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技術 移動体レンタルシステム、移動体管理システム、移動体装置、移動体管理装置、移動体レンタル方法、移動体管理方法および記録媒体

出願人 ソニー株式会社
発明者 油井康二石井美留香
出願日 2001年7月11日 (18年2ヶ月経過) 出願番号 2001-210549
公開日 2002年5月10日 (17年4ヶ月経過) 公開番号 2002-133510
状態 未査定
技術分野 タイムレコーダ・稼動の登録 自動賃貸装置 特定用途計算機 金融・保険関連業務,支払い・決済 交通制御システム 他装置と結合した電話通信 電話通信サービス 交通制御システム タイムレコーダ、ドライブレコーダ、入出管理
主要キーワード 平均到達 督促情報 各移動体装置 エンドボタン 時間係数 エンドキー 移動体管理装置 レンタル方式
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題

貸し出される移動体利用料金利用状況などに応じて、適正に算出できるようにするとともに、移動体を柔軟かつ有効に利用できるようにする。

解決手段

自転車1A、1B、1C、…のそれぞれは、GPS機能を備え、一定時間毎自己の現在位置を検出して、検出した現在位置を示す情報を運営会社2に送信し、各自転車の現在位置を管理する。自転車1A、1B、1C、…のそれぞれは、会員に貸し出され、利用するようにされると、乗車距離乗車時間の計測を開始し、利用が終了すると、計測した乗車距離と乗車時間とを運営会社2のサーバ装置に送信する。運営会社2のサーバ装置は、送信されてきた乗車距離と乗車時間とに応じて、利用料金を算出して決済するようにする。

概要

背景

自転車自動車などの移動体有料で貸し出す移動体のレンタルサービスが行われている。この移動体のレンタルサービスは、移動体を所定の貸し出し場所において貸し出しを受けて利用し、利用後においては、その移動体を所定の返却場所返却する。この場合、移動体の利用料金であるレンタル料は、貸し出しを受けた時点から返却場所に返却した時点までの時間によって決められる場合が多い。

また、貸し出し時の取り決めにより、貸し出しを受けた時点から返却時点までの時間の長さが4時間までならいくら、4時間を越え8時間までならいくらというように、貸し出し時間の長さに応じて、定額の利用料金を定めるようにしている場合もある。このように、移動体のレンタルサービスにおいては、移動体の貸し出し時間の長さ(貸し出している時間の長さ)に応じて、レンタル料を定めるようにしている場合が多い。

また、利用者が、自動車などの移動体を3年間、5年間などというように、比較的に長期にわたり借り受けるようにする長期賃貸借契約によるいわゆるリースの場合には、移動体の通常価格購入価格)を3年、5年などの貸し出し期間月数で分割し、所定の金利掛けることにより、移動体の利用料金であるリース料を算出するようにしている。したがって、このリースの場合にも、移動体の貸し出し期間の長さに応じて、リース料が算出されることになる。

また、特開平6−68095号公開特許公報には、自動車レンタル方式の発明が開示されている。この自動車レンタル方式に係る発明は、複数のレンタル用自動車中央制御装置によって管理し、ユーザは最寄りのレンタル自動車を利用することができるようにしている。また、レンタル用自動車の貸し出しが可能なユーザであるか否かの判別や、貸し出し料(レンタル料)の算出も自動的に行なうようにしている。

概要

貸し出される移動体の利用料金を利用状況などに応じて、適正に算出できるようにするとともに、移動体を柔軟かつ有効に利用できるようにする。

自転車1A、1B、1C、…のそれぞれは、GPS機能を備え、一定時間毎自己の現在位置を検出して、検出した現在位置を示す情報を運営会社2に送信し、各自転車の現在位置を管理する。自転車1A、1B、1C、…のそれぞれは、会員に貸し出され、利用するようにされると、乗車距離乗車時間の計測を開始し、利用が終了すると、計測した乗車距離と乗車時間とを運営会社2のサーバ装置に送信する。運営会社2のサーバ装置は、送信されてきた乗車距離と乗車時間とに応じて、利用料金を算出して決済するようにする。

目的

以上のことにかんがみ、この発明は、貸し出される移動体の利用料金を利用状況に応じて、適正に算出できるようにするとともに、移動体を柔軟かつ有効に利用できるようにする移動体レンタルシステム移動体管理システム、これらのシステムにおいて用いられる移動体装置移動体管理装置、および、各装置において実行されるプログラムが記録された記録媒体を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
7件

この技術が所属する分野

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請求項1

複数の移動体装置と、前記複数の移動体装置を管理する移動体管理装置とを備える移動体レンタルシステムにおいて、前記複数の移動体装置のそれぞれは、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信手段と、前記認証情報に応じて返信されてくる認証結果情報を受信する認証結果情報受信手段と、前記移動体装置の使用を禁止するためのロック手段と、前記認証結果情報受信手段により受信される前記認証結果情報に応じて、前記ロック手段を制御するロック制御手段と、走行距離計測する距離計測手段と、前記距離計測手段により計測した走行距離を示す情報を前記移動体管理装置に送信する距離情報送信手段と、走行時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段により計測した走行時間を示す情報を前記移動体管理装置に送信する時間情報送信手段とを備え、前記移動体管理装置は、前記移動体装置からの前記認証情報を受信する認証情報受信手段と、前記認証情報受信手段により受信される前記認証情報に応じた認証結果情報を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信手段と、前記移動体装置からの前記走行距離を示す情報を受信する距離情報受信手段と、前記移動体装置からの前記走行時間を示す情報を受信する時間情報受信手段と、前記距離情報受信手段により受信された前記走行距離と、前記時間情報受信手段により受信された前記走行時間とにより前記移動体装置の利用料金演算する料金演算手段と、前記料金演算手段の演算結果に基づいて、前記移動体装置の利用に対して決済処理を行なう決済手段とを備えることを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項2

請求項1に記載の移動体レンタルシステムにおいて、前記移動体装置においては、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付手段を備え、前記認証情報送信手段は、前記支払可能情報受付手段を通じて受け付けた前記支払可能情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信するものであり、前記ロック制御手段は、前記認証結果情報受信手段を通じて前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除するものであり、前記移動体管理装置においては、前記認証情報受信手段により受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての前記支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別手段を備え、前記認証結果情報送信手段は、前記判別手段により支払が可能であると判別された場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信することを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項3

請求項2に記載の移動体レンタルシステムにおいて、前記移動体管理装置は、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段により受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理手段とを備え、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信手段は、前記認証処理手段により認証が取れ、かつ、前記判別手段により支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項4

請求項1に記載の移動体レンタルシステムにおいて、前記移動体管理装置は、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段により受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理手段とを備え、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信手段は、前記認証処理手段により認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項5

請求項1に記載の移動体レンタルシステムにおいて、前記移動体管理装置の前記料金演算手段は、前記移動体装置を返却した位置に応じて、前記利用料金を異ならせるようにすることを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項6

請求項5に記載の移動体レンタルシステムにおいて、前記移動体管理装置の前記料金演算手段は、前記移動体装置が予め決められた返却位置に返却されたときよりも、前記返却位置とは異なる位置に返却された場合の方が料金を高く設定することを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項7

請求項1に記載の移動体レンタルシステムにおいて、前記移動体管理装置の前記料金演算手段は、前記走行時間と、前記走行距離に応じて定められる平均走行時間とに基づいて、前記利用料金を演算することを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項8

複数の移動体装置と、前記複数の移動体装置を管理する移動体管理装置とを備える移動体レンタルシステムにおいて、前記複数の移動体装置のそれぞれは、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信手段と、前記認証情報に応じて返信されてくる認証結果情報を受信する認証結果情報受信手段と、前記移動体装置の使用を禁止するためのロック手段と、前記認証結果情報受信手段により受信される前記認証結果情報に応じて、前記ロック手段を制御するロック制御手段と、所定の時間間隔毎に現在位置を検出する現在位置検出手段と、前記現在位置検出手段により現在位置が検出される毎に、前記現在位置を示す情報を送信する現在位置送信手段とを備え、前記移動体管理装置は、前記移動体装置からの前記認証情報を受信する認証情報受信手段と、前記認証情報受信手段により受信される前記認証情報に応じた認証結果を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信手段と、前記移動体装置からの前記現在位置を示す情報を受信する現在位置受信手段と、前記現在位置受信手段により受信した前記現在位置を示す情報を用いて、前記移動体装置の走行距離を計測する走行距離計測手段と、前記現在位置受信手段により受信した前記現在位置を示す情報に応じて、前記移動体装置の走行時間を計測する走行時間計測手段と、前記走行距離計測手段により計測された前記走行距離と、前記走行時間計測手段により計測された前記走行時間とにより前記移動体装置の利用料金を演算する料金演算手段と、前記料金演算手段の演算結果に基づいて、前記移動体装置の利用に対して決済処理を行なう決済手段とを備えることを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項9

請求項8に記載の移動体レンタルシステムにおいて、前記移動体装置においては、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付手段を備え、前記認証情報送信手段は、前記支払可能情報受付手段を通じて受け付けた前記支払可能情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信するものであり、前記ロック制御手段は、前記認証結果情報受信手段を通じて前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除するものであり、前記移動体管理装置においては、前記認証情報受信手段により受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての前記支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別手段を備え、前記認証結果情報送信手段は、前記判別手段により支払が可能であると判別された場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信することを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項10

請求項9に記載の移動体レンタルシステムにおいて、前記移動体管理装置は、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段により受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理手段とを備え、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信手段は、前記認証処理手段により認証が取れ、かつ、前記判別手段により支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項11

請求項8に記載の移動体レンタルシステムにおいて、前記移動体管理装置は、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段により受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理手段とを備え、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信手段は、前記認証処理手段により認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項12

請求項8に記載の移動体レンタルシステムにおいて、前記移動体管理装置の前記料金演算手段は、前記移動体装置を返却した位置に応じて、前記利用料金を異ならせるようにすることを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項13

請求項12に記載の移動体レンタルシステムにおいて、前記移動体管理装置の前記料金演算手段は、前記移動体装置が予め決められた返却位置に返却されたときよりも、前記返却位置とは異なる位置に返却された場合の方が料金を高く設定することを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項14

請求項8に記載の移動体レンタルシステムにおいて、前記移動体管理装置の前記料金演算手段は、前記走行時間と、前記走行距離に応じて定められる平均走行時間とに基づいて、前記利用料金を演算することを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項15

現在位置を計測する現在位置計測手段と、前記現在位置計測手段により計測された前記現在位置を示す情報を送信する現在位置送信手段とを備える移動体装置と、前記移動体装置の前記現在位置送信手段から送信される前記移動体装置の現在位置を示す情報を受信する現在位置受信手段と、利用者の携帯通信端末から送信される最寄りの移動体装置の位置情報提供要求を受信する提供要求受信手段と、前記提供要求受信手段により前記提供要求が受信された場合に、前記提供要求の送信元の前記携帯通信端末に対して、最寄りの移動体装置の現在位置を示す情報を送信する位置情報送信手段とを備える移動体管理装置とを有することを特徴とする移動体管理システム

請求項16

請求項15に記載の発明に移動体管理システムにおいて、前記移動体管理装置の前記位置情報送信手段は、前記移動体装置の現在位置を示す情報とともに、前記移動体装置を検索するようにするための移動体検索情報を送信するものであり、前記移動体装置の利用を所望するユーザは、自己の携帯通信端末を通じて、前記移動体装置を検索するようにする移動体検索情報を前記移動体装置に送信することが可能であり、前記移動体装置は、前記移動体検索情報を受信する検索情報受信手段と、前記検索情報受信手段により、自機宛ての移動体検索情報を受信した場合に、に、自機の位置を前記利用者に報知するようにする報知手段とを備えることを特徴とする移動体管理システム。

請求項17

請求項15に記載の移動体管理システムであって、前記移動体装置の利用を所望するユーザが用いる前記携帯通信端末は、自機の現在位置を検出する現在位置検出手段と、前記現在位置検出手段により検出された前記現在位置を送信する送信手段とを備えたものであり、前記移動体管理装置において、前記現在位置受信手段は、前記携帯通信端末からの前記現在位置をも受信することが可能なものであり、前記位置情報送信手段は、前記現在位置受信手段により受信される前記携帯通信端末の前記現在位置に基づいて、前記携帯通信端末の最寄りの移動体を検索することを特徴とする移動体管理システム。

請求項18

請求項15に記載の移動体管理システムであって、前記移動体装置は、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信手段と、前記認証情報に応じて返信される認証結果情報を受信する認証結果情報受信手段と、前記移動体装置の使用を禁止するロック手段と、前記認証結果情報受信手段により前記認証結果情報に応じて前記ロック手段を制御するロック制御手段とを備え、前記移動体管理装置は、前記移動体装置からの前記認証情報を受信する認証情報受信手段と、前記認証情報受信手段により受信される前記認証情報に応じた認証結果情報を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信手段とを備えることを特徴とする移動体管理システム。

請求項19

請求項18に記載の移動体管理システムにおいて、前記移動体装置においては、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付手段を備え、前記認証情報送信手段は、前記支払可能情報受付手段を通じて受け付けた前記支払情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信するものであり、前記ロック制御手段は、前記認証結果情報受信手段を通じて前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除するものであり、前記移動体管理装置においては、前記認証情報受信手段により受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての前記支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別手段を備え、前記認証結果情報送信手段は、前記判別手段により支払が可能であると判別された場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信することを特徴とする移動体管理システム。

請求項20

請求項19に記載の移動体管理システムにおいて、前記移動体管理装置は、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段により受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理手段とを備え、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信手段は、前記認証処理手段により認証が取れ、かつ、前記判別手段により支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理システム。

請求項21

請求項18に記載の移動体管理システムであって、前記移動体管理装置は、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段により受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理手段とを備え、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信手段は、前記認証処理手段により認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理システム。

請求項22

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体レンタルシステムの前記移動体装置であって、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信手段と、前記認証情報に応じて返信されてくる認証結果情報を受信する認証結果情報受信手段と、前記移動体装置の使用を禁止するためのロック手段と、前記認証結果情報受信手段により受信される前記認証結果情報に応じて、前記ロック手段を制御するロック制御手段と、走行距離を計測する距離計測手段と、前記距離計測手段により計測した走行距離を示す情報を前記移動体管理装置に送信する距離情報送信手段と、走行時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段により計測した走行時間を示す情報を前記移動体管理装置に送信する時間情報送信手段とを備えることを特徴とする移動体装置。

請求項23

請求項22に記載の移動体装置であって、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付手段を備え、前記認証情報送信手段は、前記支払可能情報受付手段を通じて受け付けた前記支払可能情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信するものであり、前記ロック制御手段は、前記認証結果情報受信手段を通じて前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除するものであることを特徴とする移動体装置。

請求項24

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体レンタルシステムの前記移動体装置であって、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信手段と、前記認証情報に応じて返信されてくる認証結果情報を受信する認証結果情報受信手段と、前記移動体装置の使用を禁止するためのロック手段と、前記認証結果情報受信手段により受信される前記認証結果情報に応じて、前記ロック手段を制御するロック制御手段と、所定の時間間隔毎に現在位置を検出する現在位置検出手段と、前記現在位置検出手段により現在位置が検出される毎に、前記現在位置を示す情報を送信する現在位置送信手段とを備えることを特徴とする移動体装置。

請求項25

請求項24に記載の移動体装置であって、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付手段を備え、前記認証情報送信手段は、前記支払可能情報受付手段を通じて受け付けた前記支払可能情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信するものであり、前記ロック制御手段は、前記認証結果情報受信手段を通じて前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除するものであることを特徴とする移動体装置。

請求項26

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体レンタルシステムの前記移動体管理装置であって、前記移動体装置からの認証情報を受信する認証情報受信手段と、前記認証情報受信手段により受信される前記認証情報に応じた認証結果情報を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信手段と、前記移動体装置からの前記走行距離を示す情報を受信する距離情報受信手段と、前記移動体装置からの前記走行時間を示す情報を受信する時間情報受信手段と、前記距離情報受信手段により受信された前記走行距離と、前記時間情報受信手段により受信された前記走行時間とにより前記移動体装置の利用料金を演算する料金演算手段と、前記料金演算手段の演算結果に基づいて、前記移動体装置の利用に対して決済処理を行なう決済手段とを備えることを特徴とする移動体管理装置。

請求項27

請求項26に記載の移動体管理装置であって、前記認証情報受信手段により受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別手段を備え、前記認証結果情報送信手段は、前記判別手段により支払が可能であると判別された場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信することを特徴とする移動体管理装置。

請求項28

請求項27に記載の移動体管理装置であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段により受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理手段とを備え、前記認証結果情報送信手段は、前記認証処理手段により認証が取れ、かつ、前記判別手段により支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理装置。

請求項29

請求項26に記載の移動体管理装置であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段により受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理手段とを備え、前記認証結果情報送信手段は、前記認証処理手段により認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理装置。

請求項30

請求項26に記載の移動体管理装置であって、前記料金演算手段は、前記移動体装置を返却した位置に応じて、前記利用料金を異ならせるようにすることを特徴とする移動体管理装置。

請求項31

請求項30に記載の移動体管理装置であって、前記料金演算手段は、前記移動体装置が予め決められた返却位置に返却されたときよりも、前記返却位置とは異なる位置に返却された場合の方が料金を高く設定することを特徴とする移動体管理装置。

請求項32

請求項26に記載の移動体管理装置であって、前記料金演算手段は、前記走行時間と、前記走行距離に応じて定められる平均走行時間とに基づいて、前記利用料金を演算することを特徴とする移動体管理装置。

請求項33

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体レンタルシステムの前記移動体管理装置であって、前記移動体装置からの認証情報を受信する認証情報受信手段と、前記認証情報受信手段により受信される前記認証情報に応じた認証結果を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信手段と、前記移動体装置からの前記現在位置を示す情報を受信する現在位置受信手段と、前記現在位置受信手段により受信した前記現在位置を示す情報を用いて、前記移動体装置の走行距離を計測する走行距離計測手段と、前記現在位置受信手段により受信した前記現在位置を示す情報に応じて、前記移動体装置の走行時間を計測する走行時間計測手段と、前記走行距離計測手段により計測された前記走行距離と、前記走行時間計測手段により計測された前記走行時間とにより前記移動体装置の利用料金を演算する料金演算手段と、前記料金演算手段の演算結果に基づいて、前記移動体装置の利用に対して決済処理を行なう決済手段とを備えることを特徴とする移動体管理装置。

請求項34

請求項33に記載の移動体管理装置であって、前記認証情報受信手段により受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別手段を備え、前記認証結果情報送信手段は、前記判別手段により支払が可能であると判別された場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信することを特徴とする移動体管理装置。

請求項35

請求項34に記載の移動体管理装置であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段により受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理手段とを備え、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信手段は、前記認証処理手段により認証が取れ、かつ、前記判別手段により支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理装置。

請求項36

請求項33に記載の移動体管理装置であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段により受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理手段とを備え、前記認証結果情報送信手段は、前記認証処理手段により認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理装置。

請求項37

請求項33に記載の移動体管理装置であって、前記料金演算手段は、前記移動体装置を返却した位置に応じて、前記利用料金を異ならせるようにすることを特徴とする移動体管理装置。

請求項38

請求項37に記載の移動体管理装置であって、前記料金演算手段は、前記移動体装置が予め決められた返却位置に返却されたときよりも、前記返却位置とは異なる位置に返却された場合の方が料金を高く設定することを特徴とする移動体管理装置。

請求項39

請求項33に記載の移動体管理装置であって、前記料金演算手段は、前記走行時間と、前記走行距離に応じて定められる平均走行時間とに基づいて、前記利用料金を演算することを特徴とする移動体移動体管理装置。

請求項40

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体管理システムの前記移動体装置であって、使用者の携帯通信端末からの移動体検索情報を受信する検索情報受信手段と、前記検索情報受信手段により、自機宛ての移動体検索情報を受信した場合に、に、自機の位置を前記利用者に報知するようにする報知手段とを備えることを特徴とする移動体装置。

請求項41

請求項40に記載の移動体装置であって、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信手段と、前記認証情報に応じて返信される認証結果情報を受信する認証結果情報受信手段と、前記移動体装置の利用を禁止するようにするロック手段と、前記移動体管理装置からの利用許可情報を受信する利用許可情報受信手段と、前記利用許可情報受信手段により前記利用許可情報を受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除するロック制御手段とを備えることを特徴とする移動体装置。

請求項42

請求項41に記載の移動体装置であって、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付手段を備え、前記認証情報送信手段は、前記支払可能情報受付手段を通じて受け付けた前記支払情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信するものであり、前記ロック制御手段は、前記認証結果情報受信手段を通じて前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除するものであることを特徴とする移動体装置。

請求項43

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体管理システムの前記移動体管理装置であって、前記移動体装置から送信される前記移動体装置の現在位置を受信する現在位置受信手段と、利用者の携帯通信端末から送信される最寄りの移動体の位置情報の提供要求を受信する提供要求受信手段と、前記提供要求受信手段により前記提供要求が受信された場合に、前記提供要求の送信元の前記携帯通信端末に対して、最寄りの移動体装置の現在位置を示す情報を送信する位置情報送信手段とを備えることを特徴とする移動体管理装置。

請求項44

請求項43に記載の移動体管理装置であって、前記位置情報送信手段は、前記移動体装置の現在位置を示す情報とともに、前記移動体装置を検索するようにするための移動体検索情報を送信するものであることを特徴とする移動体管理装置。

請求項45

請求項43に記載の移動体管理装置であって、前記現在位置受信手段は、前記移動体装置の利用を所望するユーザが用いる携帯通信端末からの前記現在位置をも受信することが可能なものであり、前記位置情報送信手段は、前記現在位置受信手段により受信される前記携帯通信端末の前記現在位置に基づいて、前記携帯通信端末の最寄りの移動体を検索することを特徴とする移動体管理装置。

請求項46

請求項43に記載の移動体管理装置であって、前記移動体装置からの前記認証情報を受信する認証情報受信手段と、前記認証情報受信手段により受信される前記認証情報に応じた認証結果情報を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信手段とを備えることを特徴とする移動体管理装置。

請求項47

請求項46に記載の移動体管理装置であって、前記認証情報受信手段により受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別手段を備え、前記認証結果情報送信手段は、前記判別手段により支払が可能であると判別された場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信することを特徴とする移動体管理装置。

請求項48

請求項47に記載の移動体管理装置であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段により受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理手段とを備え、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信手段は、前記認証処理手段により認証が取れ、かつ、前記判別手段により支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理装置。

請求項49

請求項46に記載の移動体管理装置であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段により受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理手段とを備え、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信手段は、前記認証処理手段により認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理装置。

請求項50

複数の移動体装置と、前記複数の移動体装置を管理する移動体管理装置とを備える移動体レンタルシステムの移動体レンタル方法であって、前記複数の移動体装置のそれぞれは、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信工程と、前記認証情報に応じて返信されてくる認証結果情報を受信する認証結果情報受信工程と、前記認証結果情報受信工程において受信した前記認証結果情報が、認証が取れたことを示すものである場合に、当該移動体装置にかけられているロックを解除するロック制御工程と、走行距離を計測する距離計測工程と、前記距離計測工程において計測した走行距離を示す情報を前記移動体管理装置に送信する距離情報送信工程と、走行時間を計測する時間計測工程と、前記時間計測工程において計測した走行時間を示す情報を前記移動体管理装置に送信する時間情報送信工程とを有し、前記移動体管理装置は、前記移動体装置からの前記認証情報を受信する認証情報受信工程と、前記認証情報受信工程において受信した前記認証情報に応じた認証結果情報を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信工程と、前記移動体装置からの前記走行距離を示す情報を受信する距離情報受信工程と、前記移動体装置からの前記走行時間を示す情報を受信する時間情報受信工程と、前記距離情報受信工程において受信した前記走行距離と、前記時間情報受信工程において受信した前記走行時間とにより前記移動体装置の利用料金を演算する料金演算工程と、前記料金演算工程においての演算結果に基づいて、前記移動体装置の利用に対して決済処理を行なう決済工程とを有することを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項51

請求項50に記載の移動体レンタル方法であって、前記移動体装置は、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付工程を有し、前記認証情報送信工程においては、前記支払可能情報受付工程において受け付けた前記支払可能情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信し、前記ロック制御工程においては、前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を前記認証結果情報受信工程において受信した場合に、ロックを解除し、前記移動体管理装置は、前記認証情報受信工程において受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての前記支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別工程を有し、前記認証結果情報送信工程においては、前記判別工程において支払が可能であると判別された場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信することを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項52

請求項51に記載の移動体レンタル方法であって、前記移動体管理装置は、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを有し、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れ、かつ、前記判別工程において支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項53

請求項50に記載の移動体レンタル方法であって、前記移動体管理装置は、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを有し、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項54

請求項50に記載の移動体レンタル方法であって、前記移動体管理装置の前記料金演算工程においては、前記移動体装置を返却した位置に応じて、前記利用料金を異ならせるようにすることを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項55

請求項54に記載の移動体レンタル方法であって、前記移動体管理装置の前記料金演算工程においては、前記移動体装置が予め決められた返却位置に返却されたときよりも、前記返却位置とは異なる位置に返却された場合の方が料金を高く設定することを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項56

請求項50に記載の移動体レンタル方法であって、前記移動体管理装置の前記料金演算工程においては、前記走行時間と、前記走行距離に応じて定められる平均走行時間とに基づいて、前記利用料金を演算することを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項57

複数の移動体装置と、前記複数の移動体装置を管理する移動体管理装置とを備える移動体レンタルシステムの移動体レンタル方法であって、前記複数の移動体装置のそれぞれは、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信工程と、前記認証情報に応じて返信されてくる認証結果情報を受信する認証結果情報受信工程と、前記認証結果情報受信工程において受信した前記認証結果情報が、認証が取れたことを示すものである場合に、当該移動体装置にかけられているロックを解除するロック制御工程と、所定の時間間隔毎に現在位置を検出する現在位置検出工程と、前記現在位置検出工程において現在位置が検出される毎に、前記現在位置を示す情報を送信する現在位置送信工程とを備え、前記移動体管理装置は、前記移動体装置からの前記認証情報を受信する認証情報受信工程と、前記認証情報受信工程において受信した前記認証情報に応じた認証結果を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信工程と、前記移動体装置からの前記現在位置を示す情報を受信する現在位置受信工程と、前記現在位置受信工程において受信した前記現在位置を示す情報を用いて、前記移動体装置の走行距離を計測する走行距離計測工程と、前記現在位置受信工程において受信した前記現在位置を示す情報に応じて、前記移動体装置の走行時間を計測する走行時間計測工程と、前記走行距離計測工程において計測した前記走行距離と、前記走行時間計測工程において計測した前記走行時間とにより前記移動体装置の利用料金を演算する料金演算工程と、前記料金演算工程においての演算結果に基づいて、前記移動体装置の利用に対して決済処理を行なう決済工程とを有することを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項58

請求項57に記載の移動体レンタル方法において、前記移動体装置においては、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付工程を有し、前記認証情報送信工程は、前記支払可能情報受付工程において受け付けた前記支払可能情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信し、前記ロック制御工程は、前記認証結果情報受信工程を通じて前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を受信した場合に、ロックを解除するものであり、前記移動体管理装置においては、前記認証情報受信工程において受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての前記支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別工程を有し、前記認証結果情報送信工程においては、前記判別工程において支払が可能であると判別された場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信することを特徴とする移動体レンタルシステム。

請求項59

請求項58に記載の移動体レンタル方法において、前記移動体管理装置は、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを備え、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れ、かつ、前記判別工程において支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項60

請求項57に記載の移動体レンタル方法であって、前記移動体管理装置は、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを有し、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項61

請求項57に記載の移動体レンタル方法であって、前記移動体管理装置の前記料金演算工程においては、前記移動体装置を返却した位置に応じて、前記利用料金を異ならせるようにすることを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項62

請求項61に記載の移動体レンタル方法であって、前記移動体管理装置の前記料金演算工程においては、前記移動体装置が予め決められた返却位置に返却されたときよりも、前記返却位置とは異なる位置に返却された場合の方が料金を高く設定することを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項63

請求項57に記載の移動体レンタル方法であって、前記移動体管理装置の前記料金演算工程においては、前記走行時間と、前記走行距離に応じて定められる平均走行時間とに基づいて、前記利用料金を演算することを特徴とする移動体レンタル方法。

請求項64

複数の移動体装置を移動体管理装置が管理するようにするための移動体管理方法であって、前記移動体装置は、現在位置を計測する現在位置計測工程と、前記現在位置計測工程において計測した前記現在位置を示す情報を送信する現在位置送信工程とを有し、前記管理装置は、前記移動体装置のから送信されてくる前記移動体装置の現在位置を示す情報を受信する現在位置受信工程と、利用者の携帯通信端末から送信される最寄りの移動体装置の位置情報の提供要求を受信する提供要求受信工程と、前記提供要求受信工程において前記提供要求が受信された場合に、前記提供要求の送信元の前記携帯通信端末に対して、最寄りの移動体装置の現在位置を示す情報を送信する位置情報送信工程とを有することを特徴とする移動体管理方法。

請求項65

請求項64に記載の発明に移動体管理方法であって、前記移動体管理装置の前記位置情報送信工程においては、前記移動体装置の現在位置を示す情報とともに、前記移動体装置を検索するようにするための移動体検索情報を送信し、前記移動体装置の利用を所望するユーザは、自己の携帯通信端末を通じて、前記移動体装置を検索するようにする移動体検索情報を前記移動体装置に送信することが可能であり、前記移動体装置は、前記移動体検索情報を受信する検索情報受信工程と、前記検索情報受信工程において、自機宛ての移動体検索情報を受信した場合に、に、自機の位置を前記利用者に報知するようにする報知工程とを有することを特徴とする移動体管理方法。

請求項66

請求項64に記載の移動体管理方法であって、前記移動体装置の利用を所望するユーザが用いる前記携帯通信端末は、自機の現在位置を検出する現在位置検出工程と、前記現在位置検出工程において検出された前記現在位置を送信する送信結果とを備えたものであり、前記移動体管理装置において、前記現在位置受信工程においては、前記携帯通信端末からの前記現在位置をも受信することが可能なものであり、前記位置情報送信工程においては、前記現在位置受信工程において受信する前記携帯通信端末の前記現在位置に基づいて、前記携帯通信端末の最寄りの移動体を検索することを特徴とする移動体管理方法。

請求項67

請求項64に記載の移動体管理方法であって、前記移動体装置は、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信工程と、前記認証情報に応じて返信される認証結果情報を受信する認証結果情報受信工程と、前記認証結果情報受信工程において受信した前記認証結果情報が、認証が取れたことを示すものである場合に、当該移動体装置にかけられているロックを解除するようにするロック制御工程とを有し、前記移動体管理装置は、前記移動体装置からの前記認証情報を受信する認証情報受信工程と、前記認証情報受信工程において受信する前記認証情報に応じた認証結果情報を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信工程とを備えることを特徴とする移動体管理方法。

請求項68

請求項67に記載の移動体管理方法であって、前記移動体装置においては、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付工程を有し、前記認証情報送信工程においては、前記支払可能情報受付工程において受け付けた前記支払情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信し、前記ロック制御工程においては、前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を前記認証結果情報受信工程において受信した場合に、ロックを解除し、前記移動体管理装置においては、前記認証情報受信工程において受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての前記支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別工程を有し、前記認証結果情報送信工程においては、前記判別工程において支払が可能であると判別した場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項69

請求項68に記載の移動体管理方法であって、前記移動体管理装置は、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを有し、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れ、かつ、前記判別工程において支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項70

請求項67に記載の移動体管理方法であって、前記移動体管理装置は、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを有し、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項71

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体レンタルシステムの前記移動体装置における管理方法であって、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信工程と、前記認証情報に応じて返信されてくる認証結果情報を受信する認証結果情報受信工程と、前記移動体装置の使用を禁止するためのロック手段を、前記認証結果情報受信工程において受信した前記認証結果情報に応じて制御するロック制御工程と、走行距離を計測する距離計測工程と、前記距離計測工程において計測した走行距離を示す情報を前記移動体管理装置に送信する距離情報送信工程と、走行時間を計測する時間計測工程と、前記時間計測工程において計測した走行時間を示す情報を前記移動体管理装置に送信する時間情報送信工程とを有することを特徴とする移動体装置管理方法。

請求項72

請求項71に記載の移動体装置管理方法であって、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付工程を有し、前記認証情報送信工程においては、前記支払可能情報受付工程において受け付けた前記支払可能情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信し、前記ロック制御工程においては、前記認証結果情報受信工程において前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除することを特徴とする移動体装置管理方法。

請求項73

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体レンタルシステムの前記移動体装置の管理方法であって、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信工程と、前記認証情報に応じて返信されてくる認証結果情報を受信する認証結果情報受信工程と、前記移動体装置の使用を禁止するためのロック手段を、前記認証結果情報受信工程において受信した前記認証結果情報に応じて制御するロック制御工程と、所定の時間間隔毎に現在位置を検出する現在位置検出工程と、前記現在位置検出工程において現在位置が検出される毎に、前記現在位置を示す情報を送信する現在位置送信工程とを有することを特徴とする移動体装置管理方法。

請求項74

請求項73に記載の移動体装置管理方法であって、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付工程を有し、前記認証情報送信工程においては、前記支払可能情報受付工程において受け付けた前記支払可能情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信し、前記ロック制御工程においては、前記認証結果情報受信工程において前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除することを特徴とする移動体装置管理方法。

請求項75

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体レンタルシステムの前記移動体管理装置における移動体管理方法であって、前記移動体装置からの認証情報を受信する認証情報受信工程と、前記認証情報受信工程において受信した前記認証情報に応じた認証結果情報を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信工程と、前記移動体装置からの前記走行距離を示す情報を受信する距離情報受信工程と、前記移動体装置からの前記走行時間を示す情報を受信する時間情報受信工程と、前記距離情報受信工程において受信した前記走行距離と、前記時間情報受信工程において受信した前記走行時間とにより前記移動体装置の利用料金を演算する料金演算工程と、前記料金演算工程においての演算結果に基づいて、前記移動体装置の利用に対して決済処理を行なう決済工程とを備えることを特徴とする移動体管理方法。

請求項76

請求項75に記載の移動体管理方法であって、前記認証情報受信工程において受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別工程を有し、前記認証結果情報送信工程においては、前記判別工程において支払が可能であると判別した場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項77

請求項76記載の移動体管理方法であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを有し、前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れ、かつ、前記判別工程おいて支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項78

請求項75に記載の移動体管理方法であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを有し、前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項79

請求項75に記載の移動体管理方法であって、前記料金演算工程においては、前記移動体装置を返却した位置に応じて、前記利用料金を異ならせるようにすることを特徴とする移動体管理方法。

請求項80

請求項79に記載の移動体管理方法であって、前記料金演算工程においては、前記移動体装置が予め決められた返却位置に返却されたときよりも、前記返却位置とは異なる位置に返却された場合の方が料金を高く設定することを特徴とする移動体管理方法。

請求項81

請求項75に記載の移動体管理方法であって、前記料金演算工程においては、前記走行時間と、前記走行距離に応じて定められる平均走行時間とに基づいて、前記利用料金を演算することを特徴とする移動体管理方法。

請求項82

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体レンタルシステムの前記移動体管理装置においての移動体管理方法であって、前記移動体装置からの認証情報を受信する認証情報受信工程と、前記認証情報受信工程において受信した前記認証情報に応じた認証結果を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信工程と、前記移動体装置からの前記現在位置を示す情報を受信する現在位置受信工程と、前記現在位置受信工程において受信した前記現在位置を示す情報を用いて、前記移動体装置の走行距離を計測する走行距離計測工程と、前記現在位置受信工程において受信した前記現在位置を示す情報に応じて、前記移動体装置の走行時間を計測する走行時間計測工程と、前記走行距離計測工程において計測した前記走行距離と、前記走行時間計測工程において計測した前記走行時間とにより前記移動体装置の利用料金を演算する料金演算工程と、前記料金演算工程においての演算結果に基づいて、前記移動体装置の利用に対して決済処理を行なう決済工程とを有することを特徴とする移動体管理方法。

請求項83

請求項82に記載の移動体管理方法であって、前記認証情報受信工程において受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別工程を有し、前記認証結果情報送信工程においては、前記判別工程において支払が可能であると判別された場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項84

請求項83に記載の移動体管理方法であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程と、を有し、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れ、かつ、前記判別工程において支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項85

請求項82に記載の移動体管理方法であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを有し、前記認証結果情報送信工程は、前記認証処理工程により認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項86

請求項82に記載の移動体管理方法であって、前記料金演算工程においては、前記移動体装置を返却した位置に応じて、前記利用料金を異ならせるようにすることを特徴とする移動体管理方法。

請求項87

請求項86に記載の移動体管理方法であって、前記料金演算工程においては、前記移動体装置が予め決められた返却位置に返却されたときよりも、前記返却位置とは異なる位置に返却された場合の方が料金を高く設定することを特徴とする移動体管理方法。

請求項88

請求項82に記載の移動体管理装置であって、前記料金演算工程においては、前記走行時間と、前記走行距離に応じて定められる平均走行時間とに基づいて、前記利用料金を演算することを特徴とする移動体移動体管理方法。

請求項89

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体管理システムの前記移動体装置においての管理方法であって、使用者の携帯通信端末からの移動体検索情報を受信する検索情報受信工程と、前記検索情報受信工程において、自機宛ての移動体検索情報を受信した場合に自機の位置を前記利用者に報知するようにする報知工程とを備えることを特徴とする移動体装置管理方法。

請求項90

請求項89に記載の移動体装置管理方法であって、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信工程と、前記認証情報に応じて返信される認証結果情報を受信する認証結果情報受信工程と、前記移動体管理装置からの利用許可情報を受信する利用許可情報受信工程と、前記利用許可情報受信工程において、前記利用許可情報を受信した場合に、前記移動体装置の利用を禁止するようにするロック手段を制御してロックを解除するロック制御工程とを有することを特徴とする移動体装置管理方法。

請求項91

請求項90に記載の移動体装置管理方法であって、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付工程を有し、前記認証情報送信工程においては、前記支払可能情報受付工程を通じて受け付けた前記支払情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信し、前記ロック制御工程においては、前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を前記認証結果情報受信工程において受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除するものであることを特徴とする移動体装置管理方法。

請求項92

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体管理システムの前記移動体管理装置における移動体管理方法であって、前記移動体装置から送信される前記移動体装置の現在位置を受信する現在位置受信工程と、利用者の携帯通信端末から送信される最寄りの移動体の位置情報の提供要求を受信する提供要求受信工程と、前記提供要求受信工程において、前記提供要求が受信された場合に、前記提供要求の送信元の前記携帯通信端末に対して、最寄りの移動体装置の現在位置を示す情報を送信する位置情報送信工程とを備えることを特徴とする移動体管理方法。

請求項93

請求項92に記載の移動体管理方法であって、前記位置情報送信工程においては、前記移動体装置の現在位置を示す情報とともに、前記移動体装置を検索するようにするための移動体検索情報を送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項94

請求項92に記載の移動体管理方法であって、前記現在位置受信工程においては、前記移動体装置の利用を所望するユーザが用いる携帯通信端末からの前記現在位置をも受信することが可能なものであり、前記位置情報送信工程においては、前記現在位置受信工程において受信する前記携帯通信端末の前記現在位置に基づいて、前記携帯通信端末の最寄りの移動体を検索することを特徴とする移動体管理方法。

請求項95

請求項92に記載の移動体管理方法であって、前記移動体装置からの前記認証情報を受信する認証情報受信工程と、前記認証情報受信工程において受信した前記認証情報に応じた認証結果情報を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信工程とを備えることを特徴とする移動体管理方法。

請求項96

請求項95に記載の移動体管理方法であって、前記認証情報受信工程において受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての前記支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別工程を有し、前記認証結果情報送信工程においては、前記判別工程において支払が可能であると判別した場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項97

請求項96に記載の移動体管理方法であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを有し、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れ、かつ、前記判別工程において支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項98

請求項95に記載の移動体管理方法であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを有し、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信することを特徴とする移動体管理方法。

請求項99

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体レンタルシステムにおける前記移動体装置のコンピュータにおいて実行されるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信工程と、前記認証情報に応じて返信されてくる認証結果情報を受信する認証結果情報受信工程と、前記移動体装置の使用を禁止するためのロック手段を、前記認証結果情報受信工程において受信した前記認証結果情報に応じて制御するロック制御工程と、走行距離を計測する距離計測工程と、前記距離計測工程において計測した走行距離を示す情報を前記移動体管理装置に送信する距離情報送信工程と、走行時間を計測する時間計測工程と、前記時間計測工程において計測した走行時間を示す情報を前記移動体管理装置に送信する時間情報送信工程とを実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。

請求項100

請求項99に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付工程を実行させ、前記認証情報送信工程においては、前記支払可能情報受付工程において受け付けた前記支払可能情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信し、前記ロック制御工程においては、前記認証結果情報受信工程において前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項101

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体レンタルシステムにおける前記移動体装置のコンピュータにおいて実行されるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信工程と、前記認証情報に応じて返信されてくる認証結果情報を受信する認証結果情報受信工程と、前記移動体装置の使用を禁止するためのロック手段を、前記認証結果情報受信工程において受信した前記認証結果情報に応じて制御するロック制御工程と、所定の時間間隔毎に現在位置を検出する現在位置検出工程と、前記現在位置検出手段により現在位置が検出される毎に、前記現在位置を示す情報を送信する現在位置送信工程とを実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。

請求項102

請求項101に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付工程を実行させ、前記認証情報送信工程においては、前記支払可能情報受付工程において受け付けた前記支払可能情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信し、前記ロック制御工程においては、前記認証結果情報受信工程において前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項103

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体レンタルシステムにおける前記移動体管理装置のコンピュータにおいて実行されるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記移動体装置からの認証情報を受信する認証情報受信工程と、前記認証情報受信工程において受信した前記認証情報に応じた認証結果情報を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信工程と、前記移動体装置からの前記走行距離を示す情報を受信する距離情報受信工程と、前記移動体装置からの前記走行時間を示す情報を受信する時間情報受信工程と、前記距離情報受信手段により受信された前記走行距離と、前記時間情報受信手段により受信された前記走行時間とにより前記移動体装置の利用料金を演算する料金演算工程と、前記料金演算工程においての演算結果に基づいて、前記移動体装置の利用に対して決済処理を行なう決済工程とを実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。

請求項104

請求項103に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記認証情報受信工程において受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別工程を実行させ、前記認証結果情報送信工程においては、前記判別工程において支払が可能であると判別した場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信するようにしたプログラムを記録した記録媒体。

請求項105

請求項104に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを実行させ、前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れ、かつ、前記判別工程おいて支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項106

請求項103に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを実行させ、前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項107

請求項103に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記料金演算工程においては、前記移動体装置を返却した位置に応じて、前記利用料金を異ならせるようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項108

請求項107に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記料金演算工程においては、前記移動体装置が予め決められた返却位置に返却されたときよりも、前記返却位置とは異なる位置に返却された場合の方が料金を高く設定するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項109

請求項103に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記料金演算工程においては、前記走行時間と、前記走行距離に応じて定められる平均走行時間とに基づいて、前記利用料金を演算するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項110

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体レンタルシステムにおける前記移動体管理装置のコンピュータにおいて実行されるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記移動体装置からの認証情報を受信する認証情報受信工程と、前記認証情報受信工程において受信した前記認証情報に応じた認証結果を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信工程と、前記移動体装置からの前記現在位置を示す情報を受信する現在位置受信工程と、前記現在位置受信工程において受信した前記現在位置を示す情報を用いて、前記移動体装置の走行距離を計測する走行距離計測工程と、前記現在位置受信工程において受信した前記現在位置を示す情報に応じて、前記移動体装置の走行時間を計測する走行時間計測工程と、前記走行距離計測工程において計測した前記走行距離と、前記走行時間計測工程において計測した前記走行時間とにより前記移動体装置の利用料金を演算する料金演算工程と、前記料金演算工程においての演算結果に基づいて、前記移動体装置の利用に対して決済処理を行なう決済工程とを実行させるプログラムを記録した記録媒体。

請求項111

請求項110に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記認証情報受信工程において受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別工程を実行させ、前記認証結果情報送信工程においては、前記判別工程において支払が可能であると判別された場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項112

請求項111に記載の移動体管理方法であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを実行させ、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れ、かつ、前記判別工程において支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項113

請求項110に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信された前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを実行させ、前記認証結果情報送信工程は、前記認証処理工程により認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項114

請求項110に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記料金演算工程においては、前記移動体装置を返却した位置に応じて、前記利用料金を異ならせるようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項115

請求項114に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記料金演算工程においては、前記移動体装置が予め決められた返却位置に返却されたときよりも、前記返却位置とは異なる位置に返却された場合の方が料金を高く設定するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項116

請求項110に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記料金演算工程においては、前記走行時間と、前記走行距離に応じて定められる平均走行時間とに基づいて、前記利用料金を演算するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項117

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体管理システムにおける前記移動体装置のコンピュータにおいて実行されるプログラムを記録した記録媒体であって、使用者の携帯通信端末からの移動体検索情報を受信する検索情報受信工程と、前記検索情報受信工程において、自機宛ての移動体検索情報を受信した場合に自機の位置を前記利用者に報知するようにする報知工程とを実行するプログラムを記録した記録媒体。

請求項118

請求項117に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信工程と、前記認証情報に応じて返信される認証結果情報を受信する認証結果情報受信工程と、前記移動体管理装置からの利用許可情報を受信する利用許可情報受信工程と、前記利用許可情報受信工程において、前記利用許可情報を受信した場合に、前記移動体装置の利用を禁止するようにするロック手段を制御してロックを解除するロック制御工程とを実行させるプログラムを記録した記録媒体。

請求項119

請求項118に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、支払可能情報の入力を受け付ける支払可能情報受付工程を実行させ、前記認証情報送信工程においては、前記支払可能情報受付工程を通じて受け付けた前記支払情報を前記認証情報として前記移動体管理装置に送信し、前記ロック制御工程においては、前記移動体管理装置からの前記認証結果情報としての前記利用許可情報を前記認証結果情報受信工程手段において受信した場合に、前記ロック手段を制御してロックを解除するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項120

貸し出される移動体装置と、前記移動体装置を管理する移動体管理装置とからなる移動体管理システムにおける前記移動体管理装置のコンピュータにおいて実行されるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記移動体装置から送信される前記移動体装置の現在位置を受信する現在位置受信工程と、利用者の携帯通信端末から送信される最寄りの移動体の位置情報の提供要求を受信する提供要求受信工程と、前記提供要求受信工程において、前記提供要求が受信された場合に、前記提供要求の送信元の前記携帯通信端末に対して、最寄りの移動体装置の現在位置を示す情報を送信する位置情報送信工程とを実行するプログラムを記録した記録媒体。

請求項121

請求項120に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記位置情報送信工程においては、前記移動体装置の現在位置を示す情報とともに、前記移動体装置を検索するようにするための移動体検索情報を送信するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項122

請求項120に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記現在位置受信工程においては、前記移動体装置の利用を所望するユーザが用いる携帯通信端末からの前記現在位置をも受信することが可能であり、前記位置情報送信工程においては、前記現在位置受信工程において受信する前記携帯通信端末の前記現在位置に基づいて、前記携帯通信端末の最寄りの移動体を検索するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項123

請求項120に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記移動体装置からの前記認証情報を受信する認証情報受信工程と、前記認証情報受信工程において受信した前記認証情報に応じた認証結果情報を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信工程とを実行させるプログラムを記録した記録媒体。

請求項124

請求項123に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記認証情報受信工程において受信した前記移動体装置からの前記認証情報としての前記支払可能情報に基づいて、支払が可能であるか否かを判別する判別工程を実行させ、前記認証結果情報送信工程においては、前記判別工程において支払が可能であると判別した場合に、利用許可情報を前記認証結果情報として前記移動体装置に送信するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項125

請求項124に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを実行させ、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れ、かつ、前記判別工程において支払が可能であると判別した場合に、前記利用許可情報を送信するようにするプログラムを記録した記録媒体。

請求項126

請求項123に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記移動体装置のユーザが所有する携帯通信端末を通じて送信されてくる前記ユーザの識別情報を含む認証要求を受信する認証要求受信工程と、前記認証要求受信工程において受信した前記認証要求に含まれる前記識別情報に基づいて、認証処理を行なう認証処理工程とを実行させ、前記移動体管理装置の前記認証結果情報送信工程においては、前記認証処理工程において認証が取れた場合に、前記利用許可情報を送信するようにするプログラムを記録した記録媒体。

技術分野

0001

この発明は、例えば、自転車自動車などの移動体有料で貸し出すようにする移動体レンタルシステム移動体管理システム移動体装置移動体管理装置、移動体レンタル方法移動体管理方法、これらの方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体に関する。

背景技術

0002

自転車や自動車などの移動体を有料で貸し出す移動体のレンタルサービスが行われている。この移動体のレンタルサービスは、移動体を所定の貸し出し場所において貸し出しを受けて利用し、利用後においては、その移動体を所定の返却場所返却する。この場合、移動体の利用料金であるレンタル料は、貸し出しを受けた時点から返却場所に返却した時点までの時間によって決められる場合が多い。

0003

また、貸し出し時の取り決めにより、貸し出しを受けた時点から返却時点までの時間の長さが4時間までならいくら、4時間を越え8時間までならいくらというように、貸し出し時間の長さに応じて、定額の利用料金を定めるようにしている場合もある。このように、移動体のレンタルサービスにおいては、移動体の貸し出し時間の長さ(貸し出している時間の長さ)に応じて、レンタル料を定めるようにしている場合が多い。

0004

また、利用者が、自動車などの移動体を3年間、5年間などというように、比較的に長期にわたり借り受けるようにする長期賃貸借契約によるいわゆるリースの場合には、移動体の通常価格購入価格)を3年、5年などの貸し出し期間月数で分割し、所定の金利掛けることにより、移動体の利用料金であるリース料を算出するようにしている。したがって、このリースの場合にも、移動体の貸し出し期間の長さに応じて、リース料が算出されることになる。

0005

また、特開平6−68095号公開特許公報には、自動車レンタル方式の発明が開示されている。この自動車レンタル方式に係る発明は、複数のレンタル用自動車中央制御装置によって管理し、ユーザは最寄りのレンタル自動車を利用することができるようにしている。また、レンタル用自動車の貸し出しが可能なユーザであるか否かの判別や、貸し出し料(レンタル料)の算出も自動的に行なうようにしている。

発明が解決しようとする課題

0006

ところで、移動体のレンタルサービスやリースサービスの場合には、前述したように、移動体の貸し出し期間の長さ(貸し出し時間の長さ)によって、利用料金であるレンタル料やリース料が決まってしまう。したがって、自転車や自動車などの移動体の貸し出しを受けた後においては、その貸し出しを受けた移動体を使っても使わなくても同じだけの料金が発生することになる。

0007

つまり、貸し出し時間の長さが同じであれば、移動体の走行距離が長くても短くても利用料金は同じである。このため、貸し出しを受けた移動体の走行距離が短い場合には、利用者が利用料金に対して割高な感じを受けてしまう場合があると考えられる。

0008

また、移動体のレンタルシステムの場合、自転車や自動車などの移動体は、所定の貸し出し場所において貸し出しを受け、所定の返却場所に返却しなければならない。返却場所は、移動体の貸し出し場所と同じ場合もあれば、異なる場合もある。そして、複数の貸し出し場所や返却場所を設けておくことにより、利用者の利便性を向上させるようにしている。

0009

しかし、移動体の貸し出し場所が分かりにくかったり、貸し出し場所が数か所程度に限られてしまったり、また、移動体の返却場所についても数か所程度に限られてしまうのでは、レンタルシステムの移動体を柔軟にかつ有効に利用できない場合があると考えられる。

0010

これらのことは、前述の特開平6−68095号公開特許公報に記載されている自動車レンタル方式の発明についても言えることである。また、特開平6−68095号公開特許公報に記載されている自動車レンタル方式の発明のように、移動体の貸し出しを自動で行なうようにする場合には、貸し出し用の移動体を利用可能な者のみに貸し出すための認証を確実に行なえなければならない。

0011

このため、明確かつ割安感のある料金体系で自動車などの移動体を借りることができ、また、自動車などの移動体を利用したい場合には、迅速に最寄りの移動体を利用できるようにすると共に、貸し出し用の移動体を利用可能な者の認証を確実に行なって、認証が取れた者のみに移動体を貸し出すようにすることができるシステムが求められている。

0012

以上のことにかんがみ、この発明は、貸し出される移動体の利用料金を利用状況に応じて、適正に算出できるようにするとともに、移動体を柔軟かつ有効に利用できるようにする移動体レンタルシステム、移動体管理システム、これらのシステムにおいて用いられる移動体装置、移動体管理装置、および、各装置において実行されるプログラムが記録された記録媒体を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の移動体レンタルシステムは、複数の移動体装置と、前記複数の移動体装置を管理する移動体管理装置とを備える移動体レンタルシステムにおいて、前記複数の移動体装置のそれぞれは、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信手段と、前記認証情報に応じて返信されてくる認証結果情報を受信する認証結果情報受信手段と、前記移動体装置の使用を禁止するためのロック手段と、前記認証結果情報受信手段により受信される前記認証結果情報に応じて、前記ロック手段を制御するロック制御手段と、走行距離を計測する距離計測手段と、前記距離計測手段により計測した走行距離を示す情報を前記移動体管理装置に送信する距離情報送信手段と、走行時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段により計測した走行時間を示す情報を前記移動体管理装置に送信する時間情報送信手段とを備え、前記移動体管理装置は、前記移動体装置からの前記認証情報を受信する認証情報受信手段と、前記認証情報受信手段により受信される前記認証情報に応じた認証結果情報を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信手段と、前記移動体装置からの前記走行距離を示す情報を受信する距離情報受信手段と、前記移動体装置からの前記走行時間を示す情報を受信する時間情報受信手段と、前記距離情報受信手段により受信された前記走行距離と、前記時間情報受信手段により受信された前記走行時間とにより前記移動体装置の利用料金を演算する料金演算手段と、前記料金演算手段の演算結果に基づいて、前記移動体装置の利用に対して決済処理を行なう決済手段とを備えることを特徴とする。

0014

この請求項1に記載の発明の移動体レンタルシステムによれば、移動体を利用しようとする利用者(ユーザ)の認証情報が、移動体装置から送信され、移動体管理装置により受信される。移動体管理装置からは、受信した認証情報に応じた認証結果情報、すなわち、認証が正常に取れたか否かを示す情報を含む情報が認証情報の送信元である移動体装置に送信される。

0015

移動体装置においては、移動体管理装置からの認証結果情報が受信され、この認証結果情報に応じてロック制御手段によりロック手段が制御される。すなわち、認証結果情報が、正常に認証が取れたことを示すものであるときには、ロックが解除されて、移動体装置の走行が可能にされ、正常に認証が取れなかったことを示すものであるときには、ロックを解除しないようにされる。

0016

そして、認証が取れ、ロックが解除された後においては、移動体装置の距離計測手段により、当該移動体装置の走行距離が計測され、この走行距離を示す情報が距離情報送信手段により移動体管理装置に送信される。同様に、移動体装置の時間計測手段により、当該移動体装置の走行時間が計測され、この走行時間を示す情報が時間情報送信手段により移動体管理装置に送信される。

0017

そして、移動体管理装置においては、距離情報受信手段により、走行距離を示す情報が受信され、また、時間情報受信手段により走行時間を示す情報が受信される。この受信した走行距離を示す情報と、走行時間を示す情報とに基づいて、移動体管理装置の料金演算手段により、移動体装置の利用料金が演算され、演算された利用料金が決済手段により決済される。

0018

これにより、移動体装置を利用可能にするためには、移動体管理装置からの認証を得なければならず、適正に移動体装置を適正なユーザにのみ利用できるようにすることができる。また、移動体装置の利用料金を、移動体の走行距離と移動体の走行時間とに基づいて算定することができる。したがって、移動体装置の実際の利用の状況などに応じて、利用料金を適正に算出しすることができ、利用者にとっても割安感のある利用料金とすることができる。

0019

また、請求項8に記載の発明の移動体レンタルシステムは、複数の移動体装置と、前記複数の移動体装置を管理する移動体管理装置とを備える移動体レンタルシステムであって、前記複数の移動体装置のそれぞれは、認証情報を前記移動体管理装置に送信する認証情報送信手段と、前記認証情報に応じて返信されてくる認証結果情報を受信する認証結果情報受信手段と、前記移動体装置の使用を禁止するためのロック手段と、前記認証結果情報受信手段により受信される前記認証結果情報に応じて、前記ロック手段を制御するロック制御手段と、所定の時間間隔毎に現在位置を検出する現在位置検出手段と、前記現在位置検出手段により現在位置が検出される毎に、前記現在位置を示す情報を送信する現在位置送信手段とを備え、前記移動体管理装置は、前記移動体装置からの前記認証情報を受信する認証情報受信手段と、前記認証情報受信手段により受信される前記認証情報に応じた認証結果を前記移動体装置に送信する認証結果情報送信手段と、前記移動体装置からの前記現在位置を示す情報を受信する現在位置受信手段と、前記現在位置受信手段により受信した前記現在位置を示す情報を用いて、前記移動体装置の走行距離を計測する走行距離計測手段と、前記現在位置受信手段により受信した前記現在位置を示す情報に応じて、前記移動体装置の走行時間を計測する走行時間計測手段と、前記走行距離計測手段により計測された前記走行距離と、前記走行時間計測手段により計測された前記走行時間とにより前記移動体装置の利用料金を演算する料金演算手段と、前記料金演算手段の演算結果に基づいて、前記移動体装置の利用に対して決済処理を行なう決済手段とを備えることを特徴とする。

0020

この請求項8に記載の移動体レンタルシステムによれば、移動体を利用しようとする利用者(ユーザ)の認証情報が、移動体装置から送信され、移動体管理装置により受信される。移動体管理装置からは、受信した認証情報に応じた認証結果情報、すなわち、認証が正常に取れたか否かを示す情報を含む情報が認証情報の送信元である移動体装置に送信される。

0021

移動体装置においては、移動体管理装置からの認証結果情報が受信され、この認証結果情報に応じてロック制御手段によりロック手段が制御される。すなわち、認証結果情報が、正常に認証が取れたことを示すものであるときには、ロックが解除されて、移動体装置の走行が可能にされ、正常に認証が取れなかったことを示すものであるときには、ロックを解除しないようにされる。

0022

そして、認証が取れ、ロックが解除された後おいては、移動体装置の現在位置検出手段により、所定の時間間隔毎に、移動体装置の現在位置が検出され、この検出された現在位置を示す情報が、現在位置送信手段により移動体管理装置に送信される。

0023

そして、移動体管理装置の現在位置受信手段により、移動体装置から所定の時間間隔毎に検出されて送信されてくる移動体装置の現在位置を示す情報を受信し、この現在位置を示す情報を用いて、走行距離計測手段により、移動体装置の走行距離が計測される。また、走行時間計測手段により、所定の時間間隔毎に検出される移動体装置の現在位置を示す情報に応じて、移動体装置の走行時間が計測される。

0024

このようにして計測された走行距離と、走行時間とに基づいて、移動体管理装置の料金演算手段により、移動体装置の利用料金が演算され、演算された利用料金が決済手段により決済される。

0025

これにより、移動体装置を利用可能にするためには、移動体管理装置からの認証を得なければならず、適正に移動体装置を適正なユーザにのみ利用できるようにすることができる。また、移動体装置の利用料金を、移動体の走行距離と移動体の走行時間とに基づいて算定することができる。したがって、移動体装置の実際の利用の状況などに応じて、利用料金を適正に算出しすることができ、利用者にとっても割安感のある利用料金とすることができる。

0026

また、移動体装置の負荷を軽減することができるとともに、移動体管理装置において、移動体装置の走行距離と走行時間とを正確に計測するようにし、管理することができる。

0027

また、請求項15に記載の発明の移動体管理システムは、現在位置を計測する現在位置計測手段と、前記現在位置計測手段により計測された前記現在位置を示す情報を送信する現在位置送信手段とを備える移動体装置と、前記移動体装置の前記現在位置送信手段から送信される前記移動体装置の現在位置を示す情報を受信する現在位置受信手段と、利用者の携帯通信端末から送信される最寄りの移動体装置の位置情報提供要求を受信する提供要求受信手段と、前記提供要求受信手段により前記提供要求が受信された場合に、前記提供要求の送信元の前記携帯通信端末に対して、最寄りの移動体装置の現在位置を示す情報を送信する位置情報送信手段とを備える移動体管理装置とからなることを特徴とする。

0028

この請求項15に記載の移動体管理システムによれば、移動体装置は、現在位置計測手段により、自己の現在位置を計測し、この現在位置を示す情報を移動体管理装置に送信する。移動体管理装置は、現在位置受信手段により移動体装置からの現在位置を示す情報を受信し、各移動体装置の現在位置を把握し、管理する。

0029

そして、移動体管理装置は、移動体装置を利用しようとする者の携帯通信端末からの移動体装置の位置情報の提供要求が提供要求受信手段により受信され、要求元携帯電話端末の最寄りの移動体装置の現在位置を示す情報が、当該携帯通信端末に送信される。

0030

これにより、移動体装置を利用しようとする者は、最寄りの移動体装置の現在位置を迅速に知り、移動体装置を迅速かつ確実に利用することができるようにされる。

発明を実施するための最良の形態

0031

以下、図を参照しながらこの発明による移動体レンタルシステム、移動体管理システム、移動体装置、移動体管理装置、移動体レンタル方法、移動体管理方法および移動体装置あるいは移動体管理装置において実行されるプログラムを記録した記録媒体の一実施の形態について説明する。

0032

[第1の実施の形態]まず、移動体として、自転車を貸し出すようにするいわゆる自転車レンタルシステムに、この発明を適用した場合を例にした第1の実施の形態について説明する。

0033

[自転車レンタルシステムの概要図1は、この発明による、移動体レンタルシステム、移動体管理システム、移動体装置、移動体管理装置、移動体レンタル方法および移動体管理方法が適用された自転車レンタルシステムの概要を説明するための図である。

0034

図1に示すように、貸し出される移動体装置である複数の自転車1A、1B、1C、…は、乗り捨てが自由とされたものである。貸し出し自転車(以下、単に自転車という。)1A、1B、1C、…のそれぞれは、少なくとも2つの人工衛星ST1、ST2からの電波を受信し、その電波により提供されるデータを演算処理することによって、自己の正確な現在位置を算出することが可能なGPS(Global Positioning System)装置が搭載されたものである。

0035

そして、各自転車1A、1B、1C、…のそれぞれは、所定のタイミングごとに自己の現在位置を検出し、検出した現在位置を示す情報を人工衛星を通じて、自転車レンタルシステムの運営会社2に送信することができるようにされたものである。

0036

運営会社2は、詳しくは後述もするように、移動体管理装置を備えており、人工衛星を通じて送信されてくる自転車1A、1B、1C、…からの現在位置を示す情報を受信し、どの自転車が何処にあるのかを常時正確に管理している。すなわち、各自転車1A、1B、1C、…から送信されてくる現在位置を示す情報は、各自転車1A、1B、1C、…のそれぞれを識別する移動体識別情報をも含むものである。

0037

このように、貸し出されるすべての自転車の現在位置は、運営会社2によって常時正確に管理される。これにより、貸し出した自転車を所定の返却場所に返却することを要しない、自転車のいわゆる乗り捨てサービスを実現している。また、後述もするように、貸し出した自転車を所定の返却場所に返却してもよいようにされており、使用者が借り受けた自転車を所定の返却場所に返却したときには、自転車の利用料金が安くなるようにされている。

0038

そして、この自転車レンタルシステムの自転車を利用しようとする者は、初めに、運営会社2との間で契約を結ぶことにより会員になり、会員番号利用許可番号)の付与を受けるとともに、自転車の利用料金決済用の仮想通貨プリペイドカードなどを購入する。

0039

プリペイドカードは、支払った金額に応じた金額情報が例えば磁気記録された磁気記録カードである。また、仮想通貨は、プリペイドカードと同様に、支払った金額に応じた金額情報が記録された、カード型あるいはコイン型の記録媒体である。

0040

なお、仮想通貨は、この自転車レンタルシステムにおいてのみ用いられる仮想通貨単位の金額情報が書き込まれたものである。このように仮想の通貨単位を用いることによって、例えば、この自転車レンタルシステムの人気が高く、なかなか自転車を借りられない場合には、仮想通貨の通常の通貨への変換レートを高くして、仮想通貨の流通量を少なくし、自転車を借りやすくするようにする。

0041

また、この自転車レンタルシステムの人気が低く、自転車の利用率回転率)が悪い場合には、仮想通貨の通常の通貨への変換レートを低くして、仮想通貨の流通量を増やし、自転車の利用率を高くするようにする。このように、一般に流通している通常の通貨単位とは異なる仮想の通貨単位を用いることによって、自転車レンタルシステムの利用効率の調整等を行なうことが可能となる。

0042

この第1の実施の形態の自転車レンタルシステムにおいては、コイン型の仮想通貨を用いる場合を例にして説明する。そして、実際に自転車の貸し出しを受けようとする場合には、会員は、自分の携帯電話端末3を用いて、運営会社2に電話をかけ、自分の会員番号や現在位置を運営会社2に通知し、最寄りの自転車の所在を示す位置情報の提供を要求する。

0043

運営会社2は、会員からの最寄りの自転車の位置情報の提供要求を受信すると、会員番号に基づいて会員か否かの認証を取り、認証が取れた場合には、運営会社2は、要求元の会員の現在位置に一番近い貸し出し可能な自転車を検索し、その自転車の位置情報を要求元の会員の携帯電話端末3に送信する。

0044

このようにすることよって、要求元の会員に対して、最寄りの貸し出し可能な自転車の位置を迅速に、かつ、正確に通知することができる。この図1に示す例の場合には、携帯電話端末3を有する会員の近くには、自転車1A、1B、1Cの3台があるが、要求元の会員の最も近くにある自転車1Cの位置情報が当該要求元の会員に提供される。

0045

そして、会員が、運営会社2からの位置情報にしたがって目的とする自転車の位置にまで到達し、前述したように、予め購入してある支払可能な金額情報などが記憶された仮想通貨を自転車に設けられている装填口装填する。当該自転車においては、仮想通貨に記憶されている金額情報(残高情報)などが読み出され、これが支払可能情報として、電話網などの通信ネットワークを通じて運営会社2に送信される。

0046

運営会社2は、支払可能情報に基づいて、要求元の会員は、自転車を貸し出すことにより発生する利用料金(レンタル料)の支払が可能であるか否かを判断し、支払可能であると判断した場合に、自転車のロックを解除するための利用許可情報を支払可能情報の送信元の自転車に、通信ネットワークを通じて送信する。この利用許可情報を受信した自転車は、自転車のロックを解除し、当該自転車の会員による利用を可能にする。

0047

このように、この自転車レンタルシステムの運営会社2は、遠隔操作により、自転車にかけられているロックを解除することができるようにされている。そして、ロックが解除された後においては、そのロックが解除された自転車において、乗車距離(走行距離)と乗車時間(走行時間)の計測が開始される。

0048

そして、会員は、借り受けた自転車の利用が終了し、当該自転車に設けられているエンドキー(利用終了ボタンスイッチ)を操作すると、当該自転車は、ロックをかけるとともに、計測した乗車距離と乗車時間とを通信ネットワークを通じて運営会社2に送信する。運営会社2は、送信されてくる乗車距離と乗車時間とに基づいて、自転車の利用料金(レンタル料)を演算し、決済するようにする。

0049

このように、この実施の形態の自転車レンタルシステムにおいては、貸し出されるすべての自転車の現在位置が、GPSを用いることにより検出され、人工衛星を通じて、運営会社2に送信されて、常に、どの自転車が何処にあるかを管理することができる。そして、前述したように、自転車の乗り捨てサービスを実現するとともに、会員に対しては、最寄りの自転車の位置を迅速かつ正確に通知することができるようにしている。

0050

また、前述したように、貸し出された自転車の乗車距離と乗車時間といった、自転車の実際の利用状況を示す情報に基づいて、自転車の利用料金を算出することができるようにしている。したがって、自転車の乗車距離が異なっても、利用時間が同じであれば、利用料金が変わらない従来の方式と異なり、不公平感を生じさせることなく、適正に利用料金を算出し、決済することができるようにしている。

0051

また、会員の携帯電話端末3や、各自転車1A、1B、1Cのそれぞれと、運営会社2との間の通信は、既に整備されている電話網などの通信ネットワークを通じて行われる。このため、会員の携帯電話端末3や、各自転車1A、1B、1Cのそれぞれと、運営会社2との間においても、適正に情報の通信を行なうことができるようにされる。

0052

[移動体装置(自転車制御部)について]次に、この実施の形態の移動体装置について説明する。この実施の形態において、移動体装置は自転車であり、前述したように、自己の現在位置を検出するなどの処理を行なうために、自転車制御装置部11が搭載されたものである。図2は、この実施の形態の移動体装置である自転車に搭載される自転車制御装置部11部を説明するためのブロック図である。

0053

図2に示すように、この実施の形態において、自転車1A、1B、1C、…に搭載される自転車制御装置部11部は、マイクロコンピュータ111を備えている。マイクロコンピュータ111は、この自転車制御装置部11の各部を制御するものである。

0054

また、図2に示すように、この実施の形態の自転車制御装置部11は、位置計測部112、データ通信部113、乗車距離計測部114、乗車時間計測部115、ロック制御部116、ロック機構117、エンドキー118、メモリ部119、仮想通貨の装填部を備えたデータI/O部120、LCD(LiquidCrystal Display)121を備えている。

0055

また、仮想通貨130は、会員により予め購入するようにされるものであり、前述したように、会員により支払われた金額に応じた金額情報が記録されたものである。この仮想通貨130は、通常は、会員により携帯され、後述するように、借り受ける自転車に設けられている仮想通貨の装填部に仮想通貨を装填することにより、この仮想通貨を用いて、自転車の利用終了時に決済を行なう。

0056

また、図2において、位置計測部112は、GPS装置に相当する部分であり、人工衛星からの電波を受信し、受信した電波により提供されるデータを演算することにより自機の位置、すなわち、これが搭載された自転車の現在位置を検出する。位置計測部112において検出された現在位置を示す情報は、マイクロコンピュータ111を通じて、データ通信部113に供給される。

0057

データ通信部113は、所定のタイミングごとに検出する自己の現在位置を示す情報を人工衛星を通じて運営会社2に送信したり、また、通信ネットワーク、この実施の形態においては、電話網を通じて、運営会社2との間で、あるいは、会員の携帯電話端末との間で、通信を行なうようにしたりするためのものである。

0058

乗車距離計測部114は、自転車の乗車距離(走行距離)を計測するものである。この実施の形態においては、例えば、自転車の車輪円周の長さおよび回転数に基づいて乗車距離を計測するようにしている。乗車距離計測部114において計測された走行距離は、マイクロコンピュータ111に供給され、管理される。

0059

また、乗車時間計測部115は、乗車時間(走行時間)を計測するものであり、タイマー時計回路)を備えたものである。そして、この実施の形態において、乗車時間計測部115は、当該自転車の車輪が回転しているか否かを検出するセンサを備え、当該自転車の車輪が回転している時間を乗車時間として計測するようにしている。ここで計測された乗車時間は、マイクロコンピュータ111に供給され、管理される。

0060

ロック制御部116は、各自転車に設けられているロック機構117を制御するものである。このロック制御部116は、マイクロコンピュータ111の制御によりロック機構117を制御し、この自転車制御装置部11が搭載された自転車にロックをかけて使用を不能にしたり、ロックを解除して利用できるようにしたりする。

0061

ロック機構117は、自転車の前輪あるいは後輪、あるいは、その両方に設けられ、自転車にロックをかけたり、また、ロックを解除したりする部分である。この実施の形態においては、自転車の車輪の回転方向交叉する方向から車輪を挟持するようにしてロックをかけるようにするものである。ロック機構の構成は、これに限るものではなく、自転車の車輪を回転できなくするような各種の機構とすることができる。

0062

また、自転車制御装置部11に設けられたエンドキー118は、自転車の使用が終了した場合に、会員により操作されるものであり、このエンドキー118が押下されることにより、マイクロコンピュータ111は、会員による自転車の使用が終了したことを検知することができるようにしている。

0063

メモリ部119は、種々の情報を記憶保持するものであり、例えば、乗車距離や乗車時間などの各種のデータや各種のパラメータなどが記録される。また、メモリ部119に記録されているデータやパラメータなどは、必要に応じて読み出して利用することができるし、また、不要になったデータやパラメータは消去することができるようにされている。

0064

データI/O(Input/Output)部120は、仮想通貨の装填部を備え、装填された仮想通貨に記録されている金額情報(残高情報)などの必要な情報を読み出して、これをマイクロコンピュータ111に供給する。また、データI/O部120は、マイクロコンピュータ111からの残高書き換え情報に基づいて、仮想通貨に記録されている残高金額更新したりする。

0065

このように、データI/O部120は、仮想通貨130と自転車制御装置部11のマイクロコンピュータ111との間のインターフェース役割をはたすものである。また、マイクロコンピュータ111に接続されたLCD121は、マイクロコンピュータ111の制御により、各種のガイダンスメッセージや警告メッセージ、その他の必要な情報を表示するものである。

0066

[運営会社2の移動体管理装置について]次に、この実施の形態において、運営会社2に設置される移動体管理装置に付いて説明する。図3は、この実施の形態の運営会社2に設置される移動体管理装置である運営会社サーバ装置(以下、単にサーバ装置という。)21を説明するためのブロック図である。

0067

図3に示すように、この実施の形態において、運営会社2に設置されるサーバ装置21は、コンピュータ211、位置情報計測部212、データ通信部部213、管理データベース(以下、管理DBと略称する。)が形成されるハードディスク214、モニタ装置215を備えたものである。

0068

コンピュータ211は、図示しないが、ROM、RAM、EEPROMなどを備えたものであり、この実施の形態のサーバ装置21の各部を制御するとともに、会員からの要求に応じて、会員の最寄りの自転車を検索したり、自転車のロックを解除するように制御したり、自転車制御装置部11から送信されてくる乗車距離や乗車時間に基づいて、自転車の利用料金を計算するなどの処理を行なうようにするものである。

0069

また、位置計測部212は、人口衛生からの電波を受信する受信アンテナ2Aに接続され、人口衛生を通じて送信されてくる各自転車に搭載された自転車制御装置部11からの自転車の現在位置を示す情報を受信して解析し、各自転車の現在位置を検出するものである。ここで検出された各自転車の現在位置は、コンピュータ211を通じて、管理データベース(以下、管理DBという。)に記録され、各自転車の現在位置が管理される。

0070

データ通信部213は、前述もしたように、電話網を通じて、会員の携帯電話端末3や自転車制御装置部11との間で通信を行なうようにするためのものである。したがって、携帯電話端末3を通じて送信されてくる自転車の位置情報の提供要求や、支払可能情報、自転車制御装置部11からの走行距離や利用時間などの情報は、アンテナ2B、データ通信部213により受信され、復調されてコンピュータ211に供給される。

0071

また、会員からの自転車の位置情報の提供要求に応じて検索して得た、要求元の会員の最寄りにある自転車の位置情報や利用許可情報、決済情報などは、コンピュータ211からデータ通信部213、アンテナ2Bを通じて電話網に送出され、要求元の会員の携帯電話端末3や自転車制御装置部11に送信される。

0072

また、ハードディスク214は、管理DBが形成されたものである。管理DBは、各自転車の現在位置を管理するとともに、各会員ごとの自転車の過去の利用状況などの会員情報を管理することができるようにされたものである。また、モニタ装置215は、コンピュータ211の制御により、自転車の現在位置や各種のガイダンスメッセージや警告メッセージ、その他の必要な情報を表示するためのものである。

0073

[自転車レンタルシステムの動作について]次に、この実施の形態の自転車レンタルシステムの動作について図4図6チャート図を参照しながら説明する。図4図6において、ステップ番号が100番台(ステップS101〜ステップS111まで)が、貸し出される自転車の利用者である会員側における処理である。

0074

また、ステップ番号が200番台(ステップS201〜ステップS210まで)が、貸し出される自転車の自転車制御装置部11において行われる処理であり、ステップ番号が300番台(ステップS301〜ステップS311まで)が、運営会社2側において行われる処理である。

0075

前述もしたように、この自転車レンタルシステムにおいて、貸し出される各自転車に搭載された自転車制御装置部11の位置計測部112は、一定時間毎に、人口衛生からの電波を受信し、その受信した電波により提供されるデータを解析することにより、自己の正確な現在位置を検出し、これをマイクロコンピュータ111に供給する。

0076

マイクロコンピュータ111は、位置計測部112からの現在位置を示す情報と、自己の識別情報(移動体識別情報)とをデータ通信部113を通じて送出し、人工衛星を介して運営会社2に送信する。このように、各自転車に搭載された自転車制御装置部11において一定時間毎に行われる自己の現在位置の検出および送信が、図4に示すステップS201の処理である。

0077

そして、運営会社2においては、人工衛星を介して各自転車の自転車制御装置部11から送信されてくる各自転車の現在位置を示す情報を、アンテナ2Aにより受信して位置情報計測部212に供給する。位置情報計測部212は、受信された各自転車からの現在位置を示す情報を解析し、各自転車の現在位置を示す情報、移動体識別情報を検出して、コンピュータ211に供給する。

0078

コンピュータ211は、位置情報計測部212からの各自転車の現在位置を示す情報と、移動体識別情報とを対応付けて、ハードディスク214の管理DBに記録(更新)して管理する。このように、各自転車の自転車制御装置部11から送信されてくる現在位置を示す情報などを受信して管理する処理が、図4のステップS301の処理である。

0079

このように、この実施の形態の自転車レンタルシステムにおいては、各自転車の現在位置を常時管理するようにしている。一方、この実施の形態の自転車レンタルシステムの自転車を利用しようとする者は、まず、運営会社2に対して、会員登録を行なうことにより、会員番号(使用許可番号)を取得する(ステップS101)。

0080

会員登録は、自転車を借り受けようとする者の住所、氏名、年齢金融機関利用口座番号などの必要な事項を記載した登録申し込み用紙を運用会社提出することにより行われる。この会員登録は、運営会社2に直接出向いて行ってもよいし、必要な事項を記載した登録申し込み用紙を郵送により運営会社2に提出し、登録を受けるようにするなどしてもよい。

0081

このように、会員登録することにより、運営会社2のサーバ装置21においても、会員の住所、氏名、年齢、金融機関の利用口座番号などの会員に関する情報が、ハードディスク214の管理DBに記録されて管理することができるようにされる。

0082

会員登録が終了し、使用許可番号の付与を受けると、新たに会員になった者は、仮想通貨130を購入する(ステップS102)。そして、会員登録し、仮想通貨130を購入した会員が、自転車レンタルシステムの自転車を利用するときには、会員は、自己の携帯電話端末3を用いて、運営会社2に電話をし、運営会社2に対して、自分の現在位置や使用許可番号などを告げるとともに、最寄りの自転車の検索を要求する。すなわち、自転車検索依頼を運営会社2に送信する(ステップS103)。

0083

運営会社2は、アンテナ2B、データ通信部213を通じて、会員の携帯電話端末3からの自転車検索依頼を受信すると(ステップS302)、コンピュータ211が、ハードディスク214の管理DBを参照し、自転車検索依頼を送信してきた会員の最寄りの利用可能な自転車を検索し、最寄りの自転車の位置情報や最寄りの自転車の識別番号(自転車検索番号)などをデータ通信部213、アンテナ2Bを通じて電話網に送出して、要求元の会員の携帯電話端末3に送信する(ステップS303)。

0084

会員の携帯電話端末3は、管理会社2からの最寄りの自転車の位置情報や自転車の識別番号(自転車検索番号(パスワード))を受信(入手)する(ステップS104)。そして、会員は、携帯電話端末3をオンフックして、電話回線を切断し、受信した位置情報に基づいて、最寄りの自転車を探し出す。そして、会員は、携帯電話端末3をオフフックし、ステップS104において入手した自転車の識別番号(自転車検索番号)をダイヤルすることにより、最寄りの自転車を呼び出すようにする(ステップS105)。

0085

自転車の自転車制御装置部11は、データ通信部112を通じて、自己に割り当てられた自転車検索番号を受信したときには、マイクロコンピュータ111は、LCD121を点滅させて、会員に自転車の位置を報知するようにする(ステップS202)。

0086

そして、会員が目的とする自転車が置かれている場所にまで到達すると、この実施の形態においては、会員は、自己の携帯電話端末3を通じて、運営会社2に電話をかけ、携帯電話端末3のダイヤルキーを操作して、自己に割り当てられた会員番号である利用許可番号を入力し、これを運営会社2に送信して、回線を切断する(ステップS106)。

0087

また、会員は、自分が携帯している仮想通貨130を自転車の自転車制御装置部11のデータI/O部120に装填する。すると、前述もしたように、データI/O部120は、仮想通貨130に記録されている金額情報(残高情報)を読み出し、これをマイクロコンピュータ111に供給する。マイクロコンピュータ111は、データ通信部113を通じて、金額情報を運営会社2に送信する(ステップS107)。

0088

運用会社2のサーバ装置21のコンピュータ211は、データ通信部213を通じて、使用許可番号を受信すると、会員に割り当てた使用許可番号か否かなどの認証処理を行なう(ステップS304)。また、サーバ装置21のコンピュータ211は、ステップS107において送信された金額情報が、支払可能な金額を示しているか否か、すなわち、自転車の利用が可能であるかを判別する(ステップS305)。

0089

そして、ステップS305において、認証がとれ、かつ、仮想通貨130の残高が十分である場合には、サーバ装置21のコンピュータ211は、利用許可情報をデータ通信部213を通じて仮想通貨が装填された自転車制御装置部11に送信する。

0090

なお、このステップS106、ステップS304の処理は、会員の携帯電話端末3を用いることなく、自転車制御装置部11と運営会社2のサーバ装置21との間で通信を行なうことによっても行なうことができる。例えば、仮想通貨130には、金額情報だけでなく、会員番号をも記録しておくようにし、会員番号と金額情報(利用可能情報)とを運営会社2のサーバ装置21に送信するようにしてもよい。このようにしておけば、運営会社2のサーバ装置21において、会員の認証処理と仮想通貨130の残高の照合処理とを行なうようにすることができる。

0091

そして、データ通信部113を通じて、利用許可情報を受信した自転車制御装置部11は、ロック制御部116を制御して、ロック機構117による自転車のロック機構によるロックを解除する(ステップS203)。そして、自転車制御装置部11のマイクロコンピュータ111は、乗車距離計測部114を制御して、乗車距離の計測を開始させるとともに、乗車時間計測部115を制御して、乗車時間の計測を開始させる(ステップS204)。

0092

そして、マイクロコンピュータ111は、会員である利用者によって、自転車の使用終了か否か、すなわち、エンドキー118が押下されたか否かを判断する(ステップS205)。ステップS205の判断処理において、エンドキー118が押下されていないと判断したときには、ステップS204からの処理を繰り返し、継続して自転車の乗車距離の計測と、自転車の乗車時間の計測を続行する。

0093

ステップS205の、判断処理において、エンドキー118が押下されたと判断したときには、マイクロコンピュータ111は、ロック制御部116を制御するとともに、ロック制御部により、ロック機構を制御して、自転車にロックをかける(ステップS206)。この時点で、当該自転車の利用が終了する。

0094

そして、自転車制御装置部11のマイクロコンピュータ111は、乗車距離計測部115、乗車時間計測部116により計測された乗車距離と乗車時間とを、データ通信部113を通じて、この実施の形態においては、電話網に送出することにより運営会社2に送信する(ステップS207)。

0095

運営会社2は、自転車制御装置部11からの走行距離や走行時間を示す処理を受信し(ステップS306)、受信した情報を用いて、運営会社のサーバ装置21は、自転車の利用料金の計算を行なう(ステップS307)。このステップS307においての利用料金の計算は、詳しくは後述もするように、利用した自転車の乗車距離や乗車時間に応じて利用料金を計算する処理である。

0096

そして、運営会社のサーバ装置21のコンピュータ211は、ステップS305において受信した仮想通貨130の金額情報(支払可能情報)と、ステップS307において計算した利用料金とから、仮想通貨130の残高は、利用料金を支払うのに充分であるか否かを判断する(ステップS308)。

0097

ステップS308の判断処理において、仮想通貨130の残高が不足していると判断したときには、サーバ装置21のコンピュータ211は、督促情報を形成し、これをデータ通信部213を通じて、会員の携帯電話端末3に送信する(ステップS309)。このステップS309の督促情報の送信は、仮想通貨130の残高が不足していることを利用者である会員に警告する処理である。

0098

そして、利用者である会員の携帯電話端末3が、運営会社のサーバ装置21からの督促情報を受信し(ステップS108)、携帯電話端末3のLCDにメッセージを表示したり、あるいは、音声により、貸し出された自転車に装填した仮想通貨130の残高が不足していることをその会員に通知したりする。

0099

当該会員は、自己の携帯電話端末3に対して所定の操作を行なうことにより、例えば、携帯電話端末3の指示された所定のキーを操作することにより、入金意思があることを運営会社2のサーバ装置21に送信する(ステップS109)。そして、運営会社2のサーバ装置21は、会員の携帯電話端末3からの入金意思を受信する(ステップS310)。

0100

このように、この実施の形態においては、仮想通貨130の残高が不足している場合に、運営会社2のサーバ装置21が、会員に対して督促を送信し、その会員の入金意思を確認するようにしている。これにより、自転車の利用料金の支払についての状況を利用者である会員に正確に通知し、支払に対する不安などを生じさせないようにしている。

0101

すなわち、この実施の形態においては、貸し出される自転車を利用することができるのは、会員だけであり、前述したステップS106の処理、および、ステップS304の処理により、運営会社2のサーバ装置21は、どの会員にどの自転車を貸し出したかを管理することができる。

0102

このため、仮想通貨130の残高が不足している場合には、不足分を後日に精算することができる。しかし、残高の不足時において、残高不足であることを利用者である会員に通知しておかなければ、会員はいつ残高不足になったのかを知ることができずに不安になる場合がある。

0103

そこで、ステップS309、ステップS108、ステップS109、ステップS310の一連の処理により、仮想通貨130が残高不足になった時点で、これを通知するため、いわゆる督促を送信し、この督促に対する確認入力を求めることにより、仮想通貨130の残高不足を会員に通知し、不足分の精算を行なわなければならないことを会員に通知し、会員が認識できるようにしている。

0104

そして、ステップS308の判断処理において、仮想通貨130の残高が不足していないと判断した場合、および、ステップS310の処理において、会員からの入金意思を受信した場合には、サーバ装置21のコンピュータ211は、ステップS307において計算した自転車の利用料金に応じて、仮想通貨130の残高書き換え情報を形成し、これを利用された自転車の自転車制御装置部11に送信する(ステップS311)。

0105

ここで、残高書き換え情報は、最初の残高から今回の利用料金を減算して得た最終残高金額である。そして、利用された自転車の自転車制御装置部11は、データ通信部113を通じてサーバ装置21からの残高書き換え情報を受信し、マイクロコンピュータ111に供給する(ステップS208)。

0106

マイクロコンピュータ111は、データI/O部120を通じて、これに装填されている仮想通貨130の残高を書き換える(ステップS209)。これにより、仮想通貨130は、今回の自転車の利用料金が減算された最終残高が記録されたものとなる。

0107

そして、仮想通貨130の残高を書き換えた後、自転車制御装置部11のマイクロコンピュータ111は、データI/O部120の仮想通貨の装填部を制御し、仮想通貨130をその装填部から排出して、会員に返却する(ステップS210)。そして、自転車制御装置部11の仮想通貨の装填部から排出された仮想通貨130を会員が受け取り(ステップS110)、借り受けた自転車の利用および決済処理が終了する(ステップS111)。

0108

なお、図5に示したステップS206においては、自転車が確実に停止していることを確認して、ロック機構117によりロックをかけるようにする。また、ロックをかけることの確認メッセージを自転車制御装置部11のLCD121に表示するなど利用者に警告した後にロックをかけるようにしてもよいし、警告後、利用者からの確認入力を要求するようにしてもよい。

0109

[利用料金の計算について]次に、図6に示したステップS307において行われる自転車の利用料金の計算について具体的に説明する。前述もしたように、この実施の形態の自転車レンタルシステムにおいては、利用された自転車の乗車距離および乗車時間に基づいて、利用料金を算出するようにしている。

0110

ここでは、乗車距離をL1とし、乗車時間をTxとする。乗車距離L1は、前述もしたように、自転車制御装置部11の乗車距離計測部114において計測されるものであり、実際に自転車が走行した距離である。また、乗車時間Txは、前述もしたように、自転車制御装置部11の乗車時間計測部115において計測されるものであり、自転車のロックが解除された後に車輪が回転していた時間である。

0111

そして、この実施の形態において、利用料金M1は、次の(1)式により算出する。
利用料金M1 = L1×k1+Tx×k2 …(1)
この(1)式において、係数k1は、乗車距離L1を料金に換算するものであり、係数k2は、乗車時間Txを料金に換算するものである。

0112

そして、係数k1、k2は、自転車を所定の返却場所に戻した場合には、利用料金を安価にし、自転車を乗り捨てた場合には、利用料金をアップさせるように設定する。すなわち、係数k1は、乗車距離と乗り捨てか否かに応じて予め定められ、係数k2は、乗車時間Txと乗り捨てか否かに応じて予め定められる。

0113

図7は、この実施の形態の運営会社2のサーバ装置21において行われる自転車の利用料金の算出処理および仮想通貨130の残高書き換え処理を説明するためのフローチャートである。前述もしたように、この実施の形態においては、自転車の乗車距離および乗車時間は、自転車に搭載される自転車制御装置部11の乗車距離計測部114、乗車時間計測部115において計測され、エンドキー118が操作され、自転車の利用が終了したときに、自転車制御装置部11から、運営会社2のサーバ装置21に電話網を通じて送信される。

0114

運営会社2のサーバ装置2は、上述のように、電話網を通じて送信されてくる自転車制御装置部11からの乗車距離を受信するとともに(ステップS401)、乗車時間を受信する(ステップS402)。

0115

また、利用が終了した自転車の自転車制御装置部11から人工衛星を通じて送信されてくる現在位置を示す情報を受信する(ステップS403)。この403においては、利用された自転車の返却位置が特定され、所定の返却場所に返却されたか、乗り捨てられたかを判別することができる。

0116

そして、サーバ装置21のコンピュータ211は、乗車距離L1、乗車時間Tx、返却位置に応じて、距離係数k1、時間係数k2を決定し(ステップS404)、乗車距離L1、乗車時間Tx、距離係数k1、時間係数k2を、前述した(1)式に当てはめて、自転車の利用料金M1を算出する(ステップS405)。

0117

そして、前述もしたように、サーバ装置21のコンピュータ211は、仮想通貨130の残高は、利用料金M1を決済するのに充分であるか否かを判断し(ステップS406)、充分でないと判断したときには、督促情報(督促メッセージ)を送信して、自転車の利用者である会員の支払意思を確認する。

0118

ステップS406の判断処理において、仮想通貨130の残高が、利用料金M1を決済するのに充分であると判断した場合、あるいは、ステップS407の督促を行なうようにした後に、サーバ装置21のコンピュータ211は、残高書き換え情報を形成し、これを目的とする自転車制御装置部11に送信することによって、仮想通貨130の残高の書き換えを行なうようにする(ステップS408)。 このように、自転車の利用料金は、自転車を走らせた距離である乗車距離と、自転車を走らせていた時間である乗車時間とにより、自転車の実際の利用状況に即して定めることができる。

0119

そして、この実施の形態の自転車レンタルシステムにおいては、貸し出される自転車のすべては、GPSによりその現在位置が運営会社2のサーバ装置において、常時正確に管理されるので、自転車の完全な乗り捨てサービスを実現することができる。したがって、自転車の返却場所を多数設けるなどの必要がない。

0120

また、自転車を借りたい人は、運営会社2会員端末の情報により、最寄りの自転車の所在を知ることができるので、自転車を借りたい人が、自転車を貸し出す場所へ出向く必要がなく、素早く自転車の提供を受けて利用することができる。

0121

また、自転車の乗車距離と乗車時間に応じて、自転車の利用料金が算定されるので、利用者にとって、適正な料金とすることができるとともに、利用者にとって、メリッとのある料金体系を実現することができる。

0122

また、利用者が、借り受けた自転車を乗り捨てた場合と、所定の返却場所に返却した場合とで、自転車の利用料金に差を持たせることができるので、料金体系に特色を持たせ、利用者にとって、魅力ある自転車レンタルシステムを構築することができる。

0123

また、自転車には、パーミッション機能付きのロック機構が設けられている。すなわち、認証して許可が得られた場合にのみロックを解除するようにするロック機構が設けられている。このため、会員以外に当該自転車レンタルシステムの自転車を不正に利用されることを防止し、会員のみに対して、いつでも最寄りの自転車を提供することができる。

0124

[他の例について]前述した実施の形態は、既存のインフラストラクチャを用いて、できるだけ簡単に自転車レンタルシステムを構築するようにした。しかし、これに限るものではなく、以下に説明するようにしてもよい。

0125

[会員の現在位置の自動検出]前述した実施の形態においては、自転車を借りようとする会員の位置や会員番号は、会員の携帯電話端末3を通じて、会員自信口答により、あるいは、携帯電話端末3のキーを操作するなど会員自信の動作により、運営会社2のサーバ装置21に通知するようにした。しかしこれに限るものではない。

0126

例えば、会員がGPS装置を備えた携帯電話端末などの携帯通信端末を携帯するようにし、会員の現在位置を自転車の場合と同様にして管理するようにしてもよい。この場合、会員の現在位置は、常時管理する必要はなく、自転車の位置情報の提供要求時においてのみ、GPSを用いて検出して、運営会社2のサーバ装置21に送信するようにすればよい。

0127

また、携帯電話端末3に、近隣の複数の基地局からの信号により、携帯電話端末3の現在位置を検出し、この検出した現在位置を運営会社2のサーバ装置21に送信するようにしてもよい。この場合には、少なくとも近隣の3つの基地局からの信号を受信するようにし、その受信した信号と、その受信した信号の送信元の基地局の位置とに基づいて、3点測量の方法を用いて、自己の位置を特定するようにすることができる。

0128

この場合においても、会員の現在位置は、常時管理する必要はなく、自転車の位置情報の提供要求時においてのみ、近隣の基地局からの信号に基づいて、自己の現在位置を検出し、これを運営会社2のサーバ装置21に送信するようにすればよい。

0129

[ロック機構の非解除]また、会員登録時において、登録した会員が、金融機関の口座番号を登録していない場合や、登録した口座に残高がない場合であって、かつ、仮想通貨130の残高が0以下である場合には、利用許可情報を送信しないようにする。このようにすることにより、仮想通貨、あるいは、登録した会員の口座から確実に決済することができる場合にのみ自転車の貸し出しを行なうようにすることができる。

0130

[自転車検索番号と会員番号の統一]また、自転車検索番号として会員番号を用いるようにすることもできる。この場合には、会員に位置情報を提供した自転車に、位置情報の提供要求をしてきた会員の会員番号を通知しておき、その会員番号を用いて、最寄りの自転車の検索を行なうようにすることもできる。

0131

[利用料金の他の計算方法]また、自転車の利用料金の計算は、前述した(1)式によるものに限るもの出はない。自転車の乗車距離(走行距離)L1に対する平均到達時間T0を設定しておく。例えば、乗車距離L1=1km(キロメートル)の場合、平均到達時間T0=8分、乗車距離L1=2km(キロメートル)の場合、平均到達時間T0=15分、…などというように、乗車距離L1に対する平均到達時間T0を設定しておく。

0132

そして、実際の乗車距離L1に対する実際の乗車時間Txが、その乗車距離L1に対する平均到達時間T0よりも遅いか早いかによって、自転車の利用料金を算出するようにする。すなわち、Tx<T0の場合、自転車の回転率アップに貢献、利用料金ディスカウントTx>T0の場合、自転車の回転率ダウン、利用料金に超過分付加となるように利用料金を設定する。

0133

具体的には、利用料金M2を次の(2)式により求めるようにする。
利用料金M2 = L1×k1+(Tx−T0)×k2 …(2)
この場合、係数k1は、乗車距離を料金に換算するための係数であり、また、係数k2は、実際の乗車時間Txと平均到達時間T0との差分を料金に変換するためのものである。このようにした場合にも、自転車の実際の利用状況に応じて、利用者に取って適正な料金体系を実現することができる。

0134

また、乗車時間Txとして、自転車の車輪が回転していた時間を用いるのではなく、ロック機構117のロックが解除された時点を開始時点とし、自転車制御装置部11のエンドキー108が操作された時点を終了時点として、この開始時点から終了時点までの時間を乗車時間(利用時間)として計測して用いるようにしてもよい。

0135

この場合には、利用時間については、実際に自転車を走行させていたか否かにかかわらず、会員が占有している時間分の利用料金と、実際の走行距離に応じた利用料金との合計を利用者である会員が負担する利用料金となる。

0136

また、前述の実施の形態においては、自転車の車輪が回転している時間を乗車時間として計測するようにしたが、これに限るものではない。例えば、自転車のサドル圧力センサを設けておき、サドルに利用者が腰掛けている時間を乗車時間として計測するようにしてもよい。また、自転車の前輪と後輪の両方の回転している時間を乗車時間として計測するようにしてもよい。

0137

[乗車距離と乗車時間の運営会社側での計測について]前述した実施の形態においては、自転車の乗車距離と乗車時間とは、自転車制御装置部11の乗車距離計測部114、乗車時間計測部115において計測するようにした。つまり、乗車距離も乗車時間も、自転車側において計測し、運営会社2のサーバ装置21に送信するようにした。しかし、乗車距離と乗車時間とを運営会社2側のサーバ装置21において計測することもできる。

0138

前述もしたように、各自転車の自転車制御装置部11は、一定時間毎に、GPS機能を用いて、自己の現在位置を検出し、その検出した現在位置を示す情報を運営会社2のサーバ装置21に送信するようにしている。そこで、運営会社2のサーバ装置21からの制御により、ロック機構117のロックを解除した後においても例えば、一定時間毎の現在位置の検出および送信を継続して行なう。

0139

そして、一定時間毎、例えば、数分毎の自転車の現在位置と、その直前の現在位置とから、乗車距離を求め、求めた乗車距離を合算していくことにより、乗車距離を計測することができる。

0140

また、乗車時間については、今回の乗車位置前回の乗車位置とが異なる場合には、前回の乗車位置の検出時点から今回の乗車位置の検出時点までの時間を乗車時間とし合算するようにする。この場合、今回の乗車位置と前回の乗車位置とが同じ場合には、前回の乗車位置の検出時点から今回の乗車位置の検出時点までの時間は、乗車時間には合算しない。このようにすることにより、乗車時間を計測することができる。

0141

このようにして、運営会社2のサーバ装置21において、計測した乗車距離と乗車時間とを用いて、前述した(1)式、あるいは、(2)式を用いて、自転車の利用料金を算出することができる。

0142

また、別の方法として、前述したように、ロック機構117のロックが解除された後、例えば、自転車の車輪が回転し、走行していると判断できる間だけ、一定の時間間隔毎に、現在位置と現在時刻を検出し、これを運営会社2のサーバ装置21に送信することにより、走行距離と走行時間とを、サーバ装置21において計測するようにすることができる。

0143

また、現在位置や現在時刻を検出する時間間隔を適度に狭めることによって、乗車距離、乗車時間ともより正確にサーバ装置2において計測するようにすることができる。

0144

また、自転車の走行開始時停車時に、現在位置と現在時刻とを検出し、これを運営会社2のサーバ装置21に送信するようにし、走行開始時と停車時との現在位置の差分を走行距離とし、走行開始時の現在時刻と停車時の現在時刻との差分を走行時間として計測するようにすることもできる。

0145

このように、走行開始時と走行終了時の現在位置と時刻が分かれば、サーバ装置21においても、比較的に正確に走行距離と走行時間とを計測するようにすることもできる。なお、この他の方法を用いて、運営会社2のサーバ装置21において、自転車の乗車距離および乗車時間を計測するようにしてももちろんよい。

0146

通信経路の他の例について]前述した実施の形態においては、自転車の現在位置は、GPSにより検出し、検出した現在位置を示す情報は、人工衛星を介して運営会社2のサーバ装置21に送信し、その他の通信は、電話網を通じて行なうものとして説明した。しかし、これに限るものではない。

0147

すべての通信を人工衛星を介して行なうようにしてもよいし、また、GPS機能以外のすべての通信を電話網を通じて行なうようにしてもよい。また、電話網を用いることなく、専用の通信ネットワークを形成し、これを用いるようにしてもよい。

0148

また、GPSを用いることなく、各自転車の自転車制御装置部11や会員の携帯電話端末において、近隣の基地局からの信号を受信して、この受信した信号と、受信した信号を送信した基地局の位置に応じて、自己の現在位置を検出し、これを運営会社2のサーバ装置に送信するようにしてももちろんよい。

0149

[自転車側においての会員等の認証]また、前述の実施の形態においては、会員の認証処理や仮想通貨の残高の確認は、運営会社2のサーバ装置において行なうようにした。しかし、これに限るものではない。例えば、会員の携帯電話端末3から運営会社2のサーバ装置21が自転車検索依頼を受けた時に、会員の携帯電話端末3に自転車の位置情報を送信するとともに、位置情報が送信された当該自転車にも当該会員の会員番号を送信しておく。

0150

そして、会員が、位置情報により特定される自転車の自転車制御装置部11に会員番号を入力するようにすることにより、自転車の自転車制御装置部11において、認証を行なうようにすることもできる。また、残高の確認も自転車の自転車制御装置部11において行なうようにすることができる。

0151

そして、自転車制御装置部11において、会員の認証、および、仮想通貨の残高の確認を行って、認証が取れ、かつ、残高が充分であるときに、自転車制御装置部11のマイクロコンピュータ111の制御によるロック制御部116の制御によって、ロック機構によるロックを解除するようにすることもできる。この場合には、運営会社2のサーバ装置の負荷を軽減することができる。

0152

なお、前述の実施の形態においては、図4のステップS202の処理において、自己宛の移動体検索情報を受信した自転車は、自転車制御装置部11のLCD121を点滅させることにより、会員に当該自転車の位置を知らせるようにした。しかし、これに限るものではない。

0153

例えば、ブザー音アラーム音発生器を自転車制御装置部11に接続するようにし、ブザー音やアラーム音などの音声により、自転車の所在を会員に通知するようにしてもよい。また、バイブレータを自転車制御装置部11に接続しておき、振動により自転車の所在を会員に通知するようにしてもよい。また、LCDやLEDの発光、音声の放音、振動などの複数を用いて、自転車の所在を会員に通知するようにしてもよい。

0154

また、前述の実施の形態においては、仮想通貨を用いるものとして説明したが、これに限るものではない。例えば、プリペイドカードを用いるようにしてもよいし、クレジットカードキャッシュカードを自転車制御装置部11に装填し、これらを用いて決済を行なうようにすることもできる。また、現金で決済するようにしてもよいし、会員登録時に登録した金融機関の口座から自動的に引き落とすことによって決済するようにしてもよい。

0155

[会員等の認証の他の例]また、この第1の実施の形態においては、自転車の貸し出しを受ける場合の会員の認証は、会員の携帯電話端末3から運営会社2に会員識別情報である利用許可情報を送信することにより行なうようにした。しかしこれに限るものではない。前述もしたように、例えば、仮想通貨に会員識別情報と仮想通貨の残高金額を記録しておく。そして、仮想通貨が投入された自転車制御装置部11が搭載された自転車から、会員識別情報、あるいは、会員識別情報と残高金額を運営会社2側に送信し、認証を受けるようにしてもよい。

0156

したがって、例えば、この第1の実施の形態の自転車レンタルシステムにおいて、貸し出し可能な自転車の台数が比較的に多く、貸し出し可能な自転車を比較的に容易に見つけ出すことができる場合には、利用者の携帯電話端末3を用いての自転車の検索処理などを行なうことなく、見つけ出した利用可能な自転車に仮想通貨130を投入する。

0157

そして、投入された仮想通貨130から会員識別情報、あるいは、会員識別情報と残高金額を読み出し、これを運営会社2側に送信して、認証を受け、認証が取れたことの通知を当該自転車制御部11が受けたときには、自転車制御装置部11のマイクロコンピュータ111がロック制御部116を制御し、ロック機構のロックを解除して当該自転車の利用を可能にすることができる。

0158

すなわち、利用者の携帯電話端末3を必ず用いるシステムとしないようにすることもできる。そして、利用可能な自転車がなかなか見つからない場合には、前述もしたように、利用者は、自己の携帯電話端末3を通じて運営会社に自転車の検索要求を送信することにより、最寄りの利用可能な自転車を迅速に見つけ出せるようにすることができる。このようにすることにより、利用者の負担する通信費用を軽減することができる。

0159

なお、前述した自転車制御装置部11のマイクロコンピュータ111において実行させるプログラムを記録した記録媒体を用意しておくことにより、多数の自転車にこの発明の機能を搭載し、これを利用できるようにすることができる。具体的には、図4から図6に示したステップS201からステップS210までの各処理を実行するプログラム、その他、必要に応じて変更したプログラムを記録媒体に記録するようにする。

0160

この場合、記録媒体は、ROM、EEPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリのほか、各種の磁気記録媒体光記録媒体光磁気記録媒体などを用いることができる。なお、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体などを用いる場合には、これらに記録されたプログラムを読み出すための装置を自転車管理装置部11に設けるか、あるいは、必要に応じて接続が可能なようにしておけばよい。

0161

また、前述した運営会社2のサーバ装置21において、コンピュータ211に実行させるプログラムを記録した記録媒体を用意しておくことにより、例えば、運営会社2のサーバ装置21を各地域に設けるようにする場合に、便利である。すなわち、各地域に同じ機能を有するサーバ装置を簡単に構成することができるようにされる。

0162

具体的には、図4から図6に示したステップS301からステップS311までの各処理を実行するプログラム、その他、必要に応じて変更したプログラムを記録媒体に記録するようにする。

0163

この場合においても、記録媒体は、ROM、EEPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリのほか、各種の磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体などを用いることができる。なお、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体などを用いる場合には、これらに記録されたプログラムを読み出すための装置をサーバ装置21に設けるか、あるいは、必要異応じて接続が可能なようにしておけばよい。

0164

[第2の実施の形態]次に、移動体として、自動車を貸し出すようにするいわゆる自動車レンタルシステムに、この発明を適用した場合について説明する。移動体装置として自動車を用いる場合であっても、基本的には前述の自転車レンタルシステムの場合と同様に実現することができる。

0165

しかし、自動車の場合、利用者は、自動車の施錠されているドアを開け、自動車内に乗り込み、エンジン始動して利用することになる。つまり、自転車の場合のように、ロックを解除して即座に乗り出すというようには行かない。そこで、以下に説明する自動車レンタルシステムにおいては、自動車のドアを開けるためのいわゆるドアキーと、自動車のエンジンを始動させるいわゆるエンジンキーとは異なるものを用いるようにしている場合について説明する。

0166

[自動車レンタルシステムの概要]図8は、この発明による、移動体レンタルシステム、移動体管理システム、移動体装置、移動体管理装置、移動体レンタル方法および移動体管理方法が適用された自動車レンタルシステムの概要を説明するための図である。

0167

図8に示すように、貸し出される移動体装置である複数の自動車1AC、1BC、1CC、…は、駐車が適正に可能な場所にであれば、いわゆる乗り捨てができるようにされる。駐車が適正に可能な場所は、違法駐車とならず、他人土地への無断駐車とならないなど、いわゆる迷惑駐車とならない場所である。

0168

貸し出し自動車(以下、単に自動車という。)1AC、1BC、1CC、…のそれぞれは、前述した自転車レンタルシステムの自転車の場合と同様に、少なくとも2つの人工衛星ST1、ST2からの電波を受信し、その電波により提供されるデータを演算処理することによって、自己の正確な現在位置を算出することが可能なGPS装置が搭載されたものである。

0169

そして、前述した自転車レンタルシステムの場合と同様に、各自動車1AC、1BC、1CC、…のそれぞれは、所定のタイミングごとに自己の現在位置を検出し、検出した現在位置を示す情報を人工衛星を通じて、自動車レンタルシステムの運営会社2に送信することができるようにしている。

0170

運営会社2は、移動体管理装置を備えており、人工衛星を通じて送信されてくる自動車1AC、1BC、1CC、…からの現在位置を示す情報を受信し、どの自動車が何処にあるのかを常時正確に管理している。すなわち、各自動車1AC、1BC、1CC、…から送信されてくる現在位置を示す情報は、各自動車1AC、1BC、1CC、…のそれぞれを識別する移動体識別情報をも含むものである。

0171

このように、この自動車レンタルシステムの場合にも、貸し出されるすべての自動車の現在位置は、運営会社2によって常時正確に管理される。これにより、貸し出した自動車を所定の返却場所に返却することを要しない、自動車のいわゆる乗り捨てサービスを実現している。

0172

また、後述もするように、貸し出した自動車を所定の返却場所に返却してもよいようにされており、使用者が借り受けた自動車を所定の返却場所に返却したときには、自動車の利用料金(レンタル料)が安くなるようにしている。

0173

そして、この自動車レンタルシステムの場合にも、前述の自転車レンタルシステムの場合と同様に、自動車の利用を希望する者は、初めに、運営会社2との間で契約を結ぶことにより会員になり、会員番号(利用許可番号)の付与を受けるとともに、自動車の利用料金決済用の仮想通貨やプリペイドカードなどを購入する。

0174

なお、仮想通貨は、第1の実施の形態においても説明したように、この自動車レンタルシステムにおいてのみ用いられる仮想の通貨単位の金額情報が書き込まれたものである。このように仮想の通貨単位を用いることによって、仮想通貨への変換レートをコントロールし、自動車レンタルシステムの利用効率の調整等を行なうことが可能になることは、前述した自転車レンタルシステムの場合と同様である。

0175

以下の説明においては、仮想通貨としては、ICカード型のものが用いられる場合を例にして説明する。そして、この自動車レンタルシステムにおいては、ICカード型の仮想通貨には、各会員に固有の会員番号などの会員識別情報が記録され、自動車レンタルシステムの自動車のドアを開けるためのドアキーとしても用いられるようにされる。このため、ICカード型の仮想通貨を、以下においては仮想通貨認証キーと言う。

0176

そして、実際に自動車の貸し出しを受けようとする場合には、会員は、自分の携帯電話端末3を用いて、運営会社2に電話をかけ、自分の会員番号や現在位置を運営会社2に通知し、最寄りの自動車の所在を示す位置情報の提供を要求する。

0177

運営会社2は、会員からの最寄りの自動車の位置情報の提供要求を受信すると、会員番号に基づいて会員か否かの認証を取り、認証が取れた場合には、運営会社2は、要求元の会員の現在位置に一番近い貸し出し可能な自動車を検索し、その自動車の位置情報を要求元の会員の携帯電話端末3に送信する。

0178

このようにすることよって、要求元の会員に対して、最寄りの貸し出し可能な自動車の位置を迅速に、かつ、正確に通知することができる。この図8に示す例の場合には、携帯電話端末3を有する会員の近くには、自動車1AC、1BC、1CCの3台があるが、要求元の会員の最も近くにある自動車1CCの位置情報が当該要求元の会員に提供される。

0179

そして、会員が、運営会社2からの位置情報にしたがって目的とする自動車の位置にまで到達し、前述したように、予め購入してある支払可能な金額情報などが記憶された仮想通貨認証キーを自動車に設けられている装填口に装填する。当該自動車においては、仮想通貨認証キーに記憶されている会員識別情報、金額情報(残高情報)などの必要な情報を読み出し、これを認証情報(支払可能情報)として、電話網などの通信ネットワークを通じて運営会社2に送信する。

0180

運営会社2は、認証情報に基づいて、要求元の自動車に到達して仮想通貨認証キーを装填した利用者は、正当な会員であり、かつ、自動車を貸し出すことにより発生する利用料金(レンタル料)の支払が可能な会員であるか否かを判断し、支払可能であると判断した場合に、自動車のドアロックを解除し、当該自動車のエンジン起動して走行を可能にするための利用許可情報を支払可能情報の送信元の自動車に、通信ネットワークを通じて送信する。この利用許可情報を受信した自動車は、当該自動車のドアロックを解除し、当該自動車の利用を可能にする。

0181

そして、自動車に乗り込んだ会員は、予め運営会社から渡されている、あるいは、予め自動車内の所定の位置に用意されているエンジンキーを用いて当該自動車のエンジンを始動し、一般の自動車の場合と同様に、当該自動車を走行させて目的地に向かうようにさせることができる。

0182

このように、この自動車レンタルシステムの運営会社2は、自動車にかけられているドアロックの解除許可およびエンジンの起動許可を与えることができるようにしている。すなわち、自動車にかけられているドアロックの解除やエンジンを起動可能な状態にするのは、運営会社2の遠隔操作(リモート操作)により行なわれることになる。

0183

そして、ドアロックが解除され、エンジンが始動された自動車においては、乗車距離(走行距離)と乗車時間(走行時間)の計測が開始されることになる。この後、自動車が目的地に着くなどして当該自動車の利用を終了する場合には、会員は、エンジンキーを停止の位置に合わせて引き抜いたり、あるいは、当該自動車に設けられているエンドボタンスイッチ(利用終了ボタンスイッチ)などを操作したりするなどの所定の操作をする。

0184

利用終了の所定の操作が行なわれると、当該自動車においては、当該自動車が動かないようにロックをかけると共に、計測した乗車距離と乗車時間とを通信ネットワークを通じて運営会社2に送信する。運営会社2は、送信されてくる乗車距離と乗車時間とに基づいて、自転車の利用料金(レンタル料)を演算し、利用された自動車に装填されている仮想通貨認証キーの残高を減算するなどの決済を行なうようにする。

0185

このように、この実施の形態の自動車レンタルシステムにおいては、貸し出されるすべての自動車の現在位置が、GPSを用いることにより検出され、人工衛星を通じて、運営会社2に送信されて、常に、どの自動車が何処にあるかを管理することができる。これにより、前述もしたように、自動車の乗り捨てサービスを実現するとともに、会員に対しては、最寄りの自動車の位置を迅速かつ正確に通知することができるようにしている。

0186

また、前述したように、貸し出された自動車の乗車距離と乗車時間といった、自動車の実際の利用状況を示す情報に基づいて、貸し出された自動車の利用料金を算出することができるようにしている。したがって、自動車の乗車距離が異なっても、利用時間が同じであれば、利用料金が変わらない従来の方式と異なり、不公平感を生じさせることなく、適正に利用料金を算出し、決済することができるようにしている。

0187

また、会員の携帯電話端末3や、各自動車1AC、1BC、1CCのそれぞれと、運営会社2との間の通信は、既に整備されている電話網などの通信ネットワークを通じて行われる。このため、会員の携帯電話端末3や、各自転車1AC、1BC、1CCのそれぞれと、運営会社2との間においても、適正に情報の通信を行なうことができるようにされる。

0188

[移動体装置(自動車制御部)について]次に、この実施の形態の移動体装置について説明する。この実施の形態において、移動体装置は自動車であり、前述したように、自己の現在位置を検出するなどの処理を行なうために、自動車制御装置部31が搭載されたものである。図9は、この実施の形態の移動体装置である自動車に搭載される自動車制御装置部31を説明するためのブロック図である。

0189

図9に示すように、この実施の形態において、自動車1AC、1BC、1CC、…に搭載される自動車制御装置部31は、マイクロコンピュータ511を備えている。マイクロコンピュータ511は、この自動車制御装置部31の各部を制御するものである。

0190

また、図9に示すように、この実施の形態の自動車制御装置部31は、位置計測部512、データ通信部513、乗車距離計測部514、乗車時間計測部515、エンジン起動制御部(以下、起動制御部という。)516、エンジン走行系517、メモリ部518、仮想通貨認証キーの装填部を備えたデータI/O部519、LCD520を備えている。

0191

また、仮想通貨認証キー530は、会員により予め購入するようにされるものであり、前述したように、会員識別情報や会員により支払われた金額に応じた金額情報が記録されたものである。この仮想通貨認証キー530は、通常は、会員により携帯され、後述するように、借り受ける自動車に設けられている仮想通貨認証キーの装填部に仮想通貨認証キーを装填することにより、この仮想通貨を用いて、自転車の利用終了時に決済を行なう。

0192

また、図9において、位置計測部512は、GPS装置に相当する部分であり、人工衛星からの電波を受信し、受信した電波により提供されるデータを演算することにより自機の位置、すなわち、これが搭載された自転車の現在位置を検出する。位置計測部512において検出された現在位置を示す情報は、マイクロコンピュータ511を通じて、データ通信部513に供給される。

0193

データ通信部513は、所定のタイミングごとに検出する自己の現在位置を示す情報を人工衛星を通じて運営会社2に送信したり、また、通信ネットワーク、この実施の形態においては、電話網を通じて、運営会社2との間で、あるいは、会員の携帯電話端末との間で、通信を行なうようにしたりするためのものである。

0194

乗車距離計測部514は、自動車の乗車距離(走行距離)を計測するものである。この実施の形態においては、例えば、自動車の車輪の円周の長さおよび回転数に基づいて乗車距離を計測するようにしている。乗車距離計測部514において計測された走行距離は、マイクロコンピュータ511に供給され、管理される。

0195

また、乗車時間計測部515は、乗車時間(走行時間)を計測するものであり、タイマー(時計回路)を備えたものである。そして、この実施の形態において、乗車時間計測部515は、当該自動車の車輪が回転しているか否かを検出するセンサを備え、当該自動車の車輪が回転している時間を乗車時間として計測するようにしている。ここで計測された乗車時間は、マイクロコンピュータ511に供給され、管理される。

0196

起動制御部516は、各自動車のエンジン走行系517を制御するものである。この起動制御部516は、マイクロコンピュータ511の制御によりエンジン走行系517を制御し、この自動車制御装置部31が搭載された自動車にロックをかけてエンジン走行系の起動を不能にしたり、ロックを解除してエンジン走行系の起動を可能にしたりするようにする。また、エンジン走行系は、主に自動車のエンジン、エンジン点火部等、エンジン、エンジンを駆動させる機構部、これらを制御すると電気系統などからなる部分である。

0197

メモリ部518は、種々の情報を記憶保持するものであり、例えば、乗車距離や乗車時間などの各種のデータや各種のパラメータなどが記録される。また、メモリ部518に記録されているデータやパラメータなどは、必要に応じて読み出して利用することができるし、また、不要になったデータやパラメータは消去することができるようにされている。

0198

データI/O(Input/Output)部519は、仮想通貨認証キーの装填部を備え、装填された仮想通貨認証キー記録されている会員識別情報、金額情報(残高情報)などの必要な情報を読み出して、これをマイクロコンピュータ511に供給する。また、データI/O部519は、マイクロコンピュータ511からの残高書き換え情報に基づいて、仮想通貨認証キーに記録されている残高金額を更新したりする。

0199

このように、データI/O部519は、仮想通貨認証キー530と自動車制御装置部31のマイクロコンピュータ511との間のインターフェースの役割をはたすものである。また、マイクロコンピュータ511に接続されたLCD520は、マイクロコンピュータ511の制御により、各種のガイダンスメッセージや警告メッセージ、その他の必要な情報を表示するものである。

0200

[運営会社2の移動体管理装置について]次に、この第2の実施の形態の自動車レンタルシステムにおける運営会社2に設置される移動体管理装置としてのサーバ装置は、前述した第1の実施の形態の自転車レンタルシステムのサーバ装置21と同様のものである。

0201

すなわち、この自動車レンタルシステムの運営会社2に設置される移動体管理装置としてのサーバ装置は、図3に示したサーバ装置21と同様に構成され、コンピュータ211、位置情報計測部212、データ通信部部213、管理データベースが形成されるハードディスク214、モニタ装置215を備えたものである。このため、この自動車レンタルシステムの運営会社2側に設置される移動体管理装置としてのサーバ装置21は、図3に示した構成を有するものとして説明する。

0202

そして、この自動車レンタルシステムのサーバ装置21は、この自動車レンタルシステムの多数の自動車の現在位置を正確に把握し、管理すると共に、会員の最寄りの自動車を検索したり、会員の認証を取って自動車のロックを解除したり、エンジンを起動可能な状態に遠隔制御したり、自動車制御装置部31から送信されてくる乗車距離や乗車時間に基づいて、自動車の利用料金を計算するなどの処理を行なうようにするものである。

0203

なお、各部の動作については、前述の第1の実施の形態の自転車レンタルシステムの説明において、図3を用いて説明した通りであるので、ここでは省略する。

0204

[自動車レンタルシステムの動作について]次に、この実施の形態の自動車レンタルシステムの動作について図10図12のチャート図を参照しながら説明する。図10図12において、ステップ番号が500番台(ステップS501〜ステップS511まで)が、貸し出される自動車の利用者である会員側における処理である。

0205

また、ステップ番号が600番台(ステップS601〜ステップS610まで)が、貸し出される自動車の自動車制御装置部31において行われる処理であり、ステップ番号が700番台(ステップS701〜ステップS711まで)が、運営会社2側において行われる処理である。

0206

前述もしたように、この自動車レンタルシステムにおいて、貸し出される各自動車に搭載された自動車制御装置部31の位置計測部512は、一定時間毎に、人工衛生からの電波を受信し、その受信した電波により提供されるデータを解析することにより、自己の正確な現在位置を検出し、これをマイクロコンピュータ511に供給する。

0207

マイクロコンピュータ511は、位置計測部512からの現在位置を示す情報と、自己の識別情報(移動体識別情報)とをデータ通信部513を通じて送出し、人工衛星を介して運営会社2に送信する。このように、各自動車に搭載された自動車制御装置部31において一定時間毎に行われる自己の現在位置の検出および送信が、図10に示すステップS601の処理である。

0208

そして、運営会社2においては、人工衛星を介して各自動車の自動車制御装置部31から送信されてくる各自動車の現在位置を示す情報を、アンテナ2Aにより受信して位置情報計測部212に供給する。位置情報計測部212は、受信された各自動車からの現在位置を示す情報を解析し、各自動車の現在位置を示す情報、移動体識別情報を検出して、コンピュータ211に供給する。

0209

コンピュータ211は、位置情報計測部212からの各自動車の現在位置を示す情報と、移動体識別情報とを対応付けて、ハードディスク214の管理DBに記録(更新)して管理する。このように、各自動車の自動車制御装置部31から送信されてくる現在位置を示す情報などを受信して管理する処理が、図10のステップS701の処理である。

0210

このように、この実施の形態の自動車レンタルシステムにおいては、各自動車の現在位置を常時管理するようにしている。一方、この実施の形態の自動車レンタルシステムの自動車を利用しようとする者は、まず、運営会社2に対して、会員登録を行なうことにより、会員番号(使用許可番号)を取得する(ステップS501)。

0211

会員登録は、自動車を借り受けようとする者の住所、氏名、年齢、金融機関の利用口座番号などの必要な事項を記載した登録申し込み用紙を運用会社2に提出することにより行われる。この会員登録は、運営会社2に直接出向いて行ってもよいし、必要な事項を記載した登録申し込み用紙を郵送により運営会社2に提出し、登録を受けるようにしてもよい。

0212

このように、会員登録することにより、運営会社2のサーバ装置21においても、会員の住所、氏名、年齢、金融機関の利用口座番号などの会員に関する情報が、ハードディスク214の管理DBに記録されて管理することができるようにされる。

0213

会員登録が終了し、使用許可番号の付与を受けると、新たに会員になった者は、仮想通貨を購入し、購入した金額分の情報を仮想通貨認証キー530に記録するようにする(ステップS502)。そして、会員登録し、仮想通貨認証キー530を有する会員が、自動車レンタルシステムの自動車を利用するときには、会員は、自己の携帯電話端末3を用いて、運営会社2に電話をし、運営会社2に対して、自分の現在位置や使用許可番号などを告げるとともに、最寄りの自動車の検索を要求する。すなわち、自動車検索依頼を運営会社2に送信する(ステップS503)。

0214

運営会社2は、アンテナ2B、データ通信部213を通じて、会員の携帯電話端末3からの自転車検索依頼を受信すると(ステップS702)、コンピュータ211が、ハードディスク214の管理DBを参照し、自動車検索依頼を送信してきた会員の最寄りの利用可能な自動車を検索し、最寄りの自動車の位置情報や最寄りの自動車の識別番号(自動車検索番号)などをデータ通信部213、アンテナ2Bを通じて電話網に送出して、要求元の会員の携帯電話端末3に送信する(ステップS703)。

0215

会員の携帯電話端末3は、管理会社2からの最寄りの自動車の位置情報や自動車の識別番号(自転車検索番号(パスワード))を受信(入手)する(ステップS504)。そして、会員は、携帯電話端末3をオンフックして、電話回線を切断し、受信した位置情報に基づいて、最寄りの自動車を探し出す。そして、会員は、携帯電話端末3をオフフックし、ステップS504において入手した自動車の識別番号(自転車検索番号)をダイヤルすることにより、最寄りの自動車を呼び出すようにする(ステップS505)。

0216

自動車の自動車制御装置部31は、データ通信部512を通じて、自己に割り当てられた自動車検索番号を受信したときには、マイクロコンピュータ511は、LCD520を点滅させたり、ヘッドライト、あるいは、ハザードランプ点灯、あるいは、点滅させて、会員に自動車の位置を報知するようにする(ステップS602)。

0217

そして、会員が目的とする自動車が置かれている場所にまで到達すると、この実施の形態においては、会員は、自己の携帯電話端末3を通じて、運営会社2に電話をかけ、携帯電話端末3のダイヤルキーを操作して、自己に割り当てられた会員番号である利用許可番号を入力し、これを運営会社2に送信して、回線を切断する(ステップS506)。

0218

また、会員は、自分が携帯している仮想通貨認証キー530を自動車の自動車制御装置部31のデータI/O部519に差し込む(装填する)。すると、前述もしたように、データI/O部519は、仮想通貨認証キー530に記録されている会員識別情報や金額情報(残高情報)を読み出し、これをマイクロコンピュータ511に供給する。マイクロコンピュータ511は、データ通信部513を通じて、会員識別情報、金額情報を認証情報(支払可能情報)として運営会社2に送信する(ステップS507)。

0219

運用会社2のサーバ装置21のコンピュータ211は、データ通信部213を通じて、使用許可番号を受信すると、会員に割り当てた使用許可番号か否かなどの認証処理を行なう(ステップS704)。また、サーバ装置21のコンピュータ211は、ステップS507において送信された認証情報に含まれる金額情報が、支払可能な金額を示しているか否か、すなわち、自動車の利用が可能であるかを判別する(ステップS705)。

0220

そして、ステップS705において、認証がとれ、かつ、仮想通貨認証キー530の残高が十分である場合には、サーバ装置21のコンピュータ211は、利用許可情報をデータ通信部213を通じて仮想通貨認証キーが装填された自動車制御装置部31に送信する。

0221

なお、このステップS506、ステップS704の処理は、会員の携帯電話端末3を用いることなく、自動車制御装置部31と運営会社2のサーバ装置21との間で通信を行なうことによっても行なうことができる。すなわち、仮想通貨認証キー530には、金額情報だけでなく、会員識別情報も記録されているので、前述のように、会員識別情報と金額情報(残高情報)とを運営会社2のサーバ装置21に送信することにより、運営会社2のサーバ装置21において、会員の認証処理と仮想通貨認証キー530の残高の照合処理とを行なうようにすることができる。

0222

なお、この第2の実施の形態において、ステップS506、ステップS704の処理を設けたのは、この第2の実施の形態の自動車レンタルシステムの場合においても利用者は、自己の携帯電話端末を用いて貸し出しを受けようとする自動車を探し出すことができ、前述した第1の実施の形態の自転車レンタルシステムと同様に構築することが可能であることを示したためである。

0223

そして、データ通信部513を通じて、利用許可情報を受信した自動車制御装置部31は、ドアロックを解除してドアを開けることができるようにすると共に、起動制御部516を制御して、エンジンキー540を用いてのエンジンの起動をできるようにする(ステップS603)。そして、自動車制御装置部31のマイクロコンピュータ511は、乗車距離計測部514を制御して、乗車距離の計測を開始させるとともに、乗車時間計測部515を制御して、乗車時間の計測を開始させる(ステップS604)。

0224

そして、マイクロコンピュータ511は、会員である利用者によって、自動車の使用終了か否か、すなわち、借り受けた自動車の使用を終了する所定の操作がされたか否かを判断する(ステップS605)。ステップS605の判断処理において、使用終了の所定の操作がされていないと判断したときには、ステップS604からの処理を繰り返し、継続して自動車の乗車距離の計測と、自動車の乗車時間の計測を続行する。

0225

ステップS605の、判断処理において、使用終了の所定の操作が行なわれたと判断したときには、マイクロコンピュータ511は、起動制御部516を制御して、エンジン走行系517にロックをかけて動作できないようにする(ステップS606)。この時点で、当該自動車の利用が終了する。

0226

そして、自動車制御装置部31のマイクロコンピュータ511は、乗車距離計測部515、乗車時間計測部516により計測された乗車距離と乗車時間とを、データ通信部513を通じて、この実施の形態においては、電話網に送出することにより運営会社2に送信する(ステップS607)。

0227

運営会社2は、自動車制御装置部31からの走行距離や走行時間を示す処理を受信し(ステップS706)、受信した情報を用いて、運営会社のサーバ装置21は、自動車の利用料金の計算を行なう(ステップS707)。このステップS707においての利用料金の計算は、前述した第1の実施の形態の自転車レンタルシステムの場合と同様に、利用した自動車の乗車距離や乗車時間に応じて利用料金を計算する処理である。

0228

そして、運営会社のサーバ装置21のコンピュータ211は、ステップS705において受信した仮想通貨認証キー530の金額情報(支払可能情報)と、ステップS707において計算した利用料金とから、仮想通貨認証キー530の残高は、利用料金を支払うのに充分であるか否かを判断する(ステップS708)。

0229

ステップS708の判断処理において、仮想通貨認証キー530の残高が不足していると判断したときには、サーバ装置21のコンピュータ211は、督促情報を形成し、これをデータ通信部213を通じて、会員の携帯電話端末3に送信する(ステップS709)。このステップS709の督促情報の送信は、仮想通貨530の残高が不足していることを利用者である会員に警告する処理である。

0230

そして、利用者である会員の携帯電話端末3が、運営会社のサーバ装置21からの督促情報を受信し(ステップS508)、携帯電話端末3のLCDにメッセージを表示したり、あるいは、貸し出された自転車に装填した仮想通貨130の残高が不足していることを音声により放音したりして、その会員に通知する。

0231

当該会員は、自己の携帯電話端末3に対して所定の操作を行なうことにより、例えば、携帯電話端末3の指示された所定のキーを操作することにより、入金意思があることを運営会社2のサーバ装置21に送信する(ステップS509)。そして、運営会社2のサーバ装置21は、会員の携帯電話端末3からの入金意思を受信する(ステップS710)。

0232

このように、この実施の形態においては、仮想通貨認証キー530の残高が不足している場合に、運営会社2のサーバ装置21が、会員に対して督促を送信し、その会員の入金意思を確認するようにしている。これにより、自動車の利用料金の支払についての状況を利用者である会員に正確に通知し、支払に対する不安などを生じさせないようにしている。

0233

すなわち、この実施の形態においても、貸し出される自動車を利用することができるのは、会員だけであり、前述したステップS506の処理、および、ステップS704の処理により、あるいは、前述したステップS507の処理、および、ステップS705の処理により、運営会社2のサーバ装置21は、どの会員にどの自転車を貸し出したかを管理することができる。

0234

このため、仮想通貨認証キー530の仮想通貨の残高が不足している場合には、不足分を後日に精算することができる。しかし、残高の不足時において、残高不足であることを利用者である会員に通知しておかなければ、会員はいつ残高不足になったのかを知ることができずに不安になる場合がある。

0235

そこで、ステップS709、ステップS508、ステップS509、ステップS710の一連の処理により、仮想通貨認証キー530が残高不足になった時点で、これを通知するため、いわゆる督促を送信し、この督促に対する確認入力を求めることにより、仮想通貨認証キー530の残高不足を会員に通知し、不足分の精算を行なわなければならないことを会員に通知し、会員が認識できるようにしている。

0236

そして、ステップS708の判断処理において、仮想通貨認証キー530の残高が不足していないと判断した場合、および、ステップS710の処理において、会員からの入金意思を受信した場合には、サーバ装置21のコンピュータ211は、ステップS707において計算した自転車の利用料金に応じて、仮想通貨認証キー530の残高書き換え情報を形成し、これを利用された自動車の自動車制御装置部31に送信する(ステップS711)。

0237

ここで、残高書き換え情報は、最初の残高から今回の利用料金を減算して得た最終残高金額である。そして、利用された自動車の自動車制御装置部31は、データ通信部513を通じてサーバ装置21からの残高書き換え情報を受信し、マイクロコンピュータ511に供給する(ステップS608)。

0238

マイクロコンピュータ511は、データI/O部519を通じて、これに装填されている仮想通貨認証キー530の残高を書き換える(ステップS609)。これにより、仮想通貨認証キー530は、今回の自動車の利用料金が減算された最終残高が記録されたものとなる。

0239

そして、仮想通貨認証キー530の残高を書き換えた後、自転車制御装置部11のマイクロコンピュータ511は、データI/O部519の仮想通貨認証キーの装填部を制御し、仮想通貨認証キー530をその装填部から排出して、会員に返却する(ステップS610)。そして、自動車制御装置部31の仮想通貨認証キーの装填部から排出された仮想通貨認証キー530を会員が受け取り(ステップS510)、借り受けた自動車の利用および決済処理が終了する(ステップS511)。

0240

なお、図11に示したステップS206においては、自動車が確実に停止していることを確認して、エンジン走行部517にロックをかけるようにする。また、ロックをかけることの確認メッセージを自動車制御装置部31のLCD120に表示するなど利用者に警告した後にロックをかけるようにしてもよいし、警告後、利用者からの確認入力を要求するようにしてもよい。

0241

なお、ステップS707において行なわれる利用料金の計算は、前述した第1の実施の形態の自転車レンタルシステムの場合と同様にして行なうことができる。また、この第2の実施の形態の自動車レンタルシステムの場合、貸し出した自動車が、ガソリン軽油、その他の液体燃料を用いるものである場合には、消費した燃料の量を考慮して利用料を計算してもよい。また、貸し出した自動車が電気自動車の場合には、消費した電力量を考慮して利用料を計算してもよい。

0242

これらのことから明らかなように、この第2の実施の形態の自動車レンタルシステムにおいては、貸し出される自動車のすべては、GPSによりその現在位置が運営会社2のサーバ装置において、常時正確に管理されるので、自動車の完全な乗り捨てサービスを実現することができる。したがって、自動車の返却場所を多数設けるなどの必要がない。

0243

また、自動車を借りたい人は、運営会社2会員端末の情報により、最寄りの自動車の所在を知ることができるので、自動車を借りたい人が、自動車を貸し出す場所へ出向く必要がなく、素早く自動車の提供を受けて利用することができる。

0244

また、自動車の乗車距離と乗車時間に応じて、自動車の利用料金が算定されるので、利用者にとって、適正な料金とすることができるとともに、利用者にとって、メリッとのある料金体系を実現することができる。

0245

また、利用者が、借り受けた自動車を乗り捨てた場合と、所定の返却場所に返却した場合とで、自動車の利用料金に差を持たせることができるので、料金体系に特色を持たせ、利用者にとって、魅力ある自動車レンタルシステムを構築することができる。

0246

また、自動車には、パーミッション機能付きのロック機構が設けられている。すなわち、認証して許可が得られた場合にのみロックを解除するようにするロック機構が設けられている。このため、会員以外に当該自動車レンタルシステムの自動車を不正に利用されることを防止し、会員のみに対して、いつでも最寄りの自動車を提供することができる。

0247

また、この第2の実施の形態の自動車レンタルシステムの場合においても、携帯電話端末3をもった利用者の位置を自動検出して、最寄りの自動車を検索して通知するなどしてもよい。

0248

また、会員登録時において、登録した会員が、金融機関の口座番号を登録していない場合や、登録した口座に残高がない場合であって、かつ、仮想通貨認証キー530の残高が0以下である場合には、利用許可情報を送信しないようにする。このようにすることにより、仮想通貨認証キー530、あるいは、登録した会員の口座から確実に決済することができる場合にのみ自動車の利用を許可するようにしてもよい。

0249

また、この第2の実施の形態の自動車レンタルシステムの場合においても、自動車検索番号として会員番号を用いるようにすることもできる。この場合には、会員に位置情報を提供した自転車に、位置情報の提供要求をしてきた会員の会員番号を通知しておき、その会員番号を用いて、最寄りの自動車の検索を行なうようにすることもできる。

0250

また、この第2の実施の形態の自動車レンタルシステムの場合においても、前述した第1の実施の形態の自転車レンタルシステムの場合と同様に、平均到達時間を考慮した料金計算を行なうようにすることもできる。

0251

また、この第2の実施の形態においては、自動車の車輪が回転している時間を乗車時間として計測するようにしたが、これに限るものではない。例えば、自動車の運転席などにセンサを設けておき、運転席に利用者が座っており、かつ、エンジンがかかっている時間を乗車時間として計測するようにしてもよい。

0252

また、この第2の実施の形態の自動車レンタルシステムの場合においても、前述した第1の実施の形態の自転車レンタルシステムの場合と同様に、所定間隔ごとに自動車から自動車の現在位置を示す情報を送信し、運営会社2のサーバ装置21において自動車の乗車距離と乗車時間とを計測、管理するようにしてもよい。

0253

また、この第2の実施の形態の自動車レンタルシステムにおいても、すべての通信を人工衛星を介して行なうようにしてもよいし、また、GPS機能以外のすべての通信を電話網を通じて行なうようにしてもよい。また、電話網を用いることなく、専用の通信ネットワークを形成し、これを用いるようにしてもよい。

0254

また、GPSを用いることなく、各自動車の自動車制御装置部31や会員の携帯電話端末において、近隣の基地局からの信号を受信して、この受信した信号と、受信した信号を送信した基地局の位置に応じて、自己の現在位置を検出し、これを運営会社2のサーバ装置に送信するようにしてももちろんよい。

0255

また、この第2の実施の形態の自動車レンタルシステムの場合の認証処理においても、会員の携帯電話端末3から運営会社2のサーバ装置21が自動車検索依頼を受けた時に、会員の携帯電話端末3に自動車の位置情報を送信するとともに、位置情報が送信された当該自動車にも当該会員の会員番号を送信しておく。

0256

そして、会員が、位置情報により特定される自動車の自動車制御装置部31に会員番号を入力するようにすることにより、自動車の自動車制御装置部31において、認証を行なうようにすることもできる。また、残高の確認も自動車の自動車制御装置部31において行なうようにすることができる。

0257

そして、自動車制御装置部31において、会員の認証、および、仮想通貨の残高の確認を行って、認証が取れ、かつ、残高が充分であるときに、自動車制御装置部31のマイクロコンピュータ511の制御により、ドアロックの解除、エンジン起動可能状態への遷移を行なうようにすることもできる。この場合には、運営会社2のサーバ装置21の負荷を軽減することができる。

0258

また、この第2の実施の形態の自動車レンタルシステムにおいても、自己宛の移動体検索情報を受信した自動車は、例えば、ブザー音やアラーム音の発生器を自動車制御装置部31に接続するようにし、ブザー音やアラーム音などの音声により、自動車の所在を会員に通知するようにしてもよいし、その他、振動、光、音声などの複数を用いて、自動車の所在を会員に通知するようにしてもよい。

0259

また、この第2の実施の形態においても、仮想通貨を用いて決済を行なうようにしたが、これに限るものではない。例えば、プリペイドカードを用いるようにしてもよいし、クレジットカードやキャッシュカードを自動車制御装置部31に装填し、これらを用いて決済を行なうようにすることもできる。また、現金で決済するようにしてもよいし、会員登録時に登録した金融機関の口座から自動的に引き落とすことによって決済するようにしてもよい。

0260

[自動車制御装置部31の他の例]図9に示した第2の実施の形態の自動車レンタルシステムを構成する各自動車に搭載される自動車制御装置部31は、仮想通過認証キー530と、エンジンキー540を用いるようにしたが、これに限るものではない。仮想通過認証キーと、エンジンキーとを共通化させたキー(以下、共通キーという。)を用いるようにすることもできる。

0261

図13は、共通キー610が用いられる自動車制御装置部41を説明するためのブロック図である。図13に示すように、この例の自動車制御装置部41は、位置計測部512、データ通信部513、乗車距離計測部514、乗車時間計測部515、メモリ部518、LCD520を備えている点は、図9に示した第2の実施の形態の自動車制御装置部31と同じである。したがって、これらの各部の詳細な説明は省略する。

0262

そして、この例の自動車制御装置部41は、共通キー610を用いる点、さらに、共通キー610を受け付けるデータI/O部611、エンジン起動制御部(図13においては、起動制御部と記載。)612、エンジン走行系613の構成が第2の実施の形態の場合の自動車制御装置部31とは若干異なっている。

0263

共通キー610は、前述もしたように、仮想通貨認証キーとしての機能と、エンジンキーとしての機能を併せ持つものであり、ICカードによって構成されたものである。そして、この共通キー610を例えば車体のドア部分に設けられている共通キー610の装填部に装填すると、データI/O部611は、共通キーに書き込まれている会員識別情報、仮想通貨の残高金額を読み出し、これを通信回線を通じて運営会社2に送信する。

0264

運営会社のサーバ装置21は、自動車管理装置部からの認証情報に基づいて認証処理を行ない、認証が取れた場合に、運営会社2は、ドアロックを解除し、エンジンの起動を許可する利用許可情報を当該自動車に送信する。当該自動車の自動車制御装置部41のマイクロコンピュータ511はデータ通信部513を通じて、利用許可情報を受信すると、ドアロックを解除するようにするとともに、起動制御部612を通じて、エンジン走行系のエンジンを起動させ、走行を可能にする。

0265

あるいは、当該自動車の自動車制御装置部41のマイクロコンピュータ511はデータ通信部513を通じて、利用許可情報を受信すると、ドアロックを解除するようにするとともに、起動制御部612を通じて、エンジン走行系613を制御し、エンジン起動可能状態に遷移させる。この場合、実際にエンジンを起動させるためには、エンジン起動ボタンスイッチを押下操作したり、車内に予め用意されているエンジンキーを用いて所定の操作を行なったりすることになる。

0266

また、共通キー610を車体のドア部分に設けられている共通キー610の装填部に装填した場合には、データI/O部611は、共通キーに書き込まれている会員識別情報を読み出し、これを通信回線を通じて運営会社2に送信し、認証を取るようにし、認証がとれた場合に、運営会社2は当該自動車のドアロックを解除するようにする。

0267

そして、共通キー610を車体のドア部分に設けられている共通キー610の装填部から引き抜き、今度は、車内に設けられている共通キー610の装填部に装填すると、共通キーに書き込まれている会員識別情報、仮想通貨の残高金額を読み出し、これを通信回線を通じて運営会社2に送信し、認証を取るようにし、仮想通貨の残高をも含めた認証を取るようにし、認証が取れた場合に、エンジンを起動させたり、あるいは、当該自動車をエンジン起動可能状態に遷移させたりしてもよい。

0268

このように、共通キーを用いる場合であっても、運営会社2側における1回の認証によって、ドアロック解除、エンジン起動可能状態への遷移を実行するようにしてもよいし、1回目の認証によって、まず、ドアロックを解除し、2回目の認証によって、エンジン起動可能状態へ遷移させるというように、完全に運営会社2からの遠隔制御により行なうようにしてもよい。

0269

また、自動車レンタルシステムの場合には、仮想通過認証キー、あるいは、共通キーによって利用しようとする自動車のドアロックを解除するようにし、ドアロックが解除されて車内に乗込んでから、例えば、携帯通信端末3に送信されて来た利用許可情報を車内に設けられているキーボードを通じて入力し、これを認証情報として送信し、再度の認証を受けるようにしてもよい。

0270

このように、自動車レンタルシステムの場合には、ドアロックの解除やエンジン起動、あるいは、エンジン起動状態への遷移を管理会社2からの遠隔操作によって行なうことができ、信頼性の高い、自動車レンタルシステムを構築することができる。

0271

[認証のパターン]また、前述の第2の実施の形態においては、仮想通貨認証キー530、あるいは、共通キー610を用い、これに記録されている会員識別情報と仮想通貨残高とを運営会社2に送信し、認証が取れた場合に、ドアロックの解除と、エンジンの起動可能状態への遷移を運営会社2が遠隔操作により行なうようにした。しかし、これに限るものではない。

0272

例えば、まず初めに、仮想通貨認証キー、共通キーを装填した段階で、会員識別情報、あるいは、会員識別情報と仮想通貨の残高金額を運営会社2に送信し、認証が取れた場合に運営会社2の遠隔操作により、自動車のドアロックを解除し、自動車への利用者の乗り込みを可能にする。

0273

次に、エンジンキーを操作した場合に、会員識別情報、あるいは、会員識別情報と仮想通貨の残高金額を再度送信するか、あるいは、当該利用しようとしている自動車の自動車識別番号を送信して、再度の認証を行なって、認証が取れた場合に、運営会社2の遠隔操作により、自動車をエンジン起動状態へ遷移させ、さらにエンジンキーを操作した場合にエンジンを起動させるようにしてもよい。

0274

この場合、仮想通貨認証キーと、エンジンキーとを共通のICカード形式のものとして実現してもよいし、仮想通貨認証キーと、エンジンキーとを別のものとして実現するようにしてもよい。

0275

また、エンジンキーは、ICカード形式のものではなく、通常のキー(鍵)を用いることも可能である。ICカード形式のものでない通常のキーをエンジンキーとして用いる場合に、このエンジンキーの操作によって認証を行なうようにする場合には、例えば、自動車に搭載されているメモリに自動車識別情報を記憶させておき、これを送信して認証を受けるようにすることができる。

0276

したがって、前述のように、運営会社2側における1回の認証によって、ドアロック解除、エンジン起動可能状態への遷移を運営会社2からの遠隔制御に行なうようにしてもよいし、仮想通貨認証キーを用いた1回目の認証によって、まず、ドアロックを解除し、エンジンキーを用いた2回目の認証によって、エンジン起動可能状態へ遷移させるというように、ドアロック解除、エンジン起動可能状態への遷移の両方を段階的に運営会社2からの遠隔制御により行なうようにしてもよい。

0277

また、認証に際し、自動車と運営会社との間で通信を行なうことなく、たとえば、会員識別情報が記録された仮想通貨認証キー(ICカード)により、自動車側において認証が取れた場合に、当該自動車のドアロックを解除する。そして、自動車に乗込んだ使用者が、仮想通貨認証キーを所定の装填口に装填した場合に、自動車と運営会社との間で通信を行なって、認証が取れた場合に、運営会社の遠隔操作によって、当該自動車をエンジン起動可能状態に遷移させるようにしてもよい。

0278

つまり、会員であれば、自動車のドアロックを解除して、その自動車に乗込むことができ、実際に自動車を走行させる場合には、通信回線を通じて接続される運営会社2において認証が取れた場合に、その自動車をエンジン起動可能状態に遷移させて利用可能な状態になるようにしてもよい。

0279

このように、仮想通貨認証キー、エンジンキーを用いた場合に、運営会社2の認証を取るようにすることができる。仮想通貨認証キーの場合の認証情報は、仮想通貨認証キーに記録されている会員識別情報、あるいは、会員識別情報と仮想通貨などの残高金額情報等である。また、エンジンキーを用いた場合の認証情報は、会員識別情報、あるいは、会員識別情報と仮想通貨などの残高金額情報、あるいは、自動車識別情報等である。

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