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図面 (6)

課題

FR車両とのフロアパネル共用化を図れ、車室内空間を拡大してレイアウトの自由度を増大させると共に、車体バランスの良好な駆動系レイアウト構造を提供する。

解決手段

前輪5,5の回転駆動力を発生させるモータ18は、エンジン3の右側側方に配置されている。エンジン3の左側側方には、モータ18の回転駆動力を前輪5,5に伝達するフロントデフレンシャルギヤ19が配置されていて、エンジン3の回転軸部4を挟んで左右位置に、モータ18とフロントデフレンシャルギヤ19とが分散配置されるように構成されている。そして、これらのフロントデフレンシャルギヤ19と、モータ18との間には、エンジン4の下部のオイルパン3a内を通り、車両左右方向ヘ向けて前輪5,5を回転駆動するフロントドライブシャフト20及び中空ドライブシャフト部材21が延設されている。

概要

背景

従来の駆動系レイアウト構造としては、例えば、図5に示す様なものが知られている。

このようなものでは、車両1のエンジンルーム2内に車両前後方向に沿ってエンジン3の回転軸部4が配置されているFR車両がベースとして用いられて、前輪5,5も駆動することにより、四輪駆動とするものである。

このような車両1では、前記エンジン3の回転軸部4が、トランスミッション部6及びプロペラシャフト7を介して、後輪デフレンシャルギヤ8に接続されている。

この後輪デフレンシャルギヤ8からは、車幅方向に沿って、後輪ドライブシャフト9,9が左右方向に向けて延設されていて、先端に装着される左,右の後輪10,10が回転駆動されるように構成されている。

また、前記トランスミッション部6の後端とプロペラシャフト7との間には、トランスファー部11が設けられている。このトランスファー部11では、前記トランスミッション部6から伝達される回転駆動力前側プロペラシャフト12を介して、前記エンジン3の右横に設けられるフロントデフレンシャルギヤ13に伝達する。

フロントデフレンシャルギヤ13では、前記トランスファー部11から伝達される回転駆動力を、車幅方向に沿って延設される前輪ドライブシャフト14,14を介して、前記前輪5,5に伝え、前記後輪10,10と共に、これらの前輪5,5も回転駆動するように構成されている。

次に、この従来の駆動系レイアウト構造の作用について説明する。

この従来例の駆動系レイアウト構造では、前記トランスファー部11によって、前記トランスミッション部6から伝達される後輪10,10への回転駆動力が、前側プロペラシャフト12を介して、車両前方へ伝達されて、前輪5,5が回転駆動される。

なお、他のこの種のものとしては、特開平5−50865号公報等に記載されているようなものが知られている。

概要

FR車両とのフロアパネル共用化を図れ、車室内空間を拡大してレイアウトの自由度を増大させると共に、車体バランスの良好な駆動系レイアウト構造を提供する。

前輪5,5の回転駆動力を発生させるモータ18は、エンジン3の右側側方に配置されている。エンジン3の左側側方には、モータ18の回転駆動力を前輪5,5に伝達するフロントデフレンシャルギヤ19が配置されていて、エンジン3の回転軸部4を挟んで左右位置に、モータ18とフロントデフレンシャルギヤ19とが分散配置されるように構成されている。そして、これらのフロントデフレンシャルギヤ19と、モータ18との間には、エンジン4の下部のオイルパン3a内を通り、車両左右方向ヘ向けて前輪5,5を回転駆動するフロントドライブシャフト20及び中空ドライブシャフト部材21が延設されている。

目的

そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、FR車両とのフロアパネルの共用化を図れ、車室内空間を拡大してレイアウトの自由度を増大させると共に、左右の重量バランスの良好な駆動系レイアウト構造を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
3件

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請求項1

エンジンルーム内に車両前後方向に沿ってエンジン回転軸部を配置するFR車両をベースとして、四輪駆動とする駆動系レイアウト構造において、前輪回転駆動力を発生させるモータと、該モータの回転駆動力を前輪に伝達するフロントデフレンシャルギヤとが、前記エンジンの回転軸部を挟んで左右位置に分散配置されると共に、該フロントデフレンシャルギヤと、該モータとの間には、前記エンジン下部を通り、車両左右方向ヘ向けて前輪を回転駆動するドライブシャフトが延設されていることを特徴とする駆動系レイアウト構造。

請求項2

前記エンジンの回転軸部を挟んで左右位置には、コンプレッサオルタネータとが分散配置されていることを特徴とする請求項1記載の駆動系レイアウト構造。

請求項3

前記ドライブシャフトを内部に挿通すると共に、前記モータの回転駆動力を前記フロントデフレンシャルギヤのデフケースに伝達する中空シャフト部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の駆動系レイアウト構造。

請求項4

エンジンルーム内に車両前後方向に沿ってエンジンの回転軸部を配置するFR車両をベースとして、四輪駆動とする駆動系レイアウト構造において、前輪の回転駆動力を発生させるモータと、該モータの回転駆動力を前輪に伝達するフロントデフレンシャルギヤとを、前記エンジンの回転軸部を挟む左右位置のうち何れか一方に集中配置すると共に、前記エンジン下部を通り、車両左右方向ヘ向けて延設されて、該モータの回転駆動力を前記フロントデフレンシャルギヤを介して前輪に伝達し、該前輪を回転駆動するフロントドライブシャフトが設けられていることを特徴とする駆動系レイアウト構造。

技術分野

0001

この発明は、FR(フロントエンジンリアドライブ、以下FRと略す)レイアウトの車両をベースに、前輪回転駆動させるモータを付加することにより、四輪駆動とする車両の駆動系レイアウト構造に関するものである。

背景技術

0002

従来の駆動系レイアウト構造としては、例えば、図5に示す様なものが知られている。

0003

このようなものでは、車両1のエンジンルーム2内に車両前後方向に沿ってエンジン3の回転軸部4が配置されているFR車両がベースとして用いられて、前輪5,5も駆動することにより、四輪駆動とするものである。

0004

このような車両1では、前記エンジン3の回転軸部4が、トランスミッション部6及びプロペラシャフト7を介して、後輪デフレンシャルギヤ8に接続されている。

0005

この後輪デフレンシャルギヤ8からは、車幅方向に沿って、後輪ドライブシャフト9,9が左右方向に向けて延設されていて、先端に装着される左,右の後輪10,10が回転駆動されるように構成されている。

0006

また、前記トランスミッション部6の後端とプロペラシャフト7との間には、トランスファー部11が設けられている。このトランスファー部11では、前記トランスミッション部6から伝達される回転駆動力前側プロペラシャフト12を介して、前記エンジン3の右横に設けられるフロントデフレンシャルギヤ13に伝達する。

0007

フロントデフレンシャルギヤ13では、前記トランスファー部11から伝達される回転駆動力を、車幅方向に沿って延設される前輪ドライブシャフト14,14を介して、前記前輪5,5に伝え、前記後輪10,10と共に、これらの前輪5,5も回転駆動するように構成されている。

0008

次に、この従来の駆動系レイアウト構造の作用について説明する。

0009

この従来例の駆動系レイアウト構造では、前記トランスファー部11によって、前記トランスミッション部6から伝達される後輪10,10への回転駆動力が、前側プロペラシャフト12を介して、車両前方へ伝達されて、前輪5,5が回転駆動される。

0010

なお、他のこの種のものとしては、特開平5−50865号公報等に記載されているようなものが知られている。

発明が解決しようとする課題

0011

しかしながら、このような従来の駆動系レイアウト構造では、前記トランスファー部11によって、前輪5,5への回転駆動力を後輪10,10への回転駆動力から分岐させるようにしている。

0012

このトランスファー部11は、前記トランスミッション部6の後端とプロペラシャフト7との間に配置されるので、フロアパネル部15に凸状のエンボス部15aが形成されてしまう。

0013

このため、フロアパネル部15を前記トランスファー部11を設けない後輪駆動の車両と共用化することができないといった問題があった。

0014

また、前記エンボス部15aは、車室内方向に向けて凸状となっているので、乗員の足(すね)に当接する虞もあった。

0015

更に、全く、エンボス部15aを有していない後輪駆動の車両に比べて、シートスライド及びシート高さのレイアウトの自由度が減少してしまう。

0016

そして、前記従来例のように、エンジン3の右側である一方側にフロントデフレンシャルギヤ13を配置するため、前記トランスファー部11及び前側プロペラシャフト12の重量も加わって、前輪5に偏荷重を与えてしまうといった問題もあった。

0017

そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、FR車両とのフロアパネルの共用化を図れ、車室内空間を拡大してレイアウトの自由度を増大させると共に、左右の重量バランスの良好な駆動系レイアウト構造を提供することにある。

課題を解決するための手段

0018

上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、エンジンルーム内に車両前後方向に沿ってエンジンの回転軸部を配置するFR車両をベースとして、四輪駆動とする駆動系レイアウト構造において、前輪の回転駆動力を発生させるモータと、該モータの回転駆動力を前輪に伝達するフロントデフレンシャルギヤとが、前記エンジンの回転軸部を挟んで左右位置に分散配置されると共に、該フロントデフレンシャルギヤと、該モータとの間には、前記エンジン下部を通り、車両左右方向ヘ向けて前輪を回転駆動するドライブシャフトが延設されている駆動系レイアウト構造を特徴としている。

0019

このように構成された請求項1記載のものでは、モータによって発生した回転駆動力は、前記フロントデフレンシャルギヤから、前記エンジン下部を通り、車両左右方向ヘ向けて延設されたドライブシャフトを介して、前輪に伝達される。

0020

このため、従来、トランスミッション部の後端に配置されていたトランスファー部を廃止できるので、フロアパネルに凸状のエンボス部を設ける必要が無くなる。

0021

従って、FR車両とのフロアパネルの共用化を図れる。また、従来形成されていた車室内への凸状部分が無くなるので、乗員の身体にこれらの凸状部分が干渉する虞が無くなる。

0022

更に、車室内への凸状部分が無くなるので、車室内空間が拡大されて、シートレイアウト等、レイアウトの自由度が増大する。

0023

また、前記前輪の回転駆動力を発生させるモータと、該モータの回転駆動力を前輪に伝達するフロントデフレンシャルギヤとが、前記エンジンの回転軸部を挟んで左右位置に分散配置されているので、左右の重量バランスが良好である。

0024

このため、左,右前輪荷重が略均等に加わり、偏荷重が発生することがない。

0025

また、請求項2に記載されたものでは、前記エンジンの回転軸部を挟んで左右位置には、コンプレッサオルタネータとが分散配置されている請求項1記載の駆動系レイアウト構造を特徴としている。

0026

このように構成された請求項2記載のものでは、前記エンジンの回転軸部を挟んで左右位置に、コンプレッサとオルタネータとが分散配置されているので、更に左右の重量バランスが良好で、偏荷重の発生を抑制出来る。

0027

そして、請求項3に記載されたものでは、前記ドライブシャフトを内部に挿通すると共に、前記モータの回転駆動力を前記フロントデフレンシャルギヤのデフケースに伝達する中空シャフト部材が設けられている請求項1又は2記載の駆動系レイアウト構造を特徴としている。

0028

このように構成された請求項3記載のものでは、中空シャフト部材の内部に前記ドライブシャフトが挿通されているので、スペース効率が良好で、例えば、前記モータの配置スペースを拡大し、出力の比較的大きなモータを装着することができる。

0029

また、請求項4に記載されたものでは、エンジンルーム内に車両前後方向に沿ってエンジンの回転軸部を配置するFR車両をベースとして、四輪駆動とする駆動系レイアウト構造において、前輪の回転駆動力を発生させるモータと、該モータの回転駆動力を前輪に伝達するフロントデフレンシャルギヤとを、前記エンジンの回転軸部を挟む左右位置のうち何れか一方に集中配置すると共に、前記エンジン下部を通り、車両左右方向ヘ向けて延設されて、該モータの回転駆動力を前記フロントデフレンシャルギヤを介して前輪に伝達し、該前輪を回転駆動するフロントドライブシャフトが設けられている駆動系レイアウト構造を特徴としている。

0030

このように構成された請求項4記載のものでは、モータによって発生した回転駆動力は、前記フロントデフレンシャルギヤから、前記エンジン下部を通り、車両左右方向ヘ向けて延設されたフロントドライブシャフトを介して、前輪に伝達される。

0031

このため、従来、トランスミッション部の後端に配置されていたトランスファー部を廃止できるので、フロアパネルに凸状のエンボス部を設ける必要が無くなる。

0032

従って、FR車両とのフロアパネルの共用化を図れる。また、従来形成されていた車室内への凸状部分が無くなるので、乗員の身体にこれらの凸状部分が干渉する虞が無くなる。

0033

更に、車室内への凸状部分が無くなるので、車室内空間が拡大されて、シートレイアウト等、レイアウトの自由度が増大する。

0034

以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図示例と共に説明する。

0035

図1及び図2は、この発明の実施の形態1の駆動系レイアウト構造を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。

0036

まず、構成を説明すると、この実施の形態1の駆動系レイアウト構造では、車両17のエンジンルーム2内に車両前後方向に沿ってエンジン3の回転軸部4が配置されているFR車両がベースとして用いられて、前輪5,5も、モータ18によって後輪とは別に駆動されることにより、四輪駆動とするものである。

0037

このような車両17では、前記エンジン3の回転軸部4が、トランスミッション部6及びプロペラシャフト7を介して、後輪デフレンシャルギヤ8に接続されている。

0038

この後輪デフレンシャルギヤ8からは、車幅方向に沿って、後輪ドライブシャフト9,9が左右方向に向けて延設されていて、先端に装着される左,右の後輪10,10が回転駆動されるように構成されている。

0039

前記前輪5,5の回転駆動力を発生させるモータ18は、前記エンジン3の右側側方に配置されている。このエンジン3の左側側方には、このモータ18の回転駆動力を前輪5,5に伝達するフロントデフレンシャルギヤ19が配置されていて、前記エンジン3の回転軸部4を挟んで左右位置にモータ18とフロントデフレンシャルギヤ19とが分散配置されるように構成されている。

0040

そして、これらのフロントデフレンシャルギヤ19と、モータ18との間には、前記エンジン4の下部のオイルパン3a内を通り、車両左右方向ヘ向けて前輪5,5を回転駆動するフロントドライブシャフト20及びこのフロントドライブシャフト20を内部に挿通する中空シャフト部材としての中空ドライブシャフト部材21が延設されている。

0041

このうち、前記フロントドライブシャフト部材20には、車幅方向に沿って左,右方向に延設される左,右の前輪ドライブシャフト部材14,14が連結されている。この左,右前輪ドライブシャフト部材14,14の先端には、左,右の前輪5,5が装着されている。

0042

また、前記中空ドライブシャフト部材21は、前記モータ18の駆動軸と連結されると共に、前記フロントデフレンシャルギヤ19のデフケース19aに連結されていて、前記モータ18の回転駆動力を、前記フロントデフレンシャルギヤ19に伝達するように構成されている。

0043

そして、このフロントデフレンシャルギヤ19に内蔵された差動歯車部19bによって、前記左,右の前輪5,5が、差動して回転駆動されるように構成されている。

0044

更に、この実施の形態1では、前記エンジン3の回転軸部4を挟んで左右位置には、コンプレッサ22とオルタネータ23とが分散配置されている。

0045

次に、この実施の形態1の作用について説明する。

0046

このように構成された実施の形態1の駆動系レイアウト構造では、前記モータ18によって発生した回転駆動力は、前記中空ドライブシャフト21を介して、前記フロントデフレンシャルギヤ19のデフケース19aに伝達される。

0047

このフロントデフレンシャルギヤ19に伝達された回転駆動力は、前記差動歯車部19bによって、前記エンジン3の下部を構成するオイルパン3a内を通り、車両左右方向ヘ向けて延設されたフロントドライブシャフト20を介して、前輪に伝達される。

0048

このため、左,右の前輪5,5が差動動作させられながら回転駆動する。

0049

この実施の形態1では、従来、トランスミッション部の後端に配置されていたトランスファー部を廃止できるので、フロアパネルに凸状のエンボス部を設ける必要が無くなる。

0050

従って、FR車両とのフロアパネルの共用化を図れる。また、従来形成されていた車室内への凸状部分が無くなるので、乗員の身体、特に足のすねにこれらの凸状部分が干渉する虞が無くなる。

0051

更に、車室内への凸状部分が無くなるので、車室内空間が拡大されて、シートスライド及びシート高さ等のシートレイアウト等、車室内配置物のレイアウトの自由度が増大する。

0052

また、この実施の形態1では、前記前輪5,5の回転駆動力を発生させるモータ18と、このモータ18の回転駆動力を前輪に伝達するフロントデフレンシャルギヤ19とが、前記エンジン3の回転軸部4を挟んで左右位置に分散配置されているので、左右の重量バランスが良好である。

0053

このため、左,右前輪に荷重が略均等に加わり、偏荷重が発生することがない。

0054

また、前記エンジン3の回転軸部4を挟んで左右位置に、コンプレッサ22とオルタネータ23とが分散配置されているので、更に左右の重量バランスが良好で、偏荷重の発生を抑制出来る。

0055

そして、中空ドライブシャフト21の内部に前記フロントドライブシャフト20が挿通されているので、スペース効率が良好で、例えば、前記モータ18の配置スペースを拡大し、出力の比較的大きなモータ18を装着することができる。

0056

図3及び図4は、この発明の実施の形態2の駆動系レイアウト構造を示すものである。

0057

なお、前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。

0058

この実施の形態2の車両117では、前輪5,5の回転駆動力を発生させるモータ18と、このモータ18の回転駆動力を前輪に伝達するフロントデフレンシャルギヤ19とが、前記エンジン3の回転軸部4を挟む左右位置のうち右側側方に集中配置されている。

0059

このモータ18の駆動軸は、前記フロントデフレンシャルギヤ19のデフケース19aに連結されて回転駆動力が伝達されるように構成されている。

0060

そして、前記フロントデフレンシャルギヤ19の差動歯車部19bには、フロントドライブシャフト20が連結されている。

0061

このフロントドライブシャフト20は、前記エンジン3の下部に設けられたオイルパン3a内を通り、車両左右方向ヘ向けて延設されて、前記フロントデフレンシャルギヤ19を介して伝達される前記モータ18の回転駆動力を、連結される前輪ドライブシャフト14,14に伝達し、この前輪ドライブシャフト14,14の各先端に装着された前輪5,5を回転駆動するように構成されている。

0062

次に、この実施の形態2の作用について説明する。

0063

この実施の形態2では、前記モータ18によって発生した回転駆動力は、前記フロントデフレンシャルギヤ19から、前記エンジン3の下部を構成するオイルパン3a内を通り、車両左右方向ヘ向けて延設された前輪ドライブシャフト14,14を介して、前輪5,5に伝達される。

0064

このため、従来、トランスミッション部の後端に配置されていたトランスファー部を廃止できるので、フロアパネルに凸状のエンボス部を設ける必要が無くなる。

0065

従って、FR車両とのフロアパネルの共用化を図れる。また、従来形成されていた車室内への凸状部分が無くなるので、乗員の身体にこれらの凸状部分が干渉する虞が無くなる。

0066

更に、車室内への凸状部分が無くなるので、車室内空間が拡大されて、シートスライド及びシート高さ等のシートレイアウト等、車室内配置物のレイアウトの自由度が増大する。

0067

また、前記実施の形態1に比べて、前記中空ドライブシャフト21を省略出来るので、部品点数の増大を抑制して、製造コストを低減させることができる。

0068

他の構成、及び作用効果については、前記実施の形態1と略同様であるので、説明を省略する。

0069

以上、この発明の実施の形態1,2を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1,2に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。

0070

例えば、前記実施の形態1では、モータ18が、エンジン3の右側側方に配置され、エンジン3の左側側方にフロントデフレンシャルギヤ19が配置されているが、特にこれに限らず、例えば、前記モータ18をエンジン3の左側側方に、前記フロントデフレンシャルギヤ19をエンジン3の右側側方にそれぞれ配置してもよい。

0071

また、前記エンジン3の回転軸部4を挟んで左右位置に、コンプレッサ22とオルタネータ23とが分散配置されているが、特にこれに限らず、コンプレッサ22とオルタネータ23との左,右位置が反対位置に配置されていても良いことは当然である。

発明の効果

0072

以上説明してきたように、この発明の請求項1に記載されたものでは、モータによって発生した回転駆動力は、前記フロントデフから、前記エンジン下部を通り、車両左右方向ヘ向けて延設されたドライブシャフトを介して、前輪に伝達される。

0073

このため、従来、トランスミッション部の後端に配置されていたトランスファー部を廃止できるので、フロアパネルに凸状のエンボス部を設ける必要が無くなる。

0074

従って、FR車両とのフロアパネルの共用化を図れる。また、従来形成されていた車室内への凸状部分が無くなるので、乗員の身体にこれらの凸状部分が干渉する虞が無くなる。

0075

更に、車室内への凸状部分が無くなるので、車室内空間が拡大されて、シートレイアウト等、レイアウトの自由度が増大する。

0076

また、前記前輪の回転駆動力を発生させるモータと、該モータの回転駆動力を前輪に伝達するフロントデフとが、前記エンジンの回転軸部を挟んで左右位置に分散配置されているので、車体バランスが良好である。

0077

このため、左,右前輪に荷重が略均等に加わり、偏荷重が発生することがない。

0078

また、請求項2に記載されたものでは、前記エンジンの回転軸部を挟んで左右位置に、オルタネータとコンプレッサとが分散配置されているので、更に車体バランスが良好で、偏荷重の発生を抑制出来る。

0079

そして、請求項3に記載されたものでは、中空シャフト部材の内部に前記ドライブシャフトが挿通されているので、スペース効率が良好で、例えば、前記モータの配置スペースを拡大し、出力の比較的大きなモータを装着することができる。

0080

また、請求項4に記載されたものでは、モータによって発生した回転駆動力は、前記フロントデフから、前記エンジン下部を通り、車両左右方向ヘ向けて延設されたフロントドライブシャフトを介して、前輪に伝達される。

0081

このため、従来、トランスミッション部の後端に配置されていたトランスファー部を廃止できるので、フロアパネルに凸状のエンボス部を設ける必要が無くなる。

0082

従って、FR車両とのフロアパネルの共用化を図れる。また、従来形成されていた車室内への凸状部分が無くなるので、乗員の身体にこれらの凸状部分が干渉する虞が無くなる。

0083

更に、車室内への凸状部分が無くなるので、車室内空間が拡大されて、シートレイアウト等、レイアウトの自由度が増大する、といった実用上有益な効果を奏する。

図面の簡単な説明

0084

図1本発明の実施の形態1の駆動系レイアウト構造で、全体の構成を説明する車両の平面模式図である。
図2実施の形態1の駆動系レイアウト構造で、図1中矢視A方向から見た車両の正面の模式図である。
図3本発明の実施の形態2の駆動系レイアウト構造で、全体の構成を説明する車両の平面模式図である。
図4実施の形態2の駆動系レイアウト構造で、図1中矢視A方向から見た車両の正面の模式図である。
図5従来の駆動系レイアウト構造で、全体の構成を説明する車両の平面模式図である。

--

0085

2エンジンルーム
3エンジン
3aオイルパン(下部)
4回転軸部
5,5前輪
14,14 前輪ドライブシャフト
17,117 車両
18モータ
19フロントデフレンシャルギヤ
19aデフケースドライブシャフト
20フロントドライブシャフト
21中空ドライブシャフト(中空シャフト部材)
22コンプレッサ
23 オルタネータ

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