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技術 脳波のバイオフィードバックによるコンピュータゲームの方法およびその装置

出願人 株式会社テクノスジャパン
発明者 大西秀憲
出願日 2000年12月5日 (18年8ヶ月経過) 出願番号 2000-369863
公開日 2002年6月11日 (17年2ヶ月経過) 公開番号 2002-166050
状態 特許登録済
技術分野 電子ゲーム機 生体の電気現象及び電気的特性の測定・記録 生体の呼吸・聴力・形態・血液特性等の測定 意識の状態を変化させる装置 計算機・構造 計算機・ガイダンスオペレータ デジタル計算機のユーザインターフェイス データの入出力機構(インターフェイス) デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 電子式表示器 装着具合 機能ソフトウエア 小型筐体 操作用データ 独立構造 通信手続 活性域
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題

脳波信号と人の意思を一致させる方法およびその方法を使ってコンピュータゲーム機の操作を行う装置の提供。

解決手段

意識の状態と脳波スペクトルベル相関関係を利用して、人の意思と脳波を変換した電気信号を関連付けたことによって、意識的にコントロールできる電気信号を得、該電気信号によってコンピュータやゲーム機を操作する。更にアプリケーションソフトウエアを操作する手段としてソフトウエアからなるアプリケーションドライバーを設け、コンピュータやゲーム機と接続して通信をする変換器により、脳波を電気信号として利用する装置を実現した。

概要

背景

人の頭部から脳波を検出する方法は古くから知られており、その技術もすでに確立され一般的に知られている。又、脳波の計測および利用も一般的に行われており、例えば医療の分野では患者脳波測定日常的に行われ診断に利用されている。その他の分野では脳波や生体信号を使って画像や音を表現する方法をアーチスト達は行っている。この方法は不規則に変化する脳波をランダム信号源としてとらえ、この信号によってランダムに変化する画像や音を芸術的に表現するものである。このように従来の技術は、脳波を信号源として一方向に利用するものであり、脳波を変換して電気信号としても、この信号自体が意味をもつものではなく、従ってこの信号と自己意思とは無関係のものであった。

一方、コンピュータゲーム機を操作するためにキーボードマウスやジョイステイックが用いられるが、これらの入力装置は自己の意思によって操作するものであるため、これらの入力装置の出力信号は自己の意思と一致したものである。脳波を使ってコンピュータやゲーム機を操作するためには、脳波を完全に自己コントロールして、脳波と自己の意思を相関付けて、これらを一致したものにしなければ不可能であるが、このための簡便な方法および実用的な装置を提供するのが技術的に困難であった。

概要

脳波信号と人の意思を一致させる方法およびその方法を使ってコンピュータやゲーム機の操作を行う装置の提供。

意識の状態と脳波スペクトルベル相関関係を利用して、人の意思と脳波を変換した電気信号を関連付けたことによって、意識的にコントロールできる電気信号を得、該電気信号によってコンピュータやゲーム機を操作する。更にアプリケーションソフトウエアを操作する手段としてソフトウエアからなるアプリケーションドライバーを設け、コンピュータやゲーム機と接続して通信をする変換器により、脳波を電気信号として利用する装置を実現した。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
3件

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請求項1

人の頭部から検出した脳波を画像や音に信号変換して視覚的又は聴覚的に脳にフィードバックすることにより、意識的に脳波のコントロールが可能になり、該脳波を利用してコンピュータゲーム機を操作することを特徴とした脳波のバイオフィードバックによるコンピュータゲームの方法。

請求項2

コンピュータやゲーム機の操作は、キーボードマウスやジョイステイックの代替のほか、ソフトウエアの操作を含む請求項1記載の脳波のバイオフィードバックによるコンピュータゲームの方法。

請求項3

人の頭部から検出した脳波を画像や音に変換して、視覚又は聴覚を通じて脳にフィードバックすると画像や音を確認しながら脳波の自己コントロールが容易になり、脳をリラックス状態に保つことによって精神的なストレスを軽減するためのトレーニングやゲームを行うことを特徴とした脳波のバイオフィードバックによるリラクゼーションコンピュータゲームの方法。

請求項4

人の頭部から検出した脳波を画像や音に変換して視覚又は聴覚を通じて脳にフィードバックすると画像や音を確認しながら脳波の自己コントロールが容易になり、脳を刺激したり、リラックスすることによって脳機能障害回復するトレーニングやゲームを行うことを特徴とした脳波のバイオフィードバックによる脳機能回復コンピュータゲームの方法。

請求項5

頭部で発生する脳波を検出する検出器と、前記検出器の出力信号を信号変換する変換器と、前記変換器からの信号を入力信号として作動するコンピュータ又はゲーム機と、前記コンピュータ又はゲーム機の出力信号によって画像や文字を表示する電子式表示器と、音声や音を出力するスピーカとを備えたことを特徴とした脳波のバイオフィードバックによるコンピュータゲーム装置

請求項6

検出器は、人の頭部に装着する着脱自在な装着具と、脳波を検出するための複数の電極と、前記電極で検出した脳波を高利得低雑音増幅する増幅器と、前記増幅器の出力を有線信号又は無線信号で出力する機能を備えた請求項5記載の脳波のバイオフィードバックによるコンピュータゲーム装置。

請求項7

装着具は、頭部への着脱が容易で、装着するだけで脳波を検出するための電極の接触性が良く、脳波の検出が安定して行え、かつ頭部の異形状に対する装着具合調節機構を有する、帽子形およびヘルメット形および形およびゴーグル形およびバンド形の請求項6記載の脳波のバイオフィードバックによるコンピュータゲーム装置。

請求項8

装着具は、請求項7記載のものに、眼鏡スクリーンおよびヘッドフォン型スピーカを設け、前記スクリーンに画像を表示し、前記スピーカで音声を出力することで表示装置および音声装置が装着具と一体化したことを特徴とする請求項6記載の脳波のバイオフィードバックによるコンピュータゲーム装置。

請求項9

変換器は、アナログ信号デジタル信号に変換する機能およびコンピュータやゲーム機との相互通信機能を備えたもので、独立構造又は請求項6記載の検出器と一体化したことを特徴とする請求項5記載の脳波のバイオフィードバックによるコンピュータゲーム装置。

請求項10

コンピュータは、汎用的なパーソナルコンピュータおよび専用的なコンピュータおよびマイクロコンピュータを含む請求項5記載の脳波のバイオフィードバックによるコンピュータゲーム装置。

請求項11

ゲーム機は、請求項10記載のコンピュータを使用した物のほか、LSIおよび電子回路による物を含み、ゲームの種類および内容を問わない請求項5記載の脳波のバイオフィードバックによるコンピュータゲーム装置。

請求項12

電子式表示器は、CRTデイスプレイ又はLCDデイスプレイ又はプラズマデイスプレイ又はELデイスプレイ又は映像プロジェクタを用いた請求項5記載の脳波のバイオフィードバックによるコンピュータゲーム装置。

--

0001

本発明は、脳波フィードバックして自己コントロールすることによって、脳波でコンピュータゲーム機を操作する方法およびその装置に関するものである。

背景技術

0002

人の頭部から脳波を検出する方法は古くから知られており、その技術もすでに確立され一般的に知られている。又、脳波の計測および利用も一般的に行われており、例えば医療の分野では患者脳波測定日常的に行われ診断に利用されている。その他の分野では脳波や生体信号を使って画像や音を表現する方法をアーチスト達は行っている。この方法は不規則に変化する脳波をランダム信号源としてとらえ、この信号によってランダムに変化する画像や音を芸術的に表現するものである。このように従来の技術は、脳波を信号源として一方向に利用するものであり、脳波を変換して電気信号としても、この信号自体が意味をもつものではなく、従ってこの信号と自己の意思とは無関係のものであった。

0003

一方、コンピュータやゲーム機を操作するためにキーボードマウスやジョイステイックが用いられるが、これらの入力装置は自己の意思によって操作するものであるため、これらの入力装置の出力信号は自己の意思と一致したものである。脳波を使ってコンピュータやゲーム機を操作するためには、脳波を完全に自己コントロールして、脳波と自己の意思を相関付けて、これらを一致したものにしなければ不可能であるが、このための簡便な方法および実用的な装置を提供するのが技術的に困難であった。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明の課題は、人の頭部から検出した脳波を信号変換して得る電気信号と人の意思を相関付ける方法およびその方法を使ってコンピュータやゲーム機の操作を行う装置の提供である。

課題を解決するための手段

0005

第一の手段は、意識の状態と脳波スペクトルベル相関関係を利用して、人の意思と脳波を信号変換した電気信号を関連付けたことである。第二の手段は、頭部に装着する着脱自在な装着具および脳波を検出する検出器を備え、該検出器の出力信号をA/D変換してコンピュータやゲーム機の通信インターフェイス直接接続可能としたことである。第三の手段は、デジタル信号化した脳波を制御信号やデータとしてコンピュータやゲーム機でアプリケーションソフトウエアの操作信号として利用するために、演算処理や制御を行うアプリケーションドライバを設けたことである。

発明を実施するための最良の形態

0006

意識的に脳波をコントロールする簡便な方法および脳波を信号変換してコンピュータやゲーム機と接続し、相互通信を実現した。また、脳波を検出する部分は実用性と小型化を考慮し、しかも安定性を損なわないようにしたほか、コンピュータやゲーム機と相互通信する方法として汎用的な通信インターフェイスを使用した。

0007

以下、本発明の実施例について図を参照して説述する。図1は、脳波のバイオフィードバック方法の説明図である。101は人、102は脳波を電気的に検出する検出器、103は検出した脳波を信号変換する変換器、104はコンピュータ、105は電子式表示器デイスプレイ)、106は表示された画像である。今、人101の頭部から検出器102で検出して増幅した脳波は周波数電気信号として変換器103に入力後デジタル信号に変換され、更にコンピュータと通信する信号に変換されてコンピュータ104に入力される。コンピュータ104は該入力信号画像信号演算変換して、コンピュータ104と接続した電子式表示器105に画像106として表示する。ここで人101が画像106を目で見ることによって、画像106は視覚を通じて人101の脳に伝達され、かくしてバイオフィードバック閉ループが形成される。

0008

今、人101が意識を変化させた場合、意識の変化は脳波の変化となり、該脳波は検出器102を経て上記説述の通り画像106として表示されるため、人101は意識の変化による画像の変化をリアルタイムで自己の目で確認することができる。このことは逆に画像の変化を脳波によって意識的にコントロールできることを意味する。即ち、人101が意識の変化方法(つまり脳波の変化方法)を会得することによって自己の意思で画像106を変化させることができる。

0009

図2は、意識の変化による脳波の変化および画像の変化を表す説明図である。図において、201は意識の変化の内容、202は検出した脳波の周波数波形、203は脳波の周波数波形を解析した脳波スペクトル、204は検出した脳波を画像信号に変換して画像化したものである。図で意識201は、何も考えずに気持ちリラックスさせた状態を弱、逆に気持ちを興奮させた状態を強として表している。そして意識が弱の時と、強の時の脳波の変化を検出脳波202で表しているが、それぞれの違いは解るものの判別は困難である。そこで、検出脳波202を周波数解析すると脳波スペクトル203に示すスペクトル図が得られ、意識201が弱および強の時の違いは歴然と判別できる。さらに、脳波スペクトル203の縦軸であるレベル(信号強度)をデータとして、これを画像信号に変換して電子式表示器(デイスプレイ)に表示したものが変換画像204であり、これを見れば意識強および弱の両者の差異は非常に良く理解できる。即ち、人は自己の意識を変化させることによって脳波を変化させることができ、該脳波の変化によって画像を変化させることができる。

0010

図3は、検出した脳波を基準と比較する方法の説明図である。検出した脳波をデジタル信号に変換して、該デジタル信号をそのままパソコンソフトウエアのコントロールに使用する場合もあるが、予め設定した基準と比較して判定結果又は比較の差異を操作信号源や操作用データとして使用することが多い。ここでは比較する方法の2例を説述する。予め発明者の研究によって基準が判明している。即ち、人が積極的に意識を変化させた時の脳波を検出して該脳波信号を周波数解析しスペクトルデータを記録する。該記録したスペクトルデータを演算処理して意識毎の平均値を算出し、これを脳波スペクトルの基準パターンおよび脳波スペクトルの信号強度基準値とする。図3(a)は、スペクトルパターンを比較する方法の説明図である。予め設定した脳波スペクトルの基準パターン(以下、基準パターンと称す)と検出した脳波スペクトルを比較および判定して、その結果を出力するものであり出力は1又は0、および比較差異の数値データである。つまり、基準パターンと検出した脳波のスペクトルパターンを比較し、両者が一致又は相似であれば1を出力すると共に差異を数値データとして出力する。そして一致しない、又は相似でない場合は0を出力する。

0011

図3(b)は、スペクトルデータを比較する方法の説明図である。予め設定した脳波スペクトルの信号強度基準値(以下、基準値と称す)と検出した脳波スペクトルの信号強度を比較および判定して、その結果を出力するものであり出力は1又は0および比較差異の数値データである。つまり、基準値と検出脳波の信号強度値を比較し、基準値より検出脳波の信号強度値が大きい場合は1を出力し、小さい場合は0を出力する。又、比較の差異を数値データとして出力する。以上の2つの方法から、検出した脳波毎の判定結果を1又は0および比較差異の数値データとして得ることができる。尚、本発明において(a)(b)の方法は単独使用および併用使用する。即ち、脳波によって可変できる電気信号を得ることができるため、該電気信号を使用してコンピュータやソフトウエアを操作することができる。以上の説明から、人が本発明の方法で意識を変化させると脳波が規則正しく変化し、該脳波の変化によって操作信号として利用できる信号を得、該信号はコンピュータやゲーム機で自由に使用することができる。即ち、本発明の方法によれば、脳波でコンピュータやゲーム機を操作できるものである。

0012

図4は、脳の安らぎ又は刺激を求める方法の説明図である。図は、人が意識を変化させた時の脳電位の変化を示している。因みに、脳電位の変化を連続して表したものを脳電位図と言うが、該脳電位図を一般的に脳波と呼ぶ。脳電位は、頭部表面(額)に複数の電極を貼り、脳波計電位を計測した。脳電位は周波数波形の電気信号であるが、使用した脳波計は脳電位を実効値で表すもので、従って図の縦軸の数字は実効値であり単位はμVである。意識の変化は、ごく普通の状態で物を見たり、聞いたり、考えたりしている時の意識を中とし、非常に強く何かを念じたり、激しく様々なことを考えている時を強とし、逆に何も考えずに静かに瞑想している時を弱として3段階で変化させた。以上のようにして求めたデータから描いたのが図の曲線である。尚、意識を変化させる具体的な方法は上述図1によれば簡単である。図1において、人101が意識を弱にする場合は、画像106ができるだけ小さく表示されるようにし、意識を強にする場合は画像106ができるだけ大きくなるように自己トレーニングすることにより簡単にマスタできる。

0013

今、意識を弱にして暫くこの状態を保てば、非常にリラックスした気持ちになり眠気さえもよおしてくる。該状態の脳波を計測すると前述図2で説明した検出脳波202に等しい。又、意識弱の状態では脳電位も低く、そして脳波も大変安定している。つまり、本発明の意識を弱にする方法によれば、精神的なリラックス状態が得られ、心の安らぎが得られる。図ではこれを安らぎ域と表している。即ち、本発明は精神的なストレスを解消して精神的な安らぎを得るためのリラクゼーショントレーニングに有用である。意識を強にすると脳は活性化してエキサイト状態になり、図ではこれを活性域と表している。脳を安らぎ域にしたり活性域の状態にすること、即ち意識の変化を繰り返し行うことにより、脳に静的な刺激を与えることから、脳損傷脳疾患患者の脳機能回復訓練にも有用である。尚、リハビリテーション工学の研究によれば、脳障害患者の脳に適度な静的刺激を与えれば、失われた脳機能が回復することが知られている。

0014

図5は、本発明の装置の一例を示すブロック図である。尚、本発明の目的ではないのでコンピュータおよびゲーム機の構造としくみについての説明は省略する。図において、500は検出する脳波、501は装着具と一体化した検出器、502は脳波を検出する電極、503は検出した脳波を増幅する増幅器、504は検出器501の出力信号をデジタル信号に変換すると共にコンピュータやゲーム機と相互通信をするための信号変換を行う変換器、505はA/Dコンバータ、506はUSBドライバー、510はコンピュータ又はゲーム機、511は通信用インターフェイス、512はコンピュータ又はゲーム機の基本ソフトウエアであるOS、513はアプリケーションソフトウエア、514はアプリケーションドライバー、515はI/Oインターフェイス、516はデイスプレイ、517はスピーカである。尚、検出器501と変換器504は一体化も可能であり、デイスプレイ516とスピーカ517はコンピュータ又はゲーム機510と一体化できる。

0015

着脱自在な装着具を頭部に装着すると電極502は額部に密着する構造である。電極502で検出した脳波500は増幅器503で低雑音利得増幅され、A/Dコンバータ505でデジタル信号に変換してUSBドライバー506でコンピュータやゲーム機と相互通信するためのシリアルデータに変換してコンピュータやゲーム機の通信用インターフェイス511と接続する。このようにして脳波500はデジタル信号としてコンピュータ又はゲーム機510に入力される。USBドライバー506は信号変換と共にコンピュータやゲーム機の標準的なインターフェイスであるUSBインターフェイスを介してコンピュータやゲーム機とデータ通信をするための通信手続の決定や制御機能を持つ。通信用インターフェイス511はコンピュータやゲーム機が標準的に備えている汎用入力インターフェイスであり、一般的にUSBインターフェイスと呼ばれているものである。

0016

通信用インターフェイス511に入った脳波信号はOS512の働きにより、アプリケーションドライバー514で使用するデータ及び信号となる。アプリケーションドライバー514は本発明の特徴的な機能ソフトウエアであり、コンピュータやゲーム機のOS上で動作し、アプリケーションソフトウエア513を制御すると共にアプリケーションソフトウエアが必要なデータや信号を供給するものである。アプリケーションドライバー514の主な機能は、脳波の周波数解析(FFT)、脳波スペクトルのパターンおよびレベル比較演算、データの記憶、D/A変換、使用条件の設定、アプリケーションソフトウエア513の制御、通信機能である。アプリケーションドライバー514を設けたことにより、異なるアプリケーションソフトウエア513をコンピュータやゲーム機で共通に作動させることができる。

0017

アプリケーションソフトウエア513は、コンピュータやゲーム機上で作動するソフトウエアであり、例えば、旅行ゲーム、宇宙ゲーム、格闘ゲーム育成ゲーム、などその種類および内容を問わない。アプリケーションソフトウエア513の操作は、アプリケーションドライバー514からの脳波を信号変換したデータおよび信号によって行われ、該データおよび信号は図3で上述した方法により得る1又は0の信号および数値データを利用する。即ち、人の意思により決定される1又は0の信号および数値データによれば、あらゆるアプリケーションソフトウエアの操作が可能となる。尚、本発明の装置はキーボードやマウスやジョイステイックの操作共用も可能である。

0018

デイスプレイ516は、コンピュータやゲーム機の基本機能を表示すると共に、アプリケーションソフトウエア513の映像や画像や文字を表示する。デイスプレイ516は、CRTデイスプレイ、LCDデイスプレイ、プラズマデイスプレイ、ELデイスプレイ、映像プロジェクタなどその種類を問わない。スピーカ517は、アプリケーションソフトウエア513が必要な音や音声を出力し、コンピュータやゲーム機に内蔵又は外付けの構成は問わないし、又、イヤフォンヘッドフォンなどの種類も含まれる。

0019

以上説明したように、人の頭部から検出した脳波を信号変換すると共に演算することによって得られるデータや信号によって、コンピュータやゲーム機のアプリケーションソフトウエアを操作することができるものである。尚、アプリケーションソフトウエアを操作するために必要な脳波のコントロール方法は、図1図2図3を用いて上述した通りである。

0020

図6は、本発明の装置の一例を示すイメージ図であり、(a)はパーソナルコンピュータを使用したもの、(b)はコンピュータ内蔵のゲーム機のイメージ図である。図(a)において、601は形の装着具による検出器、602は変換器、603はパーソナルコンピュータ、604はデイスプレイ、605はスピーカである。図(b)において、610はヘルメット形の装着具による検出器、611はゲーム機、612はゲーム機のデイスプレイ、613はスピーカである。頭部から検出した脳波は、検出器601から無線信号として送出され、変換器602で受信し信号変換してパーソナルコンピュータ603に入力される。パーソナルコンピュータ603では各種のアプリケーションソフトウエア、例えば宇宙旅行ゲームや探検ゲームなどのソフトウエアが作動するようにしているため、デイスプレイ604の画面を見ながら脳波による操作で好みのアプリケーションソフトウエアを楽しむことができる。図(b)はコンピュータを内蔵したゲーム機を示すものである。通常ゲーム機は、キーボード、ジョイステイック、ハンドルなどを備えており、これらによってゲーム機を操作するが、本発明は頭部の装着具からなる検出器を装着することによって、脳波でゲーム機を操作して楽しむものである。

0021

図7は、装着具の例を示すイメージ図である。図において(a)は冠形の装着具であり、検出器と一体化したものである。701aは装着具、702aは冠形径の調節機構、703aは検出器収納部、704aは脳波検出用の電極、705aは増幅器からなる電子回路基板、706aは送信機、707aはバッテリーである。冠形装着具の特徴は頭部への装着が容易なことであり、調節機構702aによって異形の頭部でも最良の状態で装着することができるため、頭部に被せるだけで電極704aが額部に密着する構造である。又、検出器収納部703aには705a〜707aを内蔵しているため、本装着具を頭部に被せるだけで脳波の検出および信号の送信が可能である。図において(b)は帽子形の装着具であり、検出器と一体化したものである。帽子形装着具の特徴は、外見上装着具および脳波検出器であることを意識させないファッション性である。機能は(a)と同一である。

0022

図8は、映像表示装置および音声出力装置を備えた装着具の例を示すイメージ図である。(a)は装置の機能を、(b)は使用状態のイメージを示す。図において、801は装着具、802は電子回路等の収納部、803は脳波検出用の電極、804は増幅器からなる電子回路基板、805は送・受信器、806はバッテリー、807は眼鏡スクリーン、808は映像表示装置、809はヘッドフォン型スピーカ、810は小型のゲーム機本体である。本装着具の特徴は映像表示装置(デイスプレイ)および音声出力装置(スピーカ)および脳波検出器を装着具と一体化したことである。即ち、頭部に本装着具を装着するだけで脳波の検出および脳波によって操作するゲームソフトウエアの映像と音声が得られるものである。電極803で検出した脳波は増幅器804で増幅し、送信機805から無線信号で送出し、ゲーム機本体810で受信される。脳波によるゲーム機の操作方法は、すでに説明したのでここでは省略する。

0023

ゲーム機本体810からの映像信号音声信号は無線信号によって送出され、送・受信器805で受信して信号変換し、映像信号は映像表示装置808に、音声信号はヘッドフォン型スピーカ809に供給される。映像表示装置808は、超小型の映写装置であり、眼鏡型スクリーン807に左右各々5mm角乃至10mm角の映像を映す。前記スクリーンの映像を目で見ると、あたかも大画面を見る如くに映像を見ることができる。尚、本装着具を装着していても視線を少し変えれば、眼鏡型スクリーン807は度なし眼鏡として視力に支障なく使用することができる。又、ヘッドフォン型スピーカ809からは音声や音が出力される。ゲーム機本体810は独立型小型筐体であり、携帯が可能であるために本装着具と併せて使用場所を選ばない。映像表示装置808および眼鏡型スクリーン807の原理については、該商品がすでに広く販売されている上、本発明の説明主体は装着具の機能にあるので説明は省略する。

発明の効果

0024

以上説明したように本発明の方法および装置は、脳波を電気信号化し、かつ、脳波を意識的にコントロールすることによって、前記電気信号でコンピュータやゲーム機を操作することのみならず、コンピュータやゲーム機上で作動するソフトウエアの操作を可能とするものであり、これによって手足やその他の筋肉部分を全く使うことなくコンピュータゲームを楽しめる利点がある。又、脳波のコントロール方法を利用すれば、脳の安定状態を作ることによって精神的な安らぎを得ることができるため、精神的ストレスの解消に有用である他、脳機能の回復訓練にも適用できる。

0025

図面の簡単な説明

0026

図1脳波のバイオフィードバック方法の説明図である。
図2意識の変化による脳波の変化および画像の変化を表す説明図である。
図3検出した脳波を基準と比較する方法の説明図である。
図4脳の安らぎ又は刺激を求める方法の説明図である。
図5装置の一例を示すブロック図である。
図6装置の一例を示すイメージ図である。
図7装着具の例を示すイメージ図である。
図8映像表示装置および音声出力装置を備えた装着具の一例を示すイメージ図である。

--

0027

500脳波501検出器502電極
503増幅器
504変換器505 A/Dコンバータ506USBドライバー
510コンピュータ又はゲーム機511通信用インターフェイス
512 OS(基本ソフトウエア) 513アプリケーションソフトウエア
514アプリケーションドライバー515 I/Oインターフェイス
516デイスプレイ517スピーカ
601冠形の装着具による検出器 602 変換器
603パーソナルコンピュータ604 デイスプレイ
605 スピーカ
610ヘルメット形の装着具による検出器 611 ゲーム機
612 ゲーム機のデイスプレイ 613 ゲーム機のスピーカ
701a,b 装着具 702a,b 径の調節機構
703a,b 検出器収納部 704a,b 電極
705a,b 増幅器からなる電子回路基板706a,b送信機
707a,bバッテリー
801 装着具 802電子回路等の収納部 803 電極
804 増幅器からなる電子回路基板 805 送・受信器
806 バッテリー 807眼鏡型スクリーン808映像表示装置
809ヘッドフォン型スピーカ 810 ゲーム機本体

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