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技術 ディスク記録再生装置およびディスク

出願人 三菱電機株式会社
発明者 吉原徹的崎俊哉入江満
出願日 2000年10月13日 (20年1ヶ月経過) 出願番号 2000-313313
公開日 2002年4月26日 (18年6ヶ月経過) 公開番号 2002-124018
状態 特許登録済
技術分野 ディスク装置の機能制御 光学的記録再生1 ディスクの回転駆動
主要キーワード 二値出力 基本周波 トラッキングセンサ 規定周波数 モータ回転数制御 中周位置 プログラムメモリエリア 規定回転数
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図面 (16)

課題

ノッチフィルタを用いてのウォブル信号の除去を防止してウォブル信号検出能力を向上させ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出を可能にするディスク記録再生装置を実現するものである。

解決手段

ディスク1の記録部分の面上に設けられた案内溝蛇行を示すウォブル信号の周波数を、規定値どおりに検出するのではなく、ディスクモータ2の回転数を変えて規定値f0と異なった値で検出する。すなわち、モータ回転数制御部30での回転数の制御を規定値f0に対応した回転数Rのk倍で行い、ウォブル信号検出器4において、規定値f0のk倍でウォブル信号の周波数を検出する。これにより、ノッチフィルタのフィルタリング周波数を外すことが可能となり、ノッチフィルタが付加された場合であっても、記録再生用ディスクと再生専用ディスクとの判別を正しく行うことが可能となる。

概要

背景

例えば光ディスクには、音楽用CD(Compact Disc)やCD−ROM(CD-Read Only Memory)、或いはDVD−Video(Digital Versatile Disc-Video)、DVD−Audio、DVD−ROMに代表される再生専用ディスクと、CD−R(CD-Recordable)、CD−RW(CD-ReWritable)或いはDVD−R(DVD-Recordable)、DVD−RAM(DVD-Rewritable)、DVD−RW(DVD-Re-recordable)に代表されるような記録再生が可能な記録再生用ディスクとがある。

さて、記録再生用ディスクの記録再生を行うディスク記録再生装置では、記録再生用ディスク以外に再生専用ディスクも再生可能であることが要求される。よって、ディスクが挿入された時に、そのディスクが再生専用ディスクであるか記録再生用ディスクであるかを判断する必要がある。

また、再生専用ディスクを再生する再生専用装置であっても、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの再生を防ぐなど再生情報著作権保護の観点から、挿入されたディスクが再生専用ディスクであるのか記録再生用ディスクであるのかの種別判別することが要求される。

そこで、挿入されたディスクが記録再生用ディスクであるのか再生専用ディスクであるのか、また、記録再生用ディスクと判断した場合には記録済みであるのか否か、更に、記録済みでない場合には全く未記録か途中まで記録されているのか、を判別する必要がある。そのような判別を行うことが可能なディスク記録再生装置として、特許番号第2751629号公報に紹介された技術がある。

例えばDVD−Rなどの記録再生用ディスクでは、トラッキングのための案内溝がディスクの記録部分の面上に設けられており、さらに案内溝が所定の周期ウォブリング(wobbling:蛇行)している。従って、未記録のディスクであっても、この案内溝のウォブリングを示す信号(以下、ウォブル信号と称する)を読みとることにより、ディスクの回転数を制御することが可能となる。

一方、再生専用ディスクでは信号がピットの形ですでに刻まれており、再生信号から回転数を制御するため、記録再生用ディスクにあるようなウォブル信号は必要がない。そこで、このウォブル信号を読みとることにより、挿入されたディスクが記録再生用再生専用かを判別できる。このような判別方法を採用するのが、上記の特許番号第2751629号公報の技術である。

図7は、上記公報の技術の構成を示したブロック図である。図7において、符号1はディスク、符号2はディスク1を回転させるディスクモータ、符号3はディスク1に信号を記録する或いはディスク1から信号を読みとる光ヘッド、符号4はウォブル信号の有無を検出し、検出結果を二値出力5として出力するウォブル信号検出器である。また、符号6は読みとった記録信号からアドレス情報復調デコードを行うアドレスデコーダ、符号7はアドレスデコーダ6から読み出されるアドレス情報、符号8は光ヘッド3で読み出される記録信号直流レベル二値信号として検出する再生信号直流レベル検出器、符号9は再生信号レベル二値出力である。

次にこの技術の動作について説明する。図8は図7のディスク記録再生装置の動作を示すフローチャートである。図8において、符号S0〜S8はそれぞれ各ステップを示す。

まず、装置にディスク1が挿入されることにより、光ヘッド3からディスク1に記録された各種の情報が読み出され、挿入されたディスクを区別する動作が開始される(ステップS0)。そして、ウォブル信号検出器4によりウォブル信号の有無が二値出力5として検出され(ステップS1)、ウォブル信号が無い場合(例えば二値出力5が「L」の場合)、再生専用ディスクと判断して動作を終了する(ステップS6、S5)。

反対にステップS1でウォブル信号が検出された場合(例えば二値出力5が「H」の場合)、アドレスエンコーダ6でディスク1のリードインエリアにアドレス情報が記録されているか否かが検出される(ステップS2)。そして、リードインエリアでアドレス情報が検出された場合には、記録済の記録再生用ディスクであると判断して動作を終了する(ステップS7、S5)。

一方、リードインエリアでアドレス情報が検出されない場合には、アドレスデコーダ6によって今度はディスク1のプログラムメモリエリアにアドレス情報が記録されているか否かが検出される(ステップS3)。プログラムメモリエリアにアドレス情報が記録されている場合には、途中まで記録された記録再生用ディスクであると判断して動作を終了する(ステップS8、S5)。

また、プログラムメモリエリアにアドレス情報が記録されていない場合には、未だ何も記録されていない未記録の記録再生用ディスクであると判断し、動作を終了する(ステップS4、S5)。

ここで、ウォブル信号の検出方法について図9〜図13を用いて説明する。ウォブル信号とは、ウォブリングした案内溝上を光ヘッド3からの光ビームによりトラッキングした場合に、直流分重畳した形でプッシュプルトラッキングセンサ検出信号に現れる正弦波状の信号である。

図9に示すように、ディスク1上の案内溝20bは正弦波状に蛇行しており、案内溝の中心は符号21で示す正弦波状の破線である。しかし、光ヘッド3からの光ビームの到達点である光スポット23は、トラッキング状態であってもこの蛇行に追従することはできずに、中心線22で示すようにほぼ直線状に進む。従って微視的に見れば、光スポット23は案内溝20bのウォブリングの振幅分だけオフトラックしている。

そこで、図10に示すようなプッシュプルトラッキングセンサを用いてウォブリングを検出するのである。図10に示すプッシュプルトラッキングセンサは、二分割光検知器25a、25bおよび比較器26を備え、二分割光検知器25a、25bでディスク1からの反射光である光スポット24を受光する。そして、二分割光検知器の一方の光検知部分25aと他方の光検知部分25bとの信号強度の差分が比較器26において求められ、そこから得られるプッシュプルトラッキングセンサの検出信号(以下、プッシュプル信号と称する)27が、図11に示すようにウォブリングの周期(ウォブル周波数をf0[Hz]とする)に同期した正弦波状の信号となる。これがウォブル信号である。

なお、このようなプッシュプルトラッキングセンサは光ヘッド3の内部に設けられ、その出力たるプッシュプル信号27を、図7中に示したウォブル信号検出器4に送出する。また、ウォブル信号は、光ヘッド3が所定の位置に配置されてモータ2が所定の回転数になったときに、規定された値の周波数が出力される。

一方、再生専用ディスクの場合は、図12に示すようにディスク1には案内溝が無く、ピット28が並んでいる。記録再生用ディスクと同じように光ヘッド3からの光ビームの到達点である光スポット23をピット28に当てた場合、プッシュプルトラッキングセンサの検出信号には、直流分に重畳される正弦波状の信号が現れない。すなわち、プッシュプル信号は得られるが、ピット列がウォブリングしていないのでトラッキング状態ではオフトラックが無く、プッシュプル信号は図13に示すようにほぼゼロで一定の信号となる。

従って、トラッキング状態でこのプッシュプル信号を検出することにより、記録再生用ディスクであるか否かが判断できる。

概要

ノッチフィルタを用いてのウォブル信号の除去を防止してウォブル信号検出能力を向上させ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出を可能にするディスク記録再生装置を実現するものである。

ディスク1の記録部分の面上に設けられた案内溝の蛇行を示すウォブル信号の周波数を、規定値どおりに検出するのではなく、ディスクモータ2の回転数を変えて規定値f0と異なった値で検出する。すなわち、モータ回転数制御部30での回転数の制御を規定値f0に対応した回転数Rのk倍で行い、ウォブル信号検出器4において、規定値f0のk倍でウォブル信号の周波数を検出する。これにより、ノッチフィルタのフィルタリング周波数を外すことが可能となり、ノッチフィルタが付加された場合であっても、記録再生用ディスクと再生専用ディスクとの判別を正しく行うことが可能となる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

ディスクに記録された情報を再生する、または/および、情報をディスクに記録するヘッドと、ディスクを回転させるモータと、前記モータの回転数を制御する回転数制御手段と、ディスクに設けられた案内溝蛇行ウォブル信号として検出するウォブル信号検出器とを備え、前記モータが所定の回転数で回転し、前記ヘッドが所定の位置にあるときに所定の周波数が検出されるよう、前記ウォブル信号が規定され、前記回転数制御手段が前記所定の回転数とは異なる他の回転数でディスクを回転させるよう前記モータを制御した状態で、前記ウォブル信号検出器が前記ウォブル信号の周波数を検出し、前記他の回転数に対応する周波数であるか否か判断するディスク記録再生装置

請求項2

ディスクに記録された情報を再生する、または/および、情報をディスクに記録するヘッドと、ディスクを回転させるモータと、前記モータの回転数を制御する回転数制御手段と、ディスクに設けられた案内溝の蛇行をウォブル信号として検出するウォブル信号検出器とを備え、前記モータが所定の回転数で回転し、前記ヘッドが所定の位置にあるときに所定の周波数が検出されるよう、前記ウォブル信号が規定され、前記ウォブル信号の検出は、ディスクの回転数が前記所定の回転数に到達するまでの期間内に行われるディスク記録再生装置。

請求項3

ディスクに記録された情報を再生する、または/および、情報をディスクに記録するヘッドと、ディスクを回転させるモータと、前記モータの回転数を制御する回転数制御手段と、ディスクに設けられた案内溝の蛇行をウォブル信号として検出するウォブル信号検出器とを備え、前記モータが所定の回転数で回転し、前記ヘッドが所定の位置にあるときに所定の周波数が検出されるよう、前記ウォブル信号が規定され、前記ウォブル信号を検出する場合には前記回転数制御手段は前記所定の回転数でディスクを回転させるよう前記モータを制御し、前記ヘッドを前記所定の位置からずらした状態で前記ウォブル信号検出器が前記ウォブル信号の周波数を検出し、前記ヘッドの位置に対応する周波数であるか否か判断するディスク記録再生装置。

請求項4

ディスクに記録された情報を再生する、または/および、情報をディスクに記録するヘッドと、ディスクを回転させるモータと、前記モータの回転数を制御する回転数制御手段と、ディスクに設けられた案内溝の蛇行をウォブル信号として検出するウォブル信号検出器とを備え、前記モータが所定の回転数で回転したときに所定の周波数が検出されるよう、前記ウォブル信号が規定され、前記案内溝の蛇行には基本周波と前記基本周波よりも高周波の成分が含まれ、前記ウォブル信号を検出する場合には前記回転数制御手段は前記所定の回転数でディスクを回転させ、前記ウォブル信号検出器は前記ウォブル信号の周波数を検出し、前記基本周波に対応する前記所定の周波数であるか否かに加えて、前記高周波成分に対応する高周波も含まれているか否かをも判断するディスク記録再生装置。

請求項5

記録部分の面上に蛇行した案内溝が設けられた、情報記録用のディスクであって、前記案内溝の蛇行には基本周波と前記基本周波よりも高周波の成分とが含まれるディスク。

技術分野

0001

この発明は、光ディスク等の情報記録用ディスクと、その記録再生を行うディスク記録再生装置に関し、より詳しくは、ディスクを再生しても良いか否かを判別することが可能なディスク記録再生装置およびディスクに関するものである。

背景技術

0002

例えば光ディスクには、音楽用CD(Compact Disc)やCD−ROM(CD-Read Only Memory)、或いはDVD−Video(Digital Versatile Disc-Video)、DVD−Audio、DVD−ROMに代表される再生専用ディスクと、CD−R(CD-Recordable)、CD−RW(CD-ReWritable)或いはDVD−R(DVD-Recordable)、DVD−RAM(DVD-Rewritable)、DVD−RW(DVD-Re-recordable)に代表されるような記録再生が可能な記録再生用ディスクとがある。

0003

さて、記録再生用ディスクの記録再生を行うディスク記録再生装置では、記録再生用ディスク以外に再生専用ディスクも再生可能であることが要求される。よって、ディスクが挿入された時に、そのディスクが再生専用ディスクであるか記録再生用ディスクであるかを判断する必要がある。

0004

また、再生専用ディスクを再生する再生専用装置であっても、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの再生を防ぐなど再生情報著作権保護の観点から、挿入されたディスクが再生専用ディスクであるのか記録再生用ディスクであるのかの種別を判別することが要求される。

0005

そこで、挿入されたディスクが記録再生用ディスクであるのか再生専用ディスクであるのか、また、記録再生用ディスクと判断した場合には記録済みであるのか否か、更に、記録済みでない場合には全く未記録か途中まで記録されているのか、を判別する必要がある。そのような判別を行うことが可能なディスク記録再生装置として、特許番号第2751629号公報に紹介された技術がある。

0006

例えばDVD−Rなどの記録再生用ディスクでは、トラッキングのための案内溝がディスクの記録部分の面上に設けられており、さらに案内溝が所定の周期ウォブリング(wobbling:蛇行)している。従って、未記録のディスクであっても、この案内溝のウォブリングを示す信号(以下、ウォブル信号と称する)を読みとることにより、ディスクの回転数を制御することが可能となる。

0007

一方、再生専用ディスクでは信号がピットの形ですでに刻まれており、再生信号から回転数を制御するため、記録再生用ディスクにあるようなウォブル信号は必要がない。そこで、このウォブル信号を読みとることにより、挿入されたディスクが記録再生用再生専用かを判別できる。このような判別方法を採用するのが、上記の特許番号第2751629号公報の技術である。

0008

図7は、上記公報の技術の構成を示したブロック図である。図7において、符号1はディスク、符号2はディスク1を回転させるディスクモータ、符号3はディスク1に信号を記録する或いはディスク1から信号を読みとる光ヘッド、符号4はウォブル信号の有無を検出し、検出結果を二値出力5として出力するウォブル信号検出器である。また、符号6は読みとった記録信号からアドレス情報復調デコードを行うアドレスデコーダ、符号7はアドレスデコーダ6から読み出されるアドレス情報、符号8は光ヘッド3で読み出される記録信号直流レベル二値信号として検出する再生信号直流レベル検出器、符号9は再生信号レベル二値出力である。

0009

次にこの技術の動作について説明する。図8図7のディスク記録再生装置の動作を示すフローチャートである。図8において、符号S0〜S8はそれぞれ各ステップを示す。

0010

まず、装置にディスク1が挿入されることにより、光ヘッド3からディスク1に記録された各種の情報が読み出され、挿入されたディスクを区別する動作が開始される(ステップS0)。そして、ウォブル信号検出器4によりウォブル信号の有無が二値出力5として検出され(ステップS1)、ウォブル信号が無い場合(例えば二値出力5が「L」の場合)、再生専用ディスクと判断して動作を終了する(ステップS6、S5)。

0011

反対にステップS1でウォブル信号が検出された場合(例えば二値出力5が「H」の場合)、アドレスエンコーダ6でディスク1のリードインエリアにアドレス情報が記録されているか否かが検出される(ステップS2)。そして、リードインエリアでアドレス情報が検出された場合には、記録済の記録再生用ディスクであると判断して動作を終了する(ステップS7、S5)。

0012

一方、リードインエリアでアドレス情報が検出されない場合には、アドレスデコーダ6によって今度はディスク1のプログラムメモリエリアにアドレス情報が記録されているか否かが検出される(ステップS3)。プログラムメモリエリアにアドレス情報が記録されている場合には、途中まで記録された記録再生用ディスクであると判断して動作を終了する(ステップS8、S5)。

0013

また、プログラムメモリエリアにアドレス情報が記録されていない場合には、未だ何も記録されていない未記録の記録再生用ディスクであると判断し、動作を終了する(ステップS4、S5)。

0014

ここで、ウォブル信号の検出方法について図9図13を用いて説明する。ウォブル信号とは、ウォブリングした案内溝上を光ヘッド3からの光ビームによりトラッキングした場合に、直流分重畳した形でプッシュプルトラッキングセンサ検出信号に現れる正弦波状の信号である。

0015

図9に示すように、ディスク1上の案内溝20bは正弦波状に蛇行しており、案内溝の中心は符号21で示す正弦波状の破線である。しかし、光ヘッド3からの光ビームの到達点である光スポット23は、トラッキング状態であってもこの蛇行に追従することはできずに、中心線22で示すようにほぼ直線状に進む。従って微視的に見れば、光スポット23は案内溝20bのウォブリングの振幅分だけオフトラックしている。

0016

そこで、図10に示すようなプッシュプルトラッキングセンサを用いてウォブリングを検出するのである。図10に示すプッシュプルトラッキングセンサは、二分割光検知器25a、25bおよび比較器26を備え、二分割光検知器25a、25bでディスク1からの反射光である光スポット24を受光する。そして、二分割光検知器の一方の光検知部分25aと他方の光検知部分25bとの信号強度の差分が比較器26において求められ、そこから得られるプッシュプルトラッキングセンサの検出信号(以下、プッシュプル信号と称する)27が、図11に示すようにウォブリングの周期(ウォブル周波数をf0[Hz]とする)に同期した正弦波状の信号となる。これがウォブル信号である。

0017

なお、このようなプッシュプルトラッキングセンサは光ヘッド3の内部に設けられ、その出力たるプッシュプル信号27を、図7中に示したウォブル信号検出器4に送出する。また、ウォブル信号は、光ヘッド3が所定の位置に配置されてモータ2が所定の回転数になったときに、規定された値の周波数が出力される。

0018

一方、再生専用ディスクの場合は、図12に示すようにディスク1には案内溝が無く、ピット28が並んでいる。記録再生用ディスクと同じように光ヘッド3からの光ビームの到達点である光スポット23をピット28に当てた場合、プッシュプルトラッキングセンサの検出信号には、直流分に重畳される正弦波状の信号が現れない。すなわち、プッシュプル信号は得られるが、ピット列がウォブリングしていないのでトラッキング状態ではオフトラックが無く、プッシュプル信号は図13に示すようにほぼゼロで一定の信号となる。

0019

従って、トラッキング状態でこのプッシュプル信号を検出することにより、記録再生用ディスクであるか否かが判断できる。

発明が解決しようとする課題

0020

ところで、記録再生専用ディスクには、複製の禁止されているコンテンツなどの情報が記録される場合がある。情報の著作権保護の観点から、このようなディスクがディスク記録再生装置に挿入された場合には、例えば再生を禁止するような保護対策が必要である。

0021

図14は、この保護対策の一例を示すフローチャートであり、符号T0〜T6は各ステップを示す。

0022

まず、装置にディスク1が挿入されることにより、光ヘッド3からディスク1に記録された各種の情報が読み出され、挿入されたディスクを判別する動作が開始される(ステップT0)。そして、上記の例と同様、ウォブル信号の有無が検出され(ステップT1)、ウォブル信号が無い場合は再生専用ディスクと判断し、再生動作へ進む(ステップT4、T6)。

0023

一方、ウォブル信号が検出された場合は記録再生用ディスクと判断し、情報の内容がコピー禁止であるか否かの判断を行う(ステップT2)。なお、コピー禁止の判断については、例えばSCMS(Serial Copy Management System)方式で情報の記録を行うことなどにより実現できる。

0024

そして、記録された情報がコピー禁止でない場合は再生可能と判断し、再生動作へと進む(ステップT5、T6)。一方、コピー禁止である場合は再生動作を停止する(ステップT3)。

0025

さて、上記のような保護対策を取る場合には、コピー禁止であるか否かの判断は、ウォブル信号の検出を行って再生専用ディスクと記録再生用ディスクの種別を判別することにより可能となる。

0026

しかしながら、光ディスクに形成されるウォブル信号の周波数には、光ディスクの各種ごとに固有規定値が用いられ、検出されるウォブル信号の周波数帯域は特定の範囲に限定されている。

0027

このため、図15に示すように、プッシュプルトラッキングセンサとウォブル信号検出器4との間にウォブル信号周波数帯域に一致または隣接した帯域の信号のみを急峻に減衰させるノッチフィルタ29を挿入すれば、ウォブル信号の除去が簡単に可能となってしまう。すなわち、ウォブル信号の検出が不可能になり、ディスクの種別の判断を誤るという問題が生じる。

0028

ディスクの種別の判断を誤ると、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクであるにもかかわらず、図14中のステップT1において当該ディスクが再生専用ディスクであると判断されてしまい、再生の停止を行うことができない。

0029

この発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、ノッチフィルタを用いてのウォブル信号の除去を防止してウォブル信号検出能力を向上させ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出を可能にするディスク記録再生装置を実現するものである。

課題を解決するための手段

0030

請求項1に記載の発明は、ディスクに記録された情報を再生する、または/および、情報をディスクに記録するヘッドと、ディスクを回転させるモータと、前記モータの回転数を制御する回転数制御手段と、ディスクに設けられた案内溝の蛇行をウォブル信号として検出するウォブル信号検出器とを備え、前記モータが所定の回転数で回転し、前記ヘッドが所定の位置にあるときに所定の周波数が検出されるよう、前記ウォブル信号が規定され、前記回転数制御手段が前記所定の回転数とは異なる他の回転数でディスクを回転させるよう前記モータを制御した状態で、前記ウォブル信号検出器が前記ウォブル信号の周波数を検出し、前記他の回転数に対応する周波数であるか否か判断するディスク記録再生装置である。

0031

請求項2に記載の発明は、ディスクに記録された情報を再生する、または/および、情報をディスクに記録するヘッドと、ディスクを回転させるモータと、前記モータの回転数を制御する回転数制御手段と、ディスクに設けられた案内溝の蛇行をウォブル信号として検出するウォブル信号検出器とを備え、前記モータが所定の回転数で回転し、前記ヘッドが所定の位置にあるときに所定の周波数が検出されるよう、前記ウォブル信号が規定され、前記ウォブル信号の検出は、ディスクの回転数が前記所定の回転数に到達するまでの期間内に行われるディスク記録再生装置である。

0032

請求項3に記載の発明は、ディスクに記録された情報を再生する、または/および、情報をディスクに記録するヘッドと、ディスクを回転させるモータと、前記モータの回転数を制御する回転数制御手段と、ディスクに設けられた案内溝の蛇行をウォブル信号として検出するウォブル信号検出器とを備え、前記モータが所定の回転数で回転し、前記ヘッドが所定の位置にあるときに所定の周波数が検出されるよう、前記ウォブル信号が規定され、前記ウォブル信号を検出する場合には前記回転数制御手段は前記所定の回転数でディスクを回転させるよう前記モータを制御し、前記ヘッドを前記所定の位置からずらした状態で前記ウォブル信号検出器が前記ウォブル信号の周波数を検出し、前記ヘッドの位置に対応する周波数であるか否か判断するディスク記録再生装置である。

0033

請求項4に記載の発明は、ディスクに記録された情報を再生する、または/および、情報をディスクに記録するヘッドと、ディスクを回転させるモータと、前記モータの回転数を制御する回転数制御手段と、ディスクに設けられた案内溝の蛇行をウォブル信号として検出するウォブル信号検出器とを備え、前記モータが所定の回転数で回転したときに所定の周波数が検出されるよう、前記ウォブル信号が規定され、前記案内溝の蛇行には基本周波と前記基本周波よりも高周波の成分が含まれ、前記ウォブル信号を検出する場合には前記回転数制御手段は前記所定の回転数でディスクを回転させ、前記ウォブル信号検出器は前記ウォブル信号の周波数を検出し、前記基本周波に対応する前記所定の周波数であるか否かに加えて、前記高周波成分に対応する高周波も含まれているか否かをも判断するディスク記録再生装置である。

0034

請求項5に記載の発明は、記録部分の面上に蛇行した案内溝が設けられた、情報記録用のディスクであって、前記案内溝の蛇行には基本周波と前記基本周波よりも高周波の成分とが含まれるディスクである。

発明を実施するための最良の形態

0035

<実施の形態1>本実施の形態は、規定値どおりにウォブル信号の周波数を検出するのではなく、ディスクモータの回転数を変えてウォブル信号の周波数を規定値と異なった値で検出することにより、ウォブル信号検出能力を向上させ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出を可能にするディスク記録再生装置である。

0036

図1はこの発明の実施の形態1に係るディスク記録再生装置を示す図である。図1において、図7に示した従来の技術と同一の符号は、同一または相当部分を示す。すなわち、図1において、符号1はディスク、符号2はディスク1を回転させるディスクモータ、符号3はディスク1に信号を記録する或いはディスク1から信号を読みとる光ヘッド、符号4はウォブル信号の有無を検出し、検出結果を二値出力5として出力するウォブル信号検出器である。なお、光ヘッド3内には図10に示したプッシュプルトラッキングセンサが設けられている。

0037

また、符号30はディスクモータ2の回転数を制御するモータ回転数制御部である。なお、ウォブル信号検出器4とモータ回転数制御部30とは、データのやりとり、および回転数の制御が可能なようにデータバスで接続されている。

0038

次にこのディスク記録再生装置の動作について説明する。まず、ディスクモータ2により回転されたディスク1に光ヘッド3からビーム照射される。そして、光スポットをフォーカシングおよびトラッキングすることにより、光ヘッド3からプッシュプル信号が生成される。なお、記録再生用ディスクの場合にはウォブリング周波数に対応したウォブル信号が得られる。

0039

通常は、モータ回転数制御部30はウォブル信号検出器4からこのウォブル信号の情報を得て、規定の回転数になるようにモータの回転数を制御する。前述のように、光ディスクに形成されたウォブル信号は、光ディスクの各種ごとに固有の規定値が設定されるので、光ヘッド3を規定の位置に移動せしめ規定周波数に対応した回転数Rで再生すれば、検出されるウォブル信号の周波数はその規定値f0[Hz]となる。

0040

ここで、モータ回転数制御部30により、規定回転数Rのk倍の回転数でディスクモータ2の回転を制御すれば、光ヘッド3からはk×f0[Hz]のウォブル信号が生成される。

0041

従って本実施の形態においては、モータ回転数制御部30において回転数の係数kを任意に設定しておき、ウォブル信号の検出を設定されたk倍の周波数として検出するようにする。すなわち、ディスクモータ2が規定回転数Rで回転したときに規定周波数f0が検出されるようウォブル信号が規定されている状況において、ウォブル信号検出時にはモータ回転数制御部30が他の回転数k×Rでディスク1を回転させるようモータ2を制御し、その状態でウォブル信号検出器4がウォブル信号の周波数を検出して、対応する周波数k×f0であるか否か判断するのである。

0042

なお、ウォブル信号検出器4とモータ回転数制御部30とはデータバスにより接続されているので、ウォブル信号検出器4は、モータ回転数制御部30において設定された係数を知ることができ、正しいウォブル信号を検出することができる。

0043

本実施の形態に係るディスク記録再生装置によれば、ウォブル信号を検出する場合にはモータ回転数制御部30は規定の回転数Rとは異なる他の回転数k×Rでディスク1を回転させるようモータ2を制御し、他の回転数の状態でウォブル信号検出器4がウォブル信号を検出し、他の回転数に対応する周波数k×f0であるか否か判断するので、ウォブル信号の周波数を規定値f0から変化させて検出できる。よって、ウォブル信号を無効化してしまうノッチフィルタのフィルタリング周波数を外すことが可能となり、ノッチフィルタが付加された場合であっても、記録再生用ディスクと再生専用ディスクとの判別を正しく行うことが可能となる。よって、ウォブル信号検出能力を向上させることができ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出が可能となる。

0044

<実施の形態2>本実施の形態は、ウォブル信号の検出が、ディスクの回転数が規定の回転数に到達するまでの期間内に行われるようにしたものである。

0045

なお、本実施の形態にかかるディスク記録再生装置は、図1に示した実施の形態1にかかるディスク記録再生装置と同様の構成とすればよい。

0046

図2は、本実施の形態にかかるディスク記録再生装置における、ディスクの回転数およびウォブル信号とディスク1の回転が立ち上がる時間との関係を示すものである。図2において、横軸はディスク1の回転が起動してからの時間、縦軸はディスクモータ2の回転数およびウォブル信号の周波数を示す。

0047

ディスク1が挿入されてからディスクモータ2が規定の回転数Rに到達するまでには時間Tを要するが、この間に光ヘッド3において光スポットをフォーカシングおよびトラッキングすることは可能であり、当然、ウォブル信号を読み出すことも可能である。

0048

規定の回転数でのウォブル信号の規定の周波数はf0[Hz]であることは実施の形態1において既に説明したが、ディスクの回転数が規定の回転数に到達するまでの時間Tの期間内は、ウォブル信号の周波数はf0[Hz]以下である。従って、この期間内に記録再生用ディスクであるか否かの判別を行うことによっても、実施の形態1にかかるディスク記録再生装置と同様の効果をもたらすことになる。

0049

またさらに、ディスクの回転数が規定の回転数に到達するまでの期間内にウォブル信号の検出が行われるので、ウォブル信号の有無がディスク挿入後、速やかに判断できるという効果もある。

0050

<実施の形態3>本実施の形態は、ディスクモータの回転数を変更するのではなく、光ヘッドの位置を規定の場合から変えて、ウォブル信号の周波数を規定値と異なった値で検出することにより、ウォブル信号検出能力を向上させ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出を可能にするディスク記録再生装置である。

0051

なお、本実施の形態にかかるディスク記録再生装置も、図1に示した実施の形態1にかかるディスク記録再生装置と同様の構成とすればよい。

0052

図3は、本実施の形態にかかるディスク記録再生装置において、ディスク1の再生位置を示した図である。なお、図3において一点鎖線Lはディスク1の半径の方向を示し、符号r1〜r3はディスク1の中心から半径方向L上の位置までの距離を示している。

0053

ディスク記録再生装置においては、ディスク1が挿入された後、ディスクの認識等の一連初期段階の処理がなされていくが、ディスク1からの情報を読みとる位置は、ディスクの種類ごとによって様々である。仮にいま、光ヘッド3が内周位置図3の距離r1の位置)にあるときに初期段階の処理が実施されるとする。この場合、この位置でのウォブル信号の周波数が規定のf0[Hz]になるようにディスクモータ2の回転数が設定される。

0054

さて、この初期段階において、ディスクモータ2の回転数を固定したまま光ヘッド3の位置を半径方向Lの方に変化させ、例えば中周位置図3の距離r2の位置)や外周位置(図3の距離r3の位置)に移動させると、例えばDVD−Rなどでは線速度一定(CLV:Constant Linear Velocity)の仕様であるため、ウォブル信号の周波数が規定のf0[Hz]よりも高くなる。

0055

このことを以下に詳述する。例えば図3において、距離r1の位置でディスクモータ2の回転数を固定した場合を考える。回転数が固定されておれば、ウォブル信号の周波数は線速度に、線速度は再生位置での円周の長さに、再生位置での円周の長さは半径に比例するので、結局、各々の位置でのウォブル信号周波数は半径に比例する。図3中のr1〜r3の各々の位置でのウォブル信号周波数をfi(i=1,2,3)とすると、fi=f1×(ri/r1)で周波数を求めることができる。

0056

例としてここで、r1=24mm、r2=41mm、r3=58mmとした場合の結果を表1に示す。なお、距離r1でのウォブル信号周波数をf0[Hz]としている。

0057

0058

表1から明らかなように、異なる半径の位置では規定の周波数(f0[Hz])とは異なった周波数のウォブル信号が得られる。すなわち、光ヘッド3を規定の位置からずらした状態でウォブル信号検出器4がウォブル信号の周波数を検出し、光ヘッド3の位置に対応する周波数となっているかどうかを判断することにより、ヘッドの位置に応じてウォブル信号の周波数を規定値から変化させて検出できる。よって、ウォブル信号を無効化してしまうノッチフィルタのフィルタリング周波数を外すことが可能となり、ノッチフィルタが付加された場合であっても、記録再生用ディスクと再生専用ディスクとの判別を正しく行うことが可能となる。その結果、ウォブル信号検出能力を向上させることができ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出が可能となる。

0059

<実施の形態4>本実施の形態は、ディスクの案内溝のウォブリングに基本周波と基本周波よりも高周波の成分とが含まれるようにし、ウォブル信号を検出する際に、基本周波のウォブリングに対応する周波数に加えて高周波のウォブリングに対応する周波数も検出するようにしたディスク記録再生装置である。高周波のウォブリングが含まれることにより、ノッチフィルタが付加された場合であっても、高周波が周波数固定のノッチフィルタを通り抜けてウォブル信号検出能力を向上させることができる。

0060

なお、本実施の形態にかかるディスク記録再生装置も、図1に示した実施の形態1にかかるディスク記録再生装置と同様の構成とすればよい。

0061

図4は、本実施の形態にかかるディスク記録再生装置に用いられるディスク1の案内溝の仕様について示したもので、一本の案内溝を拡大して示したものである。案内溝20aは、従来のディスクと同様にディスクが規定の回転数で回転制御された場合にウォブル信号がf0[Hz]の信号となるように正弦波状にウォブリングしている(図中点線で示す、なお、このf0[Hz]の信号を基本周波と称する)。

0062

しかしここではさらに、案内溝20aのウォブリングに高周波が重畳されている。なお、図4では基本周波数の5倍となる5×f0[Hz]の正弦波が重畳された例を示している。図9に示したように、光ヘッド3の光スポットは案内溝の上をほぼ直線状に読み取るので、直線からずれた量がウォブル信号として検出される。従って、図4のような案内溝20aを読み取った場合には、図5に示すような、案内溝20aの形状を反映したプッシュプル信号(ウォブル信号)が得られる。また、横軸を周波数とし、縦軸を信号強度としてスペクトルで表すと図6のようになる。

0063

そして、ウォブル信号検出器4において、ウォブル信号が案内溝20aの基本周波に対応する規定の周波数f0であるか否かに加えて、ウォブル信号に案内溝20aの高周波成分に対応する高周波も含まれているか否かをも判断する。そうすれば、たとえノッチフィルタが付加されて基本周波に対応する規定の周波数f0が除去された場合であっても、高周波が周波数固定のノッチフィルタを通り抜けてくるので、記録再生用ディスクと再生専用ディスクとの判別を正しく行うことが可能となる。よって、ウォブル信号検出能力を向上させることができ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出が可能となる。

0064

なお、案内溝の高周波成分は、回路の周波数帯域を考慮して上限値のみを規定しておき、実際に重畳する値は、各ディスクメーカーが自由に選択できるようにしておけばよい。そうすれば、高周波成分の周波数がディスクによって異なることになり、高周波成分がノッチフィルタで除去される可能性が低くなり、より記録再生用ディスクの判別を正しく行うことが可能となる。

0065

なお、ディスク記録再生装置で高周波成分の周波数を認識して検出する際には、あらかじめコントロールデータゾーンにその周波数を記載しておき、この情報を入手した後にウォブル信号の判別を行えばよい。また、上記周波数はあらかじめ決められた複数の値としておくことで、コントロールデータゾーンには周波数ではなくタイプとして記録しておくことも可能であり、装置側での判別回路構築が容易となる。

発明の効果

0066

請求項1に記載の発明によれば、回転数制御手段が規定の回転数とは異なる他の回転数でディスクを回転させるようモータを制御した状態でウォブル信号検出器がウォブル信号を検出し、他の回転数に対応する周波数であるか否か判断するので、ウォブル信号の周波数を規定値から変化させて検出できる。よって、ウォブル信号を無効化してしまうノッチフィルタのフィルタリング周波数を外すことが可能となり、ノッチフィルタが付加された場合であっても、記録再生用ディスクと再生専用ディスクとの判別を正しく行うことが可能となる。よって、ウォブル信号検出能力を向上させることができ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出が可能となる。

0067

請求項2に記載の発明によれば、ウォブル信号の検出は、ディスクの回転数が規定の回転数に到達するまでの期間内に行われるので、ウォブル信号の周波数を規定値から変化させて検出できる。よって、ウォブル信号を無効化してしまうノッチフィルタのフィルタリング周波数を外すことが可能となり、ノッチフィルタが付加された場合であっても、記録再生用ディスクと再生専用ディスクとの判別を正しく行うことが可能となる。よって、ウォブル信号検出能力を向上させることができ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出が可能となる。また、ディスクの回転数が所定の回転数に到達するまでの期間内にウォブル信号の検出が行われるので、ウォブル信号の有無が速やかに判断できる。

0068

請求項3に記載の発明によれば、ウォブル信号を検出する場合には回転数制御手段は所定の回転数でディスクを回転させるようモータを制御し、ヘッドを所定の位置からずらした状態でウォブル信号検出器がウォブル信号を検出し、ヘッドの位置に対応する周波数であるか否か判断するので、ヘッドの位置に応じてウォブル信号の周波数を規定値から変化させて検出できる。よって、ウォブル信号を無効化してしまうノッチフィルタのフィルタリング周波数を外すことが可能となり、ノッチフィルタが付加された場合であっても、記録再生用ディスクと再生専用ディスクとの判別を正しく行うことが可能となる。その結果、ウォブル信号検出能力を向上させることができ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出が可能となる。

0069

請求項4に記載の発明によれば、ウォブル信号検出器はウォブル信号の周波数を検出し、基本周波に対応する所定の周波数であるか否かに加えて、高周波成分に対応する高周波も含まれているか否かをも判断するので、ノッチフィルタが付加された場合であっても、高周波が周波数固定のノッチフィルタを通り抜けてくるので、記録再生用ディスクと再生専用ディスクとの判別を正しく行うことが可能となる。よって、ウォブル信号検出能力を向上させることができ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出が可能となる。

0070

請求項5に記載の発明によれば、案内溝の蛇行には基本周波と高周波成分とが含まれるので、ウォブル信号検出器を備えたディスク記録再生装置において再生される場合に、ノッチフィルタがディスク記録再生装置に付加された場合であっても、高周波が周波数固定のノッチフィルタを通り抜けてくるので、記録再生用ディスクと再生専用ディスクとの判別を正しく行うことが可能となる。よって、ウォブル信号検出能力を向上させることができ、コピー禁止の情報が記録された記録再生用ディスクの排出が可能となる。

図面の簡単な説明

0071

図1実施の形態1に係るディスク記録再生装置を示すブロック図である。
図2実施の形態2に係るディスク記録再生装置において、ディスクの回転の起動からの時間とディスクの回転数およびウォブル信号周波数の関係を示す図である。
図3実施の形態3に係るディスク記録再生装置において、ディスクの信号を読みとる位置の違いを示す図である。
図4実施の形態4に係るディスク記録再生装置において用いられるディスクの案内溝のウォブリングの形状を示す図である。
図5実施の形態4に係るディスク記録再生装置においてディスクを再生した時に得られるプッシュプル信号を示す図である。
図6実施の形態4に係るディスク記録再生装置においてディスクを再生した時に得られるプッシュプル信号のスペクトルを示す図である。
図7従来のディスク記録再生装置を示すブロック図である。
図8従来のディスク記録再生装置の動作を示すフローチャートである。
図9記録再生用ディスクの案内溝と光スポットとの関係を示す図である。
図10プッシュプル信号を生成するプッシュプルトラッキングセンサを示す図である。
図11記録再生用ディスクでトラッキング状態に得られるプッシュプル信号を示す図である。
図12再生専用ディスクのピット列と光スポットとの関係を示す図である。
図13再生専用ディスクでトラッキング状態に得られるプッシュプル信号を示す図である。
図14ディスク記録再生装置でディスクの判別を行う場合の過程を示したフローチャートである。
図15ウォブル信号を用いたディスク判別方式において、ウォブル信号を除去して検出させない方法を示すブロック図である。

--

0072

1ディスク、2ディスクモータ、3光ヘッド、4ウォブル信号検出器、20a案内溝、30モータ回転数制御部。

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