図面 (/)

技術 模様の現出方法に特徴のある象谷塗りの器物

出願人 株式会社川口屋漆器店
発明者 佐々木敏晴
出願日 2000年11月8日 (18年1ヶ月経過) 出願番号 2000-381087
公開日 2002年5月22日 (16年6ヶ月経過) 公開番号 2002-144795
状態 未査定
技術分野 食卓用器具 特殊な装飾 装飾技術
主要キーワード 寄木細工 凸部面 湯飲み茶碗 漆塗り 彫刻加工 乾燥定着 着一体化 艶消し
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年5月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

縮み模様の和紙を、盆や茶托などの容器適所に、貼着一体化して、装飾性を高め、優美で高尚で、長期間の使用に耐えられる器物である。

解決手段

盆や茶托などの器物に、縮み模様の和紙を利用して、目標とする適所に貼着一体化する。そして、盆や茶托の場合では、その周辺部立上がり部分に凹凸彫刻を施し、載置部に貼着一体化した縮み模様の和紙の凹凸など全体に塗り、乾燥しないうちに真菰の粉を撒き、乾燥したら刷毛で余分の粉を払いのけ、凸面にの出る漆を塗り仕上げる、縮み模様の和紙を利用した象谷塗りの器物とする。

概要

背景

器物には、花など彫刻したものがある。また、特公昭60−225515のように、象嵌あるいは、寄木細工で装飾したものがある。しかし、従来の象谷塗りの器物に市販の縮み模様の和紙を貼着一体化して組合わせ、その模様も象谷塗りとしたものは、見当たらない。

概要

縮み模様の和紙を、盆や茶托などの容器適所に、貼着一体化して、装飾性を高め、優美で高尚で、長期間の使用に耐えられる器物である。

盆や茶托などの器物に、縮み模様の和紙を利用して、目標とする適所に貼着一体化する。そして、盆や茶托の場合では、その周辺部立上がり部分に凹凸の彫刻を施し、載置部に貼着一体化した縮み模様の和紙の凹凸など全体にを塗り、乾燥しないうちに真菰の粉を撒き、乾燥したら刷毛で余分の粉を払いのけ、凸面にの出る漆を塗り仕上げる、縮み模様の和紙を利用した象谷塗りの器物とする。

目的

器物の装飾として、低コストで装飾性が高く、優美で高尚な品質を作りだすことを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

縮み模様の和紙を器物適所に貼着一体化し、で固める象谷塗りを特徴とする器物。

請求項2

盆本体の載置面に、縮み模様の和紙を貼着一体化し、周辺部立上がり部分を彫刻し、盆全体の凹部面が真菰塗りで、凸部面漆塗りとしたことを特徴とする象谷塗りの盆。

請求項3

茶托本体の載置面に、縮み模様の和紙を貼着一体化し、周辺部立上がり部分を彫刻し、茶托本体の凹部面が真菰塗りで、凸部面は漆塗りとしたことを特徴とする象谷塗りの茶托。

技術分野

001

本発明は、縮み模様の和紙を適所に貼着一体化し、模様の現出方法に特徴のある象谷塗り器物に関するものである。

背景技術

002

器物には、花など彫刻したものがある。また、特公昭60−225515のように、象嵌あるいは、寄木細工で装飾したものがある。しかし、従来の象谷塗りの器物に市販の縮み模様の和紙を貼着一体化して組合わせ、その模様も象谷塗りとしたものは、見当たらない。

発明が解決しようとする課題

003

器物の装飾として、低コスト装飾性が高く、優美で高尚な品質を作りだすことを目的とする。

課題を解決するための手段

004

本発明は、器物の適所に市販されている縮み模様の和紙を貼着一体化し、その縮み模様により装飾効果を高める。器物が、盆や茶托の場合、盆本体や茶托本体の載置面に、縮み模様の和紙を貼着一体化する。

005

更には、盆や茶托の周辺部立上がり部分を彫刻加工し、全体にを塗り、乾燥しないうちに真菰の粉を撒く。乾燥させた後、刷毛で余分の真菰の粉を払いのけ、次に凸部面の出る漆を塗る。凹部面は定着した真菰塗りとしたままとすることで、艶消しの状態となる。このとき縮み模様の和紙の模様が優美で高尚な格別の装飾効果を生み出す。縮み模様の和紙の貼着堺界部に、漆を塗ることから剥れにくくし、洗浄性に耐えられるようになり、長期間の使用に耐えられる優れたものとなる。

006

図面に従って説明する。図1において、1は円形の盆を示す平面図で、2は盆本体を示し、3は盆本体2の周辺部立上がり部分で、凹凸面となるように加工しているが、図面表示が困難なので省略している。その凹凸は規則的とか不規則的あるいはその組合わせなどにこだわらない。4は盆1の載置部で縦横に縮み模様の和紙5を貼着一体化したものである。

007

図2は、図1のAーA断面を示すもので、周辺部立上がり部分3に、凹凸を不規則に加工した形状で示している。6は載置面4に縮み模様の和紙5を貼着した表面であるが、縦横に縮み模様となつている凹凸は表現が複雑で図示することが困難なので省略している。7は周辺部立上がり部分3に加工した凹部面、8はその凸部面である。

008

全体を漆塗りして、乾燥しないうちに、真菰の粉を撒き、乾燥定着した後、表面の余分の真菰の粉を払いのけ、次に凸部面8へ艶の出る漆を塗り仕上がりとなる。凸部面7は、最初に塗った漆に吸着して定着した真菰の粉で塗られてた状態のままなので、艷消しの状態となっており、凸部面8は艶のある漆面となる。縮み模様の和紙5の凹凸も同様な調子コントラストになる。

009

このようにして、盆1の載置面6へ縮み模様の和紙5を貼着一体化した、象谷塗り盆を製作する。

010

即ち、従来の象谷塗りの器物の適所へ、組合わせるものとして縮み模様の和紙5を貼着一体化して、従来にない優美で、高尚な格調高い特徴をもった盆が製作できる。

011

図3は、茶托9で、図2の盆1と同様の方法で、茶托9の周辺部立上がり部分11へ茶托の凹部面12、茶托の凸部面13を彫刻した茶托9の断面図を示したものである。盆1と異なる所は、湯飲み茶碗を載置する窪み部分10を中央部に加工しており、その深さは縮み模様の和紙5の厚さ相当をより深くしている。

012

図4は、縮み模様の和紙5の平面図で、縮み模様は縦横にランダムに形成された市販されている標準品である。

013

なお、特に盆の形状は、丸形だけでなく、四角楕円など任意とすることが可能であることは勿論である。茶托についても同様である。

発明の効果

014

本発明は、以上に説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。

015

縮み模様の和紙といった低コストの材料を使用したことで、器物の装飾効果を高め優美で高尚な高級感を生み出すことが出来る。

016

加工の工程で、縮み模様の和紙を貼着一体化した後、漆を全体に塗ることで、貼着した縮み模様の和紙と、盆や茶托など器物との境界部が、より一層保護され強力に一体化する。したがって、洗浄が繰返されても水の侵入を防ぎ、耐剥がれ性に優れ、長期間使用できる高い品質の盆や茶托などの器物を得ることができる。

図面の簡単な説明

0017

図1器物が丸形の盆であって、その平面図である。ただし、図2で示すとおり周辺部立上がり部分は、凹凸形状であるが、作図表現がむずかしいので省略している。
図2図1の丸形の盆をAーA断面図である。
図3器物が丸形の茶托として、図2と同様に直径の部分で断面した断面である。
図4縦横に縮み模様の和紙である。

--

0018

1 盆
2 盆本体
3 盆本体2の周辺部立上がり部分
4 盆1の載置部
5縮み模様の和紙
6 縮み模様の和紙の表面
7 凹部面
8凸部面
9茶托
10 部分窪
11 茶托の周辺部立上がり部分
12 茶托の周辺部立上がり部分の凹部
13 茶托の周辺部立上がり部分の凸部

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