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図面 (2)

課題

本発明は、播種パターンの設定が印刷手段により容易に設定でき、しかも任意の場所に壁紙のように貼り付けて播種することもでき、さらには水分の呼び込み、栄養分の確保、種子類の根、菌糸類、分化根等の定着性に優れる播種シートの提供を目的とする。

解決手段

基材上に吸水性ポリマーを含有する発泡樹脂層を設け、さらにこの発泡樹脂層の表面には有性または無性繁殖器官を含有するインキにより絵柄を形成する。

概要

背景

従来、種子類が所望の配列状態シートに配置されてなり、例えば田畑苗床等に敷き詰めるだけで非常に簡便に播種並びに育成を行えるようにした播種シートが種々出回っている。その中で、建物外壁衝立等に貼り付けたり、巻き付けることで播種が行え、そこで種子類を生育させることによりその部分を草花で装飾できるようにした播種シートがある。このタイプの播種シートは、例えば、ビニルシートに軽土を敷き詰め、そこに任意の柄に植物の種子を配置したもので、外壁や塀等に取り付けられるようにしたものである。しかし、このようなタイプの播種シートは大量生産がしにくく、かつ重量があるため、作業性が良好でなく、しかも使用できる場所も限定されていた。

一方、基材上に粘着性を有するドット所定間隔で設け、植物の種子をこのドット上に付着させてなる播種シート、あるいは基材上に粘着性を有するドットを所定間隔で設け、植物の種子をこのドット上に付着させると共に、種子を覆うように種子固定シートを積層させた播種シート、さらには植物の種子を紙基材の一部に漉き込んでなる播種シート等もある。しかし、これらのシートは種子が脱落し易かったり、任意形状の播種パターンが簡便に形成できにくかったり、あるいはシートの構成が複雑で製造に手間がかかる等の問題点があった。

概要

本発明は、播種パターンの設定が印刷手段により容易に設定でき、しかも任意の場所に壁紙のように貼り付けて播種することもでき、さらには水分の呼び込み、栄養分の確保、種子類の根、菌糸類、分化根等の定着性に優れる播種シートの提供を目的とする。

基材上に吸水性ポリマーを含有する発泡樹脂層を設け、さらにこの発泡樹脂層の表面には有性または無性繁殖器官を含有するインキにより絵柄を形成する。

目的

本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、播種パターンの設定が印刷手段により容易にでき、しかも任意の場所に壁紙のように貼り付けて播種することもでき、さらには水分の呼び込み、栄養分の確保、種子類の根、菌糸類、分化根等の定着性等にも優れる播種シートの提供を目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

基材上に吸水性ポリマーを含有した発泡樹脂層を少なくとも具備し、当該発泡樹脂層の表面には有性または無性繁殖器官を含有したインキによる絵柄を形成してなることを特徴とする播種シート

請求項2

発泡樹脂層には根、菌糸類、分化根等を定着させ、水分及び空気を保持するための発泡したセルが形成してあることを特徴とする請求項1に記載の播種シート。

請求項3

基材が紙であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の播種シート。

請求項4

発泡樹脂層は生分解性または光分解性を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の播種シート。

技術分野

0001

本発明は、シートの一部に、種子、胞子類、地衣類細胞塊等の有性または無性繁殖器官(以下本明細書においては種子類という)を含有するインキによる絵柄が形成されている播種シートに関し、特に任意の播種パターン印刷手段で容易に設定可能で、しかも壁紙のように任意の場所に貼り付けるようにして播種することもできると共に、播種の作業を軽減させ、しかも大量生産を可能とする播種シートに関する。

背景技術

0002

従来、種子類が所望の配列状態でシートに配置されてなり、例えば田畑苗床等に敷き詰めるだけで非常に簡便に播種並びに育成を行えるようにした播種シートが種々出回っている。その中で、建物外壁衝立等に貼り付けたり、巻き付けることで播種が行え、そこで種子類を生育させることによりその部分を草花で装飾できるようにした播種シートがある。このタイプの播種シートは、例えば、ビニルシートに軽土を敷き詰め、そこに任意の柄に植物の種子を配置したもので、外壁や塀等に取り付けられるようにしたものである。しかし、このようなタイプの播種シートは大量生産がしにくく、かつ重量があるため、作業性が良好でなく、しかも使用できる場所も限定されていた。

0003

一方、基材上に粘着性を有するドット所定間隔で設け、植物の種子をこのドット上に付着させてなる播種シート、あるいは基材上に粘着性を有するドットを所定間隔で設け、植物の種子をこのドット上に付着させると共に、種子を覆うように種子固定シートを積層させた播種シート、さらには植物の種子を紙基材の一部に漉き込んでなる播種シート等もある。しかし、これらのシートは種子が脱落し易かったり、任意形状の播種パターンが簡便に形成できにくかったり、あるいはシートの構成が複雑で製造に手間がかかる等の問題点があった。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、播種パターンの設定が印刷手段により容易にでき、しかも任意の場所に壁紙のように貼り付けて播種することもでき、さらには水分の呼び込み、栄養分の確保、種子類の根、菌糸類、分化根等の定着性等にも優れる播種シートの提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、上記の目的を達成するためになされたのもであり、請求項1に記載の播種シートは、基材上に吸水性ポリマーを含有した発泡樹脂層を少なくとも具備し、当該発泡樹脂層の表面には有性または無性の繁殖器官を含有したインキによる絵柄を形成してなることを特徴とする。

0006

また、請求項2に記載の播種シートは、請求項1に記載の播種シートにおいて、発泡樹脂層には根、菌糸類、分化根等を定着させ、水分及び空気を保持性するための発泡したセルが形成してあることを特徴とする。

0007

さらにまた、請求項3に記載の播種シートは、請求項1または請求項2に記載の播種シートにおいて、基材が紙であることを特徴とする。

0008

さらにまた、請求項4に記載の播種シートは、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の播種シートにおいて、発泡樹脂層は生分解性または光分解性を有することを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、本発明による実施の形態について図面を参照にして説明する。

0010

図1は、本発明の一実施形態による播種シート1の概略の構成を示す一部拡大斜視説明図である。この播種シート1は基材2上に、吸水性ポリマーを含有した発泡樹脂層3が設けられ、この吸水性ポリマーを含有した発泡樹脂層3の表面には有性または無性の生殖器官、例えば種子、胞子類、地衣類、細胞塊等を含有したインキによる絵柄4が施されている。

0011

基材2は、本発明の播種シート1の支持体となるものである。具体的には、薄葉紙チタン紙無機紙または難燃紙等の紙類や、織布または不織布等の布類等あるいはそれらの積層体複合体等であり、これらの中から用途に合わせて適宜のものを選択すればよい。

0012

一方、この基材2上に設けられている発泡樹脂層3は、任意の樹脂に少なくとも吸水性ポリマーと発泡剤を含有した組成物からなっており、全体あるいは一部が発泡している。

0013

発泡樹脂層3を構成する樹脂としては、種々の汎用樹脂が適用可能であるが、例えば播種シート1を壁紙や外装材等の化粧シートのように壁や外壁を装飾するために使用することを考えると、ポリエチレンポリプロピレンポリスチレンポリブチレンポリカーボネートポリエステルポリアミドエチレン−酢ビ共重合体ポリビニルアルコールアクリル、ABS等の樹脂が挙げられる。

0014

また、播種シート1を庭、田畑、苗床等の土の上に敷きつめて使用する場合、発泡樹脂層3を構成する樹脂としては、生分解性または光分解性の樹脂を採用することが好ましい。播種シートによる播種が終了し、所定期間が経過して播種シート中の種子類が所望の大きさまで生育して用済みになったシートを微生物や光等により分解させるためである。

0016

一方、これらの樹脂に含有させて全体あるいは一部を発泡させる発泡剤としては、有機発泡剤無機発泡剤カプセル発泡剤等が挙げられる。

0017

この層を発泡させるのは、発泡させることで層内にセルを形成させ、後述するインキ中に含有する種子類から分化する根、菌糸類、分化根等の定着性、さらには種子類の生育時に必要な水分や空気等の保持性等を付与するためである。

0018

また、発泡樹脂層3には、水分の呼び込み促進、栄養分の確保、種子類から分化してくる根、菌糸類、分化根等の定着性の維持等の向上を目的として吸水性ポリマーが含有させてある。

0019

吸水性ポリマーとしては、デンプン系ポリマーセルロース系ポリマーヒアロン酸系ポリマー、ポリビニルアルコール系ポリマーアクリル酸塩系ポリマーアクリルアミド系ポリマー等を用いることができる。また、これらの吸水性ポリマーと併せて多孔性シリカラジオライト等の吸水助剤を含有させてもよい。

0020

吸水性ポリマーや吸収助剤は、種子類の種類、播種シートの設置場所、播種シートを使用する時期、必要とする吸水量等を案し、上記したものの中から適宜のものを選択すればよい。

0021

また、発泡樹脂層3には上記の吸水性ポリマーや吸収助剤の他に、水酸化マグネシウム炭酸マグネシウム炭酸カルシウム硫酸カルシウム等の充填剤栄養剤肥料))、さらにはバーミキュライトパーライト等の充填剤(土壌剤)等を必要に応じて加えてもよい。

0022

上記充填剤の添加量としては、発泡樹脂100重量部に対して50〜300重量部が好ましい。添加量が50重量部未満の場合には、加えた充填剤による効果が十分に発揮できず、300重量部を越えるとシートの表面強度成形性等のプラスチック特性が悪くなる。

0023

一方、発泡樹脂層3の表面には所望形状の絵柄4が形成されている。この絵柄4は種子類を含有する水性インキ樹脂インキ等によりスクリーン印刷グラビア印刷等により形成される。

0024

以下、実施例により本発明を詳細に説明する。
<実施例1>坪量70g/m2の壁紙原紙上に、下記組成発泡樹脂組成物を用いて押し出し成形により樹脂層を形成した。塗布量は300g/m2であった。
<発泡樹脂組成物>
ポリエチレン30重量部
炭酸カルシウム16重量部
バーミキュライト32重量
吸水性ポリマー(デンプン系ポリマー) 4重量部
シリカ16重量部
有機発泡剤(ADCA) 2重量部
次に、この樹脂層の上に下記組成のインキを使用してスクリーン印刷により絵柄模様を形成した。続いて、得られた積層体をオーブンに入れ、200℃、10秒の条件で樹脂層を発泡させて発泡樹脂層とし、播種シートを得た。
インキ組成
水性インキ95重量部
ラディッシュの種 5重量部
このようにして得られた播種シートの壁紙原紙側にでんぷんを塗布し、建物の窓際の壁面に貼り付けた。4日後に播種シートの絵柄模様の部分からラディッシュのが出ていた。

0025

坪量70g/m2の壁紙原紙上に、下記組成の発泡樹脂組成物を用いて押し出し成形により樹脂層を形成した。塗布量は300g/m2であった。
<発泡樹脂組成物>
ポリ乳酸30重量部
炭酸カルシウム16重量部
バーミキュライト32重量部
吸水性ポリマー(デンプン系ポリマー) 4重量部
シリカ16重量部
有機発泡剤(ADCA) 2重量部
次に、この樹脂層の上に前記組成のインキを使用してスクリーン印刷により絵柄模様を形成した。続いて、得られた積層体をオーブンに入れ、200℃、10秒の条件にて樹脂層を発泡させて発泡樹脂層とし、播種シートを得た。このようにして得られた播種シートをプランター内の土の上に敷き詰めた。4日後、絵柄模様部より芽が出始めていた。さらに1ヶ月が経過すると、ラディシユの実がなっていた。この時点で、播種シートの発泡樹脂層はその1/4が分解していた。

0026

本発明は以上のような構成であるため、土の上に敷き詰めて使用する他、任意の場所に壁紙のように貼り付けて播種作業を行うことも可能であり、しかも水分の呼び込みの促進、栄養分の確保、種子類の根、菌糸類、分化根等の定着性の維持にも優れる。また、発泡樹脂を生分解性または光分解性を有するものとすることにより、所定期間が経過して種子類が所望の大きさまで生育してシートを必要としなくなった場合には、シートをわざわざ回収をする必要がなくなる。また、播種パターンの設定を印刷手段により簡便に行えるようにもなる。

図面の簡単な説明

0027

図1発明の一実施形態を示す一部拡大斜視説明図である。

--

0028

1播種シート
2基材
3発泡樹脂層
4 絵柄

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