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技術 バッテリー駆動作業機

出願人 株式会社タダノ
発明者 平見一彦森克文
出願日 2000年9月11日 (20年5ヶ月経過) 出願番号 2000-274278
公開日 2002年3月27日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2002-087789
状態 未査定
技術分野 フォークリフトと高所作業車 流体圧回路(1) 直流電動機の制御
主要キーワード 余剰油量 首振り駆動 伸縮駆動装置 伸縮長 夜間作業 アクチユエータ 倒伏駆動 直流電動モータ
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この項目の情報は公開日時点(2002年3月27日)のものです。
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図面 (5)

課題

本発明は、バッテリー13で駆動される直流電動モータ14と、直流電動モータ14で駆動される油圧ポンプ15と、油圧ポンプ15からの吐出油で駆動される複数の油圧アクチュエータ7,8,9とを備えたバッテリー駆動作業機において、バッテリー13の消費を可及的に阻止し直流電動モータ14による作業時間を長くできるバッテリー駆動作業機を提供することを目的とする。

解決手段

それぞれの油圧アクチュエータ7,8,9を駆動するに必要な要求流量を検出する油圧アクチュエータ要求流量検出手段20と、前記バッテリー13と直流電動モータ14間に介挿されたチョッパー回路21と、前記各油圧アクチュエータ要求流量検出手段20からの信号を受け各油圧アクチュエータの要求流量に関連してチョッパー回路21のデューティ比を変更するよう前記チョッパー回路21に制御信号を出力する制御手段22を備えたことを特徴とする。

概要

背景

この種のバッテリー作業機として、第3図に図示するような高所作業車Aがある。この高所作業車Aは、車両1上に旋回自在に旋回台2を配置し、旋回台2に起伏自在に伸縮ブームBを配置している。伸縮ブームBは、基ブーム3に中間ブーム4、先ブーム5を順次伸縮自在に嵌挿させ、各ブーム間には伸縮用油圧シリンダ7などの適宜伸縮駆動装置(図示しない)配置して伸縮ブームBを伸縮可能にしている。基ブーム3と旋回台2の適所間には起伏用油圧シリンダ8を配置し、伸縮ブームBを起伏駆動可能にしている。車両1と旋回台2間には旋回用油圧モータ9などによって車両1に対して伸縮ブームBを旋回させる旋回駆動装置(図示しない)を配置している。

伸縮ブームBの先端部には水平面内で首振り駆動可能なバケット6を配設し、バケット6に搭乗した作業者がバケット6上に配置した操作レバー10A,11A,12A(後述する)を操作することで伸縮ブームBを伸縮、起伏、旋回させ、目的の位置にバケット6を位置させ高所作業ができるようにしている。すなわち、図4に図示するように、伸縮用油圧シリンダ7,起伏用油圧シリンダ8,旋回用油圧モータ9の各油圧アクチュエータを駆動させるに、各油圧アクチュエータに対応させて操作手段10,11,12を備えている。

操作手段10は、操作レバー10Aの操作方向と操作量を検出する操作指令器10Bと、操作指令器10Bからの信号を受け伸縮用油圧シリンダ7を駆動制御する制御器10Dと制御バルブ10Cで構成している。同様に、操作手段11は、操作レバー11Aの操作方向と操作量を検出する操作指令器11Bと、操作指令器11Bからの信号を受け起伏用油圧シリンダ8を駆動制御する制御器11Dと制御バルブ11Cで構成している。また、操作手段12は、操作レバー12Aの操作方向と操作量を検出する操作指令器12Bと、操作指令器12Bからの信号を受け旋回用油圧モータ9を駆動制御する制御器12Dと制御バルブ12Cで構成している。

ところでこのような高所作業車Aでの作業は、電柱等の電気工事をする際に使用されるが、この作業の場合高所作業車Aを道路に設置して作業する関係上昼間は交通量が多いので夜間作業を行う場合が多い。ところが夜間作業になると騒音が問題になり高所作業車Aは、低騒音化が要求され動力源としてエンジンに替わってバッテリーによる直流電動モータが使用される。すなわち、図4に示すように、バッテリー13で駆動される直流電動モータ14を介して油圧ポンプ15を駆動する油圧源Cを備えた高所作業車が使用されている。

概要

本発明は、バッテリー13で駆動される直流電動モータ14と、直流電動モータ14で駆動される油圧ポンプ15と、油圧ポンプ15からの吐出油で駆動される複数の油圧アクチュエータ7,8,9とを備えたバッテリー駆動作業機において、バッテリー13の消費を可及的に阻止し直流電動モータ14による作業時間を長くできるバッテリー駆動作業機を提供することを目的とする。

それぞれの油圧アクチュエータ7,8,9を駆動するに必要な要求流量を検出する油圧アクチュエータ要求流量検出手段20と、前記バッテリー13と直流電動モータ14間に介挿されたチョッパー回路21と、前記各油圧アクチュエータ要求流量検出手段20からの信号を受け各油圧アクチュエータの要求流量に関連してチョッパー回路21のデューティ比を変更するよう前記チョッパー回路21に制御信号を出力する制御手段22を備えたことを特徴とする。

目的

効果

実績

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請求項1

バッテリーと、当該バッテリーで駆動される直流電動モータと、直流電動モータで駆動される油圧ポンプと、油圧ポンプからの吐出油で駆動される複数の油圧アクチュエータと、複数の油圧アクチュエータをそれぞれ駆動制御する操作手段とを備え、操作手段の操作に基づいて複数の油圧アクチュエータを駆動させるようにしたバッテリー駆動作業機において、それぞれの油圧アクチュエータを駆動するに必要な要求流量を検出する油圧アクチュエータ要求流量検出手段と、前記バッテリーと直流電動モータ間に介挿されたチョッパー回路と、前記各油圧アクチュエータ要求流量検出手段からの信号を受け各油圧アクチュエータの要求流量に関連してチョッパー回路のデューティ比を変更するよう前記チョッパー回路に制御信号を出力する制御手段を備えたことを特徴とするバッテリー駆動作業機。

請求項2

前記バッテリー駆動作業機は起伏自在な伸縮ブームを有する作業機であり、前記複数の油圧アクチュエータは伸縮ブームを伸縮させる伸縮用油圧シリンダと伸縮ブームを起伏させる起伏用油圧シリンダであり、前記各油圧アクチュエータ要求流量検出手段は伸縮用油圧シリンダと起伏用油圧シリンダを駆動する際の各油圧アクチュエータの要求流量を検出するよう構成していることを特徴とする請求項1記載のバッテリー駆動作業機。

請求項3

バッテリーと、当該バッテリーで駆動される直流電動モータと、直流電動モータで駆動される油圧ポンプと、油圧ポンプからの吐出油で駆動される複数の油圧アクチュエータと、複数の油圧アクチュエータをそれぞれ駆動制御する操作手段とを備え、操作手段の操作に基づいて複数の油圧アクチュエータを駆動させるようにしたバッテリー駆動作業機において、それぞれの油圧アクチュエータを駆動するに必要な要求流量を検出する油圧アクチュエータ要求流量検出手段と、それぞれの油圧アクチュエータを駆動するに必要な負荷圧力を検出する負荷圧力検出手段と、前記バッテリーと直流電動モータ間に介挿されたチョッパー回路と、前記各負荷圧力検出手段と各油圧アクチュエータ要求流量検出手段からの信号を受け各負荷圧力検出手段で検出される負荷圧力のうち最大負荷圧力と各油圧アクチュエータの要求流量に関連してチョッパー回路のデューティ比を変更するよう前記チョッパー回路に制御信号を出力する制御手段を備えたことを特徴とするバッテリー駆動作業機。

請求項4

前記バッテリー駆動作業機は起伏自在な伸縮ブームを有する作業機であり、前記複数の油圧アクチュエータは伸縮ブームを伸縮させる伸縮用油圧シリンダと伸縮ブームを起伏させる起伏用油圧シリンダであり、前記負荷圧力検出手段は伸縮用油圧シリンダと起伏用油圧シリンダを駆動する際の各油圧アクチュエータの負荷圧力を検出し、前記各油圧アクチュエータ要求流量検出手段は伸縮用油圧シリンダと起伏用油圧シリンダを駆動する際の各油圧アクチュエータの要求流量を検出するよう構成していることを特徴とする請求項3記載のバッテリー駆動作業機。

技術分野

0001

本発明は、バッテリーと、当該バッテリーで駆動される直流電動モータと、直流電動モータで駆動される油圧ポンプと、油圧ポンプからの吐出油で駆動される複数の油圧アクチュエータと、複数の油圧アクチュエータをそれぞれ駆動制御する操作手段とを備え、操作手段の操作に基づいて複数の油圧アクチュエータを駆動させるようにしたバッテリー駆動作業機に関するものである。

背景技術

0002

この種のバッテリー作業機として、第3図に図示するような高所作業車Aがある。この高所作業車Aは、車両1上に旋回自在に旋回台2を配置し、旋回台2に起伏自在に伸縮ブームBを配置している。伸縮ブームBは、基ブーム3に中間ブーム4、先ブーム5を順次伸縮自在に嵌挿させ、各ブーム間には伸縮用油圧シリンダ7などの適宜伸縮駆動装置(図示しない)配置して伸縮ブームBを伸縮可能にしている。基ブーム3と旋回台2の適所間には起伏用油圧シリンダ8を配置し、伸縮ブームBを起伏駆動可能にしている。車両1と旋回台2間には旋回用油圧モータ9などによって車両1に対して伸縮ブームBを旋回させる旋回駆動装置(図示しない)を配置している。

0003

伸縮ブームBの先端部には水平面内で首振り駆動可能なバケット6を配設し、バケット6に搭乗した作業者がバケット6上に配置した操作レバー10A,11A,12A(後述する)を操作することで伸縮ブームBを伸縮、起伏、旋回させ、目的の位置にバケット6を位置させ高所作業ができるようにしている。すなわち、図4に図示するように、伸縮用油圧シリンダ7,起伏用油圧シリンダ8,旋回用油圧モータ9の各油圧アクチュエータを駆動させるに、各油圧アクチュエータに対応させて操作手段10,11,12を備えている。

0004

操作手段10は、操作レバー10Aの操作方向と操作量を検出する操作指令器10Bと、操作指令器10Bからの信号を受け伸縮用油圧シリンダ7を駆動制御する制御器10Dと制御バルブ10Cで構成している。同様に、操作手段11は、操作レバー11Aの操作方向と操作量を検出する操作指令器11Bと、操作指令器11Bからの信号を受け起伏用油圧シリンダ8を駆動制御する制御器11Dと制御バルブ11Cで構成している。また、操作手段12は、操作レバー12Aの操作方向と操作量を検出する操作指令器12Bと、操作指令器12Bからの信号を受け旋回用油圧モータ9を駆動制御する制御器12Dと制御バルブ12Cで構成している。

0005

ところでこのような高所作業車Aでの作業は、電柱等の電気工事をする際に使用されるが、この作業の場合高所作業車Aを道路に設置して作業する関係上昼間は交通量が多いので夜間作業を行う場合が多い。ところが夜間作業になると騒音が問題になり高所作業車Aは、低騒音化が要求され動力源としてエンジンに替わってバッテリーによる直流電動モータが使用される。すなわち、図4に示すように、バッテリー13で駆動される直流電動モータ14を介して油圧ポンプ15を駆動する油圧源Cを備えた高所作業車が使用されている。

0006

ところで、このような直流電動モータ14を利用した油圧源Cは、各アクチユエータ7,8,9に係る最高負荷時に所定の速度で駆動できるよう油圧ポンプ15からの吐出圧吐出油量を確保する能力を有した直流電動モータ14を採用している。ところが、伸縮ブーム3を倒伏駆動縮小駆動するときには比較的軽負荷となるため、吐出圧と吐出油量は最高負荷時に比較して低圧力の低流量でよい場合があるが、各油圧アクチュエータ7,8,9を最高速度で駆動する場合にも対応できるように直流電動モータ14を駆動している。したがって、比較的軽負荷時には吐出圧と吐出油量は最高負荷時に比較して低圧力の低流量でよく、余剰油量リリーフ弁16からタンク帰還させることとなり、必要以上に直流電動モータ14を駆動させている場合があった。しかも必要以上に直流電動モータ14を駆動させると、その分無駄にバッテリーの容量を早期に低下させ、直流電動モータ14による作業時間を短くすることに繋がっていた。本発明は、このような課題に対応したバッテリー駆動作業機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記の目的を達成するために、本発明のバッテリー駆動作業機は、次のような課題解決手段を備えて構成されている。

0008

(1)請求項1の発明
本発明のバッテリー駆動作業機は、バッテリーと、当該バッテリーで駆動される直流電動モータと、直流電動モータで駆動される油圧ポンプと、油圧ポンプからの吐出油で駆動される複数の油圧アクチュエータと、複数の油圧アクチュエータをそれぞれ駆動制御する操作手段とを備え、操作手段の操作に基づいて複数の油圧アクチュエータを駆動させるようにしたバッテリー駆動作業機において、それぞれの油圧アクチュエータを駆動するに必要な要求流量を検出する油圧アクチュエータ要求流量検出手段と、前記バッテリーと直流電動モータ間に介挿されたチョッパー回路と、前記各油圧アクチュエータ要求流量検出手段からの信号を受け各油圧アクチュエータの要求流量に関連してチョッパー回路のデューティ比を変更するよう前記チョッパー回路に制御信号を出力する制御手段を備えたことを特徴とするものである。

0009

(2)請求項2の発明
上記請求項1の発明構成において、本発明のバッテリー駆動作業機は、起伏自在な伸縮ブームを有する作業機であり、前記複数の油圧アクチュエータは伸縮ブームを伸縮させる伸縮用油圧シリンダと伸縮ブームを起伏させる起伏用油圧シリンダであり、前記各油圧アクチュエータ要求流量検出手段は伸縮用油圧シリンダと起伏用油圧シリンダを駆動する際の各油圧アクチュエータの要求流量を検出するよう構成していることを特徴とするものである。

0010

(3)請求項3の発明
本発明のバッテリー駆動作業機は、バッテリーと、当該バッテリーで駆動される直流電動モータと、直流電動モータで駆動される油圧ポンプと、油圧ポンプからの吐出油で駆動される複数の油圧アクチュエータと、複数の油圧アクチュエータをそれぞれ駆動制御する操作手段とを備え、操作手段の操作に基づいて複数の油圧アクチュエータを駆動させるようにしたバッテリー駆動作業機において、それぞれの油圧アクチュエータを駆動するに必要な要求流量を検出する油圧アクチュエータ要求流量検出手段と、それぞれの油圧アクチュエータを駆動するに必要な負荷圧力を検出する負荷圧力検出手段と、前記バッテリーと直流電動モータ間に介挿されたチョッパー回路と、前記各負荷圧力検出手段と各油圧アクチュエータ要求流量検出手段からの信号を受け各負荷圧力検出手段で検出される負荷圧力のうち最大負荷圧力と各油圧アクチュエータの要求流量に関連してチョッパー回路のデューティ比を変更するよう前記チョッパー回路に制御信号を出力する制御手段を備えたことを特徴とするものである。

0011

(4)請求項4の発明
上記請求項3の発明構成において、本発明のバッテリー駆動作業機は、起伏自在な伸縮ブームを有する作業機であり、前記複数の油圧アクチュエータは伸縮ブームを伸縮させる伸縮用油圧シリンダと伸縮ブームを起伏させる起伏用油圧シリンダであり、前記負荷圧力検出手段は伸縮用油圧シリンダと起伏用油圧シリンダを駆動する際の各油圧アクチュエータの負荷圧力を検出し、前記各油圧アクチュエータ要求流量検出手段は伸縮用油圧シリンダと起伏用油圧シリンダを駆動する際の各油圧アクチュエータの要求流量を検出するよう構成していることを特徴とするものである。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下本発明に係るバッテリー駆動作業機の実施形態について、図1図2に基づいて説明する。なお、本発明に係るバッテリー駆動作業機の実施形態を従来の技術で説明した高所作業車Aに実施した場合を以下に説明する。したがって従来の技術で説明した符号1〜符号16,符号A,B,符号10A〜符号10C,符号11A〜符号11C,符号12A〜符号12Cは、以下の説明でも同じものとして同符号を用い、詳細な説明は省略する。
(第1実施形態)20は、各操作指令器10B,11B,12Bからの信号を受け、各油圧アクチュエータを駆動するに必要な要求流量を検出する油圧アクチュエータ要求流量検出手段である。この油圧アクチュエータ要求流量検出手段20は、各操作指令器10B,11B,12Bからの各油圧アクチュエータの操作方向と操作量に基づく信号から各油圧アクチュエータを駆動するに必要な要求流量を算出するようにしてある。この油圧アクチュエータ要求流量検出手段20は、各油圧アクチュエータ毎に必要な要求流量を操作方向と操作量に基づいて予め記憶しておき、操作方向と操作量信号から各油圧アクチュエータを駆動するに必要な要求流量を求めるようにしてもよい。

0013

21は、バッテリー13と直流電動モータ14間に介挿され、バッテリー13から直流電動モータ14に供給される電流を制御するチョッパー回路であり、バッテリー13から直流電動モータ14に供給する電流のデューティ比を次に説明する制御手段からの制御信号に基づいて変更するようにしている。

0014

22は、油圧アクチュエータ要求流量検出手段20からの信号を受け、各油圧アクチュエータ7,8,9を駆動するに必要な要求流量Qに関連して(例えば、求めた各油圧アクチュエータ7,8,9を駆動するに必要な要求流量の合計値Qに基づいて)チョッパー回路21のデューティ比を決定する信号を出力する制御手段である。

0015

ここで制御手段22で決定されるデューティ比は、要求流量が大になるほど供給する電流の供給時間対して非供給時間の比率を短くし、要求流量が小になるほど供給時間に対して非供給時間の比率を長くなるように設定されており、要求流量の変化に対して連続的あるいは段階的にデューティ比を変化させるようにしてある。ただし、デューティ比は各油圧アクチュエータ7,8,9を駆動する際の負荷が比較的軽負荷であっても、所定の負荷圧力が得られるよう直流電動モータ14を駆動するように決定してある。

0016

また、要求流量が0の時(各操作レバー10A,11A,12Aを操作していない時)、バッテリー13から直流電動モータ14に供給される電流は0となるようなデューティ比を設定してある。すなわち、各油圧アクチュエータ7,8,9が駆動されない時には、油圧ポンプ15からの吐出油はタンクに帰還させるだけで無駄にバッテリーを消費させるだけであるので、この場合には直流電動モータ14を停止させておくようにしたものである。

0017

このように構成してある本発明に係るバッテリー駆動作業機は、次のように作用する。いま、伸縮ブームBを僅かに伸長駆動や起仰駆動する(すなわち、僅かに伸縮用油圧シリンダ7や起伏用油圧シリンダ8を伸長する)ように各操作レバー10A,11Aを操作すると、油圧アクチュエータ要求流量検出手段20はその時の各操作レバー10A,11Aに応じて操作指令器10B,11Bから信号を受けて、油圧アクチュエータ7,8を駆動するに必要な要求流量を求める。

0018

制御手段22は、油圧アクチュエータ要求流量検出手段20からの信号を受け、各油圧アクチュエータを駆動するに必要な要求流量に関連して適切なデューティ比を求める。この時のデューティ比は、要求流量が小であるので供給する電流の供給時間に対する非供給時間が長くなるような比率に設定されている。チョッパー回路21は、制御手段22から信号を受けて制御手段22で設定されたデューティ比で、バッテリー13から直流駆動モータ14に電流を供給する。

0019

したがって、従来は各油圧アクチュエータ7,8,9を最高速度で駆動する場合にも対応できるように直流駆動モータ14を駆動し、各油圧アクチュエータ7,8,9を低速で駆動する場合には余剰油をリリーフ弁16でタンクに帰還させ無駄にバッチリー13からの電流を消費させていたが、要求流量に見合った流量を油圧ポンプ15から供給するようデューティ比を決定して直流駆動モータ14を駆動するものであるから、無駄にバッテリー13から電流を消費せずにその分直流電動モータ14による作業時間を長くすることができる。

0020

(第2実施形態)上記第1実施形態では、比較的軽負荷で各油圧アクチュエータ7,8,9を駆動する際であっても所定の負荷圧力が得られるようデューティ比を設定し直流電動モータ14を駆動するようにしているが、各油圧アクチュエータ7,8,9を駆動する際の負荷圧力を検出して更に直流駆動モータ14を効率的に駆動させるようにした場合について図2に図示し以下に説明する。

0021

25,26,27は、各油圧アクチュエータ7,8,9を駆動するに必要な負荷圧力を検出する各負荷圧力検出手段である。28は、前記油圧アクチュエータ要求流量検出手段20からの信号と、各負荷圧力検出手段25,26,27からの検出信号を受け、各負荷圧力検出手段25,26,27で検出される負荷圧力のうち最大負荷圧力Pと各油圧アクチュエータを駆動するに必要な要求流量Qに関連して(例えば、最大負荷圧力Pと求めた各油圧アクチュエータを駆動するに必要な要求流量の合計値Qとの積に基づいて)チョッパー回路21のデューティ比を決定する信号を出力する制御手段である。

0022

ここで制御手段28で決定されるデューティ比は、要求流量が大になるほど供給する電流の供給時間に対して非供給時間の比率を短くし、要求流量が小になるほど供給時間に対して非供給時間の比率を長くなるように設定されることは第1実施形態の時と同じであるが、更に本実施形態の場合は各油圧アクチュエータ7,8,9を駆動するに必要な負荷圧力に基づいてもデューティ比を決定するようになっている。すなわち、駆動される各油圧アクチュエータ7,8,9のうち最大の負荷圧力に対応してデューティ比を決定しており、各油圧アクチュエータ7,8,9を駆動するにいずれの油圧アクチュエータ7,8,9も小さい負荷圧力しか必要でない場合には、直流電動モータ14に供給する電流のデューティ比は、電流の供給時間に対して非供給時間の比率を長くするように設定されている。

0023

また、要求流量が0の時(各操作レバー10A,11A,12Aを操作していない時)、バッテリー13から直流電動モータ14に供給される電流は0となるようなデューティ比を設定してあることは、前記実施形態の制御手段22と同じである。

0024

このように構成してある本発明に係るバッテリー駆動作業機は、次のように作用する。いま、伸縮ブームBを僅かに縮小駆動や倒伏駆動する(すなわち、僅かに伸縮用油圧シリンダ7や起伏用油圧シリンダ8を縮小する)ように各操作レバー10A,11Aを操作すると、油圧アクチュエータ要求流量検出手段20はその時の各操作レバー10A,11Aに応じて操作指令器10B,11Bから信号を受けて、油圧アクチュエータ7,8を駆動するに必要な要求流量を求める。

0025

また、各負荷圧力検出手段25,26は、各油圧アクチュエータ7,8を駆動するに必要な負荷圧力を検出する各負荷圧力を検出し、制御手段28に検出した信号を出力する。

0026

制御手段28は、油圧アクチュエータ要求流量検出手段20からの信号と各負荷圧力検出手段25,26からの信号を受け、各負荷圧力検出手段25,26で検出される負荷圧力のうち最大負荷圧力と各油圧アクチュエータを駆動するに必要な要求流量に関連してチョッパー回路21のデューティ比を決定する信号を出力する。この時のデューティ比は、伸縮ブームBを僅かに縮小駆動や倒伏駆動するものであるから、各負荷圧力検出手段25,26で検出される負荷圧力は小さく、要求流量も小であるので直流電動モータ14に供給する電流のデューティ比は供給時間に対して非供給時間の比率を長くするように設定される。

0027

チョッパー回路21は、制御手段28から信号を受けて制御手段28で上記のように設定されたデューティ比で、バッテリー13から直流駆動モータ14に電流を供給する。

0028

したがって、従来は各油圧アクチュエータ7,8,9を最高速度で駆動する場合にも対応できるように直流駆動モータ14を駆動するようにしており、この場合に各油圧アクチュエータ7,8,9を低速で駆動すると、余剰油をリリーフ弁16でタンクに帰還させ無駄にバッチリー13からの電流を消費させていたが、各油圧アクチュエータ7,8の必要とする負荷圧力と要求流量に見合ったデューティ比を決定して直流駆動モータ14を駆動するものであるから、バッテリー13から電流を無駄に消費せずにその分直流電動モータ14による作業時間を長くすることができる。

0029

なお、上記実施形態では各負荷圧力検出手段25,26を各油圧アクチュエータ7,8を駆動するに必要な負荷圧力を直接検出するようにしたが、伸縮ブームBの状態を検出(伸縮ブームBの伸縮長さ,起伏角,旋回角を検出して伸縮ブームBの状態を検出)し、予め伸縮ブームBの状態に応じて各油圧アクチュエータ7,8,9を駆動するに必要な負荷圧力をデータとして記憶させておき、伸縮ブームBの状態を検出(伸縮ブームBの伸縮長さ,起伏角,旋回角を検出して伸縮ブームBの状態を検出)し、検出された伸縮ブームBの状態に応じて記憶させたデータから各油圧アクチュエータ7,8,9を駆動するに必要な負荷圧力を求めるようにしてもよい。

0030

また、上記実施形態では、伸縮用油圧シリンダ7と起伏用油圧シリンダ8を駆動する場合について説明したが、旋回用油圧モータ9を駆動する場合も同様である。また、高所作業車Aには、上記した油圧アクチュエータ7,8,9以外にもたくさんの油圧アクチュエータを備えており、それらの油圧アクチュエータを駆動する場合の要求流量ならびに負荷圧力を検出するようにし、それらの流量ならびに負荷圧力を考慮して制御手段22あるいは制御手段28でデューティ比を決定させるようにしてもよい。

0031

更に、上記実施形態では、ブームを有するバッテリー駆動作業機として、高所作業車Aを例に説明したが、移動式クレーン掘削機、等のブームを有する作業機にも実施できることは勿論のこと、その他作業機にも実施できること勿論のことである。

発明の効果

0032

本発明のバッテリー駆動作業機は、各油圧アクチュエータの必要とする要求流量あるいは各油圧アクチュエータの負荷圧力と要求流量に見合ったデューティ比を決定して直流電動モータを駆動するようにしてあるものだから、バッテリーの消費を可及的に阻止しその分直流電動モータによる作業時間を長くすることができる。

図面の簡単な説明

0033

図1本発明のバッテリー駆動作業機を説明する説明図である。
図2本発明の バッテリー駆動作業機を説明する説明図で、他の実施形態を説明する説明図である。
図3バッテリー駆動作業機として高所作業車を説明する説明図である。
図4従来のバッテリー駆動作業機を説明する説明図である。

--

0034

7油圧アクチュエータ(伸縮用油圧シリンダ)
8 油圧アクチュエータ(起伏用油圧シリンダ)
9 油圧アクチュエータ(旋回用油圧モータ)
10操作手段
11 操作手段
12 操作手段
13バッテリー
14直流電動モータ
15油圧ポンプ
20 油圧アクチュエータ要求流量検出手段
21チョッパー回路
22 制御手段
25負荷圧力検出手段
26 負荷圧力検出手段
27 負荷圧力検出手段
28 制御手段
A高所作業車
B 伸縮ブーム

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