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技術 船舶等の移動体強制停止装置

出願人 有限会社グリーン企画
発明者 手塚真弘
出願日 2000年9月12日 (19年2ヶ月経過) 出願番号 2000-276953
公開日 2002年3月27日 (17年7ヶ月経過) 公開番号 2002-090096
状態 特許登録済
技術分野 武器;爆破
主要キーワード 頭部カバー 係止部片 ノコギリ歯状 護衛艦 上端周 ジグザグ走行 スクリュー部分 海上保安庁
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この項目の情報は公開日時点(2002年3月27日)のものです。
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図面 (10)

課題

本発明は、船舶など回転翼により推進する移動体を、武器を使用することなく強制的に停止させる装置である。

解決手段

砲弾と、該砲弾に推進力を発生させるために一体又は別体に設けた装薬と、前記砲弾および装薬を収容して該装薬の爆発により砲弾を発射させる発射装置において、内側面に係止部片をそれぞれ有して拡径可能な複数の可動爪片を有した掛止部と、この掛止部の後端に連結した綱体と、前記綱体に連結して半径方向に可動する旋回羽根を有した錘体とからなり、前記掛止部と綱体を収容する砲弾の頭部カバーと、前記部を収容するための後部カバーとを連結して構成する。

概要

背景

従来、船舶推進手段として一般にスクリューが使用されている。わが国は四方を海に囲まれており領海内をに侵入する不審が多い。海上保安庁巡視艇や自衛隊の護衛艦などにより発見した不審船に対しては、停船命令を発して停船させて検問を行っている。しかし、停船命令に従わずに逃走する不審船に対しては、追跡して不審船を停止させる必要があり、その場合には、不審船に接近して係官が飛び移ってエンジンを止めて停船させたり、または、必要に応じて威嚇射撃を行って停船させている。

最近の不審船は高出力のエンジンを搭載していることから、不審船を発見してもなかなか追いつけず、ましてや係員相手の船に飛び移って船のエンジンを停止させて、船舶を停止させるということは困難で危険を伴う。また、威嚇射撃を行うと、先方に武器使用の根拠を与えて相手方発砲するおそれがあり、大変危険である。

概要

本発明は、船舶など回転翼により推進する移動体を、武器を使用することなく強制的に停止させる装置である。

砲弾と、該砲弾に推進力を発生させるために一体又は別体に設けた装薬と、前記砲弾および装薬を収容して該装薬の爆発により砲弾を発射させる発射装置において、内側面に係止部片をそれぞれ有して拡径可能な複数の可動爪片を有した掛止部と、この掛止部の後端に連結した綱体と、前記綱体に連結して半径方向に可動する旋回羽根を有した錘体とからなり、前記掛止部と綱体を収容する砲弾の頭部カバーと、前記部を収容するための後部カバーとを連結して構成する。

目的

本発明は、推進力として利用する回転翼、例えばスクリューを有する船舶などの移動体を、武器を使用することなく、該スクリューの回転を停止させることにより、移動体を強制的に停止させることを課題とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

砲弾と、該砲弾に推進力を発生させるために一体又は別体に設けた装薬と、前記砲弾および装薬を収容して該装薬の爆発により砲弾を発射させる発射装置において、内側面に係止部片をそれぞれ有して拡径可能な複数の可動爪片を有した掛止部と、この掛止部の後端に連結した綱体と、前記綱体に連結して半径方向に可動する旋回羽根を有した錘体とからなり、前記掛止部と綱体を収容する砲弾の頭部カバーと、前記部を収容する砲弾の後部カバーとを連結させてなることを特徴とする船舶等の移動体強制停止装置。

請求項2

綱体が、ピアノ線からなることを特徴とする請求項1記載の船舶等の移動体強制停止装置。

請求項3

綱体が、ロープからなることを特徴とする請求項1または2記載の船舶等の移動体強制停止装置。

請求項4

前記掛止部は、後部に綱体の一端を連結する孔部を有した筒部の先端に可動軸挿通し、該可動軸に取付けリングに複数の可動爪片を軸支し、前記可動軸の後退により可動爪片を開放して拡径させることを特徴とする前記請求項1記載の船舶等の移動体強制停止装置。

請求項5

前記錘体は、先端に前記綱体の一端を連結する止部を設けて全体を砲弾状に形成し、後端周面には、該錘体を水中において大きく旋回させるための旋回羽根を設けたことを特徴とする前記請求項1記載の船舶等の移動体強制停止装置。

請求項6

前記移動体が、ヘリコプターであることを特徴とする請求項1記載の船舶等の移動体強制停止装置。

技術分野

0001

本発明は、船舶ヘリコプターなど、回転翼により推進する移動体武器を使用することなく強制的に停止させる装置に関する。

背景技術

0002

従来、船舶の推進手段として一般にスクリューが使用されている。わが国は四方を海に囲まれており領海内をに侵入する不審が多い。海上保安庁巡視艇や自衛隊の護衛艦などにより発見した不審船に対しては、停船命令を発して停船させて検問を行っている。しかし、停船命令に従わずに逃走する不審船に対しては、追跡して不審船を停止させる必要があり、その場合には、不審船に接近して係官が飛び移ってエンジンを止めて停船させたり、または、必要に応じて威嚇射撃を行って停船させている。

0003

最近の不審船は高出力のエンジンを搭載していることから、不審船を発見してもなかなか追いつけず、ましてや係員相手の船に飛び移って船のエンジンを停止させて、船舶を停止させるということは困難で危険を伴う。また、威嚇射撃を行うと、先方に武器使用の根拠を与えて相手方発砲するおそれがあり、大変危険である。

発明が解決しようとする課題

0004

前記したように、領海に侵入した不審な高速船を武器を用いることなく停船させるため、追跡しても不審船の速度が速いためなかなか追いつけず、また、不審船に接近しても不審船への飛び移りは困難であって非常に危険性が高い。その上、威嚇射撃を行うと相手方に発砲の根拠を与えてしまい、国際問題となる可能性があり簡単には武器を使用することができないなどの問題点を有している。

0005

本発明は、推進力として利用する回転翼、例えばスクリューを有する船舶などの移動体を、武器を使用することなく、該スクリューの回転を停止させることにより、移動体を強制的に停止させることを課題とするものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、砲弾と、該砲弾に推進力を発生させるために一体又は別体に設けた装薬と、前記砲弾および装薬を収容して該装薬の爆発により砲弾を発射させる発射装置において、内側面に係止部片をそれぞれ有して拡径可能な複数の可動爪片を有した掛止部と、この掛止部の後端に連結した綱体と、前記綱体に連結して半径方向に可動する旋回羽根を有した錘体とからなり、前記掛止部と綱体を収容する砲弾の頭部カバーと、前記部を収容する砲弾の後部カバーとを連結させてなることを特徴とする。

0007

また本発明にかかる綱体は、ピアノ線ロープからなることを特徴とするものである。

0008

さらに本発明にかかる掛止部は、後部に綱体の一端を連結する孔部を有した筒部の先端に可動軸挿通し、該可動軸に取付けリングに複数の可動爪片を軸支させ、前記可動軸の後退により可動爪片を開放して拡径させることを特徴とするものである。

0009

さらにまた本発明にかかる前記錘体は、先端に前記綱体の一端を連結する止部を設けて全体を砲弾状に形成し、後端周面には、該錘体を水中において大きく旋回させるための旋回羽根を設けたことを特徴とする。また、前記移動体が、ヘリコプタ−であることを特徴とする。

0010

そのため、綱体を船舶のスクリューに絡ませて回転を停止させることにより、確実に船舶などの移動体を停止させるものである。

発明を実施するための最良の形態

0011

本発明の実施の形態を図面に基づいて説明すると、砲弾10は、先端が略円錐状であり、連続して円筒状をした頭部カバー11内に、複数本の掛止部20を開閉可能に収容し、この掛止部の中心に設けた筒部21の後端に綱体45の一端を連結してある。この綱体の他端には錘体40を連結し、頭部カバー11の後端には、同じく円筒状であって底部を設けた後部カバー15を連結して砲弾10を形成してある。

0012

掛止部20の中央に位置した筒部21の上端周面に係合凹部22を形成し、該筒部の下部には、前記綱体45の一端を連結する孔部23を設けてある。この筒部21の上部内側には、可動軸25を上下動可能に挿通し、該可動軸の後部周面に、前記筒部21の係止凹部22と嵌合する突起26を設けてある。

0013

可動軸25の周囲に配したリング27に、前記可動軸25の周面に前端を固着して放射方向に配した複数の取付片28の後部を支持し、該リング27には複数の可動爪片31を枢動可能に取付けてあり、各可動爪片31と取付片28とをそれぞれ固着させてある。

0014

この可動爪片31が、頭部カバー11内に収容されている場合には、中心方向に閉じられている。しかし、頭部カバー11が外れて可動軸25を後退させると、突起26が筒部21の係止凹部22に嵌合すると同時に、可動爪片31の後部は周方向に拡径する。各可動爪片31の内側には略ノコギリ歯状に形成した係止部片32を設け、該可動爪片の後部が周方向に拡径するため、船体に設けてある構造物(図示せず)に掛止した後、可動爪片31の係止部片32を形成してあるので、滑って外れることはない。

0015

35は前記頭部カバー11の内側頂部に設けた支持筒で、該支持筒35を前記可動軸25の上端に嵌合させてある。36は前記頭部カバー11と筒部21とを放射方向に固定する複数の支持片で、該支持片の一端を筒部21の下部周面に固定し、他端を頭部カバー11の内周面に固定して前記支持筒35と共に、飛行中の頭部カバー11と掛止部20とが不安定になるのを防止し、目標物に対し正確に飛行させるようにしてある。

0016

錘体40は、水中での抵抗を少なくするため円錐形に形成し、且つ、該錘体の前端には前記綱体45の一端を連結する止部41を設けてある。この錘体の下部周面に係止ピン42で旋回羽根43を取付ける。この旋回羽根43は、錘体40が後部カバー15の凹部16内に収容されている場合、邪魔にならないように錘体40の長手方向と並行に位置してあり、該錘体40が後部カバー15から離脱すると、水の抵抗により旋回羽根43が直角方向に開く。

0017

旋回羽根43は、全面にひねり角度を設けてあるため、錘体40が綱体45に連結して海中を船舶に引っ張られると、水の抵抗力により錘体40を大きく旋回させながら船の中心後部側に位置するスクリューの回転により生ずる旋回波によってスクリュー側に引き寄せられる。

0018

この錘体40に取付ける旋回羽根43は、必要に応じて右回転する羽根左回転する羽根とがあるが、この旋回羽根は右回転であろうと左回転であろうとスクリューにより生ずる渦波により該スクリュー部分に吸い寄せられ、網体45が船底のスクリュー58に絡みついて、スクリューの回転を停止させる。

0019

次に、本装置一連の動作について説明すると、図6に示すごとく、不審船を追跡する船舶、例えば巡視艇50に発射装置51が装備されている。警備中に不審船55を発見、停船命令に従わずに逃走する不審船55に対して追跡しながら一定距離で不審船55に向け、発射装置51に装薬13と共に装填した砲弾10を発射すると、該砲弾は船体に衝突してから頭部カバー11と後部カバー15を分離させる用に構成してもよい、また、一定距離を飛んだ後、頭部カバー11と後部カバー15との接合部分の内側に仕込んだ分離用炸薬を爆発させて自動的に分離させるようにしてもよい。

0020

砲弾10は、目標物である不審船55の甲板56に落下すると、落下時の衝撃で頭部カバー11の先端が甲板56に当った衝撃で可動軸25は筒体21内に後退し、突起26が筒体21の係合凹部22に嵌合すると同時に、可動爪片31の後部が拡径して甲板56上の構造物(図示せず)に掛止する。可動軸25の突起26が筒体21の係止凹部22に嵌合して可動軸25が固定されるため、可動爪片31の拡径状態を維持することができる。

0021

この掛止部20の掛止力は不審船55の走行速度と海中に落下した錘体40の水圧抵抗に比例し、不審船55が走行している限り、掛止した掛止部20を人力で外すことは極めて困難である。

0022

一方、分離した後部カバー15内に収容した錘体45は、掛止部20に連結している綱体45に引っ張られて水中を引き回される。さらに錘体40に取付けた旋回羽根43は、綱体45と共に、走行する不審船55の水の抵抗により大きく旋回する。この旋回羽根43は、全体にひねりを入れて形成してあるため綱体の後部に連結した錘体40を大きく旋回させながらスクリュー方向に接近する。

0023

錘体40の誘導は前記したように旋回羽根43の回転によって行われ、図7に示すごとく、右回転する錘体40の場合は、不審船55の左舷側に部体20を打ち込み、左回転する錘体の場合は、右舷側に銛部体20を夫々打ち込むことにより、不審船55がたとえジグザグ走行しても、綱体45は互いに船底のスクリュー58付近に接近する。

0024

スクリュー58付近に移動した綱体45は、スクリュー58の回転渦に巻き込まれ、図8に示すごとく、スクリュー軸57やスクリュー58に絡みつく。スクリュー軸57に絡みついた綱体45はスクリュー軸57に巻回してスクリューの回転を止めて不審船を停船させる。

0025

低空で飛来するヘリコプター60の進行方直前に綱体45が略上下方向に張られるとローター61の回転軸に綱体45が巻込まれて絡み付いてローター61の回転を止め、それ以上の飛行を停止させる。

0026

前記した掛止部と錘体を連結する綱体45の長さは、夫々用途により相違し、船舶のスクリューまたはヘリコプターのローターに絡みつかせるに十分な長さ(例えば約20〜50m)である。なお、綱体45は、通常のロープの他に、ワイヤーロープ、ピアノ線などを用いることも可能である。

0027

さらに、本実施の形態の移動体強制停止装置は、設置型のため、ある程度大型であるので遠方まで発射させることが可能なため、発射方向の変更などの操作性はわるい。そのてめ、小型化して小銃型にすれば、発射方向を自由に変えることができ、複数の本装置を同時又は時間をおいて発射させることができるため、停船効果を高めることができる。

発明の効果

0028

本発明は、武器を使用することなく、移動体の回転羽根に掛止させてスクリューの回転を停止させることができるので、安全に停止させることが出来る。

0029

綱体にピアノ線を用いれば重量が軽いため、砲弾の飛距離を伸ばすことができるし、該綱体は強度を有するので切れることがなく、確実に停止させることができる。

0030

移動体である船舶は、停止すれば水面上に漂うことになり、沈没などの危険はなく安全に停止させることができる。

0031

さらに、他の目標物、例えば、ヘリコプターの場合、飛来する進行方向の前面に砲弾を発射させて空中で掛止部と錘体とに分離させ、掛止部に連結した綱体を上下方向に張ることにより、ヘリコプターのローターに絡ませて回転を停止させることができる。したがって、安価で簡単な移動体の停止装置捕獲することができる。

図面の簡単な説明

0032

図1本発明の実施の形態を示す砲弾の縦断面図である。
図2図1のA—A線断面図である。
図3掛止部の可動爪片を開放した状態の一部省略した側面図である。
図4錘体の旋回羽根を開いた状態の平面図である。
図5本強制停止装置の要部断面図である。
図6砲弾を船に向けて発射した状態を示す説明図である。
図7掛止部が不審船の船体に掛止してスクリューに巻回した状態の説明図である。
図8綱体がスクリューシャフトに絡まった状態を示す説明図である。
図9砲弾をヘリコプターに向けて発射した状態を示す説明図である。

--

0033

10砲弾
11頭部カバー
13装薬
15尾部カバー
20掛止部
21 筒部
23 孔部
25可動軸
27リング
28取付片
31可動爪片
32係止部片
40錘体
41 止部
43旋回羽根
45綱体
51発射装置
55 不審艇
60 ヘリコプター

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