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技術 刺繍縫いミシン

出願人 蛇の目ミシン工業株式会社
発明者 折井章
出願日 2000年9月29日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 2000-298255
公開日 2002年4月9日 (18年7ヶ月経過) 公開番号 2002-102565
状態 特許登録済
技術分野 ミシン・縫製
主要キーワード タイミング信号発生装置 張り出し長 ストップ釦 省電力運転 速度コントローラ 指示速度 足踏み式 モータ回転検出
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年4月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

刺繍枠収納キー4の操作により刺繍枠を自動的に退避位置に退避させることの可能な刺繍縫いミシンを提供する。

解決手段

刺繍枠収納キー4の操作があったら、CPU50はXY移動機構67を制御して先端キャリッジ7と刺繍枠3を退避位置に戻す。

概要

背景

刺繍縫いミシンにおいては、刺繍対象物である布などを刺繍枠に固定し、この刺繍枠をXーY方向に移動させて、刺繍縫いを行っている。刺繍枠はミシン本体の内部やベッド上に装着された移動機構により駆動されるようになっており、ミシン本体からX−Y方向に張り出して移動するようになっている。また、刺繍縫いミシンにおける刺繍縫いは、時間が掛かる場合が多く、一時停止させて、再び刺繍縫いを開始させることができるようになっているのが普通である。

概要

刺繍枠収納キー4の操作により刺繍枠を自動的に退避位置に退避させることの可能な刺繍縫いミシンを提供する。

刺繍枠収納キー4の操作があったら、CPU50はXY移動機構67を制御して先端キャリッジ7と刺繍枠3を退避位置に戻す。

目的

しかし、刺繍枠が本体から張り出したまま一時停止させると、広い面積専有したまま停止してしまうことになり、刺繍枠に衝突するなどの危険も多くなる。刺繍枠を収納するには、一度刺繍モードから通常縫いモード切り換える必要がある等、3ステップから10ステップ以上の操作が必要であり、刺繍枠を張り出したままで一時停止することが多い。また近年刺繍枠の移動範囲を大きくして、大きな刺繍を行えるようにしたミシンの開発がなれており、刺繍枠を張り出したまま停止させることによる問題の解決が望まれている本発明は上記従来技術の問題を解決することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

針を上下動させて縫いを実行するための縫い実行手段と、刺繍対象物と該刺繍対象物を保持する手段と、該保持する手段を縫い実行手段に関して移動させる手段と、を備えた刺繍縫いミシンにおいて;前記保持する手段を所定の位置に退避させるための操作手段と該操作手段が操作された時に、前記移動させる手段を制御して前記保持する手段を所定の位置に退避させるための手段と、を備えたことを特徴とする刺繍縫いミシン。

請求項2

前記退避させるための操作手段の操作があった時、更にミシン電力消費を節約するエコノミーモードとする手段と、を備えた請求項1に記載の刺繍縫いミシン。

請求項3

前記退避させるための操作手段の操作があった時、前記退避動作の前に前記縫い実行手段にほづれ止め縫いを行わせる手段と、を更に備えた請求項1又は2に記載の刺繍縫いミシン。

請求項4

針を上下動させて縫いを実行するための縫い実行手段と、刺繍対象物と該刺繍対象物を保持する手段と、該保持する手段を縫い実行手段に関して移動させる手段と、を備えた刺繍縫いミシンにおいて;ミシンが所定時間稼働しないことを検出する手段と、該検出する手段により所定時間の非稼働が検出された時、前記移動させる手段を制御して前記保持する手段を所定の位置に退避させるための手段と、該検出する手段により所定時間の非稼働が検出された時、ミシンを電力の消費を節約するエコノミーモードとする手段とを備えたことを特徴とする刺繍縫いミシン。

請求項5

前記退避させるための手段が、前記保持する手段をミシン奥行き方向にのみ退避させる、請求項1又は2又は3又は4に記載の刺繍縫いミシン。

技術分野

0001

この発明は、刺繍縫いミシンに関する。

背景技術

0002

刺繍縫いミシンにおいては、刺繍対象物である布などを刺繍枠に固定し、この刺繍枠をXーY方向に移動させて、刺繍縫いを行っている。刺繍枠はミシン本体の内部やベッド上に装着された移動機構により駆動されるようになっており、ミシン本体からX−Y方向に張り出して移動するようになっている。また、刺繍縫いミシンにおける刺繍縫いは、時間が掛かる場合が多く、一時停止させて、再び刺繍縫いを開始させることができるようになっているのが普通である。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、刺繍枠が本体から張り出したまま一時停止させると、広い面積専有したまま停止してしまうことになり、刺繍枠に衝突するなどの危険も多くなる。刺繍枠を収納するには、一度刺繍モードから通常縫いモード切り換える必要がある等、3ステップから10ステップ以上の操作が必要であり、刺繍枠を張り出したままで一時停止することが多い。また近年刺繍枠の移動範囲を大きくして、大きな刺繍を行えるようにしたミシンの開発がなれており、刺繍枠を張り出したまま停止させることによる問題の解決が望まれている本発明は上記従来技術の問題を解決することを目的とする。

課題を解決するための手段

0004

上記目的を達成するために、本発明の刺繍縫いミシンは、針を上下動させて縫いを実行するための縫い実行手段と、刺繍対象物と該刺繍対象物を保持する手段と、該保持する手段を縫い実行手段に関して移動させる手段と、を備えた刺繍縫いミシンにおいて;前記保持する手段を所定の位置に退避させるための操作手段と、該操作手段が操作された時に、前記移動させる手段を制御して前記保持する手段を所定の位置に退避させるための手段と、を備えたことを特徴とする。以上の構成において、退避させるための操作手段を操作すれば、退避させるための手段が保持する手段を退避させ、一時停止などの場合に保持手段が張り出したままの状態に放置されることがない。退避させるための操作手段は、例えば表示装置タッチパネル等の形態で実現すればよい。また、退避させる方向は、X方向とY方向の両方であっても良いし、一方であっても良い。通常はミシンの奥行き方向(Y方向)に退避させれば十分である。また更にミシンを電力消費を節約するエコノミーモードとする手段、を設け、前記退避させるための操作手段の操作があった時に退避と共にエコノミーモードとするように構成しても良い。また退避動作の前に前記縫い実行手段にほづれ止め縫いを行わせるように構成し、刺繍再開時に円滑に刺繍再開を行えるように構成するのが望ましい。なお、ミシンが所定時間稼働しないことを検出する手段と、該検出する手段により所定時間の非稼働が検出された時、前記移動させる手段を制御して前記保持する手段を所定の位置に退避させるための手段と、該検出する手段により所定時間の非稼働が検出された時、ミシンを電力の消費を節約するエコノミーモードとする手段とを設けて、退避操作を行うことなく、一定時間のミシンの停止により自動的に退避とエコノミーモードへの移行を行わせるように構成することも可能である。

発明を実施するための最良の形態

0005

以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明のミシンは、図1に示すようにアーム機枠1とベース2を備え、ベース2内部にXY移動機構(図示せず)が設けられている。該XY移動機構に連結して移動する先端キャリッジ7はベース2外部に延出し、その先端に刺繍枠3を取り付けるようになっている。そして、アーム機枠1には縫目形成機構62である針棒70と針71とが備えられている。

0006

該刺繍枠3には刺繍対象物である布を装着し、先端キャリッジ7のXY方向の移動により、該XY方向に移動し、針棒70及び針71の上下動により刺繍縫いを行うように構成されている。この刺繍縫いは縫いモード選択釦54により選択できるようになっており、刺繍縫いを行わない場合には通常縫いモードとし、前記した針棒70と針71の上下動及び送り装置(図示せず)による布送りにより通常縫いを実行するようになっている。57はミシンの駆動開始と停止を行わせるためのスタートストップ釦である。

0007

ベース2内のXY移動機構67はXYモータ駆動装置65とXYモータ66によりX方向(ミシンの幅方向)とY方向(ミシンの奥行き方向)により移動可能になっている。

0008

図2ハード的な構成を示すブロック図であり、図1と合わせて更にこの実施例を詳細に説明する。CPU50はプログラム記憶装置51に記憶されたプログラムに従ってミシンの制御を行っており、通常縫いの時は足踏み式等の速度コントローラである回転速度指令装置53により指示された速度でミシンモータ駆動回路60を制御して、ミシンモータ61を回転させ、該指示速度に応じた縫い速度で縫目形成機構62を駆動するようになっている。

0009

縫目形成機構62は図1に示すように針棒70と針71及び図示しない布送り機構により構成され、所定の縫いを実行するようになっている。ミシンモータ61の回転数モータ回転検出センサ63により検出され、CPU50にフィードバックされて速度制御に使用されるようになっている。

0010

刺繍縫いミシンはミシンモータ駆動回路60に加えてXYモータ駆動回路65とXYモータ66及び前述したXY移動機構67を備えており、縫い目データ記憶装置30からの模様データに基づいて模様縫いを実行するようになっている。XY移動機構67は前述したように図1に示す先端キャリッジ7を備えており、この先端に取り付けた刺繍枠3に布を取り付け、この布をX−Y方向に移動させて刺繍縫いを実行させるようになっている。図1ではミシン本体の幅方向をX、奥行き方向をYとしている。

0011

タイミング信号発生装置64はミシン本体の上軸回転位相を検出して、針71の上下動を検出して信号を発生する。この信号はXYモータ駆動回路65によるX−Y方向の駆動のタイミングを採るために用いられる。CPU50は該タイミング信号を入力して、XYモータ駆動回路65を制御するようになっている。

0012

上記した刺繍縫いと通常縫いは縫いモード選択釦54の操作によりなされるようなっている。この縫いモード選択釦54は図1に示すようにアーム機枠1のフロント部に設けられた表示装置56内にタッチパネルとして設けられている。該表示装置56は更に図2に示すように表示制御装置55によりCPU50からの指令に応じて種々の表示を行うようになっている。また31は一時記憶装置、52はミシン全体の電源オンオフのスイッチである。

0013

上記構成において、刺繍枠収納キー4が表示装置56上にタッチパネルとして備えられている。該刺繍枠収納キー4が操作されると、CPU50は刺繍枠3の位置を一時記憶装置31に記憶した上、退避動作プログラム記憶装置10からのプログラムによりXY移動機構67を制御して先端キャリッジ7及び刺繍枠3を所定位置に退避させるようになっている。

0014

この実施形態ではY方向にのみ退避させ、Y方向の張り出し長さが最も短い位置まで退避させるようになっている。X方向への退避を行わない場合、刺繍を再開するときに元の位置への復帰が早い効果がある。なお退避位置は原点位置でも良いし、他の任意のところで良いが、少なくともY方向の張り出し量を減ずる位置に退避させるのが望ましい。

0015

この実施形態では更にほづれ止め縫い動作プログラム記憶装置11を備えており、刺繍枠収納キー4の操作による刺繍枠3の退避の前に、CPU50は縫目形成機構62を制御して、ほづれ止め縫いを実行し、その後刺繍枠3の退避を行わせるようになっている。このようなほづれ止め縫いを行った後に退避すれば、次に刺繍縫いを再開するときに縫い目ズレ等が生ずることなく、円滑に刺繍縫いの再開が行える効果がある。

0016

更にこの実施形態では、省電力モードプログラム記憶装置12を備えており、刺繍枠収納キー4の操作があると刺繍枠3の退避の後にミシンを省電力運転モードとし、電力の節約を計れるように構成されている。

0017

なおCPU50には更にタイマ42が接続されており、縫目形成機構62の停止とXY移動機構67の停止をCPU50が認識すると、タイマ42に時間計測の指令を出して、所定時間経過を計時するようになっている。この所定時間の経過によっても、先端キャリッジ7と刺繍枠3を所定の位置に退避させるように構成されている。また、ほづれ止め縫いと省電力運転を行わせるように構成されている。

0018

刺繍枠3の退避後に刺繍縫いを再開するには、スタート/ストップ釦57の操作を行うようになっている。この操作があるとCPU50は一時記憶装置31に記憶されていた、退避前の刺繍枠3の位置を読み出して、XY移動機構67を制御して元の位置に刺繍枠3を復帰させた上、刺繍縫いを再開するように構成されている。

0019

図3及び図4により動作を説明する。図3において、刺繍枠収納キー4の操作があると(ステップS1)、CPU50はほづれ止め縫いを実行させ(ステップS2)、XY移動機構67を制御して刺繍枠3と先端キャリッジ7を退避位置に移動させる(ステップS3)。該退避動作が終了したら(ステップS4)、省電力モードに切り換える(ステップS5)。

0020

図4において、タイマ42が所定時間のミシンの動作停止を計時すると(ステップS10)、CPU50はほづれ止め縫いを実行させ(ステップS11)、XY移動機構67を制御して刺繍枠3と先端キャリッジ7を退避位置に移動させる(ステップS12)。該退避動作が終了したら(ステップS13)、省電力モードに切り換える(ステップS14)。

発明の効果

0021

以上説明したように本発明の刺繍縫いミシンによれば、刺繍枠などの刺繍対象物を保持する手段を簡単に退避させることができるから、衝突による破損などを抑制できる効果がある。

図面の簡単な説明

0022

図1本発明の一実施形態を示す外観斜視図。
図2本発明の一実施形態の機能ブロック図。
図3本発明の一実施形態の動作を示すフローチャート図。
図4本発明の一実施形態の動作を示すフローチャート図。

--

0023

1:アーム機枠、2:ベース、3:刺繍枠、4:刺繍枠収納キー、7:先端キャリッジ、10:退避動作プログラム記憶装置、11:ほづれ止め縫い動作プログラム記憶装置、12:省電力モードプログラム記憶装置、30:縫い目データ記憶装置、31:一時記憶装置、42:タイマ、50:CPU、51:プログラム記憶装置、52:電源スイッチ、53:回転速度指令装置、54:縫いモード選択釦、55:表示制御装置、56:表示装置、57:スタート/ストップ釦、60:ミシンモータ駆動装置、61:ミシンモータ、62:縫目形成機構、63:モータ回転検出センサ、64:タイミング信号発生装置、65:XYモータ駆動回路、66:XYモータ、67:XY移動機構、70:針棒、71:針。

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