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技術 パワーアシスト式移動棚

出願人 金剛株式会社
発明者 河野知之池永一郎徳永一矢東俊宏
出願日 2000年10月26日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 2000-327067
公開日 2002年5月8日 (18年7ヶ月経過) 公開番号 2002-125775
状態 特許登録済
技術分野 可動棚 倉庫・貯蔵装置
主要キーワード 回転操作ハンドル 物置棚 最大移動速度 移動方向両側 物品収納空間 作業通路 駆動形式 移動棚
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年5月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

同時に多数の移動棚を移動させる場合であっても、各を迅速に移動させ、迅速な通路形成を可能にしたパワーアシスト式移動棚を得る。

解決手段

走行車輪8を正逆回転させる直流モータ52と、右行き操作スイッチ4を操作しているときは移動棚2を右に向かって移動させ左行き操作スイッチ6を操作しているときは移動棚2を左に向かって移動させるようにモータを正逆方向に駆動する駆動回路とを備える。一つの移動棚で他の移動棚を押し動かすように複数のパワーアシスト式移動棚が置き並べられ、一つの右行き(または左行き)操作スイッチの操作でその移動棚より右側(または左側)にある棚に右行き(または左行き)信号を伝達する信号伝達手段を有し、他の棚から右行き信号または左行き信号が伝達された棚においては、駆動回路が、その棚のモータに、その棚単独では動き出すことができない程度の電力を供給する。

概要

背景

物置棚走行車輪によって移動可能としてなる移動棚は、これを複数並べて配置すれば、物品出し入れをしようとする物置棚の前面にのみ作業用通路を形成することができ、他の物置棚は集合させておくことができるため、限られた空間を物品収納空間として効率よく利用することができる利点がある。上記移動棚の駆動形式として、一般的には、回転操作ハンドル手動回転操作することにより、減速機構を有してなる動力伝達機構を介して走行車輪に回転力を伝達し、走行車輪を回転駆動して動かす回転操作ハンドル式と、モータ駆動力を利用した電動式とに大別することができる。

回転操作ハンドル式の移動棚によれば、減速機構を有してなる動力伝達機構を介して回転操作ハンドルの回転力を走行車輪に伝達するため、かなり大きい移動棚であっても人力によって移動させることができる。また、一つの移動棚の回転操作ハンドルを回転操作することによって複数の移動棚を押し動かすことも可能である。しかしながら、やはり人力には限界があり、重量の重い大きな移動棚を回転操作ハンドルの操作で移動させるにはそれ相当の力を必要とする。特に近年では図書館等への移動棚の設置が進み、女性が移動棚を操作する機会が増えており、ひ弱な女性にとって、大型の移動棚を手動で動かすことは大きな負担となっている。

その点、電動式移動棚の場合は、移動棚の大きさに応じた出力のモータを取り付けているので、操作する者が女性、男性にかかわりなく、容易に操作することができる。しかし、電動式移動棚は、特定の移動棚間作業通路を形成すべき旨の指令が出されると、作業通路を形成すべき位置と、移動することができる空間の位置との関係から、移動すべき移動棚とその移動方向とを割り出し、これに基づいて各移動棚のモータの通電制御及び回転方向の制御を行う必要があり、制御回路あるいは制御のためのソフトウエアが複雑になる。さらに、個々の移動棚について、移動すべき空間がなくなった場合にそれを検出し停止させる必要がある。また、移動空間内に作業者障害物が存在する場合はこれを検出して停止させる必要がある。その他、安全確保、あるいはモータ保護のための各種の検出回路や制御回路を必要とし、回転操作ハンドル式移動棚と比べるとかなりコスト高となっている。

移動棚装置を別の観点からみると、個々の移動棚の移動距離は平均的にはせいぜい1mであり、しかも、ガイドレールに沿って直線的に移動するに過ぎない。さらに、最大移動速度も約4Km/hと、人間が歩く程度の速度に過ぎない。このように、移動棚はごく簡単な動きであるにもかかわらず、電動式の場合は複雑な制御を行う必要があるとともに、安全対策を十分に行う必要があるため、回路構成あるいは制御のソフトウエアが複雑になり、コスト高となる難点がある。また、従来の移動棚は移動速度が遅く、900mm〜1000mm程度の作業通路を形成するのに、回転操作ハンドル式移動棚は8秒程度、電動式移動棚は16秒程度というように長い時間を必要とし、その間作業者待機せざるを得ないため、作業能率がよくなかった。

そこで本出願人は、パワーアシスト式移動棚という独創的駆動方式の移動棚を発明し、先に特許出願した。特願2000−55198号にかかる発明がそれで、走行車輪と、直流モータからなり上記走行車輪を正逆回転させて移動棚を往復移動させるモータと、移動棚にその移動方向両側に設けられた操作スイッチと、上記操作スイッチの片方を操作しているときは上記モータが一方向に駆動され上記操作スイッチの他方を操作しているときは上記モータが逆方向に駆動されるように電源を供給する電源供給回路とを有していることを特徴とする。

概要

同時に多数の移動棚を移動させる場合であっても、各を迅速に移動させ、迅速な通路形成を可能にしたパワーアシスト式移動棚を得る。

走行車輪8を正逆回転させる直流モータ52と、右行き操作スイッチ4を操作しているときは移動棚2を右に向かって移動させ左行き操作スイッチ6を操作しているときは移動棚2を左に向かって移動させるようにモータを正逆方向に駆動する駆動回路とを備える。一つの移動棚で他の移動棚を押し動かすように複数のパワーアシスト式移動棚が置き並べられ、一つの右行き(または左行き)操作スイッチの操作でその移動棚より右側(または左側)にある棚に右行き(または左行き)信号を伝達する信号伝達手段を有し、他の棚から右行き信号または左行き信号が伝達された棚においては、駆動回路が、その棚のモータに、その棚単独では動き出すことができない程度の電力を供給する。

目的

上記出願にかかる発明によれば、移動制御の判断を人間に任せるため、回路構成が簡単でコストの安いパワーアシスト式移動棚を提供することができる。また、迅速な移動を可能にして、通路形成時の待機時間を短縮することができ、作業能率の向上を図ることができる。

本発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、同時に多数の移動棚を移動させることができるパワーアシスト式移動棚を提供することを目的とする。本発明はまた、同時に多数の移動棚を移動させる場合であっても、各棚を迅速に移動させ、迅速な通路形成を可能にしたパワーアシスト式移動棚を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

走行車輪と、この走行車輪を正逆回転させて移動棚往復移動させる直流モータと、移動棚にその移動方向両側に設けられた右行き操作スイッチおよび左行き操作スイッチと、上記右行き操作スイッチを操作しているときは移動棚を右に向かって移動させるように上記モータを駆動し上記左行き操作スイッチを操作しているときは移動棚を左に向かって移動させるように上記モータを逆方向に駆動する駆動回路とを備えたパワーアシスト式移動棚であって、一つのパワーアシスト式移動棚で他のパワーアシスト式移動棚を押し動かすことができるように複数のパワーアシスト式移動棚が置き並べられ、一つのパワーアシスト式移動棚の、上記右行き操作スイッチの操作でその移動棚より右側にあるに右行き信号を伝達し、一つのパワーアシスト式移動棚の、上記左行き操作スイッチの操作でその移動棚より左側にある棚に左行き信号を伝達する信号伝達手段を有し、他の棚から右行き信号または左行き信号が伝達された棚においては、上記駆動回路が、その棚のモータに、他の棚を押し動かす棚に供給される電力よりも少ない電力を供給することを特徴とするパワーアシスト式移動棚。

請求項2

他の棚から右行き信号または左行き信号が伝達された棚においては、上記駆動回路が、その棚のモータに、他の棚を押し動かす棚に供給される電力よりも少ない電力を短時間だけ供給することを特徴とする請求項1記載のパワーアシスト式移動棚。

請求項3

他の棚を押し動かす棚に供給される電力よりも少ない電力は、その棚単独では動き出すことができない程度の電力である請求項1または2記載のパワーアシスト式移動棚。

請求項4

緊急停止信号の入力によって各棚のモータへの電力供給が停止する請求項1、2または3記載のパワーアシスト式移動棚。

請求項5

各移動棚直流電源回路を有し、それぞれの移動棚の直流電源回路は、他の移動棚のモータに電源を供給することができるように並列接続されている請求項1記載のパワーアシスト式移動棚。

請求項6

ソーラーパネルと、このソーラーパネルで生起される電力を蓄える電池とを具備する直流電源回路を有してなる請求項1記載のパワーアシスト式移動棚。

技術分野

0001

上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、走行車輪と、この走行車輪を正逆回転させて移動棚往復移動させる直流モータと、移動棚にその移動方向両側に設けられた右行き操作スイッチおよび左行き操作スイッチと、上記右行き操作スイッチを操作しているときは移動棚を右に向かって移動させるように上記モータを駆動し上記左行き操作スイッチを操作しているときは移動棚を左に向かって移動させるように上記モータを逆方向に駆動する駆動回路とを備えたパワーアシスト式移動棚であって、一つのパワーアシスト式移動棚で他のパワーアシスト式移動棚を押し動かすことができるように複数のパワーアシスト式移動棚が置き並べられ、一つのパワーアシスト式移動棚の、右行き操作スイッチの操作でその移動棚より右側にあるに右行き信号を伝達し、一つのパワーアシスト式移動棚の、左行き操作スイッチの操作でその移動棚より左側にある棚に左行き信号を伝達する信号伝達手段を有し、他の棚から右行き信号または左行き信号が伝達された棚においては、上記駆動回路が、その棚のモータに、他の棚を押し動かす棚に供給される電力よりも少ない電力を供給することを特徴とする。

背景技術

0001

本発明は、駆動源電動モータでありながら、手動操作感覚で移動棚を操作することができ、回路構成をきわめて簡単にすることができるパワーアシスト式移動棚の改良に関するもので、その動作をより円滑にしたものである。

0002

発明を実施するための最良の形態

0002

物置棚を走行車輪によって移動可能としてなる移動棚は、これを複数並べて配置すれば、物品出し入れをしようとする物置棚の前面にのみ作業用通路を形成することができ、他の物置棚は集合させておくことができるため、限られた空間を物品収納空間として効率よく利用することができる利点がある。上記移動棚の駆動形式として、一般的には、回転操作ハンドル手動回転操作することにより、減速機構を有してなる動力伝達機構を介して走行車輪に回転力を伝達し、走行車輪を回転駆動して動かす回転操作ハンドル式と、モータの駆動力を利用した電動式とに大別することができる。

0003

0003

回転操作ハンドル式の移動棚によれば、減速機構を有してなる動力伝達機構を介して回転操作ハンドルの回転力を走行車輪に伝達するため、かなり大きい移動棚であっても人力によって移動させることができる。また、一つの移動棚の回転操作ハンドルを回転操作することによって複数の移動棚を押し動かすことも可能である。しかしながら、やはり人力には限界があり、重量の重い大きな移動棚を回転操作ハンドルの操作で移動させるにはそれ相当の力を必要とする。特に近年では図書館等への移動棚の設置が進み、女性が移動棚を操作する機会が増えており、ひ弱な女性にとって、大型の移動棚を手動で動かすことは大きな負担となっている。

発明が解決しようとする課題

0004

その点、電動式移動棚の場合は、移動棚の大きさに応じた出力のモータを取り付けているので、操作する者が女性、男性にかかわりなく、容易に操作することができる。しかし、電動式移動棚は、特定の移動棚間作業通路を形成すべき旨の指令が出されると、作業通路を形成すべき位置と、移動することができる空間の位置との関係から、移動すべき移動棚とその移動方向とを割り出し、これに基づいて各移動棚のモータの通電制御及び回転方向の制御を行う必要があり、制御回路あるいは制御のためのソフトウエアが複雑になる。さらに、個々の移動棚について、移動すべき空間がなくなった場合にそれを検出し停止させる必要がある。また、移動空間内に作業者障害物が存在する場合はこれを検出して停止させる必要がある。その他、安全確保、あるいはモータ保護のための各種の検出回路や制御回路を必要とし、回転操作ハンドル式移動棚と比べるとかなりコスト高となっている。

0004

0005

移動棚装置を別の観点からみると、個々の移動棚の移動距離は平均的にはせいぜい1mであり、しかも、ガイドレールに沿って直線的に移動するに過ぎない。さらに、最大移動速度も約4Km/hと、人間が歩く程度の速度に過ぎない。このように、移動棚はごく簡単な動きであるにもかかわらず、電動式の場合は複雑な制御を行う必要があるとともに、安全対策を十分に行う必要があるため、回路構成あるいは制御のソフトウエアが複雑になり、コスト高となる難点がある。また、従来の移動棚は移動速度が遅く、900mm〜1000mm程度の作業通路を形成するのに、回転操作ハンドル式移動棚は8秒程度、電動式移動棚は16秒程度というように長い時間を必要とし、その間作業者待機せざるを得ないため、作業能率がよくなかった。

0005

0006

そこで本出願人は、パワーアシスト式移動棚という独創的駆動方式の移動棚を発明し、先に特許出願した。特願2000−55198号にかかる発明がそれで、走行車輪と、直流モータからなり上記走行車輪を正逆回転させて移動棚を往復移動させるモータと、移動棚にその移動方向両側に設けられた操作スイッチと、上記操作スイッチの片方を操作しているときは上記モータが一方向に駆動され上記操作スイッチの他方を操作しているときは上記モータが逆方向に駆動されるように電源を供給する電源供給回路とを有していることを特徴とする。

0006

0007

上記出願にかかる発明によれば、移動制御の判断を人間に任せるため、回路構成が簡単でコストの安いパワーアシスト式移動棚を提供することができる。また、迅速な移動を可能にして、通路形成時の待機時間を短縮することができ、作業能率の向上を図ることができる。

0007

0008

しかしながら、上記出願にかかる発明には、次のような改良すべき課題が残っている。複数の移動棚を同時に移動させようとするとき、1台の移動棚で、他の移動させようとする移動棚を押し動かそうとすると、1台の移動棚に大きな負荷がかかり、例えば、満載で1.8トンの移動棚であるとすれば、5台の移動棚を移動させるのが限界であった。所定の幅、例えば900mm幅の作業通路を形成しようとすると、作業通路形成に要する時間は、1台の移動棚のみを移動させる場合は4〜5秒程度であったが、5台の移動棚を移動させようとすると、8〜10秒かかり、通路形成速度が低下する難点があった。

0008

0009

本発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、同時に多数の移動棚を移動させることができるパワーアシスト式移動棚を提供することを目的とする。本発明はまた、同時に多数の移動棚を移動させる場合であっても、各棚を迅速に移動させ、迅速な通路形成を可能にしたパワーアシスト式移動棚を提供することを目的とする。

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発明の効果

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図面の簡単な説明

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図1本発明にかかるパワーアシスト式移動棚の動作例を示すフローチャートである。
図2本発明にかかるパワーアシスト式移動棚の実施形態を示す正面図である。
図3上記実施形態の電気系統の例を示すブロック図である。
図4本発明に適用可能な電源回路の例を示すブロック図である。
図5本発明に適用可能な電源回路の別の例を示すブロック図である。

0031

2移動棚
4 右行き操作スイッチ
6 左行き操作スイッチ
8走行車輪
52直流モータ
54 駆動回路

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