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技術 ネットワーク構成管理ツール及びコンピュータ並びに記録媒体

出願人 オムロン株式会社
発明者 上野真太郎出村義弘
出願日 2000年9月8日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 2000-273832
公開日 2002年3月22日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2002-084295
状態 特許登録済
技術分野 計算機・データ通信 小規模ネットワーク(3)ループ,バス以外
主要キーワード 割り付けテーブル 判断方式 時コンピュータ スレーブ情報 外部スロット センサターミナル 入出力サイズ スレーブデータ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年3月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

マスタ局登録するスキャンリストなどのネットワーク構成に関する情報を自動的に生成し、登録するコンフィグレータを提供すること

解決手段

マスタ局1と、そのマスタ局によって管理される複数のスレーブ局2が存在するFAネットワーク接続可能なコンフィグレータ4である。そして、スレーブ局からFAネットワークを介してスレーブ局の固有情報(ID,入出力サイズ等)を収集し、収集した固有情報に基づいて、スキャンリストテーブルやI/O割り付けテーブルを作成する。作成した各テーブルは、ネットワークを介してマスタ局にダウンロードする。

概要

背景

1つのマスタ局と、複数のスレーブ局伝送路に接続されて構成されるFAネットワーク内における通信は、マスタ局が管理する。すなわち、マスタ局が予め定めたネットワークパラメータに従い、所望のスレーブ局との間で通信を行い、I/Oデータの送受やメッセージの送信を行うようになっている。

そして、係る通信の管理を行うため、マスタ局はFAネットワークに接続され、通信対象となるスレーブ局を特定するための情報を格納したスキャンリストテーブルと、各スレーブ局に送信するデータや、各スレーブ局から送られてきたデータをメモリ上のどの領域に格納するかのマッピング情報を格納するI/O割り付けテーブルを保有する。実際のネットワークの稼動時には、マスタ局はこれら両テーブルを参照しながら順次所望のスレーブ局と通信を行うことになる。

一方、ネットワークを構築するに先立ち、上記した各テーブルを作成し、マスタ局に登録する必要がある。係る作成並びに登録は、パソコンなどにより構成されるツール装置コンフィグレータ)により行われる。そして、具体的な処理は、ツール装置の操作者が、実際のネットワークに接続されるスレーブ局を調べるとともに、各スレーブ局のユニットID,入力サイズ及び出力サイズ等を調べ、ノード番号とともに関連付けてツール装置に入力し、その入力した情報に基づいてスキャンリストテーブルやI/O割り付けテーブルを作成する。次いで、作成したテーブルをネットワークを介してマスタ局に送り、マスタ局内のテーブルにデータを格納することにより実行する。

概要

マスタ局に登録するスキャンリストなどのネットワーク構成に関する情報を自動的に生成し、登録するコンフィグレータを提供すること

マスタ局1と、そのマスタ局によって管理される複数のスレーブ局2が存在するFAネットワークに接続可能なコンフィグレータ4である。そして、スレーブ局からFAネットワークを介してスレーブ局の固有情報(ID,入出力サイズ等)を収集し、収集した固有情報に基づいて、スキャンリストテーブルやI/O割り付けテーブルを作成する。作成した各テーブルは、ネットワークを介してマスタ局にダウンロードする。

目的

この発明は、マスタ局に登録するスキャンリストなどのネットワーク構成に関する情報(パラメータテーブル)を自動的に生成したり、その生成した情報をマスタ局に登録することのできるネットワーク構成管理ツール及びコンピュータ並びに記録媒体を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

マスタ局と、そのマスタ局によって管理されるスレーブ局が存在するFAネットワーク接続可能なネットワーク構成管理ツールであって、前記スレーブ局から前記FAネットワークを介して情報を収集する収集手段と、その収集手段により収集した前記情報に基づいて、前記マスタ局で使用されるパラメータテーブルを作成するテーブル作成手段とを備えたことを特徴とするネットワーク構成管理ツール。

請求項2

マスタ局と、そのマスタ局によって管理されるスレーブ局が存在するFAネットワークに接続可能なネットワーク構成管理ツールであって、前記スレーブ局から前記FAネットワークを介して前記スレーブ局の固有情報を収集する収集手段と、その収集手段を介して収集した前記固有情報に基づいて、前記マスタ局で使用されるパラメータテーブルを作成するテーブル作成手段と、そのテーブル作成手段で作成したパラメータテーブルを、前記ネットワークを介して前記マスタ局にダウンロードするダウンロード手段とを備えたことを特徴とするネットワーク構成管理ツール。

請求項3

請求項1または2のネットワーク構成管理ツールは、コンピュータに装着される拡張デバイス或いは、コンピュータが読み取り可能なプログラムデータであって、前記ネットワーク構成管理ツールが組み込まれてなるコンピュータ。

請求項4

マスタ局と、そのマスタ局によって管理されるスレーブ局が存在するFAネットワークにおける前記マスタ局で使用されるパラメータテーブルを生成するプログラムであって、前記スレーブ局から前記FAネットワークを介して情報を収集する収集処理と、その収集処理を実行して取得した前記情報に基づいて、前記パラメータテーブルを作成する処理をコンピュータに実行させるプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体

技術分野

0001

この発明は、ネットワーク構成管理ツール及びコンピュータ並びに記録媒体に関するものである。

背景技術

0002

1つのマスタ局と、複数のスレーブ局伝送路に接続されて構成されるFAネットワーク内における通信は、マスタ局が管理する。すなわち、マスタ局が予め定めたネットワークパラメータに従い、所望のスレーブ局との間で通信を行い、I/Oデータの送受やメッセージの送信を行うようになっている。

0003

そして、係る通信の管理を行うため、マスタ局はFAネットワークに接続され、通信対象となるスレーブ局を特定するための情報を格納したスキャンリストテーブルと、各スレーブ局に送信するデータや、各スレーブ局から送られてきたデータをメモリ上のどの領域に格納するかのマッピング情報を格納するI/O割り付けテーブルを保有する。実際のネットワークの稼動時には、マスタ局はこれら両テーブルを参照しながら順次所望のスレーブ局と通信を行うことになる。

0004

一方、ネットワークを構築するに先立ち、上記した各テーブルを作成し、マスタ局に登録する必要がある。係る作成並びに登録は、パソコンなどにより構成されるツール装置コンフィグレータ)により行われる。そして、具体的な処理は、ツール装置の操作者が、実際のネットワークに接続されるスレーブ局を調べるとともに、各スレーブ局のユニットID,入力サイズ及び出力サイズ等を調べ、ノード番号とともに関連付けてツール装置に入力し、その入力した情報に基づいてスキャンリストテーブルやI/O割り付けテーブルを作成する。次いで、作成したテーブルをネットワークを介してマスタ局に送り、マスタ局内のテーブルにデータを格納することにより実行する。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記したツール装置並びにそれを用いたネットワーク構成に関する情報(スキャンリストやI/O割り付け等)の作成方法では、以下に示す問題がある。すなわち、各スレーブ局に関する情報を、そのスレーブ局についてのマニュアル等に基づいて調べる必要があり、その検索作業が煩雑である。しかも、IDや入出力サイズなどの入力ミスをするおそれもある。そして、接続されるスレーブ局の数が増えると、上記した作業負荷が増大し、入力ミスの発生率も高くなる。

0006

この発明は、マスタ局に登録するスキャンリストなどのネットワーク構成に関する情報(パラメータテーブル)を自動的に生成したり、その生成した情報をマスタ局に登録することのできるネットワーク構成管理ツール及びコンピュータ並びに記録媒体を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

この発明によるネットワーク構成管理ツールは、マスタ局と、そのマスタ局によって管理されるスレーブ局が存在するFAネットワークに接続可能なネットワーク構成管理ツールを前提とする。そして、前記スレーブ局から前記FAネットワークを介して情報を収集する収集手段と、その収集手段により収集した前記情報に基づいて、前記マスタ局で使用されるパラメータテーブルを作成するテーブル作成手段とを備えて構成される。

0008

そして、作成されたパラメータテーブルは、そのツールに設けられた所定出力手段により出力すると良い。出力手段としては、記憶手段であって、所定記録装置,記録媒体に格納するようにしてもよいし、表示手段であって、作成したパラメータテーブルに基づく情報を表示するようにすると良い。表示形態としては、パラメータテーブルそのものを表示しても良いし、グラフィックなど適宜変換して表示しても良い。そして、そのように表示した場合、編集手段を設け、表示装置を見ながらユーザがマニュアル操作でテーブルに格納したデータを修正することができるので好ましい。また、表示した内容を確認の上、マスタ局へ登録ができるようになる点でも好ましい。さらに、出力手段として通信手段とすると、後述するようにFAネットワークに接続されたマスタ局に対して作成したテーブルを送信することができるので好ましい。

0009

また、この発明によるネットワーク構成管理ツールは、上記した前提において、前記スレーブ局から前記FAネットワークを介して前記スレーブ局の固有情報を収集する収集手段と、その収集手段を介して収集した前記固有情報に基づいて、前記マスタ局で使用されるパラメータテーブルを作成するテーブル作成手段と、そのテーブル作成手段で作成したパラメータテーブルを、前記ネットワークを介して前記マスタ局にダウンロードするダウンロード手段とを備えて構成することができる。

0010

このようにすると、作成・生成したパラメータテーブルを、マスタ局へ登録することができるので、生成から登録までの一連の作業を自動的に行うことができ、操作者の負担が軽減される。

0011

また、この発明のコンピュータとしては、上記した各ネットワーク構成管理ツールは、コンピュータに装着される拡張デバイス或いは、コンピュータが読み取り可能なプログラムデータであり、係るネットワーク構成管理ツールを組み込んで構成する。コンピュータとしては、例えばパソコンが簡単に用いることができて好ましいが、他のコンピュータでも良い。また、拡張デバイスは、拡張ボードPCカード等により実現できる。そして、プログラムの場合には、コンピュータにインストールすることになるが、この時コンピュータに供給する媒体としては、CD—ROMなどの記録媒体でも良いし、通信を用いた伝送媒体等でも良い。

0012

さらに、この発明の記録媒体としては、マスタ局と、そのマスタ局によって管理されるスレーブ局が存在するFAネットワークにおける前記マスタ局で使用されるパラメータテーブルを生成するプログラムであって、前記スレーブ局から前記FAネットワークを介して情報を収集する収集処理と、その収集処理を実行して取得した前記情報に基づいて、前記パラメータテーブルを作成する処理をコンピュータに実行させるプログラムを格納することである。また、作成したパラメータテーブルをマスタにダウンロードするための処理プログラムを組み込んでも良い。

0013

バラメータテーブル」は実施の形態では、スキャンリストテーブルとI/O割り付けテーブルに対応する。そして、実施の形態では、2つのテーブルを作成する例を示しているが、本発明はいずれか一方のみを生成するものも含む。さらにパラメータテーブルは、例示した2つのものに限られることはない。

0014

この発明の以上説明した構成要素は可能な限り組み合わせることができる。この発明によるツールを構成する各手段を専用のハードウエア回路によって実現することができるし、プログラムされたコンピュータによって実現することもできる。

発明を実施するための最良の形態

0015

図1は、本発明が適用されるネットワークの一例を示している。同図に示すように、マスタ局1と複数のスレーブ局2が、コンポーネント系ネットワークであるDeviceNet(登録商標)などの伝送路3に接続され、その伝送路3を介してデータの送受信を行うようになっている。これにより、FAネットワークが構成される。ここで、マスタ局1は、マスタユニットとして構成されても良いし、ボードとして形成され、そのボードをパソコンの外部スロットに装着することにより構成されても良い。また、スレーブ局2は、例えば、センサターミナルアナログ入力出力ターミナルや、I/Oユニットや、PLCなどが成り得る。

0016

FAネットワークでは、マスタ局1はメモリ内に通信対象のスレーブ局2を管理するためのスキャンリストと、送受信するデータ、つまりスレーブ局のI/Oデータを格納するメモリ上のマッピング状況を登録したI/O割り付けテーブルを保有している。

0017

そして、マスタ局1は、各テーブルを参照しながら所望のスレーブ局2と通信を行う。すなわち、例えばスレーブ局(1)はセンサに接続され、そのセンサ出力をマスタ局1に伝え、スレーブ局(2)は、そのセンサが所定の状態を検出した際に、接続した機器にある動作を行うべく制御信号を出力するものとする。

0018

係る場合に、マスタ局1がスレーブ局(1)と通信を行い、入力信号を受けると、I/O割り付けテーブルに基づき、そのスレーブ局(1)から入力データを格納し、次のスレーブ局(2)に対する通信のタイミングの際に、スレーブ局(2)に対して所定の出力信号を送る。このようにして、ネットワーク通信が実行され、センサ出力に基づいて所定の機器を動作する制御が行われる。

0019

ところで、上記したネットワーク通信を行うに先立ち、マスタ局1が保有するスキャンリストテーブルやI/O割り付けテーブルを生成し、マスタ局1に登録する必要がある。係る処理を本発明に係るネットワーク構成管理ツールであるコンフィグレータ4が行う。

0020

コンフィグレータ4は、スレーブ局2と同様にFAネットワークの伝送路3に接続され、FAネットワークを介してスレーブ局2やマスタ局1と通信する機能を持っている。すなわち、例えばスレーブ局2が温調器などのパラメータ設定が必要な機器の場合、温度範囲の上限や下限などのパラメータ情報をコンフィグレータ4からスレーブ局2に対して通信する。また、マスタ局1との間では、コンフィグレータ4で生成したスキャンリストテーブルやI/O割り付けテーブルをネットワークを介してマスタ局1にダウンロードする。

0021

ここで本形態では、コンフィグレータ4に、スキャンリストテーブルとI/O割り付けテーブルを、自動的に生成する機能を設けた。すなわち、スレーブ局は、自己のユニットIDや、入出力のサイズに関するデータを保有している。そこで、上記したスレーブ局2に対してパラメータ設定のために行っていた通信機能を利用し、ネットワークに接続されたスレーブ局2から直接、そのスレーブ局2が保有するデータを吸い上げ、吸い上げたデータに基づいて各テーブルを生成するようにした。これにより、各データの人手による入力作業が不要となり、しかも、ユニットIDや入出力サイズの入力ミスを抑制できる。

0022

係る処理をするためのコンフィグレータ4の具体的な内部構造は、図2に示すようになっている。同図に示すように、各テーブルを生成するテーブル作成部11を備え、このテーブル作成部11により生成されたスキャンリストテーブルがスキャンリストテーブル記憶部12に格納され、また、テーブル作成部11により生成されたI/O割り付けテーブルがI/O割り付けテーブル記憶部13に格納される。

0023

そして、それら各記憶部12,13に格納されたデータが、ダウンロード処理部14により読み出されるとともに、ネットワークを介してマスタ局1へダウンロードされる。これにより、マスタ局1には、コンフィグレータ4で生成された各テーブルと同一内容のテーブルが登録されることになる。そして、上記したテーブルの生成処理は、テーブル作成部11が指示部15からの開始命令を受けて実行する。なお、指示部15は、独立した操作スイッチでも良いし、テンキーキーボードなどの入力装置から与えられる信号に基づいて動作するものでも良い。

0024

テーブル作成部11は、FAネットワークを介してスレーブ局2と通信し、スレーブ局2が保持している情報を吸い上げるスレーブデータ吸い上げ部11aと、そのスレーブデータ吸い上げ部11aで吸い上げたスレーブ情報を一時的に記憶するスレーブ情報記憶部11bと、そのスレーブ情報記憶部11bに格納された情報に基づいて各テーブルを作成する自動生成部11cを有している。そして、各部の具体的な処理機能は、以下のようになっている。

0025

すなわち、スレーブ情報記憶部11bは、図3に示すように、ノード番号とスレーブ局2のユニットID,タイプ,入力サイズ(INサイズ)並びに出力サイズ(OUTサイズ)を関連付けたテーブルとなっている。そして、スレーブデータ吸い上げ部11aが、吸い上げたデータを上記したテーブル内の所定エリアに格納する。つまり、スレーブデータ吸い上げ部11aは、1つのスレーブ局2に対して1つの質問をし、その質問の回答をスレーブ局2から受け取ることにより情報の吸い上げを行う。

0026

従って、まずノード番号1番(#1)のスレーブ局に対し、ユニットID,タイプ,入力サイズ,出力サイズ等、必要な情報を1つずつ順に問い合わせをし、回答を受けると、スレーブ情報記憶部11bのノード番号1番の該当する領域に登録する。そして、1番についての情報がすべて取得(吸い上げ)できたならば、ノード番号2番のスレーブ局との通信を行い、上記した処理を行いその2番のスレーブ局に付いての情報を吸い上げ、スレーブ情報記憶部11bに格納する。上記処理を繰り返し実行し、ネットワークに接続されたすべてのスレーブ局に付いての情報を取得することができると、処理を終了する。

0027

なお、すべてのスレーブ局から情報を取得できたか否かの判断は、例えば予めネットワークに接続されたスレーブ局の数を教えておき、係る数のスレーブ局と通信したか否かを判断したり、ノード番号を1ずつインクリメントしていき、一定期間応答がない場合にすべてのスレーブ局と通信を行ったと判断するなどの他各種の判断方式がとれる。

0028

自動生成部11cは、本形態では、すべてのスレーブ局2の情報が収集された後で、一括して各テーブルを作成する。つまり、例えばスレーブデータ吸い上げ部11aが収集完了通知を自動生成部11cに与えるようにすると、係る通知を受けた自動生成部11cが、スレーブ情報記憶部11bをアクセスし、各ノード番号と、それに関連付けられたIDなどのスキャンリストテーブルに登録する必要のあるデータを抽出する。

0029

すなわち、仮に、各スレーブ局のIDとタイプが必要な場合には、スレーブ情報記憶部11bに登録されたすべてのノード番号と、それに関連するユニットIDとタイプを抽出して新たなテーブルを生成し、それをスキャンリストテーブル記憶部12に格納する。もちろん、スキャンリストテーブルに必要な情報として入出力サイズも必要な場合には、それらも関連付けてテーブルを生成することになる。これが、スキャンリストテーブルを生成する機能である。

0030

また、I/O割り付けテーブルを生成する機能としては、スレーブ情報記憶部11bをアクセスし、入力サイズと出力サイズを、ノード番号と関連付けて抽出する。そして、各サイズに従って各スレーブ局に対するI/Oデータの記憶領域(アドレス)を割り振り、その割り振ったメモリ上のマッピング状況をI/O割り付けテーブル記憶部13に格納する。

0031

すなわち、入力データと出力データを記憶する領域を、予めメモリ上に確保しておく。そして、入力データ用の記憶領域の先頭アドレスと、出力データ用の記憶領域の先頭アドレスを取得しておき、ノード番号1番から順番に、入力サイズ分の記憶領域と出力サイズ分の記憶領域をそれぞれ前詰に設定していく。もちろん、スレーブ局によっては、入力データと出力データの一方しかないものもあるので、係る場合(データが無い方)には、そのノード番号の部分は飛ばし、次のノード番号のデータを前詰に設定することにより対応する。

0032

図4は、テーブル作成部の別の機能を示している。すなわち、上記した実施の形態では、吸い上げたデータを一旦スレーブ情報記憶部11bに格納するようにしたが、本形態では、吸い上げるとともに、各テーブルに直接登録するようにしている。この場合のブロック構成図としては、図2に示すテーブル作成部内のスレーブデータ吸い上げ部11a,スレーブ情報記憶部11b,自動生成部11cのように各処理部がなく、テーブル作成部11自体が図4に示すフローチャートを実施する処理部となっているとみなすことができる。

0033

具体的には、指示部15から自動生成の指示命令を受けると、ノード番号を初期化し、ノード番号1番から順番に、スレーブ局と通信を行う(ST1,ST2)。そして、スレーブ局からの応答があったか否かを判断し(ST3)、応答があった場合には、まず、そのスレーブ局についてのユニットID,タイプを吸い上げ、現在処理中のノード番号とともに関連付けてスキャンリストテーブル記憶部12に登録する(ST4)。次いで、入出力サイズ(IN/OUTサイズ)を吸い上げ、現在処理中のノード番号とともに関連付けてI/O割り付けテーブル記憶部12に登録する。この時の登録処理は、上記した実施の形態と同様に、取得したサイズデータに基づき、入力データと出力データのそれぞれについて、前詰で記憶領域を設定する(ST5)。

0034

係る登録処理、或いは、ステップ3で応答がなかったと判断された場合には、ノード番号をインクリメントし(ST6)、最後の局まで終わったか否かを確認する(ST7)。そして、未処理のスレーブ局が残っている場合には、ステップ2に飛び、次のノード番号について、上記した登録処理を行う。このようにしてすべてスレーブ局に対して処理を繰り返し実行すると、ステップ7の分岐判断でYesとなり、処理を終了する。

0035

また、上記したコンフィグレータ4は、例えば、拡張ボードなどにより構成され、その拡張ボードをパソコン等のコンピュータに装着することにより、稼動可能としたり、PCカードにより構成し、そのPCカードをパソコン等に装着することにより稼動可能とすることができる。さらには、上記した処理を実施するためのプログラムとして構成し、係るプログラムを記録した記録媒体や、通信その他の手法によりパソコン等にインストールすることにより稼動可能とするなど各種の対応がとれる。

0036

なお、上記した実施の形態では、マスタ局が1つ存在するものについて説明したが、本発明が適用されるネットワークシステムは、マスタ局が複数存在するマルチマスタによるスレーブ管理をするネットワークシステムに対しても適用できるのはもちろんである。また、マスタ局1としては、スレーブ局2との間の通信の制御を司る機能を備えていれば良いか、他の機能をさらに備えていてももちろんよい。後者の一例としては、PLCを含むものがある。

0037

また、コンフィグレータ4の接続形態としては、伝送路3に直接接続した例(FAネットワークに直接接続されている)を示しているが、本発明はこれに限ることはなく、例えばマスタ局1に接続され、そのマスタ局1を介してFAネットワークに接続されるようにしてもよい。

0038

さらにまた、コンフィグレータ4で生成したパラメータテーブルのマスタ局1への登録手法は、上記したようにFAネットワークを介してダウンロードするものに限ることはなく、例えば、記録媒体を介して登録することの他、各種の形態を採り得る。記録媒体を介する手法としては、例えば、コンフィグレータ4で生成したパラメータテーブルをデータファイルとして一旦メモリカードに格納する。次いで、このメモリカードをコンフィグレータ4(コンフィグレータを構成するパソコン)から取り外し、これをマスタ局1側のメモリカードI/Fに装着し、その装着したメモリカードに記録されたパラメータテーブルを、プログラミングコンソールなどのツールによってマスタ局1内に登録・ダウンロードすることもできる。

0039

図5は、上記した実施の形態の追加機能を示している。同図に示すように、本形態では、サイクルタイムを求めるサイクルタイム算出部16と、その求めたサイクルタイムを表示する表示部17を備えている。すなわち、図1に示すFAネットワークにおけるサイクルタイムは、スレーブ局の台数をN個とすると下記式により算出することができる。

0040

0041

また、1つのスレーブ通信時間は、入出力データのサイズにより決定され、一例を挙げると下記式のようになる。ここで、「0.016」や「0.11」などの係数は、マスタ局の性能によるもので、マスタ局が変わると適宜の数値に変わる。

0042

0043

さらに、多点ユニット処理時間は、3.5[ms]であり、IN,OUTの少なくとも一方が8バイトを超えるスレーブ局がネットワーク上に1台でもある場合に加算する。また、Explictメッセージ処理時間は、下記式により決定される。

0044

0045

従って、サイクルタイム算出部16は、上記した演算式に関する情報を保持しており、スレーブ情報記憶部11bに格納されたテーブルデータから必要な情報を抽出し、演算式に代入するとともに演算処理し、サイクルタイムを求める。そして、その算出結果を表示部17に表示する。

0046

さらに、本形態では、複数の通信速度(500kビット/s,250kビット/s,125kビット/s)におけるそれぞれのサイクルタイムを求め、同時に出力表示するようにした。これにより、必要とするサイクルタイムを得るためには、どのくらいの通信速度が必要かも一目でわかる。

0047

本形態では、実際のスレーブ局から得たデータに基づいてサイクルタイムを求めるので、より正確な値を求めることができ、通信速度の決定や、サイクルタイムに基づく制御のためのラダープログラム記述する際に有益な情報となる。なお、上記した例では、スレーブ情報記憶部11bからデータを収集したが、スキャンリストテーブル記憶部12や、I/O割り付けテーブル記憶部13からデータを収集するようにしても良い。

発明の効果

0048

以上のように、この発明では、FAネットワークに接続されたスレーブ局が保有する情報を、FAネットワークを介して収集し、その収集したデータに基づいてパラメータテーブルを生成するので、係るパラメータテーブルを自動的にかつ正確に生成したり、その生成した情報をマスタ局に登録することができる。

図面の簡単な説明

0049

図1本発明が適用されるネットワーク構成の一例を示す図である。
図2本発明に係るツールを実現するコンフィグレータの一実施の形態の内部構造を示す図である。
図3スレーブ情報記憶部のデータ構造を示す図である。
図4テーブル作成部の処理機能を示すフローチャートである。
図5変形例を示す図である。

--

0050

1マスタ局
2スレーブ局
3伝送路
4コンフィグレータ
11テーブル作成部
11aスレーブデータ吸い上げ部
11bスレーブ情報記憶部
11c自動生成部
12スキャンリストテーブル記憶部
13 I/O割り付けテーブル記憶部
14ダウンロード処理部
15 指示部

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