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図面 (9)

課題

視野角を付けて表示面を見た使用者の目に輝線が入らないようにした、表示品位の高い液晶表示装置を提供する。

解決手段

本液晶表示装置は、バックライト装置ランプに直交する方向の側部70の構成が異なることを除いて従来の液晶表示装置と同じ構成を備えている。側部70では、第1光拡散シート40の縁端面導光板38の縁端面38cと面一に整合されて、バックライトシャーシ56の内側面56aに対面する一方、第1レンズシート42及び第2レンズシート44の各端部42a、44aは、それぞれの縁端面が導光板38の縁端面38cより外方に延在するように、第2光拡散シート46の縁端面と面一に整合して、バックライトシャーシ56に設けられた段部72上に密着して配置されている。段部72は、内側面56aより外方にバックライトシャーシ56を切り欠いて段差を付けたようにして設けられている。

概要

背景

液晶表示装置は、軽量で薄型画像表示装置として多用されていて、一般的には、液晶表示パネルと、液晶表示パネルの裏面から液晶表示パネルを照射するバックライト装置と、液晶表示パネルの表示面を露出させる表示窓を有し、液晶表示パネルとバックライト装置とを一体的に保持する筐体とを備えている。

ここで、図3から図5を参照して、従来の液晶表示装置の構成を説明する。図3は液晶表示装置の構成を示す展開図、図4はランプに直交した図3の矢視A−A′の断面図でバックライト装置の構成を示す図、及び図5はランプに平行な図3の矢視B−B′の断面図でバックライト装置のランプに直交する縁部の構成を示す図である。液晶表示装置10は、図3に示すように、表示面を備え、表示面に画像を表示する液晶表示パネル12と、液晶表示パネル12の裏面に設けられ、裏面から液晶表示パネル12を照射するバックライト装置14と、液晶表示パネル12とバックライト装置14とを上下から一体的に保持する枠体16及び2個の支持体18とを備えている。

枠体16は、液晶表示パネル12の表示面を露出させる表示窓20を有し、表示窓20の周り側枠部を備えたフレーム状金属製部材であって、液晶表示装置のシールド体としての機能を有する。そして、枠体16は、バックライト装置14上に配置された液晶表示パネル12を覆い、かつ、液晶表示パネル12をバックライト装置14に押圧するように支持体18に掛止され、支持体18と協働して、液晶表示パネル12とバックライト装置14の筐体を構成し、かつシールド体として機能する。支持体18は、バックライト装置14を左右で支えるように、図1に示すものが、バックライト装置14の一部としてバックライト装置14を挟んで両側縁部に設けてある。

液晶表示パネル12は、図4及び図5に示すように、外側の第1偏光板22と、第1偏光板22と対を成す第2偏光板24と、第1及び第2偏光板22、24との間に挟まれたカラーフィルタ26及びTFT基板28と、カラーフィルタ26とTFT基板28との間でTFT基板28の周辺部を覆うブラックマトリックス部30とから構成されている。また、液晶表示パネル12は、図1に示すように、周辺部に液晶表示駆動回路32、34を備えている。

バックライト装置14は、図3及び図4に示すように、光源として光を投射するランプ36と、アクリル樹脂等の板状体として形成され、ランプ36から投射された光を導く導光板38と、TFT基板28に向かって導光板38の一方の面(表面)38a上に、順次、積層された、第1光拡散シート40、第1レンズシート42、第2レンズシート44、及び第2光拡散シート46からなる光学積層シート48とを備えている。また、導光板38の他方の面(裏面)上には反射シート50が積層され、導光板38の裏面から出た光を反射させて導光板38側に返す。

導光板38は、上述した板状体の表面を光の出射面38aとし、板状体の縁端面の一つを光の入射面38aとしている。第1及び第2光拡散シートート40、46は光を拡散させて液晶表示面輝度を均一にする機能を有する。第1及び第2レンズシート42、44は、厚さ0.2mm程度のプラスチック製のシートであって、レンズシート材の一方の縁部に平行に延び、かつ断面2等辺三角形状で下に凸のプリズム次々に連続的に下面に備えて、光を液晶表示面に集光する機能を有する。そして、第1レンズシート42と第2レンズシート44のプリズムは、相互に直交する方向に延びている。

ランプ36側の側部52では、バックライト装置14に光源として設けられたランプ36は、円筒状の細長いランプであって、導光板38の入射面38bに沿って離隔して設けられ、光を入射面38bに入射させる。ランプ36は、板状部材を断面で見て略″コ″字状に曲折し、導光板38の入射面38bに対してランプ36を囲むように配置され、ランプ36の光を反射させる金属製反射板54を備えている。反射板54は、一方の縁部54aが、導光板38の入射面38bに当接し、他方の縁部54bが導光板38の裏面の反射シート50と支持体18との間に位置する。図4中、56は導光板38、光学系積層シート48、ランプ36を含む反射板54等の位置決めを行い、かつその位置に保持するために、それらの周囲を取り囲む、不透光性樹脂成形体であって、バックライトシャーシ呼称される。また、58は樹脂製の介在板である。

バックライト装置14のランプ36に直交する方向の側部60は、図5に示すように、ランプ36及び反射板54を備えていないことを除いて、ランプ36に沿った側部52とほぼ同じような構成を備えている。側部60では、液晶表示パネル12、光学系積層シート48、導光板38、及び反射シート50は、支持板62及びスペーサ64を介してシールド板として機能する支持体18上に配置され、枠体16によって上から押圧されて一体的に保持されている。

そして、光学系積層シート48のうち、第1光拡散シート40、第1レンズシート42、及び第2レンズシート44の縁端面は、導光板38の縁端面38cと面一に整合されて、バックライトシャーシ56の縁端面56aに対面している。また、第2光拡散シート46の縁部46aは、第1光拡散シート40、第1レンズシート42、及び第2レンズシート44の縁部より外方に延長され、バックライトシャーシ56に設けられた段部56b上にパッキン材57を介して配置されている。また、反射シート50の下方には、信号基板64が設けられ、また、支持板62の下には液晶表示駆動回路32、34の一部が配置されている。更に、前述した樹脂製成形体56の外側には、TCP66が設けてある。

概要

視野角を付けて表示面を見た使用者の目に輝線が入らないようにした、表示品位の高い液晶表示装置を提供する。

本液晶表示装置は、バックライト装置のランプに直交する方向の側部70の構成が異なることを除いて従来の液晶表示装置と同じ構成を備えている。側部70では、第1光拡散シート40の縁端面は導光板38の縁端面38cと面一に整合されて、バックライトシャーシ56の内側面56aに対面する一方、第1レンズシート42及び第2レンズシート44の各端部42a、44aは、それぞれの縁端面が導光板38の縁端面38cより外方に延在するように、第2光拡散シート46の縁端面と面一に整合して、バックライトシャーシ56に設けられた段部72上に密着して配置されている。段部72は、内側面56aより外方にバックライトシャーシ56を切り欠いて段差を付けたようにして設けられている。

目的

ところで、上述した従来の液晶表示装置では、図6に示すように、使用者が或る視野角を付けて液晶表示パネル12上を目視すると、ブラックマトリックス部30に沿ってその近傍に輝線が見えて、表示が不明瞭になり、表示品位を損なうという問題があった。特に、輝線が著しく見える部位は、上述の側部60であった。尚、図6は、図5と細部で異なるものの、基本的には同じ構成を示す模式図である。そこで、本発明の目的は、視野角を付けて表示面を見た使用者の目に輝線が入らないようにした、表示品位の高い液晶表示装置を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
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請求項1

液晶表示パネルと、導光板、導光板上に積層された、光拡散シート及びレンズシートからなる光学積層シート、並びに導光板の一方の縁端面に沿って延在するランプを有し、液晶表示パネルの裏面から液晶表示パネルを照射するバックライト装置と、バックライト装置の導光板、光拡散シート、レンズシートの周囲を取り巻いて保持する不透光性バックライトシャーシとを備えた液晶表示装置において、ランプが延在する導光板の側部を除く少なくとも一つの側部で、レンズシートの縁端面が導光板の縁端面より外方に延在するように、レンズシートの縁部が延長されてバックライトシャーシの段部上に配置される一方、導光板の縁端面がバックライトシャーシの段部の内端から下方に延びる内側面に対面していることを特徴とする液晶表示装置。

請求項2

光学系積層シートが、導光板上に、順次、積層された第1光拡散シート、第1レンズシート、第2レンズシート、及び第2光拡散シートとから構成され、第1光拡散シートの縁端面が導光板の縁端面と面一であり、第1レンズシート及び第2レンズシートの縁端面が導光板の縁端面より外方に延在するように、第1レンズシート及び第2レンズシートの縁部がバックライトシャーシの段部上に配置されることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。

請求項3

第2光拡散シートの縁端面が第1レンズシート及び第2レンズシートの縁端面より外方に延在するように、第2光拡散シートの縁部が、第1レンズシート及び第2レンズシートの縁部を配置した段部より更に上の別の段部に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。

技術分野

0001

本発明は、液晶表示装置に関し、更に詳細には、表示品位を高める構成を備えた液晶表示装置に関するものである。

背景技術

0002

液晶表示装置は、軽量で薄型画像表示装置として多用されていて、一般的には、液晶表示パネルと、液晶表示パネルの裏面から液晶表示パネルを照射するバックライト装置と、液晶表示パネルの表示面を露出させる表示窓を有し、液晶表示パネルとバックライト装置とを一体的に保持する筐体とを備えている。

0003

ここで、図3から図5を参照して、従来の液晶表示装置の構成を説明する。図3は液晶表示装置の構成を示す展開図、図4ランプに直交した図3の矢視A−A′の断面図でバックライト装置の構成を示す図、及び図5はランプに平行な図3の矢視B−B′の断面図でバックライト装置のランプに直交する縁部の構成を示す図である。液晶表示装置10は、図3に示すように、表示面を備え、表示面に画像を表示する液晶表示パネル12と、液晶表示パネル12の裏面に設けられ、裏面から液晶表示パネル12を照射するバックライト装置14と、液晶表示パネル12とバックライト装置14とを上下から一体的に保持する枠体16及び2個の支持体18とを備えている。

0004

枠体16は、液晶表示パネル12の表示面を露出させる表示窓20を有し、表示窓20の周り側枠部を備えたフレーム状金属製部材であって、液晶表示装置のシールド体としての機能を有する。そして、枠体16は、バックライト装置14上に配置された液晶表示パネル12を覆い、かつ、液晶表示パネル12をバックライト装置14に押圧するように支持体18に掛止され、支持体18と協働して、液晶表示パネル12とバックライト装置14の筐体を構成し、かつシールド体として機能する。支持体18は、バックライト装置14を左右で支えるように、図1に示すものが、バックライト装置14の一部としてバックライト装置14を挟んで両側縁部に設けてある。

0005

液晶表示パネル12は、図4及び図5に示すように、外側の第1偏光板22と、第1偏光板22と対を成す第2偏光板24と、第1及び第2偏光板22、24との間に挟まれたカラーフィルタ26及びTFT基板28と、カラーフィルタ26とTFT基板28との間でTFT基板28の周辺部を覆うブラックマトリックス部30とから構成されている。また、液晶表示パネル12は、図1に示すように、周辺部に液晶表示駆動回路32、34を備えている。

0006

バックライト装置14は、図3及び図4に示すように、光源として光を投射するランプ36と、アクリル樹脂等の板状体として形成され、ランプ36から投射された光を導く導光板38と、TFT基板28に向かって導光板38の一方の面(表面)38a上に、順次、積層された、第1光拡散シート40、第1レンズシート42、第2レンズシート44、及び第2光拡散シート46からなる光学積層シート48とを備えている。また、導光板38の他方の面(裏面)上には反射シート50が積層され、導光板38の裏面から出た光を反射させて導光板38側に返す。

0007

導光板38は、上述した板状体の表面を光の出射面38aとし、板状体の縁端面の一つを光の入射面38aとしている。第1及び第2光拡散シートート40、46は光を拡散させて液晶表示面輝度を均一にする機能を有する。第1及び第2レンズシート42、44は、厚さ0.2mm程度のプラスチック製のシートであって、レンズシート材の一方の縁部に平行に延び、かつ断面2等辺三角形状で下に凸のプリズム次々に連続的に下面に備えて、光を液晶表示面に集光する機能を有する。そして、第1レンズシート42と第2レンズシート44のプリズムは、相互に直交する方向に延びている。

0008

ランプ36側の側部52では、バックライト装置14に光源として設けられたランプ36は、円筒状の細長いランプであって、導光板38の入射面38bに沿って離隔して設けられ、光を入射面38bに入射させる。ランプ36は、板状部材を断面で見て略″コ″字状に曲折し、導光板38の入射面38bに対してランプ36を囲むように配置され、ランプ36の光を反射させる金属製反射板54を備えている。反射板54は、一方の縁部54aが、導光板38の入射面38bに当接し、他方の縁部54bが導光板38の裏面の反射シート50と支持体18との間に位置する。図4中、56は導光板38、光学系積層シート48、ランプ36を含む反射板54等の位置決めを行い、かつその位置に保持するために、それらの周囲を取り囲む、不透光性樹脂成形体であって、バックライトシャーシ呼称される。また、58は樹脂製の介在板である。

0009

バックライト装置14のランプ36に直交する方向の側部60は、図5に示すように、ランプ36及び反射板54を備えていないことを除いて、ランプ36に沿った側部52とほぼ同じような構成を備えている。側部60では、液晶表示パネル12、光学系積層シート48、導光板38、及び反射シート50は、支持板62及びスペーサ64を介してシールド板として機能する支持体18上に配置され、枠体16によって上から押圧されて一体的に保持されている。

0010

そして、光学系積層シート48のうち、第1光拡散シート40、第1レンズシート42、及び第2レンズシート44の縁端面は、導光板38の縁端面38cと面一に整合されて、バックライトシャーシ56の縁端面56aに対面している。また、第2光拡散シート46の縁部46aは、第1光拡散シート40、第1レンズシート42、及び第2レンズシート44の縁部より外方に延長され、バックライトシャーシ56に設けられた段部56b上にパッキン材57を介して配置されている。また、反射シート50の下方には、信号基板64が設けられ、また、支持板62の下には液晶表示駆動回路32、34の一部が配置されている。更に、前述した樹脂製成形体56の外側には、TCP66が設けてある。

発明が解決しようとする課題

0011

ところで、上述した従来の液晶表示装置では、図6に示すように、使用者が或る視野角を付けて液晶表示パネル12上を目視すると、ブラックマトリックス部30に沿ってその近傍に輝線見えて、表示が不明瞭になり、表示品位を損なうという問題があった。特に、輝線が著しく見える部位は、上述の側部60であった。尚、図6は、図5細部で異なるものの、基本的には同じ構成を示す模式図である。そこで、本発明の目的は、視野角を付けて表示面を見た使用者の目に輝線が入らないようにした、表示品位の高い液晶表示装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0012

本発明者は、使用者が大きな視野角で液晶表示パネルを見た際に、輝線が使用者の目に入る現象を研究した結果、次のことが判った。従来の液晶表示装置の側部60では、図6に示すように、下から上に、反射シート50、導光板38、第1光拡散シート40、第1レンズシート42、及び第2レンズシート44の各縁端面が、図6に模式的示すように、バックライトシャーシ56の縁端面56aに対して0.5mmから1mm程度の間隙68を開けて面一で配置されている。そして、第2光拡散シート46の縁部が、バックライトシャーシ56の第1段部56b上に延びている。更に、バックライトシャーシ56の第2段部56c上には、第2偏光板24及びTFT基板28の縁部が支持されている。

0013

ランプから投射され、導光板38内を導光された光の一部が、導光板38の縁端面38aから漏洩する。漏洩した光は、導光板38とバックライトシャーシ56との間の間隙68で反射を繰り返しながら上方に向かう。そして、反射した光が第1レンズシート42の縁部に入射すると、図6(a)に示すレンズシート42の縁部が必要以上に明るく光るという現象が発生することが判った。その結果、使用者が大きな視野角aで液晶表示パネルを見た際に、第1レンズシート42の縁部が視野入り、前述の縁部の光が使用者の目に入って輝線となることを見い出した。

0014

従来技術によれば、遮光テープ又はフィルムを第1レンズシート42に印刷して、これを解決することが多かったが、コストが嵩む上に、第1レンズシート42の縁部の位置制御が難しく、位置制御の精度が悪いと、前述の縁部の光の代わりに前記印刷部が使用者の目に入ることになり、逆に″暗線″現象となってしまう場合がある。そこで、本発明者は、図7に示すように、間隙68内で反射を繰り返して上方に進む光が、第1レンズシート42の縁部に入射しないように、第1レンズシート42及び第2レンズシート44の縁端面に対面するバックライトシャーシ56の内側面を第1段部56bまで後退させた新しい段部56dを形成し、第1レンズシート42及び第2レンズシート44の縁部を第2光拡散シート46の縁部と共に新しい段部56d上に配置することを着想し、実験を重ねて本発明を発明するに到った。

0015

上記目的を達成するために、上述の知見に基づいて、本発明に係る液晶表示装置は、液晶表示パネルと、導光板、導光板上に積層された、光拡散シート及びレンズシートからなる光学系積層シート、並びに導光板の一方の縁端面に沿って延在するランプを有し、液晶表示パネルの裏面から液晶表示パネルを照射するバックライト装置と、バックライト装置の導光板、光拡散シート、レンズシートの周囲を取り巻いて保持する不透光性バックライトシャーシとを備えた液晶表示装置において、ランプが延在する導光板の側部を除く少なくとも一つの側部で、レンズシートの縁端面が導光板の縁端面より外方に延在するように、レンズシートの縁部が延長されてバックライトシャーシの段部上に配置される一方、導光板の縁端面がバックライトシャーシの段部の内端から下方に延びる内側面に対面していることを特徴としている。

0016

本発明では、レンズシートの縁部が、延長されて、バックライトシャーシの段部上に配置されているので、導光板の縁端面と、バックライトシャーシの内側面との間で反射して上方に進む光が、レンズシートの中央領域及びバックライトシャーシ段部56dで阻まれ、レンズシートの縁部に入射せず、このためレンズシートの縁部が必要以上に明るく光るという現象自体が起きないので、仮に使用者が大きな視野角b(b<a)で液晶表示パネルを見た際にも、輝線が使用者の目に入るようなことはない。

0017

導光板の縁端面と、バックライトシャーシの内側面との間で反射して上方に進む光がレンズシートの縁部に入射しないようにするやり方には制約はなく、例えば、光学系積層シートが、導光板上に、順次、積層された、第1光拡散シート、第1レンズシート、第2レンズシート、及び第2光拡散シートから構成されているときには、第1光拡散シートの縁端面が導光板の縁端面と面一であり、第1レンズシート及び第2レンズシートの縁端面が導光板の縁端面より外方に延在するように、第1レンズシート及び第2レンズシートの縁部がバックライトシャーシの段部上に配置されるようにする。

0018

また、別法として、第2光拡散シートの縁端面が第1レンズシート及び第2レンズシートの縁端面より外方に延在するように、第2光拡散シートの縁部が、第1レンズシート及び第2レンズシートの縁部を配置した段部より更に上の別の段部に配置されているようにしても良い。

発明を実施するための最良の形態

0019

以下に、添付図面を参照し、実施形態例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に説明する。
実施形態例1
本実施形態例は、本発明に係る液晶表示装置の実施形態の一例であって、図1は本実施形態例の液晶表示装置の要部の構成を示す断面図である。本実施形態例の液晶表示装置は、バックライト装置14のランプ36に直交する方向の側部70が側部60の構成と異なることを除いて図3から図5を参照して説明した従来の液晶表示装置10と同じ構成を備えている。側部70では、図1に示すように、第1光拡散シート40の縁端面は導光板38の縁端面38cと面一に整合されて、バックライトシャーシ56の内側面56aに対面する一方、第1レンズシート42及び第2レンズシート44の各縁部42a、44aは、それぞれの縁端面が導光板38の縁端面38cより外方に延在するように、第2光拡散シート46の縁端面と面一に整合して、バックライトシャーシ56に設けられた段部72上に密着して配置されている。また、第2光拡散シート46の縁部46aは第2レンズシート44の縁部44a上に配置されている。段部72は、内側面56aより外方にバックライトシャーシ56を切り欠いて段差を付けたようにして設けられている。

0020

本実施形態例では、バックライトシャーシ56の内側面56aと導光板38の縁端面38cとの間で反射して上方に進んだ光が、第1レンズシート42の中央領域に入射し、縁部42aに入射しないので、従来のように、輝線が液晶表示装置の使用者の目に入るようなことはない。

0021

また、実施形態例1では、第1光拡散シート40の縁端面は導光板38の縁端面38cと面一になっているが、第1光拡散シート40の縁端面が導光板38の縁端面38cより外方に延在するように、バックライトシャーシ56に設けられた段部72上に密着して配置し、更に、その上に第1レンズシート42の縁部42a、第2レンズシート44の縁部44a及び第2光拡散シート46の縁部46aを配置するようにすることもできる。

0022

実施形態例2
本実施形態例は、本発明に係る液晶表示装置の実施形態の別の例であって、図2は本実施形態例の液晶表示装置の要部の構成を示す断面図である。本実施形態例の液晶表示装置は、バックライト装置14のランプ36に直交する方向の縁部80が側部60の構成と異なることを除いて前述した従来の液晶表示装置10と同じ構成を備えている。縁部80では、図2に示すように、第1光拡散シート40の縁端面は導光板38の縁端面38cと面一に整合されて、バックライトシャーシ56の内側面56aに対面する一方、第1レンズシート42及び第2レンズシート44の各縁部42a、44aは、それぞれの縁端面が導光板38の縁端面38cより外方に延在するように、バックライトシャーシ56に設けられた段部82上に密着して配置されている。段部82は、内側面56aより外方で、かつ第2光拡散シート46の縁部46aを配置している段部56bより内方でバックライトシャーシ56を切り欠いて段差を付けたようにして設けられている。

0023

本実施形態例では、バックライトシャーシ56の内側面56aと導光板38の縁端面38cとの間で反射して上方に進んだ光が、第1レンズシート42の中央領域に入射し、かつ段部82で遮られるので、縁部42aに直接入射しない。よって、縁部42aが明るく光ることがなく、従来のように、輝線が液晶表示装置の使用者の目に入るようなことはない。

0024

また、実施形態例2では、第1光拡散シート40の縁端面は導光板38の縁端面38cと面一になっているが、実施形態例2の改変例として、図8に示すように、第1光拡散シート40の縁端面が導光板38の縁端面38cより外方に延在するように、バックライトシャーシ56に設けられた段部82上に密着して配置し、更に、その上に第1レンズシート42の縁部42a、第2レンズシート44の縁部44aを配置するようにすることもできる。

発明の効果

0025

本発明によれば、レンズシートの縁端面を導光板の縁端面より外方に配置することによって、導光板からの漏れ光が、直接、レンズシートの縁部に入射することによる極端発光を防止し、視野角を付けて液晶表示装置を見た際、従来のように、前記縁部の光を見ることによって感じる輝線がブラックマトリックス部に沿ってその近傍にあるように使用者の目に見えることが無いようにして、表示品位の高い液晶表示装置を実現している。

図面の簡単な説明

0026

図1実施形態例1の液晶表示装置の要部の構成を示す断面図である。
図2実施形態例2の液晶表示装置の要部の構成を示す断面図である。
図3液晶表示装置の構成を示す展開図である。
図4ランプに直交した図3の矢視A−A′の断面図でバックライト装置の構成を示す図である。
図5ランプに平行な図3の矢視B−B′の断面図でバックライト装置のランプに直交する縁部の構成を示す図である。
図6図6は従来の液晶表示装置の問題点を説明するための液晶表示装置のバックライト装置のランプに平行な縁部の模式的断面図、図6(a)は第1レンズシートの縁部を示す模式的斜視図である。
図7従来お液晶表示装置の問題を解決する手段を説明するための液晶表示装置のバックライト装置のランプに平行な縁部の模式的断面図である。
図8実施形態例2の改変例の液晶表示装置の要部の構成を示す断面図である。

--

0027

10液晶表示装置
12液晶表示パネル
14バックライト装置
16枠体
18支持体
20表示窓
22 第1偏光板
24 第2偏光板
26カラーフィルタ
28TFT基板
30ブラックマトリックス部
32、34液晶表示駆動回路
36ランプ
38導光板
40 第1光拡散シート
42 第1レンズシート
44 第2レンズシート
46 第2光拡散シート
48光学系積層シート
50反射シート
52 縁部
54反射板
56バックライトシャーシ
57パッキン材
58介在板
60 縁部
62 支持板
64スペーサ
66 TCP
68間隙
70 バックライト装置のランプに直交する方向の縁部
42a 第1レンズシートの縁部
44a 第2レンズシートの縁部
72 段部
80 バックライト装置のランプに直交する方向の縁部
82 段部

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  • 日東電工株式会社の「 光学的表示装置を製造する方法」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】粘着剤層の筋状変形、先端部の貼りズレまたは浮き等が生じない、光学的表示装置を製造する方法を提供する。【解決手段】パネル貼合位置100に、帯状の光学フィルム積層体1のキャリアフィルム2から粘着剤... 詳細

  • 信越エンジニアリング株式会社の「 貼合デバイスの貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法並びに貼合デバイス」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】封入空間に対するフィル材の供給量を多くしても、フィル材の伸展圧力でシールが決壊せず、複数の素子の有効封止領域をフィル材より無気泡で封止する貼り合わせ装置を提供する。【解決手段】複数の素子Eが配... 詳細

  • 日本精機株式会社の「 放熱構造」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題・解決手段】熱伝導部材の位置ズレが抑制され、良好な放熱機能を得ることが可能な放熱構造を提供する。所定情報を表示する表示部11aを備えた表示素子11と表示素子11に照明光を供給する発熱電子部品とし... 詳細

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