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図面 (20)

課題

分散型計算機システムにおいて、異常が生じている計算機情報伝送装置の異常個所の特定を信頼性と高速性をもってしたい。

解決の手段

各計算機には各計算機に対してヘルスチェック信号を送信する手段と、前記各計算機から送信されるヘルスチェック信号を受信する手段と、他の計算機からヘルスチェック信号の受信を定周期監視し、全計算機からのヘルスチェック信号を受信していない場合には自計算機の情報伝送装置を異常と判定し、一部の計算機からのへルスチェック信号を受信できない場合にはヘルスチェック信号を受信できない送信元計算機の情報伝送装置を異常と判定する手段と、前記各計算機により生成された情報伝送装置の情報を前記各ヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された前記各情報伝送装置の異常情報に基づいて、一台以上の計算機がある計算機の情報伝送装置を異常と判定している場合には当該計算機においても当該情報伝送装置を異常と判定する手段を備えた。

概要

背景

概要

分散型計算機システムにおいて、異常が生じている計算機情報伝送装置の異常個所の特定を信頼性と高速性をもってしたい。

各計算機には各計算機に対してヘルスチェック信号を送信する手段と、前記各計算機から送信されるヘルスチェック信号を受信する手段と、他の計算機からヘルスチェック信号の受信を定周期監視し、全計算機からのヘルスチェック信号を受信していない場合には自計算機の情報伝送装置を異常と判定し、一部の計算機からのへルスチェック信号を受信できない場合にはヘルスチェック信号を受信できない送信元計算機の情報伝送装置を異常と判定する手段と、前記各計算機により生成された情報伝送装置の情報を前記各ヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された前記各情報伝送装置の異常情報に基づいて、一台以上の計算機がある計算機の情報伝送装置を異常と判定している場合には当該計算機においても当該情報伝送装置を異常と判定する手段を備えた。

目的

そのため、本発明は、異常が生じている計算機や情報伝送装置の異常箇所の特定のための信頼性の向上と、異常発生時の構成制御の信頼性を向上するための分散型計算機システムにおける計算機診断方式と媒体を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

複数の計算機がそれらの計算機群との間で多重化されたネットワークを介して接続され、前記各計算機間は前記ネットワークとの間で情報伝送装置を経由して相互に情報を送信し合う分散型システムにおいて、前記各計算機には各計算機に対してヘルスチェック信号を送信する手段と、前記各計算機から送信されるヘルスチェック信号を受信する手段と、他の計算機からヘルスチェック信号の受信を定周期監視し、全計算機からのヘルスチェック信号を受信していない場合には自計算機の情報伝送装置を異常と判定し、一部の計算機からのへルスチェック信号を受信できない場合にはヘルスチェック信号を受信できない送信元計算機の情報伝送装置を異常と判定する手段と、前記各計算機により生成された情報伝送装置の情報を前記各ヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された前記各情報伝送装置の異常情報に基づいて、一台以上の計算機がある計算機の情報伝送装置を異常と判定している場合には当該計算機においても当該情報伝送装置を異常と判定する手段を備えたことを特徴とする分散型計算機システムにおける計算機診断方式。

請求項2

複数の計算機がそれらの各計算機群との間で多重化されたネットワークを介して接続され、前記各計算機間は前記ネットワークとの間で情報伝送装置を経由して相互に情報を送信し合う分散型計算機システムにおいて、前記各計算機には各計算機に対してヘルスチェック信号を送信する手段と、前記各計算機から送信されるヘルスチェック信号を受信する手段と、他の計算機からヘルスチェック信号の受信を定周期で監視し、他の計算機からのへルスチェック信号を受信できない計算機がある場合にはヘルスチェック信号を受信できない送信元計算機を運転モード不定と判定する手段と、前記手段により生成された情報をヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された計算機の運転モード情報に基づき、全計算機がある計算機を運転ード不定と判定している場合、当該計算機を停止モードと判定する手段を備えたことを特徴とする分散型計算機システムにおける計算機診断方式。

請求項3

請求項2の分散型計算機システムにおいて、へルスチェック信号を受信できない計算機がある場合、ヘルスチェック信号を受信できない送信元計算機を運転モード不定と判定する手段と、前記手段により生成された情報をヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された計算機の運転モード情報に基づき、全計算機がある計算機を運転モード不定と判定している場合、その計算機を停止モードと判定する手段に加えて、請求項1の手段で検出した情報伝送装置異常と停止モードの両方の条件から計算機停止と判定する手段を備えたことを特徴とする分散型計算機システムにおける計算機診断方式。

請求項4

機能実行中の計算機と、前記機能実行中の計算機に何らかの異常が発生し機能停止した場合にバックアップする複数の計算機とからなる多重化された計算機群とが多重化されたネットワークを介して接続され、前記ネットワークと各計算機とは情報伝送装置を経由して相互に接続されて互いに情報を伝送し合う分散型計算機システムにおいて、前記各計算機は他計算機に対してヘルスチェック信号を送信する手段と、前記各計算機から送信されてくるヘルスチェック信号を受信する手段と、他の計算機からヘルスチェック信号の受信を定周期で監視し、全計算機からヘルスチェック信号を受信できない場合には、自計算機の情報伝送装置を異常と判定し、一部の計算機からへルスチェック信号を受信できない場合には、その計算機の情報伝送装置を異常と判定する手段と、前記手段によって生成された情報をヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された情報伝送装置の異常情報に基づき、一台以上の計算機がある計算機の情報伝送装置を異常と判定している場合には、その情報伝送装置を異常と判定する手段と、多重化された計算機群のある計算機と他の多重化された計算機群のある計算機間で、ヘルスチェック信号の受渡しができない場合には、予め決めた計算機を停止モードに遷移する手段とを備えたことを特徴とする分散型計算機システムにおける計算機診断方式。

請求項5

複数の計算機がそれらの計算機群との間で多重化されたネットワークを介して接続され、前記各計算機間は前記ネットワークとの間で情報伝送装置を経由して相互に情報を送信し合う分散型システムにおいて、前記各計算機には各計算機に対してヘルスチェック信号を送信する手段と、前記各計算機から送信されるヘルスチェック信号を受信する手段と、他の計算機からヘルスチェック信号の受信を定周期で監視し、全計算機からのヘルスチェック信号を受信していない場合には自計算機の情報伝送装置を異常と判定し、一部の計算機からのへルスチェック信号を受信できない場合にはヘルスチェック信号を受信できない送信元計算機の情報伝送装置を異常と判定する手段と、前記各計算機により生成された情報伝送装置の情報を前記各ヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された前記各情報伝送装置の異常情報に基づいて、一台以上の計算機がある計算機の情報伝送装置を異常と判定している場合には当該計算機においても当該情報伝送装置を異常と判定する手段と、他の計算機からのへルスチェック信号を受信できない計算機がある場合にはヘルスチェック信号を受信できない送信元計算機を運転モード不定と判定する手段と、前記手段により生成された情報をヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された計算機の運転モード情報に基づき、全計算機がある計算機を運転ード不定と判定している場合、当該計算機を停止モードと判定する手段と、多重化された計算機群のある計算機と他の多重化された計算機群のある計算機間で、ヘルスチェック信号の受渡しができない場合には、予め決めた計算機を停止モードに遷移する手段を実行する機能とからなるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

技術分野

0001

本発明は、複数の計算機計算機間を接続するネットワークからなる分散型計算機システムにおける計算機診断方式に関する。

0002

分散型計算機システムは信頼性向上と負荷分散のために、複数の計算機群と、これらの計算機群を監視するシステム監視計算機から構成され、各計算機は、自計算機他計算機情報伝送装置の状態の正常/異常の認識を、システム監視計算機から送信される情報伝送装置の監視結果に基づいて行っている。

0003

図34は、従来の形態の計算機診断方式の実施形態の構成図である。従来技術による計算機診断方式は、2重化された計算機102−1,102−2と2重化されていない計算機103−1,103−2,・・・,103−nと、分散型計算機システム101内の計算機の異常を監視するシステム監視計算機4301と、これらの計算機を接続する2重化されたネットワーク105−1,105−2から構成される。

0004

各計算機では、接続する他計算機とネットワーク105を経由してヘルスチェック信号やその他のデータの受け渡しを行う情報伝送装置111−1,111−2、2重化された計算機102と2重化されていない計算機103は、システム監視計算機4301からネットワーク105を経由し、情報伝送装置111を介して、ヘルスチェック信号を受信するヘルスチェック信号受信機能4311、受信した情報を計算機内に格納するためのヘルスチェック信号保存テーブル4321、定周期に情報伝送装置111を介して、システム監視計算機4301に、ヘルスチェック信号を送信するヘルスチェック信号送信機能4312を有している。

0005

システム監視計算機4301は、情報伝送装置111の他に、全計算機のヘルスチェック信号受信機能4313、ヘルスチェック信号の受信の有無を管理するためのヘルスチェック信号受信管理テーブル121、定周期にヘルスチェック信号受信管理テーブル121を監視するヘルスチェック信号管理機能115、ヘルスチェック信号管理テーブル121を定周期に参照し、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124を更新するヘルスチェック信号監視結果生成機能4314、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124を定周期に参照して、ネットワーク105に接続する全計算機に情報伝送装置111を介してヘルスチェック信号を送信するヘルスチェック信号送信機能113を備えている。

0006

分散型計算機システム内の各計算機の異常監視、つまり、異常箇所の特定は、システム監視計算機4301によって、以下のようにして行う。図36は、2重化された計算機102や2重化されていない計算機103の定周期に起動するヘルスチェック信号送信機能4312の処理フローで、自計算機コードをヘルスチェック信号に搭載し(ステップ4501)、ヘルスチェック信号を各計算機に送信するために、自計算機が有する情報伝送装置111に、ヘルスチェック信号を渡す処理(ステップ4502)を行う。

0007

図38はシステム監視計算機4301の全計算機ヘルスチェック信号受信機能4313の処理フローであり、情報伝送機能111からヘルスチェック信号を渡されたとき起動し、送信元計算機コードネットワークコードチェックし(ステップ4701)、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121の受信状態を受信正常(=0)とする。

0008

ヘルスチェック信号受信管理機能115は、図6に示すように、定周期に起動し、全計算機分の全ネットワーク分のループ601を繰り返し、自計算機かどうか判定し(ステップ602)、自計算機と異なるとき、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121の受信状態の値をカウントアップする。(ステップ604)カウントアップした結果は、全計算機ヘルスチェック信号受信機能4313でデータ受信時に受信正常値(=0)でリセットされる。カウントアップした結果、予め定めた値よりも大きいかを判定し(ステップ605)、大きい場合には、ヘルスチェック信号検出無しとしてヘルスチェック信号受信状態を受信異常(=−1)とする(ステップ606)。

0009

図39はヘルスチェック信号監視結果生成機能4314の処理フローで、定周期に起動し、全ネットワーク分のループ(ステップ4801)を繰り返して、全計算機について(ステップ4802)、自計算機か判定し(ステップ4803)、異なる計算機ならば、ヘルスチェック信号受信状態正常か否か判定し(ステップ4804)、正常のとき、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124に受信正常(○)と書き込む(ステップ4804)。自計算機でないとき、ヘルスチェック信号の受信状態が正常(○)か否か判定し(ステップ4805)、受信有りのとき、ヘルスチェック信号監視結果テーブルに受信有り(○)と書き込み、受信無しのとき、ヘルスチェック信号監視結果テーブルに受信無し(×)と書き込む。

0010

ヘルスチェック信号送信機能113は、図4に示すように、定周期に起動し、自計算機コードを取出し(ステップ401)、他計算機に送信するためのヘルスチェック信号テーブルに搭載するデータを全計算機分のループ(ステップ402)と、全ネットワーク分のループ(ステップ403)を繰り返して、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124から取出して(ステップ404)、情報伝送装置111へ渡す。

0011

以上のようにして、システム監視計算機は、各計算機の異常の有無を管理し、その結果を収めたヘルスチェック信号監視結果テーブル124の内容を、ヘルスチェック信号送信処理113によって、情報伝送処理111を介して、ネットワーク105を経由し、全計算機にヘルスチェック信号テーブルの送信を行う。

0012

システム監視計算機4301以外の計算機は、各計算機の情報伝送処理111を介して得られる、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124をシステム監視計算機からのヘルスチェック信号受信処理4311により、全CPU分の、ヘルスチェック信号保存テーブル4321を更新していた。

0013

そのため、システム監視計算機4301に異常が発生した場合だけでなく、計算機102−1の情報伝送処理111−1とシステム監視計算機4301,情報伝送処理111−2に異常が発生した場合には、システム監視計算機4301は、計算機102−1の状態を停止と判断し、計算機102−1は、システム監視計算機4301を停止と判断し、計算機の異常状態を把握することが出来なかった。

0014

このように従来の分散計算機システムの計算機診断方式では、異常の発生部位発生箇所によっては、計算機が2重化されているケースでも異常の判定と回復が行えない事があった。

発明が解決しようとする課題

0015

前述に記した従来技術を用いた計算機診断方式では、構成要素の各計算機の状態を把握し、各計算機の情報伝送装置や計算機自体に異常が発生した場合、システム監視計算機が異常箇所の特定を行う。その結果から各計算機は代替えの実施や復旧操作を行っていた。しかしながら、システム監視計算機が停止状態のときは、他計算機に異常が発生した場合、異常箇所の特定は行えなかった。

0016

又、システム監視計算機が停止状態でないときも、システム監視計算機と各計算機装置との間で情報伝送装置の異常が複数箇所で発生した場合は、システム監視計算機は、自情報伝送装置が異常なのか、他計算機の情報伝送装置が異常なのか、停止しているかの特定が行えなかった。

0017

又、複数の多重化された計算機群を有する分散型計算機システムでは、多重化された計算機群内のマスター側の計算機と、別の多重化された計算機群内のマスター側計算機の間で、信号またはデータの受け渡しができないとき、分散型計算機システムとしての機能が継続できない場合があった。その場合、多重化された計算機群内でマスター計算機を停止し、スレーブ計算機マスターとする切替を行う必要があったが、従来の技術では、切替えるべき計算機群を特定し、切替えを行う機能がなかった。

0018

そのため、本発明は、異常が生じている計算機や情報伝送装置の異常箇所の特定のための信頼性の向上と、異常発生時の構成制御の信頼性を向上するための分散型計算機システムにおける計算機診断方式と媒体を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0019

前述の目的を達成するために、[請求項1]においては、複数の計算機がそれらの計算機群との間で多重化されたネットワークを介して接続され、前記各計算機間は前記ネットワークとの間で情報伝送装置を経由して相互に情報を送信し合う分散型システムにおいて、前記各計算機には各計算機に対してヘルスチェック信号を送信する手段と、前記各計算機から送信されるヘルスチェック信号を受信する手段と、他の計算機からヘルスチェック信号の受信を定周期で監視し、全計算機からのヘルスチェック信号を受信していない場合には自計算機の情報伝送装置を異常と判定し、一部の計算機からのへルスチェック信号を受信できない場合にはヘルスチェック信号を受信できない送信元計算機の情報伝送装置を異常と判定する手段と、前記各計算機により生成された情報伝送装置の情報を前記各ヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された前記各情報伝送装置の異常情報に基づいて、一台以上の計算機がある計算機の情報伝送装置を異常と判定している場合には当該計算機においても当該情報伝送装置を異常と判定する手段を備えた。

0020

[請求項2]においては、複数の計算機がそれらの各計算機群との間で多重化されたネットワークを介して接続され、前記各計算機間は前記ネットワークとの間で情報伝送装置を経由して相互に情報を送信し合う分散型計算機システムにおいて、前記各計算機には各計算機に対してヘルスチェック信号を送信する手段と、前記各計算機から送信されるヘルスチェック信号を受信する手段と、他の計算機からヘルスチェック信号の受信を定周期で監視し、他の計算機からのへルスチェック信号を受信できない計算機がある場合にはヘルスチェック信号を受信できない送信元計算機を運転モード不定と判定する手段と、前記手段により生成された情報をヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された計算機の運転モード情報に基づき、全計算機がある計算機を運転ード不定と判定している場合、当該計算機を停止モードと判定する手段を備えた。

0021

[請求項3]においては、[請求項2]の分散型計算機システムにおいて、へルスチェック信号を受信できない計算機がある場合、ヘルスチェック信号を受信できない送信元計算機を運転モード不定と判定する手段と、前記手段により生成された情報をヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された計算機の運転モード情報に基づき、全計算機がある計算機を運転モード不定と判定している場合、その計算機を停止モードと判定する手段に加えて、請求項1の手段で検出した情報伝送装置異常と停止モードの両方の条件から計算機停止と判定する手段を備えた。

0022

[請求項4]においては、機能実行中の計算機と、前記機能実行中の計算機に何らかの異常が発生し機能停止した場合にバックアップする複数の計算機とからなる多重化された計算機群とが多重化されたネットワークを介して接続され、前記ネットワークと各計算機とは情報伝送装置を経由して相互に接続されて互いに情報を伝送し合う分散型計算機システムにおいて、前記各計算機は他計算機に対してヘルスチェック信号を送信する手段と、前記各計算機から送信されてくるヘルスチェック信号を受信する手段と、他の計算機からヘルスチェック信号の受信を定周期で監視し、全計算機からヘルスチェック信号を受信できない場合には、自計算機の情報伝送装置を異常と判定し、一部の計算機からへルスチェック信号を受信できない場合には、その計算機の情報伝送装置を異常と判定する手段と、前記手段によって生成された情報をヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された情報伝送装置の異常情報に基づき、一台以上の計算機がある計算機の情報伝送装置を異常と判定している場合には、その情報伝送装置を異常と判定する手段と、多重化された計算機群のある計算機と他の多重化された計算機群のある計算機間で、ヘルスチェック信号の受渡しができない場合には、予め決めた計算機を停止モードに遷移する手段を備えた。

0023

[請求項5]においては、複数の計算機がそれらの計算機群との間で多重化されたネットワークを介して接続され、前記各計算機間は前記ネットワークとの間で情報伝送装置を経由して相互に情報を送信し合う分散型システムにおいて、前記各計算機には各計算機に対してヘルスチェック信号を送信する手段と、前記各計算機から送信されるヘルスチェック信号を受信する手段と、他の計算機からヘルスチェック信号の受信を定周期で監視し、全計算機からのヘルスチェック信号を受信していない場合には自計算機の情報伝送装置を異常と判定し、一部の計算機からのへルスチェック信号を受信できない場合にはヘルスチェック信号を受信できない送信元計算機の情報伝送装置を異常と判定する手段と、前記各計算機により生成された情報伝送装置の情報を前記各ヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された前記各情報伝送装置の異常情報に基づいて、一台以上の計算機がある計算機の情報伝送装置を異常と判定している場合には当該計算機においても当該情報伝送装置を異常と判定する手段と、他の計算機からのへルスチェック信号を受信できない計算機がある場合にはヘルスチェック信号を受信できない送信元計算機を運転モード不定と判定する手段と、前記手段により生成された情報をヘルスチェック信号に付加する手段と、全計算機のヘルスチェック信号に付加された計算機の運転モード情報に基づき、全計算機がある計算機を運転ード不定と判定している場合、当該計算機を停止モードと判定する手段と、多重化された計算機群のある計算機と他の多重化された計算機群のある計算機間で、ヘルスチェック信号の受渡しができない場合には、予め決めた計算機を停止モードに遷移する手段を実行する機能とからなるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。

発明を実施するための最良の形態

0024

(第1の実施の形態)([請求項1]対応)
図1は、[請求項1]の実施の形態を示す構成図である。図1において分散型計算機システムは、2重化された計算機102−1、102−2、2重化されていない計算機103−1、103−2、、、、103−n、そして、これらの計算機を接続する2重化されたネットワーク105−1,105−2からの構成される。

0025

各計算機は、接続する他計算機とネットワーク105を経由してヘルスチェック信号やその他のデータの受け渡しを行う情報伝送装置111−1,111−2と、他計算機から送信されたヘルスチェック信号を情報伝送装置111から受け取るヘルスチェック信号受信機能112と、ヘルスチェック信号受信機能112が更新するヘルスチェック信号管理テーブル121およびヘルスチェック信号保存テーブル122と、ヘルスチェック信号管理テーブル121を定周期で監視するヘルスチェック信号受信管理機能115と、ヘルスチェック信号管理テーブル121を定周期に参照し、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124とヘルスチェック信号保存テーブル122を更新するヘルスチェック信号監視結果生成機能116と、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124を定周期に参照して、ネットワーク105に接続する全計算機に対して情報伝送装置111を介してヘルスチェック信号を送信するヘルスチェック信号送信機能113と、ヘルスチェック信号保存テーブル122を定周期に参照して、異常な情報伝送装置111を判定するヘルスチェック信号診断処理114と、その判定結果を書き込むヘルスチェック信号診断結果テーブル123を備えている。

0026

図2は、情報伝送装置111の処理フロー図であり、他計算機からのヘルスチェック信号受信時の処理フローと、他計算機へのヘルスチェック信号送信時の処理フローを表している。

0027

図3は、ヘルスチェック信号受信機能112の処理フロー図であり、情報伝送装置111から渡されたヘルスチェック信号上の情報を、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121とヘルスチェック信号保存テーブル122に書き込む処理フローを表している。

0028

図4は、ヘルスチェック信号送信機能113の処理フロー図であり、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124の内容をヘルスチェック信号に搭載して情報伝送装置111に渡す処理フローを表している。

0029

図5は、ヘルスチェック信号診断機能114の処理フロー図であり、ヘルスチェック信号保存テーブル122を参照し、各計算機の情報伝送装置111の異常の有無判定を行い、その判定結果をヘルスチェック信号診断結果テーブル123に書き込む処理フローを表している。

0030

図6は、ヘルスチェック信号受信管理機能115の処理フロー図であり、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121を参照し、ヘルスチェック信号の受信の有無から各計算機の情報伝送装置111の異常を判定する処理フローを表している。

0031

図7は、ヘルスチェック信号監視結果生成機能116の処理フロー図であり、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121に基づき、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124の更新と、ヘルスチェック信号保存テーブル122の更新を行う処理フローを表している。

0032

図8は、計算機間で受け渡しを行うヘルスチェック信号のテーブル構成を表している。図9は、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121のテーブル構成表を表している。図10は、ヘルスチェック信号保存テーブル122のテーブル構成表を表している。

0033

図11は、ヘルスチェック信号診断結果保存テーブル123のテーブル構成を表している。図12は、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124のテーブル構成を表している。

0034

2重化された計算機102や2重化されていない計算機103が備えているヘルスチェック信号送信機能113は、図4に示すように、定周期に起動し、自計算機コードを取出し401、他計算機に送信するためのヘルスチェック信号テーブルに搭載するデータを全計算機分のループ402と、全ネットワーク分のループ403を繰り返して、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124から取出して404、情報伝送装置111へ渡す。

0035

情報伝送装置111は、図2に示すように、ヘルスチェック信号送信機能113から渡されたヘルスチェック信号テーブルに、送信するネットワークコードを付加して(ステップ202)、ネットワーク105に接続する全計算機に送信する(ステップ203)。

0036

各計算機から送信されたヘルスチェック信号を、各計算機の情報伝送装置111は受信すると、図1に示すように、ヘルスチェック信号をヘルスチェック信号受信機能112へ渡す(ステップ201)。

0037

ヘルスチェック信号受信機能112は、図3に示すように、ヘルスチェック信号を情報伝送装置111から渡されると、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121のヘルスチェック信号受信状態を正常状態とし(受信正常=“0”とする(ステップ301)、送信元の計算機コードとネットワークコードを確認し(ステップ302)、全計算機分のループ(ステップ303)と、全ネットワーク分のループ(ステップ304)を繰り返して、ヘルスチェック信号保存テーブル122を更新することにより、監視結果の保存を行う(ステップ305)。

0038

ヘルスチェック信号受信管理機能115は、図6に示すように、定周期に起動し、全計算機分のループを繰り返し(ステップ601)、自計算機かどうか判定し(ステップ602)する。他計算機のとき、ヘルスチェック信号の受信状態をカウントアップし(ステップ604)、その結果、予め定めた値よりも大きいかを判定し(ステップ605)、大きい場合には、ヘルスチェック信号検出無しとしてヘルスチェック信号受信状態を−1とする(ステップ606)ことを全ネットワーク分のループ(ステップ603)を繰り返す。

0039

ヘルスチェック信号診断機能114は、図5に示すように、定期的に起動し、全計算機分のループ(ステップ501)と、全ネットワーク分のループ(ステップ502)を繰り返して、ヘルスチェック信号保存テーブル122を取出し(ステップ504)、ヘルスチェック信号の検出有無を判定し(ステップ505)、有りの場合、ヘルスチェック信号検出が正常か判定し(ステップ506)、検出の正常・異常をカウントアップする(ステップ507、508)。

0040

これを送信元の計算機数分繰り返す(ステップ503)。その結果、検出正常が0でないか判定し(一台以上の計算機が検出異常か判定し)(ステップ509)、判断結果をヘルスチェック信号診断結果テーブル123に書き込む(ステップ510、ステップ511)。

0041

ヘルスチェック信号監視結果生成機能116は、図7に示すように、定周期に起動し、全ネットワーク分のループ(ステップ701)を繰り返して、全計算機について(ステップ702)、自計算機か判定し(ステップ703)、他計算機ならば、ヘルスチェック信号受信状態正常か判定し(ステップ704)、正常のとき、自情報伝送装置正常フラグ=1とする(ステップ705)。

0042

次に、全計算機についてループ(ステップ706)を繰り返し、自計算機か判定し(ステップ707)、自計算機のとき、自計算機のヘルスチェック信号監視結果テーブル124とヘルスチェック信号保存テーブル122に監視結果を正常(○)とする(ステップ708、709)。

0043

他計算機のとき、ヘルスチェック信号受信状態正常(−1以外の値)かを判定し(ステップ710)、正常のとき、自計算機のヘルスチェック信号監視結果テーブル124とヘルスチェック信号保存テーブル122に監視結果を正常(○)とする711、712。又、異常のとき、自計算機のヘルスチェック信号監視結果テーブル124とヘルスチェック信号保存テーブル122に監視結果を異常(×)とする(ステップ713、714)。

0044

本実施の形態によれば、各計算機でヘルスチェック信号の監視と、情報伝送装置の異常判定を実施することにより、情報伝送装置異常の判定と特定が可能となり、情報伝送装置の異常判定のために従来必要とされた分散型計算機システムを構成する計算機の異常などを監視するためのシステム監視計算機を不要とすることが可能となる効果がある。

0045

(第2の実施の形態)([請求項2]対応)
図13は第2の実施の形態を説明する構成図であり、図13において図1同一機能部分については同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態ではシステム監視計算を省略するようにしたものであり、そのために付加された構成はモード情報診断機能1613と、ヘルスチェック信号なし設定機能1614と、モード情報保存テーブル1622と、モード情報診断テーブル1623である。その他の構成は図1と同様である。

0046

これを更に具体的に説明すると、各計算機が接続する他計算機とネットワーク105を経由してヘルスチェック信号やその他のデータの受け渡しを行なう情報伝送装置111と、他計算機から送信されたヘルスチェック信号を情報伝送装置111から受け取るヘルスチェック信号受信機能112と、ヘルスチェック信号受信機能112が更新するヘルスチェック信号管理テーブル121とモード情報保存テーブル1622と、ヘルスチェック信号管理テーブル121を定周期で監視するヘルスチェック信号受信管理機能115と、ヘルスチェック信号管理テーブル121を定周期に参照し、モード情報保存テーブル1622を生成するヘルスチェック信号受信なし設定機能1614と、ヘルスチェック信号管理テーブル121を定周期に参照して、ネットワーク105に接続する全計算機に情報伝送装置111を介してヘルスチェック信号を送信するヘルスチェック信号送信機能113と、モード情報保存テーブル1622を定周期に参照して、停止の計算機を判定するモード情報診断処理1613と、その判定結果を書き込むモード情報診断結果テーブル1623を備えている。

0047

図14は、ヘルスチェック信号受信機能112の処理フロー図であり、情報伝送装置111から、ヘルスチェック信号を受け取り、受け取ったヘルスチェック信号に基づき、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121とモード情報保存テーブル1622を更新する処理フローを表している。

0048

図15は、ヘルスチェック信号送信機能113の処理フロー図であり、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121のモード情報をヘルスチェック信号に搭載し、情報伝送装置111に、ヘルスチェック信号を渡す処理フローを表している。

0049

図16は、モード情報診断機能1613の処理フロー図であり、モード情報保存テーブル1622から、計算機の運転モードを判定し、判定結果をモード情報診断テーブル1623に書き込む処理フローを表している。

0050

図17は、ヘルスチェック信号受信管理機能115の処理フロー図であり、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121を参照し、ヘルスチェック信号の受信の有無から、計算機の運転モードが不定か否かを判定する処理フローを表している。

0051

図18は、ヘルスチェック信号受信なし設定機能1614の処理フロー図であり、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121と、モード情報保存テーブル1622の整合をとる処理フローを表している。

0052

図19は、ヘルスチェック信号テーブルの構成を表している。図20は、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121の構成を表している。図21はモード情報保存テーブル1622の構成を表わしている。図22は、モード情報診断テーブル1623の構成を表わしている。

0053

図15は2重化された計算機102−1,102−2や2重化されていない計算機103−1、103−2、、、103−n内のヘルスチェック信号送信処理1611の処理フローを示しており、図15に示すように、定周期に起動し自身の計算機コードと運転モードを取得し(ステップ1801)、全計算機分のループ(ステップ1802)を繰り返して、他計算機に送信するためのデータをヘルスチェック信号管理テーブル121から取出し(ステップ1803)、全計算機分のデータを情報伝送処理111−1,111−2へ渡す。

0054

情報伝送処理111−1,111−2は、図2に示すように、送信するネットワークコードを付加して(ステップ202)、ネットワーク105−1,105−2に接続する全計算機に送信する(ステップ203)。ネットワーク105−1,105−2を経由して、ヘルスチェック信号テーブルを各計算機の情報伝送処理111−1,111−2は、図2に示すように、ヘルスチェック信号受信処理1011へ渡す(ステップ201)。

0055

ヘルスチェック信号受信処理112は、図14に示すように、ヘルスチェック信号テーブルを情報伝送装置から受け取ると、送信元の計算機コードを確認し(ステップ1701)、運転モード更新条件を判定し(ステップ1702)、更新条件に合致したとき、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121のヘルスチェック信号受信状態を“0”とし(“0”を受信正常の意味)(ステップ1703)、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121の送信元計算機の運転モードの更新を行う(ステップ1704)。そして、全計算機分のループ(ステップ1704)を繰り返すことにより、モード信号保存テーブル1622の更新を行うことにより、監視結果の保存を行う(ステップ1705)。

0056

ヘルスチェック信号受信管理処理115は、図17に示すように、定周期に起動し、自計算機かどうか判定し(ステップ2002)し、他計算機のとき、ヘルスチェック信号受信管理テーブル121の受信状態をカウントアップし(ステップ2003)、その結果、予め定めた値よりも大きくなったかを判定し(ステップ2004)、大きい場合には、ヘルスチェック信号検出無しとしてヘルスチェック信号受信状態を−1とする(ステップ2005)。これを全計算機分のループを繰り返す(ステップ2001)。

0057

図18はヘルスチェック信号受信なし設定機能の処理フローである。ヘルスチェック信号受信なし設定機能1614は、図18に示すように、ヘルスチェック信号管理テーブル121の運転モードを取り出し(ステップ2102)、取り出した運転モードが不定か否か判定し(ステップ2103)、モード不定のとき、モード情報保存テーブル1622のモード不定の計算機のヘルスチェック信号のデータ受信なしとする(ステップ2105)ことを、全計算機分ループ(ステップ2104)を繰り返す。以上の処理を全計算機分ループ(ステップ2101)を繰り返す。

0058

モード情報診断処理1013は定期的に起動し、図16に示すように、モード情報保存テーブル1622からモード情報を取出し(ステップ1903)、運転モードが何かを判定し(ステップ1904)、制御モードの場合、制御モードと認識している計算機数をカウントアップする(ステップ1905−1)。

0059

又、待機モードの場合、待機モードと認識している計算機数をカウントアップする(ステップ1905−2)。停止モードの場合、停止モードと認識している計算機数をカウントアップする(ステップ1905−1)。なお、本実施の形態では、各計算機は、制御、待機、停止の3種類の運転モードを有するとする。以上の処理をヘルスチェック信号の送信計算機分繰り返す(ステップ1902)。

0060

そして、各モードの認識計算機のカウント数を比較し(ステップ1906)、全ての計算機のモードが一致した場合その計算機の運転モードと判定する(ステップ1907−1,ステップ1907−2,ステップ1907−3、ステップ1907−4)ことを全計算機分ループ(ステップ1901)を繰り返し行う。

0061

本実施の形態によれば、各計算機間で運転モードを付加したヘルスチェック信号の受け渡しを行ない、そのデータを使用して各計算機の停止判定を行う機能を実施することにより、従来、計算機の停止判定を行うために必要とされたシステム監視計算機を不要とすることが可能となる。

0062

(第3の実施の形態)([請求項3]対応)
図23は第3の実施の形態を説明する構成図であり、図23において図13と同一機能部分については同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態では、計算機停止判定の信頼度を向上させるようにしたものである。

0063

したがって本実施の形態の計算機方式は、各計算機は図23に示すように、接続する他計算機とネットワーク105を経由してヘルスチェック信号やその他のデータの受け渡しを行う情報伝送装置111と、他計算機から送信されたヘルスチェック信号を情報伝送装置111から受け取るヘルスチェック信号受信機能3111と、ヘルスチェック信号受信機能3111が更新するヘルスチェック信号管理テーブル3121とヘルスチェック信号保存テーブル122とモード情報保存テーブル1622と、ヘルスチェック信号管理テーブル121を定周期で監視するヘルスチェック信号受信管理機能115と、ヘルスチェック信号管理テーブル3121を定周期に参照し、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124とヘルスチェック信号保存テーブル122を更新するヘルスチェック信号監視結果生成機能116と、ヘルスチェック信号管理テーブル3121を参照して、モード情報保存テーブル1622を更新するヘルスチェック信号受信なし設定機能1615と、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124とヘルスチェック信号管理テーブル3121を定周期に参照して、全計算機に対して情報伝送装置111を介してヘルスチェック信号を送信するヘルスチェック信号送信機能3112と、ヘルスチェック信号保存テーブル122を定周期に参照し、ネットワーク105で接続する計算機情報伝送装置111の異常を判定し、ヘルスチェック信号診断結果テーブル123を更新するヘルスチェック信号診断機能114と、ヘルスチェック信号診断結果保存テーブル123を定周期に参照し、ネットワーク105で接続する各計算機の正常・異常を判定する計算機異常診断機能1311と、計算機異常診断結果テーブル1321と、モード情報保存テーブル1622を定周期に参照して、停止の計算機を判定するモード情報診断機能1613と、その判定結果を書き込むモード情報診断テーブル1623と、計算機異常診断結果テーブル1321とモード情報診断テーブル1623を参照する計算機異常総合判定機能3114と、その判定結果を保存する計算機停止総合判定結果テーブル3122を備える構成である。

0064

図24は、ヘルスチェック信号受信機能3111の処理フロー図であり、ヘルスチェック信号を情報伝送装置111から受け取り、ヘルスチェック信号の内容を、ヘルスチェック信号管理テーブル3121とヘルスチェック信号保存テーブル122とモード情報保存テーブル1622に、書き込む処理フローを表している。

0065

図25は、ヘルスチェック信号受信管理機能3111の処理フロー図であり、ヘルスチェック信号管理テーブル111を定周期で監視し、ヘルスチェック信号の受信の有無から各計算機の情報伝送装置111の異常を判定するのする処理フローを表している。

0066

図26はヘルスチェック信号送信機能3112の処理フロー図であり、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124とヘルスチェック信号受信管理テーブル121から、ヘルスチェック信号の搭載する情報を作成し、情報伝送装置111にヘルスチェック信号を渡す処理フローを表している。

0067

図27は、計算機異常総合判定機能3114の処理フロー図であり、計算機異常診断結果テーブル1321とモード情報診断テーブル1623から、他計算機の停止を判定する処理フローを表している。図28は、ヘルスチェック信号受信管理テーブル3121の構成を表している。図29は、計算機異常停止総合判定結果テーブル3122の構成を表している。図30は、計算機間で受け渡しを行うヘルスチェック信号テーブルの構成を表している。

0068

ヘルスチェック信号送信機能3112は、図26に示すように、定周期に起動し、自計算機コードと運転モードを取り出し(ステップ3401)、ヘルスチェック信号受信管理テーブル3121から全計算機分のモード情報を取り出す(ステップ3402,3403)。

0069

又、ヘルスチェック信号監視結果テーブル124から全計算機の全ネットワークに関する自計算機の監視結果を取り出す(ステップ3404、ステップ3405、ステップ3406)。そして、自計算機コードと運転モードに加えて2つのテーブルから取出した監視結果を、情報伝送処理111−1,111−2へ送信する。

0070

ヘルスチェック信号受信機能3111は、図24に示すように、ヘルスチェック信号テーブルを受信すると送信元の計算機コードとネットワークコードを確認し(ステップ3211)、運転モード更新条件を判定し(ステップ3212)、更新条件に合致した場合、ヘルスチェック信号受信管理テーブル3121のヘルスチェック信号受信状態を“0”とし(“0”を受信正常の意味)(ステップ3213)、ヘルスチェック信号受信管理テーブル3121の送信元計算機の運転モードの更新を行う(ステップ3214)。

0071

モード情報保存テーブル1622と、ヘルスチェック信号保存テーブル122の更新を行う(ステップ3217)ために、全計算機分のループ(ステップ3215)とネットワーク分のループ(ステップ3216)を繰り返す。

0072

ヘルスチェック信号受信管理機能3113は、図25に示すように、定周期に起動し、全計算機分のループ(ステップ3301)を繰り返し、自計算機かどうか判定し(ステップ3302)し、他計算機のとき、全ネットワークについて、ヘルスチェック信号受信管理テーブル3121の受信状態をカウントアップし(ステップ3304)、予め定めた値よりも大きいかを判定し(ステップ3305)、大きいとき、ヘルスチェック信号検出無しとしてヘルスチェック信号受信状態を異常(−1)とする(ステップ3306)ことを繰り返す(ステップ3303)。

0073

計算機異常総合判定機能3114は、図27に示すように、定周期で起動し、全計算機分のループ(ステップ3501)を繰り返して、計算機異常診断結果テーブル1321を参照し(ステップ3502)、計算機異常か判定し(ステップ3503)、計算機異常のとき、モード情報診断結果テーブル1623を参照し(ステップ3504)、停止モードのとき、つまり、ヘルスチェック信号の受信がなく、運転モードが停止のとき、計算機停止総合判定結果テーブル3122に停止と書き込む(ステップ3506)。

0074

本実施の形態によれば、計算機の異常の判定と計算機停止の判定のAND条件により計算機停止を判定する機能により、計算機停止判定の信頼度を向上することが可能となる。

0075

(第4の実施の形態)([請求項4]対応)
図31は第4の実施の形態を説明する構成図であり、図31において図1と同一機能部分については同一の符号を付して説明を省略する。本実施の形態では多重化された計算機群間制御モードの計算機間で通信が不可となるような障害が発生したとしても、分散型計算機システムとして健全な運転が可能となるようにしたものである。

0076

そして、本実施の形態の計算機診断方式は、2重化された計算機−1(4001−1)と計算機−2(4001−2)からなる多重化計算機群−1(4003−1)と、同様の計算機から構成される複数の多重化計算機群4003−2、4003−3、4003−4と、これらの多重化計算機群を接続する2重化されたネットワーク105−1,105−2から構成されている。

0077

本実施の形態の各計算機は、第1の実施の形態の構成要素に加えて、停止判定機能4002とシステム構成情報4004を備える。図32は、システム構成情報テーブル4004の構成を示す。図33は、停止判定機能4002の処理フロー図であり、ヘルスチェック信号診断結果テーブル123とシステム構成情報テーブル4004から、他計算機との間で通信不能時に、自計算機を停止を実施する処理フローを表している。

0078

ヘルスチェック信号診断機能114は、ヘルスチェック信号診断結果テーブル123の状態変化(状変)を検出した場合、停止判定処理4002への変化通知を行う。停止判定処理4002は、ヘルスチェック信号診断結果テーブル123を全計算機分参照し、自計算機との通知不可か判定を行う(ステップ4206)。

0079

通信不可の計算機があると場合は、システム構成情報4004を全多重化装置分参照する。システム構成情報4004の構成要素と通信不可の計算機名が一致するかどうか判定(ステップ4208)する。一致する場合は、システム構成情報4004の切替対象多重化装置群名と自計算機の所属する多重化装置群名が一致するかどうか判定(ステップ4209)する。一致した場合は、自計算機の停止処理を実施する(ステップ4210)。

0080

本実施の形態によれば、多重化された計算機群の計算機と他の計算機群の計算機の間で通信異常が発生した場合に、予め決めた計算機群の計算機を停止モードとすることにより、多重化された計算機群の制御モードの計算機間で通信が不可となるような障害が発生しても、分散型計算機システムとして健全な運転を継続することが可能となる効果がある。

0081

上記した各説明において記載した手段は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク光ディスク半導体メモリなどの記憶媒体に書き込んで、各種装置に適用することも可能である。又、これらを実現するには、記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。

発明の効果

0082

以上説明したように、本発明によれば異常が生じている計算機や情報伝送装置の異常箇所の特定のための信頼性の向上と、異常発生時の構成制御の信頼性の向上が可能となる。

図面の簡単な説明

0083

図1第1の実施の形態を示す構成図。
図2情報伝送装置111の処理フロー。
図3ヘルスチェック信号受信機能112の処理フロー。
図4ヘルスチェック信号送信機能113の処理フロー。
図5ヘルスチェック信号診断機能114の処理フロー。
図6ヘルスチェック信号受信管理機能115の処理フロー。
図7ヘルスチェック信号監視結果生成機能116の処理フロー。
図8計算機間で受け渡しを行うヘルスチェック信号のテーブル構成。
図9ヘルスチェック信号受信管理テーブル121のテーブル構成。
図10ヘルスチェック信号保存テーブル122のテーブル構成。
図11ヘルスチェック信号診断結果保存テーブル123のテーブル構成。
図12ヘルスチェック信号監視結果テーブル124のテーブル構成。
図13第2の実施の形態を示す構成図。
図14ヘルスチェック信号受信機能1611の処理フロー。
図15ヘルスチェック信号送信機能1612の処理フロー。
図16モード情報診断機能1613の処理フロー。
図17ヘルスチェック信号受信管理機能1614の処理フロー。
図18ヘルスチェック信号受信なし設定機能1615の処理フロー。
図19ヘルスチェック信号テーブルの構成。
図20ヘルスチェック信号受信管理テーブル1621の構成。
図21モード情報保存テーブル1622の構成。
図22モード情報診断テーブル1623の構成。
図23第3の実施形態を示す構成図。
図24ヘルスチェック信号受信機能3111の処理フロー。
図25ヘルスチェック信号受信管理機能3113の処理フロー。
図26ヘルスチェック信号送信機能3112の処理フロー。
図27計算機異常総合判定機能3114の処理フロー。
図28ヘルスチェック信号受信管理テーブル3121の構成。
図29計算機異常停止総合判定結果テーブル3122の構成。
図30計算機間で受け渡しを行うヘルスチェック信号テーブルの構成。
図31第4の実施の形態を示す構成図。
図32システム構成情報テーブル4004の構成。
図33停止判定機能4002の処理フロー。
図34従来技術の構成図。
図35従来技術のシステム監視計算機4301以外の計算機が有するヘルスチェック信号受信機能4311の処理フロー。
図36従来技術システム監視計算機4301以外の計算機が有するヘルスチェック信号送信機能4312の処理フロー。
図37従来技術のシステム監視計算機4301以外の計算機が有するヘルスチェック信号保存テーブル4321の構成。
図38従来技術のシステム監視計算機4301が有するヘルスチェック信号受信機能4313の処理フロー。
図39従来技術のシステム監視計算機が有するヘルスチェック信号受信管理機能4314の処理フロー。

--

0084

101分散型計算機システム
102−1計算機(2重化された計算機の片方の計算機)
102−2 計算機(2重化された計算機の相手方の計算機)
103 計算機(2重化されていない計算機)
4301システム監視計算機
105ネットワーク
111情報伝送装置
4311ヘルスチェック信号交信機能
122,4321 ヘルスチェック信号保存テーブル
113,4312 ヘルスチェック信号送信機能
4313 ヘルスチェック信号受信機能(全計算機の)
121 ヘルスチェック信号受信管理テーブル
115 ヘルスチェック信号管理機能
124 ヘルスチェック信号監視結果テーブル
116,4313 ヘルスチェック信号監視結果生成機能
114 ヘルスチェック信号診断処理
123 ヘルスチェック信号診断結果テーブル
1311 計算機異常診断機能
1321 計算機異常診断結果テーブル
1613モード情報診断機能
1614 ヘルスチェック信号受信なし設定機能
1622 モード情報保存機能
2901,1623 モード情報診断テーブル

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