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技術 帯鋸刃

出願人 株式会社キカイノカトウ
発明者 加藤勉
出願日 2000年10月4日 (20年4ヶ月経過) 出願番号 2000-304805
公開日 2002年4月16日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2002-113612
状態 未査定
技術分野 木材用鋸盤の構成部品、付属品 鋸引き
主要キーワード 基部部分 方向参照 ナイフ状 延び方向 あさり バンドソー 切断対象 無端帯状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年4月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

バンドソーに用いられる帯鋸刃において、ワークの切断面が綺麗で、しかも、別部材のを用いることなく直進性に優れたものとする。

解決手段

帯鋸刃5は、帯状をなす本体10の一側部にナイフ状刃部11を多数有していて、各刃部11の基部に、厚さ方向の一方側へ突出する第1の凸部12と反対側へ突出する第2の凸部13とを交互に形成した構成とする。刃部11はナイフ状をなしていて、ナイフソーと同様な構成であるから、ワークの切断面は綺麗である。しかも、ワークの切断時に第1及び第2の凸部12、13が、鋸刃あさりや楔と同様な作用をするようになり、直進性に優れたものとなる。

概要

背景

概要

バンドソーに用いられる帯鋸刃において、ワークの切断面が綺麗で、しかも、別部材のを用いることなく直進性に優れたものとする。

帯鋸刃5は、帯状をなす本体10の一側部にナイフ状刃部11を多数有していて、各刃部11の基部に、厚さ方向の一方側へ突出する第1の凸部12と反対側へ突出する第2の凸部13とを交互に形成した構成とする。刃部11はナイフ状をなしていて、ナイフソーと同様な構成であるから、ワークの切断面は綺麗である。しかも、ワークの切断時に第1及び第2の凸部12、13が、鋸刃あさりや楔と同様な作用をするようになり、直進性に優れたものとなる。

目的

本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワークの切断面が綺麗で、しかも、別部材の楔を用いることなく直進性に優れた帯鋸刃を提供するにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

一側部にナイフ状刃部を有すると共に、前記刃部に、厚さ方向の一方側へ突出する第1の凸部及びこの第1の凸部とは反対側へ突出する第2の凸部を交互に有することを特徴とする帯鋸刃

請求項2

第1及び第2の凸部は、刃部の基部から先端部にかけて設けられていることを特徴とする請求項1記載の帯鋸刃。

技術分野

0001

本発明は、バンドソーに用いられる帯鋸刃に関する。

発明が解決しようとする課題

0002

バンドソー(帯鋸盤)は、一側部に刃部を有した無端帯状の帯鋸刃を上下2個のホイール掛けて回転させるもので、ワークを切断するのに使用される。この種の帯鋸刃は、その刃部の形状の違いによって大きく2つに分けられる。その一つは、多数の刃部の先端を交互に外側に曲げあさりを付けた鋸刃状のもの(以下、鋸刃状の刃という)であり、もう一つは、ナイフ状の刃部を有したもの(以下、ナイフソーという)である。これら鋸刃状の刃とナイフソーとは、切断対象や用途によって使い分けられる。

0003

このうち鋸刃状の刃は、主に木材や段ボール、金属等の硬い物を切断するのに用いられるもので、切断時の直進性はあるが、あさりが有るため、ワークの切断面(切り口)は毛羽立ちやすく、切断面を重視する場合には不向きである。これに対して、ナイフソーは、主にウレタン発泡スチロールフェルト等比較的軟らかい物を切断するのに用いられるもので、あさりが無いため、切断面は綺麗であるが、ワークの切断面とナイフソーの本体側面がくっつきやすく、このため、切断時の直進性に劣り、途中から曲がってしまいやすいものであった。このような場合、別部材のを使用することにより直進性を出すことも行われているが、その楔を別途必要とするものであった。

0004

本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワークの切断面が綺麗で、しかも、別部材の楔を用いることなく直進性に優れた帯鋸刃を提供するにある。

課題を解決するための手段

0005

上記の目的を達成するために、本発明の帯鋸刃は、一側部にナイフ状の刃部を有すると共に、前記刃部に、厚さ方向の一方側へ突出する第1の凸部及びこの第1の凸部とは反対側へ突出する第2の凸部を交互に有することを特徴とするものである。上記した帯鋸刃は、ナイフ状の刃部を有したもの(ナイフソー)であるため、ワークの切断面は綺麗である。しかも、刃部に、厚さ方向の一方側へ突出する第1の凸部及びこれとは反対側へ突出する第2の凸部を交互に有した構成となっているので、ワークの切断時にそれら第1及び第2の凸部が、あさりや楔と同様な作用をするようになり、ワークの切断面と帯鋸刃の本体側面とがくっつくことを極力防止でき、直進性に優れたものとなる。

0006

この場合、第1及び第2の凸部は、刃部の基部から先端部にかけて設けるようにしても良い。これによれば、ワークとして例えば段ボールのように比較的硬い物の場合に、ナイフ状の刃部を有したものでありながら、刃部の先端部がワークに対して入りやすくなり、切断しやすくなる。

発明を実施するための最良の形態

0007

以下、本発明の第1実施例について図1ないし図3を参照して説明する。まず、図3には、バンドソー(帯鋸盤)の外観が示されている。この図3において、バンドソー本体1の上部と下部には上ホイール2と下ホイール3とが回転可能に設けられていて、このうちの下ホイール3が、帯鋸モータ4によりベルト4aを介して回転駆動されるようになっている。そして、上ホイール2と下ホイール3との間に、本発明の帯鋸刃5が掛け渡されている。帯鋸刃5は、鋼製で、両端部を連結した無端帯状をなしていて、上記帯鋸モータ4により下ホイール3を介して矢印A方向に回転移動されるようになっている。

0008

バンドソー本体1の上下方向の中間部には、ワークを載置するテーブル6が矢印B方向及び反矢印B方向に往復移動可能に設けられている。テーブル6にはその移動方向に沿ってスリット7が形成されていて、そのスリット7に、上記帯鋸刃5が上下方向に貫通している。また、バンドソー本体1の左側部に、操作盤8が設けられている。

0009

さて、上記帯鋸刃5は、詳細には図1に示すように、帯状をなす本体10の一側部にナイフ状の刃部11を多数有した構成となっていて、基本的にはナイフソーの構成となっている。各刃部11は、進行方向(矢印A方向参照)側に斜面11aを有したカッター形の形状をなしていて、各刃部11の先端部11bは、本体10の延び方向に沿って延びている。そして、各刃部11の基部には、厚さ方向の一方側(図1(a)において手前側)へ突出する第1の凸部12と、この第1の凸部12とは反対側(図1(a)において後方側)へ突出する第2の凸部13とが形成されており、これら第1及び第2の凸部12,13は、交互となるように配置されている。図1(a)においては、第1の凸部12を実線で示し、第2の凸部13を点線で示している。これら第1及び第2の凸部12,13は、プレスによりほぼ半円筒状に形成したもので、それぞれの外面は円弧状をなしている。

0010

上記構成のバンドソーによりワークを切断する場合、切断対象のワークを、原位置に位置されたテーブル6上に載置した状態で、帯鋸刃5を図1の矢印A方向に回転させながら、テーブル6ごと矢印B方向へ移動させる。これに伴い、図2に示すように、ワーク14は、帯鋸刃5の刃部11により切断される。なお、切断後は、テーブル6は原位置に戻される。

0011

ここで、本実施例の帯鋸刃5の刃部11はナイフ状をなしていて、ナイフソーと同様な構成であるから、その帯鋸刃5によるワーク14の切断面(切り口)14aは綺麗である。しかも、各刃部11の基部に、厚さ方向の一方側へ突出する第1の凸部12及びこれとは反対側へ突出する第2の凸部13を交互に有した構成となっているので、ワーク14の切断時にそれら第1及び第2の凸部12,13が、鋸刃のあさりや楔と同様な作用をするようになり、ワーク14の切断面14aと帯鋸刃5の本体10側面とがくっつくことを極力防止でき、直進性に優れたものとなる。

0012

従って、本実施例の帯鋸刃5は、ナイフソーによる切断面の綺麗さと、鋸刃状の刃による直進性とを得ることができ、発泡スチロールやフェルト等比較的軟らかいワーク14であっても良好に切断することができる。

0013

図4は本発明の第2実施例を示したものであり、この第2実施例は上記した第1実施例は次の点が異なっている。すなわち、第1実施例における帯鋸刃5の第1及び第2の凸部12,13は、刃部11の基部部分のみに形成されていたが、この第2実施例の帯鋸刃15においては、第1及び第2の凸部16,17は、それぞれ刃部11の基部から先端部11bまで設けられている。これに伴い刃部11の先端部11bは、それら第1及び第2の凸部16,17に沿って蛇行している。

0014

このような構成の帯鋸刃15によれば、特に、刃部11の先端部11bが第1及び第2の凸部16,17に沿って蛇行しているので、ワーク14として例えば段ボールのように比較的硬い物の場合に、ナイフ状の刃部11を有したものでありながら、刃部11の先端部11aがワーク14に対して入りやすくなり、切断しやすくなる利点がある。

0015

図5は本発明の第3実施例を示したものであり、この第3実施例は上記した第1実施例は次の点が異なっている。すなわち、第1実施例における帯鋸刃5の刃部11はカッター形をなしていたが、第3実施例における帯鋸刃20の刃部21は波形をなしている。そして、各刃部21の基部に、第1及び第2の凸部22,23が交互に形成されている。この場合も、第1及び第2の凸部22,23を、刃部21の基部から先端部21bまで延ばすように形成しても良い。

0016

図6は本発明の第4実施例を示したものであり、この第4実施例は上記した第1実施例は次の点が異なっている。すなわち、この第4実施例の帯鋸刃25の刃部26は、進行方向側とその反対側の両側に斜面26aを有した台形をなしている。そして、各刃部26の基部に、第1及び第2の凸部27,28が交互に形成されている。このような帯鋸刃25は、進行方向が逆向きの場合でもワークを切断することができる。この場合も、第1及び第2の凸部27,28を、刃部26の基部から先端部26bまで延ばすように形成しても良い。

0017

図7は本発明の第5実施例を示したものであり、この第5実施例は上記した第1実施例は次の点が異なっている。すなわち、第1実施例における帯鋸刃5は、各刃部11に対して第1及び第2の凸部12,13を1個ずつ形成していたが、この第5実施例における帯鋸刃30においては、ある1個の刃部11の基部に幅広な第1の凸部31を1個形成し、隣の刃部11の基部に、第1の凸部31とは反対側に突出する幅広な第2の凸部32を1個形成する、というように第1及び第2の凸部31,32を交互に形成するようにしている。この場合も、第1及び第2の凸部31,32を、各刃部11の基部から先端部11bまで延ばすように形成しても良い。

0018

本発明は、上記した各実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。第1及び第2の凸部は、幅を細くして線状または棒状に形成したり、円形状に形成したりしても良い。また、一つの刃部に対して、第1及び第2の凸部を3個、或いは4個以上とすることもできる。

発明の効果

0019

以上の説明から明らかなように本発明によれば、ナイフソーによる切断面の綺麗さと、鋸刃状の刃による直進性とを得ることができ、ワークの切断面が綺麗で、しかも、別部材の楔を用いることなく直進性に優れた帯鋸刃を提供できる。

図面の簡単な説明

0020

図1本発明の第1実施例の帯鋸刃を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は(a)中X1−X1線に沿う拡大縦断正面図
図2ワークを切断する状態での拡大横断平面図
図3バンドソーの外観斜視図
図4本発明の第2実施例の帯鋸刃を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は(a)中X2−X2線に沿う拡大縦断正面図
図5本発明の第3実施例の帯鋸刃を示す側面図
図6本発明の第4実施例の帯鋸刃を示す側面図
図7本発明の第5実施例の帯鋸刃を示す側面図

--

0021

図面中、1はバンドソー本体、5は帯鋸刃、10は本体、11は刃部、11bは先端部、12は第1の凸部、13は第2の凸部、14はワーク、14aは切断面、15は帯鋸刃、16は第1の凸部、17は第2の凸部、20は帯鋸刃、21は刃部、21bは先端部、22は第1の凸部、23は第2の凸部、25は帯鋸刃、26は刃部、26bは先端部、27は第1の凸部、28は第2の凸部、30は帯鋸刃、31は第1の凸部、32は第2の凸部を示す。

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