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技術 両開き用ピボットヒンジおよびそれを用いた面格子

出願人 松本金属株式会社
発明者 戸田光治
出願日 2000年10月30日 (19年11ヶ月経過) 出願番号 2000-372133
公開日 2002年5月17日 (18年5ヶ月経過) 公開番号 2002-138762
状態 特許登録済
技術分野 ウィング枠及びウィングの配置 伸縮扉、および回転扉 面格子、雨戸枠、戸袋 蝶番
主要キーワード 死傷事故 止具孔 両開き用 略方形板状 長手方向中間位置 高層マンション ピボットヒンジ 避難通路
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この項目の情報は公開日時点(2002年5月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

180度回転できる一対の面格子のとりつけに用いるピボットヒンジを提供する。

解決手段

断面四角形状上枠9および下枠10のそれぞれの長手方向中間部に固定される固定部材1と、隣接する一対の戸それぞれの上部および下部にとりつけられる回転部材4,5とを備えており、上記固定部材1は垂直部水平部を備える略L型に形成しており、この垂直部と水平部が上記上枠9および下枠10の垂直面と水平面に対して2面から当接せしめた状態で該固定部材1の水平部に止具を介して固定できるように構成されており、さらに該固定部材1の垂直部には軸挿入孔を形成しており、一方回転部材4,5は戸の取付部の一側に軸挿入孔を形成しており、上記固定部材1と回転部材4,5は各軸挿入孔に軸棒を通して上下方向に一体的に、かつ回転部材4,5が回転可能に形成されていることを特徴とする両開き用ピボットヒンジ。

概要

背景

概要

180度回転できる一対の面格子のとりつけに用いるピボットヒンジを提供する。

断面四角形状上枠9および下枠10のそれぞれの長手方向中間部に固定される固定部材1と、隣接する一対の戸それぞれの上部および下部にとりつけられる回転部材4,5とを備えており、上記固定部材1は垂直部水平部を備える略L型に形成しており、この垂直部と水平部が上記上枠9および下枠10の垂直面と水平面に対して2面から当接せしめた状態で該固定部材1の水平部に止具を介して固定できるように構成されており、さらに該固定部材1の垂直部には軸挿入孔を形成しており、一方回転部材4,5は戸の取付部の一側に軸挿入孔を形成しており、上記固定部材1と回転部材4,5は各軸挿入孔に軸棒を通して上下方向に一体的に、かつ回転部材4,5が回転可能に形成されていることを特徴とする両開き用ピボットヒンジ。

目的

効果

実績

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牽制数
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請求項1

断面四角形状上枠および下枠のそれぞれの長手方向中間部に固定される固定部材と、隣接する一対の戸それぞれの上部および下部にとりつけられる回転部材とを備えており、上記固定部材は垂直部水平部を備える略L型に形成しており、この垂直部と水平部が上記上枠および下枠の垂直面と水平面に対して2面から当接せしめた状態で該固定部材の水平部に止具を介して固定できるように構成されており、さらに該固定部材の垂直部には軸挿入孔を形成しており、一方回転部材は戸の取付部の一側に軸挿入孔を形成しており、上記固定部材と回転部材は各軸挿入孔に軸棒を通して上下方向に一体的に、かつ回転部材が回転可能に形成されていることを特徴とする両開き用ピボットヒンジ

請求項2

隣接している一対の戸が相手の戸の側に略180度回転できる面格子であり、かつ請求項1記載のピボットヒンジを備えることを特徴とする面格子。

技術分野

0001

本発明は両開き用ピボットヒンジならびにそのヒンジを用いた両開きのできる面格子に関する。

発明が解決しようとする課題

0002

従来観音開き式の面格子は、それぞれ両側の窓枠とヒンジを介して開閉自在に取り付けられている。ところがベランダバルコニ廊下等に設置されている面格子の両側に位置している建物外壁が面格子よりも外側に突出しているために、面格子は一杯に開けても90〜130度くらいであり、それゆえに戸の先端側が上記ベランダ、バルコニ、廊下等の通路にまで大きく突出するので緊急避難時の人や物品の進行の妨げとなっていた。これが高層マンションにおいては死傷事故につながるという大きな問題であった。上記の問題点を解決するために本発明者は鋭意工夫を重ねて後述する特殊な構造のピボットヒンジならびにそれを用いた面格子を発明したのである。

課題を解決するための手段

0003

本発明つぎの特徴を備えている。その一つは「断面四角形状上枠および下枠のそれぞれの長手方向中間部に固定される固定部材と、隣接する一対の戸それぞれの上部および下部にとりつけられる回転部材とを備えており、上記固定部材は垂直部水平部を備える略L型に形成しており、この垂直部と水平部が上記上枠および下枠の垂直面と水平面に対して2面から当接せしめた状態で該固定部材の水平部に止具を介して固定できるように構成されており、さらに該固定部材の垂直部には軸挿入孔を形成しており、一方回転部材は戸の取付部の一側に軸挿入孔を形成しており、上記固定部材と回転部材は各軸挿入孔に軸棒を通して上下方向に一体的に、かつ回転部材が回転可能に形成されていることを特徴とする両開き用ピボットヒンジ」である。その二つは「隣接している一対の戸が相手の戸の側に略180度回転できる面格子であり、かつ上記記載のピボットヒンジを備えることを特徴とする面格子」である。

0004

本発明によれば、ピボットヒンジの固定部材を予め上下枠の長手方向の中間位置に固定し、ついで軸棒を介して中間にくる回転部材と内側にくる回転部材を一体的にセットする。しかるのち隣接する一対の戸(面格子)の縦さんと上記回転部材をビス等で止着してとりつける。

0005

この状態では固定部材の垂直部と水平部が上記枠の垂直面と水平面の2面に対して当接状態で、かつ水平部において止具を介して固定されているので強固な固定となり、したがって軸棒を介して一体に連結している回転部材ならびにこれに止着される面格子の取付け定性が確保される。

0006

さらに戸の開閉はスムーズにでき、かつ開口できる角度は相手の戸の側に略180度回転可能であり、よってこの状態ではベランダ、バルコニ、廊下等の避難通路に大きく突出して通路を塞ぐという従来の問題点は全く解消したこととなり、通路は広いままで使用できるので従来の欠点であった高層マンションにおける避難時の死傷事故が解消できる。

0007

下図面を用いて本発明の実施例について説明する。図1はピボットヒンジの固定部材を示す。1は硬質合成樹脂製、アルミダイカスト製等からなる固定部材で、上枠および下枠の長手方向中間位置に固定される。図示では下枠10に止具で固定している。2は水平部、3は垂直部で略L型に成型されている。しかして図のように上下枠に対して枠の垂直面と水平面の2面から当接する構造である。水平部2には両側に当部2aが一体成型されており、中央部には止具挿入孔2cが形成されている。この当部によって水平部と枠の水平面との接触面積を大きくして、固定部材の支持を安定させている。垂直部3には軸棒を挿入する軸挿入孔2bを形成している。

0008

図2はピボットヒンジの回転部材を示す。4は略方形板状の回転部材である。材質は前記固定部材と同じである。4aは戸の取付部で、止具孔4cを介して止具によって一方側の戸(面格子)の側端の縦さんに固定される。8aは縦さんである。4bは取付部の一側に設けた軸部で、4dはそこに形成している貫通状の軸挿入孔である。この回転部材は図4に示しているように固定部材の内側に続いて設けられている。

0009

図3図2と同様にピボットヒンジの略方形板状の回転部材である。この回転部材は他方側の面格子の側端の縦さんにとりつけられる。図4で示しているように回転部材4のさらに内側に取付けられる。5aは戸の取付部、5cは止具孔、5bは軸部で、5dは一端を塞いでいる軸挿入孔である。

0010

図4は前記図1〜3で示すピボットヒンジの各部材をセットした状態を示している。上枠9および下枠10には固定部材1がとりつけられており、これの軸挿入孔に回転部材の回転軸となる軸棒6が立設されている。この軸棒に回転部材4、5の軸挿入孔が挿入されて回転部材が回転可能となる。7は必要に応じてとりつけるリング状の座板またはパッキングで、これは回転部材の回転時の接触摩擦を軽減してスムーズに回転させるために、部材の間にしかも軸棒に遊嵌状態で介在せしめている。

0011

図4では上下枠にピボットヒンジをそれぞれセットした状態をしめしているが、当業者であれば理解できるように、下枠にとりつけているヒンジの各部材は固定部材にとりつけている軸棒に回転部材の軸挿入孔を上から単に挿入すれば一体的にセットできる。しかし上枠にとりつけるヒンジは固定部材に取り付けた軸棒に回転部材の軸挿入孔を挿入しただけでは脱落するので、これが脱落しないでとりつけるための脱止め構造にすることは当然である。あるいは回転部材を予め戸(面格子)に止具によってとりつけ、それを固定部材とセットすることも十分に理解できる。要はピボットヒンジを介しての面格子の枠への取り付けは、戸の荷重を上下枠のヒンジにに分散するか、下枠のヒンジだけで受けるか、あるいは取り付け手順も含めて適宜選択して決めればよい。

0012

図5は本発明のピボットヒンジを用いた本発明の面格子の略正面図である。断面四角形状の上下枠9、10にはその長手方向中間部にピボットヒンジの固定部材1が取り付けられており、これに回転部材4、5が一体に取り付けられている。しかして回転部材4には一方の面格子の縦さんが、回転部材5には他方の面格子の縦さんが止具で止着されている。なお一対の面格子は対称に形成されている。

0013

図6図5に示す一方(右側)の面格子を外側(矢印方向)に開口し、他方(左側)の面格子に重なる位置まで略180度回転した状態を示している。この状態では避難通路に戸の先端が突出していない。一対の面格子はどちらも開口できるが避難脱出時にはいずれか一方を素早く開口すればよい。

0014

【効果)本発明によれば、ピボットヒンジの固定部材を予め上下枠の長手方向の中間位置に固定し、ついで軸棒を介して中間にくる回転部材と内側にくる回転部材を一体的にセットする。しかるのち隣接する一対の戸(面格子)の縦さんと上記回転部材をビス等で止着してとりつける。この状態では固定部材の垂直部と水平部が上記枠の垂直面と水平面の2面に対して当接状態で、かつ水平部において止具を介して固定されているので強固な固定となり、したがって軸棒を介して一体に連結している回転部材ならびにこれに止着される面格子の取付け安定性が確保される。

0015

さらに戸の開閉はスムーズにでき、かつ開口できる角度は相手の戸の側に略180度回転可能であり、よってこの状態ではベランダ、バルコニ、廊下等の避難通路に大きく突出して通路を塞ぐという従来の問題点は全く解消したこととなり、通路は広いままで使用できるので従来の欠点であった高層マンションにおける避難時の死傷事故が解消できる。

図面の簡単な説明

0016

図1本発明ピボットヒンジの固定部材の一実施例を示し、Aは平面図、BはAのX−X断面図、Cは右側面図。
図2本発明ピボットヒンジの回転部材の一実施例を示し、Aは正面図、BはAのY−Y断面図。
図3本発明ピボットヒンジの回転部材の他の実施例を示し、Aは正面図、BはAのZ−Z断面図。
図4上下枠および戸の上部および下部にとりつけられる図1図3に示す部材を軸棒を介して一体にセットした本発明ピボットヒンジの状態図。
図5本発明のピボットヒンジを用いた面格子の一実施例を示す略正面図。
図6図5に示す面格子のピボットヒンジとの取付状態および面格子の回転状態を示す略平面図。

--

0017

1固定部材
2水平部
2b軸挿入孔
3 垂直部
4、5回転部材
4a、5a取付部
4b、5b 軸部
4d、5d 軸挿入孔
6軸棒
7座板またはパッキング
8 戸(面格子)
8a 縦さん
9上枠
10 下枠

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