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技術 古紙包装体

出願人 島津則子
発明者 島津則子
出願日 2000年10月10日 (20年4ヶ月経過) 出願番号 2000-309893
公開日 2002年4月16日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2002-114304
状態 未査定
技術分野 ファイリング用具 ゴミ容器 制御・その他III(手動包装用助成具)
主要キーワード 裂開線 スポット接着 回収場所 保管箱 環境保全性 袋状物 手提げ 樹脂接着
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年4月16日)のものです。
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図面 (7)

課題

未使用時は平らに折り畳むことができ保管性に優れ、使用時には新聞雑誌ノート,本等の古紙を収納し開口部を緊縛して閉塞することができ古紙等の収納性に優れ、また、緊縛した部分を取手部として利用することができ搬送性に優れ、さらに収納された新聞,雑誌,ノート,本等の古紙を固結することができ拘束性に優れるとともに低原価で量産性に優れた古紙包装体を提供することを目的とする。

解決手段

本発明の古紙包装体は、対向する一対の側面と、側面間に配設されガゼット折り部を有し対向する一対のガゼット面と、を備えた筒状体と、側面及びガゼット面の一端側が固着された底部と、側面及びガゼット面の他端側が開放された開口部と、筒状体の略対向する各位置に開口部から底部に向けて所定長さに形成された切断線と、を備えた構成とする。

概要

背景

従来より、各家庭事業所等で読み終えた新聞雑誌等の古紙を再生紙にするために回収する際には、新聞,雑誌等を積み重ね合成樹脂製や繊維性で十文字緊縛して束ねていた。しかし、力の弱い女性や子供等では緊縛できないことがあり、搬送するときに崩れてしまったり、紐の間から新聞,雑誌等が抜け落ちてしまったりするという問題点があった。また、回収するのではなく束ねて保管しておきたいときには、新聞,雑誌等に紐で緊縛した痕が残ったり、埃が付着して新聞,雑誌等が汚れたりする等の問題点があった。さらに、束ねて緊縛するためには、きれいに積み重ねなければならないため、専用の保管箱が必要であったり、束ねるために積み重ねなおしたりする必要があるという問題点があった。そこで上述のような問題点を解決するために、近年、新聞,雑誌等を収納でき、そのまま回収することのできる開口部と、開口部の縁部に固設された手提げ部と、を有する合成樹脂製の袋状物からなる古紙包装体が提案されている。

概要

未使用時は平らに折り畳むことができ保管性に優れ、使用時には新聞,雑誌,ノート,本等の古紙を収納し開口部を緊縛して閉塞することができ古紙等の収納性に優れ、また、緊縛した部分を取手部として利用することができ搬送性に優れ、さらに収納された新聞,雑誌,ノート,本等の古紙を固結することができ拘束性に優れるとともに低原価で量産性に優れた古紙包装体を提供することを目的とする。

本発明の古紙包装体は、対向する一対の側面と、側面間に配設されガゼット折り部を有し対向する一対のガゼット面と、を備えた筒状体と、側面及びガゼット面の一端側が固着された底部と、側面及びガゼット面の他端側が開放された開口部と、筒状体の略対向する各位置に開口部から底部に向けて所定長さに形成された切断線と、を備えた構成とする。

目的

本発明は上記従来の課題を解決するもので、未使用時は平らに折り畳むことができ保管性に優れ、使用時には新聞,雑誌,ノート,本等の古紙を収納し開口部を緊縛して閉塞することができ古紙等の収納性に優れ、また、緊縛した部分を取手部として利用することができ搬送性に優れ、さらに収納された新聞,雑誌,ノート,本等の古紙を固結することができ拘束性に優れるとともに低原価で量産性に優れた古紙包装体を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

対向する一対の側面と、前記側面間に配設されガゼット折り部を有し対向する一対のガゼット面と、を備えた筒状体と、前記側面及び前記ガゼット面の一端側が固着された底部と、前記側面及び前記ガゼット面の他端側が開放された開口部と、前記筒状体の略対向する各位置に前記開口部から前記底部に向けて所定長さに形成された切断線と、を備えていることを特徴とする古紙包装体

請求項2

前記切断線が、前記側面と前記ガゼット面との部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の古紙包装体。

請求項3

前記切断線の形成された位置を除く前記筒状体の略対向する位置に、前記開口部から前記底部に向かって配設された芯部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の古紙包装体。

請求項4

前記側面と前記ガゼット面が、下記の(a)又は(b)の幅を有し、前記筒状体が30〜100cm,好ましくは50〜90cmの長さを有していることを特徴とする請求項1乃至3の内のいずれか1に記載の古紙包装体。(a)前記側面の幅が29〜40cm,好ましくは31〜35cm、かつ、前記ガゼット面の幅が21〜30cm,好ましくは22〜25cm(b)前記側面の幅が21〜30cm,好ましくは22〜25cm、かつ、前記ガゼット面の幅が29〜40cm,好ましくは31〜35cm

技術分野

(2)筒状体の長さが30〜100cm,好ましくは50〜90cmなので、積み重ねられて収納された古紙を紐状部で固結することができ、拘束性に優れる古紙包装体を提供することができる。

背景技術

0001

本発明は、新聞雑誌ノート,本等の古紙を収納し、その開口部を緊縛して閉塞することができ、その状態のまま保管したり廃棄回収したりすることができる古紙包装体に関するものである。

発明が解決しようとする課題

0002

従来より、各家庭事業所等で読み終えた新聞,雑誌等の古紙を再生紙にするために回収する際には、新聞,雑誌等を積み重ねて合成樹脂製や繊維性で十文字に緊縛して束ねていた。しかし、力の弱い女性や子供等では緊縛できないことがあり、搬送するときに崩れてしまったり、紐の間から新聞,雑誌等が抜け落ちてしまったりするという問題点があった。また、回収するのではなく束ねて保管しておきたいときには、新聞,雑誌等に紐で緊縛した痕が残ったり、埃が付着して新聞,雑誌等が汚れたりする等の問題点があった。さらに、束ねて緊縛するためには、きれいに積み重ねなければならないため、専用の保管箱が必要であったり、束ねるために積み重ねなおしたりする必要があるという問題点があった。そこで上述のような問題点を解決するために、近年、新聞,雑誌等を収納でき、そのまま回収することのできる開口部と、開口部の縁部に固設された手提げ部と、を有する合成樹脂製の袋状物からなる古紙包装体が提案されている。

0003

しかしながら上記従来の古紙包装体においては、以下のような課題を有していた。
(1)手提げ部を有しているので新聞,雑誌等を収納して搬送するのは容易であるが、新聞,雑誌等が束ねられていないので、収納され積み重ねられた新聞,雑誌等が古紙包装体の中で崩れて、古紙包装体からはみ出てしまうという課題を有していた。
(2)積み重ねられた新聞,雑誌等が古紙包装体からはみ出てしまうのを防止するために開口部を閉塞しようとすると、予めある長さに設定されている手提げ部同士を縛り付けなければならず、手提げ部が短いために縛るのが困難で開口部を閉塞し難いという課題を有していた。
(3)古紙包装体の長さと手提げ部の長さが一定なので、手提げ部同士を縛り付けただけでは新聞,雑誌等の充填されていない空間が古紙包装体内に残ることがあるため、古紙包装体の内面を新聞,雑誌等に密着させて拘束することができず、新聞,雑誌等が古紙包装体内で崩れてしまうことがあるという課題を有していた。
(4)新聞,雑誌等が古紙包装体内で崩れてしまうことがあるので、新聞,雑誌等の収納された古紙包装体をいくつも積み重ねることができず、広い回収場所が必要になる、積み重ねたものが崩れることがある等の課題を有していた。

課題を解決するための手段

0004

本発明は上記従来の課題を解決するもので、未使用時は平らに折り畳むことができ保管性に優れ、使用時には新聞,雑誌,ノート,本等の古紙を収納し開口部を緊縛して閉塞することができ古紙等の収納性に優れ、また、緊縛した部分を取手部として利用することができ搬送性に優れ、さらに収納された新聞,雑誌,ノート,本等の古紙を固結することができ拘束性に優れるとともに低原価で量産性に優れた古紙包装体を提供することを目的とする。

0005

上記従来の課題を解決するために本発明の古紙包装体は、以下のような構成を有している。

0006

本発明の請求項1に記載の古紙包装体は、対向する一対の側面と、側面間に配設されガゼット折り部を有し対向する一対のガゼット面と、を備えた筒状体と、側面及びガゼット面の一端側が固着された底部と、側面及びガゼット面の他端側が開放された開口部と、筒状体の略対向する各位置に開口部から底部に向けて所定長さに形成された切断線と、を備えた構成を有している。この構成により、以下のような作用を有する。
(1)ガゼット折り部が形成されたガゼット面を有しているので、平らに折り畳むことができ個装しても嵩張らず、また、保管庫に収納しても場所をとらず保管性に優れる。
(2)底部を有し、側面及びガゼット面が部を介して筒状体を形成しているので、新聞,雑誌等の古紙を積み重ねて収納することができ収納性に優れる。
(3)筒状体に切断線が形成されているので、筒状体を切断して形成された切片を丸めて紐状部として緊縛して古紙を固結することができるとともに、開口部を閉塞することができ利便性に優れる。
(4)形成された紐状部同士を縛り付けた後に、紐状部を取手部として握持することができ搬送性に優れる。
(5)筒状体を切断して形成された切片を丸めて紐状部として緊縛して古紙包装体の内面を新聞,雑誌等に密着させて固結することができるので、積み重ねられた新聞,雑誌等が古紙包装体内で崩れてしまうことがなく拘束性に優れ、古紙の収納された古紙包装体をいくつも積み重ねて収納することができ収納性に優れる。
(6)切断線が筒状体の略対向する位置に形成されているので、筒状体を切断して形成された略対向する紐状部同士をバランスよく緊縛することができ安定性に優れる。

0007

ここで、側面とガゼット面とを備えた筒状体としては、低密度ポリエチレン高密度ポリエチレンポリプロピレン等の合成樹脂やクラフト紙等の紙で形成されたフィルムシート等が用いられる。合成樹脂は、二種以上ブレンドして用いてもよく、合成樹脂や紙等を積層構造としてもよい。また、顔料着色剤充填剤等を配合して合成樹脂を半透明や不透明構造とすることができる。また、補強のために井げたのように糸を入れた紙も用いられる。さらに、合成樹脂や紙等で形成されたフィルムやシート等に着色や印刷を行うこともできる。

0008

筒状体を構成するフィルムやシート等の厚みとしては、合成樹脂の場合は、5μm〜150μmのものが用いられる。5μmよりも薄くなると、古紙を収納して搬送するときに収納された古紙の重量のためにフィルムやシート等が破損し易くなるので好ましくない。また、150μmよりも厚くなると、筒状体が硬化し切断線で切り離され形成された紐状部を緊縛し難くなるのと、筒状体の材料費増し製造コストが増すので好ましくない。また、筒状体を構成するフィルムやシート等が紙の場合は、20μm〜300μm、好ましくは30〜100μmのものが用いられる。30μmよりも薄くなるにつれ、古紙を収納して搬送するときに収納された古紙の重量のために破損しやすくなる傾向がみられ、100μmよりも厚くなるにつれ、紙が硬くなり柔軟性が乏しくなり切断線で切り離され形成された紐状部を緊縛し難くなるのと、筒状体の材料費が増し製造コストが増す傾向がみられるため好ましくない。特に、20μmよりも薄くなるか、300μmよりも厚くなると、この傾向が著しくなるためいずれも好ましくない。なお、筒状体を構成するフィルムやシート等の厚みや筒状体の大きさについては、収納する古紙の大きさや厚みに応じて適宜決定することができる。

0009

また、底部は、筒状体の材質が合成樹脂の場合、熱エンボスや超音波溶融等により溶融接着する方法,低融点パウダー等の熱可塑性樹脂を介して熱融着する方法,接着剤等により樹脂接着する方法等によって側面とガゼット面とを固着して形成され、筒状体の材質が紙の場合は、天然性の接着剤等により接着する方法等によって形成される。

0010

切断線としては、筒状体の開口部から底部へ向けて所定長さに直線状又は曲線状に形成されたミシン目切れ目熱溶融等によって筒状体の厚みよりも薄く裂開し易く形成された裂開線,側面やガゼット面がスポット溶接又はスポット接着若しくは粘着され引き剥がすと側面やガゼット面を切り離すことのできる溶接部又は接着部若しくは粘着部等が用いられる。なかでも形成が容易で、切断前は筒状体の強度を高く維持できる一方、切断時には所望する位置まで容易に切断できるミシン目が好ましく用いられる。また、筒状体の長手方向に1軸延伸された合成樹脂製フィルムを用いた場合は、開口部のごく近傍に切れ目等の切断線を形成しておけば切断線を起点にして容易に直線状に裂開することができ、筒状体の全長に渡って切断線を形成する工程を要しないためコスト性に優れ好ましい。

0011

これらの切断線の長さは、開口部から底部までの所定の長さに形成され、収納される古紙の大きさや厚み等によって、切断線の種類とともに適宜決定することができる。なお、切断線の長さは、底部付近まで長く形成しておくと好ましい。収納される古紙の量が少量でも、切断線で切断して形成された切片による長い紐状部を緊縛して古紙包装体の内面を新聞,雑誌等に密着させて固結することができるからである。また、筒状体の開口部から底部付近までの筒状体の略全長に渡る長さの切れ目からなる切断線を形成した場合は、需要者が切断する手間を省くことができ使用性に優れるともに、ミシン目等を形成する工程を要しないためコスト性に優れ好ましい。

0012

切断線の位置としては、略対向する筒状体の任意の位置、具体的には、側面、ガゼット面、側面とガゼット面との稜部のいずれにも形成することができる。なお、切断線を偶数本形成すると、筒状体を切断して形成された切片からなる紐状部も偶数本形成することができ、略対向する紐状部同士をバランスよく緊縛することができ安定性に優れ好ましい。

0013

本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の古紙包装体であって、切断線が、側面とガゼット面との稜部に形成されている構成を有している。この構成によって、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)切断線が側面とガゼット面との稜部(ガゼット折り部を除く折り目)に形成されているので、側面又はガゼット面、若しくは切断線で切り離されて形成された紐状部が、収納された新聞,雑誌等の角張った隅部にあたって圧迫されて穴があいてしまうことが防止され、耐久性に優れる。
(2)切断線が側面とガゼット面との稜部(ガゼット折り部を除く折り目)に形成されているので、切断する際は稜部に沿って容易に切断線上で切断することができ、利便性に優れる。
(3)側面とガゼット面の稜部で切断されるため、側面やガゼット面に印刷等がされている場合にも印刷等を切断して損ねてしまうことがないため、デザイン選択性に優れる。

0014

本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の古紙包装体であって、切断線の形成された位置を除く筒状体の略対向する位置に、開口部から底部に向かって配設された芯部を備えた構成を有している。この構成により、請求項1又は2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)切断線の形成された位置を除く筒状体の略対向する位置に芯部を備えているので、切断線で切断して形成される紐状部の強度並びに側面とガゼット面の強度を向上させることができるため、充分な力を入れて紐状部同士を緊縛することができ古紙を固結して拘束性に優れるとともに、重量のある古紙の収納や搬送も可能で汎用性に優れる。
(2)芯部が筒状体を補強するので古紙包装体が安定して立設され易く、古紙包装体内に古紙を入れる際の作業性に優れる。

0015

ここで、芯部としては、低密度ポリエチレン,高密度ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリスチレン等の合成樹脂をテープ状や紐状等に形成したもの、レーヨンナイロンアクリル等の人造繊維や綿等の天然繊維をテープ状や紐状等に形成したもの、紙等をテープ状や紐状等に形成したもの等が用いられる。また、側面やガゼット面を複数層重ねて接着剤で接着するもの、側面やガゼット面を複数層重ねてヒートシールするもの等も用いられる。

0016

請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の内のいずれか1に記載の古紙包装体であって、側面とガゼット面が、下記の(a)又は(b)の幅を有し、筒状体が30〜100cm,好ましくは50〜90cmの長さを有した構成を有している。
(a)側面の幅が29〜40cm,好ましくは31〜35cm、かつ、ガゼット面の幅が21〜30cm,好ましくは22〜25cm
(b)側面の幅が21〜30cm,好ましくは22〜25cm、かつ、ガゼット面の幅が29〜40cm,好ましくは31〜35cm
この構成により、請求項1乃至3の内のいずれか1で得られる作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)側面又はガゼット面の幅が29〜40cm,好ましくは31〜35cm、かつ、ガゼット面又は側面の幅が21〜30cm,好ましくは22〜25cmなので、4つに折り畳んだ新聞紙や、週刊誌等の雑誌等の古紙(縦の寸法約21cm、横の寸法約29cm)を古紙包装体の底面に平らに置いて積み重ねることができ収納性に優れる。
(2)筒状体の長さが30〜100cm,好ましくは50〜90cmなので、積み重ねられて収納された古紙を紐状部で固結することができ、拘束性に優れる。

0017

ここで、側面(又はガゼット面)の幅が31cmより小さくなるにつれ又はガゼット面(又は側面)の幅が22cmより小さくなるにつれ、新聞紙や週刊誌等の雑誌等を古紙包装体の底面に平らに置いて積み重ねることができない傾向がみられ、当接した新聞紙や週刊誌等の雑誌等の角張った隅部が側面やガゼット面に穴をあけて破損させてしまう傾向がみられるため好ましくない。また、筒状体の長さが50cmより小さくなるにつれ、新聞紙や雑誌等を収納できる量が少なくなる傾向がみられるとともに、形成された紐状部で緊縛し難くなる傾向がみられるため好ましくない。また、側面(又はガゼット面)の幅が35cmより大きくなるにつれ又はガゼット面(又は側面)の幅が25cmより大きくなるにつれ、新聞紙や週刊誌等の雑誌等を古紙包装体に収納したときに新聞紙や雑誌等と古紙包装体の間の余剰部分が発生し易くなる傾向がみられ、新聞紙や雑誌等を古紙包装体に固結し難くなる傾向がみられるため好ましくない。また、筒状体の長さが90cmより大きくなるにつれ、新聞紙や雑誌等を収納できる量は多いが重量が増し搬送し難くなる傾向がみられるとともに、筒状体を形成する材料コストが増加する傾向がみられるため好ましくない。特に、側面(又はガゼット面)の幅が29cmよりも小さくなるか、又はガゼット面(又は側面)の幅が21cmよりも小さくなると、上述の傾向が著しくなるのでいずれも好ましくない。また、筒状体の長さが30cmよりも小さくなると、上述の傾向が著しくなるので好ましくない。さらに、側面(又はガゼット面)の幅が40cmよりも大きくなるか、又はガゼット面(又は側面)の幅が30cmよりも大きくなると、上述の傾向が著しくなるのでいずれも好ましくない。また、筒状体の長さが100cmよりも大きくなると、上述の傾向が著しくなるので好ましくない。

発明を実施するための最良の形態

0018

なお、上述の範囲にあれば、側面の幅とガゼット面の幅のどちらが長くても構わない。いずれであっても古紙を底面に平らに置いて積み重ねて収納することができるからである。

0019

以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)図1は本実施の形態1における袋状に形成された古紙包装体の斜視図であり、図2は古紙包装体を立設した状態を示す斜視図であり、図3は古紙を入れた後に切断線で切断した状態を示す古紙包装体の斜視図であり、図4は古紙を入れた古紙包装体の開口部を閉塞した状態を示す側面図である。図1図2において、1は本実施の形態1における袋状に形成された古紙包装体、2は縦長の略長方形に形成された古紙包装体1の側面、3は側面2間に一体に形成されたガゼット折り部を有するガゼット面、4は側面2とガゼット面3とが一体に筒状に形成された筒状体、4aは側面2の一端側とガゼット面3の一端側とをヒートシールして固着した底部、5は側面2の他端側とガゼット面3の他端側が開放され新聞紙,雑誌等の古紙を古紙包装体1に入れるための開口部、6は側面2とガゼット面3との4本の稜部に開口部5から底部4aに向かって形成されたミシン目からなる切断線、7はガゼット面3の一部と側面2の一部と底部4aからなる略長方形の底面である。図3において、2aは側面2を切断線6で所定長さに切り離された側面、3aはガゼット面3を切断線6で所定長さに切り離されたガゼット面、8は古紙包装体1に収納された新聞,雑誌等の古紙である。図4において、2a´は切り離された側面2a同士を緊縛して形成された結び目である側面紐結び目、3a´切り離されたガゼット面3a同士を緊縛して形成された結び目であるガゼット紐結び目である。なお、本実施の形態では、側面2及びガゼット面3は高密度ポリエチレンフィルムで形成され、底部4aはヒートシールによって固着されている。また、ミシン目からなる切断線6は、筒状体4における開口部5から底部4aまでの略4分の3の長さまで形成されている。さらに、側面2の幅は29〜40cmに形成され、ガゼット面3の幅は21〜30cmに形成されているので、4つに折り畳んだ新聞や週刊誌等の古紙8を古紙包装体1の底面7に平らに積み重ねることができる。

0020

以上のように構成された本実施の形態1の古紙包装体について、以下その使用方法を説明する。折り畳まれている古紙包装体1のガゼット面3を開き、側面2の一部とガゼット面3の一部と底部4aで底面7を形成して古紙包装体1を立設する。なお、底面7に古紙8の一部を入れて古紙包装体1を立設させてもよい。若しくは、古紙包装体1の底面7の大きさよりも大きな底面を有するダンボール等の箱(図示しない)に古紙包装体1を内装する。次いで、古紙8を装入する。側面2及びガゼット面3が稜部を介して筒状体4を形成しているので、古紙8を次々に積み重ねて収納することができる。古紙8が所望する高さにまで積み重ねられたときは、開口部5側から積み重ねられた古紙8の略上端部の位置までミシン目からなる切断線6を切断すると、筒状体4を形成している側面2及びガゼット面3が切り離されて側面2a及びガゼット面3aが形成される。切り離された側面2aと切り離されたガゼット面3aを丸めて紐状部にして側面2a同士及びガゼット面3a同士を緊縛して側面紐結び目2a´及びガゼット紐結び目3a´を形成すると、開口部5が閉塞されるとともに古紙包装体1内に収納された古紙8が固結される。緊縛された側面2a及びガゼット面3aの結び目を取手部とすることができるので、側面紐結び目2a´及びガゼット紐結び目3a´を握持して古紙包装体1を搬送することができる。

0021

以上のように、本実施の形態1における古紙包装体は構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)高密度ポリエチレンフィルムで形成されているとともにガゼット折り部が形成されているので、軽量であるとともにその個装が薄く、需要者が持ち運びに便利で購入し易い。また、平らに折り畳むことができ嵩張らないので、家庭の保管庫でも場所をとらず保管性に優れる。
(2)底部を有し、側面及びガゼット面が稜部を介して筒状体を形成しているので、新聞,雑誌等の古紙を筒状体内に積み重ねて収納することができ収納性に優れる。
(3)ミシン目からなる切断線が形成されているので、筒状体を所望する位置まで切断して開口部を閉塞するための紐状部を形成することができ利便性に優れる。
(4)切断線を所望する位置まで切断することによって、収納された新聞,雑誌等の古紙の厚みに応じて、所望する長さの紐状部を形成することができるので、紐状部を緊縛して古紙の収納量にかかわらずに筒状体の内面を古紙に密着させて固結することができ収納された古紙の拘束性に優れ、古紙の収納された古紙包装体をいくつも積み重ねて収納することができる。
(5)側面やガゼット面から形成された紐状部を緊縛して形成された側面紐結び目やガゼット紐結び目を取手部として利用することができ搬送性に優れる。
(6)切断線が側面とガゼット面との稜部に形成されているので、古紙の隅部が側面やガゼット面にあたって圧迫して穴をあけてしまうことが防止され、耐久性に優れる。

0022

なお、底部4aはヒートシールにて固着して形成されていたが、接着等によって固着される場合もある。さらに、側面2やガゼット面3の寸法や形状、切断線6の長さ、数及び形成する位置は、古紙の大きさや量等に応じて適宜設定することができる。

0023

(実施の形態2)図5は本実施の形態2における古紙包装体を立設した状態を示す斜視図である。なお、実施の形態1で説明したものと同様のものは、同一の符号を付して説明は省略する。図中、1aは本実施の形態2における古紙包装体、6´は側面2とガゼット面3との4本の稜部に開口部5から底部4まで形成されたミシン目からなる切断線、9は切断線6´と略平行して側面2とガゼット面3の各々の中央部に開口部5から底面7まで天然性の接着剤によって接着された芯部、10は芯部9と側面2及びガゼット面3の接着を補強するために天然性の接着剤によって芯部9とともに側面2及びガゼット面3に接着された補強部である。なお、本実施の形態において、側面2,ガゼット面3及び補強部10は紙で形成され、芯部9は紙紐で形成されている。

0024

以上のように構成された本実施の形態2の古紙包装体について、以下その使用方法を説明する。折り畳まれている古紙包装体1aのガゼット面3及び底部4aを開いて、側面2の一部とガゼット面3の一部と底部4aで底面7を形成して古紙包装体1aを立設する。なお、底面7に古紙の一部を入れて古紙包装体1aを立設させてもよい。若しくは、古紙包装体1aの底面7の大きさよりも大きな底面7を有するダンボール等の箱(図示しない)に古紙包装体1aを内装する。次いで、古紙を装入する。側面2及びガゼット面3は稜部を介して筒状体4を形成しているので、古紙は底面7の上に次々積み重ねて収納することができる。古紙が所望する高さにまで積み重ねられたときは、開口部5側から積み重ねられた古紙の略上端部の位置まで切断線6´を切断すると、筒状体4を形成している側面2及びガゼット面3が切り離されて芯部9の接着された紐状部を形成することができる。芯部9を有し略対向する紐状部を丸め紐状部同士を緊縛すると、開口部5が閉塞されるとともに古紙包装体1a内に収納された古紙が固結される。緊縛された紐状部の結び目は取手部とすることができるので、握持して古紙包装体1aを搬送することができる。

0025

以上のように、本実施の形態2における古紙包装体は構成されているので、実施の形態1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)古紙包装体は紙で形成されているので、収納された新聞,雑誌等の古紙に加えて古紙包装体も回収して古紙として再生することができ、利便性と環境保全性に優れる。
(2)側面とガゼット面とに芯部を有しているので、切断線で切断して形成される紐状部の強度並びに側面とガゼット面の強度を向上させることができるため、充分な力を入れて新聞,雑誌等を緊縛することができ収納された古紙の拘束性に優れるとともに、重量のある古紙の収納や搬送も可能で汎用性に優れる。

0026

なお、本実施の形態において、側面2,ガゼット面3,芯部9及び補強部10は紙で形成されている場合を説明したが、これに限られるものではなく、合成樹脂製等の場合もある。合成樹脂製等の場合も芯部や補強部を形成することで、側面やガゼット面の強度が向上し、重量のある古紙の収納や搬送も可能になるからである。また、芯部9が紐の場合を説明したが、紐に限られるものではなく、テープ状の芯部が固着されている場合,側面やガゼット面を複数層重ねて接着剤で接着する場合,側面やガゼット面を複数層重ねてヒートシールする場合等もある。いずれも側面やガゼット面を補強し強度を向上させ、重量のある古紙の収納や搬送を可能にするからである。また、芯部9が側面2とガゼット面3とに各々1本ずつ配設された場合を説明したが、複数本配設される場合等もある。収納する古紙の重量に応じて、側面やガゼット面の強度を調整するためである。なお、芯部9の長さや配設される位置は、収納する古紙の大きさや重量等に応じて適宜設定することができる。

0027

(実施の形態3)図6は本実施の形態3における古紙包装体の斜視図である。なお、実施の形態1で説明したものと同様のものは、同一の符号を付して説明は省略する。図中、1bは本実施の形態3における切れ目からなる切断線が形成された古紙包装体、2´は切断線6a(後述する)で底部4a付近まで予め切り離された側面、3´は切断線6a(後述する)で底部4a付近まで予め切り離されたガゼット折り部を有するガゼット面、4´は底部4a付近まで切り離された側面2´とガゼット部3´を有する筒状体、6aは側面2とガゼット面3との4本の稜部(ガゼット折り部を除く折り目)に開口部5から底部4a付近まで形成された切れ目からなる切断線である。

0028

以上のように構成された本実施の形態3の古紙包装体について、以下その使用方法を説明する。折り畳まれている古紙包装体1bのガゼット面3´及び底部4aを開いて、側面2´の一部とガゼット面3´の一部と底部4aで略四角形の底面を形成する。次いで、形成された古紙包装体1bの底面の大きさよりも大きな底面を有するダンボール等の箱(図示しない)に古紙包装体1bを内装する。その後、古紙を装入する。側面2´及びガゼット面3´はダンボール等の箱(図示しない)に内装されているので、古紙は古紙包装体1bの底面の上に次々積み重ねることができる。古紙が所望する高さにまで積み重ねられたときは、切断線6aによって予め切り離されている側面2´及びガゼット面3´を丸め側面2´同士及びガゼット面3´同士を緊縛すると、古紙包装体1b内に収納された古紙が固結されるとともに開口部5が閉塞される。側面2´同士及びガゼット面3´同士が緊縛された結び目は取手部とすることができるので、握持して古紙包装体1bを搬送することができる。

0029

以上のように、実施の形態3の古紙包装体における古紙包装体は構成されているので、実施の形態1の作用に加え、切断線が予め切り離されているので需要者が切断線を切断する手間を省くことができ使用性に優れるともに、ミシン目等を形成する工程を要しないためコスト性に優れるという作用を有する。

0030

以上のように、本発明の古紙包装体によれば、以下のような有利な効果が得られる。請求項1に記載の発明によれば、
(1)ガゼット折り部が形成されたガゼット面を有しているので、平らに折り畳むことができ個装しても嵩張らず、また、保管庫に収納しても場所をとらず保管性に優れる古紙包装体を提供することができる。
(2)底部を有し、側面及びガゼット面が稜部を介して筒状体を形成しているので、新聞,雑誌等の古紙を積み重ねて収納することができ収納性に優れる古紙包装体を提供することができる。
(3)筒状体に切断線が形成されているので、筒状体を切断して形成された切片による紐状部を緊縛して古紙を固結することができるとともに、開口部を緊縛して閉塞することができ利便性に優れる古紙包装体を提供することができる。
(4)形成された紐状部同士を縛り付けた後に、紐状部を取手部として握持することができ搬送性に優れる古紙包装体を提供することができる。
(5)筒状体を切断して形成された切片による紐状部を緊縛して古紙包装体の内面を新聞,雑誌等に密着させて固結することができるので、積み重ねられた新聞,雑誌等が古紙包装体内で崩れてしまうことがなく拘束性に優れ、古紙の収納された古紙包装体をいくつも積み重ねて収納することができ収納性に優れる古紙包装体を提供することができる。
(6)切断線が筒状体の略対向する位置に形成されているので、筒状体を切断して形成された略対向する紐状部同士をバランスよく緊縛することができ安定性に優れる古紙包装体を提供することができる。

0031

請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、
(1)切断線が側面とガゼット面との稜部に形成されているので、側面又はガゼット面、若しくは切断線で切り離されて形成された紐状部が、収納された新聞,雑誌等の角張った隅部にあたって圧迫されて穴があいてしまうことが防止され、耐久性に優れる古紙包装体を提供することができる。
(2)切断線が側面とガゼット面との稜部(折り目)に形成されているので、切断する際は稜部に沿って容易に切断線上で切断することができ、利便性に優れる古紙包装体を提供することができる。
(3)側面とガゼット面の稜部で切断されるため、側面やガゼット面に印刷等がされている場合にも印刷等を切断して損ねてしまうことがないため、デザインの選択性に優れる古紙包装体を提供することができる。

0032

請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加え、
(1)切断線の形成された位置を除く筒状体の略対向する位置に芯部を備えているので、切断線で切断して形成される紐状部の強度並びに側面とガゼット面の強度を向上させることができるため、充分な力を入れて紐状部同士を緊縛することができ古紙を固結して拘束性に優れるとともに、重量のある古紙の収納や搬送も可能で汎用性に優れる古紙包装体を提供することができる。
(2)芯部が筒状体を補強するので古紙包装体が安定して立設され易く、古紙包装体内に古紙を入れる際の作業性に優れる古紙包装体を提供することができる。

図面の簡単な説明

0033

請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の内のいずれか1の効果に加え、
(1)側面の幅が29〜40cm,好ましくは31〜35cm、ガゼット面の幅が21〜30cm,好ましくは22〜25cmなので、3つに折り畳んだ新聞紙や週刊誌等の雑誌等の古紙を古紙包装体の底面に平らに置いて積み重ねることができ収納性に優れる古紙包装体を提供することができる。

--

0034

図1本実施の形態1における袋状に形成された古紙包装体の斜視図
図2古紙包装体を立設した状態を示す斜視図
図3古紙を入れた後に切断線で切断した状態を示す古紙包装体の斜視図
図4古紙を入れた古紙包装体の開口部を閉塞した状態を示す側面図
図5本実施の形態2における古紙包装体を立設した状態を示す斜視図
図6本実施の形態3における切れ目からなる切断線が形成された古紙包装体の斜視図

0035

1,1a,1b 古紙包装体
2,2a,2´ 側面
2a´ 側面紐結び目
3,3a,3´ガゼット面
3a´ ガゼット紐結び目
4,4´筒状体
4a 底部
5 開口部
6,6´,6a切断線
7 底面
8 古紙
9 芯部
10補強部

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