動役物15内には、球検出を構成する光電スイッチ、リミットスイッチ等の特別図柄始動スイッチS1(図3)が備えられ、該特別図柄始動スイッチS1 による球通過検知に伴って、図柄表示装置6の特別図柄A,B,Cが変動表示する。

0022

前記普通電動役物15のさらに下方には、特定領域19を有する可変入賞口17を備え、蓋体18をソレノイドにより開閉制御することにより可変入賞口17を開放状態閉鎖状態のいずれかに変換する可変入賞装置16が配設されている。この可変入賞装置16の可変入賞口17には、特定領域19に入った遊技球を検知する特定領域スイッチ役物連続作動スイッチ)S3と大当たり中の入賞個数を計算する入賞球検知スイッチ(カウントスイッチ)S4とが設けられている。

0023

次に上記パチンコ遊技機1の作動につき説明する。図柄始動領域14から遊技球が流入すると、賞球の供給と共に特別図柄A,B,Cが駆動する。尚、連続的に通過した場合には、特別図柄始動スイッチS1による球検出が始動記憶装置RAMに記憶され、その記憶に基づいて上述のように特別始動記憶数表示装置8のLEDが順次点灯し、最高四回まで保留される。このLEDは図柄が変動開始する都度、消灯されて、記憶数が減少する。

0024

この特別図柄A,B,Cは、所定の図柄順列に従って変動した後、約6.5秒以上経過すると、特別図柄A,B,Cの順番に図柄変動が停止する。そして、特別図柄A,B,Cが同じ図柄の組み合わせになると、大当たりが発生し、スピーカーからファンファーレを発すると共に、可変入賞装置16の可変入賞口開放ソレノイド(図3参照)が駆動して、蓋体18が前方に傾動して可変入賞口17が開放する。この開放は、所定時間(30秒)が経過するか、該所定制限時間内で、入賞球検知スイッチ(カウントスイッチ)S4により10個の遊技球の入賞検知がなされるまで継続される。また上述したように、可変入賞口17の特定領域19を通過し、特定領域スイッチ(役物連続作動スイッチ)S3 がオンした時は、次のラウンドへの条件が充足され、一旦蓋体18が閉鎖駆動して、一ラウンドが終了すると、その動作終了後に再び可変入賞口17が開放して、次のラウンドへ移行する。このように開閉ラウンドが繰り返されて、可変入賞口17の連続開放作動を生じ、遊技者に所定の利得が共される。

0025

ここで、本発明の要部につき図3に示す配線系統図に従って説明する。上述の主制御基板60には、パチンコ遊技機1の遊技作動等を統轄制御するための基板回路が設けられており、該主制御基板に設置されているメインCPUは、遊技に関する統括的な制御を処理実行するものであって、該メインCPUが演算処理に用いる動作プログラムを格納するROMと、必要なデータを随時読み書き可能なRAMとが、データを読み書きするアドレスを指定する情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示せず)と、データのやり取りを行なうデータバス(図示せず)により接続され、該主制御基板60の基板回路を構成している。該ROMには、制御プログラム乱数テーブル等の固定データが記憶されている。該乱数テーブルには0〜315のコマからなる大当り特別乱数K、0〜14の15コマからなる大当り図柄乱数L、ハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc 、及び0〜28のコマからなるリーチ乱数N等が格納され、所定の要件が充足されるとメインCPUにて該各乱数の抽選が行われる。また、RAMには、特別図柄始動スイッチS1 、普通図柄始動スイッチS2 のON作動による記憶数等が一時的に記憶される記憶エリアソフトタイマを構成するレジスタ領域及びワークエリア等が設けられている。

0026

この主制御基板60の基板回路には、メインCPUが周辺機器データ通信を行う入力ポート及び出力ポートが設けられており、該出力ポートを介して主制御基板60からの制御指令が図柄表示制御基板62と払出制御基板65の各入力ポートに向け、一方向に発信されるように接続されている。また、主制御基板60の入力ポートには盤面中継基板61を介して特別図柄始動領域14に設けられた特別図柄始動スイッチS1、普通図柄始動スイッチS2 、特定領域スイッチ(役物連続作動スイッチ)S3、入賞球検知スイッチS4が接続され、各スイッチから送り出された信号を波形整形回路により波形整形してメインCPUに入力データとして伝えられ、その情報がRAMに記憶される。また、主制御基板60の出力ポートには、盤面中継基板61を介して普通電動役物15のソレノイドや、可変入賞口17のソレノイド等が接続され、メインCPUが所定の条件を選出した場合に作動される。

0027

上述の図柄表示制御基板62には図柄表示装置6上で表出される図柄表示態様を制御するための基板回路が設けられており、該図柄表示態様を制御処理する図柄制御CPUが、該図柄制御CPUの行う演出プログラムが格納されているROMと、必要なデータを読み書きできるRAMと、入力ポート及び出力ポートとに接続され、該図柄表示制御基板62の基板回路を構成している。該ROMには、動作プログラム、特別図柄表示領域の可変パターン及びその表示パターン大当たり遊技パターンリーチ遊技パターン等の固定データも記憶されている。

0028

上記の図柄表示制御基板62では、主制御基板60より入力ポートを介して受信した制御指令を図柄制御CPUにおいて演算処理し、所定の図柄表示態様を演出する図柄データを、出力ポートを介して表示用ドライバに送信する。該表示用ドライバは該図柄データに従って、図柄表示装置6に設けられている図柄表示器に所定の図柄を表出させる。この図柄表示器としては、CRT表示器やLCD(液晶表示器等を好ましく用い得る。また、図柄表示制御基板62は、主制御基板60から受信した制御指令に基づいて、必要に応じて、所定の図柄表示態様の演出と連動させる音響と電飾の各作動を制御するための制御指令を、図柄制御CPUから出力ポートを介して、音源制御基板63と光源制御基板64へそれぞれ発信する。

0029

上記の音源制御基板63には、スピーカから発生する効果音等を制御するための基板回路が設けられており、音響を制御する音源制御CPUが、動作プログラムや音響発生パターン等の固定データが記憶されているROMと、必要なデータを読み書きするRAMと、入力ポート及び出力ポートとに接続されて該音声制御基板63の基板回路を構成している。該音源制御基板63は、上記の図柄表示制御基板62より入力ポートを介して受信した制御指令を音源制御CPUで演算処理し、所定の音データを出力ポートを介してサウンドジェネレータに発信して、該音データを受けてスピーカーに出力される。

0030

また、上記の光源制御基板64には、パチンコ遊技機1に備えられたLEDや装飾ランプといった電飾装置を制御するための基板回路が設けられており、電飾装置の点灯、点滅等を制御する光源CPUが、動作プログラムやLEDや装飾ランプを電飾させるための電飾パターン等の固定データが記憶されているROMと、必要なデータを読み書きするRAMと、入力ポート及び出力ポートとに接続されて該光源制御装置64の基板回路を構成している。該光源制御基板64において、上記の図柄表示制御基板62より入力ポートを介して受信した制御指令を光源制御CPUで演算処理し、所定の光データを出力ポートを介して、LEDや装飾ランプ等を発光作動するドライバを配した光源作動基板に送信し、所定のLEDや装飾ランプ等を点灯、点滅させる。

0031

一方、主制御基板60には、遊技球の貸球や賞球等を制御する基板回路を設けた払出制御基板65が接続されており、該払出制御基板65は、主制御基板60より受信した制御指令に従い、払出CPUで演算処理し、所定のデータを出力ポートを介して払出中継基板に送信し、該データにより貸球ユニット賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動し、所定の貸球や賞球を供給させる。この払出制御基板65では、動作プログラム、賞球や貸球の球数パターン等の固定データが記憶されているROMと、球数カウントデータ等の必要なデータを読み書きするRAMと、入力ポート及び出力ポートが払出源制御CPUと接続されて基板回路を構成している。さらに、払出制御基板65は、遊技球の貸球を記憶したプリペイドカードの読み込み書き込みを行うプリペイドカードユニットと、該プリペイドカードのデータ処理中継するCR接続基板を介して接続され、遊技球の残球等のデータをやりとりする。

0032

次に本発明の制御要領をパチンコ遊技機1の作動に従って説明する。遊技球が発射装置より遊技盤面4に発射され、該遊技球が図柄始動領域14を通過し、特別図柄始動スイッチS1がON作動すると、該データが盤面中継基板を介して主制御基板に送信される。該データは、メインCPUで演算処理され、それに基づき賞球指令を払出制御基板65に発信すると共に、賞球作動に連動する賞球音や賞球ランプ等の発生指令を図柄表示制御基板62に発信する。該払出制御基板66は受信した賞球指令を、ROMやRAMの記憶データを用いて払出制御CPUにて演算処理し、払出中継基板を介し賞球ユニットのソレノイドを作動させることにより所定の賞球が払い出される。これと同期して、該図柄表示制御基板62は、受信した賞球音や賞球ランプの発生制御指令を音源制御基板63と光源制御基板64にそれぞれ発信し、これを受けた音源制御基板63は、ROMやRAMの記憶データを用いて音源制御CPUにて演算処理し、サウンドジェネレータを介してスピーカーより所定の賞球音を上記賞球の払出時に合わせて出力する。同時に光源制御基板64でも、光源制御CPUがROMやRAMの記憶データを用いて演算処理し、光源作動基板を介して所定のLEDや装飾ランプ等を点灯、点滅させる。

0033

尚、上述の過程において、特別図柄始動スイッチS1のON作動による始動記憶数が主制御基板60のRAM上で満杯(四個)となっている場合、図柄始動領域14を遊技球が通過しても無効としたり、特別図柄表示領域が変動中の場合には、始動記憶数を一個加算するなどの処理が行われる。そして、この始動記憶数を表示するための制御指令が図柄表示制御基板62に送信して、特別図柄始動記憶数表示装置8を所定の始動記憶数だけ点灯させる。

0034

上述の様に、特別図柄始動スイッチS1のON作動もしくは、主制御基板60のRAMに記憶されている始動記憶数の消費によって、主制御基板60では、ROMに記憶されている各種乱数テーブルを用いてメインCPUが、前述の大当たり図柄乱数L、ハズレ図柄乱数、リーチ図柄乱数N等の各図柄乱数の選出と、大当たり特別乱数Kを選出する。選出された大当たり乱数Kによって、図柄表示装置6にて演出する図柄表示態様に関する所定の図柄乱数からなる制御指令を図柄表示制御基板62に発信する。

0035

上記図柄制御指令を受けた図柄表示制御基板62の図柄制御CPUは、該制御指令に従って、ROMに記憶されている所定の表示プログラムを用いて演算処理し、図柄表示装置6で演出する特別図柄の変動表示パターンからなる図柄表示態様を決め、図柄表示器6で特別図柄A、B、Cを変動表示させる。そして、該図柄表示態様に従って該特別図柄A,B,Cを順次停止し、該特別図柄A,B,Cを確定表示する。同時に該図柄表示CPUは、音響作動と発光作動を該図柄表示態様に連動させるため、音響制御指令を音源制御基板63に発信すると共に、電飾制御指令を光源制御基板64に発信する。

0036

該音響制御指令を受けた音源制御基板63は、ROMに記憶されている動作プログラム等を用いて音源制御CPUが演算処理を行い、得られた音データをサウンドジェネレータを介してスピーカより出力する。また上記光源制御基板では、電飾制御指令に従って、ROMに記憶されている動作プログラム等を用いて光源制御CPUが演算処理を行い、得られた光データを、光源作動基板を介して、所定のLEDもしくは装飾ランプを点灯、点滅させる。

0037

ここで、上述の大当たり特別乱数Kが大当たりを選出した場合、主制御基板60は上述の大当たり図柄乱数Lとリーチ図柄乱数Nからなる制御指令を図柄表示制御基板62に発信する。該制御指令に従って、所定の図柄態様で特別図柄A,B,Cを大当たり図柄になるよう確定表示し、該大当たり確定と同期して、賞球が行われるように、主制御基板60は賞球指令を払出制御基板65に発信すると共に、図柄表示装置6で大当たり演出を表示するための制御指令を図柄表示制御基板62に送信する。該払出制御基板65と図柄表示制御基板62は、それぞれが受信した制御指令に従って所定の作動を実行する。さらに、該主制御基板60は、盤面中継基板61を介して可変入賞口17の開放するように可変入賞口ソレノイドを作動させる。そして、可変入賞口17に遊技球が挿入され、該可変入賞口17内の特定領域スイッチS3や入賞球検知スイッチS4がONされると、その信号が盤面中継基板61を介して主制御基板60に伝達され、必要に応じて、図柄表示制御基板62や払出制御基板65に制御指令を発信して、所定の作動を実行させる。

0038

一方、Kが当たりコマでない場合には、上述のハズレ図柄乱数からなる制御指令を主制御基板60から図柄表示制御基板62に発信し、該図柄表示制御基板62は該制御指令に従って、特別図柄A,B,Cをハズレ表示する。この場合、ハズレ図柄乱数の選出による制御指令によっては、特別図柄A=Bを一旦表示し、所定のリーチ変動表示態様によるリーチ作動を発生させるようにした後、ハズレ図柄態様とすることもでき得る。

0039

本発明はこの形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な形態で実施しうるのものである。また、本発明はいわゆる第1種パチンコ機だけでなく第2種パチンコ機、第3種パチンコ機等、所定の構成を具備する他の機種にも適用され得る。

発明の効果

0040

本発明は、パチンコ遊技機の遊技作動を制御する制御回路であって、主制御基板と接続し、該主制御基板からの制御指令に従ってパチンコ遊技機の特定作動を制御する副制御基板と、副制御基板と接続し、該副制御基板からの制御指令に従って特定作動を制御する従属制御基板とを配設したことにより、主制御基板が発信する制御指令の送信負荷を減少することができるため、主制御基板における制御処理に生じた余裕を用いて、遊技をより細かく演出する統轄制御や、より厳重な不正防止やノイズ対策等の制御を行うことができ得る。

0041

遊技作動が、主制御基板から発信する制御指令によって、副制御基板で制御する特別作動と、従属制御基板で制御する特定作動によって実行されることから、遊技をより緻密で複雑な内容として演出でき得る。この副制御基板に図柄表示基板を設け、従属制御基板に音源制御基板と光源制御基板を設置することによって、表出される図柄表示態様とそれに連動する音響や電飾からなる遊技に一層躍動感が生じ、演出に奥行きが付与されて、演出効果と遊技の趣向性が向上する。

0042

この様に、主制御基板、副制御基板、従属制御基板を階層状に配置することによって、制御回路が整理されて、指示伝達系統が解り易くなるため、検査や整備等が比較的容易に行えるようになるという利点も生じる。

図面の簡単な説明

0043

図1本発明のパチンコ遊技機1の正面図である。
図2遊技盤4の正面図である。
図3本発明にかかる制御回路の配線系統図の具体例である。

--

0044

1パチンコ遊技機
6図柄表示装置
60主制御基板
61盤面中継基板
62図柄表示制御基板
63音源制御基板
64光源制御基板
65払出制御基板
S1 特別図柄始動スイッチ
S2 普通図柄始動スイッチ
S3役物連続作動スイッチ

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