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技術 ケーブルのアセンブリ構造

出願人 株式会社フジクラ
発明者 桑原浩一
出願日 2000年10月26日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 2000-327260
公開日 2002年5月10日 (18年7ヶ月経過) 公開番号 2002-133951
状態 拒絶査定
技術分野 絶縁導体(2) 通信ケーブル
主要キーワード アセンブリ構造 右巻きの 左巻きの 極細径 両ケーブル 左巻き 右巻き 外部被覆
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年5月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

ねじれの発生を極力抑えることができるケーブルアセンブリ構造を提供する。

解決手段

ケーブルのアセンブリ構造は、多数の同軸ケーブル30を同一平面上に等間隔でかつ平行に並べて配置し、その多数の同軸ケーブル30をテープ20で挟み込んでラミネートしてなる。外部導体33を形成する複数のシールド線右巻きS撚り)である第1の同軸ケーブル30Aと、外部導体33を形成する複数のシールド線が左巻き(Z撚り)である第2の同軸ケーブル30Bとがその配列方向に交互に並べて配置されている

概要

背景

図3は、従来の極細径同軸ケーブルの構成を示す斜視図である。図3に示すように、同軸ケーブル10は、内側から外側に順に、中心導体11、絶縁体12、外部導体13及び外部被覆14を同軸配置して構成されている。中心導体11は、信号を伝送する伝送路であり、複数の心線を撚って形成されている。絶縁体12は、中心導体11の周囲を被覆して、中心導体11と外部導体13との間を絶縁する。外部導体13は、絶縁体12の周囲を被覆して中心導体11をシールドするものであり、この外部導体13は、複数のシールド線を絶縁体12に横巻きに(右巻き又は左巻きに)巻き付けて形成されている。外部被覆14は、外部導体13の周囲を被覆して外部導体13を絶縁保護するものである。

このように、極細径の同軸ケーブル10では、外部導体13が横巻きで形成される。これは、外部導体13として網組を用いると、ケーブルの直径が太くなってしまい、極細径の同軸ケーブル10としては好ましくないからである。

図4は、このような同軸ケーブルを使用したアセンブリ構造を示す斜視図であり、図5は、図4のA−A'断面図である。これらに図示されるように、同軸ケーブル10のアセンブリ構造は、上記図3に示した多数の同軸ケーブル10を同一平面上に等間隔でかつ平行に並べて配置し、その多数の同軸ケーブル10をテープ20で挟み込んでラミネートしてフラットケーブル化した構造である。この同軸ケーブル10のアセンブリ構造では、多数の同軸ケーブル10がテープ20の内面粘着部21の粘着力で保持されている。

概要

ねじれの発生を極力抑えることができるケーブルのアセンブリ構造を提供する。

ケーブルのアセンブリ構造は、多数の同軸ケーブル30を同一平面上に等間隔でかつ平行に並べて配置し、その多数の同軸ケーブル30をテープ20で挟み込んでラミネートしてなる。外部導体33を形成する複数のシールド線が右巻き(S撚り)である第1の同軸ケーブル30Aと、外部導体33を形成する複数のシールド線が左巻き(Z撚り)である第2の同軸ケーブル30Bとがその配列方向に交互に並べて配置されている

目的

この発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、ねじれの発生を極力抑えることができるケーブルのアセンブリ構造を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

中心導体とこの中心導体に絶縁体を介して巻回されたシールド線からなる外部導体とを有する複数本同軸ケーブルを同一平面内に平行に並べて配設し、これら複数本の同軸ケーブルを一対のテープラミネートしてフラットケーブル化してなるケーブルアセンブリ構造において、前記複数本の同軸ケーブルは、前記シールド線の巻回方向が互いに異なる第1の同軸ケーブルと第2の同軸ケーブルとを含むことを特徴とするケーブルのアセンブリ構造。

請求項2

前記第1の同軸ケーブルと前記第2の同軸ケーブルとは、同数配設されていることを特徴とする請求項1記載のケーブルのアセンブリ構造。

請求項3

前記第1の同軸ケーブルと前記第2の同軸ケーブルとは、それらの配設方向に交互に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のケーブルのアセンブリ構造。

技術分野

0001

この発明は、多数の同軸ケーブルを同一平面内に平行に並べてテープラミネートすることによりフラットケーブル化したケーブルアセンブリ構造に関し、特に極細径の同軸ケーブルのアセンブリ構造に関する。

背景技術

0002

図3は、従来の極細径の同軸ケーブルの構成を示す斜視図である。図3に示すように、同軸ケーブル10は、内側から外側に順に、中心導体11、絶縁体12、外部導体13及び外部被覆14を同軸配置して構成されている。中心導体11は、信号を伝送する伝送路であり、複数の心線を撚って形成されている。絶縁体12は、中心導体11の周囲を被覆して、中心導体11と外部導体13との間を絶縁する。外部導体13は、絶縁体12の周囲を被覆して中心導体11をシールドするものであり、この外部導体13は、複数のシールド線を絶縁体12に横巻きに(右巻き又は左巻きに)巻き付けて形成されている。外部被覆14は、外部導体13の周囲を被覆して外部導体13を絶縁保護するものである。

0003

このように、極細径の同軸ケーブル10では、外部導体13が横巻きで形成される。これは、外部導体13として網組を用いると、ケーブルの直径が太くなってしまい、極細径の同軸ケーブル10としては好ましくないからである。

0004

図4は、このような同軸ケーブルを使用したアセンブリ構造を示す斜視図であり、図5は、図4のA−A'断面図である。これらに図示されるように、同軸ケーブル10のアセンブリ構造は、上記図3に示した多数の同軸ケーブル10を同一平面上に等間隔でかつ平行に並べて配置し、その多数の同軸ケーブル10をテープ20で挟み込んでラミネートしてフラットケーブル化した構造である。この同軸ケーブル10のアセンブリ構造では、多数の同軸ケーブル10がテープ20の内面粘着部21の粘着力で保持されている。

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、上述した従来の同軸ケーブル10のアセンブリ構造では、外部導体13を形成する複数のシールド線の巻き方向が右巻き又は左巻きのいずれか一方向に統一されているため、同軸ケーブル10を多数並べて同軸ケーブル10のアセンブリ構造を形成すると、製作時にはフラットな形状であっても、経時変化によって、シールド線の撚りにより内部応力が発生して、図4に示すように、フラットな同軸ケーブル10のアセンブリ構造にねじれが生じてしまう。

0006

このように同軸ケーブル10のアセンブリ構造がねじれると、同軸ケーブル10の端末加工作業を行うときに、同軸ケーブル10の端末が浮いてしまうので、作業者にとってその作業がしづらくなってしまうという問題があった。

0007

この発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、ねじれの発生を極力抑えることができるケーブルのアセンブリ構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

以上の目的を達成するため、本発明に係るケーブルのアセンブリ構造は、中心導体とこの中心導体に絶縁体を介して巻回されたシールド線からなる外部導体とを有する複数本の同軸ケーブルを同一平面内に平行に並べて配設し、これら複数本の同軸ケーブルを一対のテープでラミネートしてフラットケーブル化してなるケーブルのアセンブリ構造において、前記複数本の同軸ケーブルが、前記シールド線の巻回方向が互いに異なる第1の同軸ケーブルと第2の同軸ケーブルとを含むようにしたことを特徴とする。

0009

本発明に係るケーブルのアセンブリ構造によれば、複数本の同軸ケーブルが、シールド線の巻回方向が互いに異なる第1の同軸ケーブルと第2の同軸ケーブルとを含むようにしているので、各ケーブルで発生するねじれによる応力が互いに打ち消され、ケーブルのアセンブリ構造全体のねじれを極力抑えることが可能となる。

0010

特に、第1の同軸ケーブルと第2の同軸ケーブルとが、同数配設されていると、両ケーブルで発生する応力がバランスし、アセンブリ構造全体のねじれをより効果的に抑制することができる。更に、第1の同軸ケーブルと第2の同軸ケーブルとが、それらの配設方向に交互に配置されていると、隣り合うケーブル同士が互いにねじれを打ち消し合い、その結果、ケーブルのアセンブリ構造のねじれをより一層抑えることが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、この発明の好ましい実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るケーブルのアセンブリ構造の構成を示す斜視図である。なお、図1のケーブルのアセンブリ構造では、本発明の構造上の特徴を解り易くするために、上面のテープ20の図示を省略している。

0012

図1において、同軸ケーブル(ケーブル)30は、内側から外側に中心導体31、絶縁体32、外部導体33及び外部被覆34をこの順に同軸配置してなる。これら中心導体31、絶縁体32、外部導体33及び外部被覆34については、図3で説明した同軸ケーブル10の構成と同様であるため、重複する説明を省略する。

0013

同軸ケーブル30のアセンブリ構造は、図1に示すように、多数の同軸ケーブル30を同一平面上に等間隔でかつ平行に並べて配置し、その多数の同軸ケーブル30をテープ20で挟み込んでラミネートしたものである。

0014

ここで、図1に示す本実施形態における同軸ケーブル30のアセンブリ構造が、上記図4及び図5に示した従来の同軸ケーブル10のアセンブリ構造と異なる点は、外部導体33を形成する複数のシールド線が右巻き(S撚り)である第1の同軸ケーブル30Aと、外部導体33を形成する複数のシールド線が左巻き(Z撚り)である第2の同軸ケーブル30Bとがその配列方向に交互に並べて配置されている点である。

0015

即ち、上記した従来の同軸ケーブル10のアセンブリ構造では、同軸ケーブル10の外部導体13の複数のシールド線の巻き方向は、右巻き又は左巻きのいずれか一方向であったが、本発明の同軸ケーブル30のアセンブリ構造では、同軸ケーブル30の外部導体33の複数のシールド線の巻き方向は、隣の同軸ケーブル30の外部導体33の複数のシールド線の巻き方向と異なるように(右巻きのシールド線の同軸ケーブル30Aの両隣は、左巻きのシールド線の同軸ケーブル30Bとなるように)、多数の同軸ケーブル30を配置したものである。

0016

その結果、一本の同軸ケーブル30にねじれが生じた場合でも、隣接する同軸ケーブル30でねじれようとする応力を打ち消し合うこととなり、全体として、同軸ケーブル30のアセンブリ構造にねじれが生じないようになる。

0017

以上のように、この実施の形態によれば、外部導体33の複数のシールド線が右巻きの第1の同軸ケーブル30Aと左巻きの第2の同軸ケーブル30Bとを交互に配置するように構成したので、隣り合う同軸ケーブル30同士がねじれを互いに打ち消し合い、その結果、同軸ケーブル30のアセンブリ構造全体のねじれを抑えることが可能となる。

0018

なお、上記実施の形態では、外部導体33の複数のシールド線が右巻きの同軸ケーブル30Aと左巻きの同軸ケーブル30Bとを交互に配置して同軸ケーブル30のアセンブリ構造を構成したが、これに限るものではなく、例えば図2に示すように、複数のシールド線が右巻きの同軸ケーブル30Aを一方の側に、左巻きの同軸ケーブル30Bを他方の側に、それぞれ同数並べて配置して同軸ケーブル30のアセンブリ構造を構成するだけでも、同軸ケーブル30のアセンブリ構造のねじれを抑えることが可能である。

0019

さらに、複数のシールド線が右巻きの同軸ケーブル30Aと左巻きの同軸ケーブル30Bとを同数配置しなくても、所定本間隔毎(所定の同軸ケーブル30の本数毎)に、複数のシールド線の巻き方向が他の同軸ケーブル30と逆方向の同軸ケーブル30を挿入配置することによっても、同軸ケーブル30のアセンブリ構造のねじれをある程度抑えることが可能である。

発明の効果

0020

以上のように、本発明によれば、複数本の同軸ケーブルが、シールド線の巻回方向が互いに異なる第1の同軸ケーブルと第2の同軸ケーブルとを含むようにしているので、各ケーブルで発生するねじれによる応力が互いに打ち消され、ケーブルのアセンブリ構造全体のねじれを抑制可能であるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0021

図1本発明のケーブルのアセンブリ構造の一実施態様の構成を示す斜視図である。
図2本発明のケーブルのアセンブリ構造の他の実施態様の構成を示す斜視図である。
図3一般的な極細径の同軸ケーブルの構成を示す斜視図である。
図4従来の同軸ケーブルのアセンブリ構造の構成を示す斜視図である。
図5従来の同軸ケーブルのアセンブリ構造の構成を示す断面図である。

--

0022

10,30…同軸ケーブル、11,31…中心導体、12,32…絶縁体、13,33…外部導体、14,34…外部被覆、20…テープ。

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